JP3074868U - 枕芯材 - Google Patents
枕芯材Info
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- JP3074868U JP3074868U JP2000005002U JP2000005002U JP3074868U JP 3074868 U JP3074868 U JP 3074868U JP 2000005002 U JP2000005002 U JP 2000005002U JP 2000005002 U JP2000005002 U JP 2000005002U JP 3074868 U JP3074868 U JP 3074868U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 快眠を促進し、睡眠中脳の疲労を除去できる
よう匂い物質を用い人体の免疫力を高め、眠りから覚め
たときの爽快感と、使用者の寿命の引き伸ばしに寄与す
る枕の芯材を提供する。 【解決手段】 匂いを発散する物質を含有する軟質の合
成樹脂の内層と該内装を覆う合成樹脂からなり、内部の
軟質合成樹脂が外気に接していることを特徴とする枕芯
材。
よう匂い物質を用い人体の免疫力を高め、眠りから覚め
たときの爽快感と、使用者の寿命の引き伸ばしに寄与す
る枕の芯材を提供する。 【解決手段】 匂いを発散する物質を含有する軟質の合
成樹脂の内層と該内装を覆う合成樹脂からなり、内部の
軟質合成樹脂が外気に接していることを特徴とする枕芯
材。
Description
【0001】
この考案は、安眠、熟睡できる枕とすることのできる枕芯材及び枕に関するも のである。
【0002】
従来、枕の芯材としては綿、小豆、蕎麦殻、もみ殻などの天然物、合成繊維、 合成樹脂製のパイプ等が用いられている。
【0003】 しかしながら、従来の枕は、睡眠時の頭の位置を単に正常にすればよいとの観 点から枕芯材が選ばれていたが、枕芯材に要求される性能はこれだけでは不十分 で、本考案では、快眠を促進し、睡眠中脳の疲労を除去できるよう匂い物質を用 い、人体の免疫力を高め、眠りから覚めたときの爽快感と、使用者の寿命の引き 伸ばしに寄与する枕の芯材を提供しようとするものである。
【0004】
本考案は、匂いを発散する物質を含有する軟質の合成樹脂の内層と該内装を覆 う硬質の合成樹脂からなり、内層の軟質合成樹脂が外気に接していることを特徴 とする枕芯材である。
【0005】 更に本考案は、匂いを発散する物質を含有する軟質の合成樹脂の内層と該内装 を覆う硬質の合成樹脂からなり、内部の軟質合成樹脂が外気に接している枕芯材 と、匂いを発散する物質を含有しない軟質の合成樹脂の内層と該内装を覆う硬質 の合成樹脂からなり内部に空洞を有する枕芯材とを詰めた枕。
【0006】 以下、本考案を添付の図面を参照しながら具体的に説明する。 本考案は、枕本体1は交換可能な外皮カバー5を設け、枕本体1の内部に多数 の枕芯材2が詰められている。枕芯材は図4に示すように、硬質の外部樹脂3と 軟質の内部樹脂4で構成される。
【0007】 本考案の枕芯材は、ほぼ大豆に近い形状をなしており、大きさは限定するもの ではないが長径5〜15mm、短径3〜9mm、高さ3〜7mm程度のものが好 ましい。
【0008】 枕芯材の内部を構成している軟質樹脂としての内部樹脂4には、エチレン酢酸 ビニル共重合体(EVA)樹脂等が好ましく用いられる。EVA樹脂は適度に吸 湿性があり、使用時安眠効果が期待できる。又、外部樹脂としては硬質で、摩擦 係数の小さい樹脂が用いられる。これにはポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹 脂等のポリオレフィン樹脂が好ましい。またこれら樹脂の再生品でもよい。
【0009】 本考案の枕芯材を得るには、上記軟質樹脂、硬質樹脂を用い、ガスインジェク ション法により図4に示すように空胴部4aを有する形状に成形する。図におい て符号6はゲートを示しており6aはゲートのカット残りを示している。
【0010】 軟質樹脂には、ゼラニウム、ラベンダー等の匂いを発散する物質を含有させる 。これら匂いを発散する物質は軟質樹脂に対し10質量%まで含ませることがで きる。匂いを発散する物質は成形後ゲートをカットすると枕芯材の空胴部4aは 外気との連通部4bにより解放され、軟質樹脂4に含まれるこれら匂いを発散す る物質から放散される芳香が長期間に渉り連通部4bより徐々に外気、すなわち 、枕1内に放散される。
【0011】 本考案の、枕芯材を得るに当たっては、軟質樹脂と硬質樹脂の関係は、特開平 7−195409号公報に記載されている手段が採用できる。 本考案の、枕芯材の内部樹脂である軟質樹脂層の厚さは0.6〜1mm程が好 ましい。
【0012】 匂いを発散する物質であるゼラニウム、ラベンダー等の匂いは、常時枕芯材の 連通部4bから放散されるので、この枕芯材を詰めた枕1は常に芳香を徐放する 。匂いの発散を強いものとしようとする場合は、枕芯材の成形時のゲートカット 残り6aを更にカットして開口部を大きくするほか、枕芯材に例えばエアーべン トで1〜複数個の穴を枕芯材の連通部4bの反対側及びまたは枕芯材の両脇部等 に、外部樹脂3または枕芯材の空胴部4aまで開けてもよい。 また、匂いを発散する物質の匂いを薄めようとする場合には、枕芯材に匂いを 発散する物質を添加しないで同様にして成形した無臭の枕芯材を、好みの比率で 混合して枕に詰める。
【0013】
本考案からなる枕芯材を詰めた枕は、枕芯材を構成する外部樹脂3による適度 の固さと、滑り易さから枕芯材同士が枕内部で容易に移動し頭にフィットした形 状で頭を受け安定化し、内部樹脂による脳の疲労を軽減する芳香が枕本体のカバ ーを通して内部樹脂空洞部により発散し適度な睡眠を与える。また、枕芯材が空 洞であることによって頭への緩衝作用を与えることができる。
【0014】
次に、本考案の枕芯材の製造手段を説明する。 内部樹脂4としてエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA樹脂)を用い、こ れにEVA樹脂100重量部に対して10重量部のゼラニウム香料を添加し、硬 質樹脂3としてポリプロピレン樹脂を用い、ガスインジェクション法により成形 した後、ゲート6をカットして長径10mm、短径6mm、高さ5mmの略大豆 形状の枕芯材を製造した。 得られた枕芯材を枕本体に、本体の全容積に対し95容量%まで詰め、枕1を 得た。
【0015】
本考案枕芯材を用いた枕は、大豆形状していることによって、枕の中で動きや すいため枕中で衝撃を吸収し、水枕に近い感触で頭を支えるので良くフィットし 、頭の安定によい。また、睡眠中の頭の動きによく対応し常に頭を安定に保つ。 更に、枕芯材を構成している内部樹脂に含まれている芳香材をゲートカット部か ら常に徐放し、とくにラベンダー、ゼラニウム香料を用いた場合は、安眠効果の ほか脳の疲労を和らげるなど長期間に渉り効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる枕芯材を用いた枕の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線の断面図である。
【図3】本考案になる枕芯材の拡大斜視図である。
【図4】図3のB−B線の断面図である。
1 枕本体 2 枕芯材 3 外部樹脂 4 内部樹脂 4a 内部樹脂空胴部 4b 外気との連通部 5 外被カバー 6 ゲート 6a ゲートのカット残り
Claims (3)
- 【請求項1】 匂いを発散する物質を含有する軟質の合
成樹脂の内層と該内装を覆う硬質の合成樹脂からなり、
内部の軟質合成樹脂が外気に接していることを特徴とす
る枕芯材。 - 【請求項2】 ゼラニウム、ラベンダー等の匂いを発散
する物質を含有する軟質の合成樹脂の内層と該内装を覆
う硬質の合成樹脂からなり、内部の軟質合成樹脂が外気
に接していることを特徴とする枕芯材。 - 【請求項3】 匂いを発散する物質を含有する軟質の合
成樹脂の内層と該内装を覆う硬質の合成樹脂からなり、
内部の軟質合成樹脂が外気に接している枕芯材と匂いを
発散する物質を含有しない軟質の合成樹脂の内層と該内
装を覆う硬質の合成樹脂からなり内部に空洞を有する枕
芯材とを詰めた枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005002U JP3074868U (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 枕芯材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000005002U JP3074868U (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 枕芯材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3074868U true JP3074868U (ja) | 2001-01-26 |
Family
ID=43208011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000005002U Expired - Fee Related JP3074868U (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 枕芯材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3074868U (ja) |
-
2000
- 2000-07-14 JP JP2000005002U patent/JP3074868U/ja not_active Expired - Fee Related
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