JP3089280B2 - 光記録媒体並びにプリフォーマット情報の再生方法及びその再生装置 - Google Patents

光記録媒体並びにプリフォーマット情報の再生方法及びその再生装置

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JP3089280B2 JP07261767A JP26176795A JP3089280B2 JP 3089280 B2 JP3089280 B2 JP 3089280B2 JP 07261767 A JP07261767 A JP 07261767A JP 26176795 A JP26176795 A JP 26176795A JP 3089280 B2 JP3089280 B2 JP 3089280B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリフォーマット
情報が記録された光記録媒体、特にランドグルーブ記録
方式の光記録媒体に関し、これに記録されたプリフォー
マット情報の再生方法及び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア時代のメインファイルと
して、大容量を有し媒体交換が可能な光ディスクへの期
待が高まっている。画像情報のような情報のデータ量は
膨大であり、光ディスクの記録容量の一層の増大が望ま
れている。光ディスクの記録容量の増大の手法として、
トラック方向での高密度化としては磁気超解像再生方式
が注目されており、ディスク径方向での高密度化として
はランドグルーブ記録方式が開発されている。
【0003】光ディスクには、光ディスクの照射光を案
内してトラッキング制御を行うためにグルーブが設けら
れている。通常のランド記録方式では、情報はグルーブ
間に形成されたランドにだけ記録されるが、ランドグル
ーブ記録方式では、情報はランド及びグルーブの双方に
記録される。これによりトラックピッチを縮小して記録
容量を増大することができる。
【0004】光ディスクの各セクタにはプリフォーマッ
ト情報、例えばセクタのアドレスを示す情報であるID
情報が記録される。ID情報はピット列により形成され
ているために、グルーブに形成することは不可能であっ
た。そのために、グルーブのID情報が記録される領域
が溝を刻まずに形成され、その領域にピットを形成する
ことが考えられた。
【0005】図12は、このような従来のプリピット列
の構成を示す模式的部分平面図である。図に示すよう
に、グルーブ61,ランド62及びグルーブ63のよう
にグルーブ及びランドが交互に設けられており、グルー
ブ61,63の一部にはランド62と面一に形成された
溝を刻んでいないプリピット領域が設けられている。グ
ルーブ61,63のプリピット領域にはID情報P1
3 が夫々記録されており、これらの領域に挟まれたラ
ンド62の領域にはID情報P2 が記録されている。こ
のような光ディスクでは、ID情報を再生する際のクロ
ストークが大きいためにトラックピッチを小さくできな
いという問題があった。
【0006】これを解決するために、図13に示すよう
なプリピット列が考えられる。図13は従来のプリピッ
ト列の構成を示す模式的部分平面図である。図に示すよ
うに、グルーブ61,63の夫々のプリピット領域には
ID情報P1 ,P3 が記録されており、ランド62のプ
リピット領域にはID情報P1 ,P3 とはトラック方向
に位置をずらせてID情報P2 が記録されている。その
他の構成は図12と同様であり、その説明を省略する。
【0007】ランドのID情報P2 がグルーブのID情
報P1 ,P3 と位置をずらせて形成されていることによ
り、クロストークを低減してトラックピッチを小さくす
ることができる。しかしながら、通常よりも広い範囲の
プリピット領域を設ける必要があり、情報の高密度記録
を妨げる要因となる。
【0008】これらを解決するための光学的情報記録媒
体が、特開平4−195939号公報、及び特開平7− 29186
号公報にて提案されている。図14は特開平4−195939
号公報に提案された光ディスクの模式的部分平面図であ
り、図中61,63はグルーブであり、全領域に溝が刻
まれている。62はグルーブ間のランドであり、グルー
ブ61とランド62との境界にプリピット列P4 が形成
されている。グルーブ間隔をxとすると、プリピット列
4 の中心線はグルーブ61の中心線よりも略x/4だ
けランド62側に偏位している。また、グルーブ63と
ランド64の境界には、同様にプリピット列P5 が形成
されている。
【0009】この光ディスクのプリフォーマット情報を
再生する場合は、グルーブ61及びランド62に関して
はプリピット列P4 を共通して再生し、グルーブ61及
びランド62の区別はトラッキング制御信号の極性に従
って判断される。このようにランドとグルーブとで同一
のプリピット列を共通して使用することにより、クロス
トークを小さくでき、またプリピット列のための領域を
無駄に設けることもない。
【0010】上述した図14に示した光ディスクでは、
プリピット列をランドとグルーブとの凹凸の境界に設け
たために、プリピットの形状が非対称となり、正確なピ
ット形成が行われないという問題があった。そこで、こ
れを解決する記録媒体が特開平7− 29186号公報にて提
案されている。図15は、特開平7− 29186号公報にて
提案された光ディスクの模式的部分平面図であり、図中
61,63はグルーブであり、62はグルーブ間のラン
ドである。グルーブ61,63の一部には、ランド62
と面一に形成された、溝を刻んでいないプリピット領域
が設けられている。グルーブ61とランド62との境界
にプリピット列P4 が形成されている。グルーブ幅をx
とすると、プリピット列P4 の中心線はグルーブ61の
中心線よりも略x/4だけランド62側に偏位してい
る。また、グルーブ63とランド64の境界には、同様
にプリピット列P5 が形成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上の如き構成の光デ
ィスクでは、プリピット列がランドと面一な領域に形成
されているのでプリピット列の形状が対称となり、正確
なピット信号を得ることができる。ところが、ランド及
びグルーブの区別は上述した如くトラッキング制御信号
の極性に基づいて判断されるが、プリピット列が形成さ
れた領域はランドと面一に形成されているために、即ち
グルーブが刻まれていないために、トラッキング制御信
号が乱れる。これによりトラッキング制御信号の極性に
基づくランドとグルーブとの区別の判断が正確になされ
ないという問題があった。また、シーク動作でビーム光
が高速でトラックを横切る場合はトラッキング制御信号
が乱れてトラックカウントを読み誤る虞がある。
【0012】また、形成されたプリフォーマット領域が
ランドと面一であるためにグルーブを刻んだ情報記録領
域と比較して再生時のビーム光の反射光量が多い。例え
ば光ディスクに光磁気記録方式にて情報が記録されてあ
る場合には、ビーム光の照射がプリフォーマット情報か
ら光磁気記録情報に切り換わる際に光量変化が大きくな
り、再生信号に乱れが生じ、光磁気記録情報が正確に再
生できないという問題があった。
【0013】さらに、このようなプリピット列を設けた
基板を作成するために、グルーブの形成に2本のビーム
光を用い、ピットの形成に1本のビーム光を用いる。こ
のように合計3本のビーム光が必要であり、スタンパの
作成に大がかりな装置と手間を要するという問題があっ
た。
【0014】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、グルーブ部のトラック方向に交わる幅方向の
一部領域にプリピット列を備えることにより、またこの
領域よりもプリピット列が形成されていない領域の方が
深い光学的深さを有することにより、製造が容易であ
り、クロストークが少なく、正確なトラッキングエラー
信号が得られる光記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0015】また、グルーブ部のトラック方向に交わる
幅方向の一部領域にプリピット列を備え、プリピット列
の一部を幅方向の一側に形成し、残部を他側に形成する
ことにより、再生されたプリフォーマット情報がランド
部のものか又はグルーブ部のものかが正確に区別される
光記録媒体、並びにプリフォーマット情報の再生方法及
び再生装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明
記録媒体は、ランド部と該ランド部間に設けられたグル
ーブ部とで形成されるトラック夫々に情報が記録可能で
り、プリフォーマット情報に対応するプリピット列が
形成された光記録媒体において、前記グルーブ部の領域
内に存在するプリピット列のトラック方向中心線が、前
記グルーブ部の中心線よりも前記ランド部側へ偏位して
いると共に、前記ランド部にはプリピットを備えない
とを特徴とする。このような光記録媒体は、グルーブ部
を形成するビーム光とプリピット列を形成するビーム光
とを併用できるので製造が容易である。また、グルーブ
部の幅方向の少なくとも一部領域がランド部とは光学的
深さが異なっているので、正確なトラッキングエラー信
号が常時得られ、プリピット列が形成された領域と情報
が記録可能な領域との反射光量の差が小さいので、情報
の再生信号が安定する。
【0017】請求項2に係る発明光記録媒体は、ラン
ド部と該ランド部間に設けられたグルーブ部とで形成さ
れるトラック夫々に情報が記録可能であり、プリフォー
マット情報に対応するプリピット列が形成された光記録
媒体において、前記グルーブ部の領域内に存在するプリ
ピット列のトラック方向中心線が、幅寸法wを有する前
グルーブ部の中心線よりも略w/4だけ前記ランド部
側へ偏位していると共に、前記ランド部にはプリピット
を備えないことを特徴とする。このような光記録媒体
は、グルーブ部を形成するビーム光とプリピット列を形
成するビーム光とを併用できるので製造が容易である。
【0018】請求項3に係る発明の光記録媒体は、ラン
ド部と該ランド部間に設けられたグルーブ部とで形成さ
れるトラック夫々に情報が記録可能であり、プリフォー
マット情報に対応するプリピット列が形成された光記録
媒体において、一のプリフォーマット情報に対応するプ
リピット列の一部は、前記グルーブ部の領域内であっ
トラック方向と交わるグルーブ部の幅方向の一側に
形成され、残部は他側に形成されていると共に、前記ラ
ンド部にはプリピットを備えないことを特徴とする。こ
のような光記録媒体では、例えば、分割された第1及び
第2のプリピット列の夫々がグルーブ幅方向に異なる位
置に形成されており、第1のプリピット列をグルーブ部
とその一側に隣接するランド部とに共通で使用し、第2
のプリピット列を前記グルーブ部とその他側に隣接する
ランド部とに共通で使用する。これにより、ビーム光が
ランド部を照射する場合とグルーブ部を照射する場合と
でプリピット列の組合せが異なるので、照射光の所在が
ランド部であるか又はグルーブ部であるかが容易に判断
される。また、グルーブ部の幅方向の少なくとも一部領
域はランド部とは光学的深さを異ならせて形成してある
ので、再生信号振幅がランド部とグルーブ部とで大きな
変動がなく、安定したプリピット列の再生信号が得られ
る。また正確なトラッキングエラー信号が得られる。さ
らにプリピット列が形成された領域と情報が記録可能な
領域との反射光量の差が小さくなり、情報の再生信号が
安定する。
【0019】請求項4に係る発明光記録媒体は、請求
項1、2又は3のいずれかに係る発明において、前記グ
ルーブ部のプリピット列が形成された領域よりも、該領
域に対応してグルーブ幅方向に異なる、プリピット列が
形成されていない領域の方が深い深さを有することを特
徴とする。このような光記録媒体では、プリピット列が
形成された領域と形成されていない領域とはグルーブ幅
方向に光学的深さを異ならせているので、再生信号振幅
がランド部とグルーブ部とで大きく変動せず、安定した
プリピット列の再生信号が得られる。また、プリピット
列が形成された領域と情報が記録可能な領域との反射光
量の差が小さいので、情報の再生信号が安定する。例え
ば、プリピット列が形成された領域がランド部と面一で
ある場合でも、この領域よりもこれに対応してグルーブ
幅方向に異なる領域の光学的深さが深ければ良い。
【0020】請求項5に係る発明光記録媒体は、請求
項1〜4のいずれかに係る発明において、前記ランド部
表面から前記プリピット列のピット底部までの深さが、
前記ランド部表面から、前記プリピット列が形成されて
いないトラック方向に異なる領域の表面までよりも深い
深さを有することを特徴とする。また請求項6に係る発
明の光記録媒体は、前記グルーブ部のプリピット領域の
深さは前記グルーブ部の光記録領域の深さより浅い光学
的深さを有することを特徴とする。このような光記録媒
体では、再生信号のクロスクトークがさらに小さくな
る。また、グルーブ部の幅方向の少なくとも一部領域は
ランド部と光学的深さを異ならせて形成してあるので、
再生信号振幅がランド部とグルーブ部とで大きく変動せ
ず、安定したプリピット列の再生信号が得られる。
【0021】請求項7に係る発明プリフォーマット情
報の再生方法は、請求項3に係る発明の光記録媒体に記
録されたプリフォーマット情報を再生する方法であっ
て、前記グルーブ部の領域内に存在し、グルーブ部の
方向の一側に形成されたプリピット列にビーム光を照射
する過程と、該プリピット列の反射ビーム光を受光して
第1の情報を読出す過程と、他側に形成されたプリピッ
ト列にビーム光を照射する過程と、該プリピット列の反
射ビーム光を受光して第2の情報を読出す過程と、読出
された第1及び第2の情報を前記プリフォーマット情報
に変換する過程とを有することを特徴とする。このよう
な光記録媒体では、第1又は第2のプリフォーマット情
報の組合せにより、夫々のトラックのプリフォーマット
情報に変換されるので、再生されたプリフォーマット情
報がランド部のものであるか又はグルーブ部のものであ
るかが容易に判断される。
【0022】請求項8に係る発明プリフォーマット情
報の再生装置は、請求項3に係る発明の光記録媒体に記
録されたプリフォーマット情報を再生する装置であっ
て、前記光記録媒体にビーム光を照射した際に、前記プ
リピット列の反射ビーム光を受光してこれに対応する情
報を出力する光検出手段と、該光検出手段から出力され
た、前記グルーブ部の領域内であって、グルーブ部の
方向の一側に形成されたプリピット列に対応する第1の
情報を格納する第1のレジスタと、該光検出手段から出
力された、前記他側に形成されたプリピット列に対応す
る第2の情報を格納する第2のレジスタと、前記第1及
び第2のレジスタからの前記第1及び第2の情報が入力
され、これらを前記プリフォーマット情報に変換する変
換手段とを備えることを特徴とする。このような光記録
媒体では、第1又は第2のプリフォーマット信号の組合
せにより、夫々のトラックのプリフォーマット情報に変
換されるので、再生されたプリフォーマット情報がラン
ド部のものであるか又はグルーブ部のものであるかが容
易に判断される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施例を示す
図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明の実施例
1の光ディスクの構成を示す斜視図であり、図2はその
平面図である。いずれもプリピット列が形成された領域
を示している。光ディスクD1 は全体形状が円板状を有
する光磁気ディスクであり、ポリカーボネート樹脂製の
基板表面に記録膜を被着している。光ディスクD1 には
その中央を中心にスパイラル状又は同心円状にグルーブ
部G1 ,G2 ,…が形成されている。グルーブ部G1
2 及びグルーブ部間のランド部L1 は径方向に同寸法
の幅w(0.53μm)を有し、ランドグルーブ間ピッチは
0.53μmである。ランド部L1 及びグルーブ部G1 ,G
2 は夫々トラックを形成し、各トラックに情報が記録さ
れるようになっている。
【0024】図に示すように、グルーブ部G1 は、当該
セクタのID情報に対応するプリピット列11及びプリ
ピット列12が形成されたプリフォーマット領域と、光
磁気記録方式にて情報が記録され得る光磁気領域15と
をトラック方向に備えており、光磁気領域15は光学的
深さd2 を有している。グルーブ部G1 のプリフォーマ
ット領域は光学的深さを異ならせて径方向に2等分され
ている。
【0025】プリフォーマット領域のトラック方向前半
部分では、ディスク外周側(図2において下方向)には
ランド部L1 と面一の領域が設けられており、第1のI
D情報であるプリピット列11が形成されている。プリ
ピット列11は、そのトラック方向中心線をグルーブ部
1 の中心線からw/4即ち0.53/4μmだけランド部
1 側に偏位せしめて形成されている。また、ディスク
内周側には、プリピット列が形成されていないピット非
形成領域13が光学的深さd1 を有して設けられてい
る。一方、トラック方向後半部分では、ディスク内周側
には、ランド部L 1 と面一の領域が設けられており、第
2のID情報であるプリピット列12が形成されてい
る。プリピット列12は、そのトラック方向中心線をグ
ルーブ部G2の中心線からw/4即ち0.53/4μmだ
け、内周隣接ランド部(図示せず)側に偏位せしめて形
成されている。また、ディスク外周側には、光学的深さ
1 を有するピット非形成領域14が設けられている。
即ち、プリピット列11及びプリピット列12がグルー
ブ部のプリフォーマット領域内で千鳥配置された態様に
形成されている。なお、光学的深さとは物理的深さ×屈
折率であり、以下単に深さと言う。
【0026】同様に、グルーブ部G2 は、トラック方向
にプリフォーマット領域と深さd2を有する光磁気領域
25とを備えている。プリフォーマット領域のトラック
方向前半部分では、ディスク外周側に第1のID情報で
あるプリピット列21が形成され、ディスク内周側にピ
ット非形成領域23が設けられており、トラック方向後
半部分では、ディスク内周側に第2のID情報であるプ
リピット列22が形成され、ディスク外周側にピット非
形成領域24が設けられている。即ち、プリピット列2
1及びプリピット列22がプリフォーマット領域内で千
鳥配置された態様になっている。プリピット列21,2
2は、夫々のトラック方向中心線をグルーブ部G2 の中
心線からw/4即ち0.53/4μmだけ、外周隣接ランド
部(図示せず)側及びランド部L1 側に夫々偏位せしめ
て形成されている。このとき、d 1 <d2 であり、例え
ばピット非形成領域の深さd1 は1/12λであり、光磁
気領域の深さd2 は1/6λである。また、ピットの深
さは1/6λである。
【0027】以上の如き構成の光ディスクD1 を作成す
る場合について以下に説明する。光ディスクD1 の基板
は、グルーブ及びピットが形成されたガラス原盤を用い
て射出成形することにより得られる。図3は本発明の光
記録媒体を製造する際に用いられるビーム露光装置の構
成図である。まず、研磨されたガラス原盤Gに、スピン
コート法によりフォトレジストの厚み70nmを被着させ、
90℃にて30分プリベーク処理する。このガラス原盤G
を、図3に示すスピンドルモータ42を備える試料台3
0上に載置する。
【0028】ビーム露光装置の構成について説明する。
31はArレーザ光源であり、光源31から出射された
ビーム光はハーフミラー32aにて透過及び反射して分
光される。まず、ハーフミラー32aにて反射された第
1のビーム光は第1の集光レンズ33aへ入射される。
第1の集光レンズ33aで集光された光は第1のAOM
(acousto-optic modulator )34aへ入光されて光強
度が変調される。強度変調された光は第1のコリメート
レンズ35aに入射され、ここで平行光に戻されて第1
のビームエキスパンダ36aへ入光される。第1のビー
ムエキスパンダ36aではビーム径が拡大され、ハーフ
ミラー37aで反射されてハーフミラー38へ入射す
る。第1のコリメートレンズ35a及び後述する第2の
コリメートレンズ35bは、光軸に直交する方向に移動
可能に構成されており、この移動により第1のビーム光
と後述する第2のビーム光との相対位置が制御される。
【0029】一方、ハーフミラー32aにて透過された
第2のビーム光はミラー32bへ入射され、第1のビー
ム光と同様の進路を辿る。即ち、ミラー32bで反射さ
れて第2の集光レンズ33bへ入射された光はここで集
光され、第2のAOM34bへ入光されて光強度が変調
される。強度変調された光は第2のコリメートレンズ3
5bに入射され、ここで平行光に戻されて第2のビーム
エキスパンダ36bへ入光される。第2のビームエキス
パンダ36bではビーム径が拡大され、ミラー37bで
反射されてハーフミラー37aを透過し、ハーフミラー
38へ入射される。
【0030】ハーフミラー38を透過した第1及び第2
のビーム光は、第1及び第2のコリメートレンズ35
a,35bにて制御された相対位置を保ったまま光学ヘ
ッド39へ入光される。光学ヘッド39はダイクロイッ
クミラー40及び対物レンズ41を備えており、試料台
30に対して垂直及び平行方向に移動可能に構成されて
いる。第1及び第2のビーム光がダイクロイックミラー
40にて反射され、対物レンズ41にてガラス原盤G上
に集光される。ガラス原盤Gへのフォーカシングは、光
学ヘッド39の前記垂直方向の移動により制御される。
ガラス原盤Gのフォトレジストが感光しない波長である
780nm のレーザビームがガラス原盤に照射され、その反
射光によるフォーカシングエラー信号に応じて光学ヘッ
ド39を垂直方向に移動せしめてフォーカス制御を行
う。
【0031】また、第1のビーム光及び第2のビーム光
が照射されるガラス原盤G上の位置は、光学ヘッド39
の前記平行方向の移動により制御され、光学ヘッド39
の平行方向の移動は露光制御部43からの指示により行
われる。また露光制御部43は第1及び第2のAOM3
4a,34bに露光強度の指示を与え、光強度の変調程
度を制御する。これらの制御により、ガラス原盤Gに形
成するグルーブ及びピットの幅並びに光学的深さが夫々
制御される。
【0032】ガラス原盤Gに集光されて反射した第1の
ビーム光及び第2のビーム光は、ダイクロイックミラー
40にて反射され、ハーフミラー38で反射されてビー
ム相対位置検出部44へ入光する。ビーム相対位置検出
部44では、第1のビーム光及び第2のビーム光の相対
位置をモニタすることができる。
【0033】以上の如きビーム露光装置を用いて、ま
ず、第1のビーム光及び第2のビーム光を同程度の強度
で照射することにより、グルーブ部G1 の光磁気領域1
5を深さd2 に形成する。次に、第1のビーム光の強度
を低下させて照射し、プリフォーマット領域の径方向内
周側に光磁気領域15よりも浅い深さd1 でピット非形
成領域13を形成する。同時に第2のビーム光を断続的
に照射してプリフォーマット領域の径方向外周側に、光
磁気領域15と同程度の深さd2 のプリピット列11を
形成する。続いて、第1のビーム光を断続的に照射して
プリフォーマット領域の内周側に深さd2 のプリピット
列12を形成し、同時に第2のビーム光の強度を低下さ
せて照射し、プリフォーマット領域の外周側に、深さd
1 のピット非形成領域14を形成する。その後、再び第
1のビーム光及び第2のビーム光を同程度の強度で照射
することにより、深さd2 の光磁気領域15を形成す
る。
【0034】同様に、グルーブ部G2 について、第1及
び第2のビーム光の露光強度を制御することにより、光
磁気領域25、ピット非形成領域23,24及びプリピ
ット列21,22を形成する。なお、本実施例では、記
録領域15,25夫々の深さが1/6λ、ピット非形成
領域13,14,23,24の深さが1/12λになるよ
うに第1及び第2のビーム光の強度を制御した。またプ
リピット列11,12,21,22のピット深さが1/
6λになるように第1及び第2のビーム光の強度を制御
した。
【0035】なお、本実施例では以上の如き構成のビー
ム露光装置を用いてガラス原盤を形成する場合を説明し
ているが、これに限るものではなく、例えば、可視短波
長レーザ又は紫外線レーザを用いても良く、またEOM
(electro-optic modulator)を用いてビーム光の強度
を変調するように構成してあっても良く、ビーム光の強
度を制御つつガラス原盤Gにグルーブ及びピットを形成
できる装置であれば良い。
【0036】このようにピット及びグルーブが形成され
たガラス原盤Gを真空蒸着器へ搬入し、ガラス原盤G表
面にNiを蒸着してメッキ用の電極を形成する。次に電
解メッキにてNiをメッキし、ガラス原盤Gを剥離して
Ni製のスタンパを得る。このスタンパを用いて射出成
形によりポリカーボネート製の基板を形成する。こうし
て、ガラス原盤Gと同寸法のピット及びグルーブが形成
された基板が得られ、この基板上に記録膜を被着せしめ
て光磁気ディスクD1 が作成される。
【0037】以上の如き構成の光ディスクD1 に記録さ
れたID情報の再生信号の再生特性を調べた。図4は、
上述した如きグルーブ部G1 及びランド部L1 を形成し
た光ディスクのプリピット列の再生信号振幅をオフトラ
ック量に対して示したグラフであり、ピット非形成領域
の深さd1 を異ならせて形成した夫々の光ディスクにつ
いて調べている。プリピット列は1/7変調パターンに
おける2Tパターンで形成しており、ピット長は0.64μ
mである。縦軸は再生信号振幅を示しており、グルーブ
等が全く形成されていないミラー面での反射光量を 1.0
としたときの信号成分の光量変動振幅である。横軸はデ
ィスク径方向位置を示している。光ディスクD1 のグル
ーブ間隔は1.06μmであり、ランド部中心を0とした場
合にグルーブ部中心は径方向長さが0.53μmの位置とな
る。ピット非形成領域の深さd1は、上述した実施例の
1/12λを含み、0/24λ,1/24λ,1/8λ,1/
6λのものについて調べた。
【0038】グラフから、ピット非形成領域が深さが0/
24λである、即ち深さを有しないよりも深さを有する方
が、グルーブ部の信号振幅がランド部の信号振幅に近づ
いており、ピット非形成領域の深さを深くする程グルー
ブ部での信号振幅は低くなっていることが判る。グルー
ブ部とランド部との信号振幅のレベルが近い程、ランド
部からの再生信号とグルーブ部からの再生信号との振幅
の偏りが小さくなり、バランスが良い。また、径方向1.
06μmの位置は次ランド部であり、この位置における信
号振幅が小さい程クロストークが少ないと言える。径方
向1.06μmの位置での信号振幅は、ピット非形成領域の
深さが1/12λまでは深さが深くなる程信号振幅が小さ
くなり、1/12λを超えるとピット非形成領域の深さが
深くなる程信号振幅が大きくなる。これらにより、ピッ
ト非形成領域に深さを設けることにより、ランド部とグ
ルーブ部とにおける再生信号の偏りを小さくし、クロス
トークが少なくなることが判る。なお図4から、ピット
非形成領域の深さが1/12λ程度の場合が、再生信号の
バランスとクロストークの低減に最も有効であると言え
る。グラフからピット非形成領域の深さが1/12λの場
合は、径方向1.06μmの位置で信号振幅が0.01であり、
径方向−0.53μmの位置で信号振幅が0.0008である。
【0039】図5は、図4と同様に形成した光ディスク
のプリピット列の再生信号振幅をオフトラック量に対し
て示したグラフであり、8Tパターンのプリピット列を
形成している。縦軸は再生信号振幅を示し、横軸はディ
スク径方向位置を示している。結果は図4で説明したも
のと同様であり、ピット非形成領域に深さを設けること
により、ランド部とグルーブ部とにおける再生信号の偏
りが小さくなり、クロストークが少なくなる。図5か
ら、ピット非形成領域の深さが1/12λ程度の場合が、
再生信号のバランスとクロストーク低減に最も有効であ
ると言える。グラフからピット非形成領域の深さが1/
12λの場合は、径方向1.06μmの位置で信号振幅が0.01
であり、径方向−0.53μmの位置で信号振幅が0.0008で
ある。また、図5に、2Tパターン/8Tパターンの分
解能を示した。径方向での大きな変化は見られない。こ
れは、再生ビーム光の照射スポットはガウス波形に近い
ので、スポットの裾部分でID情報を再生しても振幅が
低下するだけで、分解能はスポットの中央部と変わらな
いことを示している。なおここで、2Tパターンとは、
1/7変調方式における最密パターン(1010101)であ
り、8Tパターンとは最粗パターン(1000000010000000
1)である。
【0040】以上の結果から、本実施例の光ディスクD
1 は、ピット非形成領域が深さを有しているので正確な
トラッキングエラー信号が得られ、シーク動作でトラッ
クカウントを読み誤ることがない。また、ピット非形成
領域が深さを有しているのでクロストークを少なくで
き、さらにプリフォーマット領域と光磁気領域との反射
光量変化が少ないという効果がある。
【0041】また、本実施例の光ディスクD1 は、前述
したように、グルーブ部G1 ,G2を形成するための第
1,第2のビーム光の何れかを用いてプリピット列1
1,12,21,22を形成する。このように、グルー
ブ形成に用いるビーム光をピット形成のためにも併用
し、従来と同様の2本のビーム光でグルーブ部とプリピ
ット列が形成できるので従来同様の装置を用いてスタン
パが作成でき、本実施例の光ディスクD1 を容易に製造
することができる。
【0042】図6は、本発明の光ディスクのID情報の
信号再生系の構成を示すブロック図である。図に示すよ
うに、再生用光ビームがハーフミラー51及び対物レン
ズ50を通って上述した構成の光ディスクD1 に照射さ
れる。光ディスクD1 のプリフォーマット領域にて反射
されたビーム光はハーフミラー51を透過して光検出器
52に入射され、反射受光量に対応する電気信号に変換
される。光検出器52からの再生信号はプリアンプ53
へ入力されて増幅され、AGC回路54へ出力される。
AGC(Automatic Gain Control)回路54は、回路の
利得変動及び再生信号の振幅変動等を吸収し、信号振幅
を一定に保つ回路である。AGC回路54から出力され
た信号は等化回路55へ入力される。等化回路55は再
生信号の周波数による振幅差を補正する回路であり、周
波数帯域を制限してノイズの除去をも行う。等化回路5
5から出力された信号は復調回路56へ入力されてディ
ジタル信号に変換され、第1のID情報であるID1
報は第1のIDレジスタ57へ格納され、第2のID情
報であるID2 情報は第2のIDレジスタ58へ格納さ
れる。第1のIDレジスタ57及び第2のIDレジスタ
58は格納されたID1 情報及びID2 情報をID変換
テーブル59へ出力する。ID1 情報及びID2 情報は
ID変換テーブル59で実セクタ番地に変換され、光デ
ィスクD1 の情報再生系回路又は情報記録系回路へ入力
される。
【0043】図7は光ディスクD1 のID情報の記録状
態を説明する図であり、図中a,b,c,…は再生ビー
ム光が照射する際のID情報の再生経路である。図5に
示すように、光ディスクD1 のグルーブ部G1 にはID
1 情報として‘0’(図1ではプリピット列11)及び
ID2 情報として‘0’(図1ではプリピット列12)
が記録されている。同一トラック内にはnセクタが形成
されており、グルーブ部G1 の次セクタの頭部には、I
1 情報として‘1’及びID2 情報として‘1’が記
録されている。また、グルーブ部G2 にはID1 情報と
して‘n’(図1ではプリピット列21)及びID2
報として‘n’(図1ではプリピット列22)が記録さ
れている。
【0044】このように記録されたID情報を、図6に
て説明したID情報の信号再生系にて再生する場合を説
明する。再生ビーム光がグルーブ部G1 を照射した場合
は、プリピット列11即ちID1 情報‘0’の再生信号
を第1のIDレジスタ57に格納し、続いてプリピット
列12即ちID2 情報‘0’の再生信号を第2のIDレ
ジスタ58に格納する(再生経路a)。これらのID情
報はID変換テーブルにて実セクタ番地に変換される。
図8は図6に示したID変換テーブルの変換例を示す表
である。表に基づきID1 情報‘0’及びID2 情報
‘0’は実セクタ番地‘0’に変換される。同様にして
グルーブ部G1 の各セクタのID情報が再生され、例え
ばID1 情報‘1’及びID2 情報‘1’(再生経路
b)は実セクタ番地‘1’に変換される。
【0045】次に、再生ビーム光がランド部L1 を照射
した場合は、プリピット列11即ちID1 情報‘0’の
再生信号を第1のIDレジスタ57に格納し、続いてプ
リピット列22即ちID2 情報‘n’の再生信号を第2
のIDレジスタ58に格納する(再生経路d)。これら
のID情報はID変換テーブルにて実セクタ番地‘n’
に変換される。
【0046】このように、ID1 情報及びID2 情報の
双方を再生することにより、その組合せによって、グル
ーブ部のID情報であるかランド部のID情報であるか
が判断できる。これにより、トラッキング信号の極性に
関係なく、グルーブ部又はランド部の判断が正確に行わ
れる。また、媒体欠陥のような何らかの原因でID1
報又はID2 情報の何れかが再生できなかった場合で
も、再生されたID情報のセクタの基準位置からの距離
を求めることにより、再生されたID情報がID 1 情報
であるかID2 情報であるかが判る。そして、ランド部
より深いピット非形成領域13,14,23,24を形
成しているので、前述したように、微小信号ではあるが
正確なトラッキング制御信号を得られ、これによりグル
ーブ部かランド部かが判断できる。これにより、従来の
ように誤再生のために同一のID情報を複数個記録する
必要がなく、プリフォーマット領域の面積は従来と比較
して同程度か又は縮小することができ、情報を高密度化
できる。
【0047】次に、本発明の実施例2の光ディスクをこ
れを示す図面に基づき具体的に説明する。図9は、本発
明の実施例2の光ディスクの構成を示す斜視図であり、
図10はその平面図である。いずれもプリピット列が形
成された領域を示している。光ディスクD2 は、グルー
ブ部G11,G22とグルーブ間のランド部L11を備えてい
る。図に示すように、グルーブ部G11には、ID情報に
対応するプリピット列11,12が形成されたプリフォ
ーマット領域と、光磁気記録方式にて情報が記録される
光磁気領域15とが設けられている。グルーブ部G11
プリフォーマット領域は深さd1 を有しており、光磁気
領域15は深さd2 を有している。プリフォーマット領
域のトラック方向前半部分では、ディスク外周側に第1
のID情報であるプリピット列11が深さd3 を有して
形成されており、内周側はピット非形成領域16が設け
られている。またトラック方向後半部分では、ディスク
内周側に第2のID情報であるプリピット列12が深さ
3 を有して形成されており、外周側はピット非形成領
域16が設けられている。即ち、プリピット列11及び
プリピット列12がプリフォーマット領域内で千鳥配置
された態様になっている。なお、プリピット列11,1
2は、実施例1と同様に、その中心線をグルーブ部G11
の中心線からw/4即ち0.53/4μmだけ偏位せしめて
形成されている。
【0048】同様に、グルーブ部G22はプリフォーマッ
ト領域と、深さd2 を有する光磁気領域25とを備えて
いる。深さd1 を有するプリフォーマット領域のトラッ
ク方向前半部分では、ディスク外周側に第1のID情報
であるプリピット列21が深さd3 を有して形成され、
ディスク内周側にピット非形成領域26が設けられてお
り、トラック方向後半部分では、ディスク内周側に第2
のID情報であるプリピット列22が深さd3 を有して
形成され、ディスク外周側にピット非形成領域26が設
けられている。即ち、プリピット列21及びプリピット
列22がプリフォーマット領域内で千鳥配置された態様
になっている。このとき、d1 <d2 ,d1 +d3 =d
2 であり、例えばピット非形成領域の深さd1 は1/12
λであり、光磁気領域の深さd2 は1/6λである。ま
た、ピットの深さd3 は1/12λである。その他の構成
は、前述した実施例1の光ディスク1 と同様であり、同
部分に同符号を付してその説明を省略する。
【0049】以上の如き構成の光ディスクD2 を製造す
る場合には、前述したビーム露光装置を用いて、まず、
第1のビーム光及び第2のビーム光を同程度の強度で照
射することにより、グルーブ部G11の光磁気領域15を
深さd2 に形成する。次に、第1のビーム光の強度を低
下させて照射し、プリフォーマット領域の径方向内周側
に光磁気領域15よりも浅い深さd1 でピット非形成領
域16を形成する。同時に第2のビーム光の強度を断続
的に強弱せしめ、深さd1 のピット非形成領域16と深
さd1 +d3 のプリピット列11とをプリフォーマット
領域の径方向外周側に形成する。続いて、第1のビーム
光の強度を断続的に強弱せしめ、深さd 1 のピット非形
成領域16と深さd1 +d3 のプリピット列12とをプ
リフォーマット領域の径方向内周側に形成し、同時に第
2のビーム光の強度を一定にして照射し、プリフォーマ
ット領域の外周側に、深さd1 のピット非形成領域16
を形成する。その後、再び第1のビーム光及び第2のビ
ーム光を同程度の強度で照射することにより、深さd2
の光磁気領域15を形成する。
【0050】同様に、グルーブ部G22について、第1及
び第2のビーム光の露光強度を制御することにより、光
磁気領域25、ピット非形成領域26及びプリピット列
21,22を形成する。なお、本実施例では、記録領域
15,25夫々の深さが1/6λ、ピット非形成領域1
6,26の深さが1/12λになるように第1及び第2の
ビーム光の強度を制御した。またプリピット列11,1
2,21,22のピット深さが、ピット非形成領域から
の深さが1/12λであり、ランド部からの深さが1/6
λになるように第1及び第2のビーム光の強度を制御し
た。
【0051】以上の如き構成の光ディスクD2 に記録さ
れたID情報の再生信号の再生特性を調べた。図11
は、上述した如きグルーブ部G11及びランド部L11を形
成した光ディスクのプリピット列の再生信号振幅を、オ
フトラック量に対して示したグラフであり、プリピット
列は2Tパターン又は8Tパターンで形成した場合を夫
々示している。縦軸は再生信号振幅を示し、横軸はディ
スク径方向位置を示している。グラフには、図4及び図
5で示した実施例1のピット非形成領域が深さ1/12λの
場合の再生特性も一緒に示している。光ディスクD2
グルーブ間隔は1.06μmであり、ランド部中心を0とし
た場合にグルーブ部中心は径方向長さが0.53μmの位置
となる。グラフから判るように、この光ディスクは、実
施例1と同様に、ランド部とグルーブ部とにおける再生
信号振幅の偏りを小さくし、クロストークが少なくなっ
ていることが判る。径方向1.06μmの位置では信号振幅
が0.01であり、径方向−0.53μmの位置では信号振幅が
0.0008である。またグラフから、実施例2よりも実施例
1の方がランド部とグルーブ部とにおける再生信号振幅
の差が小さいことが判る。
【0052】以上の結果から、本実施例の光ディスクD
2 は、グルーブ部が深さを有しているので正確なトラッ
キングエラー信号が得られ、シーク動作でトラックカウ
ントを読み誤ることがない。また、プリフォーマット領
域と光磁気領域との反射光量変化が少ないという効果が
ある。また、グルーブ形成に用いるビーム光をピット形
成のためにも併用するので、実施例1と同様、本実施例
の光ディスクD2 を容易に製造することができる。
【0053】また、光ディスクD2 の再生方法について
は、上述した実施例1の場合と同様であり、説明を省略
する。この再生方法により、ID1 情報とID2 情報の
双方の組合せにより、ビーム光が照射しているトラック
がグルーブ部であるかランド部であるかが判断できる
等、実施例1と同様の効果が得られる。
【0054】なお、上述した実施例では各セクタの同一
グルーブ部に記録するID1 情報及びID2 情報は同一
のコードを記録しているが、異なるコードを記録しても
良く、これに応じたID変換テーブルを準備することに
より、同様の効果を奏する。
【0055】また、上述した実施例では、ランド部又は
グルーブ部の何れのプリフォーマット情報であるかを区
別するために、一のプリフォーマット情報に対応するプ
リピット列をグルーブ部外周側と内周側とに分割し、そ
の中心線がグルーブ部中心線から夫々w/4だけ偏位す
るように形成した場合を説明しているが、プリピット列
の形成位置はw/4に限るものではなく、上述した如く
プリピット列を分割して形成してあれば良い。
【0056】また、本発明の光記録媒体は、ポリカーボ
ネート樹脂製以外の基板、例えばガラス製の基板を用い
ても良く、また光ディスクの寸法例えばトラックピッ
チ、グルーブ幅、グルーブ深さ及びピット深さ等は上述
した寸法に限るものではない。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、グル
ーブ部の領域内であって、グルーブ部の幅方向の一部領
にプリピット列を形成することとしたから、正確なト
ラッキングエラー信号が常時得られ、トラックカウント
エラーが少なくなる。またプリフォーマット領域と情報
記録可能な領域との反射光量の差が小さくなるので、情
報の再生信号が安定する。また、グルーブ部を形成する
ビーム光とプリピット列を形成するビーム光とを併用で
きるので製造が容易である。
【0058】さらに、グルーブ部の領域内であって、
ルーブ部の幅方向の一側にプリピット列の一部が形成さ
れ、他側にプリピット列の残部が形成されているので、
トラッキングエラー信号の極性に依存することなく、照
射ビーム光の所在がランド部であるかグルーブ部である
かを正確に判断できる。
【0059】さらにまた、プリピット列が形成された領
域と形成されていない領域とはグルーブ幅方向に光学的
深さを異ならせているので、再生信号振幅がランド部と
グルーブ部とで大きく変動せず、安定したプリピット列
の再生信号が得られる。さらにまた、プリピット列のラ
ンド表面からの光学的深さは、プリピット列非形成領域
のランド表面からの光学的深さよりも深いので、再生信
号のクロスクトークがさらに小さくなる。
【0060】さらにまた、プリピット列の反射光ビーム
を受光して第1及び第2の情報を夫々再生し、これらの
組合せに応じてプリフォーマット情報に変換するので、
照射光の所在がランド部であるか又はグルーブ部である
かが容易に判断できる等、本発明は優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の光ディスクの構成を示す斜
視図である。
【図2】図1の光ディスクの構成を示す平面図である。
【図3】本発明の光ディスクの製造装置の構成図であ
る。
【図4】本発明の光ディスクのグルーブ深さに対するI
D最密パターンの再生特性を示すグラフである。
【図5】本発明の光ディスクのグルーブ深さに対するI
D最粗パターンの再生特性を示すグラフである。
【図6】本発明の光ディスクのID再生装置の構成を示
すブロック図である。
【図7】本発明の光ディスクのIDの記録状態の説明図
である。
【図8】図4のID変換テーブルの変換例を示す図表で
ある。
【図9】本発明の実施例2の光ディスクの構成を示す斜
視図である。
【図10】図9の光ディスクの構成を示す平面図であ
る。
【図11】本発明の実施例1及び実施例2のID情報再
生特性を示すグラフである。
【図12】従来の光ディスクのプリピット列の構成を示
す模式的平面図である。
【図13】従来の光ディスクのプリピット列の構成を示
す模式的平面図である。
【図14】従来の光ディスクのプリピット列の構成を示
す模式的平面図である。
【図15】従来の光ディスクのプリピット列の構成を示
す模式的平面図である。
【符号の説明】
1 ,D2 光ディスク G1 ,G2 ,G11,G22 グルーブ部 L1 ,L11 ランド部 11,12,21,22 プリピット列 13,14,16,23,24,26 ピット非形成領
域 15,25 光磁気領域 52 光検出器 54 AGC回路 57 第1のIDレジスタ 58 第2のIDレジスタ 59 ID変換テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/24

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランド部と該ランド部間に設けられたグ
    ルーブ部とで形成されるトラック夫々に情報が記録可能
    であり、プリフォーマット情報に対応するプリピット列
    が形成された光記録媒体において、 前記グルーブ部の領域内に存在するプリピット列のトラ
    ック方向中心線が、前記グルーブ部の中心線よりも前記
    ランド部側へ偏位していると共に、前記ランド部にはプ
    リピットを備えないことを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 ランド部と該ランド部間に設けられたグ
    ルーブ部とで形成されるトラック夫々に情報が記録可能
    であり、プリフォーマット情報に対応するプリピット列
    が形成された光記録媒体において、 前記グルーブ部の領域内に存在するプリピット列のトラ
    ック方向中心線が、幅寸法wを有する前記グルーブ部の
    中心線よりも略w/4だけ前記ランド部側へ偏位してい
    と共に、前記ランド部にはプリピットを備えないこと
    を特徴とする光記録媒体。
  3. 【請求項3】 ランド部と該ランド部間に設けられたグ
    ルーブ部とで形成されるトラック夫々に情報が記録可能
    であり、プリフォーマット情報に対応するプリピット列
    が形成された光記録媒体において、 一のプリフォーマット情報に対応するプリピット列の一
    は、前記グルーブ部の領域内であってトラック方向
    と交わるグルーブ部の幅方向の一側に形成され、残部は
    他側に形成されていると共に、前記ランド部にはプリピ
    ットを備えないことを特徴とする光記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記グルーブ部のプリピット列が形成さ
    れた領域よりも、該領域に対応してグルーブ幅方向に異
    なる、プリピット列が形成されていない領域の方が深い
    光学的深さを有する請求項1,2又は3記載の光記録媒
    体。
  5. 【請求項5】 前記ランド部表面から前記プリピット列
    のピット底部までの深さが、前記ランド部表面から、前
    記プリピット列が形成されていないトラック方向に異な
    る領域の表面までよりも深い光学的深さを有する請求項
    1乃至4のいずれかに記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記グルーブ部のプリピット領域の深さ
    は前記グルーブ部の 光記録領域の深さより浅い光学的深
    さを有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    光記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の光記録媒体に記録された
    前記プリフォーマット情報を再生する方法であって、 前記グルーブ部の領域内に存在し、グルーブ部の幅方向
    の一側に形成されたプリピット列にビーム光を照射する
    過程と、該プリピット列の反射ビーム光を受光して第1
    の情報を読出す過程と、他側に形成されたプリピット列
    にビーム光を照射する過程と、該プリピット列の反射ビ
    ーム光を受光して第2の情報を読出す過程と、読出され
    第1及び第2の情報を前記プリフォーマット情報に変
    換する過程とを有することを特徴とするプリフォーマッ
    ト情報再生方法
  8. 【請求項8】 請求項3記載の光記録媒体に記録された
    前記プリフォーマット情報を再生する装置であって、 前記光記録媒体にビーム光を照射した際に、前記プリピ
    ット列の反射ビーム光を受光してこれに対応する情報を
    出力する光検出手段と、該光検出手段から出力された、
    前記グルーブ部の領域内であって、グルーブ部の幅方向
    の一側に形成されたプリピット列に対応する第1の情報
    を格納する第1のレジスタと、該光検出手段から出力さ
    れた、前記他側に形成されたプリピット列に対応する第
    2の情報を格納する第2のレジスタと、前記第1及び第
    2のレジスタからの前記第1及び第2の情報が入力さ
    れ、これらを前記プリフォーマット情報に変換する変換
    手段とを備えることを特徴とするプリフォーマット情報
    再生装置。
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