JP2002130042A - 内燃機関の筒内充填空気量検出装置 - Google Patents
内燃機関の筒内充填空気量検出装置Info
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Abstract
させる。 【解決手段】 スロットルバルブからエンジンの吸気口
までの吸気通路を流れる吸入空気の挙動をモデル化した
吸気系モデルの入力側にエアフロメータの出力gMAF の
応答遅れを位相進み補償で補償する応答遅れ補償要素を
設け、この応答遅れ補償要素の出力gを吸気系モデルに
入力する。位相進み補償の伝達関数は g=(1+T1 ・s)/(1+T2 ・s)・gMAF である。ここで、T1 、T2 は位相進み補償の時定数で
あり、エアフロメータの出力gMAF 、エンジン回転速
度、吸気圧力、スロットル開度のうちの少なくとも1つ
に基づいて設定される。吸気系モデルのモデル時定数τ
IMは、体積効率とエンジン回転速度を変数とする数式で
算出され、体積効率はエンジン回転速度と吸気圧力をパ
ラメータとする二次元マップにより算出される。
Description
出して筒内充填空気量(シリンダ吸入空気量)を演算す
る内燃機関の筒内充填空気量検出装置に関するものであ
る。
定する方法は、吸入空気流量をエアフロメータで検出し
て、その検出値から筒内充填空気量を演算する方式(以
下「マスフロー方式」という)と、吸気圧力を吸気圧力
センサで検出して、吸気圧力とエンジン回転速度とから
筒内充填空気量を演算する方式(以下「スピードデンシ
ティ方式」という)とに大別される。マスフロー方式
は、定常時に吸入空気流量=筒内充填空気量となるた
め、定常時の筒内充填空気量の測定精度が良いという利
点があるが、過渡時にはエアフロメータの応答遅れ(例
えば熱式のエアフロメータの場合は、エアフロメータの
センサ部自身のヒートマスによる応答遅れ)が存在する
ため、過渡時の応答性が悪いという欠点がある。
マスフロー方式と比較して過渡時の応答性が良いという
特長がある。これは、吸気圧力センサが高応答であるた
めである。
デンシティ方式の両方式の長所を併せ持つ2センサ併用
方式が開発されている。この2センサ併用方式は、エア
フロメータと吸気圧力センサの両方を設置して、定常時
には、エアフロメータで検出した吸入空気流量から筒内
充填空気量を演算し、過渡時には、吸気圧力センサで検
出した吸気圧力とエンジン回転速度とから筒内充填空気
量を演算するようにしている。
では、過渡時には、吸気圧力センサで検出した吸気圧力
とエンジン回転速度とから筒内充填空気量を演算する
が、筒内充填空気量は、吸気圧力の他に、体積効率や吸
気温度によっても変化するため、それらの検出誤差等の
影響を受けて筒内充填空気量の演算結果に誤差が生じ
る。近年のエンジンは、益々厳しくなる排出ガス浄化規
制のために非常に高精度な空燃比制御(燃料噴射制御)
が要求されるようになってきており、そのためには、筒
内充填空気量の演算精度を高めることが必要不可欠であ
る。
たものであり、従ってその目的は、筒内充填空気量の演
算精度を高めることができる内燃機関の筒内充填空気量
検出装置を提供することにある。
に、本発明の請求項1の内燃機関の筒内充填空気量検出
装置は、内燃機関の吸気通路を流れる吸入空気の流量を
検出する吸入空気流量検出手段の応答遅れを応答遅れ補
償手段により補償し、スロットルバルブを通過した吸入
空気が筒内に流入するまでの吸入空気の挙動を模擬した
吸気系モデルを用い、前記応答遅れ補償手段の出力を該
吸気系モデルに入力して該吸気系モデルの出力である筒
内充填空気量(シリンダ吸入空気量)を演算手段により
演算するようにしたものである。この場合、吸入空気流
量検出手段の応答遅れを補償する応答遅れ補償手段を備
えているため、過渡時でも吸入空気流量の検出値から筒
内充填空気量を応答性良く演算することができ、筒内充
填空気量の演算精度を高めることができる。
量検出手段の応答遅れを位相進み補償で補償するように
すると良い。これにより、検出系の応答性を改善するこ
とができる。
れは、吸入空気流量によって変化するため、吸入空気流
量検出手段の応答遅れを補償する位相進み補償の時定数
は、吸入空気流量に応じて設定することが好ましい。
の時定数を、吸入空気流量と相関関係のあるパラメータ
である機関回転速度、吸気圧力、スロットル開度、吸入
空気流量検出手段の出力のうちの少なくとも1つに基づ
いて設定するようにすると良い。このようにすれば、位
相進み補償の時定数を吸入空気流量に応じた適正値に設
定することができる。
伝達関数の分母の項と分子の項を分離し、該分子の項を
吸気系モデルの伝達関数の分子の項に組み込むようにし
ても良い。このようにすれば、吸入空気流量検出手段の
出力を補償する補償要素が単純な一次遅れ要素(ローパ
スフィルタ)となるため、吸入空気流量(吸入空気流量
検出手段の出力)が急激に変化したときでも、補償要素
の出力が発散(振動)することを防止できて、検出系の
応答性を改善しながら安定性も確保することができる。
は、例えば熱式エアフローメータ、ベーン式やカルマン
渦式のエアフロメータのいずれを用いても良いが、近
年、最も多く使用されている熱式エアフロメータは、吸
入空気の質量流量に対応した出力を得ることができるの
で、ベーン式やカルマン渦式のエアフロメータに比べて
空気の密度(温度、圧力)による影響がなく、空気の密
度による補正が不要であると共に、可動部分が無く、小
型(低圧力損失)、低コストである等の利点を有する。
入空気で冷やされる熱線と、吸気温度を検出する温度検
出素子とから構成され、熱線の温度と吸気温度との温度
差を一定に保つように熱線への供給電流を制御して、そ
の供給電流によって吸入空気流量を検出する構成である
ため、始動時に、熱線への電流供給を開始して熱線の温
度と吸気温度との温度差が一定値に達するまでの期間
(つまり熱式エアフロメータが活性化するまでの期間)
は、吸入空気流量を精度良く検出することはできない。
また、エンジン停止中は、吸気マニホールド内に大気圧
の空気が充填されており、始動時には、この吸気マニホ
ールド内の大気圧の空気が筒内に吸入されるため、吸気
マニホールドの上流側で吸入空気流量を検出するエアフ
ロメータでは、始動時の吸入空気流量を精度良く検出す
ることができない。
出する吸気圧力検出手段を備えたシステムでは、始動時
に、吸気圧力検出手段の出力に基づいて筒内充填空気量
を演算し、その後、吸入空気流量検出手段(熱式エアフ
ロメータ)が活性化して筒内充填空気量を正しく演算し
たと推定される時、又は始動から所定時間が経過した時
に、筒内充填空気量の演算方法を応答遅れ補償手段の出
力に基づく筒内充填空気量の演算に徐々に又は直ちに切
り換えるようにすると良い。一般に、吸気圧力検出手段
は、吸気圧力によるダイヤフラムの変位を検出するもの
であるため、熱式エアフロメータのような始動時の未活
性期間はなく、電源投入直後(イグニッションスイッチ
のオン直後)から吸気圧力を検出可能である。従って、
始動時に、吸入空気流量検出手段が活性化するまで、吸
気圧力検出手段の出力に基づいて筒内充填空気量を演算
するようにすれば、吸入空気流量検出手段の未活性期間
でも、筒内充填空気量を検出することができる。
気が筒内に流入するまでの吸入空気の挙動を模擬した吸
気系モデルの応答性は、吸入空気流量によって変化する
ため、吸気系モデルの時定数は、吸入空気流量に応じて
設定することが好ましい。
のモデル時定数を、吸入空気流量と相関関係のあるパラ
メータである機関回転速度と吸気圧力に基づいて設定す
るようにすると良い。これにより、吸気系モデルのモデ
ル時定数を吸入空気流量に応じた適正値に設定すること
ができる。
によっても変化するため、請求項7のように、機関回転
速度と吸気圧力に基づいて体積効率を演算し、この体積
効率と機関回転速度に基づいて吸気系モデルのモデル時
定数を設定するようにしても良い。このようにすれば、
体積効率も考慮した精度の良いモデル時定数を算出する
ことができる。
は体積効率を算出するためのパラメータの1つとして、
吸気圧力の代わりに吸気圧力/大気圧を用いるようにし
ても良い。このようにすれば、山岳走行時の標高変化等
によって大気圧が変化しても、その影響を受けずに筒内
充填空気量を精度良く演算することができる。
バルブ及び/又は排気バルブの開閉タイミングを可変す
る可変バルブタイミング機構を備えたシステムでは、機
関回転速度等に基づいて演算したモデル時定数又は体積
効率を可変バルブタイミング機構の動作の応答遅れに応
じて補正するようにしても良い。このようにすれば、機
関回転速度等をパラメータとする1枚のマップを用いて
演算したモデル時定数又は体積効率を、可変バルブタイ
ミング機構の動作の応答遅れに応じて補正することで、
1枚のマップから可変バルブタイミング機構の動作の応
答遅れを補償したモデル時定数又は体積効率を求めるこ
とができる。このため、モデル時定数又は体積効率の算
出マップをバルブタイミングに応じて何枚も作成しなく
ても、1枚のマップで全てのバルブタイミングに対応す
ることができ、マップ作成の適合工数を少なくすること
ができると共に、マップデータの記憶に必要なメモリ容
量も少なくすることができる。
ルブタイミング機構付きのエンジンに適用した一実施形
態を図面に基づいて説明する。
ム全体の概略構成を説明する。内燃機関であるエンジン
11の吸気管12(吸気通路)の最上流部には、エアク
リーナ13が設けられ、このエアクリーナ13の下流側
には、吸入空気量を検出する熱式のエアフロメータ14
(吸入空気流量検出手段)が設けられている。このエア
フロメータ14は、吸入空気の流れの中に配置される熱
線(図示せず)と吸気温度検出素子(図示せず)が内蔵
され、吸入空気で冷やされる熱線の温度と吸気温度との
温度差を一定に保つように熱線への供給電流が制御され
る。これにより、吸入空気流量に応じて変化する熱線の
放熱量に応じて熱線への供給電流が変化し、この供給電
流に応じた電圧信号が吸入空気流量信号として出力され
る。このエアフロメータ14の下流側には、スロットル
バルブ15とスロットル開度を検出するスロットル開度
センサ16とが設けられている。
は、サージタンク17が設けられ、このサージタンク1
7に、吸気圧力Pを検出する吸気圧力センサ18(吸気
圧力検出手段)が設けられている。また、サージタンク
17には、エンジン11の各気筒に空気を導入する吸気
マニホールド19が設けられ、各気筒の吸気マニホール
ド19の吸気ポート近傍に、それぞれ燃料を噴射する燃
料噴射弁20が取り付けられている。エンジン11の吸
気バルブ25と排気バルブ26は、それぞれ可変バルブ
タイミング機構28,29によって駆動され、エンジン
運転状態に応じて吸気/排気バルブタイミング(VVT
角度θ)が調整される。尚、可変バルブタイミング機構
28,29は、油圧駆動式、電磁駆動式のいずれの方式
であっても良い。
は、排出ガスを浄化する三元触媒等の触媒22が設置さ
れている。この触媒22の上流側には、排出ガスの空燃
比(又は酸素濃度)を検出する空燃比センサ(又は酸素
センサ)23が設けられている。また、エンジン11の
シリンダブロックには、冷却水温を検出する冷却水温セ
ンサ24や、エンジン回転速度Ne を検出するクランク
角センサ25が取り付けられている。
回路(以下「ECU」と表記する)30に入力される。
このECU30は、マイクロコンピュータを主体として
構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された
図4乃至図11の燃料噴射制御用の各ルーチンを実行す
ることで、吸気系モデルを用いて筒内充填空気量g
C(シリンダ吸入空気量)を演算する演算手段として機
能すると共に、この筒内充填空気量gC に応じて燃料噴
射量を設定する。
気系モデルは、スロットルバルブ15からエンジン11
の吸気口までの吸気通路(以下「スロットル下流吸気通
路」という)を流れる吸入空気の挙動をモデル化したも
のであり、質量保存の法則と気体の状態方程式から次の
ようにして導き出される。
に質量保存の法則を適用すると、次の(1)式で表され
る関係が得られる。 d/dt・GIM=g−gC ……(1) ここで、GIMはスロットル下流吸気通路内の空気質量、
d/dt・GIMはスロットル下流吸気通路内の空気質量
の変化量、gはスロットル通過空気量(スロットルバル
ブ15を通過する空気量)、gC は筒内充填空気量であ
る。
態方程式を適用すると、次の(2)式に表す関係が得ら
れる。 gC =η・Ne /2・VC ・ρIM ……(2) η:体積効率 Ne :エンジン回転速度 VC :シリンダ容積 ρIM:スロットル下流吸気通路内の空気密度
って変化するため、吸入空気流量と相関関係のあるパラ
メータであるエンジン回転速度Ne と吸気圧力Pとに基
づいてマップ等により設定される。η=f(Ne ,P)
度ρIMは、スロットル下流吸気通路内の空気質量GIMを
スロットル下流吸気通路の内容積VIMで割り算して求め
られる。 ρIM=GIM/VIM ……(3)
次の(4)式で表される。 τIM=2・VIM/(VC ・η・Ne ) ……(4) 上記(1)〜(4)式から次の(5)、(6)式が導き
出される。 gC =GIM/τIM ……(5) d/dt・GIM=g−GIM/τIM ……(6)
(7)式で表される吸気系モデルの伝達関数が求められ
る。 gC =1/(1+τIM・s)・g ……(7)
通過空気量gは、エアフロメータ14の出力gMAF を利
用することになるが、このエアフロメータ14の出力g
MAFには応答遅れがあるため、エアフロメータ14の出
力gMAF をそのまま吸気系モデルの入力として用いる
と、過渡時に吸気系モデルの出力(筒内充填空気量
gC)の演算誤差が大きくなり、十分な演算精度を確保
することができない。
に、吸気系モデルの入力側に、エアフロメータ14の出
力gMAF の応答遅れを位相進み補償で補償する応答遅れ
補償要素(応答遅れ補償手段)を設け、この応答遅れ補
償要素の出力gを吸気系モデルに入力する。応答遅れ補
償要素(位相進み補償要素)の伝達関数は次の(8)式
で表される。 g=(1+T1 ・s)/(1+T2 ・s)・gMAF ……(8)
定数であり、エアフロメータ14の出力gMAF 、エンジ
ン回転速度Ne 、吸気圧力P、スロットル開度のうちの
少なくとも1つに基づいて設定される。
ルのモデル時定数τIMは、体積効率ηとエンジン回転速
度Ne を変数とする前記(4)式で算出され、体積効率
ηはエンジン回転速度Ne と吸気圧力Pをパラメータと
する二次元マップにより算出される。
プから可変バルブタイミング機構28,29(VVT)
の応答遅れを補償した体積効率ηを算出するために、図
12に示すように、予め可変バルブタイミング機構2
8,29を成り行きで動作させたときの体積効率(基本
体積効率)ηr のマップを1枚作成してECU30のR
OMに記憶しておき、このマップを検索して現在のエン
ジン回転速度Ne と吸気圧力Pに応じた基本体積効率η
r を算出する。そして、現在のエンジン回転速度Ne と
吸気圧力P(又はスロットル開度等)に応じたVVT目
標角度θtrをマップにより算出し、このVVT目標角度
θtrと現在のVVT角度θと基本体積効率ηr を用い
て、次のなまし式により体積効率ηを算出する。 η(i) =(η(i-1) −ηr )・(1−θtr/θ)+ηr ここで、η(i) は今回の体積効率、η(i-1) は前回の体
積効率である。
側に可変バルブタイミング機構28,29を備えたシス
テムでは、両側の可変バルブタイミング機構28,29
が同じ応答遅れを生じるため、現在のVVT角度θは、
吸気側VVT角度と排気側VVT角度の平均値を用いれ
ば良い。 現在のVVT角度θ=(吸気側VVT角度+排気側VV
T角度)/2
デルを用いて筒内充填空気量gC を演算すると、エアフ
ロメータ14の出力gMAF が急激に変化したときに、応
答遅れ補償要素の出力gが振動して吸気系モデルの出力
(筒内充填空気量gC )が振動する可能性がある。
に、応答遅れ補償要素(位相進み補償要素)の伝達関数
の分母の項(1+T2 ・s)と分子の項(1+T1 ・
s)を分離し、分子の項(1+T1 ・s)を吸気系モデ
ルの伝達関数の分子の項に組み込む。これにより、エア
フロメータ14の出力gMAF を補償する補償要素は次の
(9)式で表される。 g=1/(1+T2 ・s)・gMAF ……(9)
ーパスフィルタ)であるため、エアフロメータ14の出
力gMAF が急激に変化したときでも、補償要素の出力g
が振動(発散)せず、安定性が確保される。
れ補償要素の分子の項(1+T1 ・s)が組み込まれる
ことで、次の(10)式のように表される。 gC =(1+T1 ・s)/(1+τIM・s)・g ……(10) この(10)式で表される吸気系モデルの伝達関数は、
分母の項の時定数τIMが分子の項の時定数T1 と比べて
格段に大きいため、過渡時でも吸気系モデルの出力(筒
内充填空気量gC )が振動せず、安定性が確保される。
算モデルを用いて、上記(9)、(10)式により筒内
充填空気量gC を演算する。但し、上記(9)、(1
0)式は連続式であるため、これをECU30でデジタ
ル演算処理できるようにするために、上記(9)、(1
0)の連続式を双一次変換により離散化して用いる。こ
れにより、補償要素を表現する(9)式は次の[数1]
式で表現される離散式に変換され、この離散式を用いて
補償要素(ローパスフィルタ)の出力gが演算される。
は前回のgの値、Δtはサンプリング時間である。ま
た、吸気系モデルを表現する(10)式は、次の[数
2]式で表現される離散式に変換され、この離散式を用
いて吸気系モデルの出力である筒内充填空気量gC が演
算される。
C(i-1)は前回のgC の値である。ECU30は、図4乃
至図11の燃料噴射制御用の各ルーチンを実行すること
で、上記[数1]、[数2]の離散式を用いて筒内充填
空気量gC を演算し、燃料噴射量を制御する。以下、各
ルーチンの処理内容を説明する。
は、イグニッションスイッチのオン後に所定周期で実行
される。本ルーチンが起動されると、まずステップ10
0で、後述する図5の筒内充填空気量演算ルーチンを実
行し、エアフロメータ14の出力gMAF に基づいて筒内
充填空気量gC を演算する。この後、ステップ200
で、燃料噴射量設定ルーチン(図示せず)を実行し、筒
内充填空気量gC とエンジン回転速度に応じてマップ等
により基本噴射量を算出し、この基本噴射量に空燃比フ
ィードバック補正係数、水温補正係数等の各種の補正係
数を乗算して最終的な燃料噴射量を求める。
内充填空気量演算ルーチンは、図4のメインルーチンの
ステップ100で実行されるサブルーチンである。本ル
ーチンが起動されると、まずステップ110で、図6の
始動時間カウンタルーチンを実行し、始動時間TS をカ
ウントする。図6の始動時間カウンタルーチンでは、ま
ず、ステップ111で、始動後であるか否かをエンジン
回転速度が所定値(例えば300rpm)以上であるか
否かで判定し、始動後でないと判定された場合は、ステ
ップ112に進み、イグニッションスイッチのオン後の
経過時間(始動時間)TS をカウントする。一方、ステ
ップ111で、始動後であると判定された場合は、ステ
ップ113に進み、始動時間TS を最大値(イグニッシ
ョンスイッチのオンから始動完了までの経過時間)に設
定する。
に、図5のステップ120に進み、後述する図7のエア
フロメータ出力に基づく筒内充填空気量演算ルーチンを
実行して、エアフロメータ14の出力gMAF に基づいて
筒内充填空気量gCAを演算する。この後、ステップ13
0に進み、始動後であるか否かをエンジン回転速度が所
定値(例えば300rpm)以上であるか否かで判定
し、始動後でないと判定された場合は、ステップ140
に進み、後述する図9の吸気圧力に基づく筒内充填空気
量演算ルーチンを実行して、吸気圧力センサ18の出力
Pに基づいて筒内充填空気量gCPを演算する。
ると判定された場合は、ステップ150に進み、エアフ
ロメータ14が活性化したか否かを判定する。このエア
フロメータ14の活性判定は、次のいずれかの方法で行
えば良い。
時間(始動時間TS )が、エアフロメータ14の活性化
に必要な所定時間ta経過したか否かを判定し、所定時
間taが経過してなければ、エアフロメータ14が活性
化していないと判定し、所定時間taが経過していれ
ば、エアフロメータ14が活性化したと判定する。この
場合、所定時間taは、演算処理の簡略化のために固定
値としても良いが、冷却水温、外気温等に応じてマップ
等により設定するようにしても良い。
いて演算した筒内充填空気量gCAと吸気圧力センサ18
の出力Pに基づいて演算した筒内充填空気量gCPとの誤
差が設定値より小さいか否かを判定し、誤差が設定値以
上であれば、エアフロメータ14が活性化していないと
判定し、誤差が設定値より小さければ、エアフロメータ
14が活性化したと判定する。
所定時間taをある程度の余裕を見て長めの時間に設定
すれば、エアフロメータ14の活性前に活性済みと誤判
定する事態を確実に回避できるが、所定時間taを長く
すると、その分、活性済みと判定するタイミングが遅れ
て、筒内充填空気量の演算方法の切換タイミングが遅れ
ることになる。
に設定すると共に、活性判定の誤判定を回避するため
に、上記との両方の条件が成立したときに、エアフ
ロメータ14が活性化したと判定し、それ以外の場合
は、エアフロメータ14が活性化していないと判定する
ようにしても良い。このようにすれば、イグニッション
スイッチのオン後の経過時間(始動時間TS )が必要最
小限に設定された所定時間taに達した時点で、の条
件を満たせば、エアフロメータ14が活性化したと判定
することができ、活性判定の誤判定を回避しながら、筒
内充填空気量の演算方法を早期に切り換えることができ
る。
4が活性化していないと判定された場合は、ステップ1
40に進み、後述する図10の吸気圧力に基づく筒内充
填空気量演算ルーチンを実行して、吸気圧力センサ18
の出力Pに基づいて筒内充填空気量gCPを演算する。
タ14が活性化したと判定された時点で、ステップ16
0に進み、筒内充填空気量gC の演算方法を下記の式に
より吸気圧力センサ18の出力Pに基づく演算からエア
フロメータ14の出力gMAFに基づく演算に徐々に切り
換える。 gC =gCA+(gCP−gCA)×α
方法を徐々に切り換えるための係数であり、エアフロメ
ータ14の活性後(演算方法の切換開始後)の経過時間
に応じてマップ等により設定される。この場合、エアフ
ロメータ14の活性直後(演算方法の切換開始当初)
は、α=1.0で、その後の時間経過に伴ってαが徐々
に小さくなり、所定時間経過後にα=0となり、その後
は、α=0に維持される。α=0になれば、エアフロメ
ータ14の出力gMAF に基づいて演算した筒内充填空気
量gCAがそのまま最終的な筒内充填空気量gC となる。
気量演算ルーチン]図7のエアフロメータ出力に基づく
筒内充填空気量演算ルーチンは、図5の筒内充填空気量
演算ルーチンのステップ120で実行されるサブルーチ
ンである。本ルーチンが起動されると、まずステップ1
21で、位相進み補償要素の分子の項の時定数T1 を、
エアフロメータ14の出力gMAF 、エンジン回転速度N
e 、吸気圧力P、スロットル開度のうちの少なくとも1
つに基づいてマップ等により設定する。尚、この時定数
T1 は、演算処理を簡略化するために固定値としても良
い。
み、後述する図8のスロットル通過空気量のサイクル間
平均処理ルーチンを実行し、熱式のエアフロメータ14
の出力gMAF から1サイクル間のスロットル通過空気量
の平均値gMAFAV を演算する。この後、ステップ123
に進み、次の[数3]式を用いて補償要素(ローパスフ
ィルタ)の出力g(i) を演算する。
図9のモデル時定数演算ルーチンを実行し、吸気系モデ
ルのモデル時定数τIMを演算する。この後、ステップ1
25に進み、位相進み補償要素の分母の項の時定数T2
を、エアフロメータ14の出力gMAF 、エンジン回転速
度Ne 、吸気圧力P、スロットル開度のうちの少なくと
も1つに基づいてマップ等により設定する。尚、この時
定数T2 は、演算処理を簡略化するために固定値として
も良い。
4]式を用いて吸気系モデルの出力である筒内充填空気
量gCA(i) を演算する。
量gCA(i) の単位はkg/sec(単位時間当たりの筒
内充填空気量)であるため、次のステップ170で、筒
内充填空気量gCA(i) の単位を次式によりkg/rev
(エンジン1回転当たりの筒内充填空気量)に変換す
る。 gCA(i) =gCA(i) /(Ne /60) [kg/rev]
処理ルーチン]図8のスロットル通過空気量のサイクル
間平均処理ルーチンは、図7のルーチンのステップ12
2で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動
されると、まずステップ131で、始動後であるか否か
を、エンジン回転速度が所定値(例えば300rpm)
以上であるか否かで判定し、始動完了前であれば、後述
する図10の吸気圧力に基づく筒内充填空気量演算ルー
チンを実行し、吸気圧力センサ18の出力Pに基づいて
筒内充填空気量gCPを演算する。
センサ18の出力Pに基づいて演算した筒内充填空気量
gCPから次式により1サイクル間のスロットル通過空気
量の平均値gMAFAV を推定する。 gMAFAV =gCP・Nmin /60 [kg/sec]
であるが、始動完了前はエンジン回転速度が不安定であ
るため、Nmin =固定値(例えば300rpm)に設定
されている。
ると判定されれば、ステップ134に進み、エアフロメ
ータ14の出力gMAF の1サイクル間の時間t180 を取
り込む。1サイクル間の時間t180 は、4気筒エンジン
であれば、180℃A回転するのに要する時間である。
ル間のサンプリング数N180 を次式により算出する。 N180 =t180 /Δt ここで、Δtはサンプリング時間である。この後、ステ
ップ136に進み、次式により1サイクル間のスロット
ル通過空気量の平均値gMAFAV を次式により演算する。
ル時定数演算ルーチンは、図7のルーチンのステップ1
24で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起
動されると、まずステップ137で、後述する図11の
体積効率演算ルーチンを実行して、体積効率ηを演算す
る。この後、ステップ138に進み、モデル時定数τIM
を次式により演算する。 τIM=2・VIM/(VC ・η・Ne /60) ここで、VIMはスロットル下流吸気通路の内容積(固定
値)、VC はシリンダ容積(固定値)、Ne はエンジン
回転速度(rpm)である。
ーチン]図10の吸気圧力に基づく筒内充填空気量演算
ルーチンは、図5のステップ140と図8のステップ1
32で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起
動されると、まずステップ141で、後述する図11の
体積効率演算ルーチンを実行して、体積効率ηを演算す
る。この後、ステップ142に進み、次式により吸気圧
力センサ18の出力(吸気圧力)Pに基づいて筒内充填
空気量gCPを演算する。 gCP=η・VC ・P/(2・R・T) [kg/rev] ここで、VC はシリンダ容積、Rは気体定数、Tは吸気
温度である。
率演算ルーチンは、図9のステップ137と図10のス
テップ141で実行されるサブルーチンである。本ルー
チンが起動されると、まずステップ151で、現在の吸
気圧力P、大気圧Pa 、吸気温度T、エンジン回転速度
Ne 、VVT角度θ(バルブタイミング)、冷却水温T
HWを読み込む。この後、ステップ152に進み、可変
バルブタイミング機構28,29を成り行きで動作させ
たときの体積効率(基本体積効率)ηr のマップを検索
して、現在のエンジン回転速度Ne と吸気圧力Pに応じ
た基本体積効率ηr を演算する。
標角度θtrをマップを検索して、現在のエンジン回転速
度Ne と吸気圧力Pに応じたVVT目標角度θtrを演算
する。その後、ステップ154に進み、VVT目標角度
θtrと現在のVVT角度θと基本体積効率ηr を用い
て、次のなまし式により体積効率ηを算出する。 η(i) =(η(i-1) −ηr )・(1−θtr/θ)+ηr ここで、η(i) は今回の体積効率、η(i-1) は前回の体
積効率である。
側に可変バルブタイミング機構28,29を備えたシス
テムでは、両側の可変バルブタイミング機構28,29
が同じ応答遅れを生じるため、現在のVVT角度θは、
吸気側VVT角度と排気側VVT角度の平均値を用いれ
ば良い。
+排気側VVT角度)/2 以上説明した図4乃至図11の各ルーチンによって演算
した筒内充填空気量の挙動の一例を図13のタイムチャ
ートに示している。図13のタイムチャートには、比較
例として、従来のマスフロー方式(エアフロメータ出力
から筒内充填空気量を演算する方式)と、従来のスピー
ドデンシティ方式(吸気圧力センサ出力から筒内充填空
気量を演算する方式)も示している。
量の演算精度が良いという利点があるが、過渡時の応答
性が悪く、過渡時の筒内充填空気量の演算精度が悪いと
いう欠点がある。一方、スピードデンシティ方式は、マ
スフロー方式と比較して過渡時の応答性が良いという利
点があるが、定常時の筒内充填空気量の演算精度が悪い
という欠点がある。
ータ14の応答遅れを位相進み補償で補償して筒内充填
空気量を演算するようにしたので、エアフロメータ14
の出力に基づいて筒内充填空気量を演算する方式であり
ながら、過渡時の応答性を改善することができ、過渡時
の筒内充填空気量の演算精度を向上できる。しかも、エ
アフロメータ14の出力から筒内充填空気量を演算する
ため、定常時の筒内充填空気量の演算精度も良い。
ンサ部は、吸入空気で冷やされる熱線と、吸気温度を検
出する温度検出素子とから構成され、熱線の温度と吸気
温度との温度差を一定に保つように熱線への供給電流を
制御して、その供給電流によって吸入空気流量を検出す
る構成であるため、始動時に、熱線への電流供給を開始
して熱線の温度と吸気温度との温度差が一定値に達する
までの期間(つまりエアフロメータ14が活性化するま
での期間)は、吸入空気流量を精度良く検出することは
できない。
気圧力センサ18の出力P(吸気圧力)に基づいて筒内
充填空気量を演算し、その後、エアフロメータ14が活
性化したと推定される時期に、筒内充填空気量の演算方
法をエアフロメータ14の遅れ補償後の出力に基づく演
算に徐々に切り換えるようにした。一般に、吸気圧力セ
ンサ18は、吸気圧力によるダイヤフラムの変位を検出
するものであるため、エアフロメータ14のような始動
時の未活性期間はなく、電源投入直後(イグニッション
スイッチのオン直後)から吸気圧力を検出可能である。
従って、始動時に、エアフロメータ14が活性化するま
で、吸気圧力センサ18の出力に基づいて筒内充填空気
量を演算するようにすれば、エアフロメータ14の未活
性期間でも、筒内充填空気量を検出することができる。
に、予め可変バルブタイミング機構28,29を成り行
きで動作させたときの体積効率(基本体積効率)ηr の
マップを1枚作成しておき、このマップから現在のエン
ジン回転速度Ne と吸気圧力Pに応じた基本体積効率η
r を算出し、この基本体積効率ηr と現在のVVT角度
θとVVT目標角度θtrを用いて、体積効率ηをなまし
式により算出するようにしたので、1枚のマップから可
変バルブタイミング機構28,29の動作の応答遅れを
補償した体積効率ηを求めることができる。このため、
体積効率の算出マップをバルブタイミングに応じて何枚
も作成しなくても、1枚のマップで全てのバルブタイミ
ングに対応することができ、マップ作成の適合工数を少
なくすることができると共に、マップデータの記憶に必
要なメモリ容量も少なくすることができる。
マップをバルブタイミングに応じて複数枚作成しても良
く、この場合でも、本発明の所期の目的を十分に達成す
ることができる。
Ne と吸気圧力Pに基づいて体積効率ηを算出し、この
体積効率ηとエンジン回転速度Ne を用いて吸気系モデ
ルのモデル時定数τIMを算出するようにしたが、このモ
デル時定数τIMとエンジン回転速度Ne と吸気圧力Pと
の関係を予め実験やシミュレーションによってマップ化
又は数式化して、エンジン回転速度Ne と吸気圧力Pと
からモデル時定数τIMを直接算出するようにしても良
い。
ータの1つとして、吸気圧力Pの代わりに吸気圧力P/
大気圧Pa を用いるようにしても良い。このようにすれ
ば、山岳走行時の標高変化等によって大気圧Pa が変化
しても、その影響を受けずに筒内充填空気量を精度良く
演算することができる。
バルブタイミング機構付きのエンジンに限定されず、吸
気側(又は排気側)のみを可変バルブタイミングとした
エンジンや、可変バルブタイミング機構を全く搭載しな
いエンジンにも適用でき、また、吸気ポート噴射エンジ
ンに限定されず、筒内噴射エンジンにも適用できる。ま
た、エアフロメータ(吸入空気流量検出手段)も熱式エ
アフロメータに限定されず、例えば、ベーン式やカルマ
ン渦式のエアフロメータを用いても良い。
ム全体の概略構成図
ロック線図
ロック線図
ート
すフローチャート
フローチャート
算ルーチンの処理の流れを示すフローチャート
ーチンの処理の流れを示すフローチャート
フローチャート
ンの処理の流れを示すフローチャート
ローチャート
挙動を示すタイムチャート
路)、14…熱式エアフローメータ(吸入空気流量検出
手段)、15…スロットルバルブ、17…サージタンク
(吸気通路)、18…吸気圧力センサ(吸気圧力検出手
段)、19…吸気マニホールド(吸気通路)、20…燃
料噴射弁、21…排気管、28,29…可変バルブタイ
ミング機構、30…ECU(演算手段)。
Claims (9)
- 【請求項1】 内燃機関の吸気通路を流れる吸入空気の
流量を検出する吸入空気流量検出手段と、 前記吸入空気流量検出手段の応答遅れを補償する応答遅
れ補償手段と、 スロットルバルブを通過した吸入空気が筒内に流入する
までの吸入空気の挙動を模擬した吸気系モデルを用い、
前記応答遅れ補償手段の出力を該吸気系モデルに入力し
て該吸気系モデルの出力である筒内充填空気量を演算す
る演算手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の
筒内充填空気量検出装置。 - 【請求項2】 前記応答遅れ補償手段は、前記吸入空気
流量検出手段の応答遅れを位相進み補償で補償すること
を特徴とする請求項1に記載の内燃機関の筒内充填空気
量検出装置。 - 【請求項3】 前記応答遅れ補償手段は、位相進み補償
の時定数を、機関回転速度、吸気圧力、スロットル開
度、前記吸入空気流量検出手段の出力のうちの少なくと
も1つに基づいて設定することを特徴とする請求項2に
記載の内燃機関の筒内充填空気量検出装置。 - 【請求項4】 前記位相進み補償の伝達関数の分母の項
と分子の項が分離され、該分子の項が前記吸気系モデル
の伝達関数の分子の項に組み込まれていることを特徴と
する請求項2又は3に記載の内燃機関の筒内充填空気量
検出装置。 - 【請求項5】 前記吸入空気流量検出手段として熱式エ
アフローメータを設けると共に、前記吸気通路内の吸気
圧力を検出する吸気圧力検出手段を設け、 前記演算手段は、始動時には前記吸気圧力検出手段の出
力に基づいて筒内充填空気量を演算し、その後、前記吸
入空気流量検出手段が活性化して筒内充填空気量を正し
く演算したと推定される時期に前記筒内充填空気量の演
算方法を前記応答遅れ補償手段の出力に基づく筒内充填
空気量の演算に徐々に又は直ちに切り換えることを特徴
とする請求項1乃至4のいずれかに記載の内燃機関の筒
内充填空気量検出装置。 - 【請求項6】 前記演算手段は、前記吸気系モデルのモ
デル時定数を機関回転速度と吸気圧力に基づいて設定す
ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
内燃機関の筒内充填空気量検出装置。 - 【請求項7】 前記演算手段は、機関回転速度と吸気圧
力に基づいて体積効率を演算し、この体積効率と機関回
転速度に基づいて前記吸気系モデルのモデル時定数を設
定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記
載の内燃機関の筒内充填空気量検出装置。 - 【請求項8】 前記演算手段は、前記モデル時定数又は
体積効率を算出するためのパラメータの1つとして、吸
気圧力の代わりに吸気圧力/大気圧を用いることを特徴
とする請求項6又は7に記載の内燃機関の筒内充填空気
量検出装置。 - 【請求項9】 内燃機関の吸気バルブ及び/又は排気バ
ルブの開閉タイミングを可変する可変バルブタイミング
機構を備え、 前記演算手段は、前記機関回転速度等に基づいて演算し
たモデル時定数又は体積効率を前記可変バルブタイミン
グ機構の動作の応答遅れに応じて補正することを特徴と
する請求項6乃至8のいずれかに記載の内燃機関の筒内
充填空気量検出装置。
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