JP3136316B2 - 床パネル - Google Patents

床パネル

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JP3136316B2
JP3136316B2 JP11157698A JP15769899A JP3136316B2 JP 3136316 B2 JP3136316 B2 JP 3136316B2 JP 11157698 A JP11157698 A JP 11157698A JP 15769899 A JP15769899 A JP 15769899A JP 3136316 B2 JP3136316 B2 JP 3136316B2
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桂樹 柘植
康博 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二重床を構成する
フリーアクセスフロアーに使用する床パネルに関し、建
築床面の不陸に対応でき、ガタツキ感を無くしながら敷
設でき、且つ適宜大きさに切断可能な床パネルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、床面の中央部から床パネルを敷設
した場合、部屋の端部と成るボーダー位置では、基本単
位の床パネルを敷設する幅が得られない狭い幅と成るこ
とが一般的であり、その箇所を敷設するために基本単位
の床パネルの幅より狭い数種類の大きさのパターンを持
った全体形状の異なる床パネルを予め用意していた。ま
た、床面の不陸に対応できるフリーアクセスフロアーに
使用される床パネルとしては、各床パネルを、独立した
ブロック体形状の単位支持要素を相互間に微小間隔を設
けて縦及び横方向に並べて構成し、上記隣接する単位支
持要素の下縁或いは上縁同士を可撓性を出すために厚さ
を薄くした薄板樹脂ヒンジ部で屈曲可能に連結して形成
され、相互にヒンジ結合された各単位支持要素が床面の
不陸に応じて上下することにより、床面の不陸に沿って
床パネルを敷設できるように構成されているいわゆる置
敷タイプの床パネルが知られている。この種の床パネル
にあっては、上記薄板樹脂ヒンジ部をカッター等の切断
具によって適宜切断し、床パネルを小さくし、上記狭い
幅のボーダー部に対応していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ボーダ
ー部の狭い幅を想定して何種類かの床パネルを用意する
ことは、床パネルの製造、管理、施工等の面でコストア
ップと成っていた。他方、薄板樹脂ヒンジ部で連結する
タイプは、上記単位支持要素の下縁部或いは上縁部相互
を、可撓性を有する連続した薄板樹脂ヒンジ部で全面連
結されているために、薄板樹脂ヒンジ連結部に添った縦
或いは横方向での可撓性は得られるが、単位支持要素の
対角線方向等の斜め方向での不陸に対する追従性は無か
った。また、床面の不陸によって生じる単位支持要素相
互間の間隔の調整は、薄板樹脂ヒンジ部の伸縮によって
行われることになり、従って、上面部での単位支持要素
間の間隔に大小が生じ、その結果床パネル上面部での長
さ寸法に微細な変化が生じ、仕上げ材の寸法にも影響を
与えるものであった。
【0004】更に、床面のボーダー位置で、基本単位の
大きさの床パネルを利用して敷設することができるよう
に、単位支持要素間の薄板樹脂ヒンジ部を切断すること
により、様々な幅のボーダー部に対応できるようにして
いるが、その場合には、当該薄板樹脂ヒンジ部全体を切
断する必要があり、その切断には適宜切断具により行わ
れることになり、切断に要する時間と同時に、その切断
面が綺麗にできないという欠点もあった。また、単位支
持要素の天板の厚さと薄板樹脂ヒンジ部の厚さとが異な
り、ヒンジ部は可撓性を得るために薄く形成しているの
で、製造時に該薄板樹脂ヒンジ部に成形材が流動し難い
という欠点もあった。更に、薄板樹脂ヒンジ部は、他の
部分より早期に収縮が生じることになり、他の厚い天板
や支持脚部分との間に内部応力の差が発生していた。
【0005】更に、ブロック体より成る単位支持要素
は、天板の下部が支持脚で囲まれた空間で構成されてい
るため、軽量で敷設等施工しやすい面はあるが、安定感
に乏しい欠点もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記欠点を解
決したもので、天板及び該天板を支持する支持脚とで単
位支持要素を形成し、該支持脚より外方へ突出形成した
天板の周縁部を隣接する他の単位支持要素の天板の突出
周縁部と微小間隔を形成して縦及び横方向に対向させて
並べ、該天板の突出周縁部間を該天板の厚さと略同一の
厚さと幅を有する適数個の連結ヒンジ部で連結したこと
を特徴とするフリーアクセスフロアーに使用する床パネ
ルを提供するものである。また、上記連結ヒンジ部の幅
を上面部側を狭く形成した断面形状としたことを特徴と
する床パネルを提供するものである。更に、上記単位支
持要素と連結ヒンジ部とを一体成形した樹脂製より成る
ことを特徴とする床パネルを提供するものである。ま
た、上記天板と支持脚とで囲まれた空間に、モルタル、
コンクリート等の硬化性流状物を充填したことを特徴と
する床パネルを提供するものである。更に、上記支持脚
先端部間をシート状の被覆体で囲繞して成ることを特徴
とする床パネルを提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るフリーアクセスフロ
アーに使用する床パネルは、建築床面上に生じているあ
らゆる方向の不陸に対応して変形可能に敷設できる床パ
ネルで、以下、実施例に基づいて説明する。 実施例1 図1は、本発明の床パネル1の全体を示す平面図で、図
で示すように、該床パネル1は、多数の単位支持要素2
を縦及び横方向に微小間隔を設けて並べ、その隣接する
単位支持要素2相互を、その上部に於いて連結材3で連
結して成るものである。上記単位支持要素2は、図2の
裏面側から見た斜視図で示すように、床仕上げ面下地の
上面と成る天板4、該天板4を支持する支持脚5、天板
4の下面及び支持脚5の内側面に形成された補強リブ6
とより形成されている。
【0008】また、床パネル1の周縁部に位置する単位
支持要素2の端部には、図3で示すように、隣接する床
パネル1間に形成される配線溝の配線カバーを係止する
ために、該配線カバーの厚さに相当する段差部7及び適
宜係止手段8が形成されている。上記天板4の周縁部
は、図4及び図5で示すように、支持脚5より外方に突
出形成し、隣接する単位支持要素2間の微小間隔Wを形
成している。このことにより、一単位支持要素2の天板
4を支持する支持脚5の相互間隔を狭くすることがで
き、全体として上方からの荷重耐力をバランス良く分担
できるようにしている。 上記微小間隔Wの一部には、
隣接する単位支持要素2の天板4相互を、該天板4の厚
さと同一か略同一に近い厚さの連結材3と成る連結ヒン
ジ部9を形成している。本実施例では、隣接する単位支
持要素2相互間で、その一片側で略等間隔で2箇所の連
結ヒンジ部9を形成している。
【0009】該連結ヒンジ部9の幅は、天板4と同一程
度の幅でよいが、図6で示すように、上面部で天板厚の
略1/2程度のD1幅、下面部で天板厚と略同一程度の
D2幅の断面台形或いは断面等脚台形等の形状のものも
採用される。上記構成とすることにより、所定の強度が
得られると同時に、切断も容易に行えるものを得ること
ができる。実施例のものは、天板4が約2mm厚のた
め、連結ヒンジ部9の厚さ、幅もそれに準じたものが使
用される。これら連結ヒンジ部9の数及び厚さや幅は本
発明の目的を達成する範囲内で適宜箇所、形状及び寸法
のものを選択することが可能である。
【0010】上記床パネル1は、図7で示すように、所
定の床面に敷き詰めたとき、その端部等のボーダー部に
生じる規格外の間隙Hに敷き詰めることを可能とするた
め、上記床パネル1をその間隙に合うように連結ヒンジ
部9を切断して適宜大きさの床パネルとし、ボーダー部
の床パネル10として使用する。なお、さらに生じてい
る壁面との微小間隔は、見切り材等の適宜な手段によっ
て調整被覆する等により閉塞することができる。上記切
断は、カッター等の切断具を使用して連結ヒンジ部9の
みを切断するだけで良いので簡単に行うことができる。
また、図8で示すように、天板4上に平板状の部材11
を当てがい、外方に位置する数列の単位支持要素2を、
該平板状部材11の側端部を支点として持ち上げること
により、連結ヒンジ部9を切断することもできる。
【0011】実施例2 図9は、天板4を支持する支持脚5間の空間12にモル
タル、コンクリート等の硬化性流状物13を充填させた
ものである。床パネル1を裏返しし、天板4と支持脚5
とを永久型枠の役割をさせることにより、特に型枠等の
別体を用意することなく硬化性流状物13を充填させる
ことができる。図10は、支持脚5の先端相互間にシー
ト状の蓋14で被覆し、該蓋14に形成された適宜孔1
5より硬化性流状物16を充填させたものである。この
シート状の蓋14により、床面との接触を良好とするこ
とができる。上記実施例により、安定感のある床パネル
を得ることができるものである。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
隣接する単位支持要素の上縁部間に該単位支持要素の天
板の厚さと同等程度の厚さと幅の連結部を適数個形成し
ているので、単位支持要素を縦横に並べて形成した床パ
ネル全体として、床面の不陸に対して充分な可撓性が得
られるものである。特に、連結部が間欠状態で上面部で
連結配設されているため、従来の連続状態の帯状薄板樹
脂ヒンジ部と異なり、単位支持要素間の拘束力は狭い幅
の連結部のみとなり、従って、床パネルの対角線方向等
の斜め方向での可撓性も得られ、床面の様々な方向での
不陸に対応できるものである。
【0013】また、床面の不陸によって生じる床パネル
の調整は、薄板樹脂ヒンジ部の伸縮によらずに、主とし
て単位支持要素の折り曲げ移動によって行われることに
なり、従って、上面部での単位支持要素間の間隔に広狭
が生じ難く、その結果床パネル上面部での長さ寸法の変
化が少なく、仕上げ材の寸法に影響を与えることが少な
くなった。また、従来の薄板樹脂ヒンジ部は、必要以上
に可撓性があるため、該箇所を必要に応じて折り曲げ切
断をしようとしても不可能であったが、本発明のもの
は、切断具等の切断手段を使用することなく、折り曲げ
切断をすることも可能と成った。更に、切断具を使用し
て切断する場合に於いても、当該狭い幅の連結部のみを
切断すれば良いので、切断に要する時間を大幅に短縮で
き、施工が容易と成った。
【0014】また、従来のものは、単位支持要素の天板
の厚さとヒンジ部の厚さが異なり、ヒンジ部を薄く形成
していたので、製造時に該薄板樹脂ヒンジ部に成形材が
流動し難く、製造上難しい面があった。更に、従来の薄
板樹脂ヒンジ部は、他の部分より早期に収縮が生じるこ
とになり、部材間に内部応力の差が発生していたが、本
発明は単位支持要素とヒンジ部との厚さが略一致してい
るので、そのような内部応力に差の生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフリーアクセスフロアー用床パネルの
一実施例の平面図。
【図2】単位支持要素の裏面側一部切断斜視図。
【図3】本発明のフリーアクセスフロアー用床パネルの
一実施例の斜視図。
【図4】単位支持要素相互の連結部の側断面図。
【図5】単位支持要素相互の連結部の側断面図。
【図6】単位支持要素相互の連結部の断面図。
【図7】本発明のフリーアクセスフロアー用床パネルを
床面に敷設した状態のボーダー部の断面図。
【図8】本発明のフリーアクセスフロアー用床パネルを
折り曲げている状態を示す側面図。
【図9】単位支持要素相互の連結部の他の実施例の側断
面図。
【図10】単位支持要素相互の連結部の他の実施例の側
断面図。
【符号の説明】
1・・床パネル 2・・単位支持要素 3・・連結材 4・・天板 5・・支持脚 6・・補強リブ 7・・段差部 8・・係止手段 9・・連結ヒンジ部 10・・ボーダー床パネル 11・・平板状部材 12・・空間 13、16・・硬化性流状物 14・・蓋 15・・孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−55562(JP,A) 特開 平6−317004(JP,A) 実開 昭63−117949(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/024 602

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板及び該天板を支持する支持脚とで単位
    支持要素を形成し、該支持脚より外方へ突出形成した天
    板の周縁部を隣接する他の単位支持要素の天板の突出周
    縁部と微小間隔を形成して縦及び横方向に対向させて並
    べ、該天板の突出周縁部間を該天板の厚さと略同一の厚
    さと幅を有する適数個の連結ヒンジ部で連結したことを
    特徴とするフリーアクセスフロアーに使用する床パネ
    ル。
  2. 【請求項2】連結ヒンジ部の幅を上面部側を狭く形成し
    た断面形状としたことを特徴とする請求項1に記載の床
    パネル。
  3. 【請求項3】単位支持要素と連結ヒンジ部とを一体成形
    した樹脂製より成ることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の床パネル。
  4. 【請求項4】天板と支持脚とで囲まれた空間に、モルタ
    ル、コンクリート等の硬化性流状物を充填したことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の床パネル。
  5. 【請求項5】各単位支持要素の支持脚先端部間をシート
    状の被覆体で囲繞して成ることを特徴とする請求項4に
    記載の床パネル。
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