JP2003032859A - ジョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造 - Google Patents
ジョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造Info
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- JP2003032859A JP2003032859A JP2001207604A JP2001207604A JP2003032859A JP 2003032859 A JP2003032859 A JP 2003032859A JP 2001207604 A JP2001207604 A JP 2001207604A JP 2001207604 A JP2001207604 A JP 2001207604A JP 2003032859 A JP2003032859 A JP 2003032859A
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- joint connector
- tape
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- tongue
- winding
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジョイントコネクタをワイヤハーネスに固定
する際の作業性を向上させ、かつ、固定後のジョイント
コネクタの回転等も防止する。 【解決手段】 ワイヤハーネスＷ／Ｈに外装する樹脂製
のプロテクタ１０の端縁より突設しているテープ巻き舌
片１２をワイヤハーネスＷ／Ｈに第１テープＴ１を巻き
付けて固定していると共に、テープ巻き舌片１２の上面
１２ｂにジョイントコネクタ３を配置し、ジョイントコ
ネクタ３をワイヤハーネスＷ／Ｈに第２テープＴ２で巻
き付けて固定している。
する際の作業性を向上させ、かつ、固定後のジョイント
コネクタの回転等も防止する。 【解決手段】 ワイヤハーネスＷ／Ｈに外装する樹脂製
のプロテクタ１０の端縁より突設しているテープ巻き舌
片１２をワイヤハーネスＷ／Ｈに第１テープＴ１を巻き
付けて固定していると共に、テープ巻き舌片１２の上面
１２ｂにジョイントコネクタ３を配置し、ジョイントコ
ネクタ３をワイヤハーネスＷ／Ｈに第２テープＴ２で巻
き付けて固定している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジョイントコネク
タのワイヤハーネス固定構造に関し、詳しくは、ワイヤ
ハーネスの幹線より分岐する支線電線群の端末に接続さ
れたジョイントコネクタを上記ワイヤハーネスの幹線に
固定するものである。
タのワイヤハーネス固定構造に関し、詳しくは、ワイヤ
ハーネスの幹線より分岐する支線電線群の端末に接続さ
れたジョイントコネクタを上記ワイヤハーネスの幹線に
固定するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５（Ａ）（Ｂ）に示すように、従来か
ら自動車用ワイヤハーネスＷ／Ｈでは、幹線１から分岐
した支線電線群２の端末に接続されたジョイントコネク
タ３は幹線１の外周面にテープＴで巻きつけて固定され
ている場合が多い。
ら自動車用ワイヤハーネスＷ／Ｈでは、幹線１から分岐
した支線電線群２の端末に接続されたジョイントコネク
タ３は幹線１の外周面にテープＴで巻きつけて固定され
ている場合が多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ジョイントコネクタ３
をワイヤハーネスＷ／Ｈの幹線１にテープＴ巻きする
際、断面四角形状であるジョイントコネクタ３を断面円
形状であるワイヤハーネスＷ／Ｈの幹線１の外面に設置
しようとすると、設置面積が少ないため非常に不安定と
なる。よって、上記テープ巻き作業と同時に、ジョイン
トコネクタ３を慎重に位置保持しなければならないた
め、作業性が非常に悪く、車両上での組み付けが困難と
なっている。
をワイヤハーネスＷ／Ｈの幹線１にテープＴ巻きする
際、断面四角形状であるジョイントコネクタ３を断面円
形状であるワイヤハーネスＷ／Ｈの幹線１の外面に設置
しようとすると、設置面積が少ないため非常に不安定と
なる。よって、上記テープ巻き作業と同時に、ジョイン
トコネクタ３を慎重に位置保持しなければならないた
め、作業性が非常に悪く、車両上での組み付けが困難と
なっている。
【０００４】また、上記テープ巻き後も、ワイヤハーネ
スＷ／Ｈの幹線１の外面が曲面のため、ジョイントコネ
クタ３が回転して位置ズレしやく、車両内での設置場所
において、周辺のジャンクションボックスやブラケット
等と干渉してしまい、異音等を発生してしまう問題があ
る。
スＷ／Ｈの幹線１の外面が曲面のため、ジョイントコネ
クタ３が回転して位置ズレしやく、車両内での設置場所
において、周辺のジャンクションボックスやブラケット
等と干渉してしまい、異音等を発生してしまう問題があ
る。
【０００５】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、ジョイントコネクタをワイヤハーネスの幹線に固定
する際の作業性を向上させ、かつ、固定後も安定保持し
て異音の発生等を防ぐことを課題としている。
で、ジョイントコネクタをワイヤハーネスの幹線に固定
する際の作業性を向上させ、かつ、固定後も安定保持し
て異音の発生等を防ぐことを課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ワイヤハーネスに外装する樹脂製のプロ
テクタの端縁より突設しているテープ巻き舌片の先端を
ワイヤハーネスに第１テープを巻き付けて固定している
と共に、該テープ巻き舌片の外面にジョイントコネクタ
を配置し、該ジョイントコネクタをワイヤハーネスに第
２テープで巻き付けて固定していることを特徴とするジ
ョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造を提供して
いる。
め、本発明は、ワイヤハーネスに外装する樹脂製のプロ
テクタの端縁より突設しているテープ巻き舌片の先端を
ワイヤハーネスに第１テープを巻き付けて固定している
と共に、該テープ巻き舌片の外面にジョイントコネクタ
を配置し、該ジョイントコネクタをワイヤハーネスに第
２テープで巻き付けて固定していることを特徴とするジ
ョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造を提供して
いる。
【０００７】自動車に配策されるワイヤハーネスには、
その周辺の機器等と干渉しないようにプロテクタを被せ
て保護する手段が提供されており、本発明は、そのプロ
テクタにジョイントコネクタの保持機能を持たせたもの
である。
その周辺の機器等と干渉しないようにプロテクタを被せ
て保護する手段が提供されており、本発明は、そのプロ
テクタにジョイントコネクタの保持機能を持たせたもの
である。
【０００８】即ち、上記プロテクタの端縁より突出した
テープ巻き舌片を上記ワイヤハーネスと共にテープ巻き
してプロテクタをワイヤハーネスに固定して、更に上記
ジョイントコネクタを上記樹脂製のテープ巻き舌片の外
面に設置する。これにより、曲面であるワイヤハーネス
の外周面に設置する場合と比べて設置面積が大きくな
り、ジョイントコネクタは安定して設置される。よっ
て、上記第２テープで上記ジョイントコネクタをワイヤ
ハーネスに巻き付け固定する際の作業性が向上すると共
に、上記テープ巻き後もジョイントコネクタが位置ズレ
しにくく、周辺機器との干渉を防ぐことができる。
テープ巻き舌片を上記ワイヤハーネスと共にテープ巻き
してプロテクタをワイヤハーネスに固定して、更に上記
ジョイントコネクタを上記樹脂製のテープ巻き舌片の外
面に設置する。これにより、曲面であるワイヤハーネス
の外周面に設置する場合と比べて設置面積が大きくな
り、ジョイントコネクタは安定して設置される。よっ
て、上記第２テープで上記ジョイントコネクタをワイヤ
ハーネスに巻き付け固定する際の作業性が向上すると共
に、上記テープ巻き後もジョイントコネクタが位置ズレ
しにくく、周辺機器との干渉を防ぐことができる。
【０００９】なお、上記テープ巻き舌片の外面は平面で
あると上記設置面積が大きくなり、その外面の幅は、ジ
ョイントコネクタの下面の幅の２／３以上とすると安定
して設置することができ好適である。
あると上記設置面積が大きくなり、その外面の幅は、ジ
ョイントコネクタの下面の幅の２／３以上とすると安定
して設置することができ好適である。
【００１０】また、上記テープ巻き舌片の先端にテープ
ずれ防止用の突起を設け、該テープ巻き舌片のプロテク
タからの突出長さをジョイントコネクタをテープ巻き舌
片上に配置した状態で、ジョイントコネクタの外端縁よ
り上記突起が外側に位置する長さに設定し、かつ、該突
起の高さを、上記第１テープの巻き付け厚さよりも大と
して突出させ、該第１テープ上に搭載したジョイントコ
ネクタの下端縁に上記突起が当接してジョイントコネク
タを位置決め保持できる構成としている。
ずれ防止用の突起を設け、該テープ巻き舌片のプロテク
タからの突出長さをジョイントコネクタをテープ巻き舌
片上に配置した状態で、ジョイントコネクタの外端縁よ
り上記突起が外側に位置する長さに設定し、かつ、該突
起の高さを、上記第１テープの巻き付け厚さよりも大と
して突出させ、該第１テープ上に搭載したジョイントコ
ネクタの下端縁に上記突起が当接してジョイントコネク
タを位置決め保持できる構成としている。
【００１１】上記構成とすると、上記ジョイントコネク
タが上記テープ巻き舌片に配置された状態で上記突起が
ジョイントコネクタの外端縁より外側に位置し、かつ、
上記突起の高さを第１テープの巻き付け厚さより大とし
ているので、上記突起がジョイントコネクタのストッパ
ーの役目を果たし、テープ巻き舌片の長手方向にジョイ
ントコネクタがずれるのを防ぐことができる。つまり、
上記突起は、テープの位置ズレ防止とジョイントコネク
タの位置ズレ防止を兼用している。
タが上記テープ巻き舌片に配置された状態で上記突起が
ジョイントコネクタの外端縁より外側に位置し、かつ、
上記突起の高さを第１テープの巻き付け厚さより大とし
ているので、上記突起がジョイントコネクタのストッパ
ーの役目を果たし、テープ巻き舌片の長手方向にジョイ
ントコネクタがずれるのを防ぐことができる。つまり、
上記突起は、テープの位置ズレ防止とジョイントコネク
タの位置ズレ防止を兼用している。
【００１２】上記プロテクタの長さ方向の一端外面の下
端より上記テープ巻き舌片が突出すると共に、該プロテ
クタ外面の上部に押さえ舌を突設し、該テープ巻き舌片
上に第２テープで固定するジョイントコネクタの上面を
上記押さえ舌で押さえている。
端より上記テープ巻き舌片が突出すると共に、該プロテ
クタ外面の上部に押さえ舌を突設し、該テープ巻き舌片
上に第２テープで固定するジョイントコネクタの上面を
上記押さえ舌で押さえている。
【００１３】上記構成とすると、上記ジョイントコネク
タを上方より押さえて保持することができ、ジョイント
コネクタを第２テープで巻き付け固定する際に、ジョイ
ントコネクタがより安定して位置ズレを起こしにくく、
作業性がより向上する。また、テープ巻き固定後も、上
記ジョイントコネクタは上記押さえ舌によって保持され
ているので、ジョイントコネクタは回転などの位置ズレ
が起こりにくく、周辺機器との干渉を防ぐことができ
る。
タを上方より押さえて保持することができ、ジョイント
コネクタを第２テープで巻き付け固定する際に、ジョイ
ントコネクタがより安定して位置ズレを起こしにくく、
作業性がより向上する。また、テープ巻き固定後も、上
記ジョイントコネクタは上記押さえ舌によって保持され
ているので、ジョイントコネクタは回転などの位置ズレ
が起こりにくく、周辺機器との干渉を防ぐことができ
る。
【００１４】なお、上記押さえ舌は、ジョイントコネク
タの上面を押さえる構成としているが、ジョイントコネ
クタの側面を押さえるものを設けてもよいことは言うま
でもない。
タの上面を押さえる構成としているが、ジョイントコネ
クタの側面を押さえるものを設けてもよいことは言うま
でもない。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図１および図２に示すプロテクタ１０は、
合成樹脂により一体成型で形成されており、断面Ｌ形状
のプロテクタ本体１１の一端外面１１ａのワイヤハーネ
スＷ／Ｈ挿通側となるＬ字端縁１１ｂの一部より断面Ｌ
形状のテープ巻き舌片１２を長手方向に突出させてお
り、一端外面１１ａの上部には可撓性を有する押さえ舌
１３を斜め下方に突出させている。
て説明する。図１および図２に示すプロテクタ１０は、
合成樹脂により一体成型で形成されており、断面Ｌ形状
のプロテクタ本体１１の一端外面１１ａのワイヤハーネ
スＷ／Ｈ挿通側となるＬ字端縁１１ｂの一部より断面Ｌ
形状のテープ巻き舌片１２を長手方向に突出させてお
り、一端外面１１ａの上部には可撓性を有する押さえ舌
１３を斜め下方に突出させている。
【００１６】テープ巻き舌片１２は、直交する上面部１
２ｂと側面部１２ｃを備え、上面部１２ｂの先端には突
起１２ａを上方に突出させている。ここで、上面部１２
ｂの幅をＬ１、長さをＬ２とし、突起１２ａの突出量を
Ｈ１とすると、Ｌ１は上述のジョイントコネクタ３の下
面の幅の３／４程度の大きさであり、Ｌ２はジョイント
コネクタ３の下面の長さと略同一であり、Ｈ１は後述す
る第１テープＴ１の巻き付け厚さよりも大きくしてい
る。
２ｂと側面部１２ｃを備え、上面部１２ｂの先端には突
起１２ａを上方に突出させている。ここで、上面部１２
ｂの幅をＬ１、長さをＬ２とし、突起１２ａの突出量を
Ｈ１とすると、Ｌ１は上述のジョイントコネクタ３の下
面の幅の３／４程度の大きさであり、Ｌ２はジョイント
コネクタ３の下面の長さと略同一であり、Ｈ１は後述す
る第１テープＴ１の巻き付け厚さよりも大きくしてい
る。
【００１７】以下に、ジョイントコネクタ３のワイヤハ
ーネスＷ／Ｈへの固定手順を説明する。図３（Ａ）に示
すように、ワイヤハーネスＷ／Ｈの外周面にプロテクタ
１０を内面側より被せて、テープ巻き舌片１２の上面部
１２ｂと側面部１２ｃをワイヤハーネスＷ／Ｈと共に第
１テープＴ１にて巻き付ける。この際、突起１２ａの突
出量Ｈ１を第１テープＴ１の巻き付け厚さよりも大きく
していることで、突起１２ａは第１テープＴ１外面より
もまだ突出した状態となっている。
ーネスＷ／Ｈへの固定手順を説明する。図３（Ａ）に示
すように、ワイヤハーネスＷ／Ｈの外周面にプロテクタ
１０を内面側より被せて、テープ巻き舌片１２の上面部
１２ｂと側面部１２ｃをワイヤハーネスＷ／Ｈと共に第
１テープＴ１にて巻き付ける。この際、突起１２ａの突
出量Ｈ１を第１テープＴ１の巻き付け厚さよりも大きく
していることで、突起１２ａは第１テープＴ１外面より
もまだ突出した状態となっている。
【００１８】次に、図３（Ｂ）に示すように、ワイヤハ
ーネスＷ／Ｈの幹線１より分岐した支線電線群２の端末
に接続されたジョイントコネクタ３を、テープ巻き舌片
１２の上面部１２ｂに傾斜状態で挿入し、ジョイントコ
ネクタ３の上面３ａを押さえ舌１３の下端に引っ掛け
る。この引っ掛け状態で、図中矢印のようにジョイント
コネクタ３を上面部１２ｂに設置すると、ジョイントコ
ネクタ３は、平面である上面部１２ｂに第１テープＴ１
を介して安定して設置されていると共に、突起１２ａと
押さえ舌１３との間で挟持された状態となる。つまり、
ジョイントコネクタ３は、突起１２ａによりプロテクタ
１０の長手方向の位置ズレが規制されると共に、押さえ
舌１３の反力により更に安定して保持される。
ーネスＷ／Ｈの幹線１より分岐した支線電線群２の端末
に接続されたジョイントコネクタ３を、テープ巻き舌片
１２の上面部１２ｂに傾斜状態で挿入し、ジョイントコ
ネクタ３の上面３ａを押さえ舌１３の下端に引っ掛け
る。この引っ掛け状態で、図中矢印のようにジョイント
コネクタ３を上面部１２ｂに設置すると、ジョイントコ
ネクタ３は、平面である上面部１２ｂに第１テープＴ１
を介して安定して設置されていると共に、突起１２ａと
押さえ舌１３との間で挟持された状態となる。つまり、
ジョイントコネクタ３は、突起１２ａによりプロテクタ
１０の長手方向の位置ズレが規制されると共に、押さえ
舌１３の反力により更に安定して保持される。
【００１９】最後に、図３（Ｃ）に示すように、この安
定保持された状態で、ジョイントコネクタ３とワイヤハ
ーネスＷ／Ｈとをそれら外面にて第２テープＴ２にて固
定することで、テープ巻き作業を容易に行うことができ
る。
定保持された状態で、ジョイントコネクタ３とワイヤハ
ーネスＷ／Ｈとをそれら外面にて第２テープＴ２にて固
定することで、テープ巻き作業を容易に行うことができ
る。
【００２０】上記のように、テープ巻き舌片１２の上面
部１２ｂが平面でありジョイントコネクタ３との設置面
積が大きくなること、突起１２ａがジョイントコネクタ
３の外端縁を支えるストッパーとなること、および、押
さえ舌１３によりジョイントコネクタ３の上面３ａを押
さえ付けることにより、上記第２テープによる巻き付け
作業での作業性が向上すると共に、テープ巻き後もジョ
イントコネクタが回転等の位置ズレを起こしにくく、周
辺機器との干渉および異音の発生を防ぐことができる。
部１２ｂが平面でありジョイントコネクタ３との設置面
積が大きくなること、突起１２ａがジョイントコネクタ
３の外端縁を支えるストッパーとなること、および、押
さえ舌１３によりジョイントコネクタ３の上面３ａを押
さえ付けることにより、上記第２テープによる巻き付け
作業での作業性が向上すると共に、テープ巻き後もジョ
イントコネクタが回転等の位置ズレを起こしにくく、周
辺機器との干渉および異音の発生を防ぐことができる。
【００２１】なお、プロテクタの形状は上記Ｌ形状に限
定されず、一般的に用いられる桶形状、ボックス形状な
どにも適用できる。
定されず、一般的に用いられる桶形状、ボックス形状な
どにも適用できる。
【００２２】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、上記プロテクタの端縁より突出したワイヤハ
ーネス固定用のテープ巻き舌片の外面にジョイントコネ
クタをに設置すると、曲面であるワイヤハーネスの外周
面に直接設置する場合と比べて設置面積が大きくなり、
安定して設置される。よって、上記第２テープによる巻
き付け作業での作業性が向上すると共に、テープ巻き後
もジョイントコネクタが位置ズレしにくく、周辺機器と
の干渉および異音の発生を防止できる。
によれば、上記プロテクタの端縁より突出したワイヤハ
ーネス固定用のテープ巻き舌片の外面にジョイントコネ
クタをに設置すると、曲面であるワイヤハーネスの外周
面に直接設置する場合と比べて設置面積が大きくなり、
安定して設置される。よって、上記第２テープによる巻
き付け作業での作業性が向上すると共に、テープ巻き後
もジョイントコネクタが位置ズレしにくく、周辺機器と
の干渉および異音の発生を防止できる。
【００２３】上記テープ巻き舌片の先端に突起を設け、
上記突起の高さを第１テープの巻き付け厚さより大とす
ることで、第１テープの位置ズレ防止とジョイントコネ
クタの位置ズレ防止を兼用することができ、テープ巻き
舌片の長手方向にジョイントコネクタがずれるのを防止
できる。
上記突起の高さを第１テープの巻き付け厚さより大とす
ることで、第１テープの位置ズレ防止とジョイントコネ
クタの位置ズレ防止を兼用することができ、テープ巻き
舌片の長手方向にジョイントコネクタがずれるのを防止
できる。
【００２４】上記プロテクタの一端外面の上部に押さえ
舌を突設することで、上記ジョイントコネクタを上方よ
り押さえて保持することができ、第２テープ巻付時の作
業性が向上すると共に、テープ巻き後も、ジョイントコ
ネクタの回転等による位置ズレが起こりにくく、周辺機
器との干渉および異音の発生を防止することができる。
舌を突設することで、上記ジョイントコネクタを上方よ
り押さえて保持することができ、第２テープ巻付時の作
業性が向上すると共に、テープ巻き後も、ジョイントコ
ネクタの回転等による位置ズレが起こりにくく、周辺機
器との干渉および異音の発生を防止することができる。
【図１】 本発明の実施形態のプロテクタの斜視図であ
る。
る。
【図２】 プロテクタの正面図である。
【図３】 （Ａ）（Ｂ）（Ｃ）はジョイントコネクタの
固定手順を示す側面図である。
固定手順を示す側面図である。
【図４】 ジョイントコネクタを固定した後の斜視図で
ある。
ある。
【図５】 （Ａ）は従来のジョイントコネクタの固定を
示す斜視図、（Ｂ）は断面図である。
示す斜視図、（Ｂ）は断面図である。
１ 幹線
２ 支線電線群
３ ジョイントコネクタ
１０ プロテクタ
１１ プロテクタ本体
１２ テープ巻き舌片
１２ａ 突起
１３ 押さえ舌
Ｗ／Ｈ ワイヤハーネス
Claims (3)
- 【請求項１】 ワイヤハーネスに外装する樹脂製のプロ
テクタの端縁より突設しているテープ巻き舌片の先端を
ワイヤハーネスに第１テープを巻き付けて固定している
と共に、該テープ巻き舌片の外面にジョイントコネクタ
を配置し、該ジョイントコネクタをワイヤハーネスに第
２テープで巻き付けて固定していることを特徴とするジ
ョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造。 - 【請求項２】 上記テープ巻き舌片の先端にテープずれ
防止用の突起を設け、該テープ巻き舌片のプロテクタか
らの突出長さをジョイントコネクタをテープ巻き舌片上
に配置した状態で、ジョイントコネクタの外端縁より上
記突起が外側に位置する長さに設定し、かつ、該突起の
高さを、上記第１テープの巻き付け厚さよりも大として
突出させ、該第１テープ上に搭載したジョイントコネク
タの下端縁に上記突起が当接してジョイントコネクタを
位置決め保持できる構成としている請求項１に記載のジ
ョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造。 - 【請求項３】 上記プロテクタの長さ方向の一端外面の
下端より上記テープ巻き舌片が突出すると共に、該プロ
テクタ外面の上部に押さえ舌を突設し、該テープ巻き舌
片上に第２テープで固定するジョイントコネクタの上面
を上記押さえ舌で押さえている請求項１または請求項２
に記載のジョイントコネクタのワイヤハーネス固定構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001207604A JP2003032859A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | ジョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001207604A JP2003032859A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | ジョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003032859A true JP2003032859A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19043562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001207604A Withdrawn JP2003032859A (ja) | 2001-07-09 | 2001-07-09 | ジョイントコネクタのワイヤハーネス固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003032859A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105219A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Dainippon Printing Co Ltd | フタロシアニン系化合物、顔料及び顔料を含む用途 |
| WO2013176284A1 (ja) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスシステム |
| WO2014087686A1 (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスシステム |
| US20150113803A1 (en) * | 2010-02-17 | 2015-04-30 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness including short circuit and production method therefor |
| JP2021108516A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | スズキ株式会社 | ハーネス保護構造 |
-
2001
- 2001-07-09 JP JP2001207604A patent/JP2003032859A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105219A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Dainippon Printing Co Ltd | フタロシアニン系化合物、顔料及び顔料を含む用途 |
| US20150113803A1 (en) * | 2010-02-17 | 2015-04-30 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Wire harness including short circuit and production method therefor |
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| WO2014087686A1 (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ワイヤーハーネスシステム |
| JP2021108516A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | スズキ株式会社 | ハーネス保護構造 |
| JP7400464B2 (ja) | 2019-12-27 | 2023-12-19 | スズキ株式会社 | ハーネス保護構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |