JP3048830U - 安眠枕 - Google Patents

安眠枕

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JP3048830U
JP3048830U JP1997010052U JP1005297U JP3048830U JP 3048830 U JP3048830 U JP 3048830U JP 1997010052 U JP1997010052 U JP 1997010052U JP 1005297 U JP1005297 U JP 1005297U JP 3048830 U JP3048830 U JP 3048830U
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JP1997010052U
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功 中川
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功 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 芳香があって、害虫なども駆除することがで
き、安眠効果の高い枕を提供することである。 【解決手段】 檜の芯部から成るウイスカ状切屑を30
〜70嵩容積%と、檜の表層部から成るカール状切屑7
0〜30嵩容積%を混合した充填物を枕袋2に充填した
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
この考案は、安眠枕に関する。
【0002】
【従来の技術】
枕は、睡眠に対して重要な役割を果している。特に枕に充填する内容物は従来 から様々なものが用いられている。例えば、もみがらやそばがらは熱を吸収する 性能を有するといわれ、安眠に有効とされているが、これらを食する害虫が付く 問題がある。一方、合成樹脂の粒子を用いると、害虫の心配はないが、熱の吸収 性や感触の点で性能が劣る。
【0003】
【考案の課題】
そこで、この考案の課題は、天然の充填物を用いて虫が付かず安眠に有効で感 触の良好な枕を提供することである。
【0004】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、檜の芯部から成る大部分 がウイスカ状の切屑を30〜70嵩容積%と、檜の表層部から成る大部分がカー ル状の切屑70〜30嵩容積%を混合して枕袋に充填したのである。
【0005】
【作用】
ウイスカ状の切屑とカール状の切屑を充填物としているため、クッション性が 良い。そしてテルペンの含有量の多い檜の芯部を用いているため、芳香が高く、 強い防虫作用、消臭作用を有している。
【0006】 また、ウイスカ状及びカール状の切屑を充填物としているため、枕袋の縫目な どから木屑が外部へ遺漏することがない。
【0007】
【実施の形態】
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1及び図2には 、この考案の枕に用いる充填物を示す。充填物は檜、特に吉野檜の切屑であって 、2種類の切屑が用いられる。図1は、檜の芯部から形成した切屑を1aを示す 。切屑1aは、概ね細長いウイスカ(whisker)状になっている、巾は1 〜5mm程度、長さは10〜50mm程度であるが、勿論切屑であるから形状が 揃っているわけではなく不定型なものや破損したものも多く混在している。従っ て大部分がウイスカ状であればよい。この切屑1aは檜の芯部から形成されてい るから、テルペンを多く含有している。そのため特有の芳香が高く、強い防虫・ 殺虫作用、抗カビ・抗菌作用、消臭作用を有する。
【0008】 図2に示す充填物も檜、特に吉野檜の切屑である。この切屑1bは、檜の表層 部から形成され、カール状になっている。長さLは5〜30mm程度、直径は1 〜10mm程度である。この切屑1bは、表層部から成るため、テルペンの含有 量は少ないが、カール状になっており、クッション性が良い。この切屑1bも大 部分がカール状であって、不定型や破損した切屑を含んでいる。
【0009】 これらの切屑1aと1bを混合して枕の充填物とする。混合割合は、嵩容積( 圧縮しない状態の容積)で芯部の切屑1aが30〜70%、切屑1bが70〜3 0%である。切屑1aが30%より少ないと芳香が低く、防虫効果も低下し、7 0%より多いとクッション性が低下する。好ましくは50%である。
【0010】 上記の混合切屑1a、1bを枕袋2に充填する。枕袋2は、編織布、不織布な どから成る図3のような通常の袋である。これをそのまま枕として用いてもよい が、さらにカバーとなる外袋に収納してもよい。図4に外袋3の一例を示す。外 袋3も、編織布、不織布等から成り、隅角部4に紐5がそれぞれ固着され、枕袋 2を挿入するための開口6には、スライドファスナが取り付けられ、開閉自在に なっている。前記紐5は、枕の高さ調節のために用いられる。即ち、図5のよう に、枕袋3の端部に対向する隅角部4、4を引き寄せて、適当な間隔wをもって 紐5、5を互に結束することにより、枕袋2の巾Wが規制され、枕袋2がそれ以 上横に拡がることができないため、枕の高さが制限される。
【0011】
【効果】
この考案によれば、以上のように、枕の充填物として、檜の切屑を用いたので 、その芳香により安眠を助長し、強い消臭作用、防虫作用があるため、害虫特に ダニなどが寝具に繁殖するのを防止することができ健康に極めて良好である。さ らに、カール状の切屑とウイスカ状の切屑を混合して用いることにより、クッシ ョン性が向上し、寝心地がよい。
【0012】 その外、切屑を再利用することによって省資源に役立つなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】切屑の形状を示す斜視図
【図2】切屑の形状を示す斜視図
【図3】枕袋を示す斜視図
【図4】外袋を示す斜視図
【図5】枕の高さ調整機能を示す正面図
【符号の説明】
1a、1b 切屑 2 枕袋 3 外袋 4 隅角部 5 紐 6 開口 L 長さ w 間隔 W 枕の巾

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 檜の芯部から成る大部分がウイスカ状の
    切屑を30〜70嵩容積%と、檜の表層部から成る大部
    分がカール状の切屑70〜30嵩容積%を混合した充填
    物を枕袋に充填した安眠枕。
JP1997010052U 1997-11-13 1997-11-13 安眠枕 Expired - Lifetime JP3048830U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022145468A1 (ja) * 2020-12-28 2022-07-07 高原木材株式会社 木毛及び木毛を利用した製品

Cited By (2)

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