JP2791117B2 - フロアパネル - Google Patents

フロアパネル

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JP2791117B2
JP2791117B2 JP1191016A JP19101689A JP2791117B2 JP 2791117 B2 JP2791117 B2 JP 2791117B2 JP 1191016 A JP1191016 A JP 1191016A JP 19101689 A JP19101689 A JP 19101689A JP 2791117 B2 JP2791117 B2 JP 2791117B2
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floor panel
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裕正 中
武彦 奥島
隆夫 奥村
辰夫 庄司
哲生 飛川
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、基準床面に敷設されて二重床構造を構成す
るフロアパネルに関するものである。
(従来の技術) コンクリート床等の基準床面の上方に多数のフロアパ
ネルを敷設し、フロアパネルと基準床面との間にケーブ
ルや換気ダクト等を配設できる自由空間を確保した二重
床構造、すなわち、フリーアクセスフロアが知られてい
る。
上記フリーアクセスフロアパネルとしては、アルミダ
イキャスト製、あるいは、プレス成型された上面板と下
面板とを結合すると共に中空部に充填材を封入して形成
されたスチール製があり、正方形状に形成されたフロア
パネルの辺部が接触して床面に隙間のないように敷設さ
れるものが使用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来のフロアパネルにあっては、全体
的に寸法精度を極めて高くして形成しないと、敷設時
に、正確な位置決めがなされず、また、間隙ができ易い
状態となるため、ガタつきが生じたり、左右方向にずれ
あった場合に接触音が生じるという問題があった。ここ
で、アルミダイキャスト製のものにあっては、キャステ
ィング時に湯口跡が辺部に生じるため、これら辺部全域
に拡がる湯口跡を切削加工して寸法精度を出すことには
困難性があった。また、スチール製のものにあっては、
荷重等により周縁部が弾性的に動き、その接触によって
接触音が発生するという問題があった。さらに、隣合う
フロアパネルを非接触状態で配設すると共に、フロアパ
ネル間に生じた間隙にゴムパッキンを介在して敷設され
るものが知られているが(特開昭63−300171参照)、ゴ
ムパッキンの配設が一部に限られ、それらがばらばらに
弾性変形を起こすことにより、部分的にフロアパネルど
うしが接触する場合があるため、ゴムパッキンの介在部
分においては接触音の発生は防止されるが、それ以外の
領域では接触音が発生する場合があった。なお、この構
成では、水平方向に弾性変形分の移動量が許容され、水
平方向の力をフロアパネルで受けることができず、強固
な固定が困難であった。
そこで、本発明は、従来の技術の有するこのような問
題点に艦みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、隣接するフロアパネル間を正確にし、かつ、敷設
時における部分的な接触による床鳴りすなわち接触音の
発生を防止したフロアパネルを提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明によれば、 支持脚を介し基準床面上に敷設されて二重床構造を構
成するフロアパネルであって、該フロアパネルのそれぞ
れの角隅部に、隣接するフロアパネルと当接する突出部
を設け、前記突出部間に非接触領域を形成したフロアパ
ネルにおいて、 前記それぞれ角隅部は、隣接するフロアパネルの角隅
部とともに一つの支持脚によって支持されるようになさ
れており、 前記一つの支持脚によって支持される前記角隅部のそ
れぞれの下方には、前記一つの支持脚のパネル受け台の
環状溝と係合する係合部が形成されており、 前記一つの支持脚によって支持される前記角隅部のそ
れぞれの前記突出部は、その辺縁部どうしを隣接する突
出部と密着状に当接可能となされており、 前記一つの支持脚によって支持される前記角隅部のそ
れぞれは、該支持脚の前記パネヴ受け台のパネル押さえ
受けに係合可能なパネル押さえによって該支持脚に一体
的に締め付け固定可能となされている、 ことを特徴とするフロアパネルが提供される。
(作用) 本発明によるフロアパネルは、それぞれの角隅部が、
隣接するフロアパネルの角隅部とともに一つの支持脚に
よって支持される。例えば4枚のフロアパネルの互いに
隣接する4つの角隅部は、それぞれの角隅部に設けられ
た突出部の辺縁部どうしが互いに密着状に当接した状態
で、パネル押さえによって一つの支持脚に一体的に締め
付け固定される。
したがって、荷重を受けるなどの原因により、それぞ
れの角隅部に設けられた突出部の辺縁部どうしが相対的
にずれて接触音を発生させることはない。また、隣接す
るフロアパネルどうしが、上下方向の高さが不揃いにな
ったり、前後左右にずれたりする心配もない。
一方、それぞれのフロアパネルの突出部間には非接触
領域が形成されているので、フロアパネルの各辺部の中
央部分で歩行等の荷重による撓みが生じたとしても、隣
接するフロアパネルとの接触は回避することができ、し
たがって、床鳴りが発生することもない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は、本発明のフロアパネルの第一実
施例を示すもので、フロアパネル2は、例えば、アルミ
ニウム合金を使用してキャスティングにより製造され、
略正方形状に形成された上面板3の裏面4に、格子状に
補強リブ5が一体的に形成されている。
第1図に示されるように、フロアパネル2の各辺部6
のそれぞれの角隅部2aには辺縁部8を有する突出部7が
形成されている。この辺縁部8は寸法精度が高く形成さ
れ、敷接状態においては隣接するフロアパネル2に同様
に形成された突出部7の辺縁部8と密着状に接触するの
で、それらの間に間隙が生じることが防止され、フロア
パネル2は正確かつガタつきのない状態で設置される。
また、突出部7を支持脚上に配置して撓みが防止される
ように、その長さaは支持脚のパネル受け台の範囲にほ
ぼ等しく形成されている。そして、辺部6の中央部分
は、フロアパネル2の外周線からbだけ内方に後退して
形成された非接触領域とし、隣接するフロアパネル2と
の接触が防止され、歩行等の荷重による撓みによって接
触音が発生することを防止している。
フロアパネル2は、アルミダイキャストにより製造す
ることにより、突出部7の辺縁部8が正確、すなわち高
い寸法精度で形成される。また、辺部6の非接触領域を
しての後退部分9は高い寸法精度は不要であるため、ラ
フなプレスカットで容易に形成することができ、この時
同時に、辺部6に生じたキャスティング時の湯口跡が除
去される。
さて、第2図を参照すると、本発明のフロアパネル2
が適用されたフリーアクセスフロア1が示されている。
同図に示されるように、フリーアクセスフロア1は、複
数枚のフロアパネル2をコンクリート床等の基準床面10
上に支持脚11を介して敷接することにより構成されてい
る。
支持脚11は、上面中央部に雄ネジ部24を有する支持軸
25が一体的に設けられた受台基板26と、この支持軸25に
螺合され、フロアパネル2の角隅部2aが載置されるパネ
ル受け台27と、パネル受け台27と共にフロアパネル2の
角隅部2aを締め付けて固定するパネル押さえ28とで構成
されている。
第2図に示すように、それぞれのフロアパネル2の角
隅部2aは、隣接するフロアパネルの角隅部とともに一つ
の支持脚11によって支持されるようになされている。
フロアパネル2は、その角隅部2aの下方に形成された
係合部2bがパネル受け台27の環状溝部29に係合されると
共に、突出部7の辺縁部8どうしが密着状に当接した状
態で設置され、パネル押さえ28をパネル受け台27のパネ
ル押さえ受け30に係合させることによって、支持脚11上
に締め付け固定される。この時、突出部7はパネル受け
台27の範囲内に位置され、剛性が高められ、荷重等によ
って撓むことが防止されている。
また、フロアパネル2の着脱に際し、辺部6の後退部
分9より形成された間隙12に治具を挿入してフロアパネ
ル2を持ち上げることができ、検査時、あるいは補修時
におけるフロアパネルの開閉作業における容易性に優れ
ている。
なお、図中、14は、上面板3上に敷設されるタイルカ
ーペット等の床仕上げを示す。
第3図は、フロアパネルの第二実施例を示すもので、
スチール製のフロアパネル20が、上面板15と下面板16と
が一体的に接合され、両板15、16によって形成された中
空部に充填材23が密封されて構成されている。この場合
も前記第一実施例と同様に突出部17、後退部分18等が形
成され、同様の作用及び効果を有している。
フロアパネル20の周縁部19には、上面板15と下面床16
とにより断面コ字状に形成された溝部21が設けられ、そ
こにパッキン材22が配設されている。このため、フロア
パネル20の敷設状態において、突出部17の辺縁部23はパ
ッキン材22どうしが面接触し、また、後退部分18で形成
される非接触領域の間隙をパッキン22でふさぐようにな
っている。
(発明の効果) 本発明のフロアパネルによれば、それぞれの角隅部に
設けた突出部間には非接触領域が形成されているので、
フロアパネルの各辺部の中央部分で歩行等の荷重による
撓みが生じたとしても、隣接するフロアパネルとの接触
による床鳴りが発生することはない。また、一つの支持
脚によって支持される、各フロアパネルの角隅部は、該
角隅部に設けられた突出部の辺縁部どうしが互いに密着
状に当接した状態で、パネル押さえによって該一つの支
持脚に一体的に締め付け固定されることができるので、
それぞれの角隅部に設けられた突出部の辺縁部どうしが
相対的にずれて接触音を発生させることもない。
また、隣接するフロアパネルの角隅部どうしを一つの
支持脚に一体的に固定可能としたことにより、隣接する
フロアパネルどうしが、上下方向の高さが不揃いになっ
たり、前後左右にずれたりする心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のフロアパネルの第一実施例を示す斜
視図、 第2図は、第1図のフロアパネルが適用されたフリーア
クセスフロアの斜視図、 第3図は、本発明のフロアパネルの第二実施例を示す部
分斜視図である。 2……フロアパネル、 7……突出部、 9……後退部分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄司 辰夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 株式会社ナカ技術研究所内 (72)発明者 飛川 哲生 東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 株式会社ナカ技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭54−107131(JP,A) 実開 昭63−5141(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/024 601 E04F 15/024 603

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持脚を介し基準床面上に敷設されて二重
    床構造を構成するフロアパネルであって、該フロアパネ
    ルのそれぞれの角隅部に、隣接するフロアパネルと当接
    する突出部を設け、かつ、前記突出部間に非接触領域を
    形成したフロアパネルにおいて、 前記それぞれの角隅部は、隣接するフロアパネルの角隅
    部とともに一つの支持脚によって支持されるようになさ
    れており、 前記一つの支持脚によって支持される前記角隅部のそれ
    ぞれの下方には、前記一つの支持脚のパネル受け台の環
    状溝と係合する係合部が形成されており、 前記一つの支持脚によって支持される前記角隅部のそれ
    ぞれの前記突出部は、その辺縁部どうしを隣接する突出
    部と密着状に当接可能となされており、 前記一つの支持脚によって支持される前記角隅部のそれ
    ぞれは、該支持脚の前記パネル受け台のパネル押さえ受
    けに係合可能なパネル押さえによって該支持脚に一体的
    に締め付け固定可能となされている、 ことを特徴とするフロアパネル。
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