JP3085466U

JP3085466U - 食器・調理器具の汚れ拭き

Info

Publication number: JP3085466U
Application number: JP2001007584U
Authority: JP
Inventors: 幸子小泉
Original assignee: 幸子小泉
Priority date: 2001-10-18
Filing date: 2001-10-18
Publication date: 2002-05-10
Anticipated expiration: 2007-10-18

Abstract

(57)【要約】【課題】本考案は、食後や調理後の食器や調理器具の
汚れを洗う時、油分や汚れや洗剤を出来るだけ下水や海
や川に直接流さないようにし、またそれとともに使う洗
剤の量を少なくし、手の荒れやたわし・スポンジ等の汚
れも少なくする食器・調理器具の汚れ拭きを提供する。【解決手段】柄のついた芯のまわりを防水・耐熱・耐
摩擦の素材でくるみ、さらにそのまわりを、その部分に
合うようにつくられた器具により、リサイクルのペーパ
タオルや布等でくるみ、水または洗剤水をしみ込ませた
上で、汚れた食器や調理器具を拭くことにより、たわし
やスポンジ等で直接下水に油分や汚れを流してしまうこ
とを少なくし、使用する洗剤の量を少なくすることによ
り手の荒れやたわし・スポンジ等の汚れも防ぎ、ゴミの
量も減らすことが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、汚れた食器や調理器具を洗う時及び食器洗い機に入れる前に、おおよその油分や汚れを拭き取ると同時に、手やたわし・スポンジ等が油等で汚れるのを防ぐ為の食器・調理器具の汚れ拭きに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、たわしやスポンジ等多種多様の食器や調理器具を洗う道具というものが存在するが、その殆どは洗剤を付けて油や汚れを水で洗い流すというものだった。最近では環境への配慮から、ぼろ布やペーパータオルで油や汚れを拭き取ってから洗う人も多くなった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

汚れた食器や調理器具を直接たわしやスポンジ等で洗うと、それらが媒介となって油分や汚れが器から器へと広がり、多くの洗剤を使うことになってしまい、下水から川や海へと汚染が広がる原因にもなっている。また、調理後の調理器具は熱くて、洗剤の使用量とともに人によっては手荒れの原因にもなっている上、たわしやスポンジ等自体も汚れや傷みが早く、ぼろ布や紙で直接拭き取る場合でも、手が汚れたり多めの紙を使ってしまうことも多い。そこで、本考案の食器・調理器具の汚れ拭きを使用することにより、前述の欠点を解決しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】

本考案は、柄の付いた芯の回りを防水・耐熱・耐摩擦の素材でくるんだものを本体とし、その部分をその形状に合うように工夫された器具によって、ペーパータオルや布でくるみ、それを使用して食後や調理後の食器や調理器具等を洗う事により、くるんだペーパータオルや布に油分や汚れを吸着させて、洗剤の使用量を少なくしたり手やたわしやスポンジ等の汚れも少なくするものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を説明する。（イ）本体は鍔状の段のある柄（１）と、防水・耐熱・耐摩擦の素材でくるまれた芯（２）で成っている。芯自体は固さと柔軟さをあわせもったものとする。（ロ）（２）の形状に合うようにつくられた円筒形のケース（３）の上に、ペーパータオルあるいは布（４）をのせ、（２）をその中に差し込む。（ハ）ペーパータオルや布をしぼり、柄の鍔状の段の部分（５）で、紐あるいは止め具でとめる。本考案を使用する時は、ペーパータオルや布の部分を水や洗剤水で濡らし、汚れた部分をこすりながら汚れを吸着する。これによりおおよその油分や汚れはペーパータオルや布と一緒に取り除かれる。芯の素材を柔軟性のあるもので作ることにより、ペーパータオルや布の面積も広く利用でき、また深さのある器等の側面の汚れもきちんと拭くことが出来る。

【０００６】

【考案の効果】

本考案を使用することによって、凡その油分や汚れは取り除かれるので、洗剤の使用も少なくて済むし、下水や川や海への配慮にもなる。また、調理後の熱い調理器具は汚れを落としやすい状態にあり、本考案を使用することによって直接熱いものに触れる心配も無い上、手の汚れや荒れも解消され、たわし・スポンジ等の汚れや傷みも少ないのでゴミも減らすことが出来、資源も節約出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図

【図２】本考案の使用前の手順（１）を示す正面図

【図３】本考案の使用前の手順（２）を示す正面図

【図４】本考案の使用時を示す正面図

【符号の説明】

１柄２芯３円筒形のケース４ペーパータオルあるいは布５紐あるいは止め具の位置６紐あるいは止め具

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】柄の付いた芯の回りを、防水・耐熱・耐
摩擦の素材で包んだものと、その部分の形状に合うよう
に、ペーパータオルや布を被せる為の器具を組み合わせ
たところを特徴とする食器・調理器具の汚れ拭きであ
る。