JP3177761U - フォークリフトのラム装置のラムの傾動確認装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォークリフトのラム装置のラムに掛けて搬送中の銅或いは銅合金コイル状体が、ラムの先端から抜け落ちて脱落するのを確実に防止することができる安価で簡便なラム装置のラムの傾動確認装置を提供する。
【解決手段】確認装置は、前記フォークリフトのチルトシリンダXの伸縮部に設置したラム17の傾動を検出する手段と、その検出したラムの傾動をオペレータに知らせる報知手段Fとを有し、報知手段は、ラム17の傾きが0〜10°の搬送可能範囲である場合と、搬送可能範囲以外の傾きである場合とで、異なる形態でラム17の傾動状態を報知する。
【選択図】図1

Description

本考案は、フォークリフトのラム装置のラムに掛けて搬送中の銅或いは銅合金のコイル状体が、ラムから抜け落ちて脱落するのを確実に防止することができる安価で簡便なラム装置のラムの傾動確認装置に関する。
従来から、フォークリフトにラム装置を装着し、ラム装置のラムを銅或いは銅合金のコイル状体の軸心孔に挿通して、そのコイル状体をピックアップし、脱落や傷付けることなく、所定場所に安全に搬送する技術は公知となっており、そのコイル状体の搬送時には、脱落防止のために、ラム装置のラムの傾動(チルト動)を水平、或いは、僅かに上向きに保っておく必要がある。
特許文献1では、筒状の荷物をラムに掛けて運搬するフォークリフトにおいて、荷物を積み込むピックアップ作業でラムの先端の位置を容易に確認できるようにし、荷物がラムに完全に掛けられていない状態(半掛け)で搬送されることを防止する確認装置が開示されている。その確認装置は、ラムと一体的に上下動する部材であるバックレストに固設されるステーと、当該ステーに配置されるレーザポインタとによりなり、レーザポインタは、前記ラムより高い位置から前記ラムの先端に向かって、前記ラムの軸線に対して垂直な方向に光を照射する。更に、前記レーザポインタが照射した光が筒状の荷物の外面に当たったときに当該外面に形成される明部をフォークリフトのオペレータが視認するための、反射鏡を備えている。
特許文献2では、中心軸方向が水平方向に対し傾斜して載置されたコイル状体を持ち上げて搬送する際に、コイル状体の損傷を防止することができるコイル状体の搬送装置を開示している。その搬送装置は、移動自在な台車と、昇降自在に支持されるとともに略水平方向に突設され、コイル中心軸孔に挿入されてコイル状体を昇降自在に支持可能なフォーク部材と、フォーク部材のコイル状体に対する位置合わせを行う位置合わせ制御手段と、を有し、フォーク部材は、傾斜部と、コイル側面と当接可能に設けられる当接部と、を有し、位置合わせ制御手段は、傾斜部がコイル状体の中心軸方向と平行な状態で、傾斜部と当接部とで形成される直角部分と、中心軸孔を形成するコイル内周部とコイル側面とで形成される角部の上側部分との位置合わせを行うことを特徴とする。
また、フォーク部材としてラム装置を使用していないが、チルト角度を制御することが特許文献3、特許文献4に開示されている。
特許文献3では、アクセルレバ−を前進方向に操作すると、フォ−クリフトのフォ−クの先端が路面の凹凸に引っかかり危険である旨を運転者に知らしめることを目的として、フォ−ク高さを検出する揚高検出手段とチルト角度を検出するチルト角度検出手段を備えたフォ−クリフトにおいて、フォ−ク高さが最下位の位置にあることを検出している揚高検出手段の出力信号とチルト角度が前傾であることを検出しているチルト角度検出手段の出力信号が印加された状態で、アクセルレバ−を前進方向に操作すると、フォ−クリフトのフォ−クの先端が路面の凹凸に引っかかり危険である旨を運転者に知らしめる報知器を作動する制御装置が開示されている。
特許文献4では、フォークリフトのリフト装置におけるチルト動において、水平位置に容易に停止させる方法として、傾斜角センサーより検出した傾斜角と設定したチルト水平停止位置との位置偏差を算出し、この位置偏差が所定の値以下になった場合に、位置偏差と電磁比例弁への制御量との関係を定めた減速停止用折れ線関数を基にして、位置偏差に対する電磁比例弁への制御量を算出し、この制御量に基づいてチルトシリンダを作動させて、リフト装置のチルト動を制御することが開示されている。
特開2004−155534 特開2004−59261 特開平10−17299 特開平09−156895
従来技術のフォークリフトの銅或いは銅合金コイル状体のピックアップ装置、或いは、搬送装置を使用することにより、銅或いは銅合金コイル状体がラム装置のラムに完全に掛けられていない状態(半掛け)で搬送されることを防止することができ、また、中心軸方向が水平方向に対し傾斜して載置された銅或いは銅合金コイル状体を持ち上げて搬送する際に、そのコイル状体の損傷を防止することができるが、複雑、或いは、高価な装置の取り付が必要となる。
また、銅或いは銅合金コイル状体の重量やオペレータの操作により、ラム装置のラムが水平ではなく、少しでも下方向に傾動していると、ピックアップ後に搬送中の銅或いは銅合金コイル状体が、フォークリフトの急発進や急停止時の反動、或いは、路面上の段差による振動にて、ラム装置のラムの先端からずれて抜け落ちて脱落し、そのコイル状体を損傷するばかりでなく、落下場所周辺の作業者の重大な災害にも繋がる可能性もある。銅或いは銅合金コイル状体は、他の軽量なコイル状体と比べて、重量が大きく、傷付き易いので、搬送には特に注意を要する。
本考案では、フォークリフトのラム装置のラムに掛けて搬送中の銅或いは銅合金コイル状体が、ラムの先端から抜け落ちて脱落するのを確実に防止することができる安価で簡便なラム装置のラムの傾動確認装置を提供する。
本考案のフォークリフトのラムの傾動確認装置は、ラム装置を装着したフォークリフトにて、銅或いは銅合金のコイル状体の中心軸孔に前記ラム装置のラムを挿入して前記銅或いは銅合金のコイル状体を搬送する際の前記ラムの傾動を確認するための確認装置であり、前記フォークリフトのチルトシリンダの伸縮部に設置した前記ラムの傾動を検出する手段と、その検出したラムの傾動状態をオペレータに知らせる報知手段とを有し、前記報知手段は、前記ラムの傾きが水平方向に対して0〜10°である搬送可能範囲内である場合と、前記搬送可能範囲外である場合とで、異なる形態でラムの傾動状態を知らせることを特徴とする。
通常、フォークリフトに装着されたラム装置のラムは、フォークリフトのアウターマストと車体フレームとの間に介設されたチルトシリンダの伸縮により、水平方向に対して傾動される(前或いは後傾動される)。
フォークリフトのラム装置のラムにてピックアップされて搬送中の銅或いは銅合金コイル状体が、急発進や急停止時の反動、或いは、路面上の段差による振動にてラムの先端方向にずれて、ラムの先端から抜け落ちて脱落するのを確実に防止するには、ラムの傾動を常に水平(ラムの中心軸が水平方向に対し傾斜角度0°)以上に保つ必要があるが、銅或いは銅合金コイル状体の重量やオペレータの操作ミスにより、水平以上となっていない場合、ラム装置のラムの先端から脱落し、そのコイル状体を損傷するのみならず、落下場所周辺の作業者の災害にも繋がる可能性がある。
これを防ぐには、そのピックアップが完了した時点で、オペレータがフォークリフトから降り、ラムの傾動状態を確認すれば良いが、作業時間の短縮のために、降りずに座席からの目視での確認ですませるのが実状となっている。
そこで、チルトシリンダの伸縮部に設置したラムの傾動を検出する手段と、検出したラムの傾動をオペレータに知らせる報知手段とを有するラムの傾動を確認するための確認装置を使用し、銅或いは銅合金コイル状体のピックアップが終了した後のラムの傾きが水平方向に対して0〜10°である場合に、オペレータが座席でそれを視認等により確認後、搬送を開始することにより、銅或いは銅合金コイル状体がラム先端から抜け落ちて脱落するのを確実に防止することができ、作業時間も短縮することができる。
例えば、ラムの傾動を操作しているチルトシリンダの伸縮部に検出片を取り付け、ラムの傾きが0〜10°である場合に、検出片が検出センサーを作動させ、検出センサーからの電気信号にて、座席に設置したラム傾動確認灯を点灯させ、それをオペレータが視認後、搬送を開始すれば、急発進や急停止時の反動、或いは、路面上の段差による振動にて、ラムの先端からの銅或いは銅合金コイル状体の脱落を確実に防止できる。すなわち、前記報知手段として、前記ラムの傾きが前記搬送可能範囲内である場合に点灯又は消灯状態となるラム傾動確認灯を用いることができる。
この場合、ラムの傾きが10°を超えると、銅或いは銅合金コイル状体がラムを介してフォークリフトのバックレストに当たり、傷付く恐れがあるので、ラムの傾きは、10°以下とすることが好ましい。
更に、本考案のフォークリフトのラムの傾動確認装置は、前記ラムの傾動を検出する手段が、前記ラムの傾動と連動する検出片と、前記検出片が接触した際に作動する接触型センサーであることを特徴とする。
簡便で安価で確実に作動するラムの傾動を検出する手段としては、ラムの傾動に伴い作動する検出片と、検出片が接触した際に作動する接触型センサーを有することが好ましい。
例えば、ラムの傾動を操作しているチルトシリンダの伸縮部に検出片を取り付け、ラムの傾動が0〜10°である場合に、検出片が接触型センサー、例えばリミットスイッチに接触し、リミットスイッチからの電気信号にて、座席に設置されたラム傾動確認灯を点灯させ、それをオペレータが視認した後、搬送を開始することにより、銅或いは銅合金コイル状体が、ラムの先端から抜け落ちて脱落するのを防止することができ、バックレストに当たって傷付く恐れもなくなる。
更に、本考案のフォークリフトのラムの傾き確認装置は、前記銅或いは銅合金のコイル状体の内径をA(mm)、前記ラムの直径をB(mm)とした場合に、A/Bが1.5〜3.0であることを特徴とする。
A/Bが1.5未満では、ラム装置のラムによる銅或いは銅合金コイル状体のピックアップが難しく、A/Bが3.0を超えると、銅或いは銅合金コイル状体の搬送が不安定になり、脱落はしないまでも、コイル状体の損傷が起きやすくなる。
本考案により、フォークリフトのラム装置のラムに掛けて搬送中の銅或いは銅合金コイル状体が、ラムの先端から抜け落ちて脱落するのを確実に防止することができる安価で簡便なラム装置のラムの傾動確認装置を提供することができる。
フォークリフトを前進させてラムを銅或いは銅合金コイル状体の軸孔に挿通させた状態を示した側面図である。 チルトシリンダの伸縮部に取り付けられたラム傾動検出部の概略図である。 他の実施形態におけるラム傾動検出部の斜視図である。
本考案のフォークリフトのラム装置のラムの傾動確認装置の実施形態につき、図1、図2を参照に説明する。
図1に示すように、本考案で使用するフォークリフト1は、車体フレーム2の前下部に前車軸3を左右水平に支持し、この前車軸3の両端に駆動輪たる前輪4を取り付けた構造としている。車体フレーム2上にはキャビン5が配設され、該キャビン5の内部に、オペレータの運転座席6が備えられている。
前車軸3には、上下方向に配置されたアウターマスト7の下端部が、前車軸3の軸線まわりに回動自在に支持される。このアウターマスト7に平行にインナーマスト8が取り付けられ、インナーマスト8はその長手方向に沿う向きにアウターマスト7に対して変位できるようになっている。
インナーマスト8にはリフトブラケット9が取り付けられており、このリフトブラケット9は、インナーマスト8の長手方向に沿うように案内されながら上下動できるように構成している。リフトブラケット9は、リフトシリンダ、リフトチェーン、チェーンホイール等からなる図示しない昇降機構を介して取り付けられており、該リフトシリンダを伸縮駆動させることでリフトブラケット9を上下動させ得るようになっている。リフトシリンダには、運転座席6近傍に設けられた図示しない適宜の操作手段をオペレータが操作することによって圧油が給排され、伸縮駆動できるようになっている。
アウターマスト7は前車軸3まわりに回動自在に支持されており、また、アウターマスト7と車体フレーム2との間にはチルトシリンダXが介設されている。この構成で、オペレータはレバー等の操作手段を操作してチルトシリンダXを伸縮駆動させ、アウターマスト7を前傾あるいは後傾させて、ラム17の上下方向の傾動を調整することができる。
リフトブラケット9の前部には、取付バー10が左右水平方向に向けられながら支持される。また、この取付バー10及びリフトブラケット9には、枠体状のバックレスト11が固定される。このバックレスト11は、左右水平方向に支架されたフォークバー12及びロアプレート13を備えている。
ラム装置14の基部15の下部は、図示しない適宜の着脱機構を介してロアプレート13に取り付けられ、基部15がバックレスト11の左右中央部に取り付けられる。基部15の正面視中央部には、ラム17の基端部が固着される。ラム17はその軸線の方向をマスト7・8の長手方向に対し垂直な前後方向に向けて配置されており、その先端は機体前方を向いている。
銅或いは銅合金のコイル状体Hをピックアップする際には、先ず、フォークリフト1において前記リフトブラケット9を昇降させて、コイル状体Hが有する軸孔Mにラム17を挿通し得る高さとなるように、ラム17の高さを調整し、チルトシリンダXを伸縮させて、ラム17の傾きを水平に保つようにする。
そして、フォークリフト1を前進させて、ラム17をコイル状体Hの軸孔Mに真っ直ぐ差し込み、リフトブラケット9を上昇させる。上昇するラム17がコイル状体Hを持ち上げ、コイル状体Hは地面から浮く格好となる。これでピックアップ作業が完了し、コイル状体Hをラム17に掛けた状態にてフォークリフト1で運搬可能となる。
この状態でのラム17の傾動は、図2に示すように、チルトシリンダXの伸縮により検出されるようになっており、アウターマスト7に接続状態のピストンロッドの先端部Yに取り付けられたラム17の傾動を検出する検出片Cと、伸縮部Zに取り付けられ検出片Cが接触した際に作動する接触型センサー(例えば、リミットスイッチ)Dとにより確認される。
ラム17の傾動を検出する場合、例えば、検出片Cの先端部C1は、ラム17の傾きが水平方向に対して0°になる(水平状態になる)と、接触型センサー(例えば、リミットスイッチ)Dの先端部D1と接触し始め、10°まではスライドして先端部D1と接触し続け、接触型センサーDは、その電気的信号を座席6の前に設置したラム傾動確認灯Fに送信し、ラム傾動確認灯Fを点灯させる。これをオペレータが視認した後に、フォークリフト1を発進して、所定場所へのコイル状体Hの搬送を開始することにより、搬送中にて、フォークリフト1が急発進や急停止しても、或いは、路面上の段差による振動を受けても、コイル状体Hが、ラム先端から抜け落ちて脱落するのを防止することができ、バックレスト11に当たり傷付く恐れもなくなる。ラム17の傾きが水平方向に対して0°未満、或いは、10°を超えると、検出片Cは、接触型センサーDと接触せず、ラム傾動確認灯Fは点灯しない。
仮に、ピックアップ作業の完了後に、ラム傾動確認灯Fが点灯していなければ、オペレータは、チルトシリンダXを操作して、ラム17の傾きを調整してラム傾動確認灯Fを点灯させて確認後、フォークリフト1を発進させることになる。
本考案の報知手段は、この実施形態ではラム傾動確認灯Fにより構成されるが、実施形態とは逆に、ラム17が水平方向に対して0°〜10°の搬送可能範囲内の場合には点灯せずに消灯状態とされ、搬送可能範囲外の場合に点灯するものとしてもよい。
また、他の報知手段として、ラム17の傾動状態を音で知らせるものとしてもよい。例えば、ラム17の傾きが0〜10°の搬送可能範囲内である場合は、フォークリフト1を発進させても何の音も発生させずにそのまま発進することができるが、ラム17が搬送可能範囲外の傾きであった場合には、フォークリフト1を発進させようとすると、警告音を発生させるようにする、などの構成である。
また、コイル状体Hの内径をA(mm)、ラム17の直径をB(mm)とした場合に、A/Bが1.5〜3.0であることが好ましい。
A/Bが1.5未満では、ラム装置14のラム17による銅或いは銅合金コイル状体のピックアップが難しく、A/Bが3.0を超えると、搬送が不安定になり、脱落はしないまでも、コイル状体Hの損傷が起きやすくなる。
なお、本考案においては、ラム傾動検出部として、図3に示す構成としてもよい。この図3においては、チルトシリンダXの伸縮部Zは車体フレーム2の内部に設けられており、車体フレーム2に形成した凹部2aから突出するように外方に延びている。そして、検出片Cは伸縮部Zに取り付けられており、この検出片Cの動きにより作動される接触型センサーDは、車体フレーム2の凹部2aの周辺部にブラケットEを介して固定されている。なお、チルトシリンダXは、伸縮部Zは車体フレーム2に回動自在に支持され、ピストンロッドの先端部Yはアウターマスト7に回動自在に支持されている。
前述の実施形態では、チルトシリンダXの伸縮によりラムの傾動を検出するようにしたが、この実施形態では、ラムを傾動させる際のチルトシリンダX自体の傾動からラムの傾動を検出する構成としている。
三菱伸銅(株)製の黄銅コイル(幅3.5cm、全長470cm、重量4722kg、
外径200mm、内径50mm)を、積載荷重8トンの本考案のラムの傾動確認装置を設置したフォークリフトにて、直径25mmのラムを使用して、ピックアップし、急発進及び急停止をまじえながら、所定の保管場所に搬送したが、ラムの傾きを0°〜10°の範囲に維持して搬送した場合は、黄銅コイルのラム先端からの脱落やバックレストに当たっての傷付きは皆無であった。
現在までに、コイル状体の種類、寸法、ラムの直径は状況に応じて変化しているが、同様のピックアップ及び搬送を1000回実施しているが、ラムの傾動確認装置は、確実に作動しており、コイル状体のラム先端から脱落やバックレストに当たっての傷付きは見られていない。
1 フォークリフト
2 車体フレーム
2a 凹部
7 アウターマスト
11 バックレスト
14 ラム装置
17 ラム
H 銅或いは銅合金のコイル状体
M 軸孔
A 内径
B 直径
X チルトシリンダ
Y ピストンロッドの先端部
Z 伸縮部
C 検出片
C1 先端部
D 接触型センサー
D1 先端部
E ブラケット
F ラム傾動確認灯(報知手段)

Claims (4)

  1. ラム装置を装着したフォークリフトにて、銅或いは銅合金のコイル状体の中心軸孔に前記ラム装置のラムを挿入して前記銅或いは銅合金のコイル状体を搬送する際の前記ラムの傾動を確認するための確認装置であり、前記フォークリフトのチルトシリンダの伸縮部に設置した前記ラムの傾動を検出する手段と、その検出したラムの傾動状態をオペレータに知らせる報知手段とを有し、前記報知手段は、前記ラムの傾きが水平方向に対して0〜10°の搬送可能範囲内である場合と、前記搬送可能範囲以外の傾きである場合とで、異なる形態でラムの傾動状態を知らせることを特徴とするフォークリフトのラム装置のラムの傾動確認装置。
  2. 前記報知手段は、前記ラムの傾きが前記搬送可能範囲内である場合に点灯又は消灯状態となるラム傾動確認灯であることを特徴とする請求項1記載のフォークリフトのラム装置のラムの傾動確認装置。
  3. 前記ラムの傾動を検出する手段が、前記ラムの傾動を検出する検出片と、前記検出片が接触した際に作動する接触型センサーであることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークリフトのラム装置のラムの傾動確認装置。
  4. 前記銅或いは銅合金のコイル状体の内径をA(mm)、前記ラムの直径をB(mm)とした場合に、A/Bが1.5〜3.0であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォークリフトのラム装置のラムの傾動確認装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018127356A (ja) * 2017-02-11 2018-08-16 株式会社ブリヂストン フォークリフト用アタッチメントおよび該フォークリフト用アタッチメントのフォークへの装着方法
CN109748212A (zh) * 2017-11-06 2019-05-14 上海市山之田模型设计有限公司 一种带有激光检测和保护装置的模型升降机
CN111099526A (zh) * 2019-12-31 2020-05-05 安徽鼎晴机械科技有限公司 一种可伸缩式起重叉
JP2021178693A (ja) * 2020-05-11 2021-11-18 三菱ロジスネクスト株式会社 ラムを備えたフォークリフト

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