JP3076014B2 - 打抜き加工された編成工具並びに緯編み機又は経編み機 - Google Patents

打抜き加工された編成工具並びに緯編み機又は経編み機

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JP3076014B2
JP3076014B2 JP10261596A JP26159698A JP3076014B2 JP 3076014 B2 JP3076014 B2 JP 3076014B2 JP 10261596 A JP10261596 A JP 10261596A JP 26159698 A JP26159698 A JP 26159698A JP 3076014 B2 JP3076014 B2 JP 3076014B2
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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
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    • D04B15/10Needle beds
    • DTEXTILES; PAPER
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    • D04BKNITTING
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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復運動可能にガ
イドされた編成工具用のガイド溝を備えた少なくとも1
つの支持体を有する特に緯編み機又は経編み機用の打抜
き加工された編成工具並びに緯編み機又は経編み機に関
する。
【0002】
【従来の技術】編成工具は、少なくとも1つのバットを
支持するシャンクを備えていてかつシャンクはシャンク
長さの一部に亘って延びるガイド領域を有している。こ
のガイド領域は、編成工具が溝内に差し込まれた場合に
継続的にガイド溝内に位置する。
【0003】この場合編成工具とは、舌針又はフック
針、シンカー等であり、これらは例えば編成のために種
々異なる構造形式の繊維機械において使用される。
【0004】例えば丸編み機は、軸平行なガイド溝を有
するニードルシリンダと共に作業し、前記ガイド溝はガ
イドウエブによって互いに分離されていてかつガイド溝
内では舌針が往復運動可能にガイドされている。ニード
ルシリンダはいわゆるシリンダカムによって取り囲まれ
ていて、このシリンダカムは、ニードルシリンダのガイ
ドウエブを介して半径方向の突出する個々の舌針のバッ
トが係合するカム通路を有している。この場合ニードル
シリンダとシリンダカムとの間の相対運動によって、公
知の形式でニードルシリンダのガイド溝において、編成
のために必要な舌針往復運動が生ぜしめられる。基本的
に、通常ニードルシリンダに対応配置されるダイヤルデ
ィスクにも同じことが該当し、このダイヤルディスクは
機械構造形式に関連して同様に舌針又はシンカーを備え
ていてかつダイヤルディスクにはいわゆるダイヤルカム
が対応配置されている。
【0005】ガイド溝内での舌針又はシンカーの前記運
動に際して舌針又はシンカーは、狭幅側でガイド溝の底
部に接触する。この場合同時に舌針又はシンカーは広幅
側で、それぞれのガイド溝を側方で制限するガイドウエ
ブによって側方で支持される。舌針のシャンクはいわゆ
るばね弾性的な曲げ部を備えている、即ち、シャンクは
一個所で長手軸線に対して直角に延びるラインを中心に
側方に多少曲げられていて、これにより、シャンクは少
なくともニードルフックに面した領域でばね弾性的にガ
イドウエブに圧着保持されひいては側方でほぼ遊びなく
ガイドされる。
【0006】例えば最新のニードル又はカム構造によっ
て可能である(例えば30″のニードルシリンダ直径の
場合に毎分ほぼ28回転数以上のニードルシリンダ回転
数の場合)ような編成速度の増大に伴って、ガイド溝内
でのニードル運動に起因する熱発生が次第に重要になっ
ている。この熱発生によって、ニードルシリンダ及び場
合によってはダイヤルディスク並びに構造的にこれら構
成部材と熱伝導的に接続される機械エレメントが連続作
動中に80℃及びこれ以上の値の運転温度に加熱される
ようになる。この高い運転温度によって特に、運動可能
に互いに協働する構成部材の局部的に異なる寸法変動が
生ぜしめられ、この結果、許容誤差を制限された構成部
材、例えばガイドウエブ、ニードル、カム部分等が増大
した摩耗にさらされるか又は互いにロックされるように
なる。更に、機械のために必要な駆動出力の不都合な増
大が生ぜしめられる。
【0007】全体的に見て運転温度のこのような上昇に
よって、機械の作動回転数の引き続く増大が制限される
ようになる。丸編み機の生産能力は直接丸編み機の作動
回転数に関連しているので、これによって機械の経済性
も制限される。
【0008】この欠点を排除するために既に、往復運動
時に発生する摩擦を減少するために、ガイド溝内での編
成工具の潤滑状態を改善することが試みられた。従って
例えば、舌針のニードルシャンクの少なくとも一方の広
幅側に、ニードル背面に対して平行に長手方向に延びる
縦溝が備えられる(アメリカ合衆国特許第462552
7号及び第4681150号並びにドイツ国特許公開第
3612316号明細書)。ニードルの加速及び減速時
に生ずる力の減少及びニードルフックに対する衝撃作用
の減少を考慮して所望されるニードルの慣性質量の減少
以外にも、ニードルシャンクのガイド長さに亘って改善
された潤滑材分配が達成されねばならない。
【0009】類似の目的のために日本国特許公開第5ー
195395号明細書から公知の舌針シャンクの構成が
役立ち、この舌針シャンクは、ニードルヘッドとバット
との間の領域でニードルヘッドに比して高く位置する少
なくとも1つのブリッジを有している。バットをブリッ
ジに結合するニードルシャンク部分内には凹部が形成さ
れていて、この凹部内には作動中に、カムボックスリン
グ内に配置されたオイル供給装置から潤滑油が供給され
る。凹部内に設けられるオイルストックは、舌針の往復
運動時にガイド溝内でニードルシャンクのガイド領域の
長さに亘って効果的な潤滑油分配を生ぜしめかつ特にバ
ット自体の領域での潤滑を改善する。
【0010】潤滑改善により往復運動可能な編成工具の
運動抵抗を減少する別の方策は、ドイツ国特許第196
04954号明細書に記載されている。打抜き加工され
た編成工具の場合、例えばフック針又は舌針の場合、シ
ャンクは両広幅側の少なくとも一方に、シャンク厚さを
減少した少なくとも1つの領域を有する潤滑材分配手段
を備えていて、前記領域はシャンク長手方向に対して直
角に延びる面取り斜面及び/又は切欠きとして形成され
ていて、この面取り斜面及び/又は切欠きは、シャンク
上縁から間隔をおいた領域から出発してシャンク下縁に
まで又はほぼシャンク下縁にまで延びている。
【0011】選択的な構成の配置形式では、シャンクの
両広幅側の少なくとも一方に設けられた潤滑材分配手段
が、シャンク厚さを減少した少なくとも1つの領域を有
している。この領域は、シャンク長手方向に対して直角
に延びる、シャンク下縁に又はシャンク下縁の近くに達
する凹部として形成されていて、この凹部は、ほぼくさ
び状又はパン状の横断面形状を有している。しかしシャ
ンク長手方向で見たこのような凹部の幅は、その目的規
定を考慮して制限されている。
【0012】ガイド溝内での潤滑材分配を改善するため
の記述の措置は、自体完全に有効である。しかしこのよ
うな措置によって、規定の限界値以上に丸編み機の作動
回転数を増大することができない。更に、潤滑材は基本
的に任意の量でニードルシリンダ又はダイヤルディスク
のガイド通路内に供給することができない。それという
のも、潤滑材がガイド通路から製品に達しかつ製品を汚
染するからであり、この結果、製品はこれに次いで洗浄
されるか又は何らかの形式で処理されねばならず、これ
は面倒でしかも通常不可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、緯編
み機又は経編み機の編成工具に及び/又はガイド溝領域
に、作動中、特に高速作動速度の場合に生ずる機械加熱
を減少する措置を講じ、この場合このために編成工具の
大量生産の経済性に不都合な影響を及ぼすことがなよう
に、又、製品損傷の危険を甘受することがないように
し、更に、作動速度を比較可能な従来の機械に比して増
大することができるような緯編み機又は経編み機を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明による
打抜き加工された編成工具によれば、請求項1の特徴部
分に記載の構成によって、並びに、本発明による緯編み
機又は経編み機によれば、請求項17の特徴部分に記載
の構成によって解決された。
【0015】
【発明の効果】編成工具がガイド溝内に差し込まれた場
合に、編成工具のシャンクがシャンク長さの一部、いわ
ゆるガイド領域に亘って継続的にガイド溝内部に位置す
る、本発明による打抜き加工された編成工具では、シャ
ンクは前記ガイド領域で少なくとも一方の広幅側にシャ
ンク厚さを減少して引き込まれた少なくとも1つの空所
を有している。この空所は、編成工具長手方向で見てバ
ットから、少なくともバットに隣接するガイド領域制限
部の近くにまで延びている。
【0016】シャンクの左側又は右側の広幅側又は両広
幅側でほぼ編成工具のガイド領域内に設けられているこ
のような側方の空所によって、ガイド溝内で(特に遊び
が小さい場合に)発生する摩擦が著しく減少され、他面
同時に潤滑油抵抗が著しく減少される。
【0017】シャンクはバット(もしくは複数のバット
を有するニードルの場合複数のバット)の領域で大抵完
全なシャンク厚さを有しているので、対応配置されたカ
ム通路とバットとの係合関係が損なわれることはない。
同時にシャンクは、シャンク往復運動とは無関係に、常
にシャンク長手方向で互いに間隔を置いて位置する少な
くとも2つの領域で対応配置されたガイドウエブに側方
で支持される。即ち単数又は複数の空所は、少なくとも
ほぼガイド領域内に位置するので、編成工具が最大の押
出し位置にある場合でも編成工具はガイド溝内で十分側
方でガイドされる。
【0018】これは、シャンクがバット手前の領域でニ
ードル長さの一部に亘ってシャンク厚さを減少して構成
されている、ワイヤニードルとして構成された公知のい
わゆる目移し針(ドイツ国特許第680319号明細
書)の状態とは異なっている。シャンク厚さの減少した
シャンク部分は、編み目移しのために用いられるショル
ダ状の付加部の直後で始まっていて、この付加部は、目
移し針を押し出した場合に別のニードルバーのニードル
高さに位置する。
【0019】ニードルシャンク厚さを減少する目的は、
押出し位置でガイド溝から突出したニードルシャンク部
分を、付加部上に位置する編み目を別のニードルバーの
隣接するニードルに移すために、弾性的に側方に撓み可
能にすることにある。この理由からニードルシャンクの
対応する側方の切欠きは、少なくとも目移し針が押出し
位置を占める場合に、ガイド溝から突出する。切欠き
は、編み目移しの際にニードルが押される側に配置され
ている。編成のためにニードル退却中に初めてニードル
は再び完全なシャンク幅でガイド溝内でガイドされる。
それ故、高速の作動回転数で回転する高出力丸編み機の
ためにはこのようなニードルシャンク構成は考慮されな
い。それというのも、ニードル押出し時に、編成に用い
られるニードル部分の申し分のない側方のガイドが保証
されないからである。更に、隣接するニードルのニード
ルヘッドが互いに当接するという危険がある。
【0020】別の目移し針の場合(ドイツ国特許第10
2960号明細書)、ニードルバットとニードルヘッド
との間のほぼ中央でシャンクに横断面の減少したゾーン
が設けられていて、このために一方のニードル広幅側に
方形の凹部が配置されていて、この凹部は、ニードル背
面から出発してニードル前面の直前までのみ、即ち、ニ
ードル上縁直前までのみ延びている。ニードル長手方向
で比較的に短く形成された前記凹部も、編み目移しプロ
セス中にニードルに作用する編み目撓み出し装置によっ
てニードルの側方の撓みを容易にする。基本的に同様の
ことは、ニードルシャンクがバットとニードルヘッドと
の間の領域でニードルシャンクの側方の撓みを容易にす
る凹部を備えている目移し針(ドイツ国特許第8845
44号明細書)にも該当し、この凹部は、ニードルシャ
ンクの一方の広幅側の領域に配置されていてかつ丸め成
形されて形成されている。
【0021】ニードルシャンクの片側又は両側に設けら
れた、ニードルシャンク上縁からニードルシャンク下縁
に連続する凹部は、別の理由からも設けられている。従
って、ニードル通路又はガイド溝内で移動可能に支承さ
れた編み機のニードルがバットの個所でニードル剛性を
減少する切欠きを備えることは、公知である(例えばア
メリカ合衆国特許第3949572号及びドイツ国特許
公開第2063724号明細書)。選択的にニードル通
路のフランクにも切欠きを設けることができ、この切欠
きは、それぞれ取り付けられたニードルのバットの運動
領域内に位置しかつこの領域でニードルシャンクの側方
の弾性的な変位を可能にする。このようにして、カム部
分からバットに作用するカム力の減少又は弾性的な減衰
が達成される。これに対して本発明による編成工具で
は、バット領域で完全なシャンク厚さもしくはニードル
壁フランクに対する連続的な接触面ひいては申し分のな
い側方のガイドが得られる。
【0022】編み機用の公知の別の舌針(ドイツ国特許
第238196号明細書)では、ニードルシャンクはそ
のバットから長さに亘って繰り返し波状に形成されてい
るので、ガイド通路壁(即ち、ガイドウエブ)に対する
フランク接触は繰り返し交換される。これによって、バ
ットにカム部分が衝突した場合に生ずる衝撃に対するニ
ードルシャンクのばね弾性的なフレキシブル性が得ら
れ、これによって、フック破壊の危険が減少される。類
似の目的のために、ニードルシャンク内に少なくとも1
つの側方の開口を設けることが提案されていて(アメリ
カ合衆国特許第4036036号明細書)、この開口
は、ニードルシャンク上縁からニードルシャンク下縁に
延びておらずかつニードルシャンクに衝撃緩衝特性を与
える。
【0023】実地の経験によれば、本発明により形成さ
れた舌針を備えた丸編み機の場合には、比較可能な従来
の舌針を備えた状態に比して、同じ作動回転数でニード
ルシリンダにおいて12パーセントだけ運転温度が低下
させられることが、明らかとなった。同時に単数又は複
数の空所によって得られる、シリンダニードルの移動抵
抗の減少によって、丸編み機の入力が13パーセントだ
け減少される。更に、編成ホール内に生ずるオイル霧化
が減少される。
【0024】本発明による編成工具は容易に製作可能で
ある。シャンクのそれぞれの空所は、エンボス又はプレ
スプロセスによって又は材料を切除する加工プロセスに
よって、例えば研削によって形成される。
【0025】シャンクが多数のバットを有する編成工具
もしくは舌針の場合には、隣接するバットの間にそれぞ
れ少なくとも1つの空所が設けられると、有利である。
基本的に、空所は直接空所をそれぞれ制限するバットま
で延びているが、いわゆるメアンダ針の場合には特に、
空所が空所をそれぞれ制限するバットの近くまでのみ延
びていると、有利である。
【0026】最前部のバットの手前にシャンクの曲げ部
又は***部としてのいわゆる前ガイドを有する編成工
具、特に舌針の場合には、少なくとも1つの空所が、ほ
ぼ前ガイドの長さに亘って延びる前ガイド領域に設けら
れると、有利である。この場合空所は、前ガイドを越え
て前ガイドに接続するシャンク区分に達していて、この
区分は、編成工具をガイド溝内に差し込んだ場合にガイ
ド溝内に位置する。編成工具が最後部のバットの後方に
位置する、ニードルシャンクの延長部としてのいわゆる
後ガイドを有する場合には、大抵少なくとも1つの空所
は、少なくともほぼ後ガイドの長さに亘って延びてい
る。空所は、ニードルシャンクの端部においてガイド溝
内でのシャンクの側方ガイドを保証するために、後ガイ
ドの全長をカバーするか又は後ガイドの端部の近くまで
のみ延びている。
【0027】本発明の編成工具の有利な構成はその他の
請求項に記載されている。
【0028】請求項17による特徴を有する本発明によ
る緯編み機又は経編み機は、ニードルもしくはシンカー
支持体のガイド溝が、それぞれ少なくとも1つの溝側壁
に、少なくとも1つの引き込まれた空所を備えていて、
該空所は、編成領域に面したガイド溝端部の近くの第1
の制限部から、編成工具往復運動時に編成工具のバット
によって擦過される範囲の外部に位置する第2の制限部
にまで延びている。これによって、編成工具はシャンク
長手方向で互いに間隔を置いて位置する少なくとも2個
所で継続的に溝側壁に支持される。大抵編成工具は一定
のシャンク厚さを有している。しかし基本的には、少な
くとも1つの溝側壁の領域で少なくとも1つの引き込ま
れた空所を備えたガイド溝が、前述の本発明の編成工具
を備えている構成も可能である。この場合、編成工具は
それぞれのガイド溝内で、シャンク長手方向で互いに間
隔を置いて位置する少なくとも2個所で継続的に側方で
申し分なく支持されればよく、前記個所のうち1個所
は、編成工具のシャンクがガイド溝から突出するガイド
溝端部の近くに位置する。
【0029】緯編み機又は経編み機の有利な構成は、そ
の他の請求項に記載されている。
【0030】更に本発明は、丸編み機に限定されるもの
ではない。本発明は全く同様に平型編み機、横編み機
等、包括的に、支持体のガイド溝内で往復運動する編成
工具が使用される全ての繊維機械にも該当する。
【0031】
【発明の実施の形態】第1図では、自体公知の構造形式
の丸編み機のうち実際の状態に比して90度回動した位
置でニードルシリンダ1の一区分を概略的に図示してい
る。ニードルシリンダ1の外周壁には、半径方向のガイ
ドウエブ3(第2図参照)によって側方で制限されてい
る軸平行なガイド溝2が形成されている。各ガイド溝
(ニードル通路)2内には、舌針4が差し込まれてい
て、この舌針は、僅かな側方の遊びをもってガイド溝2
を制限する両ガイドウエブ3の間で側方でガイドされて
いる。舌針4は、いわゆるメアンダ針として構成されて
いる。舌針4はシャンク5を有し、このシャンク5は一
端で、シャンク5の舌スリット内で可動に支承されたニ
ードル舌7と協働する成形されたフック6を有してい
る。シャンク5の上側には、一体成形されたバット8が
設けられていて、このバットは、第1図から明らかなよ
うに、ガイドウエブ3の上縁を越えて半径方向に突出し
ている。バット8の下部はガイド片9によって形成され
ていて、このガイド片によってバット8は、シャンク5
の背面10の高さまで突出しかつガイド溝2の底部に支
持されている。
【0032】フック6に面した前面でバット8には、い
わゆる前ガイド11が接続されていて、この前ガイド
は、バットの前縁とスロート12まで延びるシャンク5
との間に位置している。DIN ISO 8119(DIN62153)によ
りシャンクの曲げ部又は***部としてバットの手前に規
定された前ガイド11は、前ガイド高さ11aを有しか
つほぼシャンク背面10の上側に位置する水平なウエブ
13を備えたブリッジとして構成されている。ウエブ1
3は、一方の側で垂直なガイド片14によってかつ他方
の側でバット8の下側のガイド片9によって支持されて
いる。垂直なガイド片14に続いてシャンク5内に、シ
ャンク上縁15を起点として、実地において懸垂部(Sc
hwebe)とも呼ばれる短い溝状の凹部が形成されてい
る。
【0033】フック6とは反対のバット側の背面でバッ
ト8には、ニードルシャンク端部まで延びるいわゆる後
ガイド17が接続されている。後ガイド17は、DIN IS
O 8119(DIN62153)によりニードルの延長部としてバッ
ト8の後方に規定されていてかつ実施例では前ガイド高
さ11aに等しい後ガイド高さ17aを有している。後
ガイド17はメアンダ状に形成されている、即ち、後ガ
イド17は、一連のブリッジから構成されていて、この
ブリッジは、シャンク背面10の上側に位置する水平な
ウエブ18と、ウエブに連結された垂直なガイド片19
と、背面10の高さで延びる水平な連結ウエブ20とを
有している。ニードル端部に位置するガイド片19a
は、ニードル長手方向で見て、手前に位置するガイド片
19よりも幅広く形成されている。
【0034】前ガイド11の長さ、バット8の幅及び後
ガイド17の長さに亘って延びる、ニードルシャンク5
の領域は、ニードルのいわゆるガイド領域21(第1図
参照)である。ガイド領域21は、ガイド片14の前縁
からニードルシャンク5の端部まで達している。
【0035】舌針がガイド溝2内に差し込まれた場合に
は、ニードルシャンク5はニードルカムによって生ぜし
められるニードル往復運動中に少なくともガイド領域2
1で継続的にガイド溝2内に位置する。換言すればこの
ことは、舌針が作動中に、ガイド領域21に位置するニ
ードルシャンク部分がガイド溝2から突出させられるる
までガイド溝2から押し出されないことを、意味してい
る。実地においては次のような配置形式がとられてい
る、つまり、ガイド領域21に付加的に前ガイド11と
スロート12との間で延びるニードルシャンク部分の小
さな区分(第1図で符号22に参照)が、懸垂部16を
含めて、継続的にガイド溝内に残されるような配置形式
がとられている。このことは、舌針の最大押出し位置に
おける状態を示した第1図から明らかである。
【0036】ガイド領域21ではシャンク5は広幅側2
3(第2図参照)に引き込まれた2つの空所24,25
を有していて、この空所24,25はそれぞれ、シャン
ク5の広幅側23で切欠きの形状で形成されていて、こ
の切欠きは、縁部側で丸め成形されて、シャンク上縁か
らシャンク下縁又はシャンク背面10にまで連続してい
る。空所24用のトラフ状の切欠き26は、第2図で図
示されている。縁部側の丸め成形部は符号27で示され
ている。空所24,25の領域では、通常のシャンク厚
さ28(第3図参照)は値29に減少されている。シャ
ンク厚さ28の減少量は、特に精密度、ニードル構造及
び特にシャンクの構成等に関連している。実地において
は前記減少量は有利には、ニードルシャンク厚さ28の
ほぼ5パーセント乃至35パーセントである。
【0037】広幅側23に対して引き込まれた2つの空
所24,25は、第1図では長手方向の陰影線を付して
図示されている。一方の空所24は、ニードル長手方向
で見て、バット8の近くの制限部37からほぼ懸垂部1
6の端部まで、即ち、ほぼガイド領域21の制限部を越
えて延びている。選択的に、空所24は直接ガイド領域
の制限部で又はガイド領域の制限部の手前の付近で終わ
ることもできる。
【0038】同じ広幅側23に対して引き込まれた別の
空所25は、バット8の近くの制限部300からニード
ルシャンク5の端部まで延びている。
【0039】選択的に、両空所24,25が前ガイドの
全長亘ってもしくは後ガイドの全長に亘って延びかつ
バット8に隣接する制限部37,300で直接バット8
の前面もしくは背面に達するような、配置形式をとるこ
ともできる。しかしながらいずれの場合でも、バット8
は、バットの下部構造を成す、シャンク厚さ28を減少
されないガイド片9を備えている。
【0040】第1図から明らかなように、両空所24,
25はほぼ、ブリッジに前置された懸垂部16の長さを
含めて、前ガイド11内に位置するブリッジの全長に亘
って並びに後ガイド17内に位置するブリッジに亘って
延びている。この場合ウエブ及びガイド片13,14も
しくは18,19は大抵それぞれ同じ量だけ引き込まれ
ているので、ウエブ及びガイド片はそれぞれ平らな空所
24もしくは25内に位置する。更に、空所を異なる量
引き込むこともできる。バット8に直接隣接するウエブ
13もしくは18は、長さの大部分に亘って引き込まれ
ている。それというのも、空所24,25の制限部3
7,300は、バット8から同じ間隔をおいて位置する
からである。実地においては、それぞれ隣接するバット
側縁からの制限部37,300の間隔は、最大ほぼ10
mm乃至15mm長さであり、この場合大抵小さな値が
使用される。
【0041】第1図乃至第3図で図示の実施例では、引
き込まれた両空所24,25は、シャンク5の一方の広
幅側23にのみ設けられている。これの代わりに両空所
24,25を全く同様に向かい合って位置する広幅側3
0に配置する(第3図及び第4図参照)か又は、ニード
ルシャンク5を、両広幅側23,30に引き込まれた空
所が設けられるように、形成することもでき、これは第
4図及び第5図において前ガイド領域に位置する空所2
4,24aのために図示されている。図示の実施例では
空所24,24aは、互いに鏡像対称的に向かい合って
位置している。しかし空所24,24aは基本的にニー
ドル長手方向で互いに多少ずらすこともでき又異なる長
さを有することもできる。しかしいずれの場合でも空所
は、ニードル長手方向で互いに少なくとも部分的にオー
バーラップされて配置されている。
【0042】空所は、ニードルブランクを打抜き加工す
る際にプレス又はエンボスプロセスによって又は材料を
切除する加工によって、例えば研削によって製作でき
る。空所は連続的にシャンク上縁15からシャンク下縁
10に向けて延びているので、所要の加工プロセスはテ
クノロジー的に簡単に実現でき、従って、空所を設ける
ことによりニードル製作が著しく高価になることはな
い。
【0043】第6図で図示の舌針はほぼ、第1図乃至第
3図もしくは第4図及び第5図に基づき既に詳述したメ
アンダ針の実施例に相応している。それ故同じ構成部材
には同じ符号が付されていてかつ再度の説明を省略す
る。
【0044】第1図による舌針とは異なって第6図によ
る舌針は多数のバットを備えていて、これらバットのう
ちバット8に付加的に別のバット8aが図示されてい
る。ガイド領域21aは、前ガイド11の長さ、バット
8の幅、両バット8,8a間に位置する領域31及び後
ガイド17の長さに亘って延びている。ガイド領域21
a内に位置して、両バット8,8a間に、ニードルシャ
ンク5aの広幅側に対してシャンク厚さを減少して引き
込まれた別の空所33が設けられていて、この空所33
は、前方のバット8の近くの制限部300から後方のバ
ット8aの近くの制限部300aにまでこれらの間に位
置するウエブ18,20及びガイド片19に亘って延び
ている。
【0045】この場合、後ガイド17内に位置する引き
込まれた空所25aは、端部側のガイド片19aの手前
の個所300cで終わっていて、従ってこのガイド片は
完全なシャンク厚さを有する(第3図参照)。空所25
aの他端は、この空所25aに隣接するバット8aの近
くの制限部300bにまで達している。それぞれのバッ
ト8もしくは8aの向き合う縁部からの制限部37,3
00,300a,300bの間隔は、第1図におけるの
と同じに設計されている。端部側のガイド片19aが完
全なシャンク厚さを有していることによって、後ガイド
17はシャンク端部でガイド溝2内での側方のガイドを
提供する。このことは、特に長さの長い後ガイド場合に
重要である。
【0046】更に、この実施例でも空所24,33,2
5aは、選択的にシャンク5aの前方又は後方の広幅側
又は両広幅側に設けることもできる。この場合、空所領
域におけるシャンク厚の減少構成及び減少寸法に関して
も第1図の実施例の場合と同じ基準が該当する。
【0047】記述の形式の広幅側に配置された引き込ま
れた空所を備えた舌針構成は、第1図及び第6図に図示
のようないわゆるメアンダ針に限定されるものではな
い。舌針構成はシャンク形状とは無関係に行うことがで
きる。
【0048】一例として第7図では、いわゆるフルシャ
ンクニードル(Vollschaftnadel)が概略的に図示され
ていて、この場合第1図及び第6図の舌針と合致する構
成部材には同じ符号が付されていて、それ故再度の記述
を省略する。バット8の手前のシャンク5bの図示の隆
起部として形成された前ガイド11bは、少なくとも1
つの引き込まれた空所24bを有していて、この空所
は、バット8の近くの制限部37からほぼガイド領域2
1の端部を越えしかもこれに続く懸垂部16に亘ってス
ロート12に案内されたシャンク部分にまで延びてい
る。
【0049】後ガイド17b内に位置する別の引き込ま
れた空所25bは、バット8に隣接する制限部300か
らシャンク端部にまで達している。バット8は、バット
の下部構造を成すガイド片9と共に完全なシャンク厚さ
28を有している(第4図参照)。
【0050】空所24b,25bの領域におけるシャン
ク厚さ減少の設計に関していは、第1図及び第6図で記
述したことが該当する。このニードル形式の場合にも空
所は、選択的にシャンク5aの一方又は他方の広幅側又
は両広幅側に設けることもできる。
【0051】第1図乃至第7図に基づき前述したニード
ルシャンク5,5a,5bの広幅側に対して引き込まれ
た空所24,25等によって、ガイド溝2内でのニード
ルの移動抵抗が著しく減少される。それというのも、対
応するガイドウエブ3の隣接する壁部に対するニードル
シャンクの有効な側方滑り面の大きさが著しく減少され
るからである。同時に、ガイド溝2内でのニードルの往
復運動の際に生ずる潤滑油抵抗も著しく減少される。
【0052】いずれの場合でもニードルシャンク5a,
5bは、ガイド領域21の前方の制限部に隣接する、ニ
ードル移動運動とは無関係に継続的にガイド溝2内に残
される部分で及び前ガイド11(11b)に後続するバ
ット8の領域で、完全な厚さ28を有するので、編成部
分、即ちフック6、舌7及びスロート12の作動ために
重要である限り、ガイド溝内でのニードルシャンクの申
し分ない側方ガイドが維持される。シャンク5は常に、
シャンク長手方向で互いに間隔を置いて位置する少なく
とも2つの領域(第1図では懸垂部手前のシャンク部分
及びウエブ13,18の接続部分を備えたガイド片9の
ところ)において、対応するガイドウエブ3間で僅かな
側方の遊びをもって案内されている。
【0053】後ガイドの領域に位置するシャンク区分
は、既に述べたように、必要な場合には、シャンク端部
で例えば完全なシャンク厚さ28を有する端部側のガイ
ド片19aによって側方で案内することができる。選択
的にもしくは付加的に、特に、相応の長い引き込まれた
空所を有する長いニードルの場合、シャンクを中間個所
で隣接するガイドウエブ3に対して側方で支持すること
ができる。このために例えば、少なくとも1つの空所の
領域でシャンクにほぼ点状又はストリップ状の支持個所
を形成することができ、この支持個所ではシャンクは完
全なシャンク厚さ28を有しかつ第7図では支持個所の
1つが符号34で図示されている。
【0054】基本的に本発明は、編成工具の安定性がバ
ット前方領域の及び場合によってはバット後方領域の大
きな面の厚さ減少によって、並びに、バット間に多数の
バットを有する場合に、著しく損なわれないという認識
に基づいている。記述のように、シャンクをガイド溝の
一方の側壁において工具長手方向で間隔を置いて位置す
る少なくとも2個所で継続的に側方でガイドすれば十分
であり、この個所の1つは常にガイド溝の前方の領域内
に位置している。バット及びシャンクは同じ厚さを有す
る必要はなく、編成工具がシャンク長手方向で間隔を置
いて位置する少なくとも2個所でガイド溝の一方の側壁
に継続的に十分に側方で支持されれば十分である。
【0055】更に、編成工具の移動抵抗を著しく減少す
る本発明の効果は、シャンク厚さの比較的僅かな減少に
よるだけで得られる。例えば、空所は0.5/10〜5
/10mmの値だけ引き込まれれば十分である。
【0056】基本的に本発明の思想は、記述の引き込ま
れた空所がニードルのシャンクではなく、それぞれのガ
イド溝2の少なくとも1つの側壁42の領域に設けられ
るようにしても、実現できる。例えば丸編み機の場合ニ
ードルのシャンクはニードルシリンダもしくはダイヤル
ディスクの回転運動に基づきニードル通路又はガイド溝
の側壁に押し付けられて保持されるので、大抵空所は一
方の溝側壁の領域に配置されれば十分である。緯編み機
又は経編み機の形式並びにガイド溝における編成工具の
ガイド形式と関連して、それぞれ1つのガイド溝2を制
限する両溝側壁がこのような引き込まれた空所を備える
ことができる。
【0057】緯編み機又は経編み機の編成工具支持体の
構成の一例は第8図で部分的に図示されている。この場
合図面を簡略化するために緯編み機又は経編み機の第1
図のニードルシリンダが図示されている。平行なガイド
ウエブ3によって側方で制限されたガイド溝2は、それ
ぞれ1つの差し込まれた舌針40を有していて、この舌
針は、例えばフルシャンクニードルとして第7図による
ニードルに類似して構成できかつ概略的にのみ図示され
ている。舌針はニードルシャンク50を有していて、こ
のニードルシャンクには、シャンク長手方向で互いに間
隔を置いて位置する2つのバット80が成形されてい
て、このバットは、基本的に第1図のバット8に相応し
てガイドウエブ3の外側に位置する縁部を越えて突出し
ていてかつカム通路(詳述せず)内に突入している。ニ
ードルシャンクは長さに亘って均一なシャンク厚さ28
0を有している。ニードルシャンクの一端には、ニード
ル舌70と自体公知の形式で協働するフック60が設け
られている。ニードルフック及びニードル舌70は、緯
編み機又は経編み機のいわゆる編成領域に位置してい
る。編成領域はニードルシリンダ1のノックオーバー縁
部81にまで達している。
【0058】ガイドウエブ3は、一方の溝側壁42を形
成する内面でそれぞれ壁面43に対して引き込まれた3
つの空所240,241,242を備えていて、この空
所は図示の実施例では、溝底部44から出発してガイド
ウエブ3の高さ全体に亘って延びている。空所240,
241はそれぞれ、縁部側で丸め成形(符号270)さ
れているトラフ状の凹部260の形状で形成されてい
る。空所242を有する凹部261は、1つだけの丸め
成形部270を有しかつ他端でガイド溝2の端部まで延
びている。
【0059】側壁面43に対して空所240,241,
242が引き込まれる量は、第1図乃至第7図で図示の
舌針の空所の引込み量にほぼ相応している。
【0060】第8図では舌針は第1図に類似して最大の
押出し位置で図示されている。編成の場合舌針は前記押
出し位置から出発してノックオーバー位置まで所定の行
程だけ、第8図で見て右向きに移動し(第8図符号45
参照)、これは実地においては大抵ほぼ9mm乃至15
mmである。従って、舌針の往復運動に際して各バット
80によってシャンク長手方向で最大、長さを符号46
で示した範囲が擦過される。
【0061】第1のバット80の手前に位置する空所2
40は、編成領域に面したガイド溝端部近くの第1の制
限部47から、舌針の往復運動に際して第1のバット8
0によって擦過される範囲46の外部に位置する第2の
制限部48にまで延びている。
【0062】第2の空所241は、舌針の往復運動に際
して両バット80によって擦過される範囲46の間に位
置するのに対して、第3の空所242は、第2のバット
によって擦過される範囲46と編成領域とは反対側のガ
イド溝端部との間の領域内で延びている(第8図参
照)。
【0063】このようにして、舌針のシャンク50は、
ガイド溝から突出しかつ編成領域に突入する領域並びに
両バット80の領域で、ガイドウエブ3に対して継続的
に申し分なく側方でガイドされて支持される。溝側壁4
2を形成するガイドウエブのフランクにはニードルシャ
ンクが継続的に圧着されている。ニードルシャンクとガ
イドウエブとの間に位置する、引き込まれた空所24
0,241,242が延びる領域では、ニードルシャン
ク50は側方で自由にされていて、これによりガイド溝
内でのニードルシャンクの移動抵抗が著しく減少され
る。ニードル長手方向で見て、空所はほぼ前ガイド11
0、隣接する両バット80の間に位置するシャンク長さ
の大部分及び後ガイド170に亘って延びている。
【0064】第1図の舌針に類似して1つのバット80
だけを有する舌針の場合には、少なくともバットの手前
に配置された空所240が設けられていて、この空所に
加えて場合によっては後ガイド170に属する空所24
2が配置されるので、全体的に見て第1図と同じ関係が
得られる。
【0065】更に、記述の空所240,241,242
を、緯編み機又は経編み機の構造及び機能形式が必要と
する場合には、ガイド溝2の互いに向き合う両溝側壁に
も設けることができる。原則的に、上記のように形成さ
れたガイド溝内には、シャンクが空所を備えるよう(第
1図乃至第7図で記載のように)に形成されたニードル
を差し込むこともできる。この場合既に述べたように、
シャンク50が編成領域に面したガイド溝端部の領域に
おいて並びにニードルの往復運動に際してバット80に
よって擦過される範囲46において継続的に側方で支持
されることが、保証されればよい(第8図陰影線参
照)。
【0066】製作を容易にするために、ガイドウエブ3
は全高に亘って引き込まれた空所240,241,24
2を備えていて、この空所は、ガイドウエブをニードル
支持体内に差し込む前に例えば研削することができる。
更に、空所240,241,242がそれぞれの溝側壁
42の全高に亘って延びるのではなく、例えばシャンク
上縁の多少下側で終わるような構成も可能である(第1
図一点鎖線49参照)。
【0067】空所240,241,242は、シャンク
長手方向で分割することも又はシャンク50用の点状又
はウエブ状の支持個所を有することもできる(第7図舌
針の符号34参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による編み機のニードルシリンダ又はダ
イヤルディスクの形状の支持体の一区分を、ガイド溝内
に差し込まれた本発明の舌針と共に、縦断面して側面図
で図示した図。
【図2】第1図矢印X方向で見た一区分の拡大平面図。
【図3】第1図の舌針の一区分を第1図III−III線に沿
って断面して図示した拡大図。
【図4】第1図による舌針の変化実施例を第1図X方向
で見た第2図に相応する平面図。
【図5】第4図による舌針の変化実施例の第3図に相応
する断面図。
【図6】本発明による舌針の別の変化実施例の側面図。
【図7】本発明による舌針の第3実施例の側面図。
【図8】本発明による緯編み機又は経編み機のニードル
支持体の一区分を概略的に図示した平面図。
【符号の説明】
1 支持体 2 ガイド溝 5,5a,50 シャンク 8,8a,80 バット 10 シャンク下縁 11,11b 前ガイド 13,18,20 ウエブ 15 シャンク上縁 14,16,19 ガイド片 17,17b 後ガイド 21 ガイド領域 23,30 広幅側 24,25,24a,24b,33,240,241,
242 空所 26 切欠き 28 シャンク厚さ 34 支持個所 37,47,48 制限部 42 溝側壁 44 溝底部 46 区分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 393020339 Groz−BeckertKG (72)発明者 インゴ ランデンベルガー ドイツ連邦共和国 メースシュテッテン カールシュトラーセ 45 (72)発明者 クラウス ヴァーグナー ドイツ連邦共和国 アルプシュタット ブーベンハルデ 15 (72)発明者 エックハルト フェーレンバッハー ドイツ連邦共和国 ロッテンブルク−ゼ ーブロン イム ヴィーゼングルント 12 (56)参考文献 特開 平9−310255(JP,A) 実開 昭60−127387(JP,U) 実公 平1−43419(JP,Y2) 特公 昭50−22149(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04B 35/02 - 35/08 D04B 15/06 D04B 27/04 D04B 15/10

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復運動可能にガイドされた編成工具用
    のガイド溝を備えた少なくとも1つの支持体を有する特
    に緯編み機又は経編み機用の打抜き加工された編成工具
    であって、編成工具が、少なくとも1つのバット(8)
    を支持するシャンク(5)を有し、該シャンクが、長さ
    の一部に亘って延びるガイド領域(21)を有してお
    り、該ガイド領域が、編成工具をガイド溝(2)内に差
    し込んだ場合に継続的にガイド溝内に位置している形式
    のもにおいて、シャンク(5)が、ガイド領域(21)
    で少なくとも一方の広幅側(23)に、シャンク厚さ
    (28)を減少して引き込まれた少なくとも1つの空所
    (24,25)を有していて、該空所(24,25)
    が、編成工具長手方向で見てバット(8)から前方に
    少なくとも、バットに隣接するガイド領域(21)の制
    限部の近くにまで延びており、シャンクが、前記空所に
    相応して引き込まれた別の空所(25)を有していて、
    該空所が、バットからシャンク端部の方向に延びている
    ことを特徴とする、打抜き加工された編成工具。
  2. 【請求項2】 シャンク(5a)が多数のバット(8,
    8a)を有していて、隣接するバットの間にそれぞれ少
    なくとも1つの空所(33)が設けられている、請求項
    1記載の編成工具。
  3. 【請求項3】 空所(24,25,33)が、直接、空
    所をそれぞれ制限するバット(8,8a)のところまで
    延びている、請求項1又は2記載の編成工具。
  4. 【請求項4】 空所(24,25,33)が、空所をそ
    れぞれ制限するバット(8,8a)の近くまで延びてい
    る、請求項1又は2記載の編成工具。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの空所(25)が、バッ
    ト(8)からバットに隣接するシャンク端部まで延びて
    いる、請求項1から4までのいずれか1項記載の編成工
    具。
  6. 【請求項6】 編成工具が、バット(8)の手前に、シ
    ャンクの曲げ部又は***部としての前ガイド(11,1
    1b)を有しており、空所(24,24b)が、ほぼ前
    ガイドの長さに亘って延びている、請求項1から5まで
    のいずれか1項記載の編成工具。
  7. 【請求項7】 空所が、前ガイドを越えて前ガイドに接
    続するシャンク区分内に延びていて、該シャンク区分
    が、編成工具がガイド溝内に差し込まれた場合にガイド
    溝(2)内に位置するようになっている、請求項1から
    6までのいずれか1項記載の編成工具。
  8. 【請求項8】 編成工具が、バット(8,8a)の後方
    に、ニードルシャンクの延長部としての後ガイド(1
    7,17b)を有しており、空所(25)が、少なくと
    もほぼ後ガイドの長さに亘って延びている、請求項1か
    ら7までのいずれか1項記載の編成工具。
  9. 【請求項9】 シャンク(5)が両広幅側に、編成工具
    長手方向で見て互いに少なくとも部分的にオーバーラッ
    プして配置された空所(24,24a)を有している、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の編成工具。
  10. 【請求項10】 シャンク(5)が、シャンク上縁(1
    5)からシャンク下縁(10)に向けて連続するガイド
    片(14,19)と、該ガイド片を結合する、シャンク
    高さに比して減少した高さを有する少なくとも1つのウ
    エブ(13,18,20)を備えてメアンダ状に成形さ
    れており、空所(24,25)が、メアンダ屈折部の全
    長に亘って又は少なくともガイド片(14,19)及び
    ウエブ(13,18)の長さの大部分に亘って延びてい
    る、請求項1から9までのいずれか1項記載の編成工
    具。
  11. 【請求項11】 それぞれの空所(24,25,33)
    がシャンク(5)内にエンボス又はプレスプロセスによ
    り形成されている、請求項1から10までのいずれか1
    項記載の編成工具。
  12. 【請求項12】 それぞれの空所(24,25,33)
    がシャンク(5)内に材料を切除する加工プロセスによ
    り形成されている、請求項1から10までのいずれか1
    項記載の編成工具。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つの空所(24,33)
    が、シャンク(5)のそれぞれの広幅側(23,30)
    のトラフ状の切欠き(26)の形状で形成されていて、
    該切欠きが、縁部側で必要であれば丸め成形されて、シ
    ャンク上縁(15)からシャンク下縁(10)に向けて
    連続している、請求項1から12までのいずれか1項記
    載の編成工具。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つの空所(24b)の領
    域でシャンク(5b)に、ほぼ点状又はストリップ状の
    少なくとも1つの支持個所(34)が形成されていて、
    該支持個所でシャンクが完全なシャンク厚さ(28)を
    有している、請求項1から13までのいずれか1項記載
    の編成工具。
  15. 【請求項15】 1つの空所(24,25,33)の領
    域で又は向かい合って位置する2つの空所の領域でシャ
    ンク厚さ(28)が、完全なシャンク厚さ(28)のほ
    ぼ5パーセント乃至ほぼ35パーセント、有利にはほぼ
    25パーセント減少されている、請求項1から14まで
    のいずれか1項記載の編成工具。
  16. 【請求項16】 空所(24,25,33)が、ほぼ最
    大10mm乃至15mmの間隔までそれぞれ制限するバ
    ットの近くに延びている、請求項4記載の編成工具。
  17. 【請求項17】 往復運動可能にガイドされた編成工具
    用のガイド溝を備えた少なくとも1つの支持体(1)を
    有する緯編み機又は経編み機において、ガイド溝内に差
    し込まれた打抜き加工された編成工具がそれぞれ1つの
    シャンク(50)を有していて、該シャンクが、少なく
    とも1つのバット(8)を支持しかつ一端を編成領域に
    向けられており、1つの溝底部(44)と互いに間隔を
    置いて向かい合って位置する2つの溝側壁(42)とに
    よって制限されたガイド溝(2)が、少なくとも1つの
    溝側壁に少なくとも1つの引き込まれた空所(241)
    を備えていて、該空所(241)が、編成領域に面した
    ガイド溝端部の近くの第1の制限部(47)から、編成
    工具往復運動時に編成工具のバット(80)によって擦
    過される範囲(46)の外部に位置する第2の制限部
    (48)にまで延びていて、これにより編成工具が、シ
    ャンク長手方向で見て互いに間隔を置いて位置する少な
    くとも2個所で溝側壁に支持されるようになっているこ
    とを特徴とする、緯編み機又は経編み機。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つの溝側壁(42)に少
    なくとも1つの引き込まれた空所(242)が形成され
    ていて、該空所(242)が、バット(80)によって
    擦過される範囲と編成領域とは反対側のガイド溝端部と
    の間の領域で延びている、請求項17記載の緯編み機又
    は経編み機。
  19. 【請求項19】 編成工具が、シャンク長手方向で見て
    互いに間隔を置いて位置する多数のバット(80)を有
    しており、少なくとも1つの溝側壁(42)内に少なく
    とも1つの引き込まれた空所(241)が形成されてい
    て、該空所(241)が、隣接するバット(80)によ
    って擦過される範囲(46)の間に位置している、請求
    項17記載の緯編み機又は経編み機。
  20. 【請求項20】 溝側壁が、支持体内に差し込まれたガ
    イドウエブ(3)によって形成されていて、該ガイドウ
    エブ内に少なくとも1つの引き込まれた空所(240,
    241,242)がウエブ高さに亘って連続して形成さ
    れている、請求項17から19までのいずれか1項記載
    の緯編み機又は経編み機。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つの空所が、溝底部(4
    4)から出発して溝側壁の外縁部にまで延びている、請
    求項17から20までのいずれか1項記載の緯編み機又
    は経編み機。
  22. 【請求項22】 少なくとも1つの空所が、溝側壁の高
    さの一部に亘ってのみ延びている、請求項17から21
    までのいずれか1項記載の緯編み機又は経編み機。
  23. 【請求項23】 溝側壁の少なくとも1つの空所が、ガ
    イド溝内に差し込まれた編成工具のシャンク上縁の下側
    の高さ(49)まで延びている、請求項22記載の緯編
    み機又は経編み機。
  24. 【請求項24】 ガイド溝内に、請求項1から17まで
    のいずれか1項記載の編成工具が差し込まれていること
    を特徴とする、往復運動可能にガイドされた編成工具用
    のガイド溝を備えた少なくとも1つの支持体を有する緯
    編み機又は経編み機。
JP10261596A 1997-09-18 1998-09-16 打抜き加工された編成工具並びに緯編み機又は経編み機 Expired - Lifetime JP3076014B2 (ja)

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