JP3135445B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3135445B2
JP3135445B2 JP06023687A JP2368794A JP3135445B2 JP 3135445 B2 JP3135445 B2 JP 3135445B2 JP 06023687 A JP06023687 A JP 06023687A JP 2368794 A JP2368794 A JP 2368794A JP 3135445 B2 JP3135445 B2 JP 3135445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特に、通信モードとして半二重通信および全二重通
信とが選択可能に設定されているファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、伝送方式には、通信線路におい
て両方向に独立かつ同時に通信を行うことができる全二
重通信方式と、同時刻にはどちらか一方向にしか通信を
することができない半二重通信方式とがある。
【0003】従来、ファクシミリ装置には、伝送方式と
して半二重通信方式および全二重通信方式とが選択可能
に設定されているものがある。このファクシミリ装置で
は、半二重通信時の信号の送出レベルと全二重通信時の
信号の送出レベルとは同一に設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半二重通信方
式から信号の送出レベルを決定すると、全二重通信方式
における信号の送出レベルが高くなりすぎる。これに対
し、全二重通信方式に合わせて信号の送出レベルを決定
すると、半二重通信方式における信号の送出レベルが低
くなりすぎる。その結果、通信回線のロスの多い呼接続
が行われるとき、通信エラーとなる恐れがある。
【0005】本発明の目的は、半二重通信方式と全二重
通信方式とに対しそれぞれ適切な送出レベルを設定して
通信エラーの発生を防止し、良好な通信を行うことがで
きるファクシミリ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信モードとして半二重通信および全二重通信とが選択
可能に設定されているファクシミリ装置において、前記
半二重通信と前記全二重通信とを選択的に実行可能な通
信手段と、前記通信手段による半二重通信時の信号の送
出レベルと全二重通信時の信号の送出レベルとを個別に
設定する送出レベル設定手段を有することを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、前記送出レベル設定手段は、
前記通信手段による半二重通信時の信号の送出レベルと
全二重通信時の信号の送出レベルとを互いに異なるレベ
ルに設定することを特徴とする。
【0008】請求項記載の発明は、請求項記載のフ
ァクシミリ装置において、前記送出レベル設定手段は、
前記通信手段による半二重通信時の信号の送出レベルを
該通信手段による全二重通信時の信号の送出レベルより
高いレベルに設定することを特徴とする。
【0009】請求項記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれか1つに記載のファクシミリ装置におい
て、予め設定された範囲内で前記通信手段による半二重
通信時の信号送出レベルおよび全二重通信時の信号送出
レベルを登録する登録手段を備え、前記通信手段によ
り、通信モードの決定の前は前記登録されている全二重
通信時の信号送出レベルで信号送出を行い、この信号送
出後に前記全二重通信が選択されると、前記登録されて
いる全二重通信時の信号送出レベルで信号送出を継続
し、前記半二重通信が選択されると、前記登録されてい
半二重通信時の信号送出レベルで信号送出を行うこと
を特徴とする。
【0010】請求項記載の発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれか1つに記載のファクシミリ装置におい
て、相手先毎に半二重通信および全二重通信の内のいず
れか一方の通信モードを登録し、通信動作時に前記登録
されている通信モードに基づき信号の送出レベルを決定
することを特徴とする。請求項記載の発明は、請求項
1ないし請求項5のいずれか1つに記載のファクシミリ
装置において、通信モードとして半二重通信、画伝送が
一方向の全二重通信、および画伝送が二方向の全二重通
信が設定可能であり、各通信モードに応じて信号の送出
レベルを変更することを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、送出レベル設定手段
で、通信手段による半二重通信時の信号の送出レベルと
全二重通信時の信号の送出レベルとを個別に設定する。
よって、半二重通信方式と全二重通信方式とに対しそれ
ぞれ適切な送出レベルを設定して通信エラーの発生を防
止し、良好な通信を行うことができる。
【0012】請求項2記載の発明では、送出レベル設定
手段で、通信手段による半二重通信時の信号の送出レベ
ルと全二重通信時の信号の送出レベルとを互いに異なる
レベルに設定することができる。
【0013】請求項記載の発明では、送出レベル設定
手段で、半二重通信時の信号の送出レベルを全二重通信
時の信号の送出レベルより高いレベルに設定する。従っ
て、半二重通信での通信エラーの発生の可能性を削減す
ることができる。
【0014】請求項記載の発明では、登録手段で予め
設定された範囲内で半二重通信時の信号送出レベルおよ
び全二重通信時の信号送出レベルを登録し、通信手段に
より、通信モードの決定の前は登録されている全二重通
信時の信号送出レベルで信号送出を行い、この信号送出
後に全二重通信が選択されると、登録されている全二重
通信時の信号送出レベルで信号送出を継続し、半二重通
信が選択されると、登録されている半二重通信時の信号
送出レベルで信号送出を行う。従って、全二重通信か半
二重通信かを識別した後に、送出レベルの適正な切換を
行うことができる。
【0015】請求項記載の発明では、相手先毎に半二
重通信および全二重通信の内のいずれか一方の通信モー
ドを登録し、通信動作時に前記登録されている通信モー
ドに基づき信号の送出レベルを決定する。従って、相手
先に対応し、通信モードが全二重通信か半二重通信かを
判別することができ、送出レベルの適正な制御をするこ
とができる。請求項記載の発明では、通信モードとし
て半二重通信、画伝送が一方向の全二重通信、および画
伝送が二方向の全二重通信が設定可能であり、各通信モ
ードに応じて信号の送出レベルを変更する。従って、半
二重通信、画伝送が一方向の全二重通信、および画伝送
が二方向の全二重通信において、適切な切換を行うこと
ができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0017】(第1実施例)図1は本発明のファクシミ
リ装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
【0018】本実施例のファクシミリ装置は、図1に示
すように、電話回線2aに接続されている網制御装置
(以下、NCUという。)2を備える。
【0019】NCU2は、電話網をデータ通信などに使
用するために、その回線に端末を接続し、電話交換網の
接続制御、データ通信路への切り替え、ループの保持な
どを行うとともに、電話回線2aと電話機4との接続、
および電話回線2aとハイブリッド回路6との接続を選
択的に切り換える。NCU2と電話機4とは信号線2b
で接続され、NCU2とハイブリッド回路6とは信号線
2cで接続されている。NCU2の切換動作は後述する
制御回路48から信号線48aを介して出力された制御
信号で制御される。制御信号のレベルが「0」であると
き、電話回線2aと電話機4との接続が行われる。これ
に対し、制御信号のレベルが「1」であるとき、電話回
線2aとハイブリッド回路6との接続とが行われる。
【0020】ハイブリッド回路6は、電話回線2aを介
して送信される送信系からの送信信号と、電話回線2a
を介して受信される受信系への受信信号とを分離する。
【0021】送信系は、V21変調器8と、バックワー
ドチャネル信号検出回路20と、例えばCCDなどの撮
像素子と光学系とから構成される読取回路12とを有す
る。
【0022】V21変調器8はCCITT(国際電信電
話諮問委員会)勧告V21に基づき変調処理を行う変調
器である。V21変調器8は、制御回路48から信号線
48bを介して出力された手順信号に対し変調処理を施
し、この変調信号を0dBmの送出レベルで信号線8a
を介してゲイン調整回路10に出力する。
【0023】ゲイン調整回路10は、制御回路48から
信号線48fを介して出力された信号が示す減衰量に応
じてV21変調器8からの変調信号を減衰し、この減衰
された信号は信号線10aを介して加算回路28に与え
られる。
【0024】バックワードチャネル信号検出回路20
は、勧告V27ter またはV29に規定されている帯域
以外の帯域において周波数シフトキーイング処理が施さ
れたFSK信号の送出を行う。バックワードチャネル信
号検出回路20は、制御回路48から信号線48dを介
して出力された信号に周波数シフトキーイング処理を施
し、周波数シフトキーイング処理が施された信号を生成
する。
【0025】バックワードチャネル信号検出回路20か
らの信号はゲイン調整回路22に与えられる。ゲイン調
整回路22は、制御回路48から信号線48hを介して
出力された信号が示す減衰量に応じてバックワードチャ
ネル信号検出回路20からの信号を減衰し、この減衰さ
れた信号は信号線10aを介して加算回路28に与えら
れる。
【0026】読取回路12は、例えばCCDなどの撮像
素子と光学系とから構成される。読取回路12は、送信
原稿から主走査方向の1ライン分の画像を順次に読取
り、この読み取られた画像に対応する白、黒の2値化信
号を生成する。読取回路12の動作は制御回路48から
信号線48cを介して出力された制御信号に基づき制御
される。この制御信号が「1」を示すとき、読取回路1
2の動作が許可され、この制御信号が「0」を示すと
き、読取回路12の動作は許可されない。読取回路12
からの2値化信号は信号線12aを介して符号化回路1
4に与えられる。
【0027】符号化回路14は、読取回路12から入力
された2値化信号を符号化し、この符号化された信号を
信号線14aを介して出力する。この符号化としては、
モディファイドハフマン符号化(MH符号化)またはモ
ディファイドリード符号化(MR符号化)が用いられて
いる。符号化回路16の出力動作は制御回路48から信
号線48jを介して出力された制御信号に基づき制御さ
れる。この制御信号が「0」を示すとき、符号化回路1
4からの符号化された信号は信号線14aを介してV2
7ter変調器16に与えられ、この制御信号が「1」を
示すとき、符号化回路14からの符号化された信号は信
号線14bを介して変調器24に与えられる。
【0028】V27ter変調器16は符号化された信号
に対し変調処理を施し、変調信号を生成する。この変調
処理には、CCIT勧告V27terに基づく差動位相変
調が用いられているが、これに代えて、勧告V29に基
づく直交変調を用いることもできる。
【0029】V27ter 変調器16からの変調信号は信
号線16aを介してゲイン調整回路18に与えられ、こ
の変調信号の送出レベルは0dBmである。ゲイン調整
回路18は、制御回路48から信号線48gを介して出
力された信号が示す減衰量に応じてV27ter 変調器1
6からの変調信号を減衰し、この減衰された信号は信号
線18aを介して加算回路28に与えられる。
【0030】変調器24は符号化回路14からの符号化
された信号および制御回路48から信号線48eを介し
て出力された手順信号に対し変調処理を施し、各変調信
号をそれぞれ異なる帯域で生成する。よって、全二重通
信が可能である。変調された符号化信号および変調され
た手順信号はそれぞれ0dBmの送出レベルで信号線2
4aを介してゲイン調整回路26に与えられる。
【0031】ゲイン調整回路26は、制御回路48から
信号線48iを介して出力された信号が示す減衰量に応
じて変調器24からの変調信号を減衰し、この減衰され
た信号は信号線26aを介して加算回路28に与えられ
る。
【0032】加算回路28は、ゲイン調整回路10から
の信号とゲイン調整回路22からの信号とゲイン調整回
路26からの信号とを加算し、この加算された信号を送
信信号として信号線28aを介してハイブリッド回路6
に出力する。
【0033】これに対し、受信系は、V21復調器30
と、V27ter 復調器32と、バックワードチャネル信
号検出回路38と、復調器40とを有する。
【0034】V21復調器30は、CCIT勧告V21
に基づきハイブリッド回路6から信号線6aを介して出
力された受信信号に対する復調処理を行い、手順信号を
生成する。この手順信号は信号線30aを介して制御回
路48に与えられる。
【0035】V27ter 復調器32はハイブリッド回路
6から信号線6aを介して出力された受信信号に対する
復調処理を行い、復調信号を生成する。この復調処理に
は、CCIT勧告V27terに基づく復調処理が用いら
れているが、これに代えて勧告V29に基づく復調処理
を用いることもできる。V27ter 復調器32からの復
調信号は信号線32aを介して復号化回路34に与えら
れる。
【0036】バックワードチャネル信号検出回路38
は、バックワードチャネルで送出された信号を検出する
回路である。すなわち、バックワードチャネル信号検出
回路38は、ハイブリッド回路6から信号線6aを介し
て出力された受信号からFSK信号を抽出し、このFS
K信号に対する復調信号を生成する。この復調信号は信
号線38aを介して制御回路48に与えられる。
【0037】復調器40は、ハイブリッド回路6から信
号線6aを介して出力された受信号から画信号および手
順信号を抽出し、これらの信号を復調する。なお、画信
号が使用する帯域と手順信号が使用する帯域とは互いに
異なり、全二重通信が可能である。復調された画信号は
信号線40aを介して復号化回路34に与えられ、復調
された手順信号は信号線40bを介して制御回路48に
与えられる。
【0038】復号化回路34は、制御回路48から信号
線48kを介してレベル「0」の信号が出力されている
ときに、V27ter 復調器32からの信号を復号化し、
制御回路48から信号線48kを介してレベル「1」の
信号が出力されているときに、復調器40からの信号を
復号化する。この復号化には、MH(モディファイドハ
フマン)復号化またはMR(モディファイド リード)
復号化が用いられている。この復号化されたデータは信
号線34aを介して記録回路36に与えられる。
【0039】記録回路36は復号化回路34からの復号
化データを順次に1ライン毎に記録紙に記録する。
【0040】制御回路48は、半二重通信と全二重通信
との切換制御と、ワンタッチダイアル機能、短縮ダイア
ル機能、スタートなどの各機能に対する制御とを行う。
【0041】半二重通信と全二重通信との切換制御で
は、ワンタッチダイアル、短縮ダイアルに登録されてい
る通信相手先が半二重通信を行うか全二重通信を行うか
示す情報を登録し、通信が実行されるときに、登録され
た情報に基づき通信モードを決定し、この決定された通
信モードに対応する信号の送出レベルを選択する。半二
重通信の信号の送出レベルは全二重通信の信号の送出レ
ベルより高くなるように設定されている。
【0042】半二重通信と全二重通信との切換制御に
は、オペレーション部42と、半二重通信送出レベル登
録回路43と、全二重通信送出レベル登録回路44と、
第1の相手先全二重・半二重通信登録回路45と、第2
の相手先全二重・半二重通信登録回路46とが用いられ
る。
【0043】これに対し、ワンタッチダイアル機能、短
縮ダイアル機能、スタートなどの各機能に対する制御に
は、オペレーション部42が用いられる。
【0044】オペレーション部42は、テンキー、ワン
タッチダイアルキー、短縮ダイアルキー、ファンクショ
ンキー、半二重通信送出レベル登録ボタン、全二重通信
送出レベル登録ボタン、相手先に対応する半二重通信・
全二重通信登録ボタンを有し、各キーまたは各ボタンが
押し下げられると、操作されたキーまたはボタンに対応
する機能の実行を指示するための信号が信号線42aを
介して制御回路48に与えられる。
【0045】半二重通信送出レベル登録回路43には、
半二重通信の送出レベルが登録される。半二重通信送出
レベル登録回路43に半二重通信の送出レベルを登録す
るとき、制御回路48から信号線43aを介して半二重
通信の送出レベル(例えば、−8dBm)が出力され、
この送出レベルの出力後に制御回路48から信号線48
pを介してライトパルスが出力される。半二重通信送出
レベル登録回路43から半二重通信の送出レベルを読み
出すとき、制御回路48から信号線48qを介してリー
ドパルスが出力され、制御回路48に信号線43aを介
して登録された半二重通信の送出レベルが出力される。
【0046】全二重通信送出レベル登録回路44には、
全二重通信の送出レベルが登録される。全二重通信送出
レベル登録回路44に全二重通信の送出レベルを登録す
るとき、制御回路48から信号線44aを介して全二重
通信の送出レベル(例えば、−16dBm)が出力さ
れ、この送出レベルの出力後に制御回路48から信号線
48rを介してライトパルスが出力される。全二重通信
送出レベル登録回路44から全二重通信の送出レベルを
読み出すとき、制御回路48から信号線48sを介して
リードパルスが出力され、制御回路48に信号線44a
を介して登録された全二重通信の送出レベルが出力され
る。
【0047】第1の相手先全二重・半二重通信登録回路
45は、各ワンタッチダイアル毎に通信モードが半二重
通信であるか全二重通信であるかを登録する回路であ
る。例えば、24のワンタッチダイアルのそれぞれに宛
先が割り付けられているとする。第1の相手先全二重・
半二重通信登録回路45にワンタッチダイアルに対応す
る通信モードを登録するとき、信号線45aを介して宛
先に対応するワンタッチダイアルの番号(「01」から
「24」までの中で例えば「03」)、スペースおよび
半二重通信か全二重通信かを示す情報(例えば、半二重
通信を示す情報は「1」に、全二重通信を示す情報は
「0」に設定されている)が順次に出力され、この出力
後、制御回路48から信号線48lを介してライトパル
スが出力される。第1の相手先全二重・半二重通信登録
回路45からワンタッチダイアルに対応する通信モード
を読み出すとき、制御回路48から信号線48mを介し
てリードパルスが出力され、ワンタッチダイアルに対応
する通信モードを示す情報が信号線45aを介して読み
出される。
【0048】第2の相手先全二重・半二重通信登録回路
46は、各短縮ダイアル毎に通信モードが半二重通信で
あるか全二重通信であるかを登録する回路である。例え
ば、100の短縮ダイアルのそれぞれに宛先が割り付け
られているとする。第2の相手先全二重・半二重通信登
録回路46に各短縮ダイアルに対応する通信モードを登
録するとき、信号線46aを介して宛先に対応する短縮
ダイアルの番号(「00」から「99」までの中で例え
ば「00」)、スペースおよび半二重通信か全二重通信
かを示す情報(例えば、半二重通信を示す情報は「1」
に、全二重通信を示す情報は「0」に設定されている)
が順次に出力され、この出力後、制御回路48から信号
線48nを介してライトパルスが出力される。第2の相
手先全二重・半二重通信登録回路46から短縮ダイアル
に対応する通信モードを読み出すとき、制御回路48か
ら信号線48oを介してリードパルスが出力され、短縮
ダイアルに対応する通信モードを示す情報が信号線46
aを介して読み出される。
【0049】次に、本実施例のファクシミリ装置におけ
る制御回路48の制御動作について図2ないし図8を参
照しながら説明する。図2ないし図6は図1のファクシ
ミリ装置における制御回路による制御動作を説明するた
めのフローチャート、図7は図1のファクシミリ装置と
相手先との半二重通信のシーケンスを示す図、図8は図
1のファクシミリ装置と相手先との全二重通信のシーケ
ンスを示す図である。
【0050】図2を参照するに、まず、ステップS52
が実行される。ステップS52では、半二重通信の送出
レベルとして、−8dBmを半二重通信送出レベル登録
回路43に登録する。次いで、ステップS54が実行さ
れ、ステップS54では、全二重通信の送出レベルとし
て、−10dBmを全二重通信送出レベル登録回路44
に登録する。
【0051】各通信モードにおける信号の送出レベルの
登録後、ステップS56が実行され、ステップS56で
は、信号線48aを介してレベル「0」の制御信号を出
力し、CMLをオフする。
【0052】次いで、ステップS58が実行され、ステ
ップS58では、信号線48jを介して「0」レベルの
信号を出力し、符号化回路14に符号化された信号を信
号線14aを介してV27ter 変調器16に出力するよ
うに指示する。
【0053】次いで、ステップS60が実行され、ステ
ップS60では、信号線48kを介して「0」レベルの
信号を出力し、復号化回路34に信号線32aからの信
号を取り込むように指示する。
【0054】復号化回路34に信号線32aからの信号
を取り込むように指示した後、ステップS62が実行さ
れる。ステップS62では、半二重通信の送出レベルの
登録が選択されたか否かの判定を行う。半二重通信の送
出レベルの登録が選択されると、ステップS64が実行
される。ステップS64では、半二重通信の送出レベル
を半二重通信送出レベル登録回路43に登録する。半二
重通信の送出レベルの登録が選択されないと、ステップ
S64を実行することなくステップS66が実行され
る。
【0055】ステップS66では、図3に示すように、
半二重通信の送出レベルの登録が選択されたか否かの判
定を行う。半二重通信の送出レベルの登録が選択される
と、ステップS68が実行される。ステップS68で
は、全二重通信の送出レベルを全二重通信送出レベル登
録回路44に登録する。全二重通信の送出レベルの登録
が選択されないと、ステップS68を実行することなく
ステップS70が実行される。
【0056】ステップS70では、ワンタッチダイアル
に対応する通信モードの登録が選択されたか否かの判定
を行う。ワンタッチダイアルに対応する通信モードの登
録が選択されると、ステップS72が実行され、ステッ
プS72では、ワンタッチダイアルに対応する通信モー
ドすなわち半二重通信および全二重通信のいずれか一方
を第1の相手先全二重・半二重通信登録回路45に登録
する。ワンタッチダイアルに対応する通信モードの登録
が選択されないと、ステップS72を実行することなく
ステップS74が実行される。
【0057】ステップS74では、短縮ダイアルに対応
する通信モードの登録が選択されたか否かの判定を行
う。短縮ダイアルに対応する通信モードの登録が選択さ
れると、ステップS76が実行され、ステップS76で
は、短縮ダイアルに対応する通信モードすなわち半二重
通信および全二重通信のいずれか一方を第2の相手先全
二重・半二重通信登録回路46に登録する。短縮ダイア
ルに対応する通信モードの登録が選択されないと、ステ
ップS76を実行することなくステップS78が実行さ
れる。
【0058】ステップS78では、図4に示すように、
発呼が選択されているか否かの判定を行う。発呼が選択
されていると、ステップS82が実行され、発呼が選択
されていないと、ステップS80が実行される。
【0059】ステップS80では、その他の処理を行
う。ステップS82では、発呼がワンタッチダイアルま
たは短縮ダイアルによる発呼であるか否かの判定を行
う。発呼がワンタッチダイアルまたは短縮ダイアルによ
る発呼であるとき、ステップS84が実行され、発呼が
ワンタッチダイアルまたは短縮ダイアルによる発呼でな
いとき、ステップS104(図6に示す)が実行され
る。
【0060】ステップS84では、ワンタッチダイアル
または短縮ダイアルに対応する通信モードが登録されて
いるか否かの判定を行う。ワンタッチダイアルまたは短
縮ダイアルに対応する通信モードが登録されていると
き、ステップS86が実行され、ワンタッチダイアルま
たは短縮ダイアルに対応する通信モードが登録されてい
ないとき、ステップS104が実行される。
【0061】ステップS86では、通信モードが半二重
通信として登録されているか否かの判定を行う。通信モ
ードが半二重通信として登録されているとき、ステップ
S88が実行され、通信モードが半二重通信として登録
されていないとき、ステップS96(図5に示す)が実
行される。
【0062】ステップS88では、半二重通信送出レベ
ル登録回路43に登録されている送出レベルを読み出
し、この送出レベルが「−adBm」を示すと、「a」
の信号を信号線,48f,48gを介して出力し、手順
信号と画信号の送出レベルを−adBmに設定する。
【0063】次いで、ステップS90が実行される。ス
テップS90では、指定された相手先への発呼を行う。
指定相手先への発呼後、ステップS92が実行され、ス
テップS92では、信号線48aを介してレベル「1」
の信号を出力し、CMLをオンする。
【0064】次いで、ステップS94が実行され、ステ
ップS94では、半二重通信に伴う前手順、画信号の送
信、後手順を実行する。半二重通信は、図7に示すシー
ケンスに基づき実行される。
【0065】通信モードが半二重通信として登録されて
いないときに実行されるステップS96では、図5に示
すように、全二重通信送出レベル登録回路44に登録さ
れている全二重通信の送出レベルを読み出し、この送出
レベルが−bdBmを示すとき、信号線48f,48
g,48hを介して「b」の信号を出力し、手順信号、
画信号、バックワードチャネルの送出レベルを−bdB
mに設定する。
【0066】次いで、ステップS98が実行され、ステ
ップS98では、指定された相手先への発呼を行う。指
定相手先への発呼後、ステップS100が実行され、ス
テップS100では、信号線48aを介してレベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0067】次いで、ステップS102が実行され、ス
テップS102では、全二重通信に伴う前手順、画信号
の送信、後手順を実行する。全二重通信は、図8に示す
シーケンスに基づき実行される。なお、受信側では、画
信号の送信時に例えばフレームの受信エラーが発生する
と、手順信号で送信側にエラーフレームの送信を再度実
行するように指示する制御を行う。
【0068】発呼がワンタッチダイアルまたは短縮ダイ
アルによる発呼でないとの判定(ステップS82)後に
またはワンタッチダイアルまたは短縮ダイアルに対応す
る通信モードが登録されていないとの判定(ステップS
84)後に実行されるステップS104では、図6に示
すように、全二重通信登録回路44に登録されている全
二重通信の送出レベルを読み出し、この送出レベルが−
bdBmを示すとき、信号線48f,48g,48hを
介して「b」の信号を出力し、手順信号、画信号、バッ
クワードチャネルの送出レベルを−bdBmに設定す
る。
【0069】次いで、ステップS106が実行される。
ステップS106では、指定された相手先への発呼を行
う。指定相手先への発呼後、ステップS108が実行さ
れ、ステップS108では、信号線48aを介してレベ
ル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0070】次いで、ステップS110が実行され、ス
テップS110では、前手順、画信号の送信、後手順を
実行するが、全二重通信が可能であれば、全二重通信を
行い、全二重通信が不可能であれば、半二重通信を行
う。
【0071】次に、半二重通信の信号シーケンスおよび
全二重通信の信号シーケンスついて図7および図8を参
照しながら説明する。
【0072】以上により、通信モードに応じて信号の送
出レベルを切り換えるから、全二重通信および半二重通
信の各通信モードに対する信号の送出レベルを適確に設
定することができ、通信エラーの発生回数を抑制するこ
とができる。
【0073】なお、本実施例では、登録される半二重通
信の送出レベルおよび全二重通信の送出レベルの上限値
および下限値を設定していないが、各通信モードにおけ
る送出レベルの上限値および下限値を設定することもで
きる。例えば、半二重通信の送出レベルを0dBmから
−15dBmまでの範囲内で設定し、全二重通信の送出
レベルを−4dBmから−19dBmまでの範囲内で設
定することもできる。
【0074】また、半二重通信の送出レベルと全二重通
信の送出レベルとを1つの登録の中で行い、半二重通信
の送出レベルが全二重通信の送出レベルルより高くなる
ときに登録を許可する方法を採ることもできる。
【0075】さらに、本実施例では、相手先に対する通
信モードが半二重通信または全二重通信であるかの登録
は利用者によって行われているが、この登録を自動的に
行う方法を採ることをできる。
【0076】(第2実施例)次に、本発明のファクシミ
リ装置の第2実施例について図9および図10を参照し
ながら説明する。図9および図10は本発明のファクシ
ミリ装置の第2実施例における制御動作を説明するため
のフローチャートである。
【0077】本実施例に係るファクシミリ装置は、図1
に示すファクシミリ装置と同じ構成を有し、このファク
シミリ装置では、各通信モードにおける送出レベルの上
限値およびその下限値が予め設定され、各通信モードに
おける送出レベルを所定の範囲内で選択する。半二重通
信の送出レベルは例えば0dBmから−15dBmまで
の範囲内で設定され、全二重通信の送出レベルは例えば
−4dBmから−19dBmまでの範囲内で設定されて
いる。
【0078】図9を参照するに、ステップS62(図2
に示す)において半二重通信の送出レベルの登録が選択
されたとの判定後、ステップS122が実行される。ス
テップS122では、登録される送出レベルが0dBm
から−15dBmまでの範囲内に含まれているか否かの
判定を行う。登録される送出レベルが0dBmから−1
5dBmまでの範囲内に含まれているとき、ステップS
64(図2に示す)が実行され、指定された送出レベル
が半二重通信送出レベル登録回路43に登録される。登
録される送出レベルが0dBmから−15dBmまでの
範囲内に含まれていないとき、指定された送出レベルを
半二重通信送出レベル登録回路43に登録することなく
ステップS66(図3に示す)が実行される。
【0079】ステップS66(図3に示す)において全
二重通信の送出レベルの登録が選択されたとの判定後、
ステップS130が実行される。ステップS130で
は、登録される送出レベルが−4dBmから−19dB
mまでの範囲内に含まれているか否かの判定を行う。登
録される送出レベルが−4dBmから−19dBmまで
の範囲内に含まれているとき、ステップS68(図3に
示す)が実行され、指定された送出レベルが全二重通信
送出レベル登録回路44に登録される。登録される送出
レベルが−4dBmから−19dBmまでの範囲内に含
まれていないとき、指定された送出レベルを全二重通信
送出レベル登録回路44に登録することなくステップS
70(図3に示す)が実行される。
【0080】以上により、各通信モードにおける送出レ
ベルを適確に選択することができるとともに誤って登録
することをなくすことができる。
【0081】(第3実施例)次に、本発明のファクシミ
リ装置の第3実施例について図11を参照しながら説明
する。図11は本発明のファクシミリ装置の第3実施例
における制御動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0082】本実施例に係るファクシミリ装置は、図1
に示すファクシミリ装置と同じ構成を有し、このファク
シミリ装置では、半二重通信の送出レベルと全二重通信
の送出レベルとを1つの登録の中で行い、半二重通信の
送出レベルが全二重通信の送出レベルより高くなるとき
に登録を許可する。
【0083】図11を参照するに、ステップS60(図
2に示す)において信号線32aからの信号の復号化回
路34への入力を指定した後、ステップS142が実行
される。ステップS142では、通信モードにおける送
出レベルの登録が選択されたか否かの判定を行う。
【0084】通信モードにおける送出レベルの登録が選
択されると、ステップS144が実行され、通信モード
における送出レベルの登録が選択されていないと、ステ
ップS70(図3に示す)が実行される。
【0085】ステップS144では半二重通信の送出レ
ベルと全二重通信の送出レベルとの入力を行う。
【0086】次いで、ステップS146が実行され、ス
テップS146では、半二重通信の送出レベルが全二重
通信の送出レベルより高いか否かの判定を行う。半二重
通信の送出レベルが全二重通信の送出レベルより高いと
き、ステップS148が実行され、半二重通信の送出レ
ベルが全二重通信の送出レベルより低いとき、ステップ
S70(図3に示す)が実行される。
【0087】ステップS148では、半二重通信送出レ
ベル登録回路43に半二重通信の送出レベルを登録し、
全二重通信送出レベル登録回路44に全二重通信の送出
レベルを登録する。
【0088】次いで、ステップS70(図3に示す)が
実行される。
【0089】以上により、半二重通信の送出レベルを全
二重通信の送出レベルより低く設定することをなくすこ
とができ、各通信モードにおける送出レベルを適確に登
録することができる。
【0090】(第4実施例)次に、本発明のファクシミ
リ装置の第4実施例について図12ないし図14を参照
しながら説明する。図12ないし図14は本発明のファ
クシミリ装置の第4実施例における制御動作を説明する
ためのフローチャートである。
【0091】本実施例に係るファクシミリ装置は、図1
に示すファクシミリ装置と同じ構成を有し、この実施例
のファクシミリ装置では、前述した各実施例では相手先
に対する通信モードが半二重通信または全二重通信であ
るかの登録をオペレータが行なっていたのに対し、これ
を自動的に行い、登録されている通信モードに基づき信
号の送出レベルを決定する。この自動登録では、通信モ
ードを決定する前は、全二重通信の送出レベルで信号を
送出し、その後に全二重通信が選択されると、全二重通
信の送出レベルでの信号送出を継続し、その相手先が全
二重通信可能であることを登録し、半二重通信が選択さ
れると、その決定以降、半二重通信の送出レベルでの信
号送出を行い、その相手先が半二重通信のみ可能である
ことを登録する。
【0092】図12を参照するに、まず、ステップS1
62が実行される。ステップS162では、ワンタッチ
ダイアルに対応する半二重通信、全二重通信の登録を抹
消する。
【0093】次いで、ステップS164が実行され、ス
テップS164では、短縮ダイアルに対応する半二重通
信、全二重通信の登録を抹消する。
【0094】ワンタッチダイアル、短縮ダイアルに対応
して登録されている通信モードの抹消後、ステップS5
2(図2に示す)が実行される。
【0095】ステップS66(図3に示す)において全
二重通信の送出レベルの登録が選択されていないとの判
定後、またはステップS68(図3に示す)において全
二重通信の送出レベルが全二重通信送出レベル登録回路
44へ登録された後、図13に示すように、ステップS
78(図4に示す)が実行される。
【0096】ステップS84(図4に示す)において半
二重通信、全二重通信が登録されていないとの判定後、
図14に示すように、ステップS104(図6に示す)
からステップS110(図6に示す)までの処理を含む
ステップS176が実行される。なお、ステップS11
0では、相手先が半二重通信と決定した時点以降の信号
送出で、半二重通信の信号送出レベルに変更する。
【0097】次いで、ステップS178が実行される。
ステップS178では、通信モードが半二重通信である
か否かの判定を行う。通信モードが半二重通信であると
き、ステップS180が実行され、通信モードが半二重
通信でないとき、ステップS182が実行される。
【0098】ステップS180では、指定されたワンタ
ッチダイアルまたは短縮ダイアルに対応して半二重通信
であることを第1の相手先全二重・半二重通信登録回路
45または第2の相手先全二重・半二重通信登録回路4
6に登録する。
【0099】ステップS182では、指定されたワンタ
ッチダイアルまたは短縮ダイアルに対応して全二重通信
であることを第1の相手先全二重・半二重通信登録回路
45または第2の相手先全二重・半二重通信登録回路4
6に登録する。
【0100】指定されたワンタッチダイアルまたは短縮
ダイアルに対応する通信モードの登録後、ステップS5
6(図2に示す)が実行され、CMLがオフされる。
【0101】以上により、通信モードの登録の誤りをな
くすことができるとともに操作をさらに簡単化すること
ができる。
【0102】なお、以上の各実施例では、通信モードと
して半二重通信および画伝送が一方向の全二重通信を例
にあげているが、さらに画伝送が両方向の全二重通信と
することもでき、画伝送が両方向に全二重通信における
送出レベルは画伝送が一方向の全二重通信における送出
レベルよりさらに低くなる。
【0103】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
ファクシミリ装置によれば、送出レベル設定手段で、
信手段による半二重通信時の信号の送出レベルと全二重
通信時の信号の送出レベルとを個別に設定するから、半
二重通信方式と全二重通信方式とに対しそれぞれ適切な
送出レベルを設定して通信エラーの発生を防止し、良好
な通信を行うことができる。
【0104】請求項2記載のファクシミリ装置によれ
ば、半二重通信時の信号の送出レベルと全二重通信時の
信号の送出レベルとを互いに異なるレベルに設定するこ
とができる。
【0105】請求項記載のファクシミリ装置によれ
ば、半二重通信での通信エラーの発生の可能性を削減す
ることができる。
【0106】請求項記載のファクシミリ装置によれ
ば、全二重通信か半二重通信かを識別した後に、送出レ
ベルの適正な切換を行うことができる。
【0107】請求項記載のファクシミリ装置によれ
ば、相手先に対応し、通信モードが全二重通信か半二重
通信かを判別することができ、送出レベルの適正な制御
をすることができる。請求項記載のファクシミリ装置
によれば、半二重通信、画伝送が一方向の全二重通信、
および画像伝送が二方向の全二重通信において、適切な
切換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置における制御回路によ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1のファクシミリ装置における制御回路によ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1のファクシミリ装置における制御回路によ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図1のファクシミリ装置における制御回路によ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図1のファクシミリ装置における制御回路によ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】図1のファクシミリ装置と相手先との半二重通
信のシーケンスを示す図である。
【図8】図1のファクシミリ装置と相手先との全二重通
信のシーケンスを示す図である。
【図9】本発明のファクシミリ装置の第2実施例におけ
る制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明のファクシミリ装置の第2実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明のファクシミリ装置の第3実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明のファクシミリ装置の第4実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明のファクシミリ装置の第4実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明のファクシミリ装置の第4実施例にお
ける制御動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
8 V21変調器 10,18,22,26 ゲイン調整回路 12 読取回路 14 符号化回路 16 V27ter 変調器 20 バックワードチャネル信号送出回路 24 変調器 28 加算回路 30 V21復調器 32 V27ter 復調器 34 復号化回路 36 記録回路 38 バックワードチャネル信号検出回路 40 復調器 43 半二重通信送出レベル登録回路 44 全二重通信送出レベル登録回路 45 第1の相手先全二重・半二重通信登録回路 46 第2の相手先全二重・半二重通信登録回路 48 制御回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信モードとして半二重通信および全二
    重通信とが選択可能に設定されているファクシミリ装置
    において、前記半二重通信と前記全二重通信とを選択的
    に実行可能な通信手段と、前記通信手段による半二重通
    信時の信号の送出レベルと全二重通信時の信号の送出レ
    ベルとを個別に設定する送出レベル設定手段を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記送出レベル設定手段は、前記通信手
    段による半二重通信時の信号の送出レベルと全二重通信
    時の信号の送出レベルとを互いに異なるレベルに設定す
    ることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記送出レベル設定手段は、前記通信手
    段による半二重通信時の信号の送出レベルを該通信手段
    による全二重通信時の信号の送出レベルより高いレベル
    に設定することを特徴とする請求項記載のファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】 予め設定された範囲内で前記通信手段に
    よる半二重通信時の信号送出レベルおよび全二重通信時
    信号送出レベルを登録する登録手段を備え、前記通信
    手段により、通信モードの決定の前は前記登録されてい
    全二重通信時の信号送出レベルで信号送出を行い、こ
    の信号送出後に前記全二重通信が選択されると、前記登
    録されている全二重通信時の信号送出レベルで信号送出
    を継続し、前記半二重通信が選択されると、前記登録さ
    れている半二重通信時の信号送出レベルで信号送出を行
    うことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    1つに記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 相手先毎に半二重通信および全二重通信
    の内のいずれか一方の通信モードを登録し、通信動作時
    に前記登録されている通信モードに基づき信号の送出レ
    ベルを決定することを特徴とする請求項1ないし請求項
    4のいずれか1つに記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 通信モードとして半二重通信、画伝送が
    一方向の全二重通信、および画伝送が二方向の全二重通
    信が設定可能であり、各通信モードに応じて信号の送出
    レベルを変更することを特徴とする請求項1ないし請求
    5のいずれか1つに記載のファクシミリ装置。
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