JP3176725B2 - ハロゲン化銀写真感光材料用の自動現像機 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用の自動現像機

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JP3176725B2
JP3176725B2 JP20064492A JP20064492A JP3176725B2 JP 3176725 B2 JP3176725 B2 JP 3176725B2 JP 20064492 A JP20064492 A JP 20064492A JP 20064492 A JP20064492 A JP 20064492A JP 3176725 B2 JP3176725 B2 JP 3176725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真感光材
料用の自動現像機に関し、詳しくは従来、手作業によっ
ておこなわれていた補充液の調液作業や蒸発補正作業を
自動化することで簡易化・省力化を計ることができ、ま
た補充液タンクを無くしてコンパクト化を計ることが可
能であり、更にオーバーフロー液の再利用が容易となる
ハロゲン化銀写真感光材料用の自動現像機に関する。
【0002】
【発明の背景】感光材料は露光後に現像・脱銀・洗浄・
安定化等の処理工程により処理され、現像処理には黒白
現像液ないしカラー現像液、脱銀処理には漂白液・定着
液・漂白定着液、洗浄には水道水又はイオン交換水、安
定化処理には安定液がそれぞれ使用される。通常、自動
現像機では、各処理液が個別の処理槽に貯留され、30
〜40℃の温度に調節されて用意されており、感光材料
は各処理槽の処理液中を搬送されながら浸漬処理され
る。
【0003】上記のような自動現像機では、処理槽内の
処理液の活性度を一定に保つために補充液タンクに用意
されている補充液を適時処理槽内に供給することが行わ
れている。補充液タンクを自動現像機の近傍に配置する
タイプ、自動現像機内に内蔵しているタイプがある。
【0004】補充液タンクに用意される補充液は、粉末
或いは濃縮液の形で供給される処理剤を一定量の水で溶
解・希釈することにより調整される。
【0005】処理剤は、写真処理に際して良好な性能を
発揮するように各種成分(以下パーツ剤ないしパート剤
と称する)からなっており、これらのパーツ剤は互いに
接触した状態におかれると長い間には反応し変質したり
して写真処理剤としての機能が損なわれ、特に処理剤中
には酸化還元反応により互いに反応し易いものが多いた
め、一般には1種又は2種以上のパーツ剤に分けてキッ
ト化されており、使用時にこれらを一定量づつ混合する
ようになっている。
【0006】キット化されたパーツ剤は、各個に例えば
瓶・袋等の内包容器に封入されており、これらを纏めて
袋や箱に入れられて1単位として市販されている。
【0007】補充液の調整は非常に煩雑な手作業が必要
であり熟練を要し、調整の失敗は即座に写真処理性能に
影響を与え、特にネガフィルムの現像ミスは重大な責任
を負う結果となる。然し、近年における所謂ミニラボの
普及に伴って非熟練者が自動現像機を操作せざるを得な
い状況が生まれており、補充液の調整を含めて、処理液
の品質管理の簡易化が要請されている。
【0008】また、設置スペースの問題から、自動現像
機の小型化の要請は益々強くなり、この観点からも、補
充液タンクの存在・補充用の処理剤キットのストックの
問題を見直す必要が生じている。
【0009】他方、環境保全、省資源の観点から写真処
理業界を見ると、処理剤(粉末・濃縮液)を供給するた
めの大小のポリ容器が特に問題になる。即ち、写真用の
ポリ容器はコストが安く貯蔵や輸送にも便利で耐薬品性
に優れているものの、空になった容器は産業廃棄物とし
て埋め立てられるか廃棄され、或いは焼却されるが、ポ
リ容器は生分解性がほとんどなく、蓄積され、焼却した
場合は炭酸ガスの大量の発生を伴い、地球の温暖化等の
一因になるという問題がある。また、ユーザーの問題と
しては作業スペースの狭いところにポリ容器が大量に山
積みされ、更にスペースを狭くしている等の問題が指摘
されている。
【0010】更に、自動現像機により処理される感光材
料の仕上がり品質を安定させる為、処理液性能の安定化
も望まれている。処理液性能を安定に保つ為のポイント
を挙げると、最近の低補充化の動向から最も重要な項目
は補充レイトの管理と、蒸発による処理液の濃縮化の防
止である。
【0011】補充レイトの管理については、定期的な補
充量のチェックが必要であるが、最近のミニラボにおい
ては、定期的なチェックは自動現像機を販売したメーカ
ーが担当し、1ヶ月に1回程度の巡回時に行われている
のが実状である。従って、補充レイトが狂っていても巡
回チェック迄は放置されることになる。また、蒸発によ
る処理液の濃縮化防止についても、ミニラボにおいて
は、毎朝の温調完了時に前日の停止時から蒸発して液面
低下した量に対して温水を加えることで蒸発補正を行う
ことになっているが、規則正しく毎日きちんと蒸発補正
を励行すればよいが、時々忘れたり、人が変ったりした
場合は規則が守れなく、処理液濃度の変動を起こす要因
となっている。
【0012】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みて完成されたもので
あり、従って本発明の目的は、第1に従来、手作業によ
っておこなわれていた補充液の調液作業や蒸発補正作業
を自動化することで簡易化・省力化を計ることにあり、
第2に補充液タンクを無くしてコンパクト化を計ること
にあり、第3にポリ容器を実質的に使用しない低公害化
技術を提供することにあり、第4にはオーバーフロー液
を再生して使用し自動現像機からの廃液の排出を減少す
る技術を提供することにある。
【0013】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るハロゲン化銀
写真感光材料用の自動現像機は、少なくとも自動現像機
処理槽からのオーバーフロー液を貯留する貯留槽と、該
貯留槽に固形処理剤を供給する供給手段と、前記貯留槽
の液循環機能と前記自動現像機処理槽への処理液供給機
能を単一で可能なポンプを有し、且つ前記貯留槽内に固
形処理剤が供給されて再生された処理液を該自動現像機
の実質的な処理槽部に供給する供給手段及び供給配管と
を有し、さらに前記ポンプを用いて貯留槽液を循環する
時に閉じる弁を前記供給配管に配設したことを特徴とす
る。
【0014】本発明の好ましい態様としては、自動現像
機の実質的な処理槽部内の処理液及び/又はオーバーフ
ロー液に対する水又は温水の補給手段が配設されている
こと、固形処理剤が錠剤状であることである。
【0015】
【発明の具体的構成】本発明において、「実質的な処理
槽部」というのは、処理槽以外に、処理槽内の処理液を
循環している循環ラインあるいは循環系を含むものであ
り、例えば、発色現像液、漂白液、定着液、漂白定着
液、スーパースタビライザー液、安定液の各槽及び前記
各槽の濾過フィルタ槽、温度調節槽等がある。
【0016】本発明の自動現像機は、処理槽から排出さ
れるオーバーフロー液を受け入れる貯留槽を有するが、
該貯留槽は自動現像機の処理槽以外の部分に有するもの
である。
【0017】固形処理剤は、該貯留槽に供給される。ま
た固形処理剤の供給と共に水又は温水(以下、調液補充
水又は補充水と称する)が同時に補給される構成になっ
ていることが好ましい。
【0018】本発明の自動現像機では、処理された感光
材料の面積を自動現像機の感光材料挿入口に付けた検出
装置により積算し、一定単位に達したら、固形処理剤を
1個或いは数個ずつ所定量を貯留槽に補給するように構
成されている。
【0019】本発明において、水又は温水である補充水
の補給は、供給された所定量の固形処理剤を溶解するに
必要な量だけでなく、自動現像機の稼働中若しくは停止
中に蒸発した水分を補給する量も加えて行うのが好まし
い。更に、補充水の供給は、固形処理剤が供給されるの
と同じ部位で行われるのが好ましい態様であるが、実質
的な処理槽に直接に供給される態様であってもよい。
【0020】従来は処理される感光材料の単位毎に多量
の水に溶解された補充液を補給する為、補充液タンク及
び補充ポンプを各処理液毎に設置しなくてはならず相当
量の補充タンク及び補給ポンプが設置されており、その
スペースも確保しなくてはならなかったが、本発明によ
れば、小さな固形処理剤の供給部と補充水の補給機構で
済み、コンパクト化に有利である。
【0021】また、各固形処理剤補給部への補充水の補
給は各々別個に補給系を設けても良いが、補給系に電磁
弁等を設けて必要量の補充水が補給されるようにする
か、補充水の補給管の太さで補給量を加減することで補
給ポンプを1つにすることが可能である。補充水の補給
源については自動現像機の水洗水補給口から分岐させて
独立の貯留部を設けるのが好ましい態様であるが、自動
現像機の最終水洗槽を水又は温水の貯留槽とを兼ねるこ
とも可能である。
【0022】本発明において自動現像機稼働中及び停止
中に蒸発した蒸発補正用補充水の補給は自動現像機の実
質的な処理槽に液面検出センサーを設けて蒸発した水分
量を補給する態様が好ましい。即ち、実質的な各処理槽
の液表面が検出できるセンサー、例えば、フロートスイ
ッチ、電極スイッチ等により蒸発した液面レベルを検出
し、補充水の補給を開始する信号を出し、所定の液面に
なる迄、補充水の補給を行なう態様が好ましい。
【0023】次に、本発明に用いられる固形処理剤につ
いて説明する。固形処理剤は、形態として固体状を為し
ているものの総称であり、錠剤、顆粒状、粉剤等の単体
のみならず、上記の単体をアルカリ可溶フィルムで包ん
だマイクロカプセル、水溶性フィルムで包装された処理
剤を前記のマイクロカプセルや水溶性フィルムで包装し
たものも包含される。
【0024】処理剤を固形化するには、濃厚液又は微粉
ないし粒状写真処理剤と水溶性結着剤を混練し成形化す
るか、仮成形した処理剤の表面に水溶性結着剤を噴霧し
たりすることで被覆層を形成する等、任意の手段が採用
できる(特願平2−135887号、同2−20316
5号、同2−203166号、同2−203167号、
同2−203168号、同2−300409号参照)。
【0025】錠剤処理剤の製造方法は、例えば、特開昭
51−61837号、同54−155038号、同52
−88025号、英国特許1213808号の明細書に
記載される一般的な方法で製造でき、さらに顆粒処理剤
は、例えば、特開平2−109042号、同2−109
043号、同3−39735号及び同3−39739号
等の明細書に記載される一般的な方法で製造できる。更
にまた粉末処理剤は、例えば、特開昭54−13333
2号、英国特許725892号、同729862号及び
ドイツ特許3733861号等の明細書に記載されるが
如き一般的な方法で製造できる。
【0026】また、本発明に用いられる固形処理剤の保
存性は従来の液体キットに見られるような保存中に酸化
還元反応による処理能力等の劣化及び変色を起こさず非
常に安定である。特に固形化される際、水溶性バインダ
ーで被覆することにより非常に長期に処理剤の素材の性
質が変らない効果を発揮する。
【0027】水溶性フィルムないし結着剤で包装又は結
着ないし被覆した処理剤は、貯蔵、輸送、及び取扱中に
おいて、高湿度、雨、及び霧のような大気中の湿気、及
び水はね又は濡れた手による水との突発的な接触の損害
から防ぐため防湿包装材で包装されていることが好まし
い。
【0028】本発明において、好ましい固形処理剤とし
ては錠剤、顆粒状、粉剤であり、特に好ましくは錠剤で
ある。
【0029】
【実施例】次に、本発明を実施例に従って具体的に説明
する。
【0030】図1は、本発明が適用されるカラーネガフ
ィルム用の自動現像機の一例を示す概略平面図である。
図1において、1は発色現像槽、2は漂白槽、3は定着
槽、4は水洗槽、5は安定槽、6は乾燥部である。
【0031】今、感光材料Pが挿入口から発色現像槽1
に搬入されると、面積検出センサー7により感光材料の
面積が検出され、搬入量が一定値に達したことが検出さ
れると、固形処理剤供給手段の供給装置8と補充水供給
手段の補給装置10及び電磁弁12が制御部11の信号
を受けて作動し、固形処理剤と調液用補充水とが貯留槽
16に補給される。そこで、固形処理剤と補充水が混合
され、溶解の後、補充液として、供給ポンプ17を介し
て各処理槽1、2、3、5にそれぞれ必要量補給され
る。
【0032】補充液が補給されると各処理槽の液面は上
昇し、オーバーフローした各処理槽の処理液がオーバー
フロー管25を介して貯留槽16に蓄積される。オーバ
ーフロー液が過剰に蓄積した場合はそれぞれ必要量以外
は図示しない廃液回収タンクに導入する工夫がなされて
いる。
【0033】また、自動現像機を数時間温調しておく
と、各処理槽1〜5内の処理液の蒸発が起こり、一定液
面以下になると、液面検出センサー9が働き、制御部1
1の信号を受けて補充水供給手段の補給装置10及び電
磁弁12を作動させ、液面検出センサー9の上限検出機
構が働く迄、蒸発補正用補充水が補給される。尚、補充
水補給管15によって供給される補充水である水洗温水
14は調液用補充水及び蒸発補正用補充水共に温調され
ていることが好ましい。なお18は水または温水の貯留
槽である。
【0034】図2は、固形処理剤として錠剤化されたも
のを用いて処理槽からオーバーフローした液を再生して
処理槽に戻す一実施例を概略図で示すものである。
【0035】図示しない感光材料面積検出センサーの信
号を受けて図1に示した制御部11が働き、固形処理剤
供給手段の供給装置8のステッピングモータ81が作動
すると、駆動用ピニオン83が回転し、それにラックを
介して直結してしている固形処理剤供給用の押し出しプ
ランジャ82が1ステップ即ち固形処理剤27の厚み分
Pだけ上昇され、固形処理剤27を1個だけ供給位置に
押し上げて待機状態とする。次いで、ステッピングモー
タ84の回転に従って左方向に運動する押出部材85に
押し出されて最上部で待機している固形処理剤27はオ
ーバーフロー液の貯留槽16に投入される。投入完了と
共にステッピングモータ84が逆回転して押出部材85
は元の位置に復帰され、次に指令信号が発せられるまで
待機する。また、指令信号が複数の固形処理剤の補給を
指示する場合があるが、その時は上述の作動を所定回数
繰り返すことになる。
【0036】固形処理剤が投入されると同時に供給ポン
プ17が循環ポンプとして作動し、固形処理剤の溶解が
行われる。このとき、電磁弁19が開、電磁弁20が閉
となっている。オーバーフロー液の貯留槽16の中には
予め処理槽1Aからオーバーフロー管25を介して処理
液が入っている。
【0037】また感光材料の面積検出センサ7(図1参
照)が信号を出したとき、水又は温水補給装置10が作
動して、水又は温水の貯留槽18から水又は温水の補給
が行われる。水又は温水の補給量は、オーバーフロー液
と固形処理剤及び補充水が混合され所定の補充液濃度に
なるように設定されている。
【0038】混合され再生液となった液は、電磁弁20
が開き電磁弁19が閉じて処理槽1Aに補充される。電
磁弁20の開いている時間は、処理される感材の面積に
比例して開閉が行われるよう、図1に示した制御部11
によって制御される。
【0039】また、図2には示さないが、オーバーフロ
ー液の貯留槽から処理槽に補充液を補給する場合に、別
にベローズポンプ等を用いてポンプで規定量送り込むこ
とも可能である。供給ポンプ17の作動は、規定量補充
液を送り込むと電磁弁20が閉じ、電磁弁19が開くと
共に供給ポンプ17は停止される機構になっている。
【0040】図2において、21は温調ヒータ、22は
処理ラック、23は処理液循環ポンプ、24は濾過フィ
ルタ部を示す。
【0041】図3は、固形処理剤の溶解が自動現像機の
オーバーフロー液で行われ、水又は温水の補給が直接、
実質的な処理槽、即ち、自動現像機の処理槽1A又は処
理液濾過フィルタ槽24で行われる態様を示す概略図で
ある。
【0042】オーバーフロー液の貯留槽16に投入され
た固形処理剤が溶解されて再生補充液として処理槽に補
充されると同時に、水又は温水補給装置10が作動し
て、水又は温水貯留槽18から実質的な処理槽に対して
水又は温水の直接の補充が行われる。実質的な処理槽に
水又は温水を補充するタイミングとしては、再生補充液
が補充されると同時が好ましいが、前後数分間のずれが
あっても、処理槽1Aに貯留されている処理液の量と補
充液量の比が25:1以下である場合には殆ど処理液性
能に影響を及ぼすことがないので容認される。
【0043】また、上記した水又は温水の補充機構は、
自動現像機が稼働中、又は、停止中に蒸発した水分を補
給する場合に特に有利に利用することができる。即ち、
処理液の液面検出センサ9により液面高さが常に計測さ
れており、蒸発量が一定量以上になったとき、図1に示
す制御部11から水又は温水を補給する信号が発せら
れ、水又は温水の補給が行われて、処理液を常に正規な
液面高さに維持することが可能である。 (実験例1)本発明に用いられる固形処理剤は、再生処
理剤として、以下に示す方法にて作成した。
【0044】(1)カラーネガ用発色現像再生処理剤 操作(1) 硫酸ヒドロキシルアミン3.0gを空気ジェット微粉砕
機中で平均粒径10μになる迄粉砕する。この微粉末を
市販の流動層噴霧造粒機中で室温にて約7分間、0.2
0mlの水を噴霧することにより造粒した後、造粒物を
空気温度63℃で8分間乾燥する。次に粒状物を真空中
で40℃にて90分間乾燥して粒状物の水分をほぼ完全
に除去する。
【0045】操作(2) 現像主薬のCD−4[4アミノ−3メチル−N−エチル
−N−β−ヒドロキシルエチル)アニリン硫酸塩]6.
0gを操作(1)と同様、空気ジェット微粉砕機中で粉
砕後、造粒する。水の噴霧量は0.2mlとし、造粒
後、60℃で7分間乾燥する。次に粒状物を真空中で4
0℃にて90分間乾燥して、水分をほぼ完全に除去す
る。
【0046】操作(3) 1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸ナトリウ
ム2.5g、亜硫酸ナトリウム1.75g、炭酸カリウ
ム15.4g、ポリエチレングリコール(分子量600
0)0.75g、臭化ナトリウム0.35gを市販の混
合機中で均一化した後、操作(1)と同様、空気ジェッ
ト微粉砕機中で粉砕後、造粒する。水の噴霧量は5.5
mlとし、造粒後、70℃で10分間乾燥する。次に粒
状物を真空中で40℃にて90分間乾燥して水分をほぼ
完全に除去する。
【0047】操作(4) 亜硫酸ナトリウム1.75g、ジエチレントリアミン5
酢酸ナトリウム2.0g、炭酸カリウム15.4g、ポ
リエチレングリコール(分子量6000)1.1gを操
作(3)と同様に造粒する。水の噴霧量は5.75ml
とし、乾燥温度は80℃で時間は10分間とした。
【0048】操作(5) 上記操作(1)〜(4)で造粒した造粒物を25℃で相
対湿度50%以下に調湿された部屋で混合機にて約10
分間均一に混合する。次に混合物を菊水製作所社製タフ
プレスコレクト1527HUを改造した固形処理剤打錠
機により固形化する。固形化を行うに当り、上記固形処
理打錠機の中に上記混合物を2.00gを充填し、成形
した。この操作を繰り返して前記混合物より25個のカ
ラーフィルム用固形発色現像再生処理剤を作成した。
【0049】(2)漂白再生処理剤 操作(6) 1,3−プロピレンジアミン四酢酸第2鉄アンモニウム
110g、1,3−プロピレンジアミン四酢酸2.5
g、ポリエチレングリコール(分子量6000)2.5
gを操作(3)と同様に造粒する。水の噴霧量は27.
5mlとし、乾燥温度は80℃で時間は10分間とし
た。
【0050】操作(7) 臭化アンモニウム150g、硝酸ナトリウム12.0
g、ポリエチレングリコール(分子量6000)5.5
g、マレイン酸14.5gを操作(3)と同様に造粒す
る。水の噴霧量は25mlとし、乾燥温度は77℃で時
間は10分間とした。
【0051】操作(8) 上記操作(6)及び(7)で造粒した造粒物を操作
(5)と同様に混合後、固形化を行った。固形処理剤打
錠機への充填量を5.94gとした以外は、操作(5)
と同様にし50個のカラーネガフィルム用固形漂白再生
処理剤を作成した。 (3)定着再生処理剤 操作(9) チオ硫酸アンモニウム220g、亜硫酸ナトリウム20
g、ポリエチレングリコール(分子量6000)10
g、チオシアン酸カリウム30.0g、エチレンジアミ
ン四酢酸ナトリウム1.0g、炭酸水素ナトリウム1.
0gを操作(3)と同様に造粒する。水の噴霧量は1
2.0mlとし、乾燥温度は77℃で時間は10分間と
した。
【0052】操作(10) 上記操作(9)で造粒した造粒物を、操作(5)と同様
に固形化を行った。固形処理剤打錠機への充填量を9.
96gとした以外は操作(5)と同様にし、25個のカ
ラーネガフィルム用固形定着再生処理剤を作成した。
【0053】(4)安定再生処理剤 操作(11) メタヒドロキシベンツアルデヒド3.0g、ポリエチレ
ングリコール(分子量6000)10.0g、炭酸水素
ナトリウム0.35g、水酸化カリウム0.5gを操作
(3)と同様に造粒する。上記造粒物に室温にて約20
分間に、
【0054】
【化10】 0.6gを噴霧しながら更に造粒を続けた。次に空気温
度65℃で10分間乾燥後、粒状物を真空中で40℃に
て90分間乾燥した。
【0055】操作(12) 上記操作(11)で造粒した造粒物を操作(5)と同様
に固形化を行った。固形処理剤打錠機への充填量を1.
156gとした以外は操作(5)と同様にし、12個の
カラーネガフィルム用固形安定再生処理剤を作成した。
【0056】(5)カラーペーパー用発色現像再生処理
剤 操作(13) ジエチルヒドロキシルアミン・シュウ酸塩4.8g、炭
酸水素ナトリウム1.32gを操作(1)と同様に造粒
する。水の噴霧量は0.25mlとし、乾燥温度は70
℃で時間は70分間とした。
【0057】操作(14) 現像主薬のCD−3[1−(N−エチル−N−メタンス
ルホンアミドエチル)−3−メチル−p−フェニレンジ
アミンセスキサルフェート・1水塩]9.30gを操作
(2)と同様に造粒する。水の噴霧量は0.22mlと
し、乾燥温度は63℃で時間は8分間とした以外は操作
(2)と同様にした。
【0058】操作(15) 亜硫酸ナトリウム0.144g、炭酸カリウム15.8
g、ポリエチレングリコール(分子量6000)0、7
5g、炭酸水素ナトリウム0.54g、チノパールSF
P(チバガイギー社製)2.5gを操作(3)と同様に
造粒する。水の噴霧量を3.36ml、乾燥温度は73
℃で時間は10分間とした以外は操作(3)と同様にし
た。
【0059】操作(16) 炭酸カリウム10.8g、ジエチルヒドロキシルアミン
・シュウ酸塩7、0g、ジエチレントリアミン五酢酸ナ
トリウム2.88g、炭酸水素ナトリウム0.54g、
ポリイエチレングリコール(分子量6000)0.75
gを操作(3)と同様に造粒する。水の噴霧量は3.1
2ml、乾燥温度は73℃で時間は10分間とした以外
は操作(3)と同様にした。
【0060】操作(17) 上記操作(13)〜(16)で造粒した造粒物を操作
(5)と同様に混合後、固形処理剤打錠機に入れ、固形
化を行った。固形処理剤打錠機への充填量を4.536
gとした以外は操作(5)と同様にし、12個のカラー
ペーパー用固形発色現像再生処理剤を作成した。
【0061】(6)カラーペーパー用漂白定着再生処理
剤 操作(18) エチレンジアミン四酢酸第2鉄アンモニウム120g、
エチレンジアミン四酢酸2.0g、炭酸水素ナトリウム
0.75gを操作(3)と同様に造粒する。水の噴霧量
を7.9mlとし乾燥温度は80℃で時間は10分間と
した。
【0062】操作(19) チオ硫酸アンモニウム167g、亜硫酸ナトリウム22
g、メタ重亜硫酸ナトリウム15g、臭化アンモニウム
20g、炭酸水素ナトリウム0.7gを操作(3)と同
様に造粒する。水の噴霧量を8.75mlとし、乾燥温
度は77℃で時間は10分間とした。
【0063】操作(20) 上記操作(18)及び(19)で造粒した造粒物を操作
(5)と同様混合後、固形化を行った。固形処理剤打錠
機への充填量を18.76gとした以外は操作(5)と
同様にし、18個のカラーペーパー用固形漂白定着再生
処理剤を作成した。
【0064】(7)カラーペーパー用安定再生処理剤 操作(21) 1,2−ベンツイソチアゾリン3オン0.04g、1−
ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸0.65
g、エチレンジアミン四酢酸1.3g、チノパールSF
P(チバガイギー製)2.60g、硫酸アンモニウム
3.26g、塩化亜鉛1.3g、塩化マグネシウム0.
6g、オルトフェニルフェノール1.3g、亜硫酸ナト
リウム2.6g、炭酸水素ナトリウム1.0gを操作
(3)と同様に造粒する。水の噴霧量を3.0ml、乾
燥温度は65℃で時間は10分間とした以外は操作
(3)と同様にした。
【0065】操作(22) 上記造粒物を操作(5)と同様に固形化を行った。固形
再生処理剤打錠機への充填量を2.93gとした以外は
操作(5)と同様にし、5個のカラーペーパー用固形安
定再生処理剤を作成した。 (実験例2)次に本発明の自動現像機を使用した感光材
料の処理方法について以下に説明する。コニカカラーネ
ガフィルムプロセッサーCL−KP−50QAに図1、
図3に示す制御機能及び固形再生処理剤供給機能、液面
検出機能、温水供給機能等を改造によって配備し、以下
の実験を行った。
【0066】実験2−1 処理液の安定性確認 下表に自動現像機の標準処理条件を示す。
【0067】
【表1】 安定槽は3槽目に補充され、順次2槽1槽にオーバーフ
ロー液が流れ込むカスケード方式となっている。
【0068】自動現像機の処理液の準備は下記方法にて
行った。 イ.発色現像タンク液(21.0リットル) 自動現像機の発色現像タンクに35℃の温水15リット
ルを入れ、実験例1で作成したカラーネガフィルム用固
形発色現像再生処理剤を399個投入し、溶解した。上
記固形発色現像再生処理剤は投入と同時に固体表面から
わずかに泡を出しながら溶解し始め、10分10秒でほ
ぼ完全に溶解し、透明となった。次に、スターター成分
として別に固形化しておいた下記処方のスターターを2
1個投入し完全溶解後、タンク標線迄水を加えタンク液
を完成した。 カラーネガ発色現像スターター 臭化ナトリウム 1.2g 沃化ナトリウム 2.0mg 炭酸水素ナトリウム 1.5g 炭酸カリウム 2.4g
【0069】ロ.漂白液(5.0リットル) 自動現像機の漂白タンクに35℃の温水3.0リットル
を入れ、実験例1で作成したカラーネガフィルム用固形
漂白再生処理剤を250個投入し溶解した。上記固形漂
白再生処理剤は投入と同時に固体表面からわずかづつ泡
を出しながら溶解し始め、10分30秒でほぼ完全に溶
解した。次にスターター成分として別に固形化しておい
た下記処方のスターター5個を投入し完全溶解後、タン
ク標線迄水を加えタンク液を完成した。 カラーネガ用漂白スターター 臭化カリウム 20g 炭酸水素ナトリウム 3g 炭酸カリウム 7g
【0070】ハ.定着液(1槽目4.5リットル、2槽
目4.5リットル) 自動現像機の定着タンク1槽目、2槽目に35℃の温水
を3.0リットルづつ入れ、実験例1で作成したカラー
ネガフィルム用固形定着再生処理剤を133個づつ投入
し溶解した。上記固形定着再生処理剤は投入と同時に固
体表面からわずかつづ泡を出しながら溶解し始め、10
分30秒でほぼ完全に溶解した。次にタンク標線迄水を
加えタンク液を完成した。
【0071】ニ.安定液(1〜3槽共3.2リットル) 自動現像機の安定タンク1槽目、2槽目、3槽目に各々
35℃の温水3.0リットルづつ入れ、実験例1で作成
したカラーネガフィルム用安定再生処理剤を38個づつ
投入し溶解した。
【0072】上記固形安定再生処理剤は投入と同時に固
体表面からわずかづつ泡を出しながら溶解し始め、3分
25秒でほぼ完全に溶解した。次に標線迄水を加えタン
ク液を完成した。
【0073】尚、オーバーフロー液貯留槽には各処理液
と同じ組成のものを1リットルづつ配備し、1リットル
以上溜ると貯留槽サイドよりオーバーフローして廃液回
収タンクに導入される機構とした。
【0074】次に自動現像機温調中に実験例1で作成し
た各固形再生処理剤を図3に示す固形再生処理剤補給装
置8に10個づつポリエチレン袋より出してセットし
た。
【0075】この再生処理剤は感光材料面積検出センサ
ー7を作動させ、135サイズ24枚撮りフィルムが2
本処理されると1個づつオーバーフロー液貯留槽に投入
され、同時に循環ポンプ17が作動し溶解される。ま
た、同時に補充水補給装置10と電磁弁12が作動し、
それぞれ補充水が発色現像槽1には40ml、漂白槽2
には10ml、定着槽3には30ml、安定槽5には6
0ml供給される様に設定した。又、温調終了と同時に
制御部11を介して液面検出センサー9が作動し、フィ
ルムが処理されないで各処理液が蒸発し、各処理槽の液
面レベルが1cm以上低下した場合は補充水補給装置1
0と電磁弁12が作動し、各処理槽の液面レベルが所定
のレベルに戻る迄、補充水が供給される様に設定した。
【0076】上記した自動現像機に撮影したコニカカラ
ースーパーDD100フィルムを毎日20本づつ処理
し、1ヶ月間の処理性能の安定性をみた。
【0077】又、比較として従来方式の補充タンク中に
補充液を作成し、各ベローズポンプを介して補充する方
式も行い評価した。
【0078】処理性能の安定性はTop及び30本処理
毎にコントロールストリップCNK−4を処理し、写真
濃度の確認をすると同時に10日毎に処理液をサンプリ
ングし、表3に示すような項目について処理液組成の分
析を行い評価した。
【0079】実験2−1の写真濃度測定結果と処理液組
成の分析結果を表2、3に示す。また、固形再生処理剤
補給部と溶解部を自動現像機の実質的な処理槽部と分離
することによって押出部材85及び固形再生処理剤投入
口の周辺に処理剤の1部が湿気を帯びて付着することな
くスムースに投入されることも確認できた。
【0080】
【表2】
【0081】
【表3】
【0082】表2び表3の結果から、本発明方式の処理
は写真性能及び処理液の組成変動が少なく、従来方式の
処理より安定であることがわかる。
【0083】実験2−2 次にコニカカラーペーパータイプQA用プロセッサーC
L−PP718に実験2−1と同様に制御機能及び固形
再生処理剤供給機能、液面検出機能、温水供給機能等を
改造によって配備し、30日間のランニングテストを行
った。
【0084】下表に自動現像機の標準処理条件を示す。
【0085】
【表4】 安定槽は3槽目に補充され、順次2槽1槽にオーバーフ
ロー液が流れ込むカスケード方式となっている。
【0086】自動現像機処理液の準備は下記方法にて行
った。
【0087】イ.発色現像タンク液(23リットル) 自動現像機発色現像タンクに35℃の温水18リットル
を入れ、実験例1と同様にして作成したカラーペーパー
用固形発色現像再生処理剤を198個投入し、溶解し
た。次にスターター成分として別に固形化しておいた下
記処方のスターターを23個投入し完全溶解後、タンク
標線迄水を加えタンク液を完成した。 カラーペーパー用発色現像スターター 塩化カリウム 7.0g 臭化カリウム 14.4mg 炭酸水素カリウム 4.8g 炭酸カリウム 2.1g
【0088】ロ.漂白定着液(23リットル) 自動現像機漂白定着タンクに35℃の温水15リットル
を入れ、実験例1と同様にして作成したカラーペーパー
用固形漂白定着再生処理剤を207個投入し溶解した。
次にスターター成分として別に固形化しておいた下記処
方のスターター23個を投入し完全溶解後、タンク標線
迄水を加えタンク液を完成した。 カラーペーパー用漂白定着スターター 炭酸水素ナトリウム 3g 炭酸カリウム 12g
【0089】ハ.安定液(1〜3槽共15リットル) 自動現像機安定タンク1槽目、2槽目、3槽目に各々3
5℃の温水を12リットルづつ入れ、実験例1と同様に
して作成したカラーペーパー用固形安定再生処理剤を6
0個づつ投入し溶解した。次に標線迄水を加えタンク液
を完成した。
【0090】次に自動現像機温調中に実験例1で作成し
た各固形再生処理剤を固形再生処理剤補給装置8に10
個づつポリエチレン袋より出してセットした。この再生
処理剤は感光材料面積検出センサー7を作動させ、カラ
ーペーパー1m2処理されるとオーバーフロー液貯留槽
に1個投入され、循環ポンプ17の作動により溶解が行
われ、同時に補充水補給装置10と電磁弁12が作動
し、それぞれ温水が発色現像槽1には80ml、漂白定
着槽2には50ml、安定槽5の3槽目には250ml
供給される様に設定した。
【0091】上記した自動現像機に撮影したコニカカラ
ーペーパータイプQAをセットし、プリントしながら毎
日40m2づつ処理し1ヶ月間の処理性能の安定性をみ
た。また、比較として従来方式の補充タンク中に補充液
を作成し、各ベローズポンプを介して補充する方式も行
い評価した。
【0092】実験2−1と同様、処理性能の安定性はT
op及び40m2処理毎にコントロールストリップCP
K−2を処理し、写真濃度の確認をすると同時に200
2処理毎に処理液をサンプリングし、表6に示すよう
な項目について処理液組成の分析を行い評価した。
【0093】実験2−2の写真濃度測定結果と処理液組
成の分析結果を表5、6に示す。
【0094】
【表5】
【0095】
【表6】
【0096】表5及び表6の結果から、本発明方式の処
理は写真性能及び処理液の組成変動が少なく、従来方式
の処理より安定であることがわかる。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、処理液の性能を一定に
保つ固形再生処理剤をオーバーフロー液貯留槽に補充
し、その再生液を、自動現像機の処理槽部に直接補給す
ることによって、自動現像機の周囲又は自動現像機内よ
り補充液ストックタンクを除去することができるので、
自動現像機のコンパクト化が計れる。また補充液の保存
性に係わる析出及びターリング等の問題もなくなり、低
処理量の自動現像機や補充液への現像主薬の溶解度を気
にすることなく低補充化を行うことが可能となる。
【0098】また、本発明に用いられる再生処理剤を固
形化することにより、プラスチックボトルを使用しなく
ても済むという環境適合性のある補充処理剤を提供する
ことができる。更に、補充水の補給が、固形再生処理剤
を溶解するに必要とする調液用補充水の補給と、自動現
像機稼働中及び停止中に蒸発した水分の補給に必要とす
る蒸発補正用補充水との補給であることにより、補充液
の調液作業工程を無くすことができ、且つ処理液の濃縮
化を防ぎ、自動現像機中の処理液の組成が安定に保た
れ、常に安定した感光材料の処理結果が得られる。処理
される感光材料の面積を検出して固形再生処理剤及び調
液用補充水の補給を行い、処理槽部の液面を検出して蒸
発補正用補充水の補給を行うことにより、補充液の調液
作業及び蒸発補正作業工程をフリー化でき省力化を計る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動現像機の一例を示す概略平面図
【図2】本発明の一実施態様を示す概略図
【図3】本発明の一実施態様を示す概略図
【符号の説明】
1:発色現像槽 2:漂白槽 3:定着槽 4:水洗槽 5:安定槽 6:乾燥部 7:感光材料の面積検出センサー 8:固形処理剤の供給装置 9:液面検出センサー 10:補充水の補給装置 11:制御部 12:電磁弁 14:水洗温水 15:補充水補給管 16:オーバーフロー液の貯留槽 17:供給ポンプ 18:温水貯留槽 19:電磁弁 20:電磁弁 21:温調ヒータ 22:処理ラック 23:処理液循環ポンプ 24:濾過フィルター部 25:オーバーフロー管 81:ステッピングモータ 82:プランジャ 83:ピニオン 84:ステッピングモータ 85:押出部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも自動現像機処理槽からのオーバ
    ーフロー液を貯留する貯留槽と、該貯留槽に固形処理剤
    を供給する供給手段と、前記貯留槽の液循環機能と前記
    自動現像機処理槽への処理液供給機能を単一で可能なポ
    ンプを有し、且つ前記貯留槽内に固形処理剤が供給され
    て再生された処理液を該自動現像機の実質的な処理槽部
    に供給する供給手段及び供給配管とを有し、さらに前記
    ポンプを用いて貯留槽液を循環する時に閉じる弁を前記
    供給配管に配設したことを特徴とするハロゲン化銀写真
    感光材料用の自動現像機。
  2. 【請求項2】自動現像機の実質的な処理槽部内の処理液
    及び/又はオーバーフロー液に対する水又は温水の補給
    手段が配設されていることを特徴とする請求項1記載の
    ハロゲン化銀写真感光材料用の自動現像機。
  3. 【請求項3】前記固形処理剤が錠剤状であることを特徴
    とする請求項1又は2記載のハロゲン化銀写真感光材料
    用の自動現像機。
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