JP3168876B2 - 空気流量計測装置及び空気流量計測方法 - Google Patents

空気流量計測装置及び空気流量計測方法

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車用エン
ジンの電子燃料噴射システムに用いられる空気流量計測
装置に係り、特に、熱式流量計を用いた流量測定に関す
る。
【0002】
【従来の技術】熱式流量計は、例えば、吸気ダクトのス
ロットル上流に配置され、電子燃料噴射システムの自動
車用エンジンの吸入空気流量を測定する目的で使用され
る。この種の熱式流量計では、スロットル開度の大きい
状態すなわち負荷の大きい状態では吸気ダクト中で脈動
流が発生し、応答の遅い自動車用エアフローセンサでは
検出流量が異常に低下した値を示す場合があることが特
公昭59−17371号公報(以下、文献1)に記載さ
れている。そして、この低下は、主としてセンサの応答
性と非線形な出力特性に起因し、細い熱線のように応答
が高速で、且つ高速に出力を線形化するリニアライザを
使用すれば回避できる問題であると説明されている。文
献1に記載のものでは、脈動する出力の全振幅を検出
し、これに補正係数を掛け、平均出力に足すことで検出
流量の低下を解消しようとしている。
【0003】熱線式流量計の信号の補正については、大
きく分けて2つに大別され、SAEペ−パ− No.8
80561(SAE Paper No.88056
1、以下、文献2)、SAE ペ−パ− No.940
377(SAE PaperNo.940377、以
下、文献3)の例では、熱式流量計のモデルとして流量
変動に対して応答遅れが加わり、それに非線形出力特性
が加わって熱式流量計の出力としている。又、特公平6
−13859号公報(以下、文献4)や特開平4−35
8743号公報(以下、文献5)に記載のものでは、応
答の遅い熱式流量計の信号に対しては、応答性を補償す
る信号処理を行うことによって真の流量を求める方法
で、リニアライザを用いて信号を流量に変換し、それか
ら応答性を補償する逆変換を行い応答性を補償してい
る。両者とも基本的には、熱式流量計のモデルにおいて
逆変換を行っているものである。
【0004】文献2のFig.1に示される熱式流量計
のモデルの概要を図15に示す。このモデルは、脈動す
る流量に、まず熱素子の熱容量と支持体に移動する熱伝
達による遅れ501が加わり、それに非線形な出力特性
502が加わるというものである。又、文献3の式8と
式8bに示される数学モデルは、文献2と同様なモデル
を扱っているが、最終的な出力信号波形は、流量波形に
一次応答遅れが加わりなまされ、さらに非線形出力特性
が加えられている。 又、文献4と文献5に記載のモデ
ルは、上記の例の逆の順序に出力信号を処理して、真の
流量変動を求めるものであり、その逆変換信号処理の概
要を図16に示す。このモデルでは、熱式流量計の出力
をリニアライザ601で線形化し、それに応答遅れを補
償する逆変換602を行い真の流量を求めるものであ
る。但し、応答遅れは流量に依存するので、実際には逆
変換時に時定数を変える手順が加わる。
【0005】文献4に記載の例では、図17に示すよう
な手順で熱式流量計の出力を真の脈動流量としている。
すなわち、まず、熱式流量計の出力信号をA/D変換3
01し、これをリニアライザ302により線形化し、次
に逆変換304を行う。ここで、入力に対し直接反応し
た分と一次遅れを以て反応した分と信号を2つの部分に
分けてモデリングしており、逆変換する際に使用するそ
れぞれの部分の重みと時定数の二つの係数を、前回に逆
変換した結果をフィードバックして求めている(30
5)。さらに、前回の逆変換の中途結果も係数として使
用するため、このれ中途結果もフィードバックしてい
る。これら3つの係数を使用して、リニアライザ302
を通過した信号を逆変換しており、応答遅れがある熱式
流量計でも正確に真の流量を再現できるとしている。な
お、図中の[0]は今回の、[-1]は前回のA/D変換結果
より求められたことを意味する。
【0006】また、文献5に記載の例は、図18に概要
を示すように、A/D変換401した信号を2系統に分
離し、そのうち1系統で真の流量からの誤差を求め、最
終段406でもう1つの系統に誤差を加算して真の流量
を求めている。ここで、誤差を求める系統の概要を説明
をすると、A/D変換した信号を基に空気流量の関数で
表される時定数をステップ402で求め、次にこの時定
数とA/D変換周期に関係した2つの係数をステップ4
03で定める。また、メモリ404にA/D変換値を記
憶しておく。真の流量からの誤差は、ステップ405に
て逆変換して求める。逆変換演算を行う際には、2つの
係数とメモリ404に記憶してある前回のA/D変換値
と、今回のA/D変換値と、さらに前回求めた誤差量を
使用するとしている。逆変換して求めた誤差に、さらに
ゲインを掛け、もともとのA/D変換値に加算すること
により真の流量が求まるとしている。(図15参照。)
この例は、熱式流量計の非線形性を全く考慮せずに真の
空気流量が求められる、A/D値のより直接、流量に依
存する時定数を求めていることから、リニアライザを通
過した後の信号に関して応答性を補償する逆変換を行う
方式である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文献4
や文献5に記載のように熱式流量計の出力をリニアライ
ズしてから応答性補償の逆変換を行っても、振幅はある
程度近似されるものの、エンジン空燃比の決定上重要な
真の平均空気流量は得られない。
【0008】図6に、回転数を一定として、負荷を変化
させたときの真の平均流量と検出流量の関係を示す。曲
線93は応答遅れのある熱式流量計の出力をリニアライ
ズし平均化したものを示すが、流量の大きい高負荷域で
検出流量が一端低下しそれから上昇している。この原因
は、文献1にも説明されているように、検出流量が低下
するのは応答遅れがあることと出力特性の非線形性によ
る。また、流量の大きい最大負荷域で検出流量が増加す
るのは、逆流により熱式流量計が流量の絶対値しか測定
できないためである。この検出流量が増加することに対
しては応答性補償の逆変換を行っても原理的に解決され
ない。
【0009】一方、検出流量が低下する現象について
は、文献4や文献5に記載の方式、すなわち熱式流量計
の出力信号をリニアライズしてから応答性補償の逆変換
を行う方式でも真の平均流量は求められない。従って、
図6に示すように、検出流量が低下した場合に、検出流
量波形に対して応答性補償の逆変換を行っても検出流量
の低下誤差は解消されず、真の空気流量は求まらない。
【0010】実際に、応答遅れのある出力をリニアライ
ザで流量に変換し、これに応答性補償の逆変換を行った
例を図19に示す。図19には2リットル4気筒エンジ
ンの900回転毎分の真の流量波形(絶対値)704と
その平均値701、熱式流量計の出力をリニアライザに
より流量に変換した検出流量波形705とその平均値7
02、波形705を逆変換した波形706とその平均値
703を示してある。このように、逆変換した波形70
6の位相と振幅は回復されており、応答遅れ補償につい
ては目的は達成されているといえるが、逆変換された波
形706は真の流量波形704より最低や最高流量付近
で小さな値を示しており、平均値703は逆変換以前の
平均値702と変わらない。このように、検出流量が低
下した状態では、エンジンの空燃比制御が正確にでき
ず、エンジンストールやエミッションの悪化につながり
好ましくない。
【0011】又、文献5に記載の例では、図18に示し
たように誤差を応答性補償の逆変換により求めた後、ゲ
イン407を誤差に与えるようになっているので、平均
値低下分を補正することは可能であるが、平均値の低下
は文献1に説明されているとおり、出力の非線形性と応
答性によるものなので脈動する流量の周波数、振幅およ
び流量平均値により随時可変させなければならいため、
従来と同様な複雑なマップが必要になる欠点がある。
【0012】以上述べたように、脈動する流量の平均流
量を応答遅れのある熱式流量計で計測すると、平均検出
流量が低下する場合がある。これを逆変換で補償する場
合、リニアライザを通過した後の信号を逆変換をしても
真の平均流量値を求めることはできないという欠点があ
る。
【0013】本発明の目的は、エンジンの脈動する流量
を応答遅れのある熱式流量計で計測するときに、実流量
に対応した流量を求める空気流量計測装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、内燃機関の吸入空気料を熱式流量計の出力を用いて
測定する空気流量計測装置において、前記熱式流量計の
出力を入力し応答遅れを補正する手段と、この補正手段
の出力を入力し予め記憶された前記熱式流量計の特性に
基づいて空気流量に対応する値に変換する手段とを備え
ることにより達成される。
【0015】
【作用】文献1に記載の図16に説明されるように、脈
動する流量を応答性の良い熱式流量計を用いて測定し、
その出力をリニアライザに通してから、平均化を行えば
平均検出流量の低下誤差は発生しない。つまり検出流量
が応答の遅い熱式流量計で低下するのは、図13に示す
ように、熱式流量計の出力は非線形な出力特性502を
介してから、応答遅れ(振幅が小さくなり位相が遅れる
こと)501が加わるような出力に相当するからであ
る。従って、遅れを持つ熱式流量計の出力から真の流量
を求める場合には、図14に示すように、まず熱式流量
計の出力の応答性補償の逆変換(応答遅れがある信号を
元似戻すために振幅及び位相を補正する処理)602を
行ってから、リニアライザ601でリニアライズしなけ
ればならない。
【0016】すなわち、応答性補償の逆変換は、位相を
進める作用と、振幅を大きくする作用のみがあり、平均
値を増幅する作用はほとんどない。このため逆変換60
2を実行することにより、応答性の良い熱式流量計と同
等な信号を得、それから流量にリニアライズすれば、検
出流量の低下を免れることができる。
【0017】上記のように構成されているので、脈動す
る流量を応答性の遅い熱式流量計で計測しても実際の脈
動流量を求めることができるようになる。
【0018】
【実施例】本発明の第1の実施例の信号処理を図1から
図7により説明する。図1は本実施例のハードウエアの
構成図、図2は本実施例の信号処理法の構成図、図3は
流量と時定数の関係を示す図、図4は本実施例の信号処
理方法の詳細を示す図、図5は本実施例の逆変換方式で
行った処理波形を示す図、図6は一定回転数で負荷を変
化させたときの真の平均流量と逆変換により求められた
平均流量を示す図、図7は、逆流を検出するステップを
示す図である。
【0019】図1は、熱式空気流量計を用いた内燃機関
の電子式燃料噴射系を示している。エンジン212に吸
入される空気は、図示していないエアクリーナを通過
し、熱式空気流量計202で空気流量が計測された後
に、吸気管214、スロットル部213を通過し、イン
ジェクタ210により供給される燃料と混合されてエン
ジン212へ流入する。エンジン212で燃焼され後は
排気ガスとして、排気管211を通って大気中に排出さ
れる。インジェクタ210より噴霧される燃料噴射量
は、熱式空気流量計202より出力される信号201
と、補助信号として例えばクランク角度センサや空燃比
センサ等の運転状態をモニタする各種信号215をエン
ジンコントロールユニット(以後ECUと略す)206
に取り込み、リ−ンバ−ンなどに対して最適な運転状態
が得られるように決定されている。
【0020】ECU206は、主として入力ポート20
3、RAM204、ROM205、CPU208、出力
ポート207により構成されている。ECU206に入
力された信号は演算処理を加えられた後、制御信号とし
て出力ポート207より図示しない各種アクチュエータ
に信号が送られる。図1には一例としてインジェクタ2
10に送られる信号209が示している。
【0021】なお、本実施例ではECU内部で空気流量
の演算処理を行う例を示したが、図4および図7に示す
ように全処理を熱式空気流量計自身、又はプリプロセッ
サの内部で処理を行ってもよい。又、一部の処理を熱式
空気流量計、又はプリプロセッサで分担させるように行
ってもよい。ここで、プリプロセッサで行う場合、プリ
プロセッサが最低限必要とする信号は熱式空気流量計の
信号である。
【0022】まず、図2に示すように、熱式空気流量計
の出力信号を周期Tでサンプリングし、A/D変換10
1によりアナログ信号をデジタル信号に変換して数値化
する。次に、応答性補償の逆変換105を行うために時
定数τを(1)式により求める。これは、A/D変換値
を一時的にリニアライザ102で流量Qに変換して、次
式により
【0023】
【数1】
【0024】時定数τをステップ103で定める。ここ
で、定数C5 およびC6 は、例えばC5 =0.02、C
6 =0.48を用いている。
【0025】SAE Paper No.940377
の式8aにも示されているように、熱式空気流量計の熱
素子は、流量が大きいほど瞬時の放熱量が大きく、熱平
衡に到達しやすくなるため、時定数τの流量依存性とし
て図3に示すように、時定数τは、流量が大きくなるほ
ど小さくなる傾向を示す。
【0026】本実施例においては、時定数τはエンジン
の脈動流量に対して遅れを持った流量信号から算出する
ことになるが、平均流量を求める上では十分精度を持っ
ている。この時定数τと、A/D変換の周期Tと、メモ
リ104に格納しておいた1回前のA/D変換値V1
今回のA/D変換値V0 を用いて、式(2)で示す応答
性補償の逆変換105を行う。
【0027】
【数2】
【0028】ここで、VINV は非線形な出力特性を保っ
ていることから、リニアライザ106を介して線形化を
行い流量を求める。
【0029】図20を参照して、本発明の真の空気流量
信号が得られる原理について説明する。図20は、本発
明の空気流量測定装置に使用される熱式空気流量計20
2の入出力の非線形特性を補償するリニアライザの変換
特性カーブ10と、真の吸入空気流量変化11と、熱式
空気流量計202の出力信号12と、応答遅れのない熱
式空気流量計の出力信号13と、熱式空気流量計202
の出力信号をそのままリニアライザを通した出力信号1
4とを示す。
【0030】応答遅れのない理想的な熱式空気流量計の
非線形出力13はそのまま特性10のリニアライジング
処理を施すと、元の真の空気流量11の信号が得られ
る。実際の応答遅れのある熱式空気流量計202の出力
信号12をそのままリニアライジング処理をすると信号
14のようになり、これは真の空気流量信号11とは位
相、振幅及び平均値において異なり測定誤差を生じる。
【0031】ところが、本発明による空気流量測定装置
においては、熱式空気流量計202の出力信号12をリ
ニアライジング処理をする前に、まず応答遅れ補償のた
めの逆変換処理をすることにより応答遅れのない出力信
号13と同じ振幅と位相の信号とする。その逆変換をし
た信号に対し特性10のリニアライジング処理を施せ
ば、真の空気流量信号11が得られることになる本実施
例の詳細な処理を図4に従って説明する。まず、熱式空
気流量計の出力をデジタル化するためにステップ110
でA/D変換を行い、RAM204に変数Voとして記
憶させる。ここで、A/D変換の周期Tは、一定時間毎
でも、一定クランク角度毎でもよいが、このクランク角
度毎のタイミングでA/D変換する場合は、図示してい
ないが、クロックを用いて、A/D変換の周期Tを個別
に測定する必要が生じる。一定時間毎の場合は2ms以
下で行う、あるいはクランク角度毎では4気筒の場合は
12°以下が望ましい。1ms刻みでA/D変換を行う
と、真の流量の絶対値に対し最大誤差は3%程度にな
る。
【0032】燃料噴射量を決定するのに気筒毎の流量の
値を求める必要があるので、気筒毎の割り込み(ステッ
プ124)がかかるまでのA/D変換回数を数えるため
に、にループカウンタ(ステップ111)を設ける。カ
ウント数をsとする。変換周期がクランク角により定め
られる場合には、このステップは省略することができ
る。次のステップ112から114はリニアライザ10
2に相当する。リニアライズするには、一般的に(3)
式に示す4次式を用いて行うことができる。
【0033】
【数3】
【0034】係数CN は定常状態での出力Vと流量Qの
関係より求められ、予めROM205に記録されてい
る。さらに(3)式を、
【0035】
【数4】
【0036】と変形すると(5)式に示すように演算に
は好都合な繰り返し要素QN が抽出される。
【0037】
【数5】
【0038】ステップ112では、係数CN にA/D変
換値Vと前回に求められたQN-1 の積を加える演算を行
う。ここで、Nは繰り返し番号で、初期値0から、カウ
ンタ113でインクリメントされる。係数CN はカウン
タNをアドレス番号の参照値としてROM205より求
められ、QN はRAM204に格納する。条件判断ステ
ップ114でカウンタNが4未満の時はステップ112
に戻され、再び繰り返される。
【0039】本実施例では、リニアライズする際に4次
式が簡単に扱えることから、繰り返し次数を4とした
が、リニアライズが可能な範囲であれば、CPU208
の演算能力によっては係数の数と繰り返し回数を変えて
も良い。さらにリニアライズ精度を良くするには、例え
ばマップを用いる方法もあるが、ROM205の容量が
多く必要であることから、本実施例では4次式を用いる
ことにした。
【0040】ループが繰り返され、条件判断を行うステ
ップ114でN≧4となれば、ステップ115でNを初
期値0に戻し、時定数τをステップ116で(1)式を
用いて求め、RAM204に格納する。次に、ステップ
117で(2)式のとおり応答性補償の逆変換を行う。
このとき時定数τ、周期T、A/D変換値Vは、RAM
204に既に格納してある値を使用する。求められた値
INV はRAM204に格納する。この時点でRAM2
04に格納されている時定数τはクリアしてもかまわな
い。
【0041】次に、逆変換の値VINV をステップ118
〜121でリニアライズする。このステップは、ステッ
プ112〜115と同様に行う。プログラムの上では、
同じルーチンを使用し、RAM204上のアドレスも共
通のものとしてよい。リニアライズにより得られた値Q
はステップ122において前回までのQの合計値Qsum
に加算する。ステップ123にてA/D変換値V0 をV
-1 として格納する。以上の手順を気筒毎の割り込み信
号125、例えばクランク角センサのレファレンス信号
が与えられるまで繰り返す。割り込み信号が与えられた
場合、ステップ124にてループの外に抜け出し、ステ
ップ126でQの合計値Qsumをループ回数sで割り、
平均流量Qoutを求めると同時に、合計値Qsumとループ
カウンタの値sを初期値0に戻す。
【0042】平均流量Qoutは、噴射量決定ルーチンに
引き渡され、エンジンをモニタする各種センサ信号21
5より与えられる情報を基に補正係数が加えられ、燃料
噴射量が決定された後、インジェクタ210に出力ポー
ト207より信号が伝えられる。
【0043】実際の処理波形を図5に示す。図5から分
かるように、従来の検出流量波形705は真の脈動流量
の704に対して応答遅れを持ち、平均流量は小さくな
っている。この検出流量波形705に対し、本実施例で
述べた処理を加えたのが、逆変換された流量波形806
である。脈動のピーク付近でノイズによる変動がみられ
るが、真の流量波形に追従していることが分かる。この
時の、平均流量を求めると逆変換された平均流量803
(Qout)は、逆流が発生しない状態においては真の平
均流量701に近くなっており、真の平均流量より小さ
くなるという誤差が解消されていることが分かる。
【0044】求められた平均流量Qoutは、図6に示す
曲線91に見られるように、検出流量が低下する誤差が
なくなり、広い範囲にわたって真の流量を正確に反映す
るようになる。従って、逆流が発生する高負荷時におい
て、逆流は判別しないため真の流量の絶対値92を再現
し、これは真の流量より大きい値ではあるが、高負荷時
には余分に燃料を必要とする機関の特性に合致してい
る。しかし、高負荷域においてもより精密な制御を必要
とする場合は、図7に示したような吸気ダクト内の逆流
を判別するステップ127を、ステップ121とステッ
プ122の中間に設けてもよい。逆流の有無を判別する
ことにより、逆流分を補正して図6に示す曲線95のよ
うになり検出流量は真の流量と逆流が発生する領域にお
いても正確に再現することができる。
【0045】なお、図4に示すリニアライズするステッ
プ112〜114と118〜120をA/D変換値Vも
しくは逆変換値VINV により流量を参照できるマップを
用いてもよい。
【0046】本発明の第2の実施例を図8により説明す
る。図8は、本実施例の波形処理方法の構成を示す図で
ある。図8から分かるように、本実施例では、まず、熱
式空気流量計の出力信号を周期TでA/D変換220し
て数値化する。次に、応答性補償の逆変換219を行う
ために時定数τを求める。これは、A/D変換値を一時
的にリニアライザ216で流量に変換し、それから、
(1)式を利用して時定数τをステップ217で定め
る。この時、時定数τはエンジンの脈動流量に対して遅
れを持った流量信号から算出することになるが、平均流
量を求めるには十分精度を持つ時定数τを得ることがで
きる。この時定数τと、A/D変換の周期Tと、メモリ
218に格納しておいた前回のA/D変換値(V−1)
と今回のA/D変換値V0を用いて、(2)式により応
答性補償の逆変換219を行う。VIN V は非線形である
ことから、信号を再びリニアライザ216を利用して、
線形化を行うことによって真の流量を求める。
【0047】本発明の第3の実施例を図9により説明す
る。図9は、本実施例の波形処理方法の構成を示す図で
ある。図9から分かるように、本実施例では、熱式空気
流量計の信号をA/D変換(ステップ221)し、その
信号の逆変換を行っている。但し、逆変換で扱うのは熱
式空気流量計の非線形性を保ったままの信号とし、逆変
換(ステップ223)した後に信号をリニアライザ22
4に入力し、真の流量信号を得る。逆変換を行う際に用
いる時定数に相当する定数はリニアライザ224より得
られた流量信号をステップ222にフィードバックして
求める。
【0048】本発明の第4の実施例を図10により説明
する。図10は、本実施例の波形処理方法の構成を示す
図である。図10から分かるように、本実施例では、A
/D変換(ステップ251)した信号を2系統に分離
し、そのうち1つの信号をリニアライザ252に通し、
その信号よりステップ253で係数を求める。この場
合、係数は遅れのある信号より定めているが、平均値を
算出するには十分な精度がある。逆変換(ステップ25
4)された信号は、非線形性を保っているので、再びリ
ニアライザ252により真の流量に換算する。
【0049】本発明の第5の実施例を図11により説明
する。図11は、本実施例の波形処理方法の構成を示す
図である。図11から分かるように、本実施例は、A/
D変換(ステップ241)した信号を2系統に分離し、
そのうち1系統で真の流量に対応した出力からの誤差を
求める逆変換を行い、最終段のステップ247でもう一
つの系統に加算して真の流量に対応する非線形性を持つ
出力を求める。そして、その信号を真の流量に換算する
ためにリニアライザ242を使用して線形化を行う。誤
差を求める系統を説明をすると、リニアライザ242の
信号をフィードバックし、空気流量の関数で表される時
定数をステップ243で求め、次に時定数とA/D変換
の周期に関係した2つの係数をステップ244で定め
る。また、メモリ248にA/D変換値を記憶してお
く。逆変換(ステップ245)の演算を行う際には、2
つの係数とメモリ248に記憶してある前回のA/D変
換値と、今回のA/D変換値と、さらに前回求めた誤差
量を使用する。このようにして求めた誤差に、さらにゲ
イン246を掛け、2系統に分離する前のA/D変換値
に最終段のステップ247で加算し、真の流量に対応し
た非線形な出力を求め、その後、さらに真の流量をリニ
アライザ242で求める。
【0050】本発明の第6の実施例を図12により説明
する。図12は、本実施例の波形処理方法の構成を示す
図である。図12から分かるように、本実施例は、A/
D変換(ステップ261)した信号を2系統に分離し、
そのうち1系統で真の流量に対応した出力からの誤差を
求める逆変換を行い、最終段のステップ268で、もう
一つの系統に加算して真の流量に対応する非線形性を持
つ出力を求める。その後、真の流量に換算するためにリ
ニアライザ262に信号を戻す。
【0051】誤差を求める系統を説明をすると、A/D
変換値をリニアライザ262に通し、次のステップ26
3で空気流量の関数で表される時定数を求め、さらに時
定数とA/D変換の周期に関係した2つの係数をステッ
プ264で定める。この時、時定数τはエンジンの脈動
流量に対して遅れを持った流量信号から算出することに
なるが、平均流量を求めるには十分精度を持つ時定数τ
を得ることができる。また、メモリ265にA/D変換
値を記憶しておく。真の流量に対応した出力の誤差を求
める逆変換266を行う際には、2つの係数とメモリ2
65に記憶してある前回のA/D変換値と、今回のA/
D変換値と、さらに前回求めた誤差量を使用する。これ
に、さらにゲイン267を掛け、2系統に分離する前の
A/D変換値に加算することにより真の流量に対応した
非線形性を保持する信号を得る。真の流量は再びリニア
ライザ262に戻すことによって得ることができる。
【0052】ここで、第1から第6の実施例において
は、A/D変換を周期Tで行ったが、一定のクランク角
毎、例えば12°毎にサンプリングするようにしてもよ
く、この場合は図示しないがクロックで周期Tを測定し
可変するようにしても良い。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の熱式空気流
量計によると、脈動しているエンジンの吸入空気量を応
答の遅い熱式空気流量計で計測する場合に、まず、熱式
空気流量計の出力の応答性を補償する逆変換を行い真の
流量に対応する出力をもとめ、その後リニアライザで信
号の線形化をする信号処理を行うことにより、脈動が生
じている場合においても平均検出流量の異常な低下が解
消され、正確な平均流量を求めることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のハードウエア構成を示す
図である。
【図2】本実施例の信号処理法の構成図である。
【図3】流量と時定数の関係を示す図である。
【図4】本実施例の信号処理方法の詳細を示す図であ
る。
【図5】本実施例の逆変換方式で行った処理波形を示す
図である。
【図6】一定回転数で負荷を変化させたときの真の平均
流量と逆変換により求められた平均流量を示す図であ
る。
【図7】逆流を検出するステップを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図9】本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図10】本発明の第4の実施例を示す構成図である。
【図11】本発明の第5の実施例を示す構成図である。
【図12】本発明の第6の実施例を示す構成図である。
【図13】本実施例で使用する熱式空気流量計のモデル
である。
【図14】本実施例で使用する逆変換モデルでを示す図
である。
【図15】従来の熱式空気流量計のモデルを示す図であ
る。
【図16】従来の逆変換モデルを示す図である。
【図17】従来例の概要を示す図である。
【図18】従来例の概要を示す図である。
【図19】真の流量波形と従来の方法で逆変換した流量
波形を示す図である。
【図20】真の流量が得られる原理を説明する図であ
る。
【符号の説明】
201…熱式空気流量計の信号、202…熱式空気流量
計、203…A/D変換器、204…RAM、205…
ROM、206…エンジン制御ユニット、207…出力
ポート、208…CPU、209…燃料噴射信号、21
0…インジェクタ、211…排気管、212…エンジ
ン、213…スロットル、214…吸気管、215…各
種センサの信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−40322(JP,A) 特開 平2−156117(JP,A) 特開 平5−196484(JP,A) 特開 平5−171984(JP,A) 特開 平4−358743(JP,A) 特公 平6−13859(JP,B2) 特公 昭59−17371(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 1/68 - 1/699

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸入空気量を熱式流量計の出力
    を用いて測定する空気流量計測装置において、前記熱式
    流量計の出力を入力し応答遅れを補正する手段と、この
    補正手段の出力を入力し予め記憶された前記熱式流量計
    の特性に基づいて空気流量に対応する値に変換する手段
    とを備えた空気流量計測装置。
  2. 【請求項2】前記予め記憶された前記熱式流量計の特性
    は、関数として記憶されている請求項1記載の空気流量
    計測装置。
  3. 【請求項3】前記予め記憶された前記熱式流量計の特性
    は、テーブルとして記憶されている請求項1記載の空気
    流量計測装置。
  4. 【請求項4】熱式流量計の出力信号を周期的にサンプリ
    ングするサンプリング手段と、このサンプリング手段に
    よりサンプリングされた信号から時定数を決定するとと
    もに、この時定数をパラメータとして前記出力信号を真
    の流量に対応する信号に逆変換してこの逆変換された信
    号に対して線形化して流量を求める演算手段を備えた空
    気流量計測装置。
  5. 【請求項5】前記時定数が一次遅れの時定数であり、か
    つこの時定数が前記熱式流量計の出力信号を直接リニア
    ライズ手段により線形化し、この線形化された出力を前
    記時定数決定手段により求められるものである請求項4
    に記載の空気流量計測装置。
  6. 【請求項6】熱式流量計の出力信号を周期的にサンプリ
    ングするサンプリング手段と、このサンプリング手段に
    よりサンプリングされた信号から時定数を決定する時定
    数決定手段と、前記時定数をパラメータとして前記出力
    信号を真の流量に対応する信号に変換する逆変換手段
    と、この逆変換された信号に対して線形化作用を持つリ
    ニアライズ手段を備え、前記出力信号が時定数決定手段
    により時定数を決定され、前記逆変換手段により逆変換
    された後に前記リニアライズ手段により線形化されて流
    量を求める空気流量計測装置。
  7. 【請求項7】熱式流量計のアナログ出力信号を周期的に
    サンプリングするA/D変換器と、このA/D変換器に
    よりA/D変換されたデジタル信号を2つの系統に分離
    して、第1の系統で真の流量に対応する出力からの誤差
    を求めるための逆変換を行い、この逆変換された値を第
    2の系統に加算しこの加算された信号信号に対して線形
    化して流量を求める演算手段を備えた空気流量計測装
    置。
  8. 【請求項8】熱式流量計の出力信号を周期的にサンプリ
    ングし、このサンプリングされた信号から時定数を決定
    し、この決定された時定数をパラメータとして前記出力
    信号を真の流量に対応する信号に逆変換し、この逆変換
    された信号に対して線形化して流量を求める空気流量計
    測方法。
  9. 【請求項9】前記逆変換手段が、逆変換信号をVIN
    V、熱式流量計の出力信号をV、時定数をτ、サンプリ
    ング周期をT、現在時刻における値を添字0、前回のサ
    ンプリング時刻における値を添字1としたとき、 【数2】 の演算を行うものである請求項4又は6に記載の空気流
    量計測装置。
  10. 【請求項10】前記時定数を求めるリニアライズ手段と
    逆変換した信号を線形化するリニアライズ手段を同一の
    もので行う請求項4又は6に記載の空気流量計測装置。
  11. 【請求項11】前記サンプリング周期がクランク角によ
    り定められるものである請求項4に記載の空気流量計測
    装置。
  12. 【請求項12】サンプリング周期が12°以下のクラン
    ク角度毎である請求項4又は5に記載の空気流量計測装
    置。
  13. 【請求項13】サンプリング周期がクロックで測定され
    る時間毎であり、且つこの周期が回転速度に応じて可変
    に設定されている請求項4に記載の空気流量計測装置。
  14. 【請求項14】前記熱式流量計が、逆流判別手段を有す
    るものである請求項4に記載の空気流量計測装置。
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