JP3165070B2 - カレンダ付電子時計 - Google Patents

カレンダ付電子時計

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JP3165070B2
JP3165070B2 JP10944597A JP10944597A JP3165070B2 JP 3165070 B2 JP3165070 B2 JP 3165070B2 JP 10944597 A JP10944597 A JP 10944597A JP 10944597 A JP10944597 A JP 10944597A JP 3165070 B2 JP3165070 B2 JP 3165070B2
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満 石井
義夫 小山
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正幸 河田
裕子 佐々木
江利子 高桑
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    • G04C3/08Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means wherein movement is regulated by a mechanical oscillator other than a pendulum or balance, e.g. by a tuning fork, e.g. electrostatically
    • G04C3/12Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means wherein movement is regulated by a mechanical oscillator other than a pendulum or balance, e.g. by a tuning fork, e.g. electrostatically driven by piezoelectric means; driven by magneto-strictive means
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日付を表示するこ
とができるカレンダ付電子時計に関するもので、特に、
超音波モータを用いて、日車を高いトルクで回転させる
ことができ、しかも、日車の日文字を正確に位置決めす
ることができるカレンダ付電子時計に関する。
【0002】
【従来の技術】単一のモータを有する従来のカレンダ付
電子時計においては、例えば、図21に示すように、電
池902が電源を構成する。IC904が電池902に
接続され、時刻及び日付等に関する時刻情報を計数す
る。時計モータ906がIC904の出力する時刻情報
信号に基づいて、例えば、1秒ごとに180度ずつ回転
する。多段減速輪列908が複数の歯車からなる。多段
減速輪列908は時計モータ906の回転を減速して伝
達し、指針車910を回転させる。時刻情報、例えば、
「時」、「分」、「秒」をそれぞれ時針、分針、秒針か
らなる指針車910により表示する。日車912が多段
減速輪列908により間欠的に作動し、日車912の表
示面に設けられた「1」から「31」の数字で「日付」
を表示する。
【0003】複数のモータを有する従来のカレンダ付電
子時計においては、例えば、図22に示すように、電池
902が電源を構成する。IC904が電池902に接
続され、時刻及び日付等に関する時刻情報を計数する。
時計モータ906がIC904の出力する時刻情報信号
に基づいて、例えば、1秒ごとに180度回転する。減
速輪列(図示せず)が時計モータ906の回転を減速し
て伝達し、指針車910を回転させる。時刻情報、例え
ば、「時」、「分」、「秒」をそれぞれ時針、分針、秒
針からなる指針車910により表示する。日車モータ9
14がIC904の出力する日付情報信号に基づいて回
転する。多段減速輪列916が日車モータ914の回転
を減速して伝達し、日車912を回転させる。日車91
2の表示面に設けられた「1」から「31」の数字で
「日付」を表示する。
【0004】複数のモータを有する従来のカレンダ付電
子時計においては、図23及び図24に示すように、日
車モータ914は日車モータ用コイルブロック918
と、日車モータ用ステータ920と、日車モータ用ロー
タ922を含む。多段減速輪列916は、第1伝達車9
24と、第2伝達車926と、日送り車928を含む。
日送り車928は日車912の歯部分912aと噛み合
う。「1」から「31」の数字が日車912の表示面9
12bに設けられている。IC904が時刻及び日付等
に関する時刻情報を計数し、その計数結果が午前零時を
出力すると、IC904の出力する時刻情報信号に基づ
いて日車モータ914が回転し、第1伝達車924、第
2伝達車926、日送り車928の回転を介して、日車
912を360°/31だけ、すなわち、1/31回転
だけ回転させる。
【0005】また、時計モータ906として超音波モー
タを用いているアナログ式電子時計においては、超音波
モータの移動体により駆動される輪列を介して、時針、
分針及び秒針により時刻を表示する。例えば、特開平2
−287281号公報に定在波型超音波モータを用いた
アナログ式電子時計の構成が開示されている。更に、従
来の超音波モータおよび超音波モータを用いた電子機器
においては、圧電素子を接合した振動体を有し、圧電素
子の伸縮運動により振動体に発生する振動波によって、
移動体を摩擦駆動する。加圧手段が移動体を振動体に加
圧接触させる。発振駆動回路が圧電素子に形成された電
極群に駆動信号を加える。この駆動信号により、圧電素
子は伸縮し、振動波が振動体に発生する。この振動波に
より、移動体は摩擦駆動する。このような従来の超音波
モータおよび超音波モータを用いた電子機器の構造は、
例えば、特開平8−251952号公報に開示されてい
る。
【0006】また、日送りモータを有する従来のカレン
ダ付電子時計においては、図25に示すように、表輪列
930の一部分に、表輪列930の回転位置を検出する
24h接点932を設けている。24h接点932が午
前零時に対応する位置を検出すると、24h接点932
の出力する検出信号により、回路ブロック934は日送
りモータ936を回転させる。日送りモータ936の回
転により、減速輪列938の回転を介して日車912を
回転させる。これにより、日付の表示を変えることがで
きる。また、CPUICを有する従来のカレンダ付電子
時計においては、図26に示すように、回路ブロック
(CPUIC)940が時刻をカウントし、24時間を
カウントすると、日送りモータ936を回転させる。日
送りモータ936の回転により、減速輪列938の回転
を介して日車912を回転させる。これにより、日付の
表示を変えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカレン
ダ付電子時計では、下記の課題があった。 (1)単一のモータを有する従来のカレンダ付電子時計
においては、日車だけを正確に高速に回転させることが
できなかった。 (2)複数のモータを有する従来のカレンダ付電子時計
においては、日車モータ用コイルブロック、日車モータ
用ステータ、日車モータ用ロータ及び多数の歯車からな
る多段減速輪列を必要とし、時計のサイズが大きくなっ
ていた。このため、婦人用の腕時計を製造することは、
実質的に不可能であった。 (3)複数のモータを有する従来のカレンダ付電子時計
においては、また、日車の回転速度は遅く、すなわち、
カレンダ送り時間は長かった。 (4)複数のモータを有する従来のカレンダ付電子時計
においては、更に、日車モータの駆動トルクは小さかっ
た。このため、日車の位置を規正する日ジャンパを設け
ることができなかった。 (5)複数のモータを有する従来のカレンダ付電子時計
においては、更に、、多数の多段減速輪列を必要とする
ので、それぞれの輪列のバックラッシュにより、日車の
位置を正確に合わせるのが困難であった。 (6)表輪列の一部分に、表輪列の回転位置を検出する
24h接点を設けた従来のカレンダ付電子時計において
は、表輪列から日車までの間に多数の輪列が配置されて
いるので、それぞれの輪列のバックラッシュにより、日
車の位置を正確に合わせるのが困難であった。 (7)CPUICを有する従来のカレンダ付電子時計に
おいては、日送りモータの回転に誤動作があった場合、
日付を正確に表示することが困難であった。
【0008】そこで、本発明の目的は、従来のこのよう
な課題を解決するため、日付を正確に表示することがで
きるカレンダ付電子時計を提供することにある。また、
本発明の他の目的は、カレンダ送り時間が短いカレンダ
付電子時計を提供することにある。さらに、本発明の他
の目的は、日車モータの駆動トルクが大きいカレンダ付
電子時計を提供することにある。さらに、本発明の他の
目的は、小型で薄型のカレンダ付電子時計を提供するこ
とにある。さらに、本発明の他の目的は、日ジャンパを
用いて日車を正確に位置決めすることができるカレンダ
付電子時計を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、暦に関する情報を表示する機能を有する
カレンダ付電子時計において、年月日等の暦に関する情
報及び時刻に関する情報を計数して、暦信号を発生する
暦信号発生回路を有し、かつ、暦信号発生回路の出力す
る暦信号に基づいて、超音波モータを回転させるための
超音波モータ駆動信号を出力する超音波モータ駆動回路
を有する制御回路と、圧電素子を接合した超音波ステー
タを有し、かつ、超音波モータ駆動信号を入力して、圧
電素子の伸縮により超音波ステータに発生する振動波に
よって摩擦駆動される超音波ロータを有する超音波モー
タと、超音波ロータの回転に基づいて作動して、暦に関
する情報を表示する暦表示車と、暦表示車の回転方向に
そった位置を規正するための規正部材とを備えている構
成とした。
【0010】この構成により、「年」、「月」、
「日」、「曜日」、「六曜」等の暦に関する情報を正確
に表示することができる、小型のカレンダ付電子時計を
実現することができる。
【0011】また、本発明のカレンダ付電子時計の暦表
示車は日に関する情報を表示する日車であり、暦信号発
生回路は、閏年及び1月から12月の日に関する情報を
計数し、超音波モータ駆動回路は、暦信号発生回路の計
数結果に基づいて、小の月の月末から次の月に変わると
きに、大の月の月末から次の月に変わるときとは異なる
超音波モータ駆動信号を出力し、毎月1日には、日の表
示が1になるように構成されているのが好ましい。この
ような構成により、正確に日付を表示する、いわゆる
「オートカレンダ時計」を実現することができる。
【0012】また、本発明のカレンダ付電子時計は、超
音波ロータの回転に基づいて作動するカレンダ輪列を備
え、カレンダ輪列により、暦表示車を作動させるように
構成されているのが好ましい。
【0013】更に、本発明のカレンダ付電子時計は、超
音波ロータの回転に基づいて作動する送りつめを備え、
送りつめにより、暦表示車を作動させるように構成され
ているのが好ましい。このような構成により、暦表示車
を確実に作動させることができ、小型のカレンダ付電子
時計を実現することができる。特に、本発明のカレンダ
付電子時計は、暦表示車の回転方向にそった位置を規正
するための規正部材を備えるように構成されているの
で、暦表示車を正確に位置決めすることができる。
【0014】更に、本発明は、日付を表示する機能を有
するカレンダ付電子時計において、日付に関する情報を
計数して、日付信号を発生する時刻信号発生回路と、時
刻信号発生回路の出力する日付信号に基づいて、超音波
モータを回転させるための超音波モータ駆動信号を出力
する超音波モータ駆動回路と、圧電素子を接合した超音
波ステータを有し、かつ、超音波モータ駆動信号を入力
して、圧電素子の伸縮により超音波ステータに発生する
振動波によって摩擦駆動される超音波ロータを有する超
音波モータと、超音波ロータの回転により回転するカレ
ンダ輪列と、カレンダ輪列の回転により回転する日送り
つめと、日送りつめの回転により回転し、日付を表示す
る日車と、日車の回転方向にそった位置を規正するため
の規正部材とを備えている構成とした。この構成によ
り、高いトルクを発生することができ超音波モータでカ
レンダ輪列を駆動するので、日車の回転性能は安定す
る。
【0015】また、本発明は、日付を表示する機能を有
するカレンダ付電子時計において、日付に関する情報を
計数して、日付信号を発生する時刻信号発生回路と、時
刻信号発生回路の出力する日付信号に基づいて、超音波
モータを作動させるための超音波モータ駆動信号を出力
する超音波モータ駆動回路と、圧電素子を接合した超音
波ステータを有し、かつ、超音波モータ駆動信号を入力
して、圧電素子の伸縮により超音波ステータに発生する
振動波によって摩擦駆動される超音波ロータを有する超
音波モータと、超音波ロータの回転により回転し、日送
りつめを有するカレンダ輪列と、日送りつめの回転によ
り回転し、日付を表示する日車と、日車の回転方向にそ
った位置を規正するための規正部材とを備えている構成
とした。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 (1)第1の実施の形態 図1及び図2において、本発明のカレンダ付電子時計1
00の第1の実施の形態の超音波モータは超音波ロータ
102を含む。超音波ロータ102の超音波ロータかな
102bは、日回し中間車104の日回し中間歯車10
4aと噛み合う。日回し中間車104の日回し中間かな
104bは、日回し車106の日回し歯車106aと噛
み合う。日送りつめ108が日回し車106に設けら
れ、日回し車106の回転により、同時に回転する。図
1に示すように、日送りつめ108を2つ設けてもよい
し、或いは、日送りつめ108を1つ、又は、3つ以上
設けてもよい。
【0017】31枚の日車歯110aを有する日車11
0が地板112に回転可能に組み込まれている。「1」
から「31」の数字(図示せず)が日車110の表示面
110cに設けられている。電池114が地板112に
対して、日車110が取付けられている側と反対側に組
み込まれている。日ジャンパ116が日車押さえ118
と一体に形成されている。日ジャンパ116の規正部1
16aが日車歯110aを規正する。日ジャンパ116
は日ジャンパばね部116bを有する。図3に示す他の
構造において、超音波ロータ軸120が地板112に固
定されている。超音波ステータ122が超音波ロータ軸
120に固定されている。圧電素子(図示せず)が超音
波ステータ122に固着されている。超音波ロータ10
2が超音波ロータ軸120に回転可能に組み込まれ、超
音波ステータ122の変位拡大用くし歯122cに接触
している。超音波加圧ばね124が超音波ロータ102
を変位拡大用くし歯122cに弾性力を加えるように押
し付けている。
【0018】日回し中間車104が、地板112と日車
押さえ118の間に回転可能に組み込まれている。超音
波ロータ102の超音波ロータかな102bは、日回し
中間車104の日回し中間歯車104aと噛み合う。日
回し車106が地板112に回転可能に組み込まれてい
る。日回し中間車104の日回し中間かな104bは、
日回し車106の日回し歯車106aと噛み合う。日送
りつめ108が日回し車106に設けられ、日回し車1
06の回転により、同時に回転する。31枚の日車歯1
10aを有する日車110が地板112に回転可能に組
み込まれている。「1」から「31」の数字(図示せ
ず)が日車110の表示面110cに設けられている。
次に、本発明のカレンダ付電子時計100の第1の実施
の形態の作動について説明する。
【0019】図4を参照すると、制御回路130は、時
刻及び日付に関する情報を計数して、日付信号を発生す
る時刻信号発生回路を有し、更に、時刻信号発生回路の
出力する日付信号に基づいて、超音波モータ(USM)
を回転させるための超音波モータ駆動信号を出力する超
音波モータ駆動回路を有する。図27を参照すると、超
音波モータの振動体を構成する超音波ステータ122の
一方の面には、複数の電極からなる2組の電極群803
a、803bが形成された圧電素子802が接着されて
いる。発振駆動回路825が圧電素子802の電極群8
03a、803bに接続される。インバータ812が、
圧電素子802の電極群803a、803bが形成され
た一方の面と、他方の面に形成された電極803c又は
超音波ステータ122より、励振情報である電気的信号
を反転増幅するための反転電力増幅器の役割を果たす。
抵抗813はインバータ812に並列に接続され、イン
バータ812の動作点を安定化させる。
【0020】インバータ812の出力端子は抵抗814
を介して2組のバッファ811a、811bの入力端子
に接続されている。2つのバッファ811a、811b
の出力端子の各々は、圧電素子802の電極群803
a、803bにそれぞれ接続される。コンデンサ815
は一端がインバータ812の入力端子に接続され、コン
デンサ816は一端が、抵抗814を介してインバータ
812の出力端子に接続される。コンデンサ815、8
16は、他端が接地され、発振駆動回路825内の位相
調整を行う。インバータ812及びバッファ811a、
811bはそれぞれ、入力端子及び出力端子とともに制
御端子も有しており、この制御端子に入力される信号次
第で、出力端子を高インピーダンスの状態にすることが
できるトライ・ステート構成のインバータ及びバッファ
である。
【0021】正逆転信号発生手段820が、超音波モー
タの回転方向を設定するための正逆転信号を切換回路8
26に出力する。切換回路826の出力端子は、発振駆
動回路825のトライ・ステート・バッファ811a、
811b及びトライ・ステート・インバータ812の制
御端子にそれぞれ接続され、正逆転信号発生手段820
の出力する出力信号に基づいて、トライ・ステート・バ
ッファ811a、811bの一方を通常のバッファとし
て機能させ、他方のバッファの出力端子を高インピーダ
ンス状態としてディスエーブルにする。超音波ステータ
122は、切換回路826の出力信号により選択された
通常のバッファとして機能するトライ・ステート・バッ
ファによって駆動される。超音波ステータ122は、切
換回路826によって通常のバッファとしての機能を許
されたトライ・ステート・バッファのみによって駆動さ
れ、切換回路826により通常のバッファとしての機能
を許されたトライ・ステート・バッファが交換される
と、超音波モータの回転方向が逆転する。
【0022】正逆転信号発生手段820からの出力に基
づいて出力される切換回路826からの出力信号によ
り、トライ・ステート・インバータは出力端子を高イン
ピーダンスの状態にすることができ、トライ・ステート
・インバータがディスエーブルになるとき、トライ・ス
テート・バッファ811a、811bが両方ともディス
エーブルになり、超音波モータを停止させることができ
る。図28及び図29を参照すると、円板形状の超音波
ステータ122の平面に円板形状の圧電素子802が接
着又は薄膜形成方法等により接合される。超音波モータ
は、超音波ステータ122の周方向に2波長の定在波を
励振させ、超音波ロータを回転駆動させる。圧電素子8
02は、その一方の平面に、周方向に波数に対して4倍
であるところの8分割した電極を1つおきに、第1の電
極群803a及び第2の電極群803bとなるように形
成し、図28及び図29に示すように、分極処理(+)
及び(−)が施してある。
【0023】第1の電極群803aは電極a1、a2、
a3、a4で構成され、各電極は第1の結線手段814
aで短絡される。第2の電極群803bは電極b1、b
2、b3、b4で構成され、各電極は第2の結線手段8
14bで短絡される。図中の(+)、(−)は分極処理
の方向を示し、それぞれ圧電素子802の超音波ステー
タ122との接合面側に対して、正の電界、負の電界を
印加して分極処理したものである。超音波ステータの変
位を拡大し、超音波ステータから超音波ロータへ駆動力
を伝達するための突起(くし歯)817が、超音波ステ
ータ122の表面上に、各電極の境界付近で1つおきに
設けられる。発振駆動回路825が発生する高周波電圧
を電極群803a又は803bのどちらか一方に印加し
て超音波ステータ122を駆動する。超音波モータの回
転方向は、超音波ステータ122がどちらの電極群で駆
動されるかによって切換えられる。
【0024】本発明のカレンダ付電子時計に用いられる
超音波モータは、上記の駆動回路、圧電素子及び超音波
ステータの構成により駆動するのが好ましいけれども、
他の構成により駆動させることもできる。制御回路13
0は、その計数結果が午前零時を出力すると、超音波モ
ータ駆動信号を超音波モータ(USM)132に出力す
る。すなわち、制御回路130は、1日に1回、日車1
10を360°/31だけ、すなわち、1/31回転だ
け回転させる超音波モータ駆動信号を出力するように構
成されている。制御回路130は、「年」、「月」、
「日」及び時刻を計数する。そして、制御回路130の
計数結果が通常の日の午前零時を出力すると、通常の日
に対応する超音波モータ駆動信号を超音波モータ(US
M)132に出力する。すなわち、制御回路130は、
1日に1回、日車110を360°/31だけ、すなわ
ち、1/31回転だけ回転させる超音波モータ駆動信号
を出力するように構成されている。
【0025】また、制御回路130の計数結果が閏年で
ない年の3月1日、例えば、1997年の3月1日の午
前零時を出力すると、制御回路130は3月1日に対応
する超音波モータ駆動信号を超音波モータ(USM)1
32に出力する。すなわち、制御回路130は、日車1
10を(360°/31)×4だけ、すなわち、4/3
1回転だけ回転させる超音波モータ駆動信号を出力する
ように構成されている。従って、日車110の表示する
「日」に関する情報は、は、2月28日に対応する「2
8」の表示から、「29」、「30」及び「31」を表
示することなく、3月1日に対応する「1」の表示に変
化する。また、制御回路130の計数結果が閏年3月1
日、例えば、2000年の3月1日の午前零時を出力す
ると、制御回路130は閏年の3月1日に対応する超音
波モータ駆動信号を超音波モータ(USM)132に出
力する。すなわち、制御回路130は、日車110を
(360°/31)×3だけ、すなわち、3/31回転
だけ回転させる超音波モータ駆動信号を出力するように
構成されている。従って、日車110の表示する「日」
に関する情報は、は、2月29日に対応する「29」の
表示から、「30」及び「31」を表示することなく、
3月1日に対応する「1」の表示に変化する。
【0026】同様に、制御回路130の計数結果が「小
の月」の月末の日即ち「30日」の次に来る1日、例え
ば、5月1日の午前零時を出力すると、制御回路130
は5月1日に対応する超音波モータ駆動信号を超音波モ
ータ(USM)132に出力する。すなわち、制御回路
130は、日車110を(360°/31)×2だけ、
すなわち、2/31回転だけ回転させる超音波モータ駆
動信号を出力するように構成されている。従って、日車
110の表示する「日」に関する情報は、は、4月30
日に対応する「30」の表示から、「31」を表示する
ことなく、5月1日に対応する「1」の表示に変化す
る。このような構成は、本発明の他の実施の形態におい
ても同様に適用することができる。
【0027】以上のように構成することにより、本発明
のカレンダ付電子時計は、いわゆる「オートカレンダ時
計」或いは「万年カレンダ時計」を構成する。超音波モ
ータ(USM)132は圧電素子を接合した超音波ステ
ータを有し、かつ、超音波モータ駆動信号を入力して、
圧電素子の伸縮により超音波ステータに発生する振動波
によって摩擦駆動される超音波ロータを有する。圧電素
子の表面上には、複数の電極からなる少なくとも2組の
電極群が形成されている。制御回路130は少なくとも
2つの電力増幅器を有しており、これらの電力増幅器の
出力端子は圧電素子の2組の電極群にそれぞれ接続さ
れ、各々の電極を独立に励振駆動する。超音波モータ
(USM)132の超音波ロータは、圧電素子の電極群
が超音波モータ駆動信号を入力すると回転する。超音波
ロータの回転により、中間車即ち日回し中間車104が
回転する。日回し中間車104の回転により、日送りつ
め108が回転し、日送りつめ108は日車110を回
転させる。
【0028】なお、本発明のカレンダ付電子時計は、暦
に関する他の情報、例えば、「年」、「月」、「曜
日」、「六曜」等を表示する暦表示車を備えることもで
きる。例えば、「曜日」を表示する曜車を有する構成に
おいては、28枚の曜車歯(図示せず)を有する曜車
(図示せず)が地板112に回転可能に組み込まれてい
る。「月」、「MON」、「火」、「TUE」、
「水」、「WED」、「木」、「THU」、「金」、
「FRI」、「土」、「SAT」、「日」、「SUN」
の14種類の文字が曜車の表示面に設けられている。制
御回路130は、時刻及び曜日に関する情報を計数し
て、曜日信号を発生する時刻信号発生回路を有し、更
に、時刻信号発生回路の出力する曜日信号に基づいて、
超音波モータを回転させるための超音波モータ駆動信号
を出力する超音波モータ駆動回路を有する。
【0029】制御回路130は、その計数結果が午前零
時を出力すると、超音波モータ駆動信号を超音波モータ
(USM)132に出力する。すなわち、制御回路13
0は、1日に1回、曜車を360°/14だけ、すなわ
ち、1/14回転だけ回転させる超音波モータ駆動信号
を出力するように構成されている。従って、最初に日本
語の曜日を設定するか、或いは、英語の曜日を設定して
おけば、曜車により、必要に応じて、日本語又は英語で
曜日を表示することができる。また、例えば、「月」を
表示する曜車を有する構成においては、36枚の月車歯
(図示せず)を有する月車(図示せず)が地板112に
回転可能に組み込まれている。「1」から「12」の1
2種類の数字が月車の表示面に3組、順番に設けられて
いる。すなわち、1〜12、1〜12、1〜12のよう
に、合計して36個の数字が月車の表示面に設けられて
いる。
【0030】制御回路130は、時刻及び月に関する情
報を計数して、月信号を発生する時刻信号発生回路を有
し、更に、時刻信号発生回路の出力する月信号に基づい
て、超音波モータを回転させるための超音波モータ駆動
信号を出力する超音波モータ駆動回路を有する。
【0031】制御回路130は、その計数結果が毎月の
1日を出力すると、超音波モータ駆動信号を超音波モー
タ(USM)132に出力する。すなわち、制御回路1
30は、毎月1日に、月車を360°/36だけ、すな
わち、1/36回転だけ回転させる超音波モータ駆動信
号を出力するように構成されている。従って、月車によ
り、月を表示することができる。「年」、「六曜」等の
表示も同様な構成により可能になる。 (2)第2の実施の形態 図5及び図6を参照すると、本発明のカレンダ付電子時
計200の第2の実施の形態の超音波モータの構造は、
図3に示す本発明のカレンダ付電子時計100の第1の
実施の形態の超音波モータの構造と同様である。日回し
車106が地板112に回転可能に組み込まれている。
超音波ロータ102の超音波ロータかな102bは、日
回し車106の日回し歯車106aと噛み合う。日送り
つめ108が日回し車106に設けられ、日回し車10
6の回転により、同時に回転する。31枚の日車歯11
0aを有する日車110が地板112に回転可能に組み
込まれている。「1」から「31」の数字(図示せず)
が日車110の表示面110cに設けられている。カレ
ンダ付電子時計200は日ジャンパ(図示せず)を備え
ている。日ジャンパの規正部が日車歯110aを規正す
る。次に、本発明のカレンダ付電子時計200の第2の
実施の形態の作動について説明する。
【0032】図5を参照すると、制御回路130は、時
刻及び日付に関する情報を計数して、日付信号を発生す
る時刻信号発生回路を有し、更に、時刻信号発生回路の
出力する日付信号に基づいて、超音波モータ(USM)
132を回転させるための超音波モータ駆動信号を出力
する超音波モータ駆動回路を有する。制御回路130
は、その計数結果が午前零時を出力すると、超音波モー
タ駆動信号を超音波モータ(USM)132に出力す
る。すなわち、制御回路130は、1日に1回、日車1
10を360°/31だけ、すなわち、1/31回転だ
け回転させる超音波モータ駆動信号を出力するように構
成されている。超音波モータ(USM)132の超音波
ロータは、圧電素子の電極群が超音波モータ駆動信号を
入力すると回転する。超音波ロータの回転により、日送
りつめ108が回転し、日送りつめ108は日車110
を回転させる。
【0033】(3)第3の実施の形態 図7及び図8を参照すると、本発明のカレンダ付電子時
計300の第3の実施の形態の超音波モータの構造は、
図3に示す本発明のカレンダ付電子時計100の第1の
実施の形態の超音波モータ(USM)132の構造と同
様である。日車110が地板112に回転可能に組み込
まれている。超音波ロータ102の超音波ロータかな1
02bは、日車歯110aと噛み合う。「1」から「3
1」の数字(図示せず)が日車110の表示面110c
に設けられている。カレンダ付電子時計300は日ジャ
ンパ(図示せず)を備えている。日ジャンパの規正部が
日車歯110aを規正する。次に、本発明のカレンダ付
電子時計300の第3の実施の形態の作動について説明
する。図7を参照すると、制御回路130は、時刻及び
日付に関する情報を計数して、日付信号を発生する時刻
信号発生回路を有し、更に、時刻信号発生回路の出力す
る日付信号に基づいて、超音波モータ(USM)132
を回転させるための超音波モータ駆動信号を出力する超
音波モータ駆動回路を有する。制御回路130は、その
計数結果が午前零時を出力すると、超音波モータ駆動信
号を超音波モータ(USM)132に出力する。すなわ
ち、制御回路130は、1日に1回、日車110を36
0°/31だけ、すなわち、1/31回転だけ回転させ
る超音波モータ駆動信号を出力するように構成されてい
る。超音波モータ(USM)132の超音波ロータは、
圧電素子の電極群が超音波モータ駆動信号を入力すると
回転する。超音波ロータの回転により、日車110が回
転する。
【0034】(4)第4の実施の形態 図9及び図10において、本発明のカレンダ付電子時計
400の第4の実施の形態の超音波ロータ軸120が地
板112に固定されている。超音波ステータ(USMス
テータ)122が超音波ロータ軸120に固定されてい
る。圧電素子(図示せず)が超音波ステータ122に固
着されている。日車110が超音波ステータ122の変
位拡大用くし歯122cに接触している。すなわち、日
車110は超音波ロータ102を構成する。
【0035】超音波加圧ばね124が日車110を変位
拡大用くし歯122cに弾性力を加えるように押し付け
ている。カレンダ付電子時計400は日ジャンパ(図示
せず)を備えている。日ジャンパの規正部が日車歯11
0aを規正する。次に、本発明のカレンダ付電子時計4
00の第4の実施の形態の作動について説明する。図9
を参照すると、制御回路130は、時刻及び日付に関す
る情報を計数して、日付信号を発生する時刻信号発生回
路を有し、更に、時刻信号発生回路の出力する日付信号
に基づいて、超音波モータを回転させるための超音波モ
ータ駆動信号を出力する超音波モータ駆動回路を有す
る。制御回路130は、その計数結果が午前零時を出力
すると、超音波モータ駆動信号を超音波モータ(US
M)132に出力する。すなわち、制御回路130は、
1日に1回、日車110を360°/31だけ、すなわ
ち、1/31回転だけ回転させる超音波モータ駆動信号
を出力するように構成されている。超音波モータ(US
M)は圧電素子を接合した超音波ステータ122を有す
る。日車110は、圧電素子が超音波モータ駆動信号を
入力して、圧電素子の伸縮により超音波ステータに発生
する振動波によって摩擦駆動される。
【0036】(5)第5の実施の形態 図11から図13を参照すると、本発明のカレンダ付電
子時計500の第5の実施の形態は、表輪列530の一
部分に、表輪列530の回転位置を検出する24h接点
532を設けている。24時間車550が24時接点ば
ね552を有する。24時接点ばね552は、2つの2
4時接点ばね端子552a及び552bを有する。
【0037】回路ブロック534には、24時接点ばね
端子552a及び552bの先端部の回転する軌跡に沿
った円周部分の一部分に対応して24時接点ばね端子用
パターン(図示せず)が設けられている。24時接点ば
ね552は、回路ブロック534の24時接点ばね端子
用パターン(図示せず)と接触可能に配置されている。
24時間車550は筒車554と噛み合い、1日に1回
転する。筒車554は12時間に1回転し、筒車554
に取り付けた時針(図示せず)により、「時」を表示す
る。日回し車106が地板112に回転可能に組み込ま
れている。日回し車106は日送り減速輪列560を構
成する。超音波モータ132の超音波ロータ102の超
音波ロータかな102bは、日回し車106の日回し歯
車106aと噛み合う。超音波ロータ102を含む超音
波モータ132は日送りモータ562を構成する。日送
りつめ108が日回し車106に設けられ、日回し車1
06の回転により、同時に回転する。31枚の日車歯1
10aを有する日車110が地板112に回転可能に組
み込まれている。「1」から「31」の数字(図示せ
ず)が日車110の表示面110cに設けられている。
日車押さえ118が日車110を回転可能に支持する。
【0038】カレンダ付電子時計500は日ジャンパ1
16を備えている。日ジャンパ116の規正部116a
が日車歯110aを規正する。日回し車106は日回し
車接点ばね556を有する。日回し車接点ばね556
は、2つの日回し車接点ばね端子556a及び556b
を有する。回路ブロック534には、日回し車接点ばね
端子556a及び556bの先端部の回転する軌跡に沿
った円周部分の一部分に対応して日回し車接点ばね端子
用パターン(図示せず)が設けられている。日回し車接
点ばね556は、回路ブロック534の日回し車接点ば
ね端子用パターン(図示せず)と接触可能に配置されて
いる。日回し車接点ばね556は、日送り接点564を
構成する。次に、本発明のカレンダ付電子時計の輪列に
含まれている伝達車の回転方向の位置を検出する接点部
分の詳細な構造について説明する。
【0039】図30及び図31を参照すると、伝達車6
20が回転可能に電子時計に組み込まれている。伝達車
620はカレンダ付電子時計の表輪列又はカレンダ輪列
等の輪列に含まれる部品である。伝達車620は、本発
明のカレンダ付電子時計500では、24時間車550
及び日回し車106に相当する。接点ばね622が伝達
車620に固定されている。接点ばね622は導電性を
有するように構成される。例えば、接点ばね622はス
テンレス鋼のような金属で構成されてもよいし、或い
は、接点ばね622の表面に金めっきを付着させてもよ
い。2つの接点ばね端子622a及び622bが接点ば
ね622に設けられている。端子接点部622cが接点
ばね端子622aの先端に設けられ、端子接点部622
dが接点ばね端子622aの先端に設けられている。
【0040】回路基板624がカレンダ付電子時計に組
み込まれ、Aパターン626及びBパターン628が回
路基板624の表面に設けられている。Aパターン62
6及びBパターン628は制御回路(図示せず)に接続
されている。Aパターン626とBパターン628が導
通したときに、回転位置検出信号が制御回路(図示せ
ず)に入力される。接点ばね622は伝達車620の回
転中心630を通ってほぼ直線状に延びている。Aパタ
ーン626及びBパターン628は、伝達車620の回
転中心630に対してほぼ180°の角度をなすように
配置されている。従って、伝達車620が回転すると、
端子接点部622cがAパターン626に接触し、か
つ、端子接点部622dがBパターン628に接触する
状態が起こる。このとき、回転位置検出信号が制御回路
(図示せず)に入力される。伝達車620が更に回転す
ると、端子接点部622cはAパターン626から離
れ、かつ、端子接点部622dはBパターン628から
離れる。このとき、回転位置検出信号は発生しない。
【0041】更に、伝達車620が回転すると、端子接
点部622cがBパターン628に接触し、かつ、端子
接点部622dがAパターン626に接触する状態が起
こる。このとき、再び、回転位置検出信号が制御回路
(図示せず)に入力される。伝達車620が更に回転す
ると、端子接点部622cはBパターン628から離
れ、かつ、端子接点部622dはAパターン626から
離れる。このとき、回転位置検出信号は発生しない。伝
達車620が時計回りの方向に回転しても、或いは、反
時計回りの方向に回転しても、接点部分の作動は同様で
ある。この構成では、伝達車620が1回転するとき
に、2回、回転位置検出信号が制御回路(図示せず)に
入力される。従って、伝達車620が24時間で1回転
する構成であるときは、12時間ごとに回転位置検出信
号が制御回路(図示せず)に入力される。日付表示を変
える場合のように、24時間を計数する必要があるとき
は、回転位置検出信号の発生回数を計数する計数回路を
制御回路に設け、回転位置検出信号が2回入力されたと
きに、日付表示を変えるための信号を出力するように構
成する。
【0042】次に、本発明のカレンダ付電子時計500
の第5の実施の形態の作動について説明する。制御回路
の計数結果が午前零時を出力するときに、24時接点ば
ね552は回路ブロック534の第1パターン(図示せ
ず)と接触する。このときに24時接点ばね552が出
力する検出信号により、回路ブロック534は超音波モ
ータ132の超音波ロータ102を回転させる。超音波
ロータ102の回転により、日回し車106が回転し、
日送りつめ108により日車110を回転させる。これ
により、日付の表示を変えることができる。日車110
が360°/31、すなわち、1/31回転だけ回転す
ると、日回し車接点ばね556は回路ブロック534の
第2パターン(図示せず)と接触する。このときに日回
し車接点ばね556が出力する検出信号により、回路ブ
ロック534は超音波モータ132の超音波ロータ10
2の回転を中止させる。
【0043】次に、24時接点ばね552は回路ブロッ
ク534の第1パターンから離れ、日回し車接点ばね5
56は回路ブロック534の第2パターンから離れる。
この状態が、次の日になって、制御回路の計数結果が再
び午前零時を出力する状態になるまで維持される。な
お、日送りの開始又は終了の時刻は必ずしも正確に午前
零時である必要はなく、午前零時より前の時刻であって
もよいし、午前零時より後の時刻であってもよい。この
ような構成により、毎日同じ時間に正確に日送りを開始
させることができ、しかも、日車の位置を正確に保持す
ることができる。その結果、本発明のカレンダ付電子時
計では、日車の日文字の位置がずれるおそれはほとんど
ない。
【0044】従って、本発明のカレンダ付電子時計は、
下記の構成を有するのが好ましい。 〔1〕 日付を表示する機能を有するカレンダ付電子時
計において、時刻に関する情報を計数して、時刻信号を
発生する時刻信号発生回路と、時刻信号発生回路の出力
する時刻信号に基づいて、時刻表示用モータを回転させ
るための時刻表示用モータ駆動信号を出力する時刻表示
用モータ駆動回路と、時刻表示用モータ駆動回路の出力
する時刻表示用信号に基づいて回転する時刻表示用モー
タと、時刻表示用モータの回転に基づいて回転する時刻
表示用輪列と、時刻表示用輪列の回転に基づいて時刻情
報を表示する時刻情報表示部材と、日付に関する情報を
計数して、日付信号を発生する日付信号発生回路と、日
付信号発生回路の出力する日付信号に基づいて、日付表
示用モータを回転させるための日付表示用モータ駆動信
号を出力する日付表示用モータ駆動回路と、日付表示用
モータ駆動回路の出力する日付表示用信号に基づいて回
転する日付表示用モータと、日付表示用モータの回転に
基づいて回転する日付表示用輪列と、日付表示用輪列の
回転に基づいて日付情報を表示する日付情報表示部材
と、時刻表示用輪列の回転に基づいて、日送りの開始時
点を検出する日送り開始検出接点部材と、日付表示用輪
列の回転に基づいて、日送りの終了時点を検出する日送
り終了検出接点部材と、日送り開始検出接点部材の出力
する日送り開始に関する信号を入力し、かつ、日送り終
了検出接点部材の出力する日送り終了に関する信号を入
力して、日付表示用モータ駆動信号を出力する日付表示
用駆動回路の動作を制御する日送り制御回路と、を備え
ていることを特徴とするカレンダ付電子時計。
【0045】〔2〕 日付表示用モータが超音波モータ
で構成されていることを特徴とする、上記〔1〕に記載
のカレンダ付電子時計。 〔3〕 日送り開始検出接点部材が、筒車の回転により
回転する24時間車に設けられ、日送り終了検出接点部
材が、日付表示用モータの回転により回転する日回し車
に設けられていることを特徴とする、上記〔1〕又は
〔2〕に記載のカレンダ付電子時計。 (6)カレンダ付電子時計の第1の実施の形態の全体の
構成 図14は、本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の
形態のムーブメント(機械体)の表側部分を示す。ここ
で、「表側部分」とは、地板に対して、文字板570の
ある側と反対側の部分をいう。
【0046】図15は、本発明のカレンダ付電子時計の
第1の実施の形態のムーブメント(機械体)の裏側部分
を示す。ここで、「裏側部分」とは、地板に対して、文
字板570のある側の部分をいう。すなわち、日車は
「裏側部分」に組み込まれる。図14から図20に示す
本発明のカレンダ付電子時計は、本発明の第5の実施の
形態が有する接点ばねも備えている。図14から図20
を参照すると、本発明のカレンダ付電子時計は地板11
2を有する。ステップモータ610のロータ612が五
番車614と噛み合い、五番車614は四番車616と
噛み合う。四番車616の回転により、三番車618を
介して、分車620が回転し、更に、日の裏車622を
介して、筒車554が回転する。
【0047】24時間車550が24時接点ばね552
を有する。24時接点ばね552は、回路ブロック53
4の第1パターン(図示せず)と接触可能に配置されて
いる。24時間車550は筒車554と噛み合い、1日
に1回転する。筒車554は12時間に1回転し、筒車
554に取り付けた時針(図示せず)により、「時」を
表示する。超音波モータ132の超音波ロータ軸120
が地板112に固定され、超音波ロータ102が超音波
ロータ軸120に回転可能に組み込まれている。超音波
ロータ102の超音波ロータかな102bは、日回し中
間車104の日回し中間歯車104aと噛み合う。日回
し中間車104の日回し中間かな104bは、日回し車
106の日回し歯車106aと噛み合う。
【0048】日送りつめ108が日回し車106に設け
られ、日回し車106の回転により、同時に回転する日
車110が地板112に回転可能に組み込まれている。
電池114が地板112に対して、日車110が取付け
られている側と反対側に組み込まれている。日ジャンパ
116が日車押さえ118と一体に形成されている。日
ジャンパ116の規正部116aが日車歯110aを規
正する。日ジャンパ116は日ジャンパばね部116b
を有する。すなわち、日回し車106は日回し車接点ば
ね556を有する。日回し車接点ばね556は、回路ブ
ロック534の第2パターン(図示せず)と接触可能に
配置されている。
【0049】図14から図20に示す本発明のカレンダ
付電子時計の実施の形態では、曜車568が設けられ、
曜日を表示する。なお、前述したように、曜日の表示を
超音波モータの回転によって回転する曜車で行う構成と
してもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、カレン
ダ付電子時計において、超音波モータにより日車を回転
させる構成としたので、以下に記載する効果を有する。 (1)日車により、日付を正確に表示することができ
る。 (2)超音波モータを用いているので、日車の回転速度
を速くすることができ、カレンダ送り時間を短くするこ
とができる。 (3)超音波モータを用いているので、日車の駆動トル
クが大きい。 (4)小型で薄型のカレンダ付電子時計を提供すること
ができる。 (5)日ジャンパを用いて日車を正確に位置決めするこ
とができる。 また、本発明はカレンダ付電子時計において、時刻表示
用輪列の回転に基づいて、日送りの開始時点を検出する
日送り開始検出接点部材と、日付表示用輪列の回転に基
づいて、日送りの終了時点を検出する日送り終了検出接
点部材とを有する構成としたので、以下に記載する効果
を有する。 (6)毎日同じ時間に正確に日送りを開始させることが
できる。 (7)日車の位置を正確に保持することができる。従っ
て、日車の日文字の位置がずれるおそれはほとんどな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の形
態のカレンダ機構部分を示す概略平面図(透視図)であ
る。
【図2】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の形
態のカレンダ機構部分を示す概略断面図である。
【図3】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の形
態の他の構造のカレンダ機構部分を示す概略断面図であ
る。
【図4】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の形
態のカレンダ機構部分を示す概略ブロック図である。
【図5】本発明のカレンダ付電子時計の第2の実施の形
態のカレンダ機構部分を示す概略ブロック図である。
【図6】本発明のカレンダ付電子時計の第2の実施の形
態のカレンダ機構部分を示す概略断面図である。
【図7】本発明のカレンダ付電子時計の第3の実施の形
態のカレンダ機構部分を示す概略ブロック図である。
【図8】本発明のカレンダ付電子時計の第3の実施の形
態のカレンダ機構部分を示す概略断面図である。
【図9】本発明のカレンダ付電子時計の第4の実施の形
態のカレンダ機構部分を示す概略ブロック図である。
【図10】本発明のカレンダ付電子時計の第4の実施の
形態のカレンダ機構部分を示す概略断面図である。
【図11】本発明のカレンダ付電子時計の第5の実施の
形態のカレンダ機構部分を示す概略ブロック図である。
【図12】本発明のカレンダ付電子時計の第5の実施の
形態のカレンダ機構部分を示す概略平面図(透視図)で
ある。
【図13】本発明のカレンダ付電子時計の第5の実施の
形態のカレンダ機構部分を示す概略断面図である。
【図14】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の
形態の表側部分を示す概略平面図(透視図)である。
【図15】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の
形態の裏側部分を示す概略平面図(透視図)である。
【図16】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の
形態を示す概略部分断面図である。
【図17】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の
形態を示す概略部分断面図である。
【図18】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の
形態を示す概略部分断面図である。
【図19】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の
形態を示す概略部分断面図である。
【図20】本発明のカレンダ付電子時計の第1の実施の
形態を示す概略部分断面図である。
【図21】従来のカレンダ付電子時計の構成を示す概略
ブロック図である。
【図22】従来のカレンダ付電子時計の他の構成を示す
概略ブロック図である。
【図23】従来のカレンダ付電子時計の他の構造を示す
概略平面図である。
【図24】従来のカレンダ付電子時計の他の構造を示す
概略断面図である。
【図25】従来のカレンダ付電子時計の他の構成を示す
概略ブロック図である。
【図26】従来のカレンダ付電子時計の他の構成を示す
概略ブロック図である。
【図27】本発明のカレンダ付電子時計の実施の形態の
超音波モータの駆動回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図28】本発明のカレンダ付電子時計の実施の形態の
超音波モータの超音波ステータの平面図である。
【図29】本発明のカレンダ付電子時計の実施の形態の
超音波モータの超音波ステータの断面図である。
【図30】本発明のカレンダ付電子時計の実施の形態の
接点部分の構造を示す部分平面図である。
【図31】本発明のカレンダ付電子時計の実施の形態の
接点部分の構造を示す部分断面図である。
【符号の説明】
100 カレンダ付電子時計 102 超音波ロータ 104 日回し中間車 106 日回し車 108 日送りつめ 110 日車 112 地板 114 電池 116 日ジャンパ 118 日車押さえ 120 超音波ロータ軸 122 超音波ステータ 124 超音波加圧ばね 130 制御回路 132 超音波モータ(USM) 200 カレンダ付電子時計 300 カレンダ付電子時計 400 カレンダ付電子時計 500 カレンダ付電子時計 530 表輪列 532 24h接点 534 回路ブロック 550 24時間車 552 24時接点ばね 554 筒車 556 日回し車接点ばね 560 日送り減速輪列 562 日送りモータ 564 日送り接点 568 曜車 570 文字板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲田 昭彦 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セイコー電子工業株式会社内 (72)発明者 石井 満 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セイコー電子工業株式会社内 (72)発明者 小山 義夫 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セイコー電子工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 重男 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セイコー電子工業株式会社内 (72)発明者 河田 正幸 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セイコー電子工業株式会社内 (72)発明者 佐々木 裕子 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セイコー電子工業株式会社内 (72)発明者 高桑 江利子 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セイコー電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−281370(JP,A) 特開 平7−333361(JP,A) 特開 平5−87950(JP,A) 特開 昭53−87765(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04C 3/00 G04C 3/12 G04B 19/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暦に関する情報を表示する機能を有する
    カレンダ付電子時計において、 年月日等の暦に関する情報及び時刻に関する情報を計数
    して、暦信号を発生する暦信号発生回路を有し、かつ、
    暦信号発生回路の出力する暦信号に基づいて、超音波モ
    ータ(132)を回転させるための超音波モータ駆動信
    号を出力する超音波モータ駆動回路を有する制御回路
    (130)と、 圧電素子を接合した超音波ステータ(122)を有し、
    かつ、超音波モータ駆動信号を入力して、圧電素子の伸
    縮により超音波ステータに発生する振動波によって摩擦
    駆動される超音波ロータ(102)を有する超音波モー
    タ(132)と、 超音波ロータ(102)の回転に基づいて作動して、暦
    に関する情報を表示する暦表示車と、 暦表示車の回転方向にそった位置を規正するための規正
    部材と、 を備えていることを特徴とするカレンダ付電子時計。
  2. 【請求項2】 暦表示車は日に関する情報を表示する日
    車(110)であり、 暦信号発生回路は、閏年及び1月から12月の日に関す
    る情報を計数し、 超音波モータ駆動回路は、暦信号発生回路の計数結果に
    基づいて、小の月の月末から次の月に変わるときに、大
    の月の月末から次の月に変わるときとは異なる超音波モ
    ータ駆動信号を出力し、毎月1日には、日の表示が1に
    なるように構成されていることを特徴とする、請求項1
    に記載のカレンダ付電子時計。
  3. 【請求項3】 超音波ロータ(102)の回転に基づい
    て作動するカレンダ輪列を備え、 カレンダ輪列により、暦表示車を作動させるように構成
    されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に
    記載のカレンダ付電子時計。
  4. 【請求項4】 超音波ロータ(102)の回転に基づい
    て作動する送りつめを備え、 送りつめにより、暦表示車を作動させるように構成され
    ていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいず
    れか1項に記載のカレンダ付電子時計。
  5. 【請求項5】 日付を表示する機能を有するカレンダ付
    電子時計において、 日付に関する情報を計数して、日付信号を発生する時刻
    信号発生回路と、 時刻信号発生回路の出力する日付信号に基づいて、超音
    波モータ(132)を回転させるための超音波モータ駆
    動信号を出力する超音波モータ駆動回路と、 圧電素子を接合した超音波ステータを有し、かつ、超音
    波モータ駆動信号を入力して、圧電素子の伸縮により超
    音波ステータに発生する振動波によって摩擦駆動される
    超音波ロータ(102)を有する超音波モータ(13
    2)と、 超音波ロータ(102)の回転により回転するカレンダ
    輪列と、 カレンダ輪列の回転により回転する日送りつめ(10
    8)と、 日送りつめ(108)の回転により回転し、日付を表示
    する日車(110)と、 日車(110)の回転方向にそった位置を規正するため
    の規正部材と、 を備えていることを特徴とするカレンダ付電子時計。
  6. 【請求項6】 日付を表示する機能を有するカレンダ付
    電子時計において、 日付に関する情報を計数して、日付信号を発生する時刻
    信号発生回路と、 時刻信号発生回路の出力する日付信号に基づいて、超音
    波モータ(132)を作動させるための超音波モータ駆
    動信号を出力する超音波モータ駆動回路と、 圧電素子を接合した超音波ステータを有し、かつ、超音
    波モータ駆動信号を入力して、圧電素子の伸縮により超
    音波ステータに発生する振動波によって摩擦駆動される
    超音波ロータ(102)を有する超音波モータ(13
    2)と、 超音波ロータ(102)の回転により回転し、日送りつ
    め(108)を有するカレンダ輪列と、 日送りつめ(108)の回転により回転し、日付を表示
    する日車(110)と、 日車(110)の回転方向にそった位置を規正するため
    の規正部材と、 を備えていることを特徴とするカレンダ付電子時計。
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