JP3107139B2 - 配線箱 - Google Patents

配線箱

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JP3107139B2
JP3107139B2 JP07090517A JP9051795A JP3107139B2 JP 3107139 B2 JP3107139 B2 JP 3107139B2 JP 07090517 A JP07090517 A JP 07090517A JP 9051795 A JP9051795 A JP 9051795A JP 3107139 B2 JP3107139 B2 JP 3107139B2
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悦夫 高野
康也 望月
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の電気配線に
使用されるワイヤハーネスと接続するコネクタを収納す
る配線箱に関する。
【0002】
【従来の技術】ジャンクションボックス等の電気接続箱
内にワイヤハーネス相互を接続するコネクタを固定する
手段として、たとえば、我々が提案した実開昭63−9
0920号公報に示す電気接続箱においては、図6に示
すような構成を採っている。 この図6に示す電気接続箱
Jは、電気接続箱の本体aのカバーb内に、ロッキング
アームなどの固定手段cを設け、本体aの内部回路を経
由しないで配設されるワイヤハーネスd、d′相互を接
続するコネクタ結合部分eを固定手段cにより固定する
ようにしている。
【0003】しかし、ワイヤハーネスのコネクタ結合部
分eを増加しようとすると、ロッキングアームなどの固
定手段cを多数設ける必要が生じ、その収容空間を増大
するためカバーbを大型化しなければならず、組付け作
業も煩雑となって作業性が悪化する等の改良すべき問題
点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するためになされたものであって、複数のコネ
クタを収納するコネクタ保持体を簡単に組付けることが
でき、いわゆるガタの発生確実に防止できる信頼性の
高い配線箱を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明の配線箱は、箱本体内に複数のコネクタ保持
部を有するコネクタ保持体を装着すると共に、該コネク
タ保持体にワイヤハーネスと接続するコネクタを収容す
るようにした配線箱であって、前記箱本体の両側内壁の
近傍には対をなす案内支柱を対向的に立設し、箱型のコ
ネクタ保持部を複数段積重した枠状のコネクタ保持体を
前記案内支柱間で挟持して装着するようにしたことを特
徴とする。
【0006】案内支柱は、箱本体の開口縁より突出して
設けられていることが好適である(請求項)。案内支
柱は、コネクタ保持体に対する挟持面に突条を有する案
内支柱であることが有効である(請求項)。
【0007】箱本体に被着するカバーの内壁に支持片を
突設し、コネクタ保持体の周壁を該支持片にて固定する
ようにすることが好ましい(請求項)。箱本体に配線
導入口を設けて防水部材を介してワイヤハーネスを収容
すると共に防水パッキンを介してカバーを被着すること
が有効である(請求項)。
【0008】
【作用】本発明の配線箱は、箱本体に立設した案内支柱
によって、コネクタ保持体を案内支柱で挟持して固定す
るようにしているため、コネクタ保持体が安定して保持
され、機械的な振動などの外力が加えられてもいわゆる
ガタが発生せず信頼性が向上する。また、コネクタ保持
体を用いているため、ワイヤハーネスが増加してコネク
タが多数となっても、箱本体内にコネクタを効率良く収
納できると共に、コネクタ保持体のコネクタ保持部にコ
ネクタを収納した状態で相手側のワイヤハーネスのコネ
クタを接続することができ、ワイヤハーネスおよびコネ
クタの組付け作業の生産性が著しく向上する。とくに、
コネクタ保持体を箱本体に対し着脱自在に装着すること
により一段と作業性を改善することができる。さらに、
箱本体に被着するカバーの内壁に支持片を突設すること
により、コネクタ保持体を該支持片で支持することがで
きるため、ガタの発生を確実に防止することができる
【0009】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係る配線箱Aを分
解して示した斜視図である。配線箱Aは、箱本体1と、
カバー2と、コネクタ保持体3とから構成されている。
箱本体1は、電気絶縁性の合成樹脂材を箱型に成形加工
して形成したもので、長手方向の対向する内壁1a、1
a′には、それぞれ相対向する案内支柱4A、4Bおよ
び4C、4D(以下代表して示す場合は単に4で表す)
が底壁1bに対し略垂直に立設されている。また、内壁
1a、1a″には、ワイヤハーネスを導入する配線導入
口5、5′を有し、外壁1cには、カバー2を固定する
ため、カバー2の固定用突部2aと係合するロック鉤6
を備えている。
【0010】各案内支柱4は、頂部にコネクタ保持体を
導入し易くするため、導入斜面4aがそれぞれ設けられ
ている。案内支柱4Aと4Bとの間隔、おおび4Cと4
Dとの間隔は、装着するコネクタ保持体3の形状に合わ
せて設定されている。各案内支柱4の導入斜面4aに続
く挟持面4bには、突条7が設けられており、コネクタ
保持体3の周壁3aと密着させて挟持力を高めるように
してある。各案内支柱4の高さは、箱本体1にカバーを
被せる際に装着しやすいように、箱本体1の開口縁1d
よりも突出するように設定してある。すなわち、案内支
柱4は、カバー2を装着する際の案内の作用も有して
いる。
【0011】配線導入口5、5′には、防水部材とし
て、それぞれグロメット8、8′およびインナー9、
9′を受け入れるシール用溝5a、5a′が設けられて
いる。ワイヤハーネス10、10′を挿通したグロメッ
ト8、8′およびインナー9、9′を、シール用溝5
a、5a′に装着することにより、ワイヤハーネス1
0、10′を箱本体1に対し水密的にシールするように
している。ワイヤハーネス10、10′の末端部には、
コネクタ保持体3に装着される複数のコネクタ11、1
1′が、それぞれ接続されている。
【0012】カバー2は、箱本体1に被せる箱型の蓋に
成形されており、開口縁2bには図2に示すように、パ
ッキン収容溝12が周設され、パッキン収容溝12内に
環状の防水パッキン13を収容するようにしている。ま
た、開口縁2bの外側には、箱本体1のロック鉤6に対
応する固定用突部2aが設けてある。
【0013】コネクタ保持体3は、複数のコネクタ保持
部14が並列に配置された枠状に形成されており、箱本
体1の案内支柱4Aと4Bとの間および4Cと4Dとの
間に挿入することにより、コネクタ保持体3の周壁3a
が、各案内支柱4によって挟持されて固定される。
【0014】周壁3aには、弾性係止片15が突設され
ており、図3に示すように、弾性係止片15の自由端部
に設けた係止爪15aと、箱本体1の内壁1a′に設け
た係止突部16とを係合させることにより、箱本体1内
にコネクタ保持体3を、着脱自在に固定するようにして
いる。
【0015】それぞれのコネクタ保持部14の一方の内
壁14aには、コネクタ係止部17が設けられ、コネク
タ11′に設けた係止片11a′と係合させてコネクタ
11′をコネクタ保持部14に固定するようにしてい
る。
【0016】配線箱Aにワイヤハーネス10、10′を
組付けるには、コネクタ保持体3のコネクタ保持部14
にワイヤハーネス10′のコネクタ11′を固定し、ワ
イヤハーネス10′を挿通したグロメット8′およびイ
ンナー9′を導入口5′に装着すると共に、箱本体1の
案内支柱4Aと4Bとの間および4Cと4Dとの間にコ
ネクタ保持体3を挿入する。
【0017】次いで、別のワイヤハーネス10のコネク
タ11とコネクタ11′とを嵌合させ、ワイヤハーネス
10を挿通したグロメット8およびインナー9を導入口
5に装着する。そして、カバー2を箱本体1に被せ、ロ
ック鉤6と、カバー2に設けた固定用突部2aとを係合
させて箱本体1とカバー2とを密閉する。
【0018】図4は、本発明のの実施例に係る配線箱
Bを分解して示す斜視図である。配線箱Bは、箱本体1
と、カバー18と、コネクタ保持体3とから成る。配線
箱Bは、カバー18の構造が前記配線箱Aのカバー2と
異なる以外は前記配線箱Aと同様であるので、カバー1
8について説明し、他の構成部分の説明を省略する。
【0019】カバー18は、箱本体1に被着するもの
で、その天井壁18aには開口部に向けて延びる支持片
19が突設してある。支持片19は、図5に示すよう
に、箱本体1に装着したコネクタ保持体3の側壁3bを
側方から押圧するように設けてある。したがって、箱本
体1にカバー18を被着した際に、支持片19によって
コネクタ保持体3を安定して支持することができるた
め、コネクタ保持体3のガタが確実に防止できる利点が
ある。
【0020】
【発明の効果】本発明の配線箱によれば、箱本体に立設
した案内支柱によって、コネクタ保持体を挟持するよう
にしているため、組付けの作業性が良好である。とく
に、案内支柱を箱本体の開口縁より突出するように立設
することにより、カバーの装着も容易となる利点があ
る。案内支柱によりコネクタ保持体が安定して保持され
るので、機械的な振動などの外力が加えられてもいわゆ
るガタが発生せず信頼性が向上する。
【0021】また、コネクタ保持体を用いているため、
コネクタが多数であっても、箱本体内に効率良く収納で
きると共に、コネクタ保持部にコネクタを収納した状態
で相手側のワイヤハーネスのコネクタを接続することが
でき、ワイヤハーネスを組付ける作業性が著しく向上す
る。さらに、箱本体に被着するカバーの内壁に支持片を
突設することにより、コネクタ保持体を的確に支持する
ことができるため、ガタの発生を確実に防止することが
できるなどの多大な利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る配線箱を分解して示した
斜視図である。
【図2】図1のカバーの開口縁に装着された防水パッキ
ンを示す断面図である。
【図3】図1の箱本体にコネクタ保持体を固定した状態
を示す縦断面図である。
【図4】本発明の別の実施例に係る配線箱を分解して示
した斜視図である。
【図5】図4のカバーに設けた支持片によりコネクタ保
持体を支持している状態を示す縦断面図である。
【図6】従来の電気接続箱内にコネクタを固定した状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
A、B 配線箱 1 箱本体 1a、1a′、1a″ 内壁 1d 開口縁 2 カバー 3 コネクタ保持体 3a 周壁 4A、4B、4C、4D 案内支柱 4b 挟持面 5、5′ 配線導入口 7 突条 8、8′ グロメット 9、9′ インナー 10、10′ ワイヤハーネス 11、11′ コネクタ 13 防水パッキン 14 コネクタ保持部 18 カバー 18a 内壁 19 支持片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−122313(JP,A) 特開 平7−39043(JP,A) 実開 昭64−25828(JP,U) 実開 昭64−45418(JP,U) 実開 平4−72424(JP,U) 実開 平7−11823(JP,U) 実開 平1−135783(JP,U) 実開 昭63−90920(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/16 H01R 13/518

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱本体内に複数のコネクタ保持部を有す
    るコネクタ保持体を装着すると共に、該コネクタ保持体
    にワイヤハーネスと接続するコネクタを収容するように
    した配線箱であって、前記箱本体の両側内壁の近傍には
    対をなす案内支柱を対向的に立設し、箱型のコネクタ保
    持部を複数段積重した枠状のコネクタ保持体を前記案内
    支柱間で挟持して装着するようにしたことを特徴とする
    配線箱。
  2. 【請求項2】 案内支柱が、箱本体の開口縁より突出し
    て設けられている請求項1記載の配線箱。
  3. 【請求項3】 案内支柱が、コネクタ保持体に対する挟
    持面に突条を有する案内支柱である請求項1または請求
    項2記載の配線箱。
  4. 【請求項4】 箱本体に被着するカバーの内壁に支持片
    を突設し、コネクタ保持体の周壁を該支持片にて支持す
    るようにしたことを特徴とする請求項1、請求項2また
    は請求項3記載の配線箱。
  5. 【請求項5】 箱本体に配線導入口を設けて防水部材を
    介してワイヤハーネスを収容すると共に防水パッキンを
    介してカバーを被着するようにしたことを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載の配線
    箱。
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JP6868502B2 (ja) * 2017-08-10 2021-05-12 古河電気工業株式会社 電気接続箱

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