JP3098178B2 - 電気接続箱へのワイヤーハーネスの固定構造及び固定方法 - Google Patents

電気接続箱へのワイヤーハーネスの固定構造及び固定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤーハーネス
を接続箱本体に固定するための電気接続箱へのワイヤー
ハーネスの固定構造及び固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5、6は実開平2−13783号公報
に記載された電気接続箱へのワイヤーハーネスの固定構
造を示す。なお、図5に示す固定構造は、電気接続箱1
から引き出されたワイヤーハーネス2を自身の壁面3に
固定する構造を示し、図6は他の機器から引き出された
ワイヤーハーネスを壁面4に固定する構造を示す。
【0003】図5に示すように、電気接続箱1の壁面3
上には、支柱5にヒンジ6を介して集束バンド7が一体
成形されている。この集束バンド7の自由端側には、ロ
ック孔8が設けられている。また、支柱5に対向して壁
面3上には、ロック部9設けられている。このロック部
9と支柱5との間がワイヤーハーネス2が集束される集
束部10となっている。ロック部9には、係止突起11
が突設されている。この係止突起11は、集束バンド7
のロック孔8と係合する。
【0004】そして、電気接続箱1内から引き出された
ワイヤーハーネス2を、集束部10内に挿入し、集束バ
ンド7を壁面3側へ倒して、ロック孔8に係止突起11
を係合させる。これにより電気接続箱1内から引き出さ
れたワイヤーハーネス2が壁面3上に固定される。
【0005】ところで、集束バンド7を屈曲自在に支柱
5に連結するヒンジ6は可撓性を有している必要がある
が、電気接続箱1を成形する材料として安価なポリプロ
ピレン等が用いられているため、電気接続箱1と一体成
形すると可撓性が低いために折れ易い。
【0006】そこで、ナイロン等の可撓性に優れた高価
な材料を用いると可撓性を必要としない接続箱本体1a
まで成形するため材料費が高くつく。
【0007】そこで、可撓性のヒンジ6を用いて壁面3
に集束バンド7を一体に成形するのではなく、図6に示
すように集束バンド12を接続箱本体13の壁面4と別
体に成形し、一体に組み付けることが考えられる。この
場合には、壁面4上に設けた支持部14に、集束バンド
12の一端を回動自在に支持させ、集束バンド12の他
端を壁面4上に設けたロック部15に係合させることに
より、ワイヤーハーネスを壁面4に固定することが出来
る。この構造によれば、可撓性が低い安価な材料を用い
ることが出来て、材料費を低減することが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記各公報
に記載された従来のワイヤーハーネスの固定構造では、
ワイヤーハーネスの両側にワイヤーハーネスを壁面3、
4上に固定するためのロック部9、15や、支柱5、集
束バンド7、12等を設けるために、接続箱本体1a、
13が複雑な構造となり、製造コストが高くなるという
問題がある。
【0009】さらに、接続箱本体1a、13が大型化
し、大型化した接続箱本体1a、13を配設するために
広いスペースを必要とする。
【0010】そこで、実公平6−13334号公報で、
安価で省スペース化が可能な電気接続箱へのワイヤーハ
ーネスの固定構造が提案されている。この固定構造は、
図7に示すように、ケース(電気接続箱)16の側壁か
ら下方向に開口した受部17と、該受部17の両側に、
受部17の上方の高さと同じかそれよりも若干低い位置
に設けられた突起18、19を設けて、ワイヤーハーネ
ス20を突起18、受部17、突起19に引っかけてい
る。
【0011】ところがこの構造では、電気接続箱16の
側面にしか形成することが出来ないため、電気接続箱1
6の上面側にワイヤーハーネス20を配索する場合には
用いることが出来ない。また、この構造では、ワイヤー
ハーネス20に静的な外力が加わった場合には、固定・
保持することが出来るが、振動やいろいろな方向への引
張力が加わると確実に固定・保持することが出来ず、移
動してしまう可能性がある。
【0012】そこで、本出願人は、特願平7−1641
68号公報で、安価で省スペース化が可能であると共
に、ワイヤーハーネスを電気接続箱に確実に固定・保持
することが出来る固定構造を提案した。この固定構造
は、図8に示すように、ワイヤーハーネス20に係止頭
部21を有するクリップ22を取り付けると共に、接続
箱本体23にクリップの係止頭部21が挿入・係合する
係止孔24を設け、係止頭部21を係止孔24に係合さ
せることで、ワイヤーハーネス20を接続箱本体23に
固定するようになっている。この構造によれば、クリッ
プ22の係止頭部21が接続箱本体23に設けた係止孔
24に確実に係止されるので、ワイヤーハーネス20を
確実に接続箱本体23に固定・保持することが出来る。
【0013】
【0014】ところが、この構造では、接続箱本体23
に係止孔24を設けているため、クリップ22の係止頭
部21が挿入・係止されるまでの間に、図9に示すよう
に、係止孔24から異物が接続箱本体23内に入り込む
おそれがある。このため、クリップ22の係止頭部21
を挿入・係止するまでの間、この係止孔24を閉鎖して
おくのに、蓋体が必要となる。この結果、クリップ22
の係止頭部21が係止孔24に挿入されると不要となる
蓋体をわざわざ設ける必要があった。
【0015】そこで、本発明は、安価で省スペース化が
可能であると共に、ワイヤーハーネスを電気接続箱に確
実に固定・保持することが出来、しかも、ワイヤーハー
ネスを電気接続箱に固定・保持した後に不要となる蓋体
を設ける必要がない電気接続箱へのワイヤーハーネスの
固定構造の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ワイヤーハーネスを接続箱本体に固定する電気接続箱へ
のワイヤーハーネスの固定構造であって、前記ワイヤー
ハーネスの外周に巻き付けられて結束する結束バンド
と、この結束バンドがワイヤーハーネスを結束する前に
前記接続箱本体に固定されるバンド固定部とを備え、前
記結束バンドがワイヤーハーネスの外周に巻き付けられ
る長尺状のバンド部と、このバンド部の一端に一体成形
されて前記バンド部に形成された鋸歯と係合する係止頭
部とからなり、前記バンド固定部が前記接続箱本体に設
けられて前記バンド部の幅方向の両側部をワイヤーハー
ネスを結束する前に接続箱本体の外周との間で長手方向
へ移動自在に挟持する突起部と、接続箱本体に設けられ
て前記係止頭部が嵌合されて位置決めされる嵌合凹部と
からなることを特徴としている。
【0017】請求項1の発明によれば、ワイヤーハーネ
スを結束する前に結束バンドを接続箱本体のバンド固定
部に固定しておき、この状態の結束バンドによりワイヤ
ーハーネスを結束することにより、ワイヤーハーネスを
接続箱本体に固定する。結束バンドを接続箱本体のバン
ド固定部に固定する場合には、バンド部を接続箱本体の
突起部に長手方向へ移動自在に挟持させる。そして、こ
の状態のバンド部をワイヤーハーネスの外周に巻き付け
て、バンド部を係止頭部に係合させ、ワイヤーハーネス
の位置決めを行った後に、バンド部でワイヤーハーネス
を締め付け、係止頭部を嵌合凹部内に嵌合させる。これ
により、ワイヤーハーネスが結束バンドにより接続箱本
体に固定される。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
気接続箱へのワイヤーハーネスの固定構造であって、前
記突起部が前記接続箱本体の上面又は側面のいずれか一
方に形成され、前記嵌合凹部が前記上面と側面とが連続
する角部に形成されていることを特徴としている。
【0019】請求項2の発明によれば、予め接続箱本体
に固定されている結束バンドによりワイヤーハーネスを
結束した後に、係止頭部を角部に形成された嵌合凹部に
嵌合させて結束バンドを接続箱本体に固定する。
【0020】請求項3記載の発明は、ワイヤーハーネス
を接続箱本体に固定する電気接続箱へのワイヤーハーネ
スの固定方法であって、ワイヤーハーネスの外周に巻き
付けられる長尺状のバンド部の一端にバンド部の鋸歯と
係合する係合頭部が一体成形された結束バンドをバンド
部の幅方向の両側部を接続箱本体の外周と接続箱本体に
設けた突起部との間で長手方向へ移動自在に挟持させ、
ワイヤーハーネスをバンド部で巻き付けた後に係止頭部
へワイヤーハーネスが長手方向へ移動可能に仮係止し、
ワイヤーハーネスを位置決めした後にバンド部を係止頭
部へ本係止してワイヤーハーネスを結束し、前記係止頭
部を接続箱本体の上面と側面が連続する角部に形成され
た嵌合凹部に嵌合させて位置決めしワイヤーハーネスを
結束バンドを介して接続箱本体に固定することを特徴と
している。
【0021】請求項3の発明によれば、結束バンドのバ
ンド部を予め接続箱本体の突起部に長手方向へ移動自在
に固定し、ワイヤーハーネスをバンドで巻き付け、係止
頭部にバンド部を仮係止する。そして、ワイヤーハーネ
スを位置決めした後に、係止頭部にバンド部を本係止し
て結束し、係止頭部を嵌合凹部に嵌合させる。これによ
り、結束バンドによりワイヤーハーネスが接続箱本体に
固定される。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る電気接続箱への
ワイヤーハーネスの固定構造の実施の形態について説明
する。
【0027】図1(a)、(b)に示すように本形態の
固定構造では、ワイヤーハーネス20の外周に巻き付け
られて結束する結束バンド25がワイヤーハーネス20
を結束する前に接続箱本体27に固定されるバンド固定
部29を、接続箱本体27の外周に設けている。
【0028】結束バンド25は、ワイヤーハーネス20
の外周に巻き付けられる長尺状のバンド部31と、この
バンド部31の一端に一体成形されてバンド部31に形
成された鋸歯33と係合する係止頭部35とからなる。
【0029】また、バンド固定部29は、接続箱本体2
7の一側面37から突設された一対のL字状の突起3
9、39と、一側面37と上面41とが連続する角部4
3に形成された嵌合凹部45とからなる。突起部39、
39は所定の間隔をあけて対向して形成されており、上
下に挿通開口47、47が形成されている。これらの突
起部39、39間は、結束バンド25の幅寸法より若干
大きく形成されており、これらの突起部39、39間に
バンド部31を挿入することにより、バンド部31の幅
方向の両側部がそれぞれ接続箱本体27の一側面37と
の間で長手方向(図において上下方向)に移動自在に挟
持されるようになっている。
【0030】また、突起部39、39の一方の挿通開口
47の近傍であって、角部43に上記嵌合凹部45が形
成されている。この嵌合凹部45内には、上記結束バン
ド25の係止頭部35が嵌合されて位置決めされる。
【0031】次に電気接続箱へのワイヤーハーネスの固
定方法について説明する。
【0032】先ず、図2に示すように、結束バンド25
をバンド部31が長手方向へ移動自在となるように予め
接続箱本体27に固定する。すなわち、突起部39、3
9と接続箱本体27の側面37との間にバンド部31を
先端から挿入する。次に、ワイヤーハーネス20を接続
箱本体27の近傍に配索し、ワイヤーハーネス20の外
周部分にバンド部31を巻き付けた後に、バンド部31
の先端部を係止頭部35内に挿入する。この状態では、
ワイヤーハーネス20は、長手方向に移動可能な仮係止
されている。
【0033】そして、ワイヤーハーネス20の位置を決
めた後に、バンド部31でワイヤーハーネス20の外周
を締め付けることで係止頭部35にバンド部31を本係
止する。さらに、図3に示すように、係止頭部35を嵌
合凹部45内に嵌合させることにより、結束バンド25
を接続箱本体27に固定する。これにより、図1(a)
に示すように、ワイヤーハーネス20を結束バンド25
を介して接続箱本体27に固定することが出来る。
【0034】本形態によれば、結束バンド25を用いて
ワイヤーハーネス20を接続箱本体27に固定するの
で、安価で省スペース化が可能となる。
【0035】また、結束バンド25を接続箱本体27に
固定し、この結束バンド25でワイヤーハーネス20を
結束することにより、ワイヤーハーネス20を電気接続
箱に確実に固定・保持することが出来る。
【0036】さらに、本形態の固定構造では、接続箱本
体27に内部まで貫通した孔がないので、異物の混入を
確実に防止することが出来る。また、接続箱本体27に
内部まで貫通した孔がないので、蓋を設ける必要がな
い。
【0037】また、バンド部31によりワイヤーハーネ
ス20を仮係止した状態でワイヤーハーネス20の位置
決めを行うことが出来るので、接続箱本体27へのバン
ド部31の位置決めを精度良く行う必要がなくなり、生
産性が向上する。
【0038】次に、図4に示す他の形態について説明す
る。本形態における電気接続箱の接続箱本体49に設け
たバンド固定部51は、接続箱本体49の上面53にL
字状の突起部55、55が形成されている。また、上面
53と側面57とが連続する角部59に、嵌合凹部61
が形成されている。
【0039】そして、突起部55、55と上面53との
間にバンド部31を長手方向に移動自在に保持し、バン
ド部31をワイヤーハーネスの外周に巻き付けた後にワ
イヤーハーネスの位置決めを行い、バンド部31を係止
頭部35に係合させる。次に、嵌合凹部45内に係止頭
部35を嵌合させる。
【0040】本形態においても上記形態と同様な効果が
得られ、安価で省スペース化が可能であると共に、ワイ
ヤーハーネスを電気接続箱に確実に固定・保持すること
が出来る。しかも、ワイヤーハーネスを電気接続箱に固
定・保持した後に不要となる蓋体を設ける必要がない。
【0041】なお、上記各形態では、バンド固定部とし
て突起部39、39を設けたが、これに限らず、他の固
定構造で結束バンドを接続箱本体に固定しても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、ワイヤーハーネスを結束する前に結束バンドを接
続箱本体の突起部に固定しておき、この状態の結束バン
ドによりワイヤーハーネスを結束することによりワイヤ
ーハーネスを接続箱本体に固定するので、安価で省スペ
ース化が可能であると共に、ワイヤーハーネスを電気接
続箱に確実に固定・保持することができ、しかも、ワイ
ヤーハーネスを電気接続箱に固定・保持した後に不要と
なる蓋を設ける必要がない。また、ワイヤーハーネスを
結束バンドにより接続箱本体に容易に、かつ確実に固定
・保持することができる。
【0043】請求項2の発明によれば、予め接続箱本体
に固定されている結束バンドによりワイヤーハーネスを
結束した後に係止頭部を、角部に形成された嵌合凹部に
嵌合させることにより、結束バンドを接続箱本体に固定
・保持することができ、この結束バンドを介してワイヤ
ーハーネスを接続箱本体に固定・保持することができ
る。
【0044】請求項3の発明によれば、結束バンドのバ
ンド部を予め接続箱本体の突起部に長手方向へ移動自在
に固定し、ワイヤーハーネスをバンド部で巻き付け、係
止頭部にバンド部を仮係止する。そして、ワイヤーハー
ネスを位置決めした後に、係止頭部にバンド部を本係止
してワイヤーハーネスを結束する。これにより、結束バ
ンドでワイヤーハーネスを接続箱本体に容易に、かつ確
実に固定・保持することができる。
【0045】
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態における接続箱本体と
ワイヤーハーネスを結束した結束バンドとを示す斜視図
である。
【図2】本発明に係る実施の形態における接続箱本体と
結束バンドを示す斜視図である。
【図3】結束バンドと接続箱本体との関係を示す断面図
である。
【図4】他の形態の接続箱本体のバンド固定部を示す斜
視図である。
【図5】従来の電気接続箱へのワイヤーハーネスの固定
構造を示す斜視図である。
【図6】従来の他の電気接続箱へのワイヤーハーネスの
固定構造を示す斜視図である。
【図7】受部と突起とを用いた従来の電気接続箱へのワ
イヤーハーネスの固定構造を示す斜視図である。
【図8】クリップを用いて従来の電気接続箱へのワイヤ
ーハーネスの固定構造を示す斜視図である。
【図9】図8に示す電気接続箱へのワイヤーハーネスの
固定構造においてクリップが係合する係止穴と電気接続
箱の内部を示す断面図である。
【符号の説明】
20 ワイヤーハーネス 25 結束バンド 27、49 接続箱本体 29、51 バンド固定部 31 バンド部 33 鋸歯 35 係止頭部 39、55 突起部 45、61 嵌合凹部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 3/30 F16L 3/08 H02G 3/08 H05K 7/00 B60R 16/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤーハーネスを接続箱本体に固定す
    る電気接続箱へのワイヤーハーネスの固定構造であっ
    て、前記ワイヤーハーネスの外周に巻き付けられて結束
    する結束バンドと、この結束バンドがワイヤーハーネス
    を結束する前に前記接続箱本体に固定されるバンド固定
    部とを備え、 前記結束バンドがワイヤーハーネスの外周に巻き付けら
    れる長尺状のバンド部と、このバンド部の一端に一体成
    形されて前記バンド部に形成された鋸歯と係合する係止
    頭部とからなり、 前記バンド固定部が前記接続箱本体に設けられて前記バ
    ンド部の幅方向の両側部をワイヤーハーネスを結束する
    前に接続箱本体の外周との間で長手方向へ移動自在に挟
    持する突起部と、接続箱本体に設けられて前記係止頭部
    が嵌合されて位置決めされる嵌合凹部とからなる ことを
    特徴とする電気接続箱へのワイヤーハーネスの固定構
    造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気接続箱へのワイヤー
    ハーネスの固定構造であって、前記突起部が前記接続箱
    本体の上面又は側面のいずれか一方に形成され、前記嵌
    合凹部が前記上面と側面とが連続する角部に形成されて
    いることを特徴とする電気接続箱へのワイヤーハーネス
    の固定構造。
  3. 【請求項3】 ワイヤーハーネスを接続箱本体に固定す
    る電気接続箱へのワイヤーハーネスの固定方法であっ
    て、ワイヤーハーネスの外周に巻き付けられる長尺状の
    バンド部の一端にバンド部の鋸歯と係合する係合頭部が
    一体成形された結束バンドをバンド部の幅方向の両側部
    を接続箱本体の外周と接続箱本体に設けた突起部との間
    で長手方向へ移動自在に挟持させ、ワイヤーハーネスを
    バンド部で巻き付けた後に係止頭部へワイヤーハーネス
    が長手方向へ移動可能に仮係止し、ワイヤーハーネスを
    位置決めした後にバンド部を係止頭部へ本係止してワイ
    ヤーハーネスを結束し、前記係止頭部を接続箱本体の上
    面と側面が連続する角部に形成された嵌合凹部に嵌合さ
    せて位置決めしワイヤーハーネスを結束バンドを介して
    接続箱本体に固定することを特徴とする電気接続箱への
    ワイヤーハーネスの固定方法。
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