JP3103569B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像を光学的に読み取り、画像信号に変換
する画像読取装置に関する。
〔従来の技術〕 従来から、書籍や書類などの文書画像情報を電気信号
の形で、イメージ情報として読み取るイメージスキャナ
ーは、通常第2図に示すように、主として筐体1上の原
稿台ガラス2上に載せられた原稿3を照明する光源4
と、原稿3からの反射光5を結像レンズ6を介して光電
変換を行なうラインセンサ7と、このラインセンサ7へ
導く3枚の反射鏡8〜10と、光電変換した電気信号を処
理すると共に全体の動作を制御する回路基板12と、外部
との情報の送受を行うI/F部13とからなる。原稿3を照
明する光源4としては、光の強度が十分有りかつ低価格
と言うことで蛍光灯が使用されることが多い。
しかし蛍光灯には良い点も多いが、欠点も多々ある。
例えば電極の劣化を防ぐために予熱時間を必要とし、さ
らに照明ムラを無くすために高周波点灯を必要とする。
なかでも最大の欠点は第3図に示すように、周囲温度に
よって明るさが何倍にも変動し、かつ点灯時間に従って
明るさが変化する事である。
通常、この欠点を回避するために種々の対策が施され
ている。その1つの方法としては、蛍光灯に面ヒータを
抱かせて低温時とスタート時に管壁を暖める手法があ
る。しかしヒータ用の電力が馬鹿にならないし、その効
果が出るのにタイムラグがあり、総合的に見ると未だ不
十分である。
他の方法として、蛍光灯の光の出力をモニタしながら
管電流を制御することが知られている。しかしこの方法
もセンサを必要とし、所要電力の割には明るさが増え
ず、効果の割に電源などの価格のアップが馬鹿にならな
い。
その他の方法として、価格のアップが比較的少ない第
4図に示す様な方法も取られている。すなわち、第5図
に示す原稿読み取り領域2の周囲に主走査方向にあって
原稿読取りの直前に読取る第1の基準白色板15と、副走
査方向にあって原稿を読み取りながらモニタする第2の
基準白色板16とを用いる方法である。第1の基準白色板
15からの読み取り信号は第6図に示すようになる。ここ
で、A2で示す領域が副走査方向に添って存在する第2の
基準白色板16からの基準信号である。いま、A2部の基準
信号レベルがA1部の最大信号レベルの1/2であったとす
ると、第4図に示したアナログスイッチ17でA2部分の信
号をサンプルし、増幅器18により2倍に増幅し、その電
圧をサンプル/ホールド回路19でサンプルアンドホール
ドし、その出力信号をアナログスイッチAS2を介してA/D
コンバータのリファレンス端子へ入力し、第1の基準白
色板15からの入力ビデオ信号をディジタル信号へ量子化
してメモリ21へ一旦記憶する。そしてメモリ21からその
基準信号を出力しながら、D/Aコンバータ22でアナログ
信号に戻し、アナログスイッチAS3を介してA/Dコンバー
タ20のリファレンス端子へ入力し、読み取り原稿からの
入力ビデオ信号を正規化する。さらに、副走査方向の走
査に伴って変化する基準信号をD/Aコンバータ22のリフ
ァレンス端子へ入力して時間変化分を補償する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、光源として蛍光灯を使用した場合に
は、ビデオ入力部信号レベルが最大十倍強変化すること
になる(第3図参照)。従って、光源の強度が弱いとき
には第4図に示したA/Dコンバータ20のリファレンス電
圧も低くなり、十分なレベルのリファレンス電圧が与え
られた時に比べて、精度良く量子化されないことにな
る。更に、シェーディング補正も同時に同じリファレン
ス電圧を利用して行なうので、蛍光灯両サイドにおける
レベル低下も精度低下の原因となる。
よって、本発明の目的は上述の点に鑑み、シェーディ
ング補正のための演算処理をより詳細に行うと共に、光
源の光量変化がシェーディング補正に対して与える影響
を抑えるようにした画像読取装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像読取
装置は、画像を読み取って画像信号を出力するイメージ
センサと、前記画像を照明するための光源と、主走査方
向に配置された第1の基準白色部材と、副走査方向に配
置された第2の基準白色部材と、前記イメージセンサか
ら出力された画像信号を増幅する増幅手段と、前記増幅
手段により増幅された前記画像信号にシェーディング補
正を施すシェーディング補正手段と、前記シェーディン
グ補正手段から出力された前記画像信号をA/D変換するA
/D変換器と、前記画像の読み取り開始前に前記イメージ
センサが前記第1の基準白色部材を読み取ることでシェ
ーディング補正データを取得するように制御し、前記画
像の読み取り開始後に前記イメージセンサが前記第2の
基準白色部材を読み取ることで前記光源の光量変化を検
出し、前記光量変化に応じた増幅率で前記増幅手段が前
記画像信号を増幅し、その後、前記シェーディング補正
手段がシェーディング補正を施すように制御する制御手
段と、を具備したものである。ここで、前記増幅手段
は、デジタル的に減衰率を変化させる可変減衰器と、固
定増幅率を有する増幅器を縦続接続した構成とすること
ができる。
〔作 用〕
上記の構成を有する本発明では、画像読み取りを中断
することなく、画像読み取り中の光量変化がシェーディ
ング補正に対して与える影響を軽減することができる。
〔実施例〕
以下に、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説
明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。いま
説明の都合上仮にビデオ入力信号の最大レベルを4.8Vと
し、その最小レベルが最大レベルの1/12である0.4Vであ
るとする。従って、入力レベルが0.4V以下の場合は蛍光
灯を点灯させてしばらく読取りを待つか、蛍光灯が劣化
して寿命のため交換を要するものと判断する。
第1図において、24は積分型D/Aコンバータであり、
基準入力端子にはアナログビデオ入力信号が供給されて
いる。一方、デジタル入力端子には第1のラッチ25から
8ビットのデジタル信号が入力されている。このことに
より、このD/Aコンバータ24はアッテネータとして作動
することになる。すなわち、D/Aコンバータ(以下DACと
呼ぶ)24をディジタル減衰器として使用し、入力信号レ
ベルに応じて最大12分の1にまで減衰させる。また、DA
C24の後段に接続した増幅器は固定ゲインとして12倍の
利得を持たせる。
第2のDAC27は等価的に増幅器29の帰還抵抗となって
いるため、第2のラッチ28から出力される8ビットの信
号に応じて帰還抵抗を変化させ、このことにより増幅器
29のゲインを変化させている。
次に、本実施例の動作を第7図に示したフローチャー
トを参照して説明する。
(1)まずDAC24における減衰率を1/12に設定するた
め、CPU33から“256"(十進表示)に対する“21"を与え
る。従って、後段の増幅器では12倍に増幅されるため、
元のレベルに戻されることになる(ステップS1)。
(2)次にDAC27の抵抗値を初期設定するため、ラッチ2
8に初期値をCPU33から供給する(ステップS2)。
(3)蛍光灯を点灯させ、第1の基準白色板15を走査
し、そのビデオ信号をDAC24に入力する。その結果とし
て得られたディジタルビデオ信号をシェーディング補正
用データとしてメモリ32に記憶させる。ここで、第1の
DAC24は1/12の減衰率を有するよう初期設定されてお
り、且つ第2のDAC27は初期抵抗値を有するよう設定さ
れているので(ステップS1,S2)、上記シェーディング
補正用データの最大値は4.8V(ピーク値)に一致してい
ない。
(4)そこで、第1のラッチ25のラッチデータを変化さ
せて減衰率を変更することにより、上記最大値が4.8Vに
なるようCPU33が制御を行う(ステップS4)。
(5)イメージセンサ(図示せず)を付勢して原稿の走
査を開始させる(ステップS5)。
(6)原稿の走査に伴って1画素毎のビデオ信号が入力
されるたびに、CPU33はメモリ32から上記シェーディン
グ補正用データを1画素ぶんずつ読み出し、その逆数値
を第2のラッチ28に記憶させる。このことにより、1ラ
インぶんのシェーディング補正が行われる(ステップS
6)。
(7)次のラインへイメージセンサを移動させ、同様の
シェーディング補正を行う。このとき、第2の基準白色
板16(第5図参照)を走査することによって得られる基
準白色信号のレベルを検出し、光量に変化が有るか否か
をチェックする(ステップS7)。
(8)ステップS7において光量の変化が認められた場合
には、DAC24の減衰率を再設定するため、第1のラッチ2
5への再格納を行なう(ステップS8)。
この様に、可変減衰器と固定ゲイン増幅器と可変増幅
器とを用いることにより、光源の明るさが例えば十倍強
変化したとしても同じレベルの信号をA/DコンバータADC
30に入力することが可能となる。
なお、上記説明ではアッテネータに含まれるDAC24の
減衰率を1/12としたが、信号の量子化誤差や歪を減少さ
せるためには、ここでの減衰率と増幅率を低く(具体的
には、安定に動作させるには精々8倍程度を上限にす
る)するのが望ましい。その場合には、後段のプログラ
マブル増幅器にその分を分担させ、適正なレベルの変倍
率として全体として安定な精度の良い補正が可能とな
る。勿論、DAC等の精度や増幅器の利得に応じて分担比
率を状況に応じて決めて良いことは言うまでもない。
上述した実施例においては、減衰器でレベル補正を行
い、可変増幅器でシェーディング補正を行なったが、こ
れを入れ換えて可変増幅器でレベル補正を行い、減衰器
でシェーディング補正を行うことも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、画像読み取り
を中断することなく、画像読み取り中の光量変化がシェ
ーディング補正に対して与える影響を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、 第2図は一般的なイメージスキャナの構成を説明するた
めの図、 第3図は蛍光灯の明るさが変化することを示す図、 第4図は従来技術を示す電気回路図、 第5図は基準信号を読み取るために配置した基準白色板
の配置を説明する図、 第6図は基準白色板からの読み取り信号を示す図、 第7図は本実施例の動作を示すフローチャートである。 24……D/Aコンバータ(可変減衰器)、 25……ラッチ回路、 26……固定ゲインの増幅器、 27……D/Aコンバータ(可変帰還抵抗器)、 29……増幅器、 30……A/Dコンバータ、 32……メモリ、 33……CPU。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/401 G06T 1/00 460

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を読み取って画像信号を出力するイメ
    ージセンサと、 前記画像を照明するための光源と、 主走査方向に配置された第1の基準白色部材と、 副走査方向に配置された第2の基準白色部材と、 前記イメージセンサから出力された画像信号を増幅する
    増幅手段と、 前記増幅手段により増幅された前記画像信号にシェーデ
    ィング補正を施すシェーディング補正手段と、 前記シェーディング補正手段から出力された前記画像信
    号をA/D変換するA/D変換手段と、 前記画像の読み取り開始前に前記イメージセンサが前記
    第1の基準白色部材を読み取ることでシェーディング補
    正データを取得するように制御し、前記画像の読み取り
    開始後に前記イメージセンサが前記第2の基準白色部材
    を読み取ることで前記光源の光量変化を検出し、前記光
    量変化に応じた増幅率で前記増幅手段が前記画像信号を
    増幅し、その後、前記シェーディング補正手段がシェー
    ディング補正を施すように制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記増幅手段は、デジタル的に減衰率を変
    化させる可変減衰器と、固定増幅率を有する増幅器を縦
    続接続することで構成されることを特徴とする請求項1
    に記載の画像読取装置。
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