JPH0545726Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0545726Y2 JPH0545726Y2 JP7241887U JP7241887U JPH0545726Y2 JP H0545726 Y2 JPH0545726 Y2 JP H0545726Y2 JP 7241887 U JP7241887 U JP 7241887U JP 7241887 U JP7241887 U JP 7241887U JP H0545726 Y2 JPH0545726 Y2 JP H0545726Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- slider
- operating piece
- striker
- swinging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は自動車等のグローブボツクスのロツク
装置におけるガタツキ音の防止機構に関するもの
である。
装置におけるガタツキ音の防止機構に関するもの
である。
（従来技術）
従来、操作片の押し操作で該操作片と係合する
揺動片を介してスライダを下動させ、ボツクス側
のストライカとの係合を解くタイプのグローブボ
ツクスのロツク装置においては、揺動片の略中央
部が本体ケースの背面に軸支され、その一端がス
ライダの背面に設けられたスライダピンの上部に
非付勢状態で載置されており、その他端が前記操
作片と係合するように構成されている。
揺動片を介してスライダを下動させ、ボツクス側
のストライカとの係合を解くタイプのグローブボ
ツクスのロツク装置においては、揺動片の略中央
部が本体ケースの背面に軸支され、その一端がス
ライダの背面に設けられたスライダピンの上部に
非付勢状態で載置されており、その他端が前記操
作片と係合するように構成されている。
（考案が解決しようとする問題点）
上記のような構造のグローブボツクスのロツク
装置において、グローブボツクスの開閉蓋を閉蓋
するにあたつては、開状態の開閉蓋をボツクス側
に押しつけると蓋体側のスライダとボツクス側の
ストライカが衝接し、スライダがストライカによ
り下方に押し込められてストライカが蓋体側フツ
ク部に保持されると再びスライダが上動すること
により閉蓋されるが、上述のスライダがストライ
カにより下方へ押し込められる際に前記揺動片の
一端がフリーの状態になるため本体ケース等に接
触し、ガタツキ音が生じるという問題点があつ
た。
装置において、グローブボツクスの開閉蓋を閉蓋
するにあたつては、開状態の開閉蓋をボツクス側
に押しつけると蓋体側のスライダとボツクス側の
ストライカが衝接し、スライダがストライカによ
り下方に押し込められてストライカが蓋体側フツ
ク部に保持されると再びスライダが上動すること
により閉蓋されるが、上述のスライダがストライ
カにより下方へ押し込められる際に前記揺動片の
一端がフリーの状態になるため本体ケース等に接
触し、ガタツキ音が生じるという問題点があつ
た。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記のような問題点を解決すること
を目的とし、操作片の押し方向と反対方向に該操
作片を付勢する巻ばねの端部を前記揺動片の下面
に係合させスライダの突出方向に該揺動片を付勢
するようにしたものである。
を目的とし、操作片の押し方向と反対方向に該操
作片を付勢する巻ばねの端部を前記揺動片の下面
に係合させスライダの突出方向に該揺動片を付勢
するようにしたものである。
（実施例）
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本考案に係るグローブボツクスのロツ
ク装置の背面図、第２図は第１図の−断面
図、第３図は第１図の−断面図、第４図は第
１図の正面図である。
ク装置の背面図、第２図は第１図の−断面
図、第３図は第１図の−断面図、第４図は第
１図の正面図である。
図中、Ａで示すグローブボツクスのロツク装置
は車両のグローブボツクスの開閉蓋に装着され、
該開閉蓋の表側に設けられた本体ケース１と、裏
側に設けられスライダ９を収納するスライダケー
ス７とが一体形成されたものである。
は車両のグローブボツクスの開閉蓋に装着され、
該開閉蓋の表側に設けられた本体ケース１と、裏
側に設けられスライダ９を収納するスライダケー
ス７とが一体形成されたものである。
前記本体ケース１内には箱形の操作片２が横軸
方向に摺動自在に内装されている。該操作片２
は、本体ケース１の背面板１ａに設けられた突起
１ｂ（第２図）に巻回された巻ばね３の一端３ａ
が該操作片２の背面部に、他端３ｂが揺動片５の
下面に係止されることにより、該操作片２の押し
込み方向と逆方向に付勢されている。また、この
巻ばね３により揺動片５は常時スライダ９の突出
方向（第１図では上方）に付勢されている。前記
本体ケース１の背面板１ａには筒状のシリンダ錠
ケース４が設けられ、これに回転自在に内装され
たシリンダ錠ロータ４ａの背面には偏心ピン４ｂ
が植設されており、略Ｌ字形の揺動片５の略中央
部がプツシユナツト６を介してこの偏心ピン４ｂ
に軸支されている。該揺動片５の一端５ａは、背
面板１ａの側方に設けられたスライダケース７内
に巻ばね８を介して上下動自在に内装されたスラ
イダ９の前面に植設されたスライダピン９ａに当
接し、その他端５ｂはシリンダ錠ロータ４ａの開
錠位置では前記操作片２の背面に植設された突出
片１０に当接しており、この結果、前記操作片２
の押し操作でスライダ９を巻ばね８に抗して下動
できるようにしてある。また、シリンダ錠ロータ
４ａの施錠状態では、シリンダ錠ロータ４ａの回
動により偏心ピン４ｂが第１図に示す実線の位置
から二点鎖線の位置まで移動し、これに伴つて揺
動片５の他端５ｂは前記操作片２の押し操作によ
る突出片１０の作動軌跡上から離脱し、操作片２
を押し操作しても空振りするようにされている。
方向に摺動自在に内装されている。該操作片２
は、本体ケース１の背面板１ａに設けられた突起
１ｂ（第２図）に巻回された巻ばね３の一端３ａ
が該操作片２の背面部に、他端３ｂが揺動片５の
下面に係止されることにより、該操作片２の押し
込み方向と逆方向に付勢されている。また、この
巻ばね３により揺動片５は常時スライダ９の突出
方向（第１図では上方）に付勢されている。前記
本体ケース１の背面板１ａには筒状のシリンダ錠
ケース４が設けられ、これに回転自在に内装され
たシリンダ錠ロータ４ａの背面には偏心ピン４ｂ
が植設されており、略Ｌ字形の揺動片５の略中央
部がプツシユナツト６を介してこの偏心ピン４ｂ
に軸支されている。該揺動片５の一端５ａは、背
面板１ａの側方に設けられたスライダケース７内
に巻ばね８を介して上下動自在に内装されたスラ
イダ９の前面に植設されたスライダピン９ａに当
接し、その他端５ｂはシリンダ錠ロータ４ａの開
錠位置では前記操作片２の背面に植設された突出
片１０に当接しており、この結果、前記操作片２
の押し操作でスライダ９を巻ばね８に抗して下動
できるようにしてある。また、シリンダ錠ロータ
４ａの施錠状態では、シリンダ錠ロータ４ａの回
動により偏心ピン４ｂが第１図に示す実線の位置
から二点鎖線の位置まで移動し、これに伴つて揺
動片５の他端５ｂは前記操作片２の押し操作によ
る突出片１０の作動軌跡上から離脱し、操作片２
を押し操作しても空振りするようにされている。
尚、前記本体ケース１の背面板１ａには、前記
操作片２の押し操作による突出片１０を横軸方向
に摺動させるための長孔１１が穿設され、前記ス
ライダケース７の前面にはスライダピン９ａを縦
軸方向へ摺動させるための縦長の長孔１２が、穿
設されている。また図中において、１３はストラ
イカ１５を保持するためのフツク部、１４はスト
ライカ１５のガタ防止用の弾性体からなるストツ
パーである。
操作片２の押し操作による突出片１０を横軸方向
に摺動させるための長孔１１が穿設され、前記ス
ライダケース７の前面にはスライダピン９ａを縦
軸方向へ摺動させるための縦長の長孔１２が、穿
設されている。また図中において、１３はストラ
イカ１５を保持するためのフツク部、１４はスト
ライカ１５のガタ防止用の弾性体からなるストツ
パーである。
次に本実施例の作用について説明する。
グローブボツクスの開閉蓋を閉蓋するに際し、
開状態の開閉蓋をボツクス側に押しつけると蓋体
側のスライダ９とボツクス側のストライカ１５が
衝接し、スライダ９がストライカ１５により下方
に押し込められてストライカ１５が蓋体側フツク
部１３に保持されると再びスライダ９が上動し開
閉蓋の閉蓋が完了する。このとき、スライダ９が
ストライカ１５により下方へ押し込められている
状態においても、前記巻ばね３の他端３ｂが揺動
片５の下面に係合し揺動片５の一端５ａを上方へ
付勢しているので、揺動片５はガタツクことな
く、ガタツキ音の発生を防止できる。
開状態の開閉蓋をボツクス側に押しつけると蓋体
側のスライダ９とボツクス側のストライカ１５が
衝接し、スライダ９がストライカ１５により下方
に押し込められてストライカ１５が蓋体側フツク
部１３に保持されると再びスライダ９が上動し開
閉蓋の閉蓋が完了する。このとき、スライダ９が
ストライカ１５により下方へ押し込められている
状態においても、前記巻ばね３の他端３ｂが揺動
片５の下面に係合し揺動片５の一端５ａを上方へ
付勢しているので、揺動片５はガタツクことな
く、ガタツキ音の発生を防止できる。
（考案の効果）
本考案は、上述のように操作片をその押し込み
方向と反対方向に付勢している巻ばねの一端を揺
動片の下面に係止させ、揺動片の一端を常時上方
へ付勢させるようにしたので、揺動片とスライダ
ピンとの係合が解かれた際にも、揺動片がフリー
の状態とはならず、揺動片が本体ケース等に接触
しガタツキ音が生じるのを防止できるというすぐ
れた効果を有する。
方向と反対方向に付勢している巻ばねの一端を揺
動片の下面に係止させ、揺動片の一端を常時上方
へ付勢させるようにしたので、揺動片とスライダ
ピンとの係合が解かれた際にも、揺動片がフリー
の状態とはならず、揺動片が本体ケース等に接触
しガタツキ音が生じるのを防止できるというすぐ
れた効果を有する。
第１図は本考案に係るグローブボツクスのロツ
ク装置の背面図、第２図は第１図の−断面
図、第３図は第１図の−断面図、第４図は第
１図の正面図である。 ２……操作片、３……巻ばね、３ａ……一端、
３ｂ……他端、４ａ……シリンダ錠ロータ、４ｂ
……偏心ピン、５……揺動片、９……スライダ、
９ａ……スライダピン、１０……突出片、１５…
…ストライカ。
ク装置の背面図、第２図は第１図の−断面
図、第３図は第１図の−断面図、第４図は第
１図の正面図である。 ２……操作片、３……巻ばね、３ａ……一端、
３ｂ……他端、４ａ……シリンダ錠ロータ、４ｂ
……偏心ピン、５……揺動片、９……スライダ、
９ａ……スライダピン、１０……突出片、１５…
…ストライカ。
Claims (1)
- 操作片の押し操作で該操作片と係合する揺動片
を介してスライダを下動させ、ボツクス側のスト
ライカとの係合を解き開蓋操作を可能とするグロ
ーブボツクスのロツク装置において、前記操作片
の押し方向と反対方向に該操作片を付勢する巻ば
ねの端部を前記揺動片の下面に係合させ、スライ
ダの突出方向に該揺動片を付勢させたことを特徴
とするグローブボツクスのロツク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7241887U JPH0545726Y2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7241887U JPH0545726Y2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63184871U JPS63184871U (ja) | 1988-11-28 |
| JPH0545726Y2 true JPH0545726Y2 (ja) | 1993-11-25 |
Family
ID=30915846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7241887U Expired - Lifetime JPH0545726Y2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545726Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-14 JP JP7241887U patent/JPH0545726Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63184871U (ja) | 1988-11-28 |
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