JPH1140262A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH1140262A
JPH1140262A JP19548597A JP19548597A JPH1140262A JP H1140262 A JPH1140262 A JP H1140262A JP 19548597 A JP19548597 A JP 19548597A JP 19548597 A JP19548597 A JP 19548597A JP H1140262 A JPH1140262 A JP H1140262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
arm
connector housing
projection
pressing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19548597A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Yagi
充 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
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Publication of JPH1140262A publication Critical patent/JPH1140262A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄・雌端子の接続状態で固く嵌合した雄・雌
コネクタハウジングを容易に離脱させる。 【解決手段】 一方のコネクタハウジング2に、コネク
タ嵌合方向側のガイド傾斜面4aを有する押接用突起4
を設け、他方のコネクタハウジング5に、ガイド傾斜面
に対する押圧部6を有するコネクタ押出しアーム7を設
けた。一方のコネクタハウジング2に、係止部15を有
するロックアーム3を設け、他方のコネクタハウジング
5に、係止部に対する係合部21を設けた。ロックアー
ム3とコネクタ押出しアーム7とがそれぞれ押圧操作部
14,23を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雄・雌端子の接続
状態で固く嵌合した雄・雌コネクタハウジングを容易に
離脱させ得るコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のコネクタを示すものであ
る。このコネクタ31は、可撓ロックアーム32を有す
る合成樹脂製の雄コネクタハウジング33と、ロックア
ーム32の係止孔34に係合する係合突起35を有する
合成樹脂製の雌コネクタハウジング36とを含む。ロッ
クアーム32は雄コネクタハウジング33の外側に設け
られ、係合突起35は雌コネクタハウジング36の外側
のフード部37の内側前端に設けられている。
【0003】雄コネクタハウジング33内には電線付き
の雌端子(図示せず)が収容されて雄コネクタを構成
し、雌コネクタハウジング36内には同じく雄端子(図
示せず)が収容されて雌コネクタを構成する。雄端子は
可撓係止ランス38でハウジング36内に係止される。
【0004】図7の如く雄・雌両コネクタ(両コネクタ
ハウジング33,36)を嵌合する際に、ロックアーム
32が係合突起35によって下向きに押圧されて撓み、
係合突起35が係止孔34に係合すると同時にロックア
ーム32が復元して、両コネクタハウジング33,36
がロックされる。
【0005】ロック解除は、ロックアーム32の操作部
39を下向きに押圧してロックアーム32を撓ませるこ
とで行われる。すなわち、操作部39を押圧した状態で
両コネクタハウジング33,36を離脱方向に引っ張る
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、ロックアーム32の操作部39を
押圧した状態で両コネクタハウジング33,36を引っ
張るために、力が入りにくく、特に雄・雌端子の接続状
態で両コネクタが固く嵌合されている場合には、容易に
離脱させることができなかった。
【0007】本発明は、上記した点に鑑み、容易に離脱
させることのできるコネクタを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一方のコネクタハウジングに、コネクタ
嵌合方向側のガイド傾斜面を有する押接用突起を設け、
他方のコネクタハウジングに、該ガイド傾斜面に対する
押圧部を有するコネクタ押出しアームを設けたことを基
本とする(請求項1)。前記一方のコネクタハウジング
に、係止部を有するロックアームが設けられ、前記他方
のコネクタハウジングに、該係止部に対する係合部が設
けられたことも可能である(請求項2)。また、前記ロ
ックアームと前記コネクタ押出しアームとはそれぞれ押
圧操作部を有する(請求項3)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の一例
を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図3に示す如
く、本発明に係るコネクタ1は、雄コネクタハウジング
2に可撓性のロックアーム3と、ガイド傾斜面4aを有
する押接用突起4とを設け、雌コネクタハウジング5
に、突起4に対する押圧突部(押圧部)6を有する可撓
性のコネクタ押出しアーム7を設けたことを特徴とす
る。
【0010】両コネクタハウジング2,5は合成樹脂で
形成され、各コネクタハウジング2,5に電線付の端子
(図示せず)が収容されてコネクタ1が構成される。雄
コネクタハウジング2の上壁8に両持ち支持の前記ロッ
クアーム3が設けられている。
【0011】すなわち、上壁8の前端側と後端側とに各
一対のアーム基部9,10が位置し、各アーム基部9,
10から各アーム部11,12が突出し、後側のアーム
部12の内側に、滑り止用の溝13を有する操作部14
が連結され、操作部14の前端が前側のアーム部11の
後端に連結されている。一対のアーム部11,11の間
において操作部14の前側に係止孔(係止部)15が設
けられ、係止孔15に隣接してアーム部11の中央に連
結部16が位置している。
【0012】さらに、連結部16の前側において一対の
アーム部11,11の間に前記押接用突起4が配置され
ている。突起4はハウジング上壁8に設けられ、前側
(コネクタ嵌合方向に向いて)前記ガイド傾斜面4aを
有している。
【0013】突起4の高さは図3の如くアーム部11の
上面及び雌コネクタハウジング5側の係合突起17(後
述する)の下面よりも低く設定され、コネクタ嵌合時に
係合突起17が押接用突起4に突き当たらないようにな
っている。突起4の幅は図2の如く一対のアーム部1
1,11の間で十分に広く設定されている。
【0014】ガイド傾斜面4aの角度は例えば50°程
度に設定されている。この角度が45°以下であると、
前記押圧突部6で傾斜面4aを押した際に、コネクタ離
脱方向の分力が小さくなり、コネクタハウジング2が抜
け出しにくい。従って傾斜角度は45°以上が好適とい
える。
【0015】雌コネクタハウジング5の上壁18(図
1)に従来同様にフード部19が設けられ、フード部1
9の上壁20の内側前端に、ロックアーム3の係止孔に
対する係合突起(係合部)21が設けられている。係合
突起21の前端下部にはガイド面取が設けられているこ
とが好ましい。コネクタ嵌合に際して係合突起21は前
記アーム部11,11の内側を通って連結部16に摺接
してロックアーム3を下方に撓ませる。
【0016】フード部19の上壁20は後半部が切欠さ
れ、この切欠孔22内に前記コネクタ押出しアーム7の
押圧操作部23が位置している。操作部23にはロック
アーム3側と同様に滑り止用の溝24が横断方向に形成
されている。
【0017】操作部23の裏側において前寄りに矩形状
の前記押圧突部6が一体に形成されている。押圧突部6
の下端の高さは前記押接用突起4の高さと同程度かある
いは若干低く低く設定され、コネクタ完全嵌合時に押圧
突部21が突起4のガイド傾斜面4aの上方に位置し、
あるいはガイド傾斜面4aに接触して位置する。
【0018】操作部23は片持ち支持のアーム部25に
連結され、アーム部25は略U字状に折り返されてハウ
ジング上壁18に連結している。アーム部25はロック
アーム3とは異なり、一本の細幅なものであり、操作部
23を復元させる程度の弾性力を有していればよい。
【0019】図4はコネクタ嵌合状態を示すものであ
り、雌コネクタハウジング5の係合突起21が雄コネク
タハウジング2のロックアーム3の係止孔15に係合
し、コネクタ押出しアーム7の押圧突部6が押接用突起
4のガイド傾斜面4aの上に近接して位置する。突起4
の頂部はアーム部11の板厚範囲内に位置する。コネク
タ嵌合状態で、雌コネクタハウジング5内のランス26
で係止された雄端子(図示せず)と、雄コネクタハウジ
ング2内の雌端子(図示せず)とが完全に接続される。
【0020】コネクタ(コネクタハウジング2)を離脱
させるには、ロックアーム3の操作部14を例えば右手
で下方に押してアーム部11,12を撓ませ、係止孔1
5から係合突起21を離脱させると同時に、コネクタ押
出しアーム7の操作部23を左手で下方に押圧する。
【0021】これにより、図5(a)(b)の如くコネクタ押
出しアーム7の押接突部6の前端下部6aが雄コネクタ
ハウジング2の押接用突起4のガイド傾斜面4aを矢印
イの如く下方に押圧し、突起4に矢印ロの如くコネクタ
離脱方向の分力を生じさせる。雄コネクタハウジング2
はその分力で雌コネクタハウジング5から離脱方向に押
し出される。この押し出し距離は突起4の長さ以下であ
る。
【0022】この押し出し操作と同時に両コネクタハウ
ジング2,5を離脱方向に引っ張ることにより、コネク
タ(コネクタハウジング2)が容易に抜き出される。コ
ネクタの嵌合力(固着力)がさほど大きくない場合は、
コネクタハウジング2,5を引っ張らずとも、コネクタ
押出しアーム7の押圧操作のみで、コネクタハウジング
2が始動抵抗に打ち勝って離脱方向に初期移動する。そ
の後、手でコネクタハウジング2を容易に抜き出すこと
ができる。強い力でコネクタハウジング2,5を引っ張
る必要がないから、外部との干渉やコネクタの誤脱落を
起こすことがない。
【0023】なお、本構造は離脱作業が困難な場合に補
助的に作用させ得るものであり、一般のコネクタと同様
にロックを解除して互いに引っ張って離脱させる方法も
勿論可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1記載の発明によ
れば、コネクタの嵌合状態においてコネクタ押出しアー
ムを押すことで、押圧部がガイド傾斜面に押接して突起
にコネクタ離脱方向の分力を生じさせるから、手による
引っ張り操作でコネクタを容易に抜き出すことができ
る。また、請求項2,3記載の発明によれば、ロックア
ームのロック解除操作(押圧操作)と前記コネクタ押出
しアームの押圧操作とを両手で同時に行うことで、上記
コネクタの抜き出し操作をスムーズ且つ確実に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタを示す分解斜視図であ
る。
【図2】同じくコネクタを示す平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】コネクタ嵌合状態を示す縦断面図である。
【図5】(a) はコネクタ押出しアームの初期状態、(b)
は同じく押圧操作状態を示す作用説明図である。
【図6】従来例を示す縦断面図である。
【図7】同じくコネクタ嵌合状態を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 雄コネクタハウジング 3 ロックアーム 4 押接用突起 4a ガイド傾斜面 5 雌コネクタハウジング 6 押圧部(押圧突部) 7 コネクタ押出しアーム 14,23 押圧操作部 15 係止部(係止孔) 21 係合部(係合突起)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタハウジングに、コネクタ
    嵌合方向側のガイド傾斜面を有する押接用突起を設け、
    他方のコネクタハウジングに、該ガイド傾斜面に対する
    押圧部を有するコネクタ押出しアームを設けたことを特
    徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記一方のコネクタハウジングに、係止
    部を有するロックアームが設けられ、前記他方のコネク
    タハウジングに、該係止部に対する係合部が設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ロックアームと前記コネクタ押出し
    アームとがそれぞれ押圧操作部を有することを特徴とす
    る請求項2記載のコネクタ。
JP19548597A 1997-07-22 1997-07-22 コネクタ Withdrawn JPH1140262A (ja)

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JP19548597A JPH1140262A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 コネクタ

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JP19548597A JPH1140262A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 コネクタ

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JPH1140262A true JPH1140262A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16341880

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JP19548597A Withdrawn JPH1140262A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 コネクタ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20041005