JP3119191B2 - 平面誘電体集積回路 - Google Patents

平面誘電体集積回路

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JP3119191B2 JP09044163A JP4416397A JP3119191B2 JP 3119191 B2 JP3119191 B2 JP 3119191B2 JP 09044163 A JP09044163 A JP 09044163A JP 4416397 A JP4416397 A JP 4416397A JP 3119191 B2 JP3119191 B2 JP 3119191B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミリ波帯やマイ
クロ波帯で用いられる平面誘電体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、マイクロ波帯やミリ波帯では
導波管や同軸線路、またはマイクロストリップ線路、コ
プレーナ線路、スロット線路等の誘電体基板上に所定の
導電体を形成して構成された伝送線路が多く用いられて
きた。特に誘電体基板上に伝送線路を形成したもので
は、IC等の電子部品との接続が容易であるために、誘
電体基板上に電子部品を実装して集積回路を構成する試
みも多くなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のマイ
クロストリップ線路、コプレーナ線路、スロット線路等
では、比較的伝送損失が大きいため、特に低伝送損失が
要求される回路には適さない。そこで、本願出願人は特
願平07−069867号にてこれらの課題を解決した
平面誘電体線路および集積回路に関する発明を出願して
いる。
【0004】一方、半導体素子などの電子部品の入出力
部と平面誘電体線路とは一般に電磁界分布が異なるた
め、平面誘電体線路に電子部品を単に実装するだけでは
変換損が極めて大きくなる。また、誘電体板の一方の面
に電子部品を実装しただけでは、その裏面の電磁界と電
子部品との結合がなされず、その点でも変換損失の増大
につながる。誘電体板の両面に電子部品を実装すれば後
者の問題は解消できるが、電子部品の特性ばらつきによ
る特性再現性(歩留り)の低下、損失の増大、材料およ
び実装コストの増大をもたらす。
【0005】この発明は、平面誘電体線路と電子部品と
の間のエネルギ変換損が少なく、また両者間のインピー
ダンス整合を容易にとれるようにした平面誘電体集積回
路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、平面誘電体
線路と電子部品との結合部分における信号ロスを低減し
て、平面誘電体線路の特徴である低損失性を維持しつつ
集積化を行うために、請求項1に記載のとおり、誘電体
板の第1主面に2つの導電体を一定間隔で配して第1の
スロットを設け、前記誘電体板の第2主面に2つの導電
体を一定間隔で配して第1のスロットに対向する第2の
スロットを設け、前記誘電体板の前記第1のスロットと
第2のスロットとで挟設される領域を平面波の伝搬領域
とする平面誘電体線路を構成し、該平面誘電体線路の端
部または途中にコプレーナ線路を設けるとともに、該コ
プレーナ線路の中心導体から前記平面誘電体線路の電磁
波伝搬方向に直交する向きに突出する線路変換導電体パ
ターンを設け、前記コプレーナ線路を跨いで電子部品を
配置する。
【0007】この構成により、平面誘電体線路を伝搬す
るLSMモードの信号は、その伝搬方向に直交する向き
に突出した線路変換導電体パターンに結合して、コプレ
ーナ線路の伝搬モードに変換される。そして、このコプ
レーナ線路に跨いで配置されている電子部品に信号が入
力される。逆に、電子部品から信号が出力される場合に
は、その信号はコプレーナ線路の伝搬モードで伝搬され
て、平面誘電体線路の電磁波伝搬方向に直交する向きに
突出された線路変換導電体パターンと平面誘電体線路と
が結合して、平面誘電体線路をLSMモードで伝搬する
ことになる。
【0008】また、請求項2に記載のとおり、それぞ
れ、誘電体板の第1主面に2つの電極を一定間隔で配し
て第1のスロットを設けるとともに、前記誘電体板の第
2主面に2つの電極を一定間隔で配して第1のスロット
に対向する第2のスロットを設け、前記誘電体板の前記
第1のスロットと第2のスロットとで挟設される領域を
平面波の伝搬領域とする2つの平面誘電体線路を構成
し、第1の平面誘電体線路の端部にスロット線路を設
け、該スロット線路の一方の端部に当該スロット線路お
よび第1の平面誘電体線路の電磁界に結合する第1の線
路変換導電体パターンを設け、前記スロット線路の他方
の端部付近に第1のコプレーナ線路を設け、前記第2の
平面誘電体線路の端部または途中に第2のコプレーナ線
路を設け、該第2のコプレーナ線路の端部の中心導体か
ら第2の平面誘電体線路の電磁波伝搬方向に直交する向
きに突出する第2の線路変換導電体パターンを設け、前
第1・第2のコプレーナ線路を跨いで電子部品を配置
する。
【0009】この構成によれば、第1の平面誘電体線路
を伝搬するLSMモードの信号が第1の線路変換導電体
パターンに結合し、TEモードに変換されてスロット線
路を伝搬し、電子部品に入力される。また、第2の平面
誘電体線路を伝搬するLSMモードの信号は、第2の線
路変換導電体パターンに結合して、コプレーナ線路の伝
搬モードに変換され、電子部品に入力される。これによ
り、電子部品は第1・第2の平面誘電体線路から入力さ
れる2つの信号を合成する等の信号処理を行う。たとえ
ばこの電子部品がミキサFETやミキサダイオードであ
る場合、第1・第2の平面誘電体線路からRF信号とL
o信号をそれぞれ入力することによって、IF信号をバ
イアス電圧供給ラインから外部へ取り出すことができ
る。
【0010】また、この発明は請求項3に記載のとお
り、前記線路変換導電体パターンと前記電子部品との間
のインピーダンス整合をとるショートスタブを前記スロ
ット線路または前記コプレーナ線路の途中に設ける。こ
れにより線路変換導電体パターンと電子部品とがインピ
ーダンス整合し、スロット線路またはコプレーナ線路と
電子部品との接続部での損失が低減する。
【0011】更に、この発明は請求項4に記載のとお
り、前記線路変換導電体パターンと前記スロット線路ま
たはコプレーナ線路との間に、インピーダンス整合回路
を設ける。これにより、線路変換導電体パターンとスロ
ット線路またはコプレーナ線路とがインピーダンス整合
し、不要な反射が抑制され、線路変換に伴う伝送損失が
低減する。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施形態である
ミキサの構成を図1〜図7を参照して説明する。
【0013】図1はミキサの構成を示す部分分解斜視図
である。(A)は下部導電体板の斜視図であり、下部導
電体板44の図における上面に溝を形成して43で示す
空間部を設けている。同図の(B)は(A)に示した下
部導電体板44の上面に回路基板30を載置した状態を
示している。回路基板30は誘電体板の上下面に各種導
電体パターンを形成したものであり、この回路基板30
の上面にはスロット線路入力型のFET(ミリ波GaA
sFET)50を実装している。14,24はそれぞれ
2つの導電体を一定間隔で配してなる回路基板30上面
のスロットであり、後述するように、回路基板30を挟
んで対向する下面のスロットとともに第1・第2の平面
誘電体線路を構成する。12は第1の平面誘電体線路の
端部に形成したスロット線路、10は第1の平面誘電体
線路と結合し、且つスロット線路12との間でモード変
換を行う、スロット線路12の一方の端部に設けた第1
の線路変換導電体パターンである。16はスロット線路
12の他方の端部付近に形成したコプレーナ線路であ
り、その中心導体から第2の線路変換導電体パターン1
7を第2の平面誘電体線路に直交する向きに突出させて
いる。31,32はそれぞれコプレーナ線路であり、F
ET50に対してゲートバイアス電圧およびドレインバ
イアス電圧を供給する。この2つのコプレーナ線路3
1,32にはFで示すフィルタを設けている。また18
はインターディジタルキャパシタであり、コプレーナ線
路31の中心導体ともう一方の導電体との間にキャパシ
タを構成している。上記各パターンの周辺部はRF−G
ND(接地導電体)として回路基板30の上面を覆って
いる。この回路基板30の下面には、スロット14,2
4にそれぞれ対向するスロットを設けていて、回路基板
30の下面にその他の領域にはRF−GNDを形成して
いる。
【0014】図2は図1の(B)に示した状態から更に
その上面に上部導電体板41を載置した状態を示してい
る。上部導電体板41の内面には下部導電体板44の溝
と面対称(鏡対称)の溝を形成することによって空間部
42を設けている。
【0015】図3は図1に示したスロット24部分を通
る断面図である。図3において23は誘電体板であり、
その第1主面(図における上面)に2つの導電体21
a,21bを形成して、24で示す部分を第1のスロッ
トとして構成している。また、誘電体板23の第2主面
(図における下面)に2つの導電体22a,22bを形
成して、25で示す部分を第2のスロットとして構成し
ている。2つの導電体板41,44はスロット24,2
5の近傍に空間42,43を設けるとともに、導電体2
1a−21b間および22a−22b間をそれぞれ導通
させる。
【0016】図3に示した、対向するスロット24と2
5との間の誘電体板23に設けられる23cで示す部分
が所望の伝搬周波数fbを有する高周波信号を伝搬させ
る伝搬領域となる。また、この伝搬領域23cを挟む両
側の23a,23bで示す部分が遮断領域となる。
【0017】図4は図3に示した平面誘電体線路の伝搬
領域部分を伝搬方向に通る面における断面図である。図
4に示すように、平面波の電磁波である平面電磁波pw
23は誘電体板23の上面(スロット24部分)に所定
の入射角θで入射して、入射角θと等しい反射角θで反
射する。また、誘電体板23の上面で反射された平面電
磁波pw23は誘電体板23の下面(スロット25部
分)に入射角θで入射して、入射角θと等しい反射角θ
で反射する。以降、平面電磁波pw23は誘電体板23
のスロット24,25部分の表面を境界面として交互に
繰り返して反射して、誘電体板23の伝搬領域23cの
内部をTEモードで伝搬する。言い換えれば、所望の伝
搬周波数fbが臨界周波数fda(入射角θが小さくな
って、平面電磁波pw23が空間42,43に透過し
て、伝搬領域23cの内部を伝搬する平面電磁波pw2
3が減衰する状態となる周波数)以上となるように誘電
体板23の比誘電率、誘電体板23の厚みt23を定め
る。
【0018】また、図3に示した誘電体板23を挟んで
対向する電極21a,22aは、TE波に対して所望の
伝搬周波数fbに比べて充分に高い遮断周波数を有する
平行平板導波管を構成する。これによって、電極21a
と22aとによって挟設された誘電体板23の幅方向の
一方の側に、電極21a,22aに平行な電界成分を有
するTE波に対する遮断領域23aを構成する。同様に
誘電体板23を挟む電極21b,22bはTE波に対し
て所望の伝搬周波数bに比べて充分に高い遮断周波数を
有する平行平板導波管を構成し、この電極21b,22
bによって挟設された誘電体板23の幅方向の一方の側
に、TE波に対する遮断領域23bを構成する。
【0019】また、空間42の図における天面と電極2
1aとが平行平板導波管を構成するが、この厚さt42
は、当該平行平板導波管のTE波に対する遮断周波数が
所望の伝搬周波数fbより充分高くなるように設定す
る。これによって、42aで示す部分に、TE波に対す
る遮断領域を構成する。同様に42b,43a,43b
で示す部分にもそれぞれTE波に対する遮断領域を構成
する。
【0020】また、空間42の対向する内面(図におけ
る縦の壁面)は平行平板導波管を構成するが、この幅W
2は当該平行平板導波管のTE波に対する遮断周波数が
所望の伝搬周波数fbより充分に高くなるように設定す
る。これによって遮断領域42dを構成する。空間43
についても同様に遮断領域43dを構成する。
【0021】以上のように平面誘電体線路を構成するこ
とによって、臨界周波数fda以上の周波数を有する高
周波信号の電磁界エネルギを、伝搬領域23cの内部と
その近傍に集中させて、平面波を誘電体板23の長手方
向(z軸方向)に伝搬させる。
【0022】たとえば60GHz帯の信号を伝搬させる
場合、上記誘電体板23の比誘電率を20〜30、板厚
t23を0.3〜0.8μmとすれば、線路幅W1は
0.4〜1.6mmが適当であり、30〜200Ωの範
囲の特性インピーダンスが得られる。また、このように
比誘電率が20以上の誘電体板を用いれば90%以上の
エネルギが誘電体板内に閉じ込められ、全反射による極
めて低損失な伝送路が実現できる。
【0023】以上は第2の平面誘電体線路について示し
たが、図1に示したスロット14を含む第1の平面誘電
体線路も同様に構成している。
【0024】さて、図5は回路基板30の上面の主要部
の導電体パターンを示す図である。同図において12は
スロット線路であり、このスロット線路12の一方の端
部に第1の線路変換導電体パターン10を形成してい
る。この第1の線路変換導電体パターン10は10a,
10bで示すようにそれぞれダイポールアンテナ形状を
成している。スロット線路12の端部に対する線路変換
導電体パターン10の付け根部分は、この線路変換導電
体パターン10の配線抵抗を下げて変換損を減らすた
め、スロット線路12から線路変換導電体パターン10
へいくほど緩やかに細くなるインピーダンス整合部(イ
ンピーダンス整合回路)Rを形成している。電極パター
ン10a,10bおよびインピーダンス整合部Rは、そ
れぞれ使用周波数帯における周波数の波長をλとすれ
ば、略λ/4の長さであり、スロット線路の12の幅
は、設計する線路の特性インピーダンスにより決定す
る。たとえば0.05〜0.20mmの幅で30〜10
0Ωの特性インピーダンスが実現できる。コプレーナ線
路16はRF−GNDと中心導体38とによって構成し
ていて、この中心導体38から第2の線路変換導電体パ
ターン17を、スロット24を含む第2の平面誘電体線
路に直交する向きに突出させている。この第2の線路変
換導電体パターンはモノポールアンテナ形状を成してい
る。コプレーナ線路16の寸法は設計する線路の特性イ
ンピーダンスにより決定する。たとえば中心導体の幅を
0.1〜0.15mm、その両側にあるRF−GNDの
間隔を0.2〜1.0mmとすれば30〜90Ωの特性
インピーダンスが実現できる。このコプレーナ線路16
は、その付け根部分から先端(第2の線路変換導電体パ
ターン17)方向へいくに従い一定幅まで細くなるパタ
ーンとして、これによりインピーダンス整合回路を構成
している。上述したように、平面誘電体線路の特性イン
ピーダンスは30〜200Ωであり、FET(ミリ波G
aAsFET)50の入出力インピーダンスは通常30
〜90Ω前後であるため、平面誘電体線路、スロット線
路、FET、コプレーナ線路の四者は容易にインピーダ
ンス整合をとることができる。さらに、スロット線路1
2の途中に適当な長さのショートスタブSを設けること
によって、第1の線路変換導電体パターン10とFET
との間のインピーダンス整合も容易にとることできる。
同様に、コプレーナ線路16の途中にオープンスタブを
設けることによって、第2の線路変換導電体パターン1
7とFETとの間のインピーダンス整合も容易にとるこ
とできる。
【0025】また、図5において37はスロット線路分
岐用導体、38はコプレーナ線路16の中心導体、35
はゲート端子、36はドレイン端子であり、後述するF
ETの各端子を接続する。31,32はそれぞれコプレ
ーナ線路であり、その中心導体33,34をゲート端子
35およびドレイン端子36にそれぞれ導いている。図
1の(B)にも示したように、このコプレーナ線路3
1,32の途中にはFで示すローパスフィルタとして作
用するフィルタを形成して、RF信号がバイアス回路側
へ洩れて伝搬しないようにしている。
【0026】なお、2つの平面誘電体線路の間には、R
F−GNDを設けて、2つの平面誘電体線路によるRF
信号またはLo信号が遮断されるだけの距離が必要であ
るが、その幅は1mm以上であれば十分である。
【0027】図6は図5に示した状態からFET50を
実装した状態を示す図である。図6において51,52
はFET50のソース端子、53はゲート端子、54は
ドレイン端子である。55,56で示す部分が活性領域
であり、この部分にそれぞれ電界効果型トランジスタを
形成し、ソース端子51,52、ゲート端子53、ドレ
イン端子54をそれぞれ引き出している。ソース端子5
1,51とゲート端子53,ドレイン端子54との間、
およびこのゲート端子53,ドレイン端子54とソース
端子52,52との間には、図に示すように、スロット
線路をそれぞれ形成している。クロスハッチング部分は
バイアホール形成部であり、チップの裏面側に各端子を
導出している。
【0028】図中の矢印はスロット線路12およびコプ
レーナ線路16を伝搬する信号の電界分布を示してい
る。図において14で示すスロットを含む第1の平面誘
電体線路を図において上方から下方へ伝搬するLSMモ
ードのRF信号は、第1の線路変換導電体パターン10
を介してスロット線路のモード(TEモード)に変換さ
れ、このTEモードの信号がスロット線路12を伝搬
し、FET50のソース−ゲート間に電圧信号として印
加される。一方、24で示すスロットを含む第2の平面
誘電体線路を図において右方から左方へ伝搬するLSM
モードのLo信号は、第2の線路変換導電体パターン1
7に結合して、コプレーナ線路のモードに変換され、コ
プレーナ線路16を伝搬し、FET50のスロット線路
を介してソース−ゲート間に電圧信号として印加され
る。ここで、コプレーナ線路31,32の中心導体3
3,34を介してそれぞれゲートバイアス電圧およびド
レインバイアス電圧を印加すれば、FETの相互コンダ
クタンスなどの非線形パラメータによって、RF信号と
Lo信号との差の周波数成分(IF信号)が生じる。そ
の際、2つのEFTに対してRF信号は逆相、Lo信号
は同相で入力されるため、バランス型ミキサとして作用
する。通常、バランス型のミキサ回路を構成する場合、
逆位相の波形を生成するために、位相シフタ等の回路を
付加する必要があるが、この実施形態によれば、特別な
位相シフタが不要となり、回路が小型化される。
【0029】なお、図6に示した例では、半導体素子形
成面が上面となるようにチップを実装したが、半導体素
子形成面を下向きにして、回路基板30とFETのスロ
ット線路とを直接バンプ接続することによって実装して
もよい。この場合、FETのスロット線路は誘電体板と
の寄生カップリングを防ぐために、両者を数十μm以上
離す必要があり、高度なバンプ接続技術が要求される
が、バイアホールが不要となるため、FETの構造は簡
略化できる。
【0030】また、図6に示した例では第1の平面誘電
体線路からRF信号、第2の平面誘電体線路からLo信
号をそれぞれ入力するようにしたが、逆に第2の平面誘
電体線路からRF信号、第1の平面誘電体線路からLo
信号をそれぞれ入力するようにしても、同様にバランス
型ミキサとして作用する。
【0031】図7は図1に示したインターディジタルキ
ャパシタ18の構成を示す図である。同図において、1
9,19′はそれぞれコプレーナ線路であり、コプレー
ナ線路19の中心導電体はコプレーナ線路31の中心導
電体から分岐している。インターディジタルキャパシタ
18はこの2つのコプレーナ線路19,19′の中心導
電体間にキャパシタンスを生じさせるものであり、イン
ターディジタル型の導電体パターンを形成している。こ
の実施形態では高誘電率の誘電体板に形成するので、1
0pF以上の比較的大容量のキャパシタを容易に実現で
きる。なお、コプレーナ線路31は、コプレーナ線路1
9との分岐点より先を高インピーダンスにすることによ
って、バイアス電圧供給回路側へのIF信号の漏れを防
いでいる。
【0032】以上に示したように、この高周波増幅器に
おいて、入出力には電磁界の閉じ込め効果の高い平面誘
電体線路を用いたため、この回路と外部回路との寄生カ
ップリングを防ぐことができる。また、平面誘電体線路
のQが高い(上述した例ではQ>500)ため、伝送損
失を最小限に抑えることができる。また、回路基板上の
電極パターンはフォトリソグラフィを用いた一般的な回
路基板の製造技術と同様の技術を用いて作成できるの
で、極めて簡便で低コストに製造することができる。
【0033】次に第2の実施形態であるミキサの主要部
の構成を図8を参照して説明する。図6に示した例では
FETを用いたが、この第2の実施形態ではミキサダイ
オードを用いる。図8はそのミキサダイオードのマウン
ト部分を示している。同図において、150がミキサダ
イオード、151はカソード端子、152はアノード端
子、153はカソード・アノード端子である。155,
156で示す部分が活性領域であり、それぞれダイオー
ドを形成している。カソード端子151,151とカソ
ード・アノード端子153,153との間、およびこの
カソード・アノード端子153,153とアノード端子
152,152との間には、図に示すように、スロット
線路をそれぞれ形成している。クロスハッチング部分は
バイアホール形成部であり、チップの裏面側に各端子を
導出している。
【0034】図中の矢印はスロット線路12およびコプ
レーナ線路16を伝搬する信号の電界分布を示してい
る。図において左方から右方へ伝搬するスロット線路モ
ードのRF信号は、スロット線路分岐用導体137で分
岐されてミキサダイオード150の2つのダイオードの
アノード−カソード間にそれぞれ電圧信号として印加さ
れる。一方、図において右方から左方へ伝搬するコプレ
ーナ線路モードのLo信号は、アノード−カソード間に
電圧信号として印加される。ここで、コプレーナ線路3
1の中心導体を介して2つのダイオードのアノード−カ
ソード間にそれぞれバイアス電圧を印加すれば、ダイオ
ードの非線形パラメータによって、RF信号とLo信号
との差の周波数成分(IF信号)が生じる。その際、2
つのダイオードに対してRF信号は同相、Lo信号は逆
相で入力されるため、バランス型ミキサとして作用す
る。第1の実施形態と同様に、この場合も位相シフタ等
の回路を付加することなく、小型のバランス形ミキサが
構成できる。
【0035】因みに、第1の実施形態のようにFETを
用いたミキサはFETの増幅作用を利用することで変換
損を0〜4dBと少なくすることができるが、その反
面、NF特性は一般に10dB以上と劣化する。この第
2の実施形態のようにダイオードを用いれば、変換損は
5〜8dB以上と大きいが、6dB以下の良好なNF特
性を得ることができる。また、消費電力が少ない利点も
ある。
【0036】なお、図8に示した例ではスロット線路か
らRF信号、コプレーナ線路からLo信号を入力するよ
うにしたが、逆にコプレーナ線路からRF信号、スロッ
ト線路からLo信号を入力するようにしても、同様にバ
ランス型ミキサとして作用する。
【0037】次に第3の実施形態である逓倍器(2倍波
発生器)の構成を図9を参照して説明する。図9は下部
導電体板44の上に回路基板30を載置した状態(上部
導電体板を取り除いた状態)での斜視図である。この逓
倍器は、構造上は、基本的に図1の(B)に示したミキ
サからインターディジタルキャパシタ18を取り除いた
ものである。したがって、この逓倍器の下部導電体板4
4および上部導電体板には、図1の(B)に示したイン
ターディジタルキャパシタ18およびそれにつながるコ
プレーナ線路の周囲に空間を設けるための溝を形成して
いない。
【0038】図9に示した構造で、スロット14を含む
第1の平面誘電体線路から伝搬されてくる入力信号は、
第1の線路変換導電体パターン10に結合し、スロット
線路のモードに変換されて、スロット線路12の分割に
より位相差180で、スロット線路入力構造のFET5
0のゲート−ソース間に入力される。このFET50に
は高調波が強く発生するしきい値付近にバイアス電圧を
印加していて、発生した高調波のうち基本波と2倍波が
FETのドレイン−ソース間から出力される。このと
き、基本波は入力側と同じく180°の位相差があるた
め、コプレーナ線路16をスロットモードのまま伝搬す
るが、2倍波は位相が揃う(位相差が0°である)ので
コプレーナ線路16をコプレーナモードで伝搬する。ス
ロット24を含む第2の平面誘電体線路とコプレーナ線
路16とのモード変換部分では、コプレーナ線路16の
中心導体から突出した第2の線路変換導電体パターン1
7と第2の平面誘電体線路とが結合してモード変換が行
われるが、基本波は位相がずれているため、変換されず
に反射される。したがって2倍波のみが第2の平面誘電
体線路へ出力され、基本波の出力側への漏洩が防止され
る。たとえば第1の平面誘電体線路から30GHzの信
号を入力することによって、第2の平面誘電体線路から
目的の60GHzの信号のみを出力することができる。
【0039】このようにして平面誘電体線路とスロット
線路との変換器、および平面誘電体線路とコプレーナ線
路との変換器によって、基本波を漏洩しない小型のバラ
ンス型逓倍器が容易に構成できる。なお、第2の平面誘
電体線路とコプレーナ線路16とのつなぎ目では、コプ
レーナ線路16の両側電極を図に示すようなワイア30
で接続するか、多層配線の導電体で接続しておけば、基
本波の抑制が一層確実になる。
【0040】なお、各実施形態では、第1・第2の2つ
の線路変換導電体パターンを用いた平面誘電体集積回路
を例に挙げたが、同様にして平面誘電体線路の端部また
は途中にコプレーナ線路を設けるとともに、そのコプレ
ーナ線路の中心導体から平面誘電体線路に直交する向き
に突出する1つの線路変換導電体パターンのみを設け
て、平面誘電体線路と電子部品との集積回路を構成する
こともできる。また、2つの平面誘電体線路の端部また
は途中にコプレーナ線路をそれぞれ設けるとともに、2
つコプレーナ線路の中心導体からそれぞれの平面誘電体
線路に直交する向きに突出するモノポール型の2つの線
路変換導電体パターンを設けて、2つの平面誘電体線路
と電子部品との集積回路を構成することもできる。後者
の構成によれば、一方の平面誘電体線路から入射してく
る信号に対して増幅などの信号処理を施して他方の平面
誘電体線路へ出力することも可能となる。
【0041】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、平面誘電
体線路と電子部品との間が、線路変換導電体パターンお
よびコプレーナ線路を介して接続されるため、平面誘電
体線路と電子部品との結合部分における信号ロスを低減
して、平面誘電体線路の特徴である低損失性を維持しつ
つ集積化を行うことができる。
【0042】請求項2に係る発明によれば、第1・第2
の平面誘電体線路を伝搬する2つの信号が、スロット線
路モードとコプレーナ線路モードでそれぞれ電子部品に
入力されるため、電子部品を用いて2つの信号を合成す
る等の信号処理を行う集積回路が容易に構成できる。た
とえばこの電子部品がミキサFETやミキサダイオード
である場合、第1・第2の平面誘電体線路からRF信号
とLo信号をそれぞれ入力することによってバランス形
ミキサが構成され、IF信号をバイアス電圧供給ライン
から外部へ取り出すことができる。
【0043】請求項3に係る発明によれば、線路変換導
電体パターンと電子部品とがインピーダンス整合し、ス
ロット線路またはコプレーナ線路と電子部品との接続部
での損失が低減する。
【0044】請求項4に係る発明によれば、線路変換導
電体パターンとスロット線路またはコプレーナ線路とが
インピーダンス整合し、不要な反射が抑制され、線路変
換に伴う伝送損失が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態であるミキサの構成を示す部分
分解斜視図である。
【図2】同ミキサの全体の構成を示す斜視図である。
【図3】平面誘電体線路部分の断面図である。
【図4】平面誘電体線路部分の断面図である。
【図5】回路基板上の導電体パターンを示す図である。
【図6】図5に対してFETを実装した状態を示す図で
ある。
【図7】インターディジタルキャパシタの構成を示す図
である。
【図8】第2の実施形態であるミキサの主要部の構成を
示す図である。
【図9】第3の実施形態である逓倍器の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
10−線路変換導電体パターン 12−スロット線路 14,24−第1のスロット 17−第2の線路変換導電体パターン 16−コプレーナ線路 18−インターディジタルキャパシタ 19,19′−コプレーナ線路 20−ワイア 21a,21b−導電体 22a,22b−導電体 23−誘電体板 23a,23b−遮断領域 23c−伝搬領域 25−第2のスロット 30−回路基板 31,32−コプレーナ線路 33,34−中心導体 35−ゲート端子 36−ドレイン端子 37−スロット線路分岐用導体 38−コプレーナ線路16の中心導体 41−上部導電体板 42,43−空間 44−下部導電体板 50−FET 51,52−ソース端子 53−ゲート端子 54−ドレイン端子 55,56−活性領域 137−スロット線路分岐用導体 138−中心導体 150−ミキサダイオード 151−カソード端子 152−アノード端子 153−カソード・アノード端子 R−インピーダンス整合部 S−ショートスタブ F−フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梶川 武久 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 平8−265007(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01P 5/08 H01P 3/16 H01P 5/02 607 H01P 5/107

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体板の第1主面に2つの導電体を一
    定間隔で配して第1のスロットを設け、前記誘電体板の
    第2主面に2つの導電体を一定間隔で配して第1のスロ
    ットに対向する第2のスロットを設け、前記誘電体板の
    前記第1のスロットと第2のスロットとで挟設される領
    域を平面波の伝搬領域とする平面誘電体線路を構成し、
    平面誘電体線路の端部または途中にコプレーナ線路
    を設けるとともに、該コプレーナ線路の中心導体から
    前記平面誘電体線路の電磁波伝搬方向に直交する向きに
    突出する線路変換導電体パターン17を設け、前記コプ
    レーナ線路を跨いで電子部品を配置してなる平面誘電体
    集積回路。
  2. 【請求項2】 それぞれ、誘電体板の第1主面に2つの
    電極を一定間隔で配して第1のスロットを設けるととも
    に、前記誘電体板の第2主面に2つの電極を一定間隔で
    配して第1のスロットに対向する第2のスロットを設
    け、前記誘電体板の前記第1のスロットと第2のスロッ
    トとで挟設される領域を平面波の伝搬領域とする第1・
    第2の2つの平面誘電体線路を構成し、第1の平面誘電
    体線路の端部にスロット線路を設け、該スロット線路の
    一方の端部に当該スロット線路および第1の平面誘電体
    線路の電磁界に結合する第1の線路変換導電体パターン
    10を設け、前記スロット線路の他方の端部付近に第1
    コプレーナ線路を設け、第2の平面誘電体線路の端部
    または途中に第2のコプレーナ線路16を設け、当該第
    2のコプレーナ線路の端部の中心導体から第2の平面誘
    電体線路の電磁波伝搬方向に直交する向きに突出する第
    2の線路変換導電体パターン17を設け、前記第1・第
    2のコプレーナ線路を跨いで電子部品50を配置してな
    る平面誘電体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記線路変換導電体パターンと前記電子
    部品との間のインピーダンス整合をとるショートスタブ
    を前記スロット線路または前記コプレーナ線路の途中に
    設けた請求項1または2に記載の平面誘電体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記線路変換導電体パターンと前記スロ
    ット線路または前記コプレーナ線路との間に、インピー
    ダンス整合回路を設けた請求項1〜3のうちいずれか1
    項に記載の平面誘電体集積回路。
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