JP3073413B2 - 料金収受システム - Google Patents

料金収受システム

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JP3073413B2
JP3073413B2 JP553595A JP553595A JP3073413B2 JP 3073413 B2 JP3073413 B2 JP 3073413B2 JP 553595 A JP553595 A JP 553595A JP 553595 A JP553595 A JP 553595A JP 3073413 B2 JP3073413 B2 JP 3073413B2
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慶一 森下
通夫 浜名
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有料道路において無線通
信により料金収受を行う料金収受システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年料金所での料金の受渡しの必要のな
い未来の料金収受システムとして、ID情報を記録し、
外部と無線通信可能な非接触式ICカード等の車載機を
利用したシステムが開発されている。
【0003】例えば、図4にその一例を示す。同図にお
いて、41は車両検知装置、42は料金収受装置、43
は車両、44は非接触ICカードからなる車載機、45
は発進検知装置、46はデータ処理装置、51はアンテ
ナ52を有する路上機である。
【0004】車両検知装置41は、車両43を1台毎に
分離する車両分離器48,49と、車両43の軸数を検
出する軸数検知器50とから構成される。車両検知装置
41は車両分離器48,49により通行する車両43を
1台毎に分離検出し、同時に軸数検知器50により車両
43の軸数の検出を行い料金収受装置42に検出信号を
送出する。
【0005】路上機51はアンテナ52が設けられ、ア
ンテナ52により車両43の車載機44からの電波を受
信する。路上機51では車載機44に記録されたID情
報を読み取り、料金収受装置42へ車載機44のデータ
を送信する。
【0006】料金収受装置42はブース収受機53と領
収書発行機54で構成され、ブース収受機53に設けら
れた車種別の押釦を押圧することにより、領収書発行機
54より領収書を発行する。
【0007】発進検知装置45は、車両43の通過検出
を行う車両分離器55,56と車両43の軸数検知を行
う軸数検知器57とから構成され、発進検知装置45で
は通行する車両43の発進完了を検知してシステムを元
の状態へ戻すものである。
【0008】データ処理装置46は、車載機44の処理
データ及びブース収受機53で処理た処理データ等を集
計記録するものである。
【0009】料金表示器58はブース収受機53で処理
した車両の料金額の表示を行い、車載機44で使用する
前払い式カードの利用後の残高、残回数の表示を行うも
のである。
【0010】発進案内信号燈59は、車載機44を持参
している車両43に対して通行の可否を知らせるもので
ある。発進警告灯60は、車載機44を持参している車
両43に対してカード読み取り不良の時点で警告を発す
るものである。監視テレビカメラ61はカード読取不良
の場合に車両33を撮影するものである。
【0011】このような構成のシステムにおいて、路上
機51のアンテナ52からは図3の(a)に示すように
アンテナ送信データとしてアンテナ番号1及び車線番号
2の情報を送信する。(b)はこの状態を示した図で、
アンテナ52からは前述の情報からなる呼掛信号70を
送信する。車載機44がこの信号を受信すると応答信号
71を送信する。この車載機の送信データとしては図3
(a)に示すようにアンテナから受信したデータをその
ままアンテナ番号1とし、更に車載機番号11とからな
る。従来はこのようにアンテナ52から送信した呼掛信
号70に対し、車載機44が応答し、応答信号71を送
信し、この信号をアンテナ52が受信して通過した車載
機の車両を識別し、課金処理を開始するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の料金
収受システムにおいては複数の車線が互に隣接してお
り、隣接する車線間で同時に無線通信を行うと車線間で
干渉し、隣接する送信データにより誤った課金処理を行
う恐れがあった。このような干渉を避けるために従来は
アンテナから放射される電波を時分割(TDMA)方式
として制御し、又、アンテナから放射するパターンによ
り、隣接する車線に電波が漏れないようにしていた。し
かし、完全に干渉を避けることはむずかしく、特にアン
テナの近傍に大型車両が進入すると、電波の反射等の影
響で通信領域が変化し、隣接レーンのアンテナと通信し
て、誤った課金額を収受することがあった。
【0013】図5によりこの状態を説明すると、今、車
線A,B,Cがあり、車線Aに大型車85が走行し、車
線Bに普通車86が並行して走行しており、各アンテナ
75,76,77はそれぞれ車線A,B,Cで80,8
1,82の通信領域を有する。このような状態で例え
ば、アンテナ75から発信した電波90は大型車85に
当り、角部87で屈折して電波91となって隣接する普
通車86の車載機と通信を行うことになる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために、車載機には複数の路上アンテナから
呼掛信号を受信し、これらの受信回数をカウントする手
段を有し、これら情報を応答信号として返送する構成と
し、制御部ではこの応答信号を路上アンテナから受け、
この応答信号に基づいて車載機搭載車両の走行車線を判
別する手段を有する構成とする。
【0015】即ち、本発明は、車両に搭載され、有料道
路料金所入口の複数車線の各路上アンテナからの呼掛信
号を受信し、同路上アンテナごとの呼掛信号受信回数を
カウントする手段を有し、同カウント手段でカウントし
た受信回数を固有の識別番号と共に応答信号として前記
路上アンテナに送信する車載機と、前記路上アンテナの
呼掛信号の送信を制御すると共に同路上アンテナから前
記応答信号を受け、同応答信号における受信回数データ
の中で最も受信回数の多い路上アンテナの情報から前記
車載機搭載車両の走行車線を判別する手段を有する制御
部とを具備してなり、同制御部は判別した車線において
前記識別番号を有する車載機の課金処理を行うことを特
徴とする料金収受システムを提供する。
【0016】
【作用】本発明はこのような手段により、各車線の路上
アンテナからは呼掛信号が送信され、これらの信号は車
載機で受信され、各アンテナごとに受信回数がカウント
され、所定の呼掛信号の最後の信号を受信すると車載機
の識別番号と共にこれら受信回数の情報は応答信号とし
て路上アンテナへ向けて送信される。路上アンテナでは
これら応答信号を受け、制御部に送り、制御部では判別
手段においてこれら応答信号に基づいて受信回数の最も
多い対応路上アンテナを選び、車載機搭載車両が、その
路上アンテナが設置されている車線を走行していると判
別する。その判別結果により、制御部はこの車線におい
て同識別番号を有する車載機の車両に対して課金処理を
行う。
【0017】従って、このような作用により車載機から
の情報を基に車両走行位置を路上側で認識出来るように
なり、認識した車両位置より、通信情報と車両とのリン
クを行い、一時的な電波擾乱が発生しても誤った課金を
抑止する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図1は本発明の一実施例に係る料金収受
システムの構成を示すブロック図である。図において、
110は車載機、120は路上アンテナ、130はアン
テナコントローラである。車載機110は送受信アンテ
ナ20、送受信を切換える切換器21、検波回路22、
復調回路23、カウンタ(1)24、カウンタ(2)2
5、カウンタ(3)26、CPU27、メモリ8及び変
調回路29より構成される。なお、カウンタの数は車線
の数だけ保有するようにし、路上アンテナに対応するカ
ウンタとして機能する。
【0019】路上アンテナ120は本実施例ではアンテ
ナ(1)30、アンテナ(2)31、アンテナ(3)3
2の3車線のアンテナから構成されているが、車線は3
車線以上の複数レーンで構成しても良いことはもちろん
である。
【0020】アンテナコントローラ130はアンテナの
切換器33、送受信回路34、CPU35からなってい
る。
【0021】このような構成のシステムにおいて、アン
テナコントローラ130は、CPU35に制御されて送
受信回路34より切換器33で切換えられ、各車線のア
ンテナ30,31,32から呼掛信号を発信する。車両
が走行し、車載機110がアンテナとの通信領域で呼掛
信号を受信すると、送受信アンテナ20でその信号を受
信し、切換器21が受信に切換えられて検波回路22で
検波され、復調回路23で復調され、その信号は信号中
のアンテナ番号情報により選別され、該当するカウンタ
24,25,26のいずれかをカウントアップすると共
にCPU27に入る。このようにして車載機110のア
ンテナ20で受信される呼掛信号すべてを受信し、それ
らの信号中のアンテナ番号の情報より、対応するカウン
タをカウントアップしてゆく。車載機110のアンテナ
20が最後に呼掛信号を受けると、この信号に対応する
カウンタを前述のようにカウントアップし、CPU27
はその結果をメモリ28内に記録している車載機固有の
番号と共にそのアンテナに対して後述するように応答信
号として変調回路29に送り、ここで変調され、切換器
21を送信モードとして送受信アンテナ20より送信す
る。
【0022】車載機からの応答信号を受けた路上アンテ
ナ120はこの信号をアンテナコントローラ130に送
る。コントローラ130では切換器33を受信モードに
して送受信回路34で受信し、CPU35に送る。CP
U35ではこれらカウンタの受信回数と対応するアンテ
ナ番号とを比較して最も多く受信したアンテナ番号が車
載機に最も近く、その車両が走行している車線であると
判定し、そのアンテナで課金処理を開始することにな
る。
【0023】図2は前述の状況を示す図である。(a)
においては、アンテナの送信データとしてはアンテナ番
号1、車線番号2を送信する。車載機が送信するデータ
としては最後に呼掛を受け、送信するアンテナ番号1、
自身の車載機番号11、カウンタの内容からの受信アン
テナ番号12−1とその受信回数13−1、次の受信ア
ンテナ番号12−2とその受信回数13−2、等であ
る。
【0024】図2(b)はその信号を示すもので、アン
テナは2式の例で示している。アンテナ(1)からは呼
掛信号15,16を発し、アンテナ(2)からは呼掛信
号17を発している。車載機では車線(1)のアンテナ
(1)からの呼掛番号15,16に対し、2回受信し、
車線(2)のアンテナ(2)からの信号17に対して1
回受信している。車載機があらかじめ定められたアンテ
ナからの発信回数の最後の信号を受信した後、応答信号
18をその近くのアンテナに向けて送信する。この応答
信号の内容は前述の(a)に示す通りである。この応答
信号18はアンテナ(1)で受信され、前述のようにア
ンテナコントローラ130のCPU35で処理され、車
線が判定されるものである。
【0025】このような実施例によれば、車載機110
からのカウンタの情報に基づいて、これら情報を路上ア
ンテナ120で受け、路上側のアンテナコントローラ1
30で車両走行位置を認識でき、認識した車両位置よ
り、通信情報と車両との対応付けを行い、課金処理をす
るので隣接する車線で電波の反射や屈折により一時的に
電波が混乱しても誤った課金処理が防止され、システム
の信頼性が向上するものである。
【0026】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
においては、車載機には複数の路上アンテナから呼掛信
号を受信し、これらの受信回数をカウントする手段を有
し、これら情報を応答信号として返送する構成とし、制
御部ではこの応答信号を路上アンテナから受け、この応
答信号に基づいて車載機搭載車両の走行車線を判別する
手段を有する構成としたので次のような効果を有するも
のである。 (1)車載機からの情報を基に車両走行位置を路上側で
認識出来、走行車線での正しい課金処理ができる。 (2)認識した車両位置より、通信情報と車両とのリン
クを行い、隣接する車線との間で一時的な電波擾乱が発
生しても誤った課金を抑止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る料金収受システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る料金収受システムのデ
ータの説明図で、(a)はアンテナと車載機の送信デー
タを、(b)はアンテナと車載機間の信号の送受を示
す。
【図3】従来の料金収受システムのデータの説明図で、
(a)はアンテナと車載機の送信データ、(b)はアン
テナと車載機間の信号の送受を示す。
【図4】従来の料金収受システムの構成を示す斜視図で
ある。
【図5】料金収受システムでの一般的な電波の擾乱状況
を示す説明図である。
【符号の説明】
15,16,17 呼掛信号 18 応答信号 20 送受信アンテナ 21 切換器 22 検波回路 23 復調回路 24,25,26 カウンタ 27 CPU 28 メモリ 30,31,32 アンテナ 33 切換器 34 送受信回路 35 CPU 110 車載機 120 路上アンテナ 130 アンテナコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−290323(JP,A) 特開 平6−243385(JP,A) 特開 平6−13933(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 11/00 - 17/04 G06F 17/00 G06F 19/00 G06F 17/60 H04B 1/00 H04B 1/30 H04B 1/59 H04B 1/72 H04B 11/00 - 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、有料道路料金所入口の
    複数車線の各路上アンテナからの呼掛信号を受信し、同
    路上アンテナごとの呼掛信号受信回数をカウントする手
    段を有し、同カウント手段でカウントした受信回数を固
    有の識別番号と共に応答信号として前記路上アンテナに
    送信する車載機と、前記路上アンテナの呼掛信号の送信
    を制御すると共に同路上アンテナから前記応答信号を受
    け、同応答信号における受信回数データの中で最も受信
    回数の多い路上アンテナの情報から前記車載機搭載車両
    の走行車線を判別する手段を有する制御部とを具備して
    なり、同制御部は判別した車線において前記識別番号を
    有する車載機の課金処理を行うことを特徴とする料金収
    受システム。
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JP2009210516A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Fuji Xerox Co Ltd 移動***置検出装置、移動***置検出システム及びプログラム
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