JP3161192U - 植木鉢用把手及びその把手を備えた手提げ鉢 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般消費者が好みの植物を鉢付きで購入した場合でも、これを手に提げて持ち帰ることができ、しかも持ち帰った植物を良好に生育させ得る植木鉢用把手及び同把手を備えた手提げ鉢を提供する。【解決手段】特定の植物pが仮植された植木鉢1に、把手2が取り付けられる。その把手2は、可撓性を有する帯状の把手本体の両端に、植木鉢1の部位に係止する係止部を形成してなる。把手本体の長手方向片側部分は、植物pを定植するとき当該植物の近傍に立てる立札部として切り取り可能とされている。把手本体には、立札部の切取位置を示す切取線が付けられており、立札部には、植物pの定植日を書き込む記入欄が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、植木鉢を手に提げて持ち運べるようにした植木鉢用把手と、その把手を備えた手提げ鉢に関する。
従来、植物を栽培する容器として、ポットと呼ばれる合成樹脂製の植木鉢が知られている(例えば、特許文献1)。
又、合成樹脂に代えて、ヤシ繊維を原料にして作られるポットも知られている(例えば、特許文献2)。
尚、上記のような植栽用ポットでは植物の苗が育てられ、ポットで育てられた植物苗は適宜時期にポットより大きな植木鉢、庭、あるいは田畑に移植、定植される。
実用新案登録第2517105号公報 登録実用新案第3087370号公報
しかしながら、特許文献1、2に開示される植栽用のポットによれば、種々の植物が仮植された状態で格子状の枠内に個別に収納して運搬することができるものの、一般消費者がその1つ乃至は数個を店頭で購入した場合、その持ち帰りに際して当該ポットが転倒し、培地が散乱してしまうことがあった。
又、購入した植物の好適な育て方が判らずして、これが不適切に栽培されることにより、その生育が不良となることも少なくない。
本考案は以上のような事情に鑑みて成されたものであり、その目的は一般消費者が好みの植物を鉢付きで購入した場合でも、これを手に提げて持ち帰ることができ、しかも持ち帰った植物を良好に生育させ得るようにすることにある。
本考案は上記目的を達成するため、
特定の植物が仮植された植木鉢に取り付ける把手であって、
可撓性を有する帯状の把手本体の両端に、前記植木鉢の部位に係止する係止部を形成してなり、
前記把手本体の長手方向片側部分は、前記植物を定植するとき当該植物の近傍に立てる立札部として切り取り可能とされていると共に、
前記把手本体には、前記立札部の切取位置を示す切取線が付けられており、
前記立札部には、前記植物の定植日を書き込む記入欄が設けられていることを特徴とする植木鉢用把手を提供する。
加えて、前記立札部には、前記植物の栽培方法を示す事項が記載されていることを特徴とする。
又、前記立札部には、前記植物の品名が記載されていることを特徴とする。
更に、本考案は、上記のように構成される植木鉢用把手と、その把手を取り付けた植木鉢と、その植木鉢に仮植された特定の植物とにより構成される手提げ鉢を提供する。
尚、前記植木鉢は、培地を収容した4つのポット部を有し、その各ポット部は、上端開口部が縦横に並ぶ状態にして、その各開口縁が連ねられていることが好ましい。
本考案によれば、特定の植物が仮植された植木鉢に把手が取り付けられることから、植木鉢を手に提げて持ち歩くことができる。
特に、把手本体の長手方向片側部分が植物を定植するとき当該植物の近傍に立てる立札部として切り取り可能とされていることから、手提げ用の把手を植物の定植位置を示す標柱として兼用できるほか、立札部によって植物の定植位置を明示できるので、定植した植物を誤って踏み付けてしまうことを防止できる。
しかも、立札部には、植物の定植日を書き込む記入欄が設けられていることから、その定植日を目安に植物の生育の良否を判断することができる。
加えて、立札部には、植物の栽培方法を示す事項が記載されているので、植栽に不慣れな人でも植物の発育に合わせて適切に対処することができる。
又、立札部に植物の品名が記載されていることから、定植した植物が大きく生長するまでの間、その植物が何であるかを忘れずに居られる。
更に、植物が仮植された植木鉢が4つのポット部を連ねて構成されるものでは、4つの植物苗を購入しながら、これを手に提げて培地を散乱させることなく持ち帰ることができる。
本考案に係る植木鉢用把手を備えた手提げ鉢の実施形態を示す斜視図 図1に示した手提げ鉢を構成する植木鉢の平面図 図2のX−X断面図 本考案に係る植木鉢用把手を平面状に伸展させた状態を示す平面図 図4の把手の一端部を植木鉢に接続する状態を示す説明図 同把手の一部を拡大して示した部分拡大図 同把手を構成する立札部を示す斜視図 立札部の使用態様を示す説明図
以下、図面に基づいて本考案を詳しく説明する。先ず、図1において、本考案に係る植木鉢用把手を備えた手提げ鉢の好適な実施形態を示してその構成を概説すれば、1はポリエチレンなどの合成樹脂により一体成型された植木鉢であり、この植木鉢1は4つのポット部11を連ねた構成とされている。
それらポット部11は、上端開口部11aから下方に向かって口径が漸次小さくなる有底の中空角錐状で、その内部には培地12が個別に収容され、その各培地12に特定の植物p(本例においてキャベツの苗)が仮植されている。
又、図1〜図3から明らかなように、各ポット部11は上端開口部11aが縦横に並ぶ状態で各々の開口縁が連ねられており、それらの上端開口部11aは、各ポット部11を連ねた矩形の外枠部13と、直交する縦リブ14および横リブ15とにより仕切られている。
尚、図2に示されるように、各ポット部11の底面11bには水抜き穴16が穿設され、横リブ15の両端には後述する把手を取り付けるためのL字形の切込み17が形成されている。
図1において、2は上述の把手であり、この把手2はアーチ状に湾曲されながら、その両端が上記切込み17に差し込まれて植木鉢1に係止されている。従って、係る手提げ鉢によれば、把手2を手にして植木鉢1を持ち歩くことができる。
図4〜図8により、把手2の構成態様を詳しく説明すると、係る把手2は合成紙を打ち抜くなどして形成される薄板であって、可撓性を有する帯状の把手本体21の両端に係止部22を形成した構成とされている。
係止部22は、把手本体21との連続部分を把手本体21よりも幅の狭いネック部22aとして、その先端にネック部22aより幅広のヘッド部22bを形成してなるもので、その形態は本例においてキノコ形とされている。そして、係る係止部22は、図5のように植木鉢の切込み17に対し、ヘッド部22bが切込み17の長辺部17aに平行する状態で差し込まれた後、そのヘッド部22bを90度捩ってネック部22aが切込み17の短辺部17bに位置付けられるのであり、これにより切込み17からのヘッド部22bの抜き出しが防止されるようになっている。尚、切込み17の短辺部17bは、ネック部22aの幅よりも長く、ヘッド部22bの幅よりは短くされている。
一方、図4に示されるように、把手本体21の長手方向中央部分には、その横断方向に沿って切取線23が付けられており、その切取線23にハサミを入れて把手本体21を二分できるようになっている。尚、切取線23を点線状の打ち抜きによるミシン目として、刃物を使用せずに分断できるようにしてもよいが、これでは植木鉢1の持ち運びに際して把手本体21が不用意に切断してしまう危険性がある。このため、本例では係る切取線23が把手本体21に印刷されている。
ここに、その切取線23を境界にして、把手本体21はその長手方向片側(図4において切取線23の左側)が一方の係止部22を含む立札部24として切り取り可能とされている。
立札部24は、図1に示した植木鉢1に仮植されている植物pを植木鉢1よりも大きな鉢や庭などに移植、定植するとき、当該植物pの近傍に立てられる標示板となるもので、その片面には植物pの定植日を書き込むための記入欄24a、植物pの栽培方法を示す事項が記載された栽培メモ部24b、ならびに植物pの品名を記載したネーム部24cが設けられている。
記入欄24aは、白く塗り潰した領域内に、月/日を分けて記載できるよう斜線を印刷したもので、その欄内には油性ペンやボールペンによって定植日(月/日)を書き込むことが可能とされている。
又、図6から明らかなように、栽培メモ部24bには、ネーム部24cに記載の植物pの栽培方法を示す事項として、
「(1)植付、株間40cm程度。(2)追肥、植付後3週間後と6週間後に与えます。(3)収穫、植付から2ヶ月で硬く締まってきたら収穫」と記載されている。
一方、ネーム部24cには、植物pの品名として、例えば「キャベツ」と記載されるが、植物pの品名は立札部24のみならず、図4のように把手本体1の他方側にも記載されている。
そして、上記のような立札部24は、図7のように切取線23の位置で把手本体21から切り取られた後、植物pの定植に際してその定植日を記入欄24aに書き込み、しかして図8に示すように、係止部22を下向きにして定植した植物pの近傍に立てられる。尚、植物pの定植時および定植後は、栽培メモ部24bに記載された栽培方法に従って植物pの植付、追肥を行えばよく、これにより係る植物pを良好に生育させることができる。
以上、本考案の実施形態を説明したが、植木鉢1は4つのポット部11を連ねた構成に限らず、単一のポット部11で構成されるもの、あるいはポット部11を4つ以上連ねた多連構造としてもよい。
又、植木鉢1に仮植される植物pは、キャベツの苗に限らず、大葉ニラ、レタス、サニーレタス、ブロッコリー、葉ネギなどでもよい。
加えて、把手2は、上記のような各種植物に対応して、「キャベツ」のみならず、様々な植物の品名を記載したものが取り揃えられるのであり、この場合において栽培メモ部24bには当然に、ネーム部24cに記載された植物に対応する栽培方法が記載される。例えば、対象とする植物が大葉ニラである場合、栽培メモ部24bには、「(1)植付、株間15cm程度で3本程度まとめて。(2)追肥、1ヶ月ごとに与える。(3)収穫、20cm位に伸びたら地際4cmで刈り取る。1年間は刈り過ぎないよう注意」などと記載される。
1 植木鉢
11 ポット部
11a 上端開口部
12 培地
17 切込み(把手本体の両端が係止する部位)
2 植木鉢用把手
21 把手本体
22 係止部
23 切取線
24 立札部
24a 定植日の記入欄
24b 植物の栽培方法を示す事項が記載された栽培メモ部
24c 植物の品名が記載されたネーム部

Claims (5)

  1. 特定の植物が仮植された植木鉢に取り付ける把手であって、
    可撓性を有する帯状の把手本体の両端に、前記植木鉢の部位に係止する係止部を形成してなり、
    前記把手本体の長手方向片側部分は、前記植物を定植するとき当該植物の近傍に立てる立札部として切り取り可能とされていると共に、
    前記把手本体には、前記立札部の切取位置を示す切取線が付けられており、
    前記立札部には、前記植物の定植日を書き込む記入欄が設けられていることを特徴とする植木鉢用把手。
  2. 前記立札部には、前記植物の栽培方法を示す事項が記載されていることを特徴とする請求項1記載の植木鉢用把手。
  3. 前記立札部には、前記植物の品名が記載されていることを特徴とする請求項1、又は2記載の植木鉢用把手。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の植木鉢用把手と、その把手を取り付けた植木鉢と、その植木鉢に仮植された特定の植物とにより構成される手提げ鉢。
  5. 前記植木鉢は、培地を収容した4つのポット部を有し、その各ポット部は、上端開口部が縦横に並ぶ状態にして、その各開口縁が連ねられていることを特徴とする請求項4記載の手提げ鉢。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015019602A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 株式会社東海化成 育苗ポット

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