JP3139629B2 - ダイアル錠の消音装置 - Google Patents
ダイアル錠の消音装置Info
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Description
れるダイアル錠の改良に係り、特に、ダイアル錠の作動
音を大幅に減少させることができる消音装置に関する。
た、例えば実開昭57−38449号公報にもその構成
が詳細に記載されているから、ここでは図1を参照して
簡単に説明する。
付の内筒を、符号2は1段の段付の外筒をそれぞれ示
し、上記内筒1は外筒2に回動自在に嵌合している。内
筒1には内側切欠3が、外筒2には外側切欠4がそれぞ
れ形成されている。そして、ダイアル錠は、後述するダ
イアル操作により、内側切欠3および外側切欠4をダイ
アル錠を正面から見て時計盤面の6時の角度位置に整合
させ、解錠時ラッチ5の回動を許すように作動する。
内端面(図1で右端面)に図示しないねじ孔を形成した
つまみ6、0〜7の数字を等角度間隙で標記した文字板
7、外形断面8角形の筒部に一体に結合された回転板8
および内筒1は連結ねじ9によって一体的に結合されて
内筒ブロック11を構成すると共に、フランジ付筒状の
外ケース12の前端部に回動可能に嵌合している。
面側の8角断面部8aの内端面には、通常ツクと称され
る第1結合片8bが、また、上記8角断面部8aの内端
面に対向する外筒2の外端面には、図1に示すように、
第2係合片2bがそれぞれ相互に干渉可能に突設されて
いる。
成されたダイアル機構を前端部に装着した外ケース12
の後端部にはホルダ13が嵌装され、かつ止めねじ14
によって固定されている。図示の実施例におけるホルダ
13は、例えば横断面が略小判形のブロック体で、ホル
ダ13を図1で上下方向に貫通するラッチ収納スリット
13aと、有底のばね収納洞13bとが連設されてい
る。
山形の頭部を有する細長い板状のラッチ5が収納され、
ラッチ5の長さ方向に沿って開口した案内スリット5a
には、案内ブロック13の前端部およびラッチ収納スリ
ット13aを貫通するガイドピン15が摺動可能に挿通
されている。
とばね収納洞13bの底面との間は、圧縮コイルばねと
してのラッチばね16が弾装されていて、このラッチば
ね16の弾力により、ラッチ5は図1で上方に付勢され
ると共に、ガイドピン15に係止された状態において、
頭部が前方に向かう方向に付勢されている。
し、これらの板ばね17,17は回転板の内面側の8角
断面部8a(図2)、および横断面の外形が8角形の外
筒2の段部2a(図1)に弾接して、内筒1および外筒
2の回動時スナップアクション性を付与すると共に、こ
れらの切欠3,4の角度位置を準安定的に保持する。
たダイアル錠は、図3に示すように、例えば郵便受け1
8の横開きの蓋板19の自由側端縁部に装着される。
押す。すると、ラッチ5の内方の傾斜端縁が郵便受け1
8内に突設された係止片21に当接し、さらに押すと、
両者の間に生じるくさび作用により、ラッチばね16
(図1)の弾力に抗してラッチ5が外ケース12内に押
し込まれ(図示せず)、ラッチ5の頂端が係止片21を
乗り越えると、ラッチばね16の弾力によってラッチ5
が突出し、第3図示の施錠状態となる。
方向あるいは反時計方向に少なくとも1回転させた後、
同方向にさらに回して、文字板7上の選択された数字を
図示しない指標に合致させる。この第一のダイアル操作
により、回転板8の第1係合片8b(図2)が第2係合
部2bとの係合を介して外筒2を回動し、その外側切欠
4を時計盤面の6時の角度位置に置く。
は反対方向に回して、次に選択された数字を指標に合致
させる。この第二のダイアル操作により、内筒1の内側
切欠3を時計盤面の6時の角度位置に置く。
と、ラッチ5の頭部と係止片21(図3)との相対移動
により、ラッチ5がガイドピン15を中心に回動しよう
とし、図4に示すように内側および外側切欠3,4がラ
ッチ5の脚部と整合しているときには、上記ラッチ5の
回動が可能であって、ラッチ5の頭部と係止片21との
係合を解くことができ、したがって蓋板19を開くこと
ができる。
ように、蓋板19が開いてラッチ5と係止片21との係
合が解けるとき、自由になったラッチ5はラッチばね1
6の弾力によって急激に復元方向に回動し、ダイアル錠
の他の構成部材に激突して大きな衝撃音が発生する。
ては、郵便受けや上下、左右に積層された他の郵便受
け、あるいは玄関ホールなどに共鳴して、夜中には郵便
受けを開けるのが気が引ける程の大音響になる、という
不都合がある。
撃音を大幅に緩和できるダイアル錠の消音装置を提供
し、もって上述した不都合を解消することを目的にして
いる。
め、請求項1に記載の発明は、相互に独立に回動できる
ように、かつ同軸に支承された内側および外側回転体の
外周部に、内側および外側切欠をそれぞれ形成し、これ
ら内側および外側回転体の何れか一方につまみを同軸に
結合して、このつまみの操作により内側および外側切欠
を一定の角度位置に揃えるようにしたダイアル機構と、
このダイアル機構の内側に一体的に結合され、ラッチ収
納スリットおよびばね収納洞を連設したホルダと、この
ホルダのラッチ収納スリットに収納、案内され、ばね収
納洞内のラッチばねの弾力により、頭部がホルダ外に突
出する方向に付勢されたラッチとを有し、このラッチお
よびホルダの何れか一方に上記回転体の回動軸に垂直な
案内スリットを形成し、他方にこの案内スリット中で回
動できるガイドピンを設けて、これら案内スリットおよ
びガイドピンを摺動可能に係合させたものにおいて、上
記ラッチ収納スリットおよびばね収納洞間の隔壁に緩衝
体を埋設し、その一端がラッチ収納スリット内に突出す
るようにしたことを特徴とする。
立に回動できるように、かつ同軸に支承された内側およ
び外側回転体の外周部に、内側および外側切欠をそれぞ
れ形成し、これら内側および外側回転体の何れか一方に
つまみを同軸に結合して、このつまみの操作により内側
および外側切欠を一定の角度位置に揃えるようにしたダ
イアル機構と、このダイアル機構の内側に一体的に結合
され、ラッチ収納スリットおよびばね収納洞を連設した
ホルダと、このホルダのラッチ収納スリットに収納、案
内され、ばね収納洞内のラッチばねの弾力により、頭部
がホルダ外に突出する方向に付勢されたラッチとを有
し、このラッチおよびホルダの何れか一方に上記回転体
の回動軸に垂直な案内スリットを形成し、他方にこの案
内スリット中で回動できるガイドピンを設けて、これら
案内スリットおよびガイドピンを摺動可能に係合させた
ものにおいて、上記ラッチ収納スリットを保つホルダ実
体部をラッチ収納スリットの厚さ方向に貫通する緩衝体
を設け、その一端を、ガイドピンに関しラッチの頭部と
は反対側におけるラッチ収納スリット内に突出させると
共に、ラッチの一部を薄くして緩衝体の一端と干渉しな
いようにし、また、ラッチの薄肉部および厚肉部間の段
部が緩衝体の一端と係合するとき、ラッチ収納スリット
およびばね収納洞間の隔壁とラッチの側端縁との間に間
隙が保たれるようにしたことを特徴とする。
互に独立に回動できるように、かつ同軸に支承された内
側および外側回転体の外周部に、内側および外側切欠を
それぞれ形成し、これら内側および外側回転体の何れか
一方につまみを同軸に結合して、このつまみの操作によ
り内側および外側切欠を一定の角度位置に揃えるように
したダイアル機構と、このダイアル機構の内側に一体的
に結合され、ラッチ収納スリットおよびばね収納洞を連
設したホルダと、このホルダのラッチ収納スリットに収
納、案内され、ばね収納洞内のラッチばねの弾力によ
り、頭部がホルダ外に突出する方向に付勢されたラッチ
とを有し、このラッチおよびホルダの何れか一方に上記
回転体の回動軸に垂直な案内スリットを形成し、他方に
この案内スリット中で回動できるガイドピンを設けて、
これら案内スリットおよびガイドピンを摺動可能に係合
させたものにおいて、上記ラッチ収納スリットを保つホ
ルダ実体部をラッチ収納スリットの厚さ方向に貫通する
ように案内されたクリックピンを設け、これをその一端
がラッチ収納スリット内に突出する方向に付勢し、一
方、クリックピンの一端と干渉するラッチの表面に、案
内スリットと平行な案内溝を形成し、他方、ラッチが回
動したときクリックピンの一端に整合するラッチの表面
にクリック凹みを形成したことを特徴とする。
えたダイアル錠においては、解錠時係止片から解放さ
れ、ラッチばねの弾力によって復元方向に回動するラッ
チの側端縁が、ラッチ収納スリットとばね収納洞間の隔
壁に激突する前に、緩衝体の一端に衝突する。そのた
め、ラッチの運動エネルギーの大部分が緩衝体に吸収さ
れ、衝撃音が発生せず、少なくとも大幅に緩和される。
置を備えたダイアル錠においては、解錠時係止片から解
放され、ラッチばねの弾力によって復元方向に回動する
ラッチの表面に形成された段部が、ラッチの側端縁がラ
ッチ収納スリットとばね収納洞間の隔壁に激突する前
に、ラッチ収納スリット内に側方から突出した緩衝体の
一端に衝突する。そのため、上記請求項1に記載の発明
による消音装置と同様に、ラッチの運動エネルギーの大
部分が緩衝体に吸収され、衝撃音が発生せず、少なくと
も大幅に緩和される。
消音装置を備えたダイアル錠においては、解錠後例えば
郵便受けの蓋板を開けると、ラッチは係止片から回転モ
ーメントを受け回動する(図4参照)。このとき、クリ
ックピンが案内溝からクリック凹みに移動する。そのた
め、クリックピンとクリック凹みとの係合により、ラッ
チの回動角度位置が準安定的に保たれるので、蓋板を開
けてもラッチは動かず、したがって衝撃音は発生しな
い。
と、係止片がラッチの頭部に形成された傾斜端縁側から
ラッチに当接し、ラッチを復元方向に回動させる。ま
た、このとき、係止片と傾斜端縁との間に生じるくさび
作用により、ラッチはホルダ内に押し込まれる方向にも
外力を受ける。したがって、クリック凹みの形状や大き
さによってラッチの動きが種々に変化するが、何れにし
てもラッチの回動によりクリックピンはクリック凹みか
ら案内溝に移行する。クリックピンが案内溝と係合した
後は、上記くさび作用によって、ラッチは案内スリット
に沿ってホルダ内に押し込まれる方向に移動する。そし
て、ラッチの頭部の先端が係止片を乗り越えると、ラッ
チばねの弾力により、ラッチの頭部はホルダ外に突出し
て係止片に内側から係合し蓋板を錠止する。
例を説明する。
一実施例による消音装置を示し、これらの図において符
号22は緩衝体を示す。
ばゴム、軟質プラスチック又は皮革などの弾性材質のプ
ラグ状体で、ホルダ13のラッチ収納スリット13aと
ばね収納洞13bとの間の隔壁23を前後方向(図5で
左右方向)に貫通する緩衝体収納孔(付番せず)に嵌合
している。そして、その一端はラッチ収納スリット13
a内に突出しており、他端はばね収納洞13b内のラッ
チばね16にバックアップされている。
号を付した部分は図1と均等な部分を示す。
アル錠解錠時隔壁23に激突しようとするラッチ5の側
端縁に緩衝体22が当接し、ラッチ5の運動エネルギー
を弾性変形等の形態で吸収して衝撃音を緩和するのは前
記したとおりである。
を示し、この実施例は、隔壁23に形成された有底の緩
衝体収納孔24に、プラグ状の緩衝体22と緩衝ばね2
5とを装着したものである。
機能を緩衝ばね25が担持しているから、緩衝体の材質
を比較的硬くして緩衝体22の寿命を延長できる他、緩
衝体22と緩衝体収納孔24との摩擦を利用して衝撃を
吸収できる、という別の利点が生じる。
実施例を示し、この実施例は、ホルダ13の隔壁23を
弦方向に貫通する緩衝体収納孔24に、全体の形状が略
ウ冠形の緩衝体22を挿着したものである。なお、緩衝
体22の材質を例えばゴム等の弾性材料とし、緩衝体収
納孔24に挿入するとき、緩衝体22を弾性変形させ
て、ラッチ収納スリット13a(図1参照)に突出する
部分を引っ込ませるものとする。
寸法を大きくすることができるから、ラッチによる衝撃
の際に生じる応力を小さくでき、緩衝体22の寿命を延
長できる、という利点がある。
の一実施例による消音装置を示し、これらの図において
符号22は緩衝体を示す。
スチックなどの弾性材料が好適で、図示の実施例におけ
るものは段付に成形され、ラッチ収納スリット13aを
保つホルダ13の実体部をラッチ収納スリット13aの
厚さ方向に貫通する緩衝体収納孔24に摺動可能に嵌装
され、外ケース12(図1参照)と緩衝体22との間に
弾装された付勢ばね26の弾力により、ラッチ5方向に
付勢されている。
示すように、ガイドピン15に関しラッチ5の頭部とは
反対側におけるラッチ収納スリット13a内に突出して
いる。
対向する側のラッチ5の表面の一部は緩衝体との干渉を
防止するため薄くなっており、そのためラッチ5の表面
に形成された段部は、ラッチばね16の弾力により、緩
衝体22の一端に弾接している。なお、ラッチ5の段部
が緩衝体22の一端に弾接しているとき、前記隔壁23
とラッチ5の側端縁との間に間隙d(図10)が保たれ
るように各部の形状、寸法を設定するものとする。
発明による消音装置は、解錠時図4に実線で示すように
回動したラッチ5が、ラッチばね16の弾力により復元
方向に回動するとき、ラッチ5の側端縁が隔壁23に激
突する以前にラッチの段部が緩衝体22の一端に衝突
し、緩衝体22の剪断方向の弾性変形等によりラッチ5
の運動エネルギーが吸収されることは前記したとおりで
ある。
による消音装置の要部を示し、同図において符号27は
クリックピンを示す。
記載の発明における緩衝体22(図10参照)と同様
に、ラッチ収納スリットを保つホルダ実体部を貫通する
クリックピン孔(図示せず)に摺動可能に嵌装され、ク
リックばね28の弾力によってラッチ5に近接する方向
に付勢されている。
左端)と干渉するラッチ5の表面には、案内スリット5
aと平行な案内溝29が形成されている。また、ラッチ
5が回動したとき、クリックピン27の一端に整合する
ラッチ5の表面にはクリック凹み30が形成されてい
る。図11に示す実施例においては、このクリック凹み
30は案内溝29と平行な溝となっているが、ガイドピ
ン15が案内スリット5aの下端開口縁と摺接する通常
の作動においては、ラッチ5はガイドピン15を中心と
する円運動をするから、クリック凹み30はすり鉢状の
ものであってもよい。
発明による消音装置を備えたダイアル錠においては、図
12に示す解錠および開扉時、ラッチ5の回動に伴って
クリックピン27の一端が案内溝29から出てクリック
凹み30に係入しており、そのためラッチ5は、図12
に示すように、回動角度位置を準安定的に保っている。
なお、このクリックピン27とクリック凹み30との係
合によって保たれるラッチ5の回動角度位置は、図4に
実線で示すように一杯に回動した位置ではなく、図4に
点線で示す施錠角度位置と実線で示す角度位置との中間
の角度位置にするのが望ましく、そうなるようにラッチ
5の表面におけるクリック凹み30の形成位置を設定す
るものとする。その理由は、ラッチ5の頭部を外ケース
12から少し突出させておかないと、閉扉時後述するラ
ッチ5と係止片21(図13参照)との係合が確実に行
なわれないからである。
と、郵便受け18の係止片21が相対的にラッチ5に近
接してその頭部の傾斜端縁に当接する。その結果、ラッ
チ5は図13の矢印方向(時計方向)に回転モーメント
を受け、クリックピン27(図11)はクリック凹み3
0から案内溝29に移動する。
と、図14に示すように、ラッチ5の傾斜端縁と係止片
21との間のくさび作用により外ケース12(ホルダ1
3)内に押し込まれる。
チ5の先端が係止片21を乗り越え、図15に示すよう
に、ラッチばね16(第1図)の弾力によりラッチ5が
外ケース12外に突出し、係止片21に内側から係合し
て蓋板19を錠止する。
き、ラッチ5は係止片21により図15で反時計方向に
回転モーメントを受け、図4に実線で示す位置にまで回
動するが、ラッチ5が係止片21を乗り越えて郵便受け
外に出ると、ラッチばね16の弾力により復元方向に回
動する。しかし、その回動の途中でクリックピン27が
クリック凹み30に落ち込み、図12に示すラッチの回
動位置が準安定的に保たれるので衝撃音が発生しないこ
とは前記したとおりである。
れるダイアル錠のラッチは、ラッチ側に案内スリットが
形成されているが、これはホルダにスリットあるいは溝
を形成し、ラッチにガイドピンを突設して、このガイド
ピンをホルダのスリットに係合させてもよいことは勿論
である。
内筒及び外筒は入子状に嵌合するように構成されている
が、他の型式のダイアル錠においては、これらの内筒お
よび外筒の代りに、回動軸線に沿って並設された1対の
円板状の回転体が用いられており、かかるダイアル錠に
も本発明が適用できるのは勿論である。
ル機構は、回転板8の第1係合片8b(図2)と外筒2
の第2係合片2b(図1)とが直接係合する。そのた
め、前記第一のダイアル操作が時計方向か反時計方向か
によって外筒の回動角度が異なる。それは、第1および
第2係合片8bおよび2bを見込む角度が零ではないか
らである。これを防止するため、従来知られているある
種のダイアル錠は、図16に示すように、内筒1の小径
部に調整リング31を嵌装し、その切欠31aに第1係
合片8b(図2)を遊動可能に係合させ、反対側の突起
31bを第2係合片2bと干渉させて、つまみの時計方
向と反時計方向の回動方向によって突起31bの回動角
度を変え、もって外筒2の回動角度を同じくするように
構成されている。本発明は、かかるダイアル機構の相違
には関係なく実施できることは言うまでもない。
1および2に記載の発明による消音装置は、解錠時のラ
ッチの復元方向への回動の終端付近においてラッチを緩
衝体に衝突させるようにしたので、緩衝体の弾性変形等
によってラッチの運動エネルギーを吸収でき、その結果
ラッチの復元時の衝撃音を消すことができ、少なくとも
大幅に緩和できる、という効果を奏する。
置は、解錠時、ラッチの復元方向の回動の途中で、ラッ
チをクリックピン及びクリック凹みの係合により回動角
度位置に係止してしまうので、衝撃音を消すことができ
る、という効果を奏する。
図。
を示す一部断面図。
置の断面図。
装置の断面図。
装置の一部断面底面図。
置の断面図。
装置の主要な構成部材を展開して示す外観斜視図。
たダイアル錠の装着例を示す平面図で、郵便受けの蓋板
が開いている状態を示す。
面図。
示す平面図。
平面図。
視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 相互に独立に回動できるように、かつ同
軸に支承された内側および外側回転体の外周部に、内側
および外側切欠をそれぞれ形成し、これら内側および外
側回転体の何れか一方につまみを同軸に結合して、この
つまみの操作により内側および外側切欠を一定の角度位
置に揃えるようにしたダイアル機構と、このダイアル機
構の内側に一体的に結合され、ラッチ収納スリットおよ
びばね収納洞を連設したホルダと、このホルダのラッチ
収納スリットに収納、案内され、ばね収納洞内のラッチ
ばねの弾力により、頭部がホルダ外に突出する方向に付
勢されたラッチとを有し、このラッチおよびホルダの何
れか一方に上記回転体の回動軸に垂直な案内スリットを
形成し、他方にこの案内スリット中で回動できるガイド
ピンを設けて、これら案内スリットおよびガイドピンを
摺動可能に係合させたものにおいて、上記ラッチ収納ス
リットおよびばね収納洞間の隔壁に緩衝体を埋設し、そ
の一端がラッチ収納スリット内に突出するようにしたこ
とを特徴とするダイアル錠の消音装置。 - 【請求項2】 相互に独立に回動できるように、かつ同
軸に支承された内側および外側回転体の外周部に、内側
および外側切欠をそれぞれ形成し、これら内側および外
側回転体の何れか一方につまみを同軸に結合して、この
つまみの操作により内側および外側切欠を一定の角度位
置に揃えるようにしたダイアル機構と、このダイアル機
構の内側に一体的に結合され、ラッチ収納スリットおよ
びばね収納洞を連設したホルダと、このホルダのラッチ
収納スリットに収納、案内され、ばね収納洞内のラッチ
ばねの弾力により、頭部がホルダ外に突出する方向に付
勢されたラッチとを有し、このラッチおよびホルダの何
れか一方に上記回転体の回動軸に垂直な案内スリットを
形成し、他方にこの案内スリット中で回動できるガイド
ピンを設けて、これら案内スリットおよびガイドピンを
摺動可能に係合させたものにおいて、上記ラッチ収納ス
リットを保つホルダ実体部をラッチ収納スリットの厚さ
方向に貫通する緩衝体を設け、その一端を、ガイドピン
に関しラッチの頭部とは反対側におけるラッチ収納スリ
ット内に突出させると共に、ラッチの一部を薄くして緩
衝体の一端と干渉しないようにし、また、ラッチの薄肉
部および厚肉部間の段部が緩衝体の一端と係合すると
き、ラッチ収納スリットおよびばね収納洞間の隔壁とラ
ッチの側端縁との間に間隙が保たれるようにしたことを
特徴とするダイアル錠の消音装置。 - 【請求項3】 相互に独立に回動できるように、かつ同
軸に支承された内側および外側回転体の外周部に、内側
および外側切欠をそれぞれ形成し、これら内側および外
側回転体の何れか一方につまみを同軸に結合して、この
つまみの操作により内側および外側切欠を一定の角度位
置に揃えるようにしたダイアル機構と、このダイアル機
構の内側に一体的に結合され、ラッチ収納スリットおよ
びばね収納洞を連設したホルダと、このホルダのラッチ
収納スリットに収納、案内され、ばね収納洞内のラッチ
ばねの弾力により、頭部がホルダ外に突出する方向に付
勢されたラッチとを有し、このラッチおよびホルダの何
れか一方に上記回転体の回動軸に垂直な案内スリットを
形成し、他方にこの案内スリット中で回動できるガイド
ピンを設けて、これら案内スリットおよびガイドピンを
摺動可能に係合させたものにおいて、上記ラッチ収納ス
リットを保つホルダ実体部をラッチ収納スリットの厚さ
方向に貫通するように案内されたクリックピンを設け、
これをその一端がラッチ収納スリット内に突出する方向
に付勢し、一方、クリックピンの一端と干渉するラッチ
の表面に、案内スリットと平行な案内溝を形成し、他
方、ラッチが回動したときクリックピンの一端に整合す
るラッチの表面にクリック凹みを形成したことを特徴と
するダイアル錠の消音装置。
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JP03122093A JP3139629B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | ダイアル錠の消音装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03122093A JP3139629B2 (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | ダイアル錠の消音装置 |
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