JP3100205U - ワイパーブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】 長期間使用しなかった場合であってもブレード本体部の変形を生じにくくし、耐用性を飛躍的に高めるとともに、雨滴以外の氷雪や虫等の付着に対しても十分な拭取効果を得れるようにする。
【解決手段】 自動車等のウィンドガラスWの表面Wfを拭くワイパー装置Mに備えるワイパーブレード1を構成するに際して、特に、ウィンドガラスWの表面Wfに当接するブレード本体部2の断面形状Sを、台形状Sa,三角形状Sb,半円状Sc又は矩形状に形成するとともに、Lxを幅寸法,Lyを突出寸法としたとき、(Lx/Ly)>1の比率条件を満たすように形成する。
【選択図】 図1

Description

 本考案は、自動車等のウィンドガラスの表面を拭くワイパー装置に備えるワイパーブレードに関する。
 一般に、自動車のフロントガラス(ウィンドガラス)には、フロントガラスの表面に付着した雨滴等を拭取るワイパー装置が付設されるとともに、このワイパー装置には、フロントガラスの表面に当接するワイパーブレードを備えている。
 従来、ワイパーブレードの一般的な形状としては、特開2003−182531号公報で知られている。図4に、同公報で開示される一般的なワイパーブレードの断面形状を示す。同図に示すワイパーブレード30は、全体がゴム材により一体形成されるとともに、基部31,ネック部32及びリップ部(ブレード本体部)33により構成される。このブレード本体部33は、フロントガラスの表面に直接当接し、例えば、図4に示すように、矢印F方向に移動した際には、仮想線で示すブレード本体部33sのように、移動方向に対して反対方向に湾曲しながらフロントガラスの表面を摺動し、雨滴等を吹取る機能を有している。
特開2003−182531号
 しかし、上述した従来のワイパーブレード30は、次のような解決すべき課題が存在した。
 第一に、ワイパーブレード30が移動後に停止した場合、図4に仮想線で示すワイパーブレード33sのように湾曲した状態となるため、長期間使用しなかった場合には、変形を来すなど、耐用性に劣る。
 第二に、ブレード本体部33は湾曲した状態でフロントガラスの表面を摺動するため、雨滴に対する拭取効果は確保できるものの、雨滴以外の氷雪や虫等の付着に対しては、十分な拭取効果が得にくい。
 本考案は、このような背景技術に存在する課題を解決したワイパーブレードの提供を目的とするものである。
 本考案は、上述した課題を解決するため、自動車等のウィンドガラスWの表面Wfを拭くワイパー装置Mに備えるワイパーブレード1を構成するに際して、特に、ウィンドガラスWの表面Wfに当接するブレード本体部2の断面形状Sを、台形状Sa,三角形状Sb,半円状Sc又は矩形状に形成するとともに、Lxを幅寸法,Lyを突出寸法としたとき、(Lx/Ly)>1の比率条件を満たすように形成したことを特徴とする。
 これにより、本考案に係るワイパーブレード1によれば、長期間使用しなかった場合であってもブレード本体部2の変形が生じにくくなり、耐用性を飛躍的に高めることができるとともに、雨滴以外の氷雪や虫等の付着に対しても十分な拭取効果を得ることができるという顕著な効果を奏する。
 本考案に係るワイパーブレード1によれば、最良の形態により、ブレード本体部2の内部に、長手方向に沿った空洞Hを設けるとともに、この空洞Hにより形成される当該ブレード本体部2の肉厚Da(Db)が、ウィンドガラスW側に近付くに従って薄くなるように形成する。これにより、望ましい弾性が得られ、拭取効果、更には弾性変形した際の復帰効果が高められる。また、ブレード本体部2の形成素材には、発泡ゴム材,非発泡ゴム材又は合成樹脂材を用いる。
 次に、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
 まず、基本実施例に係るワイパーブレード1の構成及び機能について、図1〜図3を参照して説明する。
 ワイパーブレード1は、形成素材として発泡ゴム材を使用し、全体を一体成形する。なお、形成素材としては、その他、非発泡ゴム材又は合成樹脂材を用いることができる。また、ワイパーブレード1は、ブレード本体部2と取付部3により構成し、全体を長細に形成する。
 ブレード本体部2は、その断面形状Sを、図1(図3)に示すように、台形状Saに形成し、ウィンドガラスWの表面Wfに対向する対向面2sには、三つの凸条部2sp…を形成する。したがって、これらの凸条部2sp…は、図1に示す断面形状Sにおいて、三つの半円が並んだ形状として現れる。このような三つの凸条部2sp…を設けることにより、雨滴以外の氷雪や虫等の付着に対する拭取効果をより高めることができる。
 そして、ブレード本体部2の断面形状S(台形状Sa)は、図3に示すように、Lxを幅寸法,Lyを突出寸法としたとき、(Lx/Ly)>1の比率条件を満たすように形成する。このような比率条件を満たすことにより、ウィンドガラスWの表面Wfを摺動させた際に、従来のブレード本体部33(図4)のような不具合、即ち、ブレード本体部33が一側に湾曲し、長期間使用しなかった場合の変形がほとんど生じなくなり、耐用性を飛躍的に高めることができる。
 また、ブレード本体部2の内部には、長手方向に沿った空洞Hを設ける。この場合、空洞Hにより形成されるブレード本体部2の肉厚Da,Dbは、ウィンドガラスW側に近付くに従って薄くなるように形成する。したがって、空洞Hの断面形状は、特に限定されるものではないが、例えば、図1(図3)に示すように、ブレード本体部2の断面形状である台形状Saを反転させた相似形状に形成すれば、ウィンドガラスWに近い部位の肉厚Daを、ウィンドガラスWから離れた部位の肉厚Dbに対して薄くすることができる。これにより、望ましい弾性が得られ、拭取効果、更には弾性変形した際の復帰効果を高めることができる。
 一方、ワイパーブレード1における取付部3は、後述するワイパーアームユニット20のブレード支持部21…により支持される部位となるため、ブレード支持部21…により支持(保持)される公知の形状により形成することができる。したがって、その形態(形式)は問わない。
 よって、このようなワイパーブレード1は、図1及び図2に示すワイパーアームユニット20に取付けられることによりワイパー装置Mを構成する。ワイパーアームユニット20は、不図示のワイパーアームにより中央部が回動自在に支持される第一サブアーム22と、この第一サブアーム22の両端に中央部が回動自在に支持される第二サブアーム23…と、第二サブアーム23の両端に回動自在に支持されるブレード支持部21,21…を備えており、このブレード支持部21,21…によりワイパーブレード1の取付部3が支持(保持)される。このため、必要により、ワイパーブレード1には、ブレード支持部21,21…が係止する係合凹部5…等を設けることができる。なお、25は、ワイパーブレード1をブレード支持部21,21…に装着する際に、取付部3に重ねて装着する板バネ材により形成したヨークを示す。
 他方、図5(a)〜(d)には、ワイパーブレード1の各種変更実施例を示す。図5(a)は、図1に示した三つの凸条部2sp…の無い形態を用いたものであり、対向面2sは平坦面2sfにより形成した形態を示す。図5(b)は、ブレード本体部2の断面形状Sを、三角形状Sbに形成した形態を示す。図5(c)は、ブレード本体部2の断面形状Sを、半円状Scに形成した形態を示す。図5(d)は、ブレード本体部2の断面形状Sを、半円状Scに形成するとともに、空洞Hを設けない形態を示す。空洞Hを設けない形態であっても形成素材を選定するなどにより、本考案による一定の効果を得ることができる。この場合、半円状Scとは、正確に半分を意味するものではなく、部分的程度の意味であるとともに、正確に円を意味するものではなく、楕円、更には曲面を含む意味である。その他、図示を省略したが、ブレード本体部2の断面形状Sを、矩形状に形成してもよいし、台形状,矩形状,三角形状,半円状の一又は二以上を含む組合わせ形状であってもよい。なお、図5(a)〜(d)において、図1〜図3と同一部分には、同一符号を付してその構成を明確にするとともに、その詳細な説明は省略する。
 以上、実施例について詳細に説明したが、本考案は、このような実施例に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
本考案の基本実施例に係るワイパーブレードの断面図、 同ワイパーブレードを備えるワイパー装置の一部を示す正面図、 同ワイパーブレードの機能説明図、 背景技術に係るワイパーブレードの断面図、 本考案の各種変更実施例に係るワイパーブレードの断面形状図、
符号の説明
 1  ワイパーブレード
 2  ブレード本体部
 W  ウィンドガラス
 Wf ウィンドガラスの表面
 M  ワイパー装置
 S  断面形状
 Sa 台形状
 Sb 三角形状
 Sc 半円状
 Lx 幅寸法
 Ly 突出寸法
 Da ブレード本体部の肉厚
 Db ブレード本体部の肉厚
 H  空洞

Claims (3)

  1.  自動車等のウィンドガラスの表面を拭くワイパー装置に備えるワイパーブレードにおいて、前記ウィンドガラスの表面に当接するブレード本体部の断面形状を、台形状,三角形状,半円状又は矩形状に形成するとともに、Lxを幅寸法,Lyを突出寸法としたとき、(Lx/Ly)>1の比率条件を満たすように形成したことを特徴とするワイパーブレード。
  2.  前記ブレード本体部の内部に、長手方向に沿った空洞を設けるとともに、この空洞により形成される当該ブレード本体部の肉厚が、前記ウィンドガラス側に近付くに従って薄くなるように形状したことを特徴とする請求項1記載のワイパーブレード。
  3.  前記ブレード本体部の形成素材は、発泡ゴム材,非発泡ゴム材又は合成樹脂材を用いることを特徴とする請求項1又は2記載のワイパーブレード。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013511424A (ja) * 2009-11-23 2013-04-04 プジョー シトロエン オートモビル エス アー 自動車車両のガラス面のワイパーブレードおよび払拭・洗浄装置ならびにそれに対応する払拭・洗浄方法
CN112917858A (zh) * 2021-01-25 2021-06-08 厦门翼竑工贸有限公司 一种具有中空腔的雨刮胶条及其加工工艺
WO2023229070A1 (ko) * 2022-05-27 2023-11-30 김재웅 차량용 중공형 와이퍼 블레이드 고무

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