JP3183623B2 - ワイアレス通信ネットワークの基地局の無線モジュールのテスト方法とその装置 - Google Patents

ワイアレス通信ネットワークの基地局の無線モジュールのテスト方法とその装置

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JP3183623B2 JP06415196A JP6415196A JP3183623B2 JP 3183623 B2 JP3183623 B2 JP 3183623B2 JP 06415196 A JP06415196 A JP 06415196A JP 6415196 A JP6415196 A JP 6415196A JP 3183623 B2 JP3183623 B2 JP 3183623B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイアレス通信ネ
ットワークの基地局内の無線モジュールのテストと維持
管理方法およびその装置に関し、特に、ワイアレス通信
の際に通常発生する呼び処理動作をモニタし、この呼び
処理動作が予測された動作と適合性を有するか否かを決
定する無線テスト技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイアレス通信は、移動体(セルラ電話
機、ページャー(ポケベル)、ワイアレスローカルルー
プ端末)と、交換電話ネットワーク(地域あるいは長距
離の交換機通信業者)とに接続された基地局との間の情
報の伝送を含む。基地局内の高度に複雑化した無線モジ
ュールは、オーバヘッドチャネルを介して移動局への通
信接続を確立し、維持し、そして通信接続が確立した
後、トラフィックチャネルを介して移動局との間で音声
信号のような情報信号を送受信する。
【0003】別置きの無線テスト装置(RTU)は、ワ
イアレス通信ネットワークの基地局に具備されている。
このワイアレス無線ネットワークは、例えば時分割マル
チプルアクセス(time division multiple access(T
DMA)) あるいはアナログの改良型移動電話サービ
ス(Advanced Mobile Phone Service (AMPS))ネ
ットワークで、このRTUはそれぞれの基地局内の無線
モジュールをテストする目的で設けられている。この無
線モジュールのテストは、その無線モジュールをサービ
スから切り離し、そして基地局内のRTUを無線モジュ
ールの故障条件を識別するために用いて、間接的に行っ
ている。
【0004】このRTUを用いて無線モジュールを間接
的にテストすることにより生ずる維持コストの為、実際
にはワイアレスネットワークの基地局の無線モジュール
を頻繁にテストすることができない。基地局から無線モ
ジュールを切り離し、この無線モジュールをテストし、
その後無線モジュールが修理しなければならない故障条
件を含んでないと決定して再度組み込むことは極めて高
価である。しかしまた、たまにしか無線モジュールをテ
ストしないと、長期間に亘って故障条件が発見できない
ことになり、その結果ワイアレスの通信サービスプロバ
イダーの売上が落ち、そして顧客に対しサービスが低下
することになる。
【0005】さらにまた、技術的進歩により基地局内の
構成部品が小型化するにつれて、基地局内のRTUを製
造するコストは、基地局全体に占める比率が益々大きく
なりつつある。さらにまた、RTUを用いて無線モジュ
ールをテストするのに必要な大規模で複雑なソフトウェ
アを開発し、テストし、維持するコストは、より新しく
そしてより複雑なワイアレス通信ネットワークの開発と
共に益々上昇していくことが予測される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ネットワーク内のワイアレス通信に関連する呼び処
理動作に関し、詳細な統計データを評価することによ
り、ワイアレス通信ネットワークの基地局の無線モジュ
ールの故障状態を識別する方法と装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ある呼
び処理動作に関連した詳細な統計データを適宜収集し、
ワイアレス通信の最中にワイアレスネットワークの移動
局(ワイアレステレホン、ページングあるいはワイアレ
スローカルループコール)と基地局のそれぞれのメモリ
内にストアして、このテスト中の無線モジュールをサー
ビスから切り離すことなく適正動作確認をおこなう。そ
の後これらの統計データは、処理するためにアクセスさ
れ、予測値と比較されて、ネットワークの基地局内の無
線モジュールがオーバヘッドチャネル動作あるいはトラ
フィックチャネル動作のいずれかに関し適切に動作して
いるか否かの識別表示を与える。
【0008】本発明の一実施例によれば、呼び処理動作
に関する統計データは、移動局あるいは基地局でワイア
レス通信の動作中に適宜収集され、その後テスト中の無
線モジュールに関連する基地局内に含まれるプロセッサ
に与えられる。
【0009】他の実施例によれば、ワイアレスネットワ
ーク内の基地局は、別置きの外部プロセッサに移動局で
適宜収集された呼び処理動作に関連するデータを与え、
そしてそれを別の基地局に転送し、そして同時にまたワ
イアレス通信の間基地局自体でも収集される。
【0010】
【発明の実施の形態】改良型ワイアレス通信ネットワー
ク、例えばデジタル符号分割マルチプレクスアクセス
(digital Code Division Multiplex Access(CDM
A))のようなネットワークは、基地局および移動局に
対し他のワイアレスネットワーク要素と同様に、ワイア
レス通信の間発生する呼び処理動作を詳細にモニタさせ
るような通信プロトコールに適合して動作している。こ
れに関しては、「TR45 Mobile Station-Base Station C
ompatibility Standard for Dual-Mode Wideband Sprea
d Spectrum Cellular System PN-3118 (to be publishe
d IS-95)(Unofficial BallotVersion) §§6.4.4, 6.4.
5, 7.4 and 7.6, (March 15, 1993)」を参照のこと。前
掲の文献は、CDMAネットワーク内の通信リンクを確
立するためにモニタされる呼び処理動作についても記載
している。本発明によれば、通常収集されおよびワイア
レス通信の最中にも収集される呼び処理動作に関するデ
ータが、アクセスされ、ネットワークの基地局内の無線
モジュールの動作を効率的且つ経済的にテストする。
【0011】図1において、ワイアレス通信ネットワー
ク10は、移動交換機センター(MSC)20と複数の
基地局401,2..xと複数の移動局601,2..xとを有す
る。ワイアレス通信ネットワーク10内の構成要素の動
作と構造を、CDMAネットワークに関連した通信リン
クプロトコールIS−95の特徴を参照しながら以下説
明する。ただし、現在既存のワイアレスネットワーク
(例えばTDMAネットワーク)とアナログAMPSネ
ットワークについても、呼び処理動作に関連するデータ
を収集したり、蓄積したりする際に、必要なプロトコー
ルに従って動作するよう当業者は構成することができ
る。そしてこれらの統計データは、本発明により以下に
説明するようにネットワーク内の無線モジュールをテス
トするためにアクセスされる。
【0012】移動交換機センター20は、管理セルラプ
ロセッサ22とこの管理セルラプロセッサ22に接続さ
れるメモリ26とセルラ交換機24とを有する。基地局
401,2..xは、無線モジュール441,2..xとメモリ46
1,2..xにそれぞれ接続されるマイクロプロセッサ42
1,2..xを有する。この無線モジュール441,2..xは、そ
れぞれ無線モジュール44i,j の少なくとも1つのグル
ープを含む。具体的には無線モジュール441は、無線
モジュール441,1,441,2 …441,x を含む。移動
局60は、それぞれ移動無線装置641,2..xとメモリ6
1,2..xとに接続されるマイクロプロセッサ621,2..x
を有する。
【0013】送信設備301,2..xは、マイクロプロセッ
サ421,2..xとセルラ交換機24とに接続されている。
このセルラ交換機24は、1つあるいは複数の公衆交換
電話ネットワーク(地方交換通信業者あるいは長距離交
換通信業者)に通常接続されている。
【0014】図2のAは、マイクロプロセッサ421
機能ブロックとしての一実施例を表す。このブロックが
表す機能は、共有ハードウェアあるいは専用ハードウェ
アのいずれかを用いて提供できる。しかし、ソフトウェ
アを実行できるハードウェアに限定されるものではな
い。この実施例においては、マイクロプロセッサ421
は検出機501 とインディケータ541 とこれらに接続
されるプロセッサ561とを有する。このプロセッサ5
1 は、従来通り無線モジュール441 とメモリ461
に接続されている。マイクロプロセッサ421 の機能
は、本発明により基地局401 内の無線モジュールの動
作をテストする呼び処理動作に関するデータを収集し、
評価し、そしてそのテスト結果を表示する。これに関し
ては、以下詳細に述べるが、1個の共有プロセッサによ
り提供されるものとする。このようなプロセッサは、標
準のデジタル信号プロセッサを有し、ソフトウェアを蓄
積するROMを有し、その動作を以下に説明する。他の
適当な実施例は、当業者により適宜実行できるものであ
る。
【0015】この検出機501 は、プロセッサ561
行われる呼び処理動作に基づいて、ワイアレス通信ネッ
トワーク10内の基地局401 と移動局との間のメッセ
ージ信号の伝送を検出するような適切な装置である。例
えばこの検出機501 は、基地局401 内の無線モジュ
ールを含むワイアレス通信の存在を適宜検出する。イン
ディケータ541 は、例えば発光ダイオード、あるいは
オーディオアラームのような装置で、無線モジュール4
1 内の無線モジュールの故障状態の指示に関する可視
表示あるいは可聴表示を提供する。別の構成としては、
このインディケータ541 は、メッセージ信号をワイア
レス通信ネットワーク10内の基地局のコントローラ
(図示せず)に伝送し、そしてこの基地局コントローラ
は、ワイアレスネットワーク動作をモニタするのに用い
られるマイクロプロセッサユニットの表示装置上に表示
させるようにする。このプロセッサ561 は、適当なマ
イクロプロセッサあるいはマイクロコントローラのいず
れでもよく、データを検出機501 とインディケータ5
1 とメモリ461 と無線モジュール441 内の無線モ
ジュール441,1 ,441,2 ,…441,x とデータを従
来技術により交換する。マイクロプロセッサ421 内に
含まれる構成要素は、管理セルラプロセッサ22とマイ
クロプロセッサ422,3..xあるいは621,2..x内に含ま
れるものと類似のものである。
【0016】図2のBは、本発明の動作を実行する構成
要素を含むブロック図の形で表した管理セルラプロセッ
サ22の一実施例である。この管理セルラプロセッサ2
2は、プロセッサ36とこのプロセッサ36に接続され
たインディケータ34とを有する。そしてこのプロセッ
サ36は、セルラ交換機24とメモリ26に接続されて
いる。このインディケータ34は、インディケータ54
1 と同様に構成され動作する。このプロセッサ36は、
プロセッサ561 で用いられたのと同様なマイクロプロ
セッサあるいはマイクロコントローラのいずれでもよ
い。
【0017】移動交換機センター20内のセルラ交換機
24は、プロセッサ36と共に動作してオーバヘッドメ
ッセージ信号とトラッフィクメッセージ信号を移動交換
機センター20の管理セルラプロセッサ22とワイアレ
ス通信ネットワーク10内の基地局あるいは公衆交換電
話ネットワークとの間で切り換える。例えばCDMAの
ようなワイアレスネットワークプロトコールによれば、
このプロセッサ36は、ワイアレス通信ネットワーク1
0内の基地局あるいは公衆交換電話ネットワークから受
信したメッセージ信号、あるいはそこに送信するメッセ
ージ信号を処理して、ワイアレス通信ネットワーク10
内の移動局とワイアレス通信ネットワーク10の内外に
ある発呼者あるいは被呼者との間のワイアレス通信リン
クを確立する。
【0018】ワイアレス通信ネットワーク10の基地局
内の各無線モジュールは、ワイアレス通信に関連する特
定情報を移動局に送受信する。通常、複数の無線モジュ
ール群内のいくつかの無線モジュールは、互いに結合し
て無線モジュールグループとして動作して、ワイアレス
通信リンクの確立と維持を行う。例えば、無線モジュー
ルグループは、特定のチャネルで動作する第1無線モジ
ュールを有し、通常これは、ダウン(フォワード)リン
クとアップ(リバース)リンクのトラフィックチャネル
と称し、それぞれ移動局へ音声信号情報を送信し、そし
てこの移動局から受信する。他の無線モジュールは、オ
ーバヘッドチャネル,パイロットチャネル,アクセスチ
ャネル,ページングチャネル,同期チャネルと称する特
定のチャネル上で動作するようなグループ内に含まれ、
ワイアレスネットワークのプロトコールに従って、移動
局とのトラフィックチャネル通信リンクをまず確立し、
その後維持することに関する情報を受信し送信する。無
線モジュール内の無線モジュールでのオーバヘッドチャ
ネルとトラフィックチャネルを介して受信したデータ
は、それぞれのベース局内のプロセッサで処理するよう
そこに配送される。
【0019】移動無線装置641,2..xは、基地局40
1,2..xの無線モジュール441,2..x内の無線モジュール
のいずれかからトラフィックチャネルとオーバヘッドチ
ャネル上で送信されるデータを受信する。これらのデー
タは、その後それぞれマイクロプロセッサ621,2..x
伝送されさらに処理される。このマイクロプロセッサ6
1,2..xは、ワイアレス通信ネットワーク10内の基地
局に送信できるようにデータを適宜フォーマット化す
る。さらにマイクロプロセッサ421,2..xと621, 2..x
は、それぞれメモリ461,2..xとメモリ661,2..x内の
カウンタ内にある処理動作に関連するデータと、さらに
別の追加のデータとを蓄積する。ワイアレス通信ネット
ワーク10のプロトコールあるいはマイクロプロセッサ
421,2..xと621,2..xに提供されるインストラクショ
ンは、どの種類のデータが蓄積されているかを決定す
る。
【0020】次に公衆交換ネットワーク内の発呼者とワ
イアレス通信ネットワーク10内の移動局との間のワイ
アレス通信リンクの確立方法について説明する。管理セ
ルラプロセッサ22のプロセッサ36は、通信の確立に
関する制御メッセージ信号あるいはセルラ交換機24を
介して移動局への発呼をワイアレス通信ネットワーク1
0内の基地局に送信する。通信リンクの確立の為に用い
られる基地局は、移動局とのワイアレス通信リンクを確
立し維持する無線モジュールを含む複数の基地局40
1,2..xのいずれか1つである。次に移動局601 と基地
局401 内の無線ユニットとの間のワイアレス通信リン
クを行うワイアレス通信ネットワーク10の動作につい
て説明する。類似の通信リンクは、移動局601 あるい
は他の移動局とワイアレス通信ネットワーク10内の基
地局内の他の無線モジュールとの間で確立される。さら
にワイアレス通信は、ワイアレスネットワーク内の移動
局により開始され呼の宛先は、ワイアレスネットワーク
内の他の移動局であるものとする。
【0021】管理セルラプロセッサ22から送信され基
地局401 内の無線モジュールで受信される制御メッセ
ージ信号は、プロセッサ561 で処理される。この制御
メッセージ信号内に含まれるデータに基づいて、プロセ
ッサ561 は、フォーマット化されたメッセージ信号を
無線モジュール441 に送り、オーバヘッドチャネルデ
ータを移動局601 に送信する為の無線モジュールを選
択する。マイクロプロセッサ421 内の無線モジュール
441,1 は、移動局601 との音声情報通信リンクを確
立し維持するオーバヘッドチャネル伝送用に用いられ
る。
【0022】通信リンクが確立されると、無線モジュー
ル441,1 を含む無線モジュールグループ内の他の無線
モジュール、例えば無線モジュール441,2 があるダウ
リンクトラフィックチャネルとアップリンクトラフィッ
クチャネルを介して移動局601 との間の音声信号情報
の伝送用に用いられる。移動局601 との間の通信は、
無線モジュール441 の無線モジュールが動作する複数
のダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルのいず
れかで行われる。
【0023】「Levy, V.C.M. and Qian, Nanjan, "Call
control signalling for personalcommunications ove
r interconnected metropolitan area networks," Proc
eedings of the 1994 Networks for Personal Communic
ations, (March 1994) pp.1-5」に記載されているよう
に、ワイアレス通信リンクを確立し維持することに関連
し、基地局401 と移動局601 との間の音声情報信号
の伝送に関する呼処理動作は、それぞれ基地局401
の無線モジュール441 と移動局601 内の移動無線装
置641 によりモニタされる。この呼処理動作をモニタ
する項目は、(i)基地局あるいは移動局による音声接
続の確立あるいは切断のようなオーバヘッドチャネル
と、移動局により検出されるパイロット信号の同定に関
連する、あるいはそれに関し発生する動作と、(ii)
所定の時間通信動作のレベルのようなトラフィックチャ
ネルを介しての情報の伝送と、接続されたワイアレス伝
送の期間と、基地局あるいは移動局による音声接続の切
断と、音声データのフレーム当たり誤って伝送された音
声情報データのパーセントである。
【0024】本発明によれば、ある呼処理動作を表すデ
ータ表示は、ワイアレス通信中にワイアレスネットワー
ク内の基地局と移動局で収集された無線モジュールをサ
ービスから切り離すことなく基地局内の無線モジュール
のテストを行う。この収集されたデータ値がアクセスさ
れ、そしてその後処理されて移動局との間のワイアレス
通信リンクを確立し、維持するために用いられる無線モ
ジュール内の故障状態を特定するために予測値と比較さ
れる。この故障状態とは、無線モジュール内の誤動作を
検出することとして定義される。本発明は、ワイアレス
通信ネットワーク10内の無線モジュールをテストする
周期(頻度)を別置きのRTUによりテストするため
に、無線モジュールをサービスから切り離すことにより
発生するコストにより制限させないようにするものであ
る。さらに本発明の利点は、無線テスト手続きを自動化
しサービスしながら無線モジュールのテストによりワイ
アレス通信サービスプロバイダーのためにさらに売上を
上げるものである。
【0025】本発明の一実施例による、トラフィックチ
ャネルを介して動作する基地局内の無線モジュールをテ
ストする方法を図3,4のフローチャートを参照しなが
ら以下説明する。図3は、無線モジュールのダウンリン
クトラフィックチャネル動作をテストするプロセス10
0を表し、図4は、無線モジュールのアップリンクトラ
フィックチャネル動作をテストするプロセス150を表
す。本発明は、トラフィックチャネルを介して動作する
基地局内のいかなる無線モジュールも同様にテストでき
るものである。
【0026】プロセス100と150は、基地局のメモ
リにダウンロードされ、その中のプロセッサにより実行
されるソフトウェアアルゴリズムとして実現できる。別
法として、プロセス100と150に関連するアルゴリ
ズムを移動交換機センター20内のメモリ26にダウン
ロードしてプロセッサ36で実行してもよい。他の実施
例においては、このアルゴリズムは、基地局内のメモリ
にダウンロードされ、このメモリ26は、基地局のプロ
セッサとプロセッサ36により部分的に実行される。さ
らに別の実施例においては、アルゴリズムはワイアレス
通信ネットワーク10内に含まれる他のネットワーク構
成要素によりダウンロードされ、実行することもでき
る。本発明の機能を実行する他のプロセスは、同様な方
法でダウンロードされ実行される。プロセス100と1
50の各ステップを実行する管理セルラプロセッサ22
のプロセッサ36、あるいは他のネットワーク構成要素
に対し、行われる移動交換機センター20と基地局40
1 との間のデータ交換に関する詳細は公知であり、また
本発明の一部ではないので説明を割愛する。
【0027】ワイアレス通信ネットワーク10内の基地
局内の無線モジュールは、ダウンロードされたテスト用
アルゴリズムに組み込まれたユーザが規定するテストス
ケジュールに基づいてテスト用に適宜識別される。プロ
セス100と150を説明するために、基地局401
の無線モジュール441,1 は、ダウンリンクトラフィッ
クチャネルとアップリンクトラフィックチャネルを介し
て動作され、テストスケジュールに基づいてプロセッサ
561 によりテストするよう指示される。
【0028】図2Aと図3に関し、ステップ102にお
いて、検出機501 はプロセッサ561 を検査して、ワ
イアレスの呼が無線モジュール441,1 から移動局に進
行中であるか否かを決定する。言い換えると、音声メッ
セージ信号が検出機501 と移動局との間で送信中であ
るか否かが検査される。プロセッサ561 は、メモリ4
1 内の所望の情報を含む適切なメモリ位置に問い合わ
せを送信することにより、検出機501 はこの情報を得
る。ステップ104において、この検出機501 が、こ
の問い合わせから呼が無線モジュール441,1 から進行
中であると決定するとステップ110が次ぎに実行され
る。
【0029】ステップ106において、呼が無線モジュ
ール441,1 から進行中ではない場合には、プロセッサ
561 は無線モジュール441,1 を含む無線モジュール
グループ内の適当な無線モジュールに送信し、それはさ
らに管理セルラプロセッサ22に配送される。このメッ
セージ信号は、ワイアレス通信ネットワーク10内の移
動局用の次のワイアレス通信が無線モジュール441,1
を用いて確立されることを指示する。次にステップ10
8において、この検出機501 は、連続的にステップ1
02で実行されたのと同様な方法でプロセッサ561
検査し、これは進行中の呼が無線モジュール441,1
検出されるまで行われる。他の実施例においては、ステ
ップ106がこのプロセス100から削除されて、ステ
ップ108は、ステップ104で呼びが進行中であると
検出されない場合には、ステップ104の後実行され
る。その後ステップ110がステップ108の後実行さ
れる。
【0030】ここではステップ102の間、無線モジュ
ール441 と移動局601 との間で進行中の呼が、検出
されるものとする。ステップ102あるいは108で検
出された進行中の呼が、ワイアレス通信ネットワーク1
0内の移動局601,2..xのいずれか1つを含む。
【0031】ステップ110においては、プロセッサ5
1 は無線モジュール441,1 を含む無線モジュールグ
ループ内の適切な無線モジュールが、リセットカウンタ
メッセージ信号を移動局601 に送信するよう指示す
る。このリセットカウンタメッセージは、マイクロプロ
セッサ621 がメモリ661 内のカウンタをリセットす
るよう指示する。そしてこのメモリ661 は、無線モジ
ュール441,1 に用いられるダウンリンク(フォワー
ド)トラフィックチャネルを介して音声信号情報の伝送
に関するある呼処理動作の統計データ表示を蓄積するた
めに用いられる。例えばCDMAプロトコールにおいて
は、トラフィックチャネルを介して伝送される音声信号
情報のフレーム内のエラーの存在に関する詳細な統計デ
ータは、ワイアレス通信の実行中にベース局と基地局の
それぞれにおいて cyclic redundancychecking (CR
C)の公知のエラー検出テストを用いて生成される。送
信された音声信号情報のフレーム数を表すデータ値と、
送信されたデータの各フレーム内に検出されたエラー数
とは、それぞれ移動局と基地局のメモリ内のカウンタ内
に Mobile Retrievable Parameters(MRPs)として
蓄積される。このようなパラメータを蓄積するカウンタ
は、本発明によれば、ステップ110でリセットされ
る。
【0032】同様にワイアレスネットワークにおいて
は、トラフィックチャネル伝送を含む呼は、現在移動局
に向かって進行中であることを表す信号をワイアレス通
信の進行中に移動局から周期的に基地局に伝送すること
が一般的に行われている。例えばCDMAネットワーク
においては、移動局により実際に送信される音声信号
は、セルラ電話機の呼が進行中であることを検出するた
めに用いられる。ステップ112において、検出機50
1 は、ステップ104あるいは108のいずれかで最初
に識別された移動局601 への呼は、ステップ110で
のリセットメッサージ信号の伝送以来、則ち、所定のユ
ーザが指定したタイムインターバル以来、連続して進行
中であるか否かが決定される。ステップ112の比較で
用いられるこのタイムインターバルは、無線モジュール
441,1 のテスト動作用に充分なデータが集められ、メ
モリ461 内に蓄積され、そして好ましくは1分に確保
するような値に設定される。例えばCDMAネットワー
クにおいては、通常データは20ミリ秒/フレームで伝
送され、ダウンリンクトラフィックチャネル動作に対し
ては、無線モジュール441,1 の故障条件は、呼が検出
されて1分のタイムインターバルの間、3000フレー
ムのデータが収集される場合には、本発明により信頼性
よく故障状態が決定できる。
【0033】ステップ112において、検出機501
同一の呼が進行中でないと決定すると、このテストは終
了する。さらに無線モジュール441,1 のダウンリンク
トラフィックチャネルテストは、その後ステップ102
からテストを自動的に再開することにより適宜実行され
る。もしくは同一の呼が依然として進行中である場合に
はステップ114が実行される。
【0034】ステップ114において、プロセッサ56
1 は、無線モジュール441,1 を含む無線モジュールグ
ループ内の適当な無線モジュールがメッセージ信号を移
動局601 に伝送するよう指示し、そしてこの移動局6
1 は、マイクロプロセッサ621 に対し、(i)メモ
リ661 内のカウンタ内に現在記録されているダウンリ
ンクトラフィックに関するデータ値を取り出し、その後
(ii)これらのデータをフォーマット化して移動無線
装置641 により無線モジュール441,1 を含む無線モ
ジュールグループ内の無線モジュールに伝送するよう指
示し、それによりさらにプロセッサ561 が処理できる
ようにする。さらにステップ114においてプロセッサ
561 は、メモリ461 内のこれらの繰り返された値の
いずれをも蓄積する。
【0035】次にステップ116において、プロセッサ
561 は、無線モジュール441,1のダウンリンクトラ
フィックチャネル上の伝送に関する蓄積されたデータ値
を取り出しフレームエラーレートを計算する。例えばC
DMAネットワークにおいては、進行中の検出された呼
の特定のあるタイムインターバルの間伝送されるエラー
状態のフレーム数と全フレーム数を表すMRPの値は、
フレームエラーレートを計算するために用いられ、基地
局401 に送信される値である。
【0036】ステップ118において、プロセッサ56
1はこの計算されたフレームエラーレートの値と、ユー
ザが決めた予測エラーレート値とを比較する。この予測
エラーレートは、フィールド試験および実験に基づいて
音声信号あるいはページング伝送のような無線のワイア
レス通信の質が許容できることを表す値に等しく適宜設
定される。この予測エラーレート値は、1%のフレーム
エラーレート値を超えるような値に設定されるが、現在
のところその値は5%である。この計算されたエラーレ
ート値が予測エラーレート値を超えない場合には、故障
状態は無線モジュール441,1のダウンリンクトラフィ
ックチャネル動作に対しては宣言されない。他の場合は
ステップ120が実行される。
【0037】ステップ120において、プロセッサ56
1 はメモリ461 のロケーションを増分させる。このメ
モリ461 は、無線モジュール441,1 のダウンリンク
トラフィックチャネル動作のテスト用にプロセス100
のステップ110から118が実行される回数を計算す
るのに用いられる。この繰り返し数の記録が実行され
る、即ち繰り返し回数は、例えば基地局401 内のカウ
ンタを含む公知の手段により保持される。無線モジュー
ル441,1 に対し、宣言された故障状態が誤って指示さ
れないようにする確率を上げるために、本発明により繰
り返し数が保存される。周囲環境の干渉あるいは移動局
における誤動作状態が、移動局と基地局との間の伝送の
エラーを引き起こす。以下に説明するように、無線モジ
ュール441,1 のトラフィックチャネル動作は、異なる
移動局に対し数回に亘ってテストされ、故障状態が誤っ
て宣言される確率を最小にしようとしている。ステップ
122がステップ120の後実行される。
【0038】ステップ122においては、プロセッサ5
1 はメモリ461 内に記録された繰り返し数の値が予
め設定されたユーザが規定した繰り返し限界(好ましく
は3回)に等しいか否かを決定する。この繰り返し回数
が繰り返し限界に等しい場合には、プロセッサ561
ステップ126を実行する。他の場合にはステップ12
4が実行される。
【0039】ステップ124において、プロセッサ56
1 はメモリ461 内にプロセス100の最後の繰り返し
を行った移動局の識別を表すデータを記録する。言い換
えると、ステップ114でデータ値を現在レポートした
移動局を記録する。さらにステップ124において、検
出機501 はプロセッサ561 をステップ102で行っ
たのと同様に検査し、この検査は進行中の呼が無線モジ
ュール441,1 のダウンリンクトラフィックチャネル動
作をテストするために、データを得るために以前用いら
れたのとは異なる移動局に向けられるまで行われる。そ
の後、ある無線モジュールのトラフィックチャネル動作
のテスト中に呼処理動作のデータを得るために以前には
用いられなかった移動局は、未使用移動局と称する。こ
の未使用移動局は、利用可能な移動局からステップ12
4で適宜選択される。
【0040】検出機501 が、ステップ124で、呼が
無線モジュール441,1 から未使用移動局に進行中であ
ることを検出すると、プロセス100のステップ110
から118が上記したのと同様な方法により、その移動
局を用いて実行される。ステップ110から118が2
回目に実行された後、ステップ118において、プロセ
ッサ561 が故障状態が無線モジュール441,1 のダウ
ンリンクトラフィックチャネル動作に対し、一度あるい
は再度指示されると、さらにもう一度ステップ110か
ら118が繰り返され、この得られたデータ値を用いて
故障状態が無線モジュール441,1 のダウンリンクトラ
フィックチャネルには存在しないことを指示するか、あ
るいは繰り返し回数が繰り返し限界に到達したかのいず
れかが早く発生するまで行われる。
【0041】ステップ126において、この繰り返し回
数が繰り返し限界に到達したとすると、インディケータ
541 はダウンリンクトラフィックチャネルの動作に対
し、故障状態が無線モジュール441,1 で存在するとい
う指示を与える。この指示は公知の方法で、移動交換機
センター20に送信され、メインテナンス手続きが故障
状態を修正するために無線モジュール441 に対し行わ
れるべきであるというメッセージ信号をシステムオペレ
ータに対し与える。このメインテナンス手続きは、技術
者が基地局から無線モジュールを取り出し、この無線モ
ジュールを置き換えて基地局のシステム動作を変更する
ようシステムのソフトウェアを再度プログラムし、その
結果この故障した無線モジュールは、通信信号を送受信
するためには使用されない。
【0042】図4は、無線モジュール441,1のアップ
リンクトラフィックチャネルのテスト動作のプロセス1
50を示す。プロセス150のステップ152,15
4,156,158において、検出器501は、プロセ
ス100のステップ102,104,106,108と
同様あるいは類似の方法で、プロセッサ561を検査
し、これは、進行中の呼びがネットワーク10の無線モ
ジュール441,1と移動局との間で検出されるまで行わ
れる。ステップ154,158で、無線モジュール44
1,1への進行中の呼びが検出された後、ステップ160
が実行される。移動局601への進行中の呼びは、ステ
ップ154で検出されるものとする。
【0043】プロセス160において呼の検出後、ユー
ザが規定したタイムインターバルが経過した後、検出機
501 はプロセッサ561 を検査してステップ154あ
るいはステップ158のいずれかで識別された進行中の
呼が継続しているか否かを決定する。プロセス100の
ステップ112におけるのと同様に、このタイムインタ
ーバルは、充分なデータが収集され、そして蓄積されテ
スト中の無線モジュールの動作状態を信頼性よく決定で
きるのが確実となるような値に適宜設定される。
【0044】ステップ161において、プロセッサ56
1 は、ワイアレスネットワークプロトコールに従ってメ
モリ461 内に蓄積されたデータ値を取り出す。このデ
ータ値は、検出された進行中の呼に関し、特に移動局6
1 から基地局401 に無線モジュール441,1 のアッ
プリンクトラフィックチャネルを介して伝送される音声
情報フレームに対し、エラーとして検出されたフレーム
数を含む。ステップ162において、プロセッサ561
はこれらのデータ値を用いて無線モジュール441,1
アップリンクトラフィックチャネルの伝送におけるフレ
ームエラーレートを計算する。この計算は、ステップ1
16と同様に行われる。
【0045】ステップ164において、プロセッサ56
1 はこの計算されたフレームエラーレート値と予測フレ
ームレート値とをプロセス100のステップ116と同
様な方法で計算する。この比較した結果、無線モジュー
ル441,1 のアップリンクトラフィックチャネルが故障
ではないと指示した時にこのテストは終了する。あるい
はステップ166から172を実行し、未使用移動局を
用いて無線モジュール441,1 のアップリンクトラフィ
ックチャネルのテストの繰り返しをさらに実行すべきか
否かを決定する。このステップ166から172は、ス
テップ120から126と類似あるいは同一である。し
かし、プロセス150においては、プロセッサ561
検出機501 が未使用移動局への進行中の呼を検出した
後(ステップ170)ステップ160を実行するよう進
む。
【0046】本発明の他の実施例においては、無線モジ
ュールのオーバヘッドチャネル動作がワイアレス通信中
にそしてテスト中の無線モジュールをサービスから切り
離すことなく、テスト中の無線モジュールを含む基地局
における呼処理動作に関するデータを収集することによ
りテストされる。
【0047】図5は、テストが所定のユーザが規定した
テストスケジュールにより指示されたときに、ワイアレ
スネットワークの基地局内の無線モジュールのオーバヘ
ッドチャネル(ページングチャネル)の動作をテストす
るプロセス200を示す。例えばCDMAネットワーク
のようなワイアレスネットワークにおいては、ページン
グメッセージは、無線モジュールによりオーバヘッドペ
ージングチャネルを介して移動局により基地局への無線
呼を発信する試みに応答して、あるいは移動局は、テス
ト中の無線モジュールを含む無線モジュールグループ内
の無線モジュールがその移動局に発した呼を受け入れる
ことが可能であるというメッセージ信号に応答して、送
信される。本発明は、これらのページングメッセージ信
号のあるものは、応答の高い確率が存在するか否かをテ
ストするために用いられるようなネットワーク内の移動
局はそれがベース局から受信したあるページングメッセ
ージに応答するというワイアレスネットワークプロトコ
ールの要件を利用している。移動局に応答して基地局が
送信するページングメッセージ信号は、移動局が基地局
の近傍に存在すると決定するために用いられる。
【0048】プロセス200の説明においては、ページ
ングチャネル伝送は、基地局401内の無線モジュール
441,2 で発生するものとする。本発明は、ワイアレス
通信ネットワーク10内の基地局の他の無線モジュール
のページングチャネル動作をテストするために用いられ
る。
【0049】ステップ202において、検出機501
無線モジュール441,2 をモニタしてページングメッセ
ージ信号の伝送を検出する。プロセッサ561 は、メモ
リ461 の一次メモリロケーション内に特定のページン
グメッセージ信号伝送が検出された時間と、そのページ
ングメッセージ信号の宛先である移動局を表すデータを
蓄積する。ステップ204において、検出機501 は宛
先の移動局がページングメッセージ信号の伝送が検出さ
れたときから、ある時間内にそのページングメッセージ
信号に応答するメッセージ信号を送信したか否かを検出
する。通常有効適正に動作する宛先移動局は、ワイアレ
スネットワークのプロトコールに規定された時間内にペ
ージングメッセージ信号に応答して、ページングメッセ
ージ信号を送信する基地局内の適切な無線モジュールに
メッセージを送信する。
【0050】ステップ206において、プロセッサ56
1 はメモリ461 内に情報を蓄積するために検出された
ページングメッセージ信号伝送に関するページメッセー
ジ信号(page message signal(PMS)) データセッ
トと、宛先移動局によるそれに対する応答等を生成す
る。このPMSデータは、ページングメッセージ信号の
検出時間とページングメッセージ信号伝送に関連する宛
先移動局と、応答メッセージが宛先移動局により送信さ
れた場合にはこのような応答メッセージが検出された時
間とを識別するデータを含む。このPMSデータは、連
続的にステップ202で無線モジュールのページングチ
ャネル動作をテストする一部として収集され、そして各
PMSデータセットは、検出時間に応じてメモリ461
内に蓄積される。ステップ210に関し説明したよう
に、本発明により蓄積されたデータを処理する前にB個
の(ここでBは、好ましくは100で)PMSデータセ
ットの全数がメモリ461 内に適宜蓄積される。
【0051】ステップ208において、PMSデータセ
ットに対する宛先移動局が所定の時間内にページングメ
ッセージ信号に応答せず、そしてメモリ461 内に記録
されたPMSデータセットが同一の移動局は前のページ
ングメッセージ信号には応答しない場合には、プロセッ
サ561 はメモリ461 から最も最近集められたPMS
データセットを取り除く。このPMSデータセットがメ
モリ461 から取り除かれる理由は、ある宛先移動局は
適正に動作していないことを表しているからである。ス
テップ202が実行される1回目には、ステップ208
では何のアクションも採らない。その後ステップ210
がステップ208の後実行される。
【0052】ステップ210において、プロセッサ56
1 はメモリ461 からB個のPMSデータセットがメモ
リ461 内に蓄積されているか否かを決定する。B個の
PMSデータセットが蓄積されている場合にはステップ
212が実行され、他の場合にはデータ収集がステップ
202で継続される。
【0053】ステップ212において、プロセッサ56
1 はメモリ461 内に蓄積されたPMSデータセットか
ら応答しないページングメッセージの比率がユーザが規
定した予測しきい値を超えるか否かを決定する。フィー
ルド試験によると、移動局は送信されたページングメッ
セージ信号にタイムリーに99%以上応答すると期待で
きる。好ましくはこの比較のためのしきい値は5%に設
定される。この計算された値がしきい値を超えた場合に
は無線モジュール411,2 のページングチャネル動作に
対し故障が宣言される。この場合システムオペレータ
は、修理が必要である旨を通知する。それ以外の場合に
は、ステップ213において個別のPMSデータセット
がプロセッサ561 によりFIFO(先入れ先だし)順
にメモリ461 から消去される。言い換えると、メモリ
461 内に蓄積されたPMSデータセットの内、最も早
く検出されたものがメモリ461 から消去される。その
後ページングチャネル故障用のデータ収集とテストがス
テップ202で継続される。
【0054】さらに本発明においては、呼処理動作を表
すデータは、ワイアレス通信の実行中に収集され、テス
ト中の無線モジュールを含む基地局に付属する外部のプ
ロセッサによりこれらの無線モジュールをそのサービス
から切り離すことなくワイアレスネットワーク内の複数
の無線モジュールのオーバヘッドチャネル動作をテスト
する。次に図6のプロセス300について説明する。こ
のプロセス300は、ワイアレス通信リンクを確立する
ために、パイロット信号チャネルと称するオーバヘッド
チャネルを用いるワイアレス通信ネットワーク10の基
地局401,2..xの全ての無線モジュールを同時にテスト
するプロセスを示す。
【0055】管理セルラプロセッサ22がこのプロセス
300を実行するために用いられる。このプロセス30
0は、ワイアレス通信ネットワーク10内に含まれる他
の適宜動作するネットワーク要素により実行される。
【0056】次に、CDMAのようなワイアレスネット
ワークプロトコールによるパイロット信号の動作を説明
する前に、プロセス300の理解の為のバックグラウン
ドをまず説明する。各基地局は、1つあるいは複数のセ
クタを有する地理的な通信サークルを有する。各セクタ
は、独自のパイロット信号をオーバヘッドチャネルを介
して連続的に伝送するパイロット信号無線モジュールを
有する。ネットワーク内の移動局は、それが稼働中の時
は、検出可能ないかなるパイロット信号無線モジュール
の送信を表すデータを収集する。移動局の内部処理とメ
モリ機能が、移動局が検出し蓄積する複数のパイロット
信号を制御する。各セクタは、メッセージ信号のモービ
ルアクセスをオーバヘッドチャネル上で受信する無線モ
ジュールと、トラフィックチャネル情報を送受信する無
線モジュールとを有する。モービルアクセスとは、例え
ばCDMAのようなワイアレスネットワークプロトコー
ルにより移動局が何らかの理由で基地局と通信ができる
範囲内にあるときに、移動局がオーバヘッドチャネルを
介して基地局に送るメッセージ信号を意味する。
【0057】図6のステップ302において、プロセッ
サ36は、データ収集がパイロット信号テストスケジュ
ールに指示されているか否かを決定する。このパイロッ
ト信号テストスケジュールは、移動局601,2,..Xにお
けるパイロット信号の検出と、基地局401,2,..Xにお
ける無線モジュールへのモービルアクセスの受領とを含
む呼処理動作に関連するデータ収集用の開始時間を設定
する。このテストスケジュールは、データ収集の日時を
指示する。そして好ましくは、ある収集期間例えば1週
間あるいは特定の収集間隔aa、例えば1時間おきある
いは1日おきで、あるいは毎分毎に呼処理動作に関する
データのセットを収集する。この収集間隔aaは、1か
らAAまで変化できる。このAAは、ユーザの指定する
値である。収集期間当たりの収集回数は、収集周期zz
として定義する。テストスケジュールにおける収集間隔
と収集周期とは、本発明によるパイロット信号無線モジ
ュールの動作をテストするために実行される計算精度に
影響を及ぼすが、これらは必要に応じ変えることができ
る。このパイロット信号テストスケジュールは、そのス
ケジュールの修正が容易なように管理セルラプロセッサ
22のメモリ26内に適宜ダウンロードされる。ステッ
プ302において、プロセッサ36はデータがある収集
間隔の間、収集されるべきであるとテストスケジュール
が指示していると決定する。そしてステップ304が決
定される。
【0058】ステップ304において、プロセッサ36
は第1メッセージ信号をワイアレス通信ネットワーク1
0内の基地局401,2..xのプロセッサ561,2..xの各々
にインディケータ34と送信設備301,2..xを介して送
信する。これらの第1メッセージ信号は、基地局40
1,2..x内の各々のマイクロプロセッサ421,2..xに対し
現在の収集間隔で移動局601,2..xにおけるパイロット
信号検出に関連するデータを収集し、そしてこれらのデ
ータをステップ309で説明するように移動交換機セン
ター20に送信するように指示する。
【0059】ステップ307において、パイロット信号
無線モジュールのセクタ上の移動局と現在ワイアレス通
信をしている無線モジュールを含むワイアレス通信ネッ
トワーク10内の基地局のセクタ内の無線モジュール
は、第2メッセージ信号を収集期間の各収集時に移動局
に送信する。この第2メッセージ信号は、移動局に対し
(i)検出可能な全てのパイロット信号のソースを識別
するデータを収集し、その後(ii)これらの収集され
たデータを含む第3メッセージ信号を、第2メッセージ
信号を移動局に送信する基地局のセクタ内の適切な無線
モジュールに送信するよう指示する指示を含む。この第
3のメッセージ信号は、あるパイロット信号無線モジュ
ールを含むセクタ内に含まれる無線モジュールのアップ
リンクトラフィックチャネルのデータサブチャネル上で
適宜伝送される。
【0060】ステップ308において、各基地局内の検
出機は、常にそれぞれの基地局の無線モジュールのモー
ビルアクセスオーバヘッドチャネル動作をモニタし、そ
れぞれの基地局のセクタ内の無線モジュールへのモービ
ルアクセスの伝送を検出する。このプロセッサ56
1,2..xは、モービルアクセスが検出された時間に従って
検出されたモービルアクセスと、このモービルアクセス
を受信した基地局のセクタとを表すデータを収集し、そ
れをメモリ461,2..x内に記憶する。さらに第2メッセ
ージ信号を送信するワイアレス通信ネットワーク10内
の各基地局内の検出機は、収集間隔の特定の収集時間に
おける第2メッセージ信号伝送に関連する第3メッセー
ジ信号が各基地局内のセクタに送信されるか否かを検出
する。収集間隔の間この各検出された第3のメッセージ
信号の伝送に対して基地局内のプロセッサは、そのメモ
リ内にこの第3メッセージ信号に含まれるデータを蓄積
する。このようにして移動局によりパイロット信号無線
モジュールの伝送を検出する呼処理動作に関するデータ
がステップ307と308で収集され、ワイアレス通信
ネットワーク10内のパイロット信号無線モジュールを
サービスから切り離すことなくこのパイロット信号無線
モジュールをテストする。ステップ309が次に実行さ
れる。
【0061】ステップ309において、基地局のプロセ
ッサは、収集間隔の間収集され基地局に蓄積されたデー
タを含む第4のメッセージ信号をフォーマット化しそれ
を移動交換機センター20に送信する。この第4のメッ
セージ信号は、収集間隔の間第3のメッセージ信号伝送
に関する以下のデータ記録からなる。移動局の特定第3
メッセージ信号をセクタに送信するMINi とセクタS
ECi のパイロット信号無線モジュールPLTi を含む
SECi とパイロット信号無線モジュール伝送が検出さ
れたときに移動局が存在する基地局のセクタとである。
さらに4番のメッセージ信号データレコードは、ステッ
プ308で検出されたモービルアクセスに関し、集めら
れたデータを含む。ここではこのワイアレス通信ネット
ワーク10は、複数のセクタを有し、NUMは少なくと
も6に等しくそして好ましくは、7以上である。第4の
メッセージ信号は、データが各収集時間で集められた後
移動交換機センター20に送信される。別法としてデー
タは収集期間の間全部に亘って収集され、その後収集間
隔の終わりに第4のメッセージ信号としてその全部を送
信してもよい。
【0062】ステップ310において、プロセッサ36
はメモリ26内にもとの基地局のセクタに応じて符号が
付けられた第4のメッセージ信号内で送信されたデータ
レコードを表示するデータを蓄積する。特定の収集期間
の間にセクタ上の基地局が収集したパイロット信号検出
に関するデータは、その収集間隔によりaaとして符号
が付けられたデータストリングスとしてメモリ26内に
記録される。これらのデータストリングスは検出された
パイロット信号無線モジュールPLTa ,PLTb ,…
PLTz とこのパイロット信号無線基地局を検出したセ
クタ上の移動局MINi と移動局MINi がパイロット
信号無線基地局の伝送を検出した時点に存在するセクタ
SECi を識別する複数のフィールドを含む。これらの
フィールドを含むデータストリングは次の用に表され
る。aa:MINi ,SECi :PLTa ,PLTb
…PLTz .プロセス300のステップ312がその後
実行される。
【0063】ステップ312において、プロセッサ36
はパイロット信号無線モジュールの故障を認識するため
に、現在の収集間隔の間集められたデータを評価する。
この潜在的なパイロット信号無線モジュールの故障は、
以下の条件の全てが満足された場合に宣言される。
(1)このパイロット信号無線モジュールが収集期間の
間にセクタのいずれかのトラフィックチャネル上にいず
れもの移動局を有さないこと、(2)セクタ内の無線モ
ジュールがモービルアクセスを受信しないこと、(3)
このパイロット信号無線モジュールが収集期間の間移動
局により検出されないこと。潜在的な故障が指摘されな
い場合には、プロセッサ36はステップ314を実行す
る。それ以外の場合にはステップ316が実行される。
【0064】ステップ314において、プロセッサ36
は収集期間AAに対しデータがあるいは基準データセッ
トがメモリ26内に蓄積されたか否かを決定するために
テストスケジュールを検査する。収集期間AAに対する
データが蓄積されていない場合にはステップ302が実
行されデータ収集がスケジュールに従って進められる。
他の場合はステップ318が実行される。
【0065】ステップ318において、プロセッサ36
は、テストスケジュールの改正が必要か否かを決定する
ために、基準データセット内のデータを評価する。プロ
セッサ36がこの基準データセットから収集期間AAの
間収集され蓄積されたデータがユーザが規定した値に従
って充分ではない場合には改正が指示され、それにより
パイロット信号無線モジュールが故障か否かを信頼性よ
く決定することが可能となる。データ収集が不十分の場
合とは、例えばネットワーク内に余りにも少ない移動局
がパイロットテストスケジュールが指摘された収集期間
の一部の間に基地局の無線モジュールとのワイアレス通
信に継続することが少ない場合である。さらにテストス
ケジュールの変更は、パイロット信号無線モジュールが
モービルアクセスの検出に基づいてのみ適切に動作する
と認識されている場合には適当なものと判断され、そし
てこのモービルアクセスそのものは、パイロット信号無
線モジュールの動作を必ずしも信頼性高く指示するもの
ではない。改正は、また潜在的な故障が以下に説明する
ような実際の故障として認識されない場合にも示唆され
る。
【0066】ステップ320でテストの改正が必要な場
合には、インディケータ34はこのような指示をシステ
ムオペレータに与える。実行される改正は、データ収集
時の間発生するワイアレス通信のより多くの数から収集
されたより多くのデータに対し与えるために、データ収
集が行われる日時についてスケジュールを修正すること
が含まれる。それ以外の場合にはステップ302からデ
ータ収集が進む。
【0067】潜在的な故障がステップ312で宣言され
た場合には、次にステップ316でこのプロセッサ36
はメモリ26が現在のデータ収集期間に時間的に対応す
る過去のデータ収集期間の間収集されたデータを含むか
否かを決定する。例えば1週間前の収集期間の月曜日の
午前1時から開始した過去のデータ収集期間で収集され
たデータは、今週の月曜日の午前1時にスタートした現
在のデータ収集期間で収集されたデータに時間に対応す
る。基準データセットが過去の収集期間の間のデータを
含まない場合にはステップ314が実行され、それ以外
の場合はステップ324が実行される。
【0068】ステップ324において、プロセッサ36
は、対応する過去の収集期間の間収集されたデータに基
づいて、現在の収集期間の間ステップ312で故障の可
能性があると宣言されたパイロット信号無線モジュール
からのパイロット信号伝送の検出が許可される場所に移
動局がある確率を決定する。本発明によれば、このよう
な確率は、対応する過去の収集期間の間、それぞれ他の
パイロット信号無線モジュールからのパイロット信号伝
送に関し収集されたデータに基づいて、適宜予測され
る。
【0069】この実施例においてはプロセッサ36は、
過去の収集期間の間のデータストリング内に蓄積された
データを合成データストリングに関連づける。この合成
データストリングは、移動局と収集期間の間検出された
パイロット信号無線モジュールの唯一の組み合わせを表
す。例えば収集されたデータがセクタSECi 上の移動
局MINi が収集期間の前半の収集時にパイロット信号
無線モジュールPLTi のみを検出し、収集期間の後半
の収集時にパイロット信号無線モジュールPLTj のみ
を検出した場合には、この収集期間の合成データストリ
ングは、次のように表される。aa:MINi ,SEC
j :PLTcompここでPLTcompはPLTi とPLTj
とを含む。
【0070】例えばステップ324においてプロセッサ
36は、潜在的に故障の可能性のあるパイロット信号無
線モジュールPLTj が過去の収集期間の間、ある時点
においてSECi 上にある移動局が潜在的に故障の可能
性のあるポテンシャル信号無線モジュールPLTj を検
出する確率を計算することにより実際に故障しているか
否かを決定する。この確率は次式で計算される。 P{(SECi,aa),PLTj} =N(i|j)aa/N(i)aa, [1] ここでN(i|j)aaは、パイロット信号無線モジュ
ールPLTj からの伝送を検出するために含まれる過去
の収集間隔の間のある時点で、パイロット信号無線モジ
ュールの伝送の検出をSECi にレポートする移動局の
数に等しい。そしてN(i)aaは、過去の収集間隔の
間パイロット信号無線モジュールの伝送の検出をセクタ
SECi にレポートする移動局の数に等しい。N(i)
aaは、異なるMINi を有するメモリ26内に蓄積さ
れた合成ストリングスの数から決定できる。そしてN
(i|j)aaは、異なるMINi とSECi とPLT
j の両方を有する合成ストリングスの数から決定でき
る。さらにステップ324において、プロセッサ36
は、互いに近接するSECi ,SECj ,SECk のセ
クタによりカバーされる領域に亘りそして好ましくは直
線で移動する移動局が現在の収集間隔の間、潜在的に故
障可能性のあるパイロット信号無線モジュールPLTj
を検出する確率を計算する。この予測確率は、移動局が
それぞれSECi ,SECj ,SECk に対し全てのパ
イロット信号を検出する確率である。潜在的に故障可能
性のあるパイロット信号無線モジュールPLTj がこの
移動局により検出される確率は次式から計算できる。 P{(SECi,SECj,aa),PLTk} =N(i,j|k)aa/N(i,j)aa, [2] ここでN(i,j|k)aaは、過去の収集間隔の間S
ECi とSECj の両方に報告され、またPLTk の検
出が同時に報告される移動局の数として定義される。こ
こでN(i,j)aaは、過去の収集期間の間SECi
とSECj の両方にパイロット信号無線モジュールの検
出が報告される異なる移動局の数として定義される。N
(i,j)aaは、異なるMINi とSECi とSEC
j の両方を有するストリングの数から決定される。式
[1]と[2]を用いて計算された値は、それぞれの確
率条件に適合する移動局の比率を表す。他の実施例にお
いては、これらの値は各確率値が実際の確率の予測値よ
りも低くなるように調整される。例えば、この値の調整
は、パイロット信号無線モジュールの伝送を検出する確
率が100%となるような場合を回避するために式
[1]と[2]の分母に1を加えることにより行われ
る。式[1]と[2]から調整された値を用いて潜在的
に故障可能性のあるパイロット信号無線モジュールPL
j は、現在の収集期間の間検出される確率が次式で計
算される。
【数1】
【0071】ステップ326において、ステップ320
で実行された計算結果に基づいてプロセッサ36は、い
ずれかの潜在的に故障可能性のあるパイロット信号無線
モジュールが実際に故障しているか否かを決定する。例
としてプロセッサ36は、式[3]に対し得られた値を
予測しきい値(通常99%)と比較する。潜在的に故障
しているパイロット信号の無線モジュールの検出に対す
る計算された確率がしきい値以上の場合にはステップ3
28が実行される。ステップ328において、少なくと
も1つのパイロット信号無線モジュールが故障している
場合にはステップ328においてインディケータ34
は、警報をシステムオペレータに出す。それ以外の場合
にはテストの改正がステップ327で行われこれはステ
ップ318とほぼ類似あるいは同一のものである。テス
トの改正が必要な場合にはステップ320が実行され、
それ以外の場合にはステップ322が実行される。ステ
ップ322において、プロセッサ36は現在の収集期間
に時間的に対応する過去の収集期間の間メモリ26内の
基準セット内に蓄積されたデータを消去する。このデー
タの修正はその後ステップ302から進む。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク内のワイアレス通信に関する呼び処理動作
に関し、詳細な統計データを評価することにより、ワイ
アレス通信ネットワークの基地局の無線モジュールの故
障状態を識別することができる。また、無線モジュール
をサービスから切り離して別置きの無線テスト装置を用
いてテストする必要がないため、そのためのコストを節
減できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるネットワークの基地局内の無線モ
ジュールをテストするために収集され蓄積されアクセス
されるワイアレス通信に関連した呼び処理動作に関する
データが集められる代表的なワイアレス通信ネットワー
クを表す図。
【図2】Aは、本発明の特徴を実現する機能を実行する
構成要素を含む基地局のマイクロプロセッサユニットを
表す図、Bは、本発明の特徴を実現する機能を実行する
構成要素を含む基地局の管理セルラプロセッサユニット
を表す図。
【図3】本発明の一実施例により、図1のネットワーク
内の基地局の無線モジュールのダウンリンクトラッフィ
ックチャネル動作をテストする方法を表すフローチャー
ト図。
【図4】本発明の一実施例により、図1のネットワーク
内の基地局の無線モジュールのアップリンクトラッフィ
ックチャネル動作をテストする方法を表すフローチャー
ト図。
【図5】本発明の一実施例により、図1のネットワーク
内の基地局の無線モジュールのページングオーバヘッド
チャネル動作をテストする方法を表すフローチャート
図。
【図6】本発明の一実施例により、図1のネットワーク
内の基地局の無線モジュールのパイロットオーバヘッド
チャネル動作をテストする方法を表すフローチャート
図。
【符号の説明】
10 ワイアレス通信ネットワーク 20 移動交換機センター(MSC) 22 管理セルラプロセッサ 24 セルラ交換機 26,46,66 メモリ 30 送信設備 34,54 インディケータ 36,56 プロセッサ 40 基地局 42,62 マイクロプロセッサ 44 無線モジュール 50 検出機 60 移動局 64 移動無線装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38 H04B 17/00

Claims (32)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイアレス通信ネットワークの基地局内
    の無線モジュールのテスト方法において、 (A)ワイアレス通信ネットワーク内の移動局と基地局
    との間の無線通信の進行状態を検出するステップと、 (B)ワイアレス通信の最中に基地局と移動局との間の
    無線モジュールのトラフィックチャネルのエラー状態の
    フレームを検出する呼処理動作に関するデータを収集す
    るステップと、 (C)この収集されたデータ値からフレームエラーレー
    ト値を計算するステップと、 (D)予測(基準)フレームエラーレート値を設定する
    ステップと、 (E)無線モジュールが適切に動作しているか否かを決
    定するためにこの計算されたフレームエラーレート値と
    予測フレームエラーレート値とを比較するステップと、 (F)無線モジュールが故障状態である旨の指示を提供
    するステップとからなることを特徴とする無線通信ネッ
    トワークの基地局内の無線モジュールのテスト方法。
  2. 【請求項2】 前記(B)のステップは、ワイアレス通
    信ネットワーク内の移動局、基地局のいずれかあるいは
    その両方の局で行われることを特徴とする請求項1の方
    法。
  3. 【請求項3】 複数の移動局を有するワイアレス通信ネ
    ットワークの基地局内の無線モジュールをテストする装
    置において、 (A)ワイアレス通信ネットワーク内の移動局と基地局
    との間の無線通信の進行状態を検出する検出機と、 (B)ワイアレス通信の最中に基地局と移動局との間の
    無線モジュールのトラフィックチャネルのエラー状態の
    フレームを検出する呼処理動作に関するデータと予測フ
    レームエラーレート値とを蓄積するメモリと、 (C)この収集されたデータ値からフレームエラーレー
    ト値を計算し、無線モジュールが適切に動作しているか
    否かを決定するために、この計算されたフレームエラー
    レート値と予測フレームエラーレート値とを比較するプ
    ロセッサと、 (D)無線モジュールが故障である旨を指示するインデ
    ィケータとからなることを特徴とする無線通信ネットワ
    ークの基地局内の無線モジュールのテスト装置。
  4. 【請求項4】 前記(D)のインディケータは、無線モ
    ジュールが故障であると決定されたときに可聴信号を提
    供する可聴アラーム手段あるいは可視信号を提供する可
    視表示手段であることを特徴とする請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 前記装置は、テスト中の無線モジュール
    を含む基地局内あるいはテスト中の無線モジュールを含
    まない基地局内に配置されることを特徴とする請求項3
    の装置。
  6. 【請求項6】 前記装置は、ネットワークの移動交換機
    センタに含まれることを特徴とする請求項3の装置。
  7. 【請求項7】 前記呼処理動作に関するデータは、移動
    局、基地局のいずれかあるいはその両方の局で収集され
    ることを特徴とする請求項3の装置。
  8. 【請求項8】 ワイアレス通信ネットワークの基地局内
    の無線モジュールのテスト方法において、 (A)ワイアレス通信ネットワーク内の移動局と基地局
    との間の無線通信の進行状態を検出するステップと、 (B)ワイアレス無線通信の最中に移動局と基地局との
    間のある呼処理動作に関するデータを収集するステップ
    と、 (C)この収集されたデータ値を処理するステップと、 (D)無線モジュールが適切に動作しているか否かを決
    定するためにこの処理されたデータ値と予測(基準)値
    とを比較するステップと、からなることを特徴とする無
    線通信ネットワークの基地局内の無線モジュールのテス
    ト方法。
  9. 【請求項9】 前記(B)の収集するステップは、ワイ
    アレス通信ネットワーク内の移動局、基地局のいずれか
    あるいはその両方で行われることを特徴とする請求項8
    の方法。
  10. 【請求項10】 前記無線モジュールは、トラフィック
    チャネル上あるいはオーバヘッドチャネル上で動作する
    ことを特徴とする請求項8の方法。
  11. 【請求項11】 前記呼処理動作に関するデータは、無
    線モジュールのパイロット信号チャネル、アップリンク
    チャネル、ダウンリンクチャネルのいずれかの動作をテ
    ストするために収集されることを特徴とする請求項8の
    方法。
  12. 【請求項12】 (E)前記無線モジュールが適正に動
    作しているか否かの指示を提供するステップをさらに有
    することを特徴とする請求項8の方法。
  13. 【請求項13】 複数の移動局を有するワイアレス通信
    ネットワークの基地局内の無線モジュールをテストする
    装置において、 (A)ワイアレス通信ネットワーク内の移動局と基地局
    との間の無線通信の進行状態を検出する検出機と、 (B)ワイアレス通信の最中に基地局と移動局との間で
    収集されたある呼処理動作に関するデータを蓄積するメ
    モリと、 (C)この収集されたデータ値からメモリ内に蓄積され
    たこの前記収集データ値を処理し、この処理されたデー
    タと予測(基準)値とを比較するプロセッサと、 (D)無線モジュールが故障であることを指示するイン
    ディケータとからなることを特徴とする無線通信ネット
    ワークの基地局内の無線モジュールのテスト装置。
  14. 【請求項14】 前記装置は、テスト中の無線モジュー
    ルを含む基地局内あるいはテスト中の無線モジュールを
    含まない基地局内に配置されることを特徴とする請求項
    13の装置。
  15. 【請求項15】 前記装置は、ネットワークの移動交換
    機センタに含まれることを特徴とする請求項13の装
    置。
  16. 【請求項16】 前記呼処理動作に関するデータは、移
    動局、基地局のいずれかあるいはその両方の局で収集さ
    れることを特徴とする請求項13の装置。
  17. 【請求項17】 前記プロセッサは、無線モジュールの
    トラフィックチャネル動作、オーバヘッドチャネル動作
    のいずれかをテストするために呼処理動作に関するデー
    タを収集することを特徴とする請求項13の装置。
  18. 【請求項18】 前記テストされたオーバヘッドチャネ
    ルは、パイロットチャネルであることを特徴とする請求
    項13の装置。
  19. 【請求項19】 前記テストされたトラフィックチャネ
    ルは、アップリンクチャネル、ダウンリンクチャネルの
    いずれかであることを特徴とする請求項13の装置。
  20. 【請求項20】 ワイアレス通信ネットワークの基地局
    内の無線モジュールのダウンリンクトラフィックチャネ
    ル動作をテストする方法において、 (A)ワイアレス通信ネットワーク内の移動局と基地局
    との間の無線通信の進行状態を検出するステップと、 (B)検出された無線通信の最中に第1メッセージ信号
    を基地局から移動局に送信するステップと、 前記第1メッセージ信号は、移動局に対し無線モジュー
    ルからのダウンリンク伝送に関連する呼処理動作に関す
    るあるデータを収集するよう指示し、 (C)第2メッセージ信号を基地局から移動局に送信す
    るステップと、 前記第2メッセージ信号は、移動局から基地局にこの検
    出された無線通信が検出後プリセット期間中に依然とし
    て進行中の場合には、この収集された呼処理動作を表す
    データに関する第3メッセージ信号を送信するよう指示
    し、 (D)前記第3メッセージ信号内に含まれる呼処理動作
    のデータを用いてダウンリンクチャネルに伝送するため
    にフレームエラーレートを計算するステップと、 (E)ステップ(D)で実行された計算結果が基準エラ
    ーレート値を超えるエラーレート値となる場合には、未
    使用の移動局の無線モジュールのダウンリンクトラフィ
    ックチャネル動作をテストするために、前記ステップ
    (A)(B)(C)(D)を所定回数だけ繰り返して実
    行するステップと、 (F)所定の繰り返し回数が実行され、ダウンリンクト
    ラフィックチャネル伝送のエラーレート値の最終計算結
    果が基準エラーレート値を超えた場合には、ダウンリン
    クトラフィックチャネルが故障状態であると表示するス
    テップとからなることを特徴とするワイアレス通信ネッ
    トワークの基地局内の無線モジュールのダウンリンクト
    ラフィックチャネルの動作をテストする方法。
  21. 【請求項21】 前記(A)のステップは、第4メッセ
    ージ信号をネットワークの移動交換機センタに送信する
    ステップを含み、 前記第4メッセージ信号は、無線モジュールを使用して
    無線通信をコンプリートさせるよう指示することを特徴
    とする請求項20の方法。
  22. 【請求項22】 ワイアレス通信ネットワークの基地局
    内の無線モジュールのダウンリンクトラフィックチャネ
    ル動作をテストする装置において、 (A)ワイアレス通信ネットワーク内の移動局と基地局
    との間の無線通信の進行状態を検出する検出機と、 (B)ワイアレス通信の最中に基地局と移動局との間で
    移動局で収集されたワイアレス通信に関連する呼処理動
    作に関するデータを蓄積するメモリと、 (C)前記メモリ内に蓄積された呼処理動作に関するデ
    ータを用いて無線モジュールのダウンリンクチャネルの
    伝送に対しフレームエラーレートを計算するプロセッサ
    と、 計算結果が基準エラーレート値を超えるエラーレート値
    の計算となる場合には、このプロセッサは、検出機に対
    しダウンリンクトラフィックチャネルを介して所定の繰
    り返し回数だけ無線通信を未使用移動局に向けるよう指
    示し、 (D)所定の繰り返し回数だけ実行され最終的に計算さ
    れたエラーレート値がしきい基準エラーレート値を超え
    た場合には無線モジュールのダウンリンクトラフィック
    チャネル動作が適正に機能していない旨の指示を出すイ
    ンディケータとを有することを特徴とする無線モジュー
    ルのダウンリンクトラフィックチャネル動作のテスト装
    置。
  23. 【請求項23】 ワイアレス通信ネットワークの基地局
    内の無線モジュールのアップリンクトラフィックチャネ
    ル動作をテストする方法において、 (A)ワイアレス通信ネットワーク内の移動局と基地局
    との間の無線通信の進行状態を検出するステップと、 (B)前記の検出された無線通信が前記ステップ(A)
    の検出以来プリセット期間後も進行中である場合には、
    基地局に蓄積された無線モジュールのアップリンクトラ
    フィックチャネルの動作に関する呼処理動作を取り出す
    ステップと、 (C)前記(B)のステップで取り出された呼処理動作
    のデータを用いて前記アップリンクチャネルの伝送用の
    フレームエラーレートを計算するステップと、 (D)ステップ(C)で実行された計算結果が基準エラ
    ーレート値を超えるエラーレート値となる場合には、未
    使用の移動局を用いて無線モジュールのアップリンクト
    ラフィックチャネル動作をテストするために、前記ステ
    ップ(A)(B)(C)を所定回数だけ繰り返して実行
    するステップと、 (E)所定の繰り返し回数が実行され、アップリンクト
    ラフィックチャネル伝送のエラーレート値の最終計算結
    果が基準エラーレート値を超えた場合には、アップリン
    クトラフィックチャネルが故障状態であると表示するス
    テップとからなることを特徴とするワイアレス通信ネッ
    トワークの基地局内の無線モジュールのアップリンクト
    ラフィックチャネルの動作をテストする方法。
  24. 【請求項24】 ワイアレス通信ネットワークの基地局
    内の無線モジュールのアップリンクトラフィックチャネ
    ル動作をテストする装置において、 (A)ワイアレス通信ネットワーク内の移動局と基地局
    との間の無線通信の進行状態を検出する検出機と、 (B)ワイアレス通信の最中に基地局と移動局との間で
    基地局で収集されたワイアレス通信に関連する呼処理動
    作に関するデータを蓄積するメモリと、 (C)前記メモリ内に蓄積された呼処理動作に関するデ
    ータを用いて無線モジュールのアップリンクチャネルの
    伝送に対しフレームエラーレートを計算するプロセッサ
    と、 計算結果が基準エラーレート値を超えるエラーレート値
    の計算となる場合には、このプロセッサは、検出機に対
    しアップリンクトラフィックチャネルを介して所定の繰
    り返し回数だけ無線通信を未使用移動局に向けるよう指
    示し、 (D)所定の繰り返し回数だけ実行され最終的な計算エ
    ラーレート値がしきい基準エラーレート値を超えた場合
    には、無線モジュールのアップリンクトラフィックチャ
    ネル動作が適正に機能していない旨の指示を出すインデ
    ィケータとを有することを特徴とする無線モジュールの
    アップリンクトラフィックチャネル動作のテスト装置。
  25. 【請求項25】 ワイアレス通信ネットワークの基地局
    内の無線モジュールのページングオーバヘッドチャネル
    動作をテストする方法において、 (A)無線モジュールにより宛先の移動局に送信される
    各ページメッセージ信号の時間符号付き記録を保持する
    ステップと、 (B)応答が宛先移動局から受信されたか否かを検出す
    るステップと、 (C)ページメッセージ信号伝送に対し、どの移動局が
    宛先移動局であるかおよびどの移動局がページメッセー
    ジ信号伝送に応答するかの記録を維持するステップと、 (D)宛先移動局がページメッセージ信号伝送に応答し
    ない環境および移動局が以前のページメッセージ信号伝
    送に応答しない他の移動局と同一のものであるという環
    境に応じて前記記録を削除するステップと、 (E)ページメッセージ信号伝送のプリセットされた数
    の記録が蓄積されているとき応答しないページメッセー
    ジ信号の数が無線モジュールにより伝送されるページメ
    ッセージ信号の全数の予めプリセットされたパーセント
    を超えるか否かを計算するステップとからなることを特
    徴とする無線モジュールのページングオーバヘッドチャ
    ネル動作のテスト方法。
  26. 【請求項26】 ワイアレス通信ネットワークの基地局
    内の無線モジュールのページングオーバヘッドチャネル
    動作をテストする装置において、 (A)無線モジュールにより宛先の移動局に送信される
    各ページメッセージ信号の時間符号付き記録を保持する
    メモリと、 (B)応答が宛先移動局から受信されたか否かを検出す
    る検出機と、 (C)どの移動局がページメッセージ信号伝送の宛先移
    動局であるかそしてどの移動局がメモリ内のページメッ
    セージ信号伝送に応答するかの記録をメモリ内に蓄積す
    るプロセッサと、からなり、 (D)前記プロセッサは、宛先移動局がページメッセー
    ジ信号伝送に応答しない環境および移動局が以前のペー
    ジメッセージ信号伝送に応答しない他の移動局と同一の
    ものであるという環境に応じて前記メモリから記録を削
    除し、 (E)前記プロセッサは、ページメッセージ信号伝送の
    所定数の記録が蓄積されているとき応答しないページメ
    ッセージ信号の数が無線モジュールにより伝送されるペ
    ージメッセージ信号の全数の所定割合を超えるか否かを
    計算することを特徴とする無線モジュールのページング
    オーバヘッドチャネル動作のテスト装置。
  27. 【請求項27】 オーバヘッドチャネルを介して動作す
    るワイアレス通信ネットワークの基地局内のセクタの無
    線モジュールをテストする方法において、 (A)前記ネットワーク内の基地局と移動局との間の進
    行中のワイアレス通信を検出するステップと、 (B)前記ワイアレス通信の間移動局と基地局との間の
    ある呼処理動作に関するデータを収集するステップと、 (C)前記収集されたデータ値を処理するステップと、 (D)無線モジュールが適正に動作しているか否かを決
    定するために、この処理されたデータ値と予測(基準)
    値とを比較するステップとからなることを特徴とする基
    地局のセクタ内の無線モジュールのテスト方法。
  28. 【請求項28】 前記呼処理動作のデータは、無線モジ
    ュールのページングチャネルの動作をテストするために
    収集されることを特徴とする請求項27の方法。
  29. 【請求項29】 オーバヘッドチャネルを介して動作す
    る複数の移動局を有するワイアレス通信ネットワークの
    基地局のセクタ内の無線モジュールをテストする装置に
    おいて、 (A)前記ネットワーク内の基地局と移動局との間の進
    行中のワイアレス通信を検出する検出機と、 (B)前記ワイアレス通信の最中に基地局と移動局との
    間で収集されたある呼処理動作に関するデータを蓄積す
    るメモリと、 (C)前記メモリ内に蓄積された収集データ値を処理し
    無線モジュールが適正に動作しているか否かを決定する
    ためにこの処理されたデータと予測値とを比較するプロ
    セッサと、 (D)無線モジュールの動作状態を指示するインディケ
    ータとからなることを特徴とする無線モジュールのテス
    ト装置。
  30. 【請求項30】 前記オーバヘッドチャネルはページン
    グチャネルであることを特徴とする請求項29の装置。
  31. 【請求項31】 複数の移動局を有するワイアレス通信
    ネットワーク内の複数の基地局内のそれぞれのパイロッ
    ト信号無線モジュールをパイロットオーバヘッドチャネ
    ルの動作をテストする方法において、 (A)データ収集が収集期間の間実行されるべきである
    とパイロットテストスケジュールが指示したときに第1
    メッセージ信号を各基地局に提供するステップと、 前記第1メッセージ信号は、セクタ内の第1無線モジュ
    ールに対し、第2メッセージ信号を移動局に送信するよ
    う指示し、 前記セクタは、パイロット信号無線モジュールと移動局
    と、トラフィックチャネルワイアレス通信に関連する第
    2の無線モジュールとを有し、 前記第1メッセージ信号は、各基地局に対し移動局から
    受信したモービルアクセスに関するデータを収集するよ
    う指示し、 前記第2メッセージ信号は、移動局に対し移動局が検出
    する全てのパイロット信号の同定に関するデータを収集
    し、この収集されたデータを第3メッセージの形式で無
    線モジュールグループ内の第3の無線モジュールに送信
    するよう指示し、 (B)各基地局内のメモリ内にデータ収集期間の間受信
    されたモービルアクセスに関するデータと第3メッセー
    ジ信号の一部として受信したデータとを蓄積するステッ
    プと、 (C)移動交換機センタに収集期間の間各基地局内に収
    集されたデータを含む第4のメッセージ信号を送信する
    ステップと、 (D)パイロット信号無線モジュールが潜在的に故障し
    ているか否かを収集期間の間収集されたデータから決定
    するステップと、 (E)以前の収集期間に時間的に対応する収集期間に亘
    ってデータが収集されメモリ内に蓄積されたか否かを決
    定するステップと、 (F)潜在的に故障可能性のあるパイロット信号無線モ
    ジュールが過去の収集期間の間収集されたデータを用い
    て実際に故障している確率を計算するステップと、 (G)故障があるか否かの指示を提供するステップとか
    らなることを特徴とするパイロットオーバヘッドチャネ
    ル動作のテスト方法。
  32. 【請求項32】 (H)不十分なデータしか収集されな
    い場合にはテストスケジュールを改正するステップをさ
    らに有することを特徴とする請求項31の方法。
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