JP3112173B2 - Cdma移動通信システムの呼受付制御方法及び移動局装置 - Google Patents

Cdma移動通信システムの呼受付制御方法及び移動局装置

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JP3112173B2
JP3112173B2 JP10529844A JP52984498A JP3112173B2 JP 3112173 B2 JP3112173 B2 JP 3112173B2 JP 10529844 A JP10529844 A JP 10529844A JP 52984498 A JP52984498 A JP 52984498A JP 3112173 B2 JP3112173 B2 JP 3112173B2
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station
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義裕 石川
靖之 渡邊
隆明 佐藤
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W72/00Local resource management
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、複数の無線基地局と符号分割多元接続(以
下、CDMAと略称する)方式により通信を行う複数の移動
局によって共有される周波数帯域について呼の受け付け
を制御するCDMA移動通信システムの呼受付制御方法およ
び移動局装置に関する。
背景技術 現在普及している携帯電話や自動車電話のような移動
通信システムでは、サービスエリア全体をセルと呼ばれ
る比較的小さな無線ゾーンに分割してサービスを行って
いる。このような方式はセルラ方式と呼ばれ、例えば1
つのセルの半径は1〜2km程度に設定される。同一の無
線チャネルを地理的に繰り返して再利用することでシス
テムの加入者容量を増大することができ、また移動局か
ら近距離に無線基地局が存在する確率が高くなるので、
携帯電話端末のように送信電力が比較的小さな移動局で
も良好な通信品質で通信を行うことができるなどの利点
がある。
一般に、移動通信システムでは使用できる無線資源が
限られているために、システムに収容できる加入者の容
量には限界がある。従って、この容量を超えて通信要求
が発生した場合には、サービスの提供を拒否される、い
わゆる呼損が発生する。
従来の無線チャネルを固定的に配置するFDMA(Freque
ncy Division Multiple Access)やTDMA(Time Divisio
n Multiple Access)のシステムでは、同一チャネルか
らの干渉妨害や、無線チャネルの側波帯のパワーの重な
りを許容して無線チャネルを構成するインタリーブ方式
における隣接無線チャネルからの干渉妨害が発生する確
率が十分低くなるように、各無線基地局に配置する無線
チャネルを決定する。その無線基地局で同時に通信でき
る移動局数は、その無線基地局に配置された無線チャネ
ル数により制限され、無線チャネル数を超えて通信の要
求が発生した場合には呼損となる。このようなシステム
では、チャネル数は各基地局に固定的に割り当てられて
いるため、トラヒックの偏在や時間的変動に対して柔軟
に対応することが困難であるという欠点がある。
また、無線チャネルを動的に割り当てる、いわゆるダ
イナミックチャネル割当を用いるシステムでは、無線チ
ャネルの割当時に所要の通信品質を満足する無線チャネ
ルを選択して割り当てる方法が採られていた。例えば、
干渉量が規定値以下の場合に割当可とする方法や、CIR
(Carrier to Interference power Ratio)が規定値以
上の場合に割当可とする方法がある。この場合には、各
基地局に配置された送受信機がすべて使用中のとき、あ
るいは送受信機には空きがあるが所要の通信品質を満た
す無線チャネルが無い場合に呼損となる。
一方、CDMA方式は、各ユーザが異なる拡散コードを使
用することにより同一の無線周波数帯域を共有する方式
であり、チャネルは拡散コードにより構成される。この
CDMA方式を用いた通信システムでは、同一の周波数帯域
を用いている他の通信はすべて干渉となる。すなわち、
全セルで同一の周波数帯域を用いた場合には、すべての
セルの非常に多数の通信が干渉源となり、各ユーザが通
信にどの拡散コードを用いているかに関わらず、干渉の
総量で通信品質が決まることになる。
従って、従来のFDMAやTDMAシステムで行われていたよ
うな、チャネルの繰り返し距離や所要の通信品質を満た
す無線チャネルを選択する方法では、CDMAシステムでは
通信品質を保証することができないという問題点があ
る。
そのため、CDMAシステムで、通信品質を保証するため
には、干渉源の数そのものを抑える必要がある。干渉量
を抑えるための技術として、セクタ化、ボイスアクティ
ベーション等の様々な技術があるが、それらの条件が与
えられたときに干渉量を基準値以下に抑えるためには、
同時にコネクションを張るユーザ数を制限しなければな
らない。
このような観点から、特願平7−759号には、CDMA方
式において通信品質を保証するための呼受付制御方法が
示されている。また、特願平7−326056号には、無線基
地局において上りリンク干渉量を測定し、測定結果と予
め定められたしきい値を比較することにより、呼受付可
否を判定する方法およびしきい値の設定方法が示されて
いる。
特願平7−759号は、過去のデータに基づいて予測さ
れる新たに呼を受け付けたときの干渉量を参照して、新
たに呼を受け付けたときの当該呼に対応する移動局およ
び当該無線基地局に既に接続されている移動局の通信品
質を予測したときに、所定の通信品質を満たせない移動
局が存在することが予測された際には、この新たな呼の
受付を拒否することを特徴とするものである。
また、特願平7−326056号は、通信品質劣化率を基に
求められる所要の通信品質を保証するための呼受付のた
めの干渉量のしきい値と印加呼量との第1の関係と、呼
損率を基に求められる所要の呼損率を満足するための呼
受付のための干渉量のしきい値と印加呼量との第2の関
係とから、所要の通信品質を保証し、かつ所定の呼損率
を満足するための当該周波数帯域における最大印加呼量
を求め、この最大印加呼量の範囲内で印加呼量に対して
所要の呼損率を満足するための当該周波数帯域における
呼受付のための干渉量のしきい値を前記第2の関係に拠
り定めて新たな呼の受付を制御するものである。
しかし、これらの呼受付制御方法は無線基地局におい
て受付可否の判定を行っているため、特に当該無線基地
局でのトラヒックが大きいときに無線基地局と移動局と
の間の制御信号量の増大を招いてしまうという実用上好
ましくない重大な欠点を有していた。これは、一般に受
付不可と判定されたために接続されなかったユーザは次
々に発信動作を繰り返す再呼と呼ばれる現象が生じるた
めである。通常、発信のためには、移動局から無線基地
局へ各ユーザが共通に使用するチャネルを用いてアクセ
スを行う。受付不可と判定された多数のユーザが次々に
発信動作を繰り返すと、この共通のチャネルのトラヒッ
クが急激に増加し、受け付けられる確率がさらに低下す
るという悪循環を生じる。CDMAでは、この共通のチャネ
ルと通信用のチャネルが同一の無線周波数帯域を用いた
場合には、共通チャネルにおける効率が低下するという
問題にとどまらず、これら制御信号が通信中の移動局に
対しても大きな干渉となり、通信品質を劣化させてしま
うという問題点があった。
更に、特願平7−326056号、特願平7−759号に示さ
れている方法では、呼受付可否の判断は1つの無線基地
局に閉じて行われているため、当該無線基地局に受け付
けられた移動局が周辺の無線基地局に大きな干渉を与
え、結果として周辺の無線基地局と接続して通信を行っ
ている移動局の通信品質を劣化させる可能性を低く抑え
ることができないという実用上好ましくない重大な欠点
があった。
発明の開示 本発明の目的は、トラヒックの大きな状況下において
も通信中の移動局の通信品質を損なうことなく、また周
辺基地局と通信中の移動局の通信品質を劣化させる可能
性を十分に低く抑えることができ、基地局と移動局との
間、基地局と周辺基地局との間、基地局と上位制御局と
の間の制御信号トラヒックを増加させることなく、効率
を向上することができるCDMA移動通信システムの呼受付
制御方法および移動局装置を提供することにある。
本発明は、無線基地局と符号分割多元接続により通信
を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域につ
いて呼受付を制御するCDMA移動通信の呼受付制御方法で
あって、無線基地局は新たな呼の受付に関して自局の状
態を表す呼受付情報を報知チャネルを用いて報知し、移
動局は接続先無線基地局から報知される該呼受付情報を
報知チャネルから取得し、この取得した呼受付情報に基
づいて、当該移動局の受付可否を判定する。
これにより、基地局と移動局の間の制御信号トラヒッ
クを低減するとともに、接続先基地局と既に接続して通
信中のユーザの通信品質の劣化を予め避けることができ
る。
また、本発明の他の側面では、移動局は接続先無線基
地局の周辺の無線基地局から報知されるそれぞれの無線
基地局における呼受付情報を、それぞれの無線基地局が
送信する報知チャネルから取得し、これら取得した呼受
付情報を当該移動局の受付可否の判定にさらに用いる。
これにより、基地局と移動局の間の制御信号トラヒッ
クをさらに低減するとともに、接続先基地局と既に接続
して通信中のユーザの通信品質の劣化を予め避けること
ができる。
また、本発明の他の側面では、呼受付情報は、自無線
基地局における新たな呼の受付に関して、可または否の
いずれかを示すものである。
また、本発明の他の側面では、無線基地局は自基地局
における上りリンクの干渉量を測定し、呼受付情報は少
なくとも該測定された上りリンクの干渉量および予め定
められたしきい値により構成される。
また、本発明の他の側面では、無線基地局は自基地局
における上りリンクの干渉量を測定し、この測定された
上りリンクの干渉量に基づいて、自基地局における残り
容量を算出し、呼受付情報は少なくとも、この算出され
た残り容量を示すものである。
また、本発明の他の側面では、無線基地局は自基地局
における上りリンクの干渉量を測定し、呼受付情報は少
なくとも該測定された自基地局における上りリンクの干
渉量により構成され、移動局は接続先無線基地局に受け
付けられた場合に予想される無線基地局における所要受
信レベルを報知チャネルから取得した干渉量に基づいて
算出し、前記取得した上りリンク干渉量と、前記算出し
た所要受信レベルに基づいて、自局が所要の通信品質を
満たすことができないと判断された場合に、当該移動局
の受付を不可と判定する。
これにより、基地局と移動局の間の制御信号トラヒッ
クを低減するとともに、接続先基地局と既に接続して通
信中のユーザの通信品質の劣化を予め避けることができ
る。
また、本発明の他の側面では、移動局は、基地局にお
ける上りリンク干渉量と当該移動局が受け付けられた場
合に予想される所要の受信レベルとから当該移動局を受
け付けた後の上りリンク干渉量を予測し、この予測した
受付後の上りリンク干渉量が所定のしきい値を超えてい
た場合、当該移動局の受付を不可と判定する。
これにより、基地局と移動局の間の制御信号トラヒッ
クを低減するとともに、接続先基地局と既に接続して通
信中のユーザの通信品質の劣化を予め避けることができ
る。
また、本発明の他の側面では、無線基地局は自基地局
における上りリンクの干渉量を測定し、呼受付情報は少
なくとも該測定された自基地局における上りリンクの干
渉量により構成され、移動局は接続先無線基地局に受け
付けられた場合に予想される接続先無線基地局における
所要の受信レベルに基づき当該移動局が接続先無線基地
局に受け付けられた場合に予想される周辺の基地局に与
える干渉量を算出し、前記取得した周辺基地局における
上りリンク干渉量と前記算出した周辺基地局に与える干
渉量とから当該移動局が接続先無線基地局に受け付けら
れた後の周辺基地局における上りリンク干渉量を予測
し、この予測した周辺基地局における上りリンク干渉量
が所定のしきい値を超えていた場合、当該移動局の受付
を不可と判定する。
これにより、基地局と移動局の間の制御信号トラヒッ
クを低減するとともに、接続先基地局と既に接続して通
信中のユーザの通信品質の劣化を予め避けることができ
る。
また、本発明の他の側面では、無線基地局は自基地局
の送信電力を測定し、呼受付情報は少なくとも該測定さ
れた無線基地局の送信電力値および予め定められたしき
い値により構成される。
また、本発明の他の側面では、無線基地局は自基地局の
送信電力を測定し、該測定された無線基地局の送信電力
値に基づいて、自基地局における残り容量を算出し、呼
受付情報は少なくともこの算出された残り容量を示すも
のである。
また、本発明の他の側面では、呼受付情報は少なくと
も自無線基地局内で現在使用中の拡散コード数または自
無線基地局内で現在使用中のハードウェア資源の数、お
よび、それらに対応するしきい値により構成される。
また、本発明の他の側面では、無線基地局は自無線基
地局内で現在使用中の拡散コード数または自無線基地局
内で現在使用中のハードウェア資源の数に基づいて、自
基地局における残り容量を算出し、呼受付情報は少なく
ともこの算出された残り容量を示すものである。
また、本発明は、無線基地局と符号分割多元接続によ
り通信を行う複数の移動局によって共有される周波数帯
域について呼受付を制御するCDMA移動通信システムにお
ける移動局装置であって、接続先無線基地局から報知さ
れる、無線基地局における新たな呼の受付に関する状態
を表す呼受付情報を報知チャネルから取得する取得手段
と、この取得した呼受付情報に基づいて当該移動局の受
付可否を判定する判定手段と、判定の結果、受付不可と
判定された場合に当該移動局における呼処理動作を終了
する呼処理終了手段とを有する。
これにより、基地局と移動局の間の制御信号トラヒッ
クを低減するとともに、接続先基地局と既に接続して通
信中のユーザの通信品質の劣化を予め避けることができ
る。
また、本発明の他の側面では、取得手段は、更に接続
先無線基地局の周辺の無線基地局から報知されるそれぞ
れの無線基地局における呼受付情報を、それぞれの無線
基地局が送信する報知チャネルから取得する。
また、本発明の他の側面では、取得手段は、接続先無
線基地局から報知される呼受付情報から上りリンクの干
渉量を取得し、判定手段は、接続先無線基地局に受け付
けられた場合に予想される無線基地局における所要受信
レベルを報知チャネルから取得した干渉量に基づいて算
出し、前記取得した上りリンク干渉量と、前記算出した
所要受信レベルに基づいて、自局が所要の通信品質を満
たすことができないと判断された場合に、当該移動局を
受付不可と判定する。
これにより、基地局と移動局の間の、制御信号トラヒ
ックを低減するとともに、接続先基地局と既に接続して
通信中のユーザの通信品質の劣化を予め避けることがで
きる。
また、本発明の他の側面では、判定手段は、基地局に
おける上りリンク干渉量と移動局が受け付けられた場合
に予想される所要の受信レベルから当該移動局を受け付
けた後の上りリンク干渉量を予測し、この予測した受付
後の上りリンク干渉量が所定のしきい値を超えていた場
合に当該移動局を受付不可と判定する。
また、本発明の他の側面では、取得手段は、基地局に
おける上りリンクの干渉量を報知チャネルで報知された
呼受付情報から取得し、判定手段は、接続先無線基地局
に受け付けられた場合に予想される接続先無線基地局に
おける所要の受信レベルに基づき当該移動局が接続先無
線基地局に受け付けられた場合に予想される周辺の基地
局に与える干渉量を算出し、前記取得した周辺基地局に
おける上りリンク干渉量と前記算出した周辺基地局に与
える干渉量とから当該移動局が接続先無線基地局に受け
付けられた後の周辺基地局における上りリンク干渉量を
予測し、この予測した周辺基地局における上りリンク干
渉量が所定のしきい値を超えていた場合に、当該移動局
を受付不可と判定する。
これにより、基地局と移動局の間の制御信号トラヒッ
クを低減するとともに、接続先基地局の周辺の基地局と
既に接続して通信中のユーザの通信品質の劣化を予め避
けることができる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の一実施形態に係る呼受付制御方法が
適用される移動通信システムの構成を示す図である。
図2は、図1の移動通信システムに使用されている基
地局装置の構成を示すブロック図である。
図3は、図1に示す移動通信システムに使用されてい
る移動局装置の構成を示すブロック図である。
図4は、移動局装置の動作を示すフローチャートであ
る。
図5は、移動局装置の他の動作を示すフローチャート
である。
図6は、移動局装置の他の動作を示す図5に続くフロ
ーチャートである。
図7は、移動局装置の更に他の動作を示すフローチャ
ートである。
図8は、移動局装置の更に他の動作を示す図7に続く
フローチャートである。
図9は、移動局内の各回路の動作を示すフローチャー
トである。
発明を実施するための最良の形態 以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明
する。
図1は、本発明の一実施形態に係る呼受付制御方法が
適用される移動通信システムの構成を示す図である。同
図に示す移動通信システムにおいて、無線基地局装置11
1と移動局112とは互いにCDMA方式を用いて相互に通信を
行う。
図2は、図1に示す無線基地局装置111の構成を示す
ブロック図である。同図に示す無線基地局装置111は、
交換局インタフェース1を介して交換局に接続されると
ともに、アンテナ5を介して移動局と接続され、ユーザ
情報を無線を通じて送信および受信する基地局送受信装
置3を有するとともに、該基地局送受信装置3を制御す
るための装置として、共通制御装置7、制御情報制御装
置9、干渉監視制御装置11、メモリ13、および送信電力
監視制御装置17がバス15を介して相互に接続されてい
る。また共通制御装置7は制御局に接続されている。
また、干渉監視制御装置11は、基地局送受信装置3に
干渉量の測定を指令し、またその結果を受け取り、それ
をメモリ13に格納する。制御情報制御装置9は、メモリ
13から干渉量情報を読み出し、それを報知チャネルを用
いて移動局112に報知するように基地局送受信装置3を
制御する。
図3は、図1に示す移動局装置112の構成を示すブロ
ック図である。同図に示す移動局装置112は、ユーザイ
ンタフェース25に接続されるとともに、アンテナ21を介
して基地局に接続され、ユーザ情報を無線を通じて送信
および受信する移動局送受信装置23を有するとともに、
該移動局送受信装置23を制御するための回路として、受
信レベル情報制御回路27、共通制御回路29、制御情報制
御回路31、ユーザインタフェース制御回路33、干渉予測
回路35、呼受付制御回路37、呼制御回路39、メモリ41が
バス43を介して相互に接続されている。
制御情報制御回路31は無線基地局装置111から報知チ
ャネルを用いて報知される情報を取り出し、メモリ41上
に格納する。ユーザインタフェース制御回路33は、ユー
ザインタフェース25を制御するための回路で、ユーザか
らの指令を解釈したり、ユーザへ処理結果を通知するた
めの回路である。干渉予測回路35は、自移動局が受け付
けられた後の上りリンク干渉量の予測演算を行う回路で
ある。呼受付制御回路37は呼制御回路39の指令により起
動し、呼受付可否を判定するための回路である。呼制御
回路39は、移動局の発信や着信といった呼制御を行う回
路である。受信レベル情報制御回路27は、移動局送受信
装置23に対して無線基地局が送信する制御チャネルの受
信レベル測定を指令し、またその結果をメモリ41に格納
する。
次に、移動局において所要受信レベルを算出し、それ
に基づいて自局が所要の通信品質を満たすことができる
かどうかを判断し、自局の受付可否を判定する処理につ
いて説明する。図4は移動局内の各回路の動作を示すフ
ローチャートであり、移動局からの発信の場合を示して
いる。移動局への着信の場合には、呼制御回路39を起動
するのは、ユーザインタフェース制御回路33ではなく、
自局への一斉呼び出しを検出した制御情報制御回路31で
あることなどの違いがあるが、呼受付可否判定に関わる
部分はまったく変更なく適用可能であるため、移動局発
信の例を用いて説明する。
図4において、ユーザの発信動作をユーザインタフェ
ース制御回路33が検出すると、ユーザインタフェース制
御回路33は呼制御回路39に対して呼制御を実行するよう
に指令する(ステップS11)。呼制御回路39は呼制御を
実行する前に、呼受付制御回路37に対して、呼受付処理
を指令する(ステップS13)。
呼受付制御回路37は、制御情報制御回路31と受信レベ
ル情報制御回路27に対して、上り干渉量取得と制御チャ
ネル受信レベル測定をそれぞれ指令する(ステップS15,
S17)。呼受付制御回路37からの指令を受けた制御情報
制御回路31と受信レベル情報制御回路27は上り干渉量取
得と制御チャネル受信レベル測定をそれぞれ実施し、結
果をメモリ41上に格納する(ステップS19,S21)。呼受
付制御回路37は、これらが終了するのを待ってから、メ
モリ41上から、上り干渉量Iと、制御チャネル受信レベ
ルR、それに加えて、所要品質(Eb/I0req、制御チャ
ネルの送信電力P、呼受付のためのマージンΔ、自局の
最大送信電力Pmaxを読み出す(ステップS23)。呼受付
制御回路37は、自局が受け付けられた後の所要のビット
当たりのエネルギEb(所要受信電力レベル)を以下のよ
うに算出する(ステップS25)。
Eb=I+(Eb/I0req (1) 更に、基地局と移動局の間の伝搬損失を例えば、P/R
で推定し、自局が受け付けられた後の所要の送信電力P
reqを Preq=Eb+P/R+Δ (2) と算出する(ステップS27)。Δは前述したように、呼
受付のためのマージンである。現実の移動通信システム
では、受信レベル測定値Rには誤差が含まれること、更
に上りリンクの伝搬路と下りリンクの伝搬路の特性は一
般に異なることなどから、Preqにも誤差が含まれること
になる。もし、Preqが小さめに評価されてしまうと、呼
受付判定では受付可と判断されたにもかかわらず、実際
には、所要の品質を満たすことができずに、強制的に回
線を切断されるといういわゆる強制切断が発生する。強
制切断はサービス性を著しく低下させるため、本実施形
態では、このようにマージンを導入している。しかし、
これは本発明の実施形態を限定するものではない。
このPreqを自局の最大送信電力Pmaxと比較し(ステッ
プS29)、Pmax<Preqであれば、すなわち、自局の最大
送信電力で送信しても所要品質を満たすことができない
と判断されれば、呼受付制御回路37は、受付不可を呼制
御回路39へ通知し(ステップS31)、更に呼制御回路39
はユーザインタフェース制御回路33へ受付不可を通知す
る(ステップS33)。ユーザインタフェース制御回路33
はユーザインタフェース25を通じてユーザへ受け付け不
可を通知する(ステップS35)。Pmax≧Preqであれば、
呼受付制御回路37は受付可を呼制御回路39へ通知する
(ステップS37)。呼制御回路39は発着信処理を継続す
る(ステップS39)。
なお、本実施形態ではユーザの発信動作を行った後
で、呼受付制御回路37が制御情報制御回路31と受信レベ
ル情報制御回路27に対してそれぞれ上り干渉量取得と制
御チャネル受信レベル測定を指令するように説明した
が、これらは本発明の実施形態を限定するものではな
い。この外にも、制御情報制御回路31と受信レベル情報
制御回路27が常にあるいは定期的に干渉量取得と制御チ
ャネル受信レベル測定をそれぞれ行い、メモリに結果を
格納するなどの方法が考えられるが、いずれの方法によ
っても同様の効果が得られる。
また、本実施形態では、所要品質(Eb/I0req,Δ,P,
Pmaxについて固定値がメモリ上に格納されているかのよ
うに説明した。これらは、もちろん移動局のROM(Read
only Memory)などに固定的に格納されていてもよい
し、上り干渉量情報Iと同じように基地局から報知チャ
ネルを用いて移動局に提供するようにしてもよい。更
に、情報によって、これらの方法のうち異なるものを適
用してもかまわない。いずれにしても、本発明の適用を
妨げるものではなく、同様の効果が得られる。
次に、移動局において所要受信レベルを算出し、それ
に基づいて自局が所要の通信品質を満たすことができる
かどうかを判断し、更に受付後の上りリンク干渉量を予
測し、これを予め定められたしきい値と比較することに
より自局の受付可否を判定する処理について説明する。
図5および図6は移動局内の各回路の動作を示すフロー
チャートであり、移動局からの発信の場合を示してい
る。移動局への着信の場合には、呼制御回路39を起動す
るのは、ユーザインタフェース制御回路33ではなく、自
局への一斉呼び出しを検出した制御情報制御回路31であ
ることなどの違いがあるが、呼受付可否判定に関わる部
分はまったく変更なく適用可能であるため、移動局発信
の例を用いて説明する。
図5および図6において、ユーザの発信動作をユーザ
インタフェース制御回路33が検出すると、ユーザインタ
フェース制御回路33は呼制御回路39に対して呼制御を実
行するように指令する(ステップS51)。呼制御回路39
は呼制御を実行する前に、呼受付制御回路37に対して呼
受付処理を指令する(ステップS53)。呼受付制御回路3
7は、制御情報制御回路31と受信レベル情報制御回路27
に対して上り干渉量取得と制御チャネル受信レベル測定
をそれぞれ指令する(ステップS55,S57)。呼受付制御
回路37からの指令を受けた制御情報制御回路31と受信レ
ベル情報制御回路27は上り干渉量取得と制御チャネル受
信レベル測定をそれぞれ実施し、結果をメモリ41上に格
納する(ステップS59,S61)。呼受付制御回路37は、こ
れらが終了するのを待ってから、メモリ41上から、上り
干渉量Iと、制御チャネル受信レベルR、それに加え
て、所要品質(Eb/I0req,制御チャネルの送信電力
P、呼受付のための第1のマージンΔ、自局の最大送
信電力Pmaxを読み出す(ステップS63)。呼受付制御回
路37は、自局が受け付けられた後の所要のビット当たり
のエネルギEb(所要受信電力レベル)を以下のように算
出する(ステップS65)。
Eb=I+(Eb/I0req (3) 更に、基地局と移動局の間の伝搬損失を例えば、P/R
で推定し、自局が受け付けられた後の所要の送信電力P
reqを Preq=Eb+P/R+Δ (4) と算出する(ステップS67)。Δは前述したように、
呼受付のための第1のマージンである。現実の移動通信
システムでは、受信レベル測定値Rには誤差が含まれる
こと、更に上りリンクの伝搬路と下りリンクの伝搬路の
特性は一般に異なることなどから、Preqにも誤差が含ま
れることになる。もし、Preqが小さめに評価されてしま
うと、呼受付判定では受付可と判断されたにも関わら
ず、実際には、所要の品質を満たすことができずに、強
制的に回線を切断されるといういわゆる強制切断が発生
する。強制切断はサービス性を著しく低下させるため、
本実施形態では、このようにマージンを導入している。
しかし、これは本発明の実施形態を限定するものではな
い。
このPreqを自局の最大送信電力Pmaxと比較し(ステッ
プS69)、Pmax<Preqであれば、すなわち、自局の最大
送信電力で送信しても所要品質を満たすことができない
と判断されれば、呼受付制御回路37は、受付不可を呼制
御回路39へ通知し(ステップS71)、更に呼制御回路39
はユーザインタフェース制御回路33へ受付不可を通知す
る(ステップS73)。ユーザインタフェース制御回路33
はユーザインタフェース25を通じてユーザへ受け付け不
可を通知する(ステップS75)。
Pmax≧Preqであれば、呼受付制御回路37は続いて、干
渉予測回路35に干渉量の予測を指令する(ステップS7
7)。干渉予測回路35は、メモリ41から所要受信電力レ
ベルEb、上り干渉量I、および第2のマージンΔを読
み出す(ステップS79)。そして、自局が受け付けられ
た後の上り干渉量Inewを Inew=Eb+I+Δ (5) と計算し、呼受付制御回路37に結果を報告する(ステッ
プS81)。Δは、前述のように、呼受付のための第2
のマージンである。Preqの算出と同様に、Inewの算出に
も誤差が伴っているため、Δを導入することにより、
強制切断の発生を未然に防ぐように構成している。しか
し、これは本発明の実施形態を限定するものではない。
呼受付制御回路37では、メモリ41から上り干渉量のし
きい値Tを読み出し(ステップS83)、Inewと比較する
(ステップS85)。T<Inewであれば、すなわち、自局
が受け付けられることで、既に通信を行っているユーザ
の通信を劣化させる可能性があると判断されれば、呼受
付制御回路37は受付不可を呼制御回路39へ通知し(ステ
ップS87)、更に呼制御回路39はユーザインタフェース
制御回路33へ受付不可を通知する(ステップS89)。ユ
ーザインタフェース制御回路33はユーザインタフェース
25を通じてユーザへ受け付け不可を通知する(ステップ
S91)。T≧Inewであれば、受付可を呼制御回路39へ通
知する(ステップS93)。呼制御回路39は発着信処理を
継続する(ステップS95)。
なお、本実施形態ではユーザの発信動作を行った後
で、呼受付制御回路37が制御情報制御回路31と受信レベ
ル情報制御回路27に対してそれぞれ上り干渉量取得と制
御チャネル受信レベル測定を指令するように説明した
が、これらは本発明の実施形態を限定するものではな
い。この外にも、制御情報制御回路31と受信レベル情報
制御回路27が常にあるいは定期的に干渉量取得と制御チ
ャネル受信レベル測定をそれぞれ行い、メモリに結果を
格納するなどの方法が考えられるが、いずれの方法によ
っても同様の効果が得られる。また、本実施形態では、
所要品質(Eb/I0req,Δ,P,Pmax,Tについて固定値がメ
モリ上に格納されているかのように説明した。これら
は、もちろん移動局のROM(Read Only Memory)などに
固定的に格納されていてもよいし、上り干渉量情報Iと
同じように基地局から報知チャネルを用いて移動局に提
供するようにしてもよい。更に、情報によって、これら
の方法のうち異なるものを適用してもかまわない。いず
れにしても、本発明の適用を妨げるものではなく、同様
の効果が得られる。
次に、移動局において所要受信レベルを算出し、それ
に基づいて自局が所要の通信品質を満たすことができる
かどうかを判断し、更に、受付後の上りリンク干渉量を
予測し、これを予め定められたしきい値と比較し、自局
が接続先無線基地局に受け付けられた場合に予想される
周辺の無線基地局に与える干渉を予測し、これを予め定
めたしきい値と比較することにより自局の受付可否を判
定する処理について説明する。図7および図8は移動局
内の各回路の動作を示すフローチャートであり、移動局
からの発信の場合を示している。移動局への着信の場合
には、呼制御回路39を起動するのは、ユーザインタフェ
ース制御回路33ではなく、自局への一斉呼び出しを検出
した制御情報制御回路31であることなどの違いがある
が、呼受付可否判定に関わる部分はまったく変更なく適
用可能であるため、移動局発信の例を用いて説明する。
図7および図8において、ユーザの発信動作をユーザ
インタフェース制御回路33が検出すると、ユーザインタ
フェース制御回路33は呼制御回路39に対して呼制御を実
行するように指令する(ステップS101)。呼制御回路39
は呼制御を実行する前に、呼受付制御回路37に対して呼
受付処理を指令する(ステップS103)。呼受付制御回路
37は、制御情報制御回路31と受信レベル情報制御回路27
に対して上り干渉量取得と制御チャネル受信レベル測定
をそれぞれ指令する(ステップS105,S107)。呼受付制
御回路37からの指令を受けた制御情報制御回路31と受信
レベル情報制御回路27は接続先無線基地局(0)および
周辺の無線基地局(1〜n)について、上り干渉量取得
と制御チャネル受信レベル測定をそれぞれ実施し、結果
をメモリ41上に格納する(ステップS109,S111)。移動
局が接続先無線基地局の周辺の無線基地局を知る方法と
しては、様々な方法が考えられる。例えば、接続先の無
線基地局から移動局に周辺無線基地局を通知する方法
や、移動局が自律的に周辺無線基地局の制御用チャネル
をスキャンし、一定受信レベル以上の無線基地局を周辺
基地局とする方法などが考えられる。いずれの方法で
も、本発明の適用が可能で同様の効果が得られる。
呼受付制御回路37は、これらが終了するのを待ってか
ら、メモリ41上から、接続先および周辺の無線基地局
(0〜n)の上り干渉量I0〜nと、制御チャネル受信
レベルR0〜n、それに加えて、所要品質(Eb/
I0req、制御チャネルの送信電力P0〜n、呼受付の
ための第1のマージンΔ、自局の最大送信電力Pmax
読み出す(ステップS113)。呼受付制御回路37は、自局
が受け付けられた後の所要のビット当たりのエネルギEb
(所要受信電力レベル)を以下のように算出する(ステ
ップS115)。
Eb=I+(Eb/I0req (6) 更に、基地局と移動局の間の伝搬損失を例えば、P0/R
0で推定し、自局が受け付けられた後の所要の送信電力P
reqを Preq=Eb+P0/R0+Δ (7) と算出する(ステップS117)。Δは前述したように、
呼受付のための第1のマージンである。現実の移動通信
システムでは、受信レベル測定値Rには誤差が含まれる
こと、更に上りリンクの伝搬路と下りリンクの伝搬路の
特性は一般に異なることなどから、Preqにも誤差が含ま
れることになる。もし、Preqが小さめに評価されてしま
うと、呼受付判定では受付可と判断されたにも関わら
ず、実際には、所要の品質を満たすことができず、強制
的に回線を切断されるといういわゆる強制切断が発生す
る。強制切断はサービス性を著しく低下させるため、本
実施形態では、このようにマージンを導入している。し
かし、これは本発明の実施形態を限定するものではな
い。
このPreqを自局の最大送信電力Pmaxと比較し(ステッ
プS119)、Pmax<Preqであれば、すなわち、自局の最大
送信電力で送信しても所要品質を満たすことができない
と判断されれば、呼受付制御回路37は、受付不可を呼制
御回路39へ通知し(ステップS121)、更に呼制御回路39
はユーザインタフェース制御回路33へ受付不可を通知す
る(ステップS123)。ユーザインタフェース制御回路33
はユーザインタフェース25を通じてユーザへ受け付け不
可を通知する(ステップS125)。
Pmax≧Preqであれば、呼受付制御回路37は続いて、干
渉予測回路35に干渉量の予測を指令する(ステップS12
7)。干渉予測回路35は、メモリ41から所要送信電力P
req、上り干渉量I0〜n、および第2のマージンΔ
を読み出す(ステップS129)。そして、自局が受け付け
られた後の上り干渉量Inewi(i=0〜n)を Inewi=Preq×Ri/Pi+Ii+Δ (8) と計算し、呼受付制御回路37に結果を報告する(ステッ
プS131)。Δは、前述のように、呼受付のための第2
のマージンである。Preqの算出と同様、Inewの算出にも
誤差が伴っているため、Δを導入することにより、強
制切断の発生を未然に防ぐように構成している。しか
し、これは本発明の実施形態を限定するものではない。
呼受付制御回路37では、メモリ41から上り干渉量のしき
い値T0〜nを読み出し(ステップS133)、Inew0〜n
と比較する(ステップS135)。すべてのi(i=0〜
n)についてTi≧Inewiであれば、受付可を呼制御回路3
9へ通知する(ステップS143)。呼制御回路39は発着信
処理を継続する(ステップS145)。それ以外は、自局が
受け付けられることで、既に通信を行っているユーザの
通信を劣化させる可能性があると判断し、呼受付制御回
路37は受付不可を呼制御回路39へ通知し(ステップS13
7)、更に呼制御回路39はユーザインタフェース制御回
路33へ受付不可を通知する0(ステップS139)。ユーザ
インタフェース制御回路33はユーザインタフェース25を
通じてユーザへ受け付け不可を通知する(ステップS14
1)。
なお、本実施形態ではユーザの発信動作を行った後
で、呼受付制御回路37が制御情報制御回路31と受信レベ
ル情報制御回路27に対して、それぞれ上り干渉量取得と
制御チャネル受信レベル測定を指令するように説明した
が、これらは本発明の実施形態を限定するものではな
い。この外にも、制御情報制御回路31と受信レベル情報
制御回路27が常にあるいは定期的に干渉量取得と制御チ
ャネル受信レベル測定をそれぞれ行い、メモリに結果を
格納するなどの方法が考えられるが、いずれの方法によ
っても同様の効果が得られる。また、本実施形態では、
所要品質(Eb/I0req,Δ,P,Pmax,Tについて固定値がメ
モリ上に格納されているかのように説明した。これら
は、もちろん移動局のROM(Read Only Memory)などに
固定的に格納されていてもよいし、上り干渉量情報Iと
同じように基地局から報知チャネルを用いて移動局に提
供するようにしてもよい。更に、情報によって、これら
の方法のうち異なるものを適用してもかまわない。いず
れにしても、本発明の適用を妨げるものではなく、同様
の効果が得られる。また、呼受付のための第2のマージ
ンΔは、本実施形態では、全無線基地局に共通の値を
用いるように説明したが、これらは、共通である必要は
なく、基地局毎に異なる値を設定しても本発明の適用お
よび効果になんら影響を与えない。
次に、基地局から呼受付情報を報知し、移動局におい
てその情報を取り出し、呼受付可否を判定する処理につ
いて説明する。本実施形態では、呼受付情報が受付可否
を表す情報により構成される場合、基地局における上り
干渉量としきい値により構成される場合、上り干渉量に
より算出される残り容量により構成される場合、基地局
の送信電力値としきい値により構成される場合、基地局
の送信電力から算出される残り容量により構成される場
合、基地局内で現在使用中の拡散コード数またはハード
ウェア資源の数とそれらに対応するしきい値により構成
される場合、基地局内で現在使用中の拡散コード数また
はハードウェア資源の数から算出される残り容量により
構成される場合、について説明する。これらは、移動局
において取得する情報の内容およびそれに基づく受付可
否判定基準が異なるだけで、動作の流れは同一である。
ここにハードウェア資源とは基地局に実装される、個々
のユーザの伝送速度に対応して伝達される情報の処理を
行う装置を指している。図2において基地局送受信機装
置を構成する要素の一つであり、基地局の規模に応じて
複数個のハードウェア資源が実装される。各ユーザはこ
れらハードウェア資源のうちひとつまたは複数を割り当
てられ通信を行う。使用できるハードウェア資源は実装
された数により制限され、例えば現在実装されているハ
ードウェア資源の数をしきい値として用いる。あるいは
例えば実装されているハードウェア資源の数から現在使
用中のハードウェア資源の数を差し引いたものを残り容
量として用いる。また、拡散コードは基地局と移動局と
の間の通信に用いられる。移動局はひとつあるいは複数
の拡散コードを割り当てられて基地局と通信を行う。拡
散コードはコードの長さ(ビット数)により生成できる
拡散コードの数に制限があり、例えばそのコード数の限
界値をしきい値として用いる。あるいは例えばコード数
の限界から現在使用中の拡散コードの数を差し引いたも
のを残り容量として用いる。
図9は移動局内の各回路の動作を示すフローチャート
である。図9のフローチャートは移動局からの発信の場
合を示している。移動局着信の場合には、呼制御回路39
を起動するのは、ユーザインタフェース制御回路33では
なく、自局への一斉呼び出しを検出した制御情報制御回
路31であることなどの違いがあるが、呼受付可否判定に
関わる部分は全く変更なく適用可能であるため、この、
移動局発信の例を用いて説明する。
ユーザの発信動作をユーザインタフェース制御回路33
が検出すると、ユーザインタフェース制御回路33は呼制
御回路39に対して呼制御を実行するように指令する(ス
テップS151)。呼制御回路39は呼制御を実行する前に、
呼受付制御回路37に対して、呼受付処理を指令する(ス
テップS153)。呼受付制御回路37は、制御情報制御回路
31に対して、呼受付情報の取得を指令する(ステップS1
55)。呼受付制御回路37からの指令を受けた、制御情報
制御回路31は呼受付情報の取得を実行し結果をメモリ41
上に格納する(ステップS157)。呼受付制御回路37は、
これらが終了するのを待ってから、メモリ41上から、呼
受付情報を読み出す(ステップS159)。
そして、読み出した呼受付情報に基づいて受付可否を
判定し(ステップS161)、受付否と判断されれば、呼受
付制御回路37は、受付不可を呼制御回路39へ通知し(ス
テップS163)、更に呼制御回路39はユーザインタフェー
ス制御回路33へ受付不可を通知する(ステップS165)。
ユーザインタフェース制御回路33はユーザインタフェー
ス25を通じてユーザへ受け付け不可を通知する(ステッ
プS167)。受付可と判断された場合は、呼受付制御回路
37は受付可を呼制御回路39へ通知する(ステップS16
9)。呼制御回路39は発着信処理を継続する(ステップS
171)。
呼受付判定は制御情報制御回路31が取得する情報の内
容により以下のように行う。呼受付情報が受付可否を表
す情報により構成される場合、取得した呼受付情報が受
付可を表しているか、受付否を表しているかを調べるこ
とにより呼受付を判定する。基地局における上り干渉量
としきい値により構成される場合、取得した上り干渉量
と取得したしきい値を比較して、上り干渉量がしきい値
未満であれば受付可、そうでなければ受付否と判定す
る。上り干渉量により算出される残り容量により構成さ
れる場合、取得した残り容量が0より大きければ受付
可、そうでなければ受付否と判定する。基地局の送信電
力値としきい値により構成される場合、取得した送信電
力値と取得したしきい値を比較して、送信電力値がしき
い値未満であれば受付可、そうでなければ受付否と判定
する。基地局の送信電力から算出される残り容量により
構成される場合、取得した残り容量が0より大きければ
受付可、そうでなければ受付否と判定する。基地局内で
現在使用中の拡散コード数またはハードウェア資源の数
とそれらに対応するしきい値により構成される場合、取
得した拡散コード数またはハードウェア資源の数と取得
したしきい値を比較して、拡散コード数またはハードウ
ェア資源の数がしきい値未満であれば受付可、そうでな
ければ受付否と判定する。基地局内で現在使用中の拡散
コード数またはハードウェア資源の数から算出される残
り容量により構成される場合、取得した残り容量が0よ
り大きければ受付可、そうでなければ受付否と判定す
る。
ここで、測定値としきい値の比較において、測定値が
しきい値未満の場合に受付可と判定したが、測定値がし
きい値以下の場合に受け付け可と判定してもいっこうに
差し支えない。また、残り容量が0より大きい場合を受
け付け可としたが、残り容量が0以上の場合を受付可と
判定してもいっこうに差し支えない。これらの場合に
は、設定されるしきい値を変更すればよく、本発明の実
施形態に何ら影響を与えるものではない。
なお、本実施形態ではユーザの発信動作を行った後
で、呼受付制御回路37が制御情報制御回路31に対して、
呼受付情報取得を指令するように説明したが、これら
は、本発明の実施形態を限定するものではない。この外
にも、制御情報制御回路31が、常にあるいは定期的に呼
受付情報の取得を行いメモリに結果を格納するなどの方
法が考えられるが、いずれの方法によっても同様の効果
が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、無線基地局は
新たな呼の受付に関して自局の状態を表す呼受付情報を
報知チャネルを用いて報知する手段を備え、移動局は接
続先無線基地局から報知される該呼受付情報を報知チャ
ネルから取得する手段を備え、この取得した呼受付情報
に基づいて、当該移動局の受付可否を判定するので、基
地局と移動局の間の制御信号トラヒックを低減すること
ができ、基地局との間の通信のために、複数の移動局に
共通に使用される制御用チャネルの輻輳を予め回避する
ことができるとともに、既に基地局と接続して通信を行
っている他のユーザの通信品質が劣化することを未然に
防止することができる。
また、本発明によれば、移動局は接続先無線基地局の
周辺の無線基地局から報知されるそれぞれの無線基地局
における呼受付情報を、それぞれの無線基地局が送信す
る報知チャネルから取得する手段をさらに備えこれら取
得した呼受付情報を当該移動局の受付可否の判定にさら
に用いるので、基地局と移動局の間の制御信号トラヒッ
クの低減を図りつつ、接続先基地局の周辺の基地局と既
に接続して通信中のユーザの通信品質の劣化を予め避け
ることができる。
また、本発明によれば、無線基地局は自基地局におけ
る上りリンクの干渉量を測定する手段を備え、呼受付情
報は少なくとも該測定された自基地局における上りリン
クの干渉量により構成され、移動局は接続先無線基地局
に受け付けられた場合に予想される無線基地局における
所要受信レベルを報知チャネルから取得した干渉量に基
づいて算出する手段を備え、前記取得した上りリンク干
渉量と、前記算出した所要受信レベルに基づいて、自局
が所要の通信品質を満たすことができないと判断された
場合に、当該移動局の受付を不可と判定するので、基地
局と移動局の間の制御信号トラヒックを低減することが
でき、基地局との間の通信のために、複数の移動局に共
通に使用される制御用チャネルの輻輳を予め回避する ことができるとともに、既に基地局と接続して通信を行
っている他のユーザの通信品質が劣化することを未然に
防止することができる。
また、本発明によれば、基地局における上りリンク干
渉量と移動局が受け付けられた場合に予想される所要の
受信レベルとから当該移動局を受け付けた後の上りリン
ク干渉量を予測し、この予測した受付後の上りリンク干
渉量が所定のしきい値を超えていた場合、当該移動局に
おける呼受付を不可と判定するので、基地局と移動局の
間の制御信号トラヒックの低減を図りつつ、接続先基地
局と既に接続して通信中のユーザの通信品質の劣化を予
め避けることができる。
更に、本発明によれば、無線基地局は自基地局におけ
る上りリンクの干渉量を測定する手段を備え、呼受付情
報は少なくとも該測定された自基地局における上りリン
クの干渉量により構成され、移動局は接続先基地局に受
け付けられた場合に予想される接続先基地局における所
要の受信レベルに基づき当該移動局が接続先基地局に受
け付けられた場合に予想される周辺の基地局に与える干
渉量を算出し、前記取得した周辺基地局における上りリ
ンク干渉量と前記算出した周辺基地局に与える干渉量と
から当該移動局が接続先基地局に受け付けられた後の周
辺基地局における上りリンク干渉量を予測し、この予測
した周辺基地局における上りリンク干渉量が所定のしき
い値を超えていた場合、当該移動局における受付を不可
と判定するので、基地局と移動局の間の制御信号トラヒ
ックの低減を図りつつ、接続先基地局と既に接続して通
信中のユーザの通信品質の劣化を予め避けることができ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−102925(JP,A) 特開 平8−191481(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 H04J 13/00 - 13/06

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線基地局と符号分割多元接続により通信
    を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域につ
    いて呼受付を制御するCDMA移動通信の呼受付制御方法で
    あって、 無線基地局は自基地局における上りリンクの干渉量を測
    定し、少なくとも該測定された自基地局における上りリ
    ンクの干渉量により構成され新たな呼の受付に関して自
    局の状態を表す呼受付情報を報知チャネルを用いて報知
    し、 移動局は接続先無線基地局から報知される該呼受付情報
    を報知チャネルから取得し、接続先無線基地局に受け付
    けられた場合に予想される無線基地局における所要受信
    レベルを報知チャネルから取得した干渉量に基づいて算
    出し、前記取得した上りリンク干渉量と、前記算出した
    所要受信レベルに基づいて自局が所要の通信品質を満た
    すことができないと判断された場合に、当該移動局の受
    付を不可と判定することにより当該移動局の受付可否を
    判定することを特徴とするCDMA移動通信システムの呼受
    付制御方法。
  2. 【請求項2】移動局は、基地局における上りリンク干渉
    量と当該移動局が受け付けられた場合に予想される所要
    の受信レベルとから当該移動局を受け付けた後の上りリ
    ンク干渉量を予測し、この予測した受付後の上りリンク
    干渉量が所定のしきい値を超えていた場合、当該移動局
    の受付を不可と判定することを特徴とする請求項1記載
    のCDMA移動通信システムの呼受付制御方法。
  3. 【請求項3】無線基地局は自基地局における上りリンク
    の干渉量を測定し、呼受付情報は更に該測定された自基
    地局における上りリンクの干渉量により構成され、 移動局は接続先無線基地局に受け付けられた場合に予想
    される接続先無線基地局における所要の受信レベルに基
    づき当該移動局が接続先無線基地局に受け付けられた場
    合に予想される周辺の基地局に与える干渉量を算出し、
    前記取得した周辺基地局における上りリンク干渉量と、
    前記算出した周辺基地局に与える干渉量とから当該移動
    局が接続先無線基地局に受け付けられた後の周辺基地局
    における上りリンク干渉量を予測し、この予測した周辺
    基地局における上リンク干渉量が所定のしきい値を超え
    ていた場合、当該移動局の受付を不可と判定することを
    特徴とする請求項1または2記載のCDMA移動通信システ
    ムの呼受付制御方法。
  4. 【請求項4】無線基地局と符号分割多元接続により通信
    を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域につ
    いて呼受付を制御するCDMA移動通信の呼受付制御方法で
    あって、 無線基地局は自基地局の送信電力を測定し、少なくとも
    該測定された無線基地局の送信電力値および予め定めら
    れたしきい値により構成され新たな呼の受付に関して自
    局の状態を表す呼受付情報を報知チャネルを用いて報知
    し、 移動局は接続先無線基地局から報知される該呼受付情報
    を報知チャネルから取得し、この取得した呼受付情報に
    基づいて、当該移動局の受付可否を判定することを特徴
    とするCDMA移動通信システムの呼受付制御方法。
  5. 【請求項5】無線基地局と符号分割多元接続により通信
    を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域につ
    いて呼受付を制御するCDMA移動通信の呼受付制御方法で
    あって、 無線基地局は自基地局の送信電力を測定し、該測定され
    た無線基地局の送信電力値に基づいて自基地局における
    残り容量を算出し、少なくともこの算出された残り容量
    を示し新たな呼の受付に関して自局の状態を表す呼受付
    情報を報知チャネルを用いて報知し、 移動局は接続先無線基地局から報知される該呼受付情報
    を報知チャネルから取得し、この取得した呼受付情報に
    基づいて、当該移動局の受付可否を判定することを特徴
    とするCDMA移動通信システムの呼受付制御方法。
  6. 【請求項6】無線基地局と符号分割多元接続により通信
    を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域につ
    いて呼受付を制御するCDMA移動通信の呼受付制御方法で
    あって、 無線基地局は少なくとも自無線基地局内で現在使用中の
    拡散コード数または自無線基地局内で現在使用中のハー
    ドウェア資源の数、および、それらに対応するしきい値
    により構成され新たな呼の受付に関して自局の状態を表
    す呼受付情報を報知チャネルを用いて報知し、 移動局は接続先無線基地局から報知される該呼受付情報
    を報知チャネルから取得し、この取得した呼受付情報に
    基づいて、当該移動局の受付可否を判定することを特徴
    とするCDMA移動通信システムの呼受付制御方法。
  7. 【請求項7】無線基地局と符号分割多元接続により通信
    を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域につ
    いて呼受付を制御するCDMA移動通信の呼受付制御方法で
    あって、 無線基地局は自無線基地局内で現在使用中の拡散コード
    数または自無線基地局内で現在使用中のハードウェア資
    源の数に基づいて、自基地局における残り容量を算出
    し、少なくともこの算出された残り容量を示し新たな呼
    の受付に関して自局の状態を表す呼受付情報を報知チャ
    ネルを用いて報知し、 移動局は接続先無線基地局から報知される該呼受付情報
    を報知チャネルから取得し、この取得した呼受付情報に
    基づいて、当該移動局の受付可否を判定することを特徴
    とするCDMA移動通信システムの呼受付制御方法。
  8. 【請求項8】移動局は接続先無線基地局の周辺の無線基
    地局から報知されるそれぞれの無線基地局における呼受
    付情報を、それぞれの無線基地局が送信する報知チャネ
    ルから取得し、これら取得した呼受付情報を当該移動局
    の受付可否の判定に用いることを特徴とする請求項4乃
    至7のいづれかに記載のCDMA移動通信システムの呼受付
    制御方法。
  9. 【請求項9】無線基地局と符号分割多元接続により通信
    を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域につ
    いて呼受付を制御するCDMA移動通信システムにおける移
    動局装置であって、 接続先無線基地局から報知される無線基地局における新
    たな呼の受付に関する状態を表す呼受付情報を報知チャ
    ネルから取得し、この接続先無線基地局から報知される
    呼受付情報から上りリンクの干渉量を取得する取得手段
    と、 接続先無線基地局に受け付けられた場合に予想される無
    線基地局における所要受信レベルを報知チャネルから取
    得した干渉量に基づいて算出し、前記取得した上りリン
    ク干渉量と、前記算出した所要受信レベルに基づいて自
    局が所要の通信品質を満たすことができないと判断され
    た場合に、当該移動局の受付を不可と判定することによ
    り当該移動局の受付可否を判定する判定手段と、 この判定の結果、受付不可と判定された場合に当該移動
    局における呼処理動作を終了する呼処理終了手段と を有することを特徴とするCDMA移動通信システムの移動
    局装置。
  10. 【請求項10】判定手段は、基地局における上りリンク
    干渉量と移動局が受け付けられた場合に予想される所要
    の受信レベルとから当該移動局を受け付けた後の上りリ
    ンク干渉量を予測し、この予測した受付後の上りリンク
    干渉量が所定のしきい値を超えていた場合、当該移動局
    の受付を不可と判定することを特徴とする請求項9記載
    のCDMA移動通信システムの移動局装置。
  11. 【請求項11】取得手段は、基地局における上りリンク
    の干渉量を報知チャネルで報知された呼受付情報から取
    得し、 判定手段は、接続先無線基地局に受け付けられた場合に
    予想される接続先無線基地局における所要の受信レベル
    に基づき当該移動局が接続先無線基地局に受け付けられ
    た場合に予想される周辺の基地局に与える干渉量を算出
    し、前記取得した周辺基地局における上りリンク干渉量
    と、前記算出した周辺基地局に与える干渉量とから当該
    移動局が接続先無線基地局に受け付けられた後の周辺基
    地局における上りリンク干渉量を予測し、この予測した
    周辺基地局における上りリンク干渉量が所定のしきい値
    を超えていた場合、当該移動局の受付を不可と判定する
    ことを特徴とする請求項9または10記載のCDMA移動通信
    システムの移動局装置。
  12. 【請求項12】無線基地局と符号分割多元接続により通
    信を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域に
    ついて呼受付を制御するCDMA移動通信システムにおける
    移動局装置であって、 接続先無線基地局から報知される、少なくとも無線基地
    局において測定された無線基地局の送信電力値および予
    め定められたしきい値により構成され無線基地局におけ
    る新たな呼の受付に関する状態を表す呼受付情報を報知
    チャネルから取得する取得手段と、 この取得した呼受付情報に基づいて当該移動局の受付可
    否を判定する判定手段と、 この判定の結果、受付不可と判定された場合に当該移動
    局における呼処理動作を終了する呼処理終了手段と を有することを特徴とするCDMA移動通信システムの移動
    局装置。
  13. 【請求項13】無線基地局と符号分割多元接続により通
    信を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域に
    ついて呼受付を制御するCDMA移動通信システムにおける
    移動局装置であって、 接続先無線基地局から報知される、少なくとも無線基地
    局において測定された無線基地局の送信電力値から算出
    された無線基地局における残り容量を示し無線基地局に
    おける新たな呼の受付に関する状態を表す呼受付情報を
    報知チャネルから取得する取得手段と、 この取得した呼受付情報に基づいて当該移動局の受付可
    否を判定する判定手段と、 この判定の結果、受付不可と判定された場合に当該移動
    局における呼処理動作を終了する呼処理終了手段と を有することを特徴とするCDMA移動通信システムの移動
    局装置。
  14. 【請求項14】無線基地局と符号分割多元接続により通
    信を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域に
    ついて呼受付を制御するCDMA移動通信システムにおける
    移動局装置であって、 接続先無線基地局から報知される、少なくとも自無線基
    地局内で現在使用中の拡散コード数または自無線基地局
    内で現在使用中のハードウェア資源の数、および、それ
    らに対応するしきい値により構成され無線基地局におけ
    る新たな呼の受付に関する状態を表す呼受付情報を報知
    チャネルから取得する取得手段と、 この取得した呼受付情報に基づいて当該移動局の受付可
    否を判定する判定手段と、 この判定の結果、受付不可と判定された場合に当該移動
    局における呼処理動作を終了する呼処理終了手段と を有することを特徴とするCDMA移動通信システムの移動
    局装置。
  15. 【請求項15】無線基地局と符号分割多元接続により通
    信を行う複数の移動局によって共有される周波数帯域に
    ついて呼受付を制御するCDMA移動通信システムにおける
    移動局装置であって、 接続先無線基地局から報知される、少なくとも自無線基
    地局内で現在使用中の拡散コード数または自無線基地局
    内で現在使用中のハードウェア資源の数に基づいて算出
    された自基地局における残り容量を示し無線基地局にお
    ける新たな呼の受付に関する状態を表す呼受付情報を報
    知チャネルから取得する取得手段と、 この取得した呼受付情報に基づいて当該移動局の受付可
    否を判定する判定手段と、 この判定の結果、受付不可と判定された場合に当該移動
    局における呼処理動作を終了する呼処理終了手段と を有することを特徴とするCDMA移動通信システムの移動
    局装置。
  16. 【請求項16】取得手段は、更に接続先無線基地局の周
    辺の無線基地局から報知されるそれぞれの無線基地局に
    おける呼受付情報を、それぞれの無線基地局が送信する
    報知チャネルから取得することを特徴とする請求項12乃
    至15のいづれかに記載のCDMA移動通信システムの移動局
    装置。
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