JP3194698B2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JP3194698B2
JP3194698B2 JP10780296A JP10780296A JP3194698B2 JP 3194698 B2 JP3194698 B2 JP 3194698B2 JP 10780296 A JP10780296 A JP 10780296A JP 10780296 A JP10780296 A JP 10780296A JP 3194698 B2 JP3194698 B2 JP 3194698B2
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用ワ
イヤハーネスの接続等に用いて好適な防水コネクタに関
するもので、詳しくは、コネクタハウジング相互の嵌合
部に防水性を確保するパッキンの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8乃至図10は、従来の防水コネクタ
の構成を示したものである。ここに示した防水コネクタ
1は、特開平7−142116号公報等に開示されたも
ので、自動車用ワイヤハーネスの接続に使用されるもの
である。この防水コネクタ1は、雄型コネクタハウジン
グ2と雌型コネクタハウジング3との嵌合部の防水性
が、これらの雌雄型コネクタハウジング2,3相互の嵌
合部に介在させたパッキン4によって確保されている。
なお、前記雌雄型コネクタハウジング2,3は絶縁性に
優れた合成樹脂の射出成形品であり、前記パッキン4は
弾性変形し易い合成ゴム等による成形品である。
【0003】前記雄型コネクタハウジング2は、図示し
ない接続端子を収容保持する端子収容室6が内設された
内筒部7と、前記雌型コネクタハウジング3の略筒状の
ハウジング嵌挿部8が嵌入する嵌入空間10を前記内筒
部7の周囲に形成する外筒部12と、前記内筒部7の外
周から立ち上がった支柱部14(図10参照)と該支柱
部14の先端からコネクタハウジング相互の挿抜方向
(前記内筒部7の軸線方向で、図10では左右方向)に
沿って延出したアーム部15とを具備したロックアーム
17とを備えた構成をなしている。
【0004】前記ロックアーム17は、図8に示すよう
に、前記内筒部7の上面側に配設されている。そして、
このロックアーム17のアーム部15は、図10に示す
ように、ハウジング相互の挿抜方向の中間部が支柱部1
4の先端に接合された構成で、矢印(イ)に示すよう
に、該アーム部15の後端15aを押下すると、前記支
柱部14との接合部を回転支点として揺動し、矢印
(ロ)に示すように該アーム部15の先端側が上方に移
動する。
【0005】前記雌型コネクタハウジング3は、前記嵌
入空間10に嵌入される略筒状のハウジング嵌挿部8
と、該ハウジング嵌挿部8が前記嵌入空間10に所定量
嵌入したときに前記アーム部15の先端側に突設された
係合突起15bに係合する係止穴8aとを備えた構成を
有している。前記係止穴8aは、前記ハウジング嵌挿部
8の外周部に穿設されている。また、前記ハウジング嵌
挿部8の内奥には、図示はしていないが、前記内筒部7
に対応した端子収容室が形成されている。
【0006】一方、前記パッキン4は、前記嵌入空間1
0に嵌入した前記ハウジング嵌挿部8と前記内筒部7と
の間の隙間を塞いでコネクタハウジング相互の嵌合部の
防水を図るべく、予め前記内筒部7の外周に被嵌装着さ
れるもので、前記内筒部7の外周面に密着嵌合する筒状
部19と、前記嵌入空間10の内奥壁に当接する該筒状
部19の挿入側端19aから半径方向外方に向けて突設
されて前記外筒部12に形成されたパッキン係止孔21
に係合する係止爪23とを備えた構成をなしている。前
記係止爪23は、筒状部19の左右両側の挿入側端19
a寄りの位置に、それぞれ一つずつ一体形成されてい
る。
【0007】また、前記筒状部19の先端寄りの外周に
は、前記ハウジング嵌挿部8との密着性を高めるための
一対の突条部19bが周設されている。また、該筒状部
19の内周面には、前記内筒部7の外周に突設された突
条25に係合する溝部19cが形成されている。
【0008】上述の防水コネクタ1では、図9に示した
ように、前記雌雄型コネクタハウジング2,3を嵌合さ
せる前に、前記パッキン4を雄型コネクタハウジング2
の内筒部7に被嵌させておく。このパッキン4の被嵌作
業は、前記パッキン4を内筒部7の先端部に被せた後、
前記係止爪23の端面23aを治具等によって押すこと
により、前記筒状部19の挿入側端19aが嵌入空間1
0の内奥壁に当接するまで押し込み、前記係止爪23を
雄型コネクタハウジング2のパッキン係止孔21に突入
させた状態にすることで完了する。
【0009】その後に、前記嵌入空間10に雌型コネク
タハウジング3のハウジング嵌挿部8を嵌入させれば、
ハウジング嵌挿部8と内筒部7との間の隙間が前記パッ
キン4によって塞がれた状態になり、嵌合部における防
水性が確保されることになる。そして、前記ハウジング
嵌挿部8が所定量嵌入空間10に挿入されると、図10
に示すように、ロックアーム17の係合突起15bが雌
型コネクタハウジング3に穿設されている係止穴8aに
係合して、ハウジング相互の嵌合状態がロックされる。
【0010】ハウジング相互の嵌合を外す場合には、図
10に示すように、ロックアーム17の後端15aを矢
印(イ)方向に押下することで、係止穴8aと係合突起
15bとの係合を外した状態にし、その状態を保って、
雌型コネクタハウジング3を雄型コネクタハウジング2
から引き抜けばよい。前記パッキン4は、その筒状部1
9の挿入側端19a側に突設した係止爪23が、雄型コ
ネクタハウジング2のパッキン係止孔21に係合してい
るため、ハウジング相互の嵌合解除作業時に抜け落ちる
ことがない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両内にお
けるワイヤハーネスの敷設においては、コネクタ等の設
置・収容スペースとして、十分なスペースを確保するこ
とが容易ではない。そのため、ワイヤハーネスの接続等
に使用されるコネクタでは、絶えず、コンパクト化が重
要課題とされている。しかしながら、前述した防水コネ
クタ1の場合、図10からも明らかなように、雄型コネ
クタハウジング2に形成されるロックアーム17の支柱
部14の配置を、該雄型ハウジング2の内筒部7に被嵌
されるパッキン4の挿入側端19aよりも後方(雄型コ
ネクタハウジング2の後端寄り)に設定しなければなら
ない。該支柱部14は、その強度を維持する為に所定以
上の厚みが必要である。そのために、雄型コネクタハウ
ジング2の軸線方向長さが長くなり、ハウジングの大型
化を招くという問題があった。
【0012】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることに係り、相手側コネクタハウジングとの嵌合状態
をロックすべく一方のコネクタハウジングの内筒部に突
設されるロックアームを備えながらコンパクトで扱い易
い防水コネクタを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、接
続端子を収容する端子収容室が内設された内筒部と、相
手側コネクタハウジングの略筒状のハウジング嵌挿部が
嵌入する嵌入空間を前記内筒部の周囲に形成する外筒部
と、前記内筒部の外周から立ち上がった支柱部と該支柱
部の先端からコネクタハウジング相互の挿抜方向に沿っ
て延出したアーム部とを具備したロックアームとを備え
たコネクタハウジングと、前記嵌入空間に嵌入された前
記ハウジング嵌挿部と前記内筒部との間の隙間を塞ぐべ
く、前記内筒部の外周面に密着嵌合する筒状部と、前記
嵌入空間の内奥壁に当接する前記筒状部の挿入側端から
半径方向外方に向けて突設されて前記外筒部に形成され
たパッキン係止孔に係合する係止爪とを備え、予め前記
内筒部の外周に被嵌装着されるパッキンと、を有する防
水コネクタにおいて、前記パッキンの挿入側端には、前
記内筒部に被嵌された時に、前記ロックアームの支柱部
が挿通可能な逃げ部を切り欠き形成されていることを特
徴とする防水コネクタにより達成される。
【0014】また、上記の防水コネクタにおいて、前記
パッキンを内筒部に被嵌したときに、前記ロックアーム
の支柱部が前記パッキン挿入側端の逃げ部に嵌合するこ
とで、前記パッキンが適性位置に位置決めされるよう
に、好ましくは前記逃げ部の寸法・形状等が前記ロック
アームの支柱部の形成位置・断面形状に応じて設定され
る。
【0015】本発明の上記構成によれば、コネクタハウ
ジングの内筒部に被嵌されるパッキンの挿入側端に、同
じ内筒部の外周に突設されているロックアームの支柱部
が挿通可能な逃げ部を形成したため、前記ロックアーム
の支柱部の配置を、前記内筒部上のパッキンの挿入側端
よりも、ハウジング先端寄りに設定することができる。
【0016】また、前記逃げ部の寸法・形状等が前記ロ
ックアームの支柱部の形成位置・断面形状に応じて設定
されることにより、前記コネクタハウジングの嵌入空間
に押し込まれるパッキン上の逃げ部の位置がロックアー
ムの支柱部の位置に正確に合致しない場合には、パッキ
ンを所定位置まで押し込むことが不可能になり、パッキ
ンの嵌合不良を感知することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態を詳細に説明する。図1乃至図7は本発明
に係る防水コネクタを示したもので、図1は本実施形態
の防水コネクタ30の雄型コネクタハウジング31とパ
ッキン32との関係を示す分解縦断面図、図2は前記雄
型コネクタハウジング31にパッキン32が装着された
状態を示す縦断面図、図3は図2のA−A断面矢視図、
図4は本実施形態におけるパッキン32の一部を断面し
た側面図、図5は図4のD方向矢視図、図6は図5のE
−E線に沿う断面図、図7は図2における要部断面図で
ある。
【0018】本実施形態の防水コネクタ30は、自動車
用ワイヤハーネスの接続に使用されるもので、図1に示
すように、雄型コネクタハウジング31と雌型コネクタ
ハウジング33との嵌合部の防水性を、これら雌雄型コ
ネクタハウジング31,33相互の嵌合部に介在させた
パッキン32によって確保する。なお、これら雌雄型コ
ネクタハウジング31,33は、絶縁性に優れた合成樹
脂の射出成形品であり、前記パッキン32は弾性変形し
易い合成ゴム等による成形品である。
【0019】前記雄型コネクタハウジング31は、図示
しない接続端子を収容する端子収容室35が内設された
内筒部37と、前記雌型コネクタハウジング33の略筒
状のハウジング嵌挿部39が嵌入する嵌入空間41を前
記内筒部37の周囲に形成する外筒部43と、前記内筒
部37の外周から立ち上がった支柱部45と該支柱部4
5の先端からコネクタハウジング相互の挿抜方向(前記
内筒部37の軸線方向で、図1の左右方向)に沿って延
出したアーム部46とを具備したロックアーム47とを
備えた構成をなしている。
【0020】前記ロックアーム47は、図1に示すよう
に、前記内筒部37の上面側に配設されている。そし
て、支柱部45は、図2に示すように、コネクタの幅方
向に離間して一対形成されている。また、前記アーム部
46は、略平板状で、図1及び図2から明らかなよう
に、ハウジング相互の挿抜方向の中間部が前記一対の支
柱部45の先端に接合された構成で、図2に矢印(ハ)
で示すように、該アーム部46の後端46aを押下する
と、前記支柱部45との接合部を回転支点として揺動し
て、矢印(ニ)に示すように該アーム部46の先端側が
上方に移動する。
【0021】前記雌型コネクタハウジング33は、前記
嵌入空間41に嵌入させる略筒状のハウジング嵌挿部3
9と、該ハウジング嵌挿部39が前記嵌入空間41に所
定量嵌入したときに前記アーム部46の先端側に形成さ
れた係止穴46b(図2参照)に係合する係合突起39
a(図1参照)とを備えた構成を有している。前記係合
突起39aは、前記ハウジング嵌挿部39の外周面上に
突設されている。また、前記ハウジング嵌挿部39の内
奥には、図示はしていないが、前記内筒部37に対応し
た端子収容室が形成されている。
【0022】一方、前記パッキン32は、前記嵌入空間
41に嵌入した前記ハウジング嵌挿部39と前記内筒部
37との間の隙間を塞いでコネクタハウジング相互の嵌
合部の防水を図るべく、予め前記内筒部37の外周に被
嵌装着されるもので、前記内筒部37の外周面に密着嵌
合する筒状部49と、前記嵌入空間41の内奥壁に当接
する前記筒状部49の挿入側端49aから半径方向外方
に向けて突設されて前記外筒部43に形成されたパッキ
ン係止孔(図示しないが、図8に示した従来の雄型コネ
クタハウジング2と同様の形態に構成されている)に係
合する係止爪51とを備えた構成をなしている。前記係
止爪51は図4乃至図6から明らかなように、筒状部4
9の左右両側の挿入側端49a寄りの位置に、それぞれ
一つずつ一体形成されている。また、前記筒状部49の
先端寄りの外周には、前記ハウジング嵌挿部39との密
着性を高めるための突条部49bが周設されている。
【0023】そして、本実施形態のパッキン32では、
前記内筒部37に被嵌したときに、前記ロックアーム4
7の支柱部45が挿通可能な逃げ部53を、前記筒状部
49の挿入側端49aに切り欠き形成している。また、
パッキン32を内筒部37に被嵌したときに、前記ロッ
クアーム47の支柱部45が前記パッキン32挿入側端
49aの逃げ部53に嵌合することで、前記パッキン3
2が適性位置に位置決めされるように、前記逃げ部53
の寸法・形状は、前記ロックアーム47の支柱部45の
形成位置・断面形状に応じて設定されている。
【0024】上記防水コネクタ30では、雌雄型コネク
タハウジング31,33を嵌合させる前に、前記パッキ
ン32を雄型コネクタハウジング31の内筒部37に被
嵌させておく。このパッキン32の被嵌作業は、前記パ
ッキン32の挿入側端側(図2中、右方側)を内筒部3
7の先端部に被せた後、前記係止爪51の端面51aを
治具等によって押すことにより、前記筒状部49の挿入
側端49aが嵌入空間41の内奥壁に当接するまで押し
込み、前記係止爪51を雄型コネクタハウジング31の
パッキン係止孔に突入させた状態にすることで完了す
る。
【0025】その後に、前記嵌入空間41に雌型コネク
タハウジング33のハウジング嵌挿部39を嵌入させれ
ば、ハウジング嵌挿部39と内筒部37との間の隙間が
前記パッキン32によって塞がれた状態になり、嵌合部
における防水性が確保されることになる。そして、前記
ハウジング嵌挿部39が所定量嵌入空間41に嵌入され
ると、雌型コネクタハウジング33の外周面上に突設さ
れている係合突起39aがロックアーム47の係止穴4
6bに係合して、ハウジング相互の嵌合状態がロックさ
れる。
【0026】ハウジング相互の嵌合を外す場合には、図
2に示すように、ロックアーム47のアーム部46の後
端46aを矢印(ハ)方向に押下することで、係合突起
39aと係止穴46bとの係合を外した状態にし、その
状態を保って、雌型コネクタハウジング33を雄型コネ
クタハウジング31から引き抜けばよい。前記パッキン
32は、その筒状部49の挿入側端49aに装備した係
止爪51が、雄型コネクタハウジング31のパッキン係
止孔に係合しているため、ハウジング相互の嵌合解除作
業時に抜け落ちることがない。
【0027】そして、本実施形態における防水コネクタ
30では、パッキン32が内筒部37に適性に装着され
た時には、ロックアーム47の支柱部45が、図7に示
すように、パッキン32の筒状部49の挿入側端49a
に形成された逃げ部53内に入った状態になる。即ち、
前記ロックアーム47の支柱部45の配置を、前記内筒
部37上のパッキン32の挿入側端49aよりもハウジ
ング先端寄りに設定することができ、接続端子を収容保
持する内筒部37の最小限の寸法に合せて、ハウジング
をコンパクト化することができ、コンパクトで扱い易い
防水コネクタ30を提供することができる。
【0028】また、本実施形態では、前記パッキン32
の被嵌作業時、前記嵌入空間41に押し込まれるパッキ
ン32の逃げ部53の位置がロックアーム47の支柱部
45の位置に正確に合致しないと、支柱部45が逃げ部
53内に入れず、パッキン32を所定位置まで押し込む
ことができない。従って、パッキン32の嵌合不良を見
落すことを防止し、適性に装着されたパッキン32によ
って所定の防水性能が確実に発揮される信頼性の高いコ
ネクタの提供が可能になる。
【0029】尚、本発明の防水コネクタは、上記実施形
態の防水コネクタ30の構成に限定されるものではな
く、種々の形態を採りうることは言うまでもない。例え
ば、ロックアームの支柱部の厚みや数を変えたり、パッ
キンの逃げ部の形状を変えたりすることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の防水コネクタによれば、コネク
タハウジングの内筒部に被嵌されるパッキンの挿入側端
に、同じ内筒部の外周に突設されているロックアームの
支柱部を挿通可能な逃げ部を装備したため、前記ロック
アームの支柱部の配置を、前記内筒部上のパッキンの挿
入側端よりも、ハウジング先端寄りに設定することがで
きる。そこで、前記ロックアームの支柱部の配置を前記
パッキンの挿入側端位置よりもハウジング先端寄りに設
定することで、接続端子を収容保持する内筒部の最小限
の寸法に合せて、ハウジングをコンパクト化することが
でき、コンパクトで扱い易い防水コネクタを提供するこ
とができる。また、前記逃げ部の寸法・形状等が前記ロ
ックアームの支柱部の形成位置・断面形状に応じて設定
されることにより、前記コネクタハウジングの嵌入空間
に押し込まれるパッキン上の逃げ部の位置がロックアー
ムの支柱部の位置に正確に合致しない場合には、パッキ
ンを所定位置まで押し込むことが不可能になり、パッキ
ンの嵌合不良を感知することができる。そこで、パッキ
ンの嵌合不良を見落すことを防止し、適性に装着された
パッキンによって所定の防水性能が確実に発揮される信
頼性の高い防水コネクタを構成することができる。従っ
て、相手側コネクタハウジングとの嵌合状態をロックす
べく一方のコネクタハウジングの内筒部に突設されるロ
ックアームを備えながらコンパクトで扱い易い防水コネ
クタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に基づく防水コネクタの雄
型コネクタハウジングとパッキンとの関係を示す分解縦
断面図である。
【図2】図1に示した防水コネクタの雄型コネクタハウ
ジングにパッキンが装着された状態を示す縦断面図であ
る。
【図3】図2のA−A断面矢視図である。
【図4】図1に示したパッキンの一部破断側面図であ
る。
【図5】図4のD方向矢視図である。
【図6】図5のE−E断面矢視図である。
【図7】図2における要部断面図である。
【図8】従来の防水コネクタの分解斜視図である。
【図9】図8に示した防水コネクタの雄型コネクタハウ
ジングにパッキンが装着された状態の断面図である。
【図10】図8に示した防水コネクタにおけるコネクタ
ハウジング相互の嵌合状態をロックするロックアームの
構成を示す断面図である。
【符号の説明】
30 防水コネクタ 31 雄型コネクタハウジング 32 パッキン 33 雌型コネクタハウジング 35 端子収容室 37 内筒部 43 外筒部 45 支柱部 46 アーム部 47 ロックアーム 49 筒状部 49a 挿入側端 51 係止爪 53 逃げ部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−142116(JP,A) 特開 平8−45601(JP,A) 特開 平9−50866(JP,A) 特開 平9−102354(JP,A) 実開 昭63−61777(JP,U) 実開 平6−45274(JP,U) 実公 平5−48377(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端子を収容する端子収容室が内設さ
    れた内筒部と、相手側コネクタハウジングの略筒状のハ
    ウジング嵌挿部が嵌入する嵌入空間を前記内筒部の周囲
    に形成する外筒部と、前記内筒部の外周から立ち上がっ
    た支柱部と該支柱部の先端からコネクタハウジング相互
    の挿抜方向に沿って延出したアーム部とを具備したロッ
    クアームとを備えたコネクタハウジングと、 前記嵌入空間に嵌入された前記ハウジング嵌挿部と前記
    内筒部との間の隙間を塞ぐべく、前記内筒部の外周面に
    密着嵌合する筒状部と、前記嵌入空間の内奥壁に当接す
    る前記筒状部の挿入側端から半径方向外方に向けて突設
    されて前記外筒部に形成されたパッキン係止孔に係合す
    る係止爪とを備え、予め前記内筒部の外周に被嵌装着さ
    れるパッキンと、を有する防水コネクタにおいて、 前記パッキンの挿入側端には、前記内筒部に被嵌された
    時に、前記ロックアームの支柱部が挿通可能な逃げ部を
    切り欠き形成されていることを特徴とする防水コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記パッキンを内筒部に被嵌したとき
    に、前記ロックアームの支柱部が前記パッキン挿入側端
    の逃げ部に嵌合することで、前記パッキンが適性位置に
    位置決めされるように、前記逃げ部の寸法・形状等が前
    記ロックアームの支柱部の形成位置・断面形状に応じて
    設定されたことを特徴とした請求項1に記載の防水コネ
    クタ。
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