JP2001320756A - 上り回線過負荷検出回路と基地局装置 - Google Patents

上り回線過負荷検出回路と基地局装置

Info

Publication number
JP2001320756A
JP2001320756A JP2000139118A JP2000139118A JP2001320756A JP 2001320756 A JP2001320756 A JP 2001320756A JP 2000139118 A JP2000139118 A JP 2000139118A JP 2000139118 A JP2000139118 A JP 2000139118A JP 2001320756 A JP2001320756 A JP 2001320756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
level
unit
base station
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000139118A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Saito
厚 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP2000139118A priority Critical patent/JP2001320756A/ja
Priority to US09/850,132 priority patent/US6545455B2/en
Priority to KR10-2001-0025401A priority patent/KR100384957B1/ko
Priority to CN01116127A priority patent/CN1324160A/zh
Priority to EP20010111558 priority patent/EP1156696A3/en
Priority to BR0102554A priority patent/BR0102554A/pt
Publication of JP2001320756A publication Critical patent/JP2001320756A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/08Testing, supervising or monitoring using real traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/10Flow control between communication endpoints
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームの誤り率測定という複雑な測定を行
わず、簡単な構成で容易に基地局装置の過負荷状態を検
出することを課題とする。 【解決手段】 CDMA方式の移動通信システムに用い
る上り回線過負荷検出回路において、ミキサーからの中
間周波数信号を濾波するフィルタと、該フィルタの出力
する電界強度レベルを検出する受信電界測定部と、前記
複数の移動端末の送信電力がない場合の前記受信電界測
定部の出力を雑音レベルとして記憶する第1の記憶部
と、前記複数の移動端末からの送信数の許容値に対応す
る前記受信電界測定部の出力をしきい値レベルとして記
憶する第2の記憶部と、前記電界強度レベルと前記雑音
レベルと前記しきい値レベルとを加算した比較レベル値
とを比較する比較器とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
に用いるCDMA方式の通信システムのおける移動局か
ら基地局への上り回線過負荷検出回路及びその基地局装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散符号を用いたCDMA
(Code Division Multiple Access)方式の移動通信シ
ステムにおいては、サービスエリアを複数の単位領域で
あるセルに分割すると共に、各セルの内に1つの基地局
装置を設け、サービスエリア内のあるセル内にある存在
する移動端末は、無線回線を通してそのセルの基地局装
置及び場合によっては同時に隣接する複数のセルの基地
局装置と通信し、該基地局装置から更に他の無線回線ま
たは通信回線を介して他の移動局又は電話機等と通信を
行うようになっている。
【0003】このような移動通信システムの一例が、特
開平7−298336号公報に記載されており、図2を
参照して説明する。図2において、移動端末10および
基地局装置20とが配置されており、移動端末10は、
基地局装置20と通信を行うためのアンテナ11と、ア
ンテナ11に送受切替器12を介して接続されている送
信回路部13および受信回路部14、送信回路部13と
受信回路部14に接続された制御部15、受信回路部1
4で受信した止まり木チャネルの受信レベル及び該受信
レベルに含まれる相互干渉による雑音に相当する干渉レ
ベルを測定する受信レベル・干渉レベル検出部16を有
している。制御部15は、受信レベル・干渉レベル検出
部16で検出された受信レベルおよび干渉レベルに基づ
いてキャリア/ノイズ比(CNR)を算出する。
【0004】また、受信レベル・干渉レベル検出部16
は、相関検出部17、レベル検出器18、および干渉検
出器19から構成されているが、この受信レベル・干渉
レベル検出部16においては、各セルの基地局装置20
からの止まり木チャネルをアンテナ11及び送受切替器
12を介して受信回路部14で受信した出力信号が相関
検出器17に供給される。相関検出器17は、制御部1
5から指示された止まり木チャネルのレベル監視用拡散
符号との相関検出を順次行い、相関検出器17で得られ
たタイミングによって、受信回路部14の出力信号を対
応レベル監視用拡散符号で逆拡散する。この逆拡散によ
って得られたパワースペクトラムをレベル検出器18お
よび干渉検出器19に供給し、それぞれにおいて受信レ
ベル及び干渉レベルが測定される。この測定結果からC
NRを算出し、最適なセルが選択される。
【0005】また、基地局装置20においては、移動端
末10と通信を行うアンテナ21、アンテナ21に接続
された基地局増幅器26、変復調器27、変復調器27
に接続された拡散装置28、変復調器27に接続された
制御バスコントロール30、監視制御装置31、2M/
1.5Mインターフェース装置32、基地局制御装置3
3、およびタイミング供給装置34が接続されている。
この基地局装置20には、送信系のみ示しているが、受
信系も、高周波増幅部、周波数変換部、復調部、逆拡散
部等が備えられている。この基地局装置20は、移動端
末10に対して、止まり木チャネルを用いて、システム
制御や通信チャネルを指示しており、移動端末に、受信
レベルと干渉レベルを測定させ、移動端末が最適なセル
を選択することが記載されている。
【0006】このような従来例において、CDMA方式
を用いた移動通信システムでは、複数の移動端末と基地
局装置の間の通信において、同一の周波数を利用する。
同一周波数で出来るだけ多くの移動端末と通信を行うた
めには、各回線毎に必要最小限の送信電力に制御する必
要がある。特に複数の移動端末から基地局装置への上り
回線では、各移動端末と基地局装置の距離が異なり、ま
た、移動端末も移動するために、その伝搬損失も時々刻
々と変化する。基地局装置において、ある特定の移動端
末からの信号のみが強く受信されると、その信号は他の
回線に対し干渉となり、回線容量は減少してしまう。
【0007】そのため、上り回線では、移動端末の送信
電力では高速な電力制御が行われ、各移動端末が必要最
小限の電力で送信するように制御を行っている。
【0008】この上り回線の電力制御は、一般的に各移
動端末の上り回線品質を基地局装置が判断し、それぞれ
の移動端末に対し、送信電力制御信号を送信して行われ
ている。また、上り回線品質の判断は、一般的に、基地
局装置で受信される各移動端末からの受信電力と総受信
電力の比で判断される。
【0009】このような制御において、通信を行ってい
る移動端末数が多くなった場合、基地局装置での総受信
電力も多くなり、その結果、それぞれの移動端末も、今
までより多くの送信電力を送信しないと、必要十分な通
信品質が得られない。更に通信を行っている端末が増
え、過負荷状態直前の状態まで行くと、基地局装置での
総受信電力は更に大きくなり、移動端末もかなりの送信
電力を送信しないと、十分な品質が確保できなくなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この状態になると、基
地局装置までの伝搬損失が多いところに位置する移動端
末は、送信電力が送信しうる最大となってしまい、上り
回線で十分な品質が得られず、切断してしまうものも出
てくる。更に完全に過負荷状態になると、どの移動端末
に対しても、必要な上り回線品質が得られず、基地局装
置は各移動端末に送信電力を上げるよう指示するが、移
動端末は送信電力の最大値まで送信電力を上げても、必
要な上り回線品質が得られず、多くの移動端末がそれ以
上通信不可能となり異常切断してしまう。
【0011】この状態を回避するために、通信中の各移
動端末の上り回線の誤り率を監視し、必要な回線品質が
得られなくなった時点で、過負荷状態と判断し、それ以
上他の移動端末の接続を中止する方法も考えられる。C
DMAを用いたセルラーシステムでは、一般的に回線品
質は、フレーム誤り率が1〜数%になるように制御され
ており、このためフレーム誤り率を測定するためには、
数百フレーム以上の間、フレームの誤り率の測定を行わ
ないと、正しい誤り率が計算できない。また、一般的な
フレーム長は、10ms〜20msであり、このため、
誤り率測定には、数秒またはそれ以上の時間がかかる。
【0012】上述したように、この従来の方法では、以
下の問題点があった。第一の問題点は、フレームの誤り
率測定に、数秒またはそれ以上の時間がかかり、その間
に過負荷状態になってしまう可能性があることである。
【0013】第二の問題点は、フレームの誤り率は、過
負荷状態以外にも劣化する原因があり(例えば、急に移
動端末が地下にもぐったとか、トンネルに入ったと
か)、正しい過負荷状態の判定が難しいということであ
る。
【0014】本発明は、以上の問題を解決するために、
フレームの誤り率測定という複雑な測定を行わず、簡単
な構成で容易に基地局装置の過負荷状態を検出すること
を課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、CDMA方式の移動通信システムに用い
る上り回線過負荷検出回路において、複数の移動端末の
送信電力を受信する高周波部と、前記高周波部の高周波
周波数信号を中間周波数信号に変換するミキサーと、該
ミキサーからの中間周波数信号を濾波するフィルタと、
該フィルタの出力する電界強度レベルを検出する受信電
界測定部と、前記複数の移動端末の送信電力がない場合
の前記受信電界測定部の出力を雑音レベルとして及び前
記移動端末の送信電力を前記受信電界測定部の電界強度
レベルとして記憶する第1の記憶部と、前記複数の移動
端末からの送信数の許容値に対応する前記受信電界測定
部の出力をしきい値レベルとして記憶する第2の記憶部
と、前記電界強度レベルと前記雑音レベルと前記しきい
値レベルとを加算した比較レベル値とを比較する比較器
とを備えたことを特徴とする。
【0016】また、本発明は、符号拡散多重アクセス
(CDMA)方式の移動通信システムの基地局装置にお
いて、複数の移動端末の送信電力を受信する高周波部
と、前記高周波部の高周波周波数信号を中間周波数信号
に変換するミキサーと、ミキサーからの中間周波数信号
を帯域濾波するフィルタと、該フィルタの出力する電界
強度レベルを検出する受信電界測定部と、前記複数の移
動端末の送信電力がない場合の前記受信電界測定部の出
力を雑音レベルとして及び前記移動端末の送信電力を前
記受信電界測定部の電界強度レベルとして記憶する第1
の記憶部と、前記複数の移動端末からの送信数の許容値
に対応する前記受信電界測定部の出力をしきい値レベル
として記憶する第2の記憶部と、前記電界強度レベルと
前記雑音レベルと前記しきい値レベルとを加算した比較
レベル値とを比較する比較器と、前記フィルタの出力を
増幅して復調しアナログ/デジタル変換し受信データと
して出力する復調部と、前記受信データと前記比較器の
出力を制御する制御部と、該制御部からの指示に応じて
前記複数の移動端末からの送信チャネル数を制限する信
号を出力する送信部とを備えたことを特徴とする。
【0017】また、本発明は、概念的には、CDMA方
式を用いた移動通信システムの基地局装置において、そ
の無線部に上り回線過負荷検出部を設け、上り回線の過
負荷状態を検出することを特徴としている。
【0018】ここで、CDMA方式における回線の負荷
状態は、以下の式1で判断できることが一般的に知られ
ている。 負荷(%)=(1−[無負荷時の受信電力]/[現在の総受信電力])×100 ――(式1) 本発明の基地局装置の過負荷検出部はこの理論に基づい
て、基地局装置の受信部からその受信信号を受け取り、
その受信電力値を測定し、無負荷時の受信電力値と現在
の総受信電力値を比較することで負荷状態を認識する。
【0019】本発明の基地局装置の構成を図1を参照し
て説明すれば、基地局装置には、従来の基地局装置に、
本発明に従って、基地局装置での受信電界を測定する機
能、無負荷時の受信電界(雑音レベル)を記憶する機
能、過負荷状態とするためのしきい値を記憶する機能、
無負荷時の受信電界としきい値を加算する機能、加算し
た値と現在の受信電界とを比較し、受信電界が大きい場
合に過負荷通知を行う機能を設けている。
【0020】さらに、図1を参照して本発明の動作を説
明すれば、移動端末より送信された電波は基地局装置の
受信機1により受信されると、高周波アンプA1で増幅
され、ミキサA3で中間周波数に周波数変換され、帯域
制限フィルタA4を通り、必要な帯域のみの中間周波数
の信号となり、復調部A5及び過負荷検出部2に入力さ
れる。過負荷検出部2に入力された中間周波数信号は、
受信電界測定部A6で測定され、比較部A10に送られ
る。
【0021】一方、雑音レベル記憶部A7では、負荷が
全く無い状態にて、受信電界測定部A6により測定され
た受信電界を、その受信機の雑音レベルとして記憶して
おく。しきい値記憶部A9は過負荷と定義する受信電界
と雑音レベルの差を記憶しておく。
【0022】加算機A8では雑音レベル記憶部A7から
出力される雑音レベルとしきい値記憶部A9から出力さ
れるしきい値とを加算し、比較部A10に出力する。比
較部A10では、受信電界測定部A6より出力された現
在の受信電界と、加算機A8より出力される値とを比較
し、現在の受信電界が加算機A8より出力される値より
大きい場合に制御部3に対し、過負荷通知を行う。過負
荷通知を受け取った制御部3は、さらに上位装置4に通
知を行う。
【0023】従って、基地局装置にて、そのセルの過負
荷状態を検出し、その情報を上位装置に通知する事によ
り、そのセルで通信を行っている移動端末に過負荷によ
る大きな影響が及ぶ前に、上位装置による発着呼規制や
他の周波数へのハードハンドオフ等の対処を行うことが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照しつつ詳細に説明する。
【0025】(1)構成の説明 CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割
多重)方式では、同一キャリア周波数を複数の通信に用
い、各移動端末から各移動端末に割り当てられた固有の
拡散符号によってキャリアをスペクトラム拡散すること
により、多数の移動端末からの広帯域キャリアを検出
し、拡散符号との乗算により逆拡散し、相関度に応じた
パスに従って、該当する移動端末からのデータを受領す
る。
【0026】図1を参照すると、移動通信システムの基
地局装置は、移動局の数以上の受信機を備えており、高
周波増幅部A1は基地局装置に入力された移動端末から
のCDMA方式の高周波信号を増幅する。また、ミキサ
部A3は入力された高周波信号と局部発信器A2からの
信号をかけあわせ、中間周波数信号に変換する。局部発
信器A2は、ミキサ部A3で行われる周波数変換に必要
な局部発振キャリア信号を発生させる。帯域制限フィル
タA4は、ミキサ部A3からの中間周波数信号のうち、
通信に必要な帯域のみを通過させる。
【0027】復調部A5は中間周波数信号を復調し、ベ
ースバンド信号による受信データを出力する。復調部A
5では、復調するに際し、移動端末に割り当てられた拡
散符号と当該ベースバンド信号とを乗算して逆拡散す
る。
【0028】受信電界測定部A6は、中間周波数信号の
電力測定を行う。この電力測定は包落線検波であって
も、遅延検波によってでもよく、アナログ信号あるいは
デジタルに変換したデジタル信号を検波出力する。雑音
レベル記憶部A7は、負荷が全く無いときの受信電界測
定部A6から出力される値を記憶し、出力する。しきい
値記憶部A9はどれくらいの負荷状態を過負荷と判断す
るかの基となるしきい値を記憶し、その値を出力する。
加算部A8は雑音レベル値と過負荷と判断するためのし
きい値とを加算し、出力する。
【0029】比較部A10は受信電界測定部6より出力
される現在の受信電界と、加算部A8より出力される過
負荷と判断するための受信電力しきい値とを比較し、現
在の受信電界の方が大きい場合に、過負荷通知をだす。
また現在の受信電界がしきい値より小さくなった場合
に、過負荷通知は解除される。制御部3は復調部A5よ
り出力された受信データを中継し、上位装置に送る。ま
た、雑音レベル記憶部A7に雑音レベルの取り込みの指
示を送る。また、しきい値記憶部A9に過負荷状態と判
断するためのしきい値を設定する。また、過負荷通知及
びその解除を上位装置に中継する。
【0030】ここで、本実施形態では、上り回線の過負
荷検出回路を提示しているが、このことは、米国国際規
格IS−95Bのシステムを例に取ると、データ通信の
サポートにおいて、上りと下りのデータレートが異なる
ような状況での使用が想定されており、一般的に上り回
線よりも下り回線の方がデータ量は多いと考えられ、ユ
ーザーが大量のデータを送りたい場合などは、上り回線
のデータ量が多くなる場合もあると考えられる。そのよ
うな場合、IS−95Bのシステムでは「サプリメンタ
ルチャネル」と呼ばれるデータ通信専用のチャネルを用
いて、データの伝送を行うこととなる。
【0031】この上り回線で用いるサプリメンタルチャ
ネルは、IS−95Bでは、最大7つ使用することがで
きると規定されている。つまり、数台の端末が同時に上
り回線で高速のデータの送信を行うと、すぐに回線は過
負荷となりえる。従って、本実施形態の上り回線の過負
荷検出回路が重要となる。
【0032】(2)動作の説明 次に、図1を用いて、動作説明をする。移動端末より送
信された電波は、基地局装置の受信機1により受信され
ると、高周波アンプA1で増幅され、ミキサA3で中間
周波数に周波数変換され、帯域制限フィルタA4を通
り、必要な帯域のみの中間周波数の信号となる。この中
間周波数の信号は、同一周波数キャリアによって送信し
た複数の移動端末からの相対的なキャリアレベルを検出
することができる。復調部A5ではこの中間周波数信号
を復調し、受信データを得る。受信データは制御部3を
介し、上位装置4に送られる。上位装置4では、各移動
端末の拡散符号と整合する拡散符号により相関をとり、
最大相関をとる拡散符号に該当する移動端末を特定する
ことにより、当該移動端末との通信を可能とする。ま
た、上位装置4は、当該移動端末に指定された相手電話
機の電話番号や移動端末宛の所在先を公衆電話網やIS
DN網、インターネット等を用いて探索し、着信呼を出
力して探し出し、当該移動端末とのデータ通信を可能と
する。
【0033】また、帯域制限フィルタA4を通ってきた
中間周波数信号は過負荷検出部2にも入力される。過負
荷検出部2に入力された中間周波数信号は受信電界測定
部A6で受信電界強度を測定され、比較部A10に送ら
れる。
【0034】一方、雑音レベル記憶部A7では、負荷が
全く無い状態にて、受信電界測定部A6により測定され
た受信電界をその受信機の雑音レベルとして記憶してお
く。負荷が全く無い状態とは、中間周波数信号レベルは
あったとしても、復調部A5からの受信データが検出で
きない場合をいい、その場合の受信データはホワイトノ
イズ等の空間に浮遊する電波ノイズである。また、しき
い値記憶部A9は過負荷と定義する受信電界と雑音レベ
ルの差を記憶しておく。ここで、過負荷(オーバーロー
ド)と定義する受信電界とは、当該基地局装置が許容す
る端末数(キャパシティ)の移動端末が一斉に当該基地
局装置に送信した場合の受信電界をいい、当該基地局装
置の近隣やゾーンエリア内に予め設定された各移動端末
からの送信で、距離的にランダムに配置された移動端末
から送信された場合の許容された移動端末数に応じた受
信電界強度をしきい値として設定している。
【0035】また、加算部A8では雑音レベル記憶部A
7から出力される雑音レベルとしきい値記憶部A9から
出力されるしきい値とを加算し、比較部A10に出力す
る。比較部A10では、受信電界測定部A6より出力さ
れた現在の受信電界と、加算部A8より出力される値と
を比較し、現在の受信電界が過負荷と判断するためのし
きい値(加算部A8より出力される値)よりも大きい場
合に制御部3に対し、過負荷通知を行う。過負荷通知を
受け取った制御部3は、さらに上位装置4に通知を行
う。
【0036】なお、当該基地局装置のアンテナの近辺で
数少ない移動端末が送信した場合には、基地局装置によ
る受信電界は極めて高くなり、受信電界測定部A6によ
る電界測定結果も高くなり、過負荷であると判断される
ことは当該CDMA方式の場合にはあり得ない。即ち、
基地局装置と移動端末とは、相互に送信電力制御機能を
備えており、基地局装置のアンテナに近接した移動端末
は、小電力の送信電力で運営するように相互にメッセー
ジ制御等で、送信電力を制御し合っているので、アンテ
ナに近接した1局の移動端末のために受信電界強度が異
常に高くなるということは発生しない。これは、固有の
移動端末の送信電力は、上述の固有の拡散符号により基
地局装置によって特定され、特定された移動端末に対し
て、送信電力の過量或いは不足等を通知して制御してい
るからである。
【0037】また、本実施形態では、過負荷状態として
どのように判断しているかについて説明する。符号化分
割多重接続のCDMA方式において、上り回線の過負荷
が発生すると、そのセルが死んでしまう。具体的に以下
に説明する。CDMA方式のシステムでは同じ周波数で
全ての端末が通信を行っている。つまり、基地局から距
離の異なる(伝搬ロスの異なる)ところに存在する複数
の移動端末と通信を行わなくてはならない。CDMA方
式と言えども、ある1つの移動端末からの信号が他の移
動端末と比較して非常に強い場合には、そのセルでは他
の移動端末の信号が受信出来なくなる。もう少し理論的
に説明するならば、受信信号を基地局装置で逆拡散した
場合に、データの通信に必要な信号のエネルギーと雑音
の比が十分な値に満たされていれば、通信は行えるとい
うことになる。この信号のエネルギーと雑音の比はEB
/NO等でよく表される。
【0038】先述の説明では、1つの移動端末が非常に
強い信号を送信した場合の話であったが、実際のCDM
A方式では、各移動端末からの上り信号が、基地局装置
で出来るだけ等しく受信できるように高速な送信電力制
御を行っている。つまり、全ての移動端末から必要最小
限の送信を行わせることで、1つの周波数で通信出来る
移動端末の数がより多くなるということである。
【0039】この場合でも、1つの無線周波数で無限の
移動端末と通信ができる訳ではない。複数の移動端末か
らの信号の合計が、非常に大きくなれば、それ以上、移
動端末の数を増やそうと思っても、十分な信号のエネル
ギーと雑音の比が得られないこととなる。つまり、他の
移動端末からの信号は逆拡散しても、0になるのではな
く、そのままのエネルギーとしてのこり、希望信号のみ
が拡散利得を得られるが、それでもなお、他の移動端末
からの信号が大きい場合には、復調出来ないということ
になる。このことは、さらに、基地局にとって、危険な
状態となる。基地局では信号のエネルギーと雑音の比E
B/NOを監視し、移動端末に送信電力制御信号を送信し
ている。この制御信号により移動端末は送信制御を行っ
ている訳であるが、先のような状況になると、どの移動
端末からの信号も目標とする信号のエネルギーと雑音の
比EB/NOが得られないこととなり、基地局装置は全て
の移動端末に対し、送信電力を上げるよう指示を出して
しまう。すると移動端末は送信電力を上げるが、同時に
他の移動端末も送信電力を上げるために、相互の干渉の
レベルも上がることとなり、結局目標の信号のエネルギ
ーと雑音の比が得られなくなってしまう。更に基地局は
移動端末に対し、送信電力を上げるよう指示し、移動端
末は送信電力を上げ・・・というループに入り、そのセ
ルでの通信が行えない状態となり、送信電力がこれ以上
上げられない移動端末から、順に異常切断してしまうこ
ととなる。この状態が「セルが死ぬ」という状態、つま
りセルが過負荷状態になっているということである。
【0040】また、上記実施形態では、雑音レベルを定
める方式を具体的に記載していないが、雑音レベルの決
定は、アンテナ端子にダミーロード等を接続して測定す
ることができる。そのセルの負荷は、無線機の基地局に
何も信号が入っていない状態を0%と定義している。従
って、基地局が配備された場所によって雑音レベルは異
なっており、上り回線の過負荷状態を検出するために
は、しきい値とともに、重要なパラメータである。
【0041】実際にアンテナを接続して、通信中の移動
端末が存在しなくとも、またCDMA以外の妨害電波等
を受信しても、そのセルの負荷は上がることとなり、こ
のためにしきい値を設けて、基地局の配備位置に応じた
電界強度レベル以上が、当該基地局が管理する移動端末
の数に相当することとなる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、過負荷になる前に負荷
状態を把握することにより、その負荷状態に応じて、そ
のセルに呼を割り当てないなどの手段を用いることがで
き、そのセルの負荷を制御できるので、基地局装置が通
信・管理しているセルが過負荷状態となり、そのセルで
通話中の移動端末が呼切断することを予め防ぐことがで
きる。
【0043】また、過負荷状態にあるセルでかろうじて
通信を行っている移動端末は、その移動端末のもつ最大
電力に近い送信電力で送信を行っているため、隣接する
セルの上りチャネルにも干渉を与える可能性があるが、
そこで負荷状態の制御を行うことにより、セルが過負荷
状態となることを防ぎ、そのためそのセルで通信してい
る移動端末が他のセルの上りチャネルに与える干渉も減
らすことができ、他のセルの上りチャネルに与える干渉
を減らすことができる。
【0044】また、負荷状態の検出のために、使用され
ている上りチャネルの全ての誤り率を監視する方式で
は、監視すべきチャネルが多く、監視装置が複雑にな
り、また誤り率は負荷状態以外の要因でも変動するた
め、正確な負荷状態が判断出来ないが、本発明による負
荷状態の検出では、受信電界のみを監視するために、構
成が単純であり、また負荷状態も受信レベルから正確に
計算することができるので、負荷状態の検出機能が単純
で正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基地局装置の受信機と過負荷検出
部の構成ブロック図である。
【図2】従来例の基地局装置と移動端末の概念的な構成
ブロック図である。
【符号の説明】
1 受信機 2 過負荷検出部 3 制御部 4 上位装置 10 移動端末 20 基地局装置 A1 高周波部 A2 局部発振器 A3 ミキサー A4 帯域フィルタ A5 復調部 A6 受信電界測定部 A7 雑音レベル記憶部 A8 加算器 A9 しきい値記憶部 A10 比較器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMA方式の移動通信システムに用い
    る上り回線過負荷検出回路において、複数の移動端末の
    送信電力を受信する高周波部と、前記高周波部の高周波
    周波数信号を中間周波数信号に変換するミキサーと、該
    ミキサーからの中間周波数信号を濾波するフィルタと、
    該フィルタの出力する電界強度レベルを検出する受信電
    界測定部と、前記複数の移動端末の送信電力がない場合
    の前記受信電界測定部の出力を雑音レベルとして及び前
    記移動端末の送信電力を前記受信電界測定部の電界強度
    レベルとして記憶する第1の記憶部と、前記複数の移動
    端末からの送信数の許容値に対応する前記受信電界測定
    部の出力をしきい値レベルとして記憶する第2の記憶部
    と、前記電界強度レベルと前記雑音レベルと前記しきい
    値レベルとを加算した比較レベル値とを比較する比較器
    とを備えたことを特徴とする上り回線過負荷検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の上り回線過負荷検出回
    路において、前記比較器の比較の結果、前記比較レベル
    値が前記電界強度レベルより小さい場合には、当該受信
    能力は過負荷であると判定することを特徴とする上り回
    線過負荷検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の上り回線過負荷検出回
    路において、負荷率は、前記雑音レベルに対する前記電
    界強度レベルの比をいい、前記負荷率が予め定めた設定
    値を前記過負荷と判断することを特徴とする上り回線過
    負荷検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の上り回線過負荷検出回
    路において、更に、前記フィルタの出力の中間周波数信
    号を増幅して復調する復調部と、当該復調部からの受信
    データを拡散符号により逆拡散すると共に前記複数の移
    動端末の送信パスを検出して前記複数の移動端末のうち
    前記拡散符号に該当する移動端末を特定することを特徴
    とする上り回線過負荷検出回路。
  5. 【請求項5】 符号拡散多重アクセス(CDMA)方式
    の移動通信システムの基地局装置において、複数の移動
    端末の送信電力を受信する高周波部と、前記高周波部の
    高周波周波数信号を中間周波数信号に変換するミキサー
    と、ミキサーからの中間周波数信号を帯域濾波するフィ
    ルタと、該フィルタの出力する電界強度レベルを検出す
    る受信電界測定部と、前記複数の移動端末の送信電力が
    ない場合の前記受信電界測定部の出力を雑音レベルとし
    て及び前記移動端末の送信電力を前記受信電界測定部の
    電界強度レベルとして記憶する第1の記憶部と、前記複
    数の移動端末からの送信数の許容値に対応する前記受信
    電界測定部の出力をしきい値レベルとして記憶する第2
    の記憶部と、前記電界強度レベルと前記雑音レベルと前
    記しきい値レベルとを加算した比較レベル値とを比較す
    る比較器と、前記フィルタの出力を増幅して復調しアナ
    ログ/デジタル変換し受信データとして出力する復調部
    と、前記受信データと前記比較器の出力を制御する制御
    部と、該制御部からの指示に応じて前記複数の移動端末
    からの送信チャネル数を制限する信号を出力する送信部
    とを備えたことを特徴とする基地局装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の基地局装置において、
    前記比較部の出力に応じて、前記制御部は前記移動端末
    からの通信要求があった場合には通信負荷の指示を出力
    することを特徴とする基地局装置。
JP2000139118A 2000-05-11 2000-05-11 上り回線過負荷検出回路と基地局装置 Pending JP2001320756A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000139118A JP2001320756A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 上り回線過負荷検出回路と基地局装置
US09/850,132 US6545455B2 (en) 2000-05-11 2001-05-08 Upstream channel overload detection circuit and base station apparatus
KR10-2001-0025401A KR100384957B1 (ko) 2000-05-11 2001-05-10 상위 채널 과부하 검출 회로 및 기지국 장치
CN01116127A CN1324160A (zh) 2000-05-11 2001-05-11 上行信道过载检测电路和基站设备
EP20010111558 EP1156696A3 (en) 2000-05-11 2001-05-11 Upstream channel overload detection circuit and base station apparatus
BR0102554A BR0102554A (pt) 2000-05-11 2001-05-11 Circuito de detecção de sobrecarga em um canalde fluxo ascendente

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000139118A JP2001320756A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 上り回線過負荷検出回路と基地局装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001320756A true JP2001320756A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18646620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000139118A Pending JP2001320756A (ja) 2000-05-11 2000-05-11 上り回線過負荷検出回路と基地局装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6545455B2 (ja)
EP (1) EP1156696A3 (ja)
JP (1) JP2001320756A (ja)
KR (1) KR100384957B1 (ja)
CN (1) CN1324160A (ja)
BR (1) BR0102554A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7492721B2 (en) 2002-05-20 2009-02-17 Ntt Docomo, Inc. Traffic measurement device and traffic measurement method
JP2010154183A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 車載無線通信装置およびキャリアセンス方法
US7941152B2 (en) 2001-12-04 2011-05-10 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for a reverse link supplemental channel scheduling

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100758765B1 (ko) * 2001-12-22 2007-09-14 엘지노텔 주식회사 디엠티 모뎀의 피크 전력비 저감 장치 및 그 방법
KR100441268B1 (ko) * 2002-05-15 2004-07-21 주식회사 로고스이넷 Cdma 시스템에서 무통화 서브셀 검색 방법
DE102005028748A1 (de) * 2004-10-25 2006-05-04 Osram Opto Semiconductors Gmbh Elektromagnetische Strahlung emittierendes Halbleiterbauelement und Bauelementgehäuse
JP2007013446A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Nec Electronics Corp 移動端末装置および移動端末装置の動作制御方法
EP2192814A4 (en) * 2007-09-11 2014-03-19 Fujitsu Ltd WIRELESS BASE STATION AND ITS CONTROL METHOD

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4837498A (en) * 1987-09-29 1989-06-06 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for setting the signal-to-noise ratio of a carrier wave
GB2275848B (en) 1993-03-02 1995-09-06 Ncr Int Inc Mobile wireless station having communications quality indicator
JP2939117B2 (ja) 1994-04-27 1999-08-25 エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 移動通信セル判定方法および移動局装置と基地局装置
JPH09271070A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル移動体通信装置
FI964707A (fi) 1996-11-26 1998-05-27 Nokia Telecommunications Oy Menetelmä kuormituksen kontrolloimiseksi ja radiojärjestelmä
JP3709639B2 (ja) * 1996-12-19 2005-10-26 ソニー株式会社 信号送受信装置及び方法
JP3112173B2 (ja) 1996-12-27 2000-11-27 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ Cdma移動通信システムの呼受付制御方法及び移動局装置
JP3019061B2 (ja) 1997-06-27 2000-03-13 日本電気株式会社 移動通信システム及びその無線回線制御方法
GB2332822B (en) * 1997-12-23 2002-08-28 Northern Telecom Ltd Communication device having a wideband receiver and operating method therefor
US6603745B1 (en) 1998-10-28 2003-08-05 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for reverse link overload detection

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7941152B2 (en) 2001-12-04 2011-05-10 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for a reverse link supplemental channel scheduling
US7492721B2 (en) 2002-05-20 2009-02-17 Ntt Docomo, Inc. Traffic measurement device and traffic measurement method
JP2010154183A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Toyota Infotechnology Center Co Ltd 車載無線通信装置およびキャリアセンス方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010104241A (ko) 2001-11-24
US20010043061A1 (en) 2001-11-22
EP1156696A2 (en) 2001-11-21
US6545455B2 (en) 2003-04-08
KR100384957B1 (ko) 2003-05-23
CN1324160A (zh) 2001-11-28
EP1156696A3 (en) 2003-01-02
BR0102554A (pt) 2001-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6775548B1 (en) Access channel for reduced access delay in a telecommunications system
US7039410B2 (en) Method of handoff at the border between CDMA underlay and overlay systems
EP0883251B1 (en) Power control of mobile station transmission during handoff in a cellular system
US5722044A (en) Method and apparatus for balancing the forward link handoff boundary to the reverse link handoff boundary in a cellular communication system
JP2980156B2 (ja) 送信電力制御方法および該制御方法を用いたスペクトル拡散通信装置
US20040047312A1 (en) Method and apparatus for UL interference avoidance by DL measurements and IFHO
KR20000013025A (ko) 이동통신 시스템의 순방향 초기 송신전력 제어장치 및 방법
EP1535478B1 (en) Method and apparatus to reduce uplink compressed mode monitoring in a communication device
KR20000057723A (ko) 이동 통신에서의 호 제어 방법 및 그 시스템
EP0872140B1 (en) A method for selecting the way to perform a handover, and a cellular radio system
KR20000071302A (ko) 이동국의 개루프 전력 제어 장치 및 방법
KR20070110865A (ko) 쇼트 코드를 사용하여 cdma 시스템에서 초기 전력램프-업을 제어하는 방법
JP2001320756A (ja) 上り回線過負荷検出回路と基地局装置
KR100421345B1 (ko) 통신 단말 장치 및 과간섭 방지 방법
JP2939115B2 (ja) 移動通信ハンドオーバ方法および移動局装置と基地局装置
KR20000035247A (ko) 착신 단락 및 가입자 수용력의 저하를 방지할 수 있는cdma 송신 전력 제어
JP2004208177A (ja) ハンドオーバ方法及び無線通信装置
KR20050059206A (ko) 이동국 신호에 의해 제 2 기지국에서 발생하는 간섭에 대한평가를 기반으로 수행되는 이동국과 제 1 기지국 간의통신 적응
JP3347109B2 (ja) パワーコントロール回路
KR100478329B1 (ko) 쇼트코드를사용하여cdma시스템에서초기전력램프-업을제어하는방법
AU701240C (en) Method and apparatus for balancing the forward link handoff boundary to the reverse link handoff boundary in a cellular communication system