JP3123745U - しおり機能付き書籍 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紐状のしおりが付属しない書籍において、簡便でかつ本を傷めないしおり機能を、書籍そのものに付与された書籍を提供することである。
【解決手段】 本考案に係るしおり機能付き書籍1は、文庫本や新書判などのペーパーバックスタイプの書籍1において、表紙と目次と奥付きの部分を除いた本文中の各頁4に、小口部分に相当する側辺2に近接した部分を残した半円形の切込み3を側辺2のやや内側で上下の中央位置の1箇所あるいは上部と下部の2箇所あるいは上中下の3箇所に有する。切込み3に見開きの反対側の頁4bの側辺2を差し込むことにより、この差し込んだ頁4bがやや円弧状に盛り上がり突っ張ることにより書籍1を閉じた際に、その頁4aの目印となり、しおりとして機能する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、しおり機能付き書籍に関する。すなわち、紐状のしおりのない書籍について、読書中に目的頁にしおりで目印をつけたい場合に、しおりを用意しなくても、しおり機能が当該書籍に付与されているため、直ちにしおりを利用できるようにされている書籍に関する。
通常、書籍において読みかけの頁など再度開きたい頁に目印をするためには、書籍そのものに設置された紐状のしおりを利用することや、小紙片などで作られたしおりを利用することが多い。
しかし、ペーパーバックスなどの書籍の中には紐状のしおりが付属しないものも多い。また、小紙片などで作られたしおりも手元に無い場合もある。
その場合、ドッグイヤーと呼ばれるように頁の角部を折り曲げ犬の耳状に突出させるなどにしている。しかし、このドッグイヤーは本を傷め、見苦しくし、また、あまり目立たないという問題がある。
そこで、帳面や書籍において、見出しや付箋を帳面や書籍そのものに付属したものも考案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4参照。)。
しかし、特許文献1の切り離し可能な、ミシン目線を設けたものでは切り取る煩雑さに加え、紛失のため使用できなることが考えられる。特許文献2、特許文献3、特許文献4については、切り取る又は折返すなどを行っており、本を傷めてしまう。
特開平9−300854号公報 実開平5−72477号公報 特開平9−71065号公報 特開2005−1351号公報
本考案が解決しようとする課題は、紐状のしおりが付属しない書籍において、簡便でかつ本を傷めないしおり機能を、書籍そのものに付与した書籍を提供することである。
上記の課題を解決しようとする本考案の手段は、請求項1の手段では、文庫本や新書判などのペーパーバックスタイプの書籍1において、表紙と見返しと目次と奥付きの部分を除いた本文中の各頁4に、小口部分に相当する側辺2に近接した部分を残した半円形の切込み3を、側辺2のやや内側で上下の中央位置の1箇所に有し、該切込み3に見開きの読みかけの頁4aの反対側の頁4bの側辺2を差し込むことにより、差し込んだ反対側の頁4bがやや円弧状に盛り上がり突っ張るようなることにより書籍1を閉じた際に読みかけの頁4bの目印となることを特徴とするしおり機能付き書籍1である。
請求項2の手段では、当該形状の切込み3は上下の中央位置の1箇所に替えて側辺2のやや内側で上部と下部の2箇所あるいは上中下の3箇所に有することを特徴とする請求項1の手段のしおり機能付き書籍1である。
上記の請求項1の手段あるいは請求項2の手段で、各頁4に設ける半円形の切込み3は印刷された文章6の文字の上に掛かってもよいが、各頁4に有する切込み3は使用の際に頁4の端に向けて破けないようにするために、その頁4の端である側辺2にあまり近くならないように配設するものとする。
長期間にわたり書籍1を閉じる場合、あるいは書籍1を鞄などに収納する場合のため、上記の切込み3を当該の頁4の外側に向けて折返し、切込み3の折返し片5の一部が書籍1の小口部分から飛び出すようにして、付箋のように使用することもできるように配設することもできる。
本考案の手段は、紐状のしおりが付属しない書籍1において、表紙と見返しと目次と奥付きの部分を除いた本文中の各頁4に、小口部分に相当する側辺2に近接した部分を残した半円形の切込み3を、上下の中央位置の1箇所に有することによって、該切込み3に見開きの読みかけの頁4aの反対側の頁4bの側辺2を差し込むことにより、この差し込んだ頁4bがやや円弧状に盛り上がり突っ張るようなるため、書籍1を閉じた際に当該頁4aの目印となる。読書を再開する際には、その盛り上がりを目印として簡単に当該頁4aを開くことができる。
請求項2のように当該切込み3を側辺2の上部と下部の2箇所あるいは上中下の3箇所に有することとした場合、2箇所あるいは3箇所の該切込み3に見開きの反対側の頁4bの側辺2を差し込むことにより、差し込んだ際の当該頁4bの盛り上がりはより安定するものとなる。
本発明の手段は、従来の本のように、紐状や小紙片からなるしおりを不要とし、これらに比してコストも増えることはなく実施できる利点を有する。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1は本考案に係るしおり機能付き書籍1の本文頁を開いた状態を示す図である。図2は本考案に係るしおり機能付き書籍を本文頁に目印をして閉じた状態を示す図である。図3は本考案に係る切込みを側辺の上中下の3箇所に設けた状態を示す図である。図4は本考案に係るしおり機能付き書籍の切込みを折返した状態を示す図である。
図1に示すように、本考案に係るしおり機能付き書籍1は、表紙と見返しと目次と奥付きの部分を除いた本文中の各頁4に、小口部分に相当する側辺2に近接した部分を残した半円形の切込み3を、側辺2の上下の中央位置の1箇所に有する。なお、図1において符号の7は書籍1の背の部分を示す。読書中にちょっと席を外すときに、読みかけの書籍1を、テーブルなどの上に置く場合に、本を閉じることなく席を立ちたい。そのような場合に、この切込み3に見開きの読みかけの頁4aの反対側の頁4bの側辺2を、図2に示すように、差し込むことにより、この差し込んだ頁4bがやや円弧状に盛り上がり突っ張るようになり、当該の頁4の部分に空間があくため、書籍1を閉じた際に当該の読みかけの頁4aの目印となる。そこで、所用を済まして席に戻った際に、読みかけの頁4aを即座に開けて、続きを読み始めることができる。
また、図3に示すように、切込み3を当該頁4の側辺2の上部と中部と下部の3箇所に設けることで、反対側の頁4bの側辺2を、これらの3箇所の切込み3に差し込むことで、より一層にしっかりと固定されて外れにくくなり、差し込んだ頁4bが円弧状に盛り上がり突っ張るものとなる。
また、図4に示すように、切込み3を当該頁4の側辺2より外側に向けて折返すことにより、切込み3の折返し片5の一部が書籍1の小口部分から飛び出すようになるので付箋を付したように使用することもできる。しかし、この場合は切込み3の折返し片5を目印として小口から外に露出させるためには、切込み3を側辺2に近づける必要がある。しかし、近づけすぎると、切込み3が当該頁4から破けて千切れ易くなり、本を傷めることとなるので、折返し片5としての使用はあまり推薦するものではない。しかし、長期間にわたり書籍1を閉じる場合、あるいは鞄などに収納する場合に折返し片とすると便利なこともあるので、この場合は注意して使用するものとする。
本考案に係るしおり機能付き書籍の本文頁を開いた状態を示す図である。 本考案に係るしおり機能付き書籍を本文頁に目印をして閉じた状態を示す図である。 本考案に係るしおり機能付き書籍の切込みを側辺の上中下の三箇所に設けた状態を示す図である。 本考案に係るしおり機能付き書籍の切込みを折返した状態を示す図である。
符号の説明
1 書籍
2 側辺
3 切込み
4 頁
4a 読みかけの頁
4b 反対側の頁
5 折返し片
6 文章
7 背

Claims (2)

  1. 文庫本や新書判などのペーパーバックスタイプの書籍1において、表紙と見返しと目次と奥付きの部分を除いた本文中の各頁4に、小口部分に相当する側辺2に近接した部分を残した半円形の切込み3を、側辺2のやや内側で上下の中央位置の1箇所に有し、該切込み3に見開きの読みかけの頁4aの反対側の頁4bの側辺2を差し込むことにより差し込んだ反対側の頁4bがやや円弧状に盛り上がり突っ張るようなることにより書籍1を閉じた際に読みかけの頁4bの目印となることを特徴とするしおり機能付き書籍1。
  2. 当該形状の切込み3は上下の中央位置の1箇所に替えて側辺2のやや内側で上部と下部の2箇所あるいは上中下の3箇所に有することを特徴とする請求項1に記載のしおり機能付き書籍1。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5095028B1 (ja) * 2012-06-18 2012-12-12 株式会社ジオ 冊子体

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