JP3153545B2 - 車両のアンチスキッドブレーキ装置 - Google Patents

車両のアンチスキッドブレーキ装置

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JP3153545B2 JP30913490A JP30913490A JP3153545B2 JP 3153545 B2 JP3153545 B2 JP 3153545B2 JP 30913490 A JP30913490 A JP 30913490A JP 30913490 A JP30913490 A JP 30913490A JP 3153545 B2 JP3153545 B2 JP 3153545B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両の制動時における過大な制動力を抑
制するアンチスキッドブレーキ装置、特に車輪速センサ
によって検出された車輪速に基づいてブレーキ油圧を周
期的に増減制御するようにした車両のアンチスキッドブ
レーキ装置に関する。
(従来の技術) 車両のブレーキシステムには、制動時における車輪の
ロックないしスキッド状態の発生の防止を目的としたア
ンチスキッドブレーキ装置が装備されることがある。
一般に、この種のアンチスキッドブレーキ装置は、車
輪の回転速度を検出する車輪速センサと、ブレーキ油圧
を調整する電磁制御弁とを備え、例えば車輪速センサに
より検出された車輪速から求められる減速度が所定の減
速度よりも低下したときには、上記電磁制御弁を減圧制
御して制動圧を低下させると共に、制動圧の低下によっ
て車輪の回転速度が回復し、例えば上記車輪速から求め
られる加速度が所定の加速度に達したときには、上記制
御弁を増圧制御して制動圧を増大させるようになってい
る。そして、このような一連の制動圧の制御(以下、AB
S制御という)を、例えば車両が停止するまで継続して
行うことにより、急制動時における車輪のロックないし
スキッド状態が防止されて、当該車両を方向安定性を失
わせることなく短い制動距離で停止させることが可能と
なる。
ところで、この種のABS制御においては、減圧後にお
ける制動圧の増圧速度が非常に重要となる。つまり、増
圧速度を遅くすると次に車輪に制動力が作用するまでの
時間が長くなって、ブレーキ性能を低下させることにな
る。逆に増圧速度を速くし過ぎると、増圧制御を停止し
てもブレーキオイルの慣性によって制動圧が適正値を超
えて上昇し、過度の制動力が車輪に作用するなど、制御
精度の点で別の問題が発生することになる。
このような問題に対して、例えば特公昭57−4544号公
報には、この種のアンチスキッドブレーキ装置におい
て、増圧フェーズの初期に制動圧を大きな圧力勾配で急
増圧させ、続いてそれよりも小さい圧力勾配で上昇させ
ると共に、上記急増圧の時間を先行サイクルの急増圧量
に依存させて設定するようにした構成が示されている。
これによれば、増圧フェーズの初期には制動圧が急激に
立ち上げられるので、良好な制御応答性が得られると共
に、増圧フェーズの終期には圧力上昇の時間変化が少な
くなるので、制動圧の上昇限度の管理が容易となって良
好な制御精度が期待されることになる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記公報記載の従来技術においては、
急増圧が行われない制御開始直後の第1サイクルから第
2サイクルへ移行する際には、増圧フェーズの初期に例
えば一定時間の急増圧が行われることになる。したがっ
て、例えば路面摩擦係数が小さいのに急増圧時間が長く
なって、車輪に過度の制動力が作用して搭乗者に不快な
ショックを与えたり、逆に路面摩擦係数が大きいのに急
増圧時間が短くなって、制動圧の不足により制動性が低
下したりするなど、種々の不都合が発生する可能性があ
る。
しかも、ABS制御の途中においても前回の急増圧直後
における車輪の挙動が次回の急増圧時間に反映されず、
したがって路面状態が変化したときの過渡応答性の点で
解決すべき課題が残ることになる。
そこで、この発明は、増圧初期に急増圧を行うように
したアンチスキッドブレーキ装置における上記の事情に
鑑みて、制御性能をさらに向上させることを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) すなわち、本願の請求項1の発明(以下、第1発明と
いう)に係る車両のアンチスキッドブレーキ装置は、車
輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、ブレーキ油
圧を調整する油圧調整手段と、制動時に上記車輪検出手
段によって検出された車輪速に基づいて、ブレーキ油圧
を増圧フェーズ、減圧フェーズ、減圧後の保持フェーズ
を含むサイクルに従って周期的に増減し、かつ上記増圧
フェーズの初期に急増圧するように、上記油圧調整手段
を作動させる制御手段とを備えた構成において、制御開
始直後の第1サイクルから第2サイクルへの移行を判定
する判定手段と、この判定手段によって第2サイクルへ
の移行が判定されたときに、第1サイクルにおける減圧
後の保持フェーズの持続時間に基づいて増圧フェーズ初
期の急増圧時間を設定する初期急増圧時間設定手段とが
設けたことを特徴とする。
また、本願の請求項2の発明(以下、第2発明とい
う)に係る車両のアンチスキッドブレーキ装置は、車輪
の回転速度を検出する車輪速検出手段と、ブレーキ油圧
を調整する油圧調整手段と、制動時に上記車輪速検出手
段によって検出された車輪速に基づいて、ブレーキ油圧
を増圧フェーズ、減圧フェーズ、減圧後の保持フェーズ
を含むサイクルに従って周期的に増減し、かつ上記増圧
フェーズの初期に急増圧するように、上記油圧調整手段
を作動させる制御手段とを備えた構成において、制御開
始直後の第1サイクルから第2サイクルへの移行を判定
する第1判定手段と、それ以降の各サイクル間の移行を
判定する第2判定手段と、上記第1判定手段によって第
2サイクルへの移行が判定されたときには、第1サイク
ルにおける減圧後の保持フェーズの持続時間に基づいて
増圧フェーズ初期の急増圧時間を設定すると共に、上記
第2判定手段によって各サイクル間の移行が判定された
ときには、前サイクル中の減圧後の保持フェーズにおけ
る持続時間と減圧フェーズにおける減圧実行時間とに基
づいて上記急増圧時間を設定する初期急増圧時間設定手
段とを設けたことを特徴とする。
(作用) 上記第1、第2発明によれば、急増圧に行われない制
御開始直後の第1サイクルから第2サイクルへ移行する
際には、第1サイクルにおける減圧後の保持フェーズの
持続時間に基づいて、増圧フェーズ初期の急増圧時間が
設定されるので、路面状態に対応した適切な制動圧が得
られることになって、初期制御性能が向上することにな
る。
さらに、第2発明によれば、第2サイクル以降の各サ
イクル間の移行時には、前サイクル中の減圧後の保持フ
ェーズの持続時間と減圧フェーズにおける減圧実行時間
とにより、次回の増圧フェーズ初期の急増圧時間が設定
されることになるので、前回の急増圧後の車輪の実際的
な挙動に応じて次回の初期急増圧時間が設定されること
になって、良好な過渡応答性が得られることになる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について説明する。
第1図に示すように、この実施例に係る車両は、左右
の前輪1,2が従動輪、左右の後輪3,4が駆動輪とされ、エ
ンジン5の出力トルクが自動変速機6からプロペラシャ
フト7、差動装置8および左右の駆動軸9,10を介して左
右の後輪3,4に伝達されるようになっている。
そして、上記各車輪1〜4には、これらの車輪1〜4
と一体的に回転するディスク11a〜14aと、制動圧の供給
を受けて、これらのディスク11a〜14aの回転を制動する
キャリパ11b〜14bなどで構成されるブレーキ装置11〜14
がそれぞれ備えられていると共に、これらのブレーキ装
置11〜14を制動操作させるブレーキ制御システム15が設
けられている。
このブレーキ制御システム15は、運転者によるブレー
キペダル16の踏込力を増大させる倍力装置17と、この倍
力装置17によって増大された踏込力に応じた制動圧を発
生させるマスターシリンダ18とを有する。そして、この
マスターシリンダ18から導かれた前輪用制動圧供給ライ
ン19が2経路に分岐されて、これらの前輪用分岐制動圧
ライン19a,19bが左右の前輪1,2におけるブレーキ装置1
1,12のキャリパ11a,12aにそれぞれ接続されていると共
に、左前輪1のブレーキ装置11に通じる一方の前輪用分
岐制動圧ライン19aには、電磁式の開閉弁20aと、同じく
電磁式のリリーフ弁20bとからなる第1バルブユニット2
0が設置され、また右前輪2のブレーキ装置12に通じる
他方の前輪用分岐制動圧ライン19bにも、上記第1バル
ブユニット20と同様に、電磁式の開閉弁21aと、同じく
電磁式のリリーフ弁21bとからなる第2バルブユニット2
1が設置されている。
一方、上記マスターシリンダ18から導かれた後輪用制
動圧供給ライン22には、上記第1、第2バルブユニット
20,21と同様に、電磁式の開閉弁23aと、同じく電磁式の
リリーフ弁23bとからなる第3バルブユニット23が設置
されていると共に、この後輪用制動圧供給ライン22は、
上記第3バルブユニット23の下流側で2経路に分岐され
て、これらの後輪用分岐制動圧ライン22a,22bが左右の
後輪3,4におけるブレーキ装置13,14のキャリパ13b,14b
にそれぞれ接続されている。すなわち、本実施例におけ
るブレーキ制御システム15は、上記第1バルブユニット
20の作動によって左前輪1におけるブレーキ装置11の制
動圧を可変制御する第1チャンネルと、第2バルブユニ
ット21の作動によって右前輪2におけるブレーキ装置12
の制動圧を可変制御する第2チャンネルと、第3バルブ
ユニット23の作動によって左右の後輪3,4における両ブ
レーキ装置13,14の制動圧を可変制御する第3チャンネ
ルとが設けられて、これら第1〜第3チャンネルが互い
に独立して制御されるようになっている。
そして、上記ブレーキ制御システム15には上記第1〜
第3チャンネルを制御するコントロールユニット24が備
えられ、このコントロールユニット24は、ブレーキペダ
ル16のON/OFFを検出するブレーキスイッチ25からのブレ
ーキ信号と、各車輪の回転速度をそれぞれ検出する車輪
速センサ26〜29からの車輪速信号とを入力し、これらの
信号に応じた制動圧制御信号を第1〜第3バルブユニッ
ト20,21,23にそれぞれ出力することにより、左右の前輪
1,2および後輪3,4のスリップに対する制動制御、すなわ
ちABS制御を第1〜第3チャンネルごとに並行して行う
ようになっている。すなわち、コントロールユニット24
は、上記各車輪速センサ27〜30からの車輪速信号が示す
車輪速に基づいて上記第1〜第3バルブユニット20,21,
23における開閉弁20a,21a,23aとリリーフ弁20b,21b,23b
とをそれぞれデューティ制御によって開閉制御すること
により、スリップの状態に応じた制動圧で前輪1,2およ
び後輪3,4に制動力を付与するようになっている。な
お、第1〜第3バルブユニット20,21,23における各リリ
ーフ弁20b,21b,23bから排出されたブレーキオイルは、
図示しないドレンラインを介して上記マスターシリンダ
18のリザーバタンク18aに戻されるようになっている。
そして、ABS非制御状態においては、上記コントロー
ルユニット24からは制動圧制御信号が出力されず、した
がって図示のように第1〜第3バルブユニット20,21,23
におけるリリーフ弁20b,21b,23bがそれぞれ閉保持さ
れ、かつ各ユニット20,21,23の開閉弁20a,21a,23aがそ
れぞれ開保持されることになって、ブレーキペダル16の
踏込力に応じてマスターシリンダ18で発生した制動圧
が、前輪用制動圧供給ライン19および後輪用制動圧供給
ライン22を介して左右の前輪1,2および後輪3,4における
ブレーキ装置11〜14に対して供給され、これらの制動圧
に応じた制動力が前輪1,2および後輪3,4に対してダイレ
クトに付与されることになる。
次に、上記コントロールユニット24が行うブレーキ制
御の概略を説明する。
すなわち、コントロールユニット24は、上記センサ26
〜29からの信号が示す車輪速に基づいて各車輪ごとの加
速度および減速度をそれぞれ算出する。ここで、加速度
ないし減速度の算出方法を説明すると、コントロールユ
ニット24は、車輪速の前回値に対する今回値の差分をサ
ンプリング周期△t(例えば7ms)で除算した上で、そ
の結果を重力加速度に換算した値を今回の加速度ないし
減速度として更新する。
また、コントロールユニット24は所定の悪路判定処理
を実行して、走行路面が悪路か否かを判定する。この悪
路判定処理は、例えば次のように実行される。つまり、
コントロールユニット24は、例えば後輪3,4の減速度な
いし加速度が一定時間内に所定の上限値もしくは下限値
を超えた回数が設定値以内ならば悪路フラグFAKROを0
に維持すると共に、加速度および減速度を示す値が、一
定時間内に上記上限値および下限値を超えた回数が設定
値以上ならば走行路面が悪路であると判定して悪路フラ
グFAKROを1にセットする。
そして、コントロールユニット24は、上記第3チャン
ネル用の車輪速および加減速度を代表させる後輪3,4を
選択する。本実施例においては、スリップ時における後
輪3,4の両車輪速センサ28,29の検出誤差を考慮して両車
輪速のうちの小さいほうの車輪速が後輪車輪速として選
択され、また該車輪速から求めた加速度および減速度が
後輪減速度および後輪加速度として選択されることにな
る。
さらに、コントロールユニット24は、上記各チャンネ
ルごとの路面摩擦係数を推定すると共に、それと平行し
て当該車両の疑似車体速を算出する。
コントロールユニット24は、上記車輪速センサ28,29
からの信号から求めた後輪車輪速および上記各車輪速セ
ンサ26,27からの信号が示す左右の各前輪1,2の車輪速と
疑似車体速とから第1〜第3チャンネルについてのスリ
ップ率をそれぞれ算出するのであるが、その場合に、次
の関係式、 スリップ率=[(疑似車体速−車輪速)/疑似車体速]×100 を用いてスリップ率が算出される。つまり、疑似車体速
に対する車輪速の偏差が大きくなるほどスリップ率が大
きくなって、当該車輪のスリップ傾向が大きくなる。
続いて、コントロールユニットは上記第1〜第3チャ
ンネルの制御に用いる各種の制御閾値を設定する。
ここで、制御閾値の設定処理の概略について説明する
と、この制御閾値の設定処理は例えば次のようにして行
われる。すなわち、コントロールユニット24は、予め車
速域と路面摩擦係数とに応じて設定した各種の制御閾値
から、摩擦係数値MUと疑似車体速VRとに対応する制御閾
値を選択すると共に、これらの制御閾値を上記悪路判定
処理の判定結果などに応じて補正する。ここで、制御閾
値としては、例えばABS非制御状態を示すフェーズ0か
ら増圧後の保持状態を示すフェーズIIへの移行判定用の
0−2減速度閾値B02と、増圧状態を示すフェーズIか
ら上記フェーズIIへの移行判定用の1−2減速度閾値B
12と、上記フェーズIIから減圧状態を示すフェーズIII
への移行判定用の2−3減速度閾値B23と、このフェー
ズIIIから減圧後の保持状態を示すフェーズVへの移行
判定用の3−5減速度閾値B35と、フェーズVからフェ
ーズIへの増圧判定用の5−1スリップ率閾値BSZと、
制御開始直後の第1サイクル用の初期スリップ率閾値B1
とが、車速域と路面摩擦係数とに応じてそれぞれ設定さ
れている。この場合、制動力に大きく影響する減速度閾
値は、路面摩擦係数が大きいときのブレーキ性能と、路
面摩擦係数が小さいときの制御応答性とを高水準で両立
させるために、摩擦係数値MUのレベルが小さくなるほ
ど、つまり路面摩擦係数が小さくなるほど0Gに近づくよ
うに設定されている。なお、上記摩擦係数値MUとして
は、第1〜第3チャンネルの各摩擦係数値の最小値が使
用されるようになっている。
また、第2、第3チャンネルについても、同様にして
制御閾値が設定される。
そして、コントロールユニット24は、各チャンネルご
とのロック判定処理と、上記第1〜第3バルブユニット
20,21,23に対する制御量を規定するためのフェーズ決定
処理と、カスケード判定処理とを行うようになってい
る。
ここで、上記ロック判定処理について説明すると、概
略次のようなものとなる。例えば左前輪用の第1チャン
ネルに対するロック判定処理においては、コントロール
ユニット24は、まず第1チャンネル用の継続フラグF
CON1の今回値を前回値としてセットした上で、次に疑似
車体速VRと車輪速W1とが所定の条件(例えば、VR<5Km/
H,W1<2.5Km/H)を満足するか否かを判定し、これらの
条件を満足するときに継続フラグFCON1およびロックフ
ラグFLOK1をそれぞれ0にリセットする一方、満足して
いなければロックフラグFLOK1が1にセットされている
か否かを判定する。ロックフラグFLOK1が1にセットさ
れていなければ、所定の条件のとき(例えば疑似車体速
VRが車輪速W1より大きいとき)にロックフラグFLOK1
1をセットする。
一方、コントロールユニット24は、ロックフラグF
LOK1が1にセットされていると判定したときには、例え
ば第1チャンネルのフェーズ値P1がフェーズVを示す5
にセットされ、かつスリップ率S1が10%より小さいとき
に継続フラグFCON1に1をセットする。
なお、第2、第3チャンネルに対しても同様にしてロ
ック判定処理が行われる。
また、上記フェーズ決定処理の概略を説明すると、コ
ントロールユニット24は、当該車両の運転状態に応じて
設定したそれぞれの制御閾値と、車輪加減速度やスリッ
プ率との比較によって、ABS非制御状態を示すフェーズ
0、ABS制御時における増圧状態を示すフェーズI、増
圧後の保持状態を示すフェーズII、減圧状態を示すフェ
ーズIII、急減圧状態を示すフェーズIVおよび減圧後の
保持状態を示すフェーズVを選択するようになってい
る。
さらに、上記カスケード判定処理は、特にアイスバー
ンのような低摩擦路面においては、小さな制動圧でも車
輪がロックしやすいことから、車輪のロック状態が短時
間に連続して発生するカスケードロック状態を判定する
ものであり、カスケードロックの生じやすい所定の条件
を満たしたときにカスケードフラグFCASが1にセットさ
れるようになっている。
そして、コントロールユニット24は、各チャンネルご
とに設定されたフェーズ値に応じた制御量を設定した上
で、その制御量に従った制動圧制御信号を第1〜第3バ
ルブユニット20,21,23に対してそれぞれ出力する。これ
により、第1〜第3バルブユニット20,21,23の下流側に
おける前輪用分岐制動圧ライン19a,19bおよび後輪用分
岐制動圧ライン22a,22bの制動圧が、増圧あるいは減圧
したり、増圧もしくは減圧後の圧力レベルに保持された
りする。
上記路面摩擦係数の推定処理は、具体的には例えば第
2図のフローチャートに従って次のように行われる。
すなわち、コントロールユニット24はステップS1で各
種データを読み込んだ上で、ステップS2でABSフラグF
ABSが1にセットされているか否かを判定する。つま
り、ABS制御中かどうか判定するのである。このABSフラ
グFABSは、例えば上記第1〜第3チャンネルのロックフ
ラグFLOK1,FLOK2,FLOK3のどれかが1にセットされたと
きに1にセットされ、またブレーキスイッチ25がONから
OFF状態に切り変わったときなどには0にリセットされ
るようになっている。そして、コントロールユニット24
は、ABSフラグFABSが1にセットされていないと判定し
たときには、ステップS3に進んで摩擦係数値MUとして高
摩擦路面を示す3をセットする。
また、コントロールユニット24は、上記ステップS2
おいてABSフラグFABSが1にセットされていると判定し
たとき、すなわちABS制御中と判定したときには、ステ
ップS4に進んで前サイクル中の減速度DWが−20Gより小
さいか否かを判定すると共に、YESと判定したときには
ステップS5に進んで同じく前サイクル中の加速度AWが10
Gより大きいか否かを判定した上で、NOと判定したとき
にステップS6を実行して摩擦係数値MUとして低摩擦路面
を示す1をセットする。
一方、コントロールユニット24は、上記ステップS4
おいて減速度DWが−20Gより小さくないと判定したとき
には、ステップS5をスキップしてステップS7に移り、加
速度AWが20Gより大きいか否かを判定し、YESと判定した
ときにはステップS8を実行して摩擦係数値MUとして3を
セットする一方、NOと判定したときにはステップS9を実
行して摩擦係数値MUとして中摩擦路面を示す2をセット
する。
一方、上記疑似車体速の算出処理は、具体的には第3
図のフローチャートに従って次のように行われる。
すなわち、コントロールユニット24は、ステップT1
各種データを読み込んだ上で、ステップT2で上記センサ
26〜29からの信号が示す車輪速W1〜W4の中から最高車輪
速WMXを決定すると共に、ステップT3で該車輪速WMXのサ
ンプリング周期△tあたりの車輪速変化量△WMXを算出
する。
次いで、コントロールユニット24は、ステップT4を実
行して第4図に示すマップから摩擦係数値MUに対応する
車体速補正値CVRを読み出すと共に、ステップT5で上記
車輪速変化量ΔWMXがこの車体速補正値CVR以下か否かを
判定する。そして、車輪速変化量△WMXが上記車体速補
正値CVR以下と判定したときには、ステップT6を実行し
て疑似車体速VRの前回値から上記車体速補正値CVRを減
算した値を今回値に置き換える。したがって、疑似車体
速VRが上記車体速補正値CVRに応じた所定の勾配で減少
することになる。
一方、コントロールユニット24は、上記ステップT5
おいて車輪速変化量△WMXが車体速補正値CVRより大きい
と判定したとき、すなわち上記最高車輪速WMXが過大な
変化を示したときには、ステップT7に移って疑似車体速
VRから最高車輪速WMXを減算した値が所定値V0以上か否
かを判定する。つまり、最高車輪速WMXと疑似車体速VR
との間に大きな開きがないかどうかを判定するのであ
る。そして、大きな開きがないときには、上記ステップ
T6を実行して疑似車体速VRの前回値から上記車体速補正
値CVRを減算した値を今回値に置き換える。
また、コントロールユニット24は、最高車輪速WMX
疑似車体速VRとの間に大きな開きが生じたときには、ス
テップT8を実行して最高車輪速WMXを疑似車体速VRに置
き換える。
このようにして、当該車両の疑似車体速VRが各車輪速
W1〜W4に応じてサンプリング周期△tごとに更新されて
いく。
そして、本発明の特徴部分である初期急増圧時間TPZ
の設定処理は、例えば第1チャンネルについては第5図
のフローチャートに従って次のように行われる。
すなわち、コントロールユニット24は、ステップU1
各種データを読み込んだ上で、ステップU2でABSフラグF
ABSが1か否かを判定し、該フラグFABSが1にセットさ
れているときには、ステップU3に進んでフェーズIか否
かを判定する。そして、フェーズIと判定したときに
は、ステップU4に進んで初回のフェーズIか否かを判定
する。これは、継続フラグFCON1の値に基づいて判定さ
れることになる。
コントロールユニット24は、上記ステップU4において
初回のフェーズIと判定したときには、ステップU5を実
行することにより、フェーズVの持続時間を示すタイマ
値t5をパラメータとして予め設定した第2サイクル用増
圧時間設定関数f(t5)を用いて、第2サイクルに対す
る初期急増圧時間TPZを算出する。ここで、上記第2サ
イクル用増圧時間設定関数f(t5)は、第6図に示すよ
うに、上記タイマ値t5が大きくなるに伴って段階的に減
少するように設定されており、したがって第1サイクル
におけるフェーズVの持続時間が短いときには、それに
伴って第2サイクルにおける増圧フェーズ初期の初期増
圧時間TPZの設定値が大きくなる。また、フェーズVの
持続時間が長いときには、上記初期急増圧時間TPZの設
定値が逆に小さくなる。
一方、コントロールユニット24は、上記ステップU4
おいて初回のフェーズIではないと判定したときには、
前サイクル中のフェーズVの持続時間を示すタイマ値t5
をパラメータとして予め設定した第1通常増圧時間設定
関数g1(t5)と、前サイクル中の減圧実行時間tDGをパ
ラメータとして予め設定した第2通常増圧時間設定関数
g2(tDG)とにより、次サイクルの初期急増圧時間TPZ
算出する(ステップU6)、ここで、上記第1通常増圧時
間設定関数g1(t5)は、例えば第7図に示すように、フ
ェーズVの持続時間を示すタイマ値t5が0のときに0に
設定さえていると共に、該タイマ値t5が大きくなるほど
負方向に階段状に減少するように設定されている。ま
た、上記第2通常増圧時間設定関数g2(tDG)は、例え
ば第8図に示すように、第1チャンネルにおける第1バ
ルブユニット20のリリーフ弁20bのデューティON時間を
積算した減圧実行時間tDGが所定値より大きいときに正
の所定値となるように設定されている。
したがって、第2サイクル以降の各サイクル間の移行
時には、上記第1、第2増圧時間設定関数g1(t5),g2
(tDG)に応じた多様な初期急増圧時間TPZが設定される
ことになる。
なお、第2、第3チャンネルに対しても同様にして初
期急増圧時間が求められることになる。
次に、第1チャンネルに対するABS制御を例に本実施
例の作用を説明する。
すなわち、減速時のABS非制御状態において、ブレー
キペダル16の踏込操作によってマスターシリンダ18で発
生した制動圧が徐々に増圧し、例えば第9図(c)に示
すように、左前輪1の車輪速W1の変化量、すなわち減速
度DWが−3Gに達したときには、同図(a)に示すよう
に、第1チャンネルにおけるロックフラグFLOK1が1に
セットされ、当該時刻taからABS制御に移行することに
なる。この制御開始直後の第1サイクルにおいては、上
記したように摩擦係数値MUは高摩擦路面を示す3にセッ
トされていることから、コントロールユニット24は、高
摩擦路面に対応した各種の制御閾値を設定することにな
る。
そして、コントロールユニット24は、上記車輪速W1
ら算出したスリップ率S、減速度DW、加速度AWと上記各
種の制御閾値とを比較する。この場合、初期スリップ率
閾値B1が例えば10%にセットされているとすると、スリ
ップ率が例えば4%を示すときには、コントロールユニ
ット24は、同図(d)に示すように、フェーズ値P1を0
から2に変更する。したがって、制動圧は、同図(e)
に示すように、増圧直後のレベルで維持されることにな
る。そして、例えば上記スリップ率Sが10%より増大し
たときには、コントロールユニット24は、フェーズ値P1
を2から3に変更する。これにより、第1バルブユニッ
ト20のリリーフ弁20bが所定のデューティ率に従ってON/
OFFすることになって、同図(e)に示すように、当該
時刻tbから制動圧が所定の勾配で従って減少することに
なって制動力が徐々に低下すると共に、それに伴って前
輪1の回転が回復し始める。
さらに制動圧の減圧が続いて前輪1の車輪速W1から求
めた減速度DWおよび加速度AWがそれぞれ0になったとき
には、コントロールユニット24はフェーズ値P1を3から
5に変更する。したがって、同図(e)に示すように、
当該時刻tcから制動圧が減圧後のレベルで維持されるこ
とになる。
そして、フェーズVの状態が続いてスリップ率Sが10
%未満となったときには、コントロールユニット24は、
同図(b)に示すように、継続フラグFCON1を1にセッ
トする。これにより、第1チャンネルにおけるABS制御
は、当該時刻tdから第2サイクルに移行することにな
る。その場合に、コントロールユニット24は、フェーズ
値P1を強制的に1に変更するようになっている。そし
て、このフェーズIへの移行直後には、第1バルブユニ
ット20の開閉弁20bが、上記したように第1サイクルに
おけるフェーズVの持続時間に基づいて設定された初期
急増圧時間TPZに応じて100%のデューティ率で開閉され
ることになって、同図(e)に示すように、制動圧が急
勾配で増圧されることになる。また、初期増圧時間TPZ
が終了してからは、上記開閉弁20aが所定のデューティ
率に従ってON/OFFされることになって、制動圧が上記勾
配よりも緩かな勾配に従って徐々に上昇することにな
る。
一方、第2サイクル以降においては、第2図のフロー
チャートに示すように、前サイクルにおける減速度DWや
加速度AWなどに応じて適切な摩擦係数値MUが決定される
と共に、これらの摩擦係数値MUに応じた制御閾値が選択
されることになるので、走行状態に応じた緻密な制動圧
の制御が行われることになる。
そして、コントロールユニット24は、第2サイクルに
おけるフェーズVの状態において、例えばスリップ率S
が5−1スリップ率閾値BSZより小さいと判定したとき
には、フェーズ値P1を1にセットして第3サイクルに移
行する。そして、その際には、第3サイクルのフェーズ
Iにおける初期急増圧時間TPZが設定されるのである
が、この初期増圧時間TPZは、第2サイクルにおけるフ
ェーズVの持続時間t5と、フェーズIIIにおける減圧実
行時間tDGとに基づいて算出されるので、第2サイクル
における急増圧後の前輪1の挙動を適切に反映した値と
なる。
なお、減算度DWによってフェーズVからフェーズIに
切り変わる場合もある。
(発明の効果) 以上のように本発明に係る車両のアンチスキッドブレ
ーキ装置によれば、急増圧が行われない制御開始直後の
第1サイクルから第2サイクルへ移行する際には、第1
サイクルにおける減圧後の保持フェーズの持続時間に基
づいて急増圧時間が設定されるので、路面状態に対応し
た適切な制動圧が得られることになって、初期制御性能
が向上することになる。
さらに、第2発明によれば、第2サイクル以降の各サ
イクル間の移行時には、前サイクル中の減圧後の保持フ
ェーズの持続時間と減圧フェーズにおける減圧実行時間
とにより、増圧フェーズ初期の急増圧時間が設定される
ことになるので、前回の急増圧後における車輪の実際的
な挙動に応じて次回の初期急増圧時間が設定されること
になって、良好な過渡応答性が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る実施例を示すもので、第1図は本発
明に係るアンチスキッドブレーキ装置が装備された車両
の全体概略構成図、第2図は摩擦係数推定処理のフロー
チャート図、第3図は疑似車体速の算出処理を示すフロ
ーチャート図、第4図は該算出処理で用いるマップの説
明図、第5図は初期急増圧時間設定処理を示すフローチ
ャート図、第6図〜第8図は該処理で用いる関数の説明
図、第9図は本実施例の作用を示すタイムチャート図で
ある。 1,2……前輪、3,4……後輪、20,21,23……バルブユニッ
ト(油圧調整手段)、24……コントロールユニット(制
御手段、判定手段、第1判定手段、第2判定手段、初期
急増圧時間設定手段)、26〜39……車輪速センサ(車輪
速検出手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 洋治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−106763(JP,A) 特開 昭62−218258(JP,A) 特開 平2−267064(JP,A) 特公 昭57−4544(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/58

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段
    と、ブレーキ油圧を調整する油圧調整手段と、制動時に
    上記車輪速検出手段によって検出された車輪速に基づい
    て、ブレーキ油圧を増圧フェーズ、減圧フェーズ、減圧
    後の保持フェーズを含むサイクルに従って周期的に増減
    し、かつ上記増圧フェーズの初期に急増圧するように、
    上記油圧調整手段を作動させる制御手段とが備えられた
    車両のアンチスキッドブレーキ装置であって、制御開始
    直後の第1サイクルから第2サイクルへの移行を判定す
    る判定手段と、この判定手段によって第2サイクルへの
    移行が判定されたときに、第1サイクルにおける減圧後
    の保持フェーズの持続時間に基づいて増圧フェーズ初期
    の急増圧時間を設定する初期急増圧時間設定手段とが設
    けられていることを特徴とする車両のアンチスキッドブ
    レーキ装置。
  2. 【請求項2】車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段
    と、ブレーキ油圧を調整する油圧調整手段と、制動時に
    上記車輪速検出手段によって検出された車輪速に基づい
    て、ブレーキ油圧を増圧フェーズ、減圧フェーズ、減圧
    後の保持フェーズを含むサイクルに従って周期的に増減
    し、かつ上記増圧フェーズの初期に急増圧するように、
    上記油圧調整手段を作動させる制御手段とが備えられた
    車両のアンチスキッドブレーキ装置であって、制御開始
    直後の第1サイクルから第2サイクルへの移行を判定す
    る第1判定手段と、それ以降の各サイクル間の移行を判
    定する第2判定手段と、上記第1判定手段によって第2
    サイクルへの移行が判定されたときには、第1サイクル
    における減圧後の保持フェーズの持続時間に基づいて増
    圧フェーズ初期の急増圧時間を設定すると共に、上記第
    2判定手段によって各サイクル間の移行が判定されたと
    きには、前サイクル中の減圧後の保持フェーズにおける
    持続時間と減圧フェーズにおける減圧実行時間とに基づ
    いて上記急増圧時間を設定する初期急増圧時間設定手段
    とが設けられていることを特徴とする車両のアンチスキ
    ッドブレーキ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6083584B1 (ja) * 2016-01-28 2017-02-22 株式会社アカギ 配管吊下支持具

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