JP3069006B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3069006B2
JP3069006B2 JP6172764A JP17276494A JP3069006B2 JP 3069006 B2 JP3069006 B2 JP 3069006B2 JP 6172764 A JP6172764 A JP 6172764A JP 17276494 A JP17276494 A JP 17276494A JP 3069006 B2 JP3069006 B2 JP 3069006B2
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博司 川本
善樹 市川
二三十 溝口
正利 兼重
孝 宮路
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0802Arrangements for agitating or circulating developer material
    • G03G2215/0816Agitator type
    • G03G2215/0819Agitator type two or more agitators
    • G03G2215/0822Agitator type two or more agitators with wall or blade between agitators

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  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の電子写真装
置における感光体表面の静電潜像を可視化するため、ト
ナーおよびキャリアから成る二成分現像剤を収納してト
ナーを上記感光体表面に供給する現像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば乾式複写機等においては、キャリ
アとトナーとからなる二成分現像剤で感光体表面の静電
潜像の可視化(現像)を行う現像装置が多用されてい
る。このような現像装置において、トナーは現像動作に
よって消費されていく一方、キャリアは消費されずに現
像装置内に残る。したがって、現像装置内でトナーと共
に攪拌されるキャリアは攪拌頻度が多くなるにつれて、
表面の樹脂コート層の剥がれや、表面へのトナーの粘着
といった事態が生じて劣化し、このために、現像剤の帯
電性能が徐々に低下する。
【0003】そこで、現像動作によって消費されるトナ
ーの補給とは別に、現像装置内にキャリアも少量ずつ補
給して、帯電性能の低下を抑制できるようにした装置
が、例えば特開平1−267670号公報に開示されて
いる。この公報には、キャリアとトナーとからなる現像
剤により現像を行う現像装置において、現像装置の所定
位置に現像剤を排出する現像剤排出開口部を設け、複写
に伴って現像剤供給手段により新しい現像剤を現像装置
に供給すると共に、現像剤の供給によって過剰となった
現像剤を現像剤排出開口部より排出することにより、現
像剤の劣化を防止し、常に安定した現像剤により、良好
な画像を形成する、所謂現像剤逐次交換方式現像装置が
開示されている。このような補給・排出が逐次繰返され
ることによって、現像槽内の劣化現像剤は、新たに供給
されるトナーおよびキャリアに置換されていき、これに
よって、帯電性能を維持し、複写画質の低下を抑えるよ
うになっている。
【0004】また、上記現像槽内には、トナー濃度を検
出するトナー濃度センサが設けられており、このトナー
濃度センサの出力によりトナーが現像槽内に補給され、
現像槽内のトナー濃度を一定に保つようになっている。
また、上記トナー濃度センサとして、現像剤中のキャリ
アに接触してその透磁率を検出する透磁率センサが用い
られている。この場合には、検出された透磁率からキャ
リアに対するトナーの比率が検出するようになってお
り、このトナー比率の増減によりトナーを補給するか否
かが制御され、現像槽内のトナー濃度を一定に保つよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記透磁率
センサによって検出される透磁率は、一定体積中に含ま
れるキャリア量によって決まるので、トナーとキャリア
との混合比率が一定であっても、現像剤の密度が変化す
れば透磁率が変わる。このため、現像装置の傾斜等によ
って、現像槽内の現像剤量が変化して現像剤密度が変わ
れば、透磁率センサに接するキャリア量が変化し、現像
剤のトナー濃度の判定が誤ったものとなる虞がある。
【0006】例えば、複写機の移動等により現像装置が
傾斜して現像槽内の現像剤量が減少したとき、透磁率セ
ンサに接するキャリア量の減少によって正確なトナー比
率を検出することができず、トナー比率が低下し、画像
濃度が低下するという問題が生じる。
【0007】一方、複写機の移動等により現像装置が傾
斜して現像槽内の現像剤量が増加したとき、透磁率セン
サに接するキャリア量の増加によって正確なトナー比率
を検出することができず、適正量に対してトナー過多の
状態となって画質に悪影響を与え、複写画質が低下する
という問題が生じる。
【0008】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、現像装置の傾斜による現像槽
内の現像剤量の変化に影響されずに、トナー濃度センサ
の検出レベルを一定に保ち、これによって、現像槽内の
トナー濃度を一定に保ち、複写画像を良好に維持し得る
現像装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の現像装置は、ト
ナーおよびキャリアから成る現像剤を収納する現像槽
に、現像槽内の現像剤を回転して攪拌すると共に搬送し
てなる攪拌手段および現像剤を感光体に供給する現像ロ
ーラが各々回転自在に設けられ、上記現像槽内に設けら
れたトナー濃度検出手段の検出出力に応じて、現像剤が
現像剤補給部から現像槽に逐次補給される一方、現像槽
内の現像剤が現像槽内に形成された現像剤排出開口部か
ら排出される現像装置において、上記トナー濃度検出手
、現像槽の底面に設けられると共に上記撹拌手段
が、現像剤を上記トナー濃度検出手段の配設位置近傍に
集約搬送するように形成され、上記現像槽の底面には、
上記撹拌手段の回転軸方向に現像剤をせき止めて溢れ出
させる溢出部材が、上記トナー濃度検出手段を挟むよう
に設けられていることを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明の現像装置によれば、撹拌手段が、現像
剤をトナー濃度検出手段の配設位置近傍に集約搬送する
ように形成されていることで、強制的にトナー濃度検出
手段近傍に現像剤を搬送することができる。
【0011】しかも、上記現像槽の底面には、上記撹拌
手段の回転軸方向に現像剤をせき止めて溢れ出させる溢
出部材が、上記トナー濃度検出手段を挟むように設けら
れていることにより、搬送された現像剤をトナー濃度検
出手段近傍の溢出部材間に集めて溢れ出せることができ
る。
【0012】これにより、トナー濃度検出手段近傍に集
められた現像剤は、該トナー濃度検出手段を挟むように
して設けられた溢出部材によってせき止められるので、
現像装置が傾斜しても該トナー濃度検出手段近傍の現像
剤量の変化を抑えることができる。
【0013】したがって、トナー濃度検出手段近傍の現
像剤量を他の現像槽内の現像剤量よりも多くすることが
できると共に、現像装置の傾きによる現像剤量の変動を
小さくすることができるので、常に、安定したトナー濃
度検出手段による検出信号を得ることができる。この結
、現像槽内の現像剤量の変化に影響されずに、より正
確なトナー濃度を検出することができ、この結果、複写
画像を良好に維持することができる。
【0014】
【実施例】〔実施例1〕 本発明の実施例について説明する前に、本発明の現像装
置の前提となる一般的な現像装置について図1ないし図
8に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0015】本発明の前提となる現像装置を適用して構
成された複写機は、図4に示すように、上面部に原稿載
置台1が設けられ、この原稿載置台1の下に露光光学系
2が配設されている。この露光光学系2は、原稿載置台
1上に載置された原稿(図示せず)に光を照射しながら
走査する光源ランプ3、原稿からの反射光を感光体4に
導く複数の反射鏡5…、および反射光の光路中に配され
たレンズユニット6から成っている。
【0016】感光体4の外周には、その表面を所定電位
に帯電させる帯電チャージャ7、像間イレーサ(図示せ
ず)、感光体4表面に形成された静電潜像を現像する現
像装置8、感光体4表面のトナー像を用紙に転写させる
転写チャージャ9、感光体4表面の残留トナーを回収す
るクリーニング装置10および除電装置(図示せず)等
が設けられている。また、感光体4に対する入紙側に
は、用紙を所定のタイミングで供給するタイミングロー
ラ11、搬送ローラ12、給紙カセット13および給紙
ローラ14が設けられる一方、感光体4に対する出紙側
には、用紙上に転写されたトナー像を用紙に定着させる
定着装置15が設けられている。
【0017】また、上記現像装置8は、図1ないし図3
に示すように、容器状の現像槽16を有し、この現像槽
16の内部には、マグネットローラより成る現像ローラ
17と、第2攪拌手段としての攪拌スクリュー18と、
第1撹拌手段としてのアジテータ19と、搬送手段とし
ての第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送スクリュ
ー20bとが回転自在に配設されている。
【0018】上記の現像ローラ17、攪拌スクリュー1
8、アジテータ19、第1搬送スクリュー20aおよび
第2搬送スクリュー20bは、図3に示すように、それ
ぞれ矢印方向に回転するようになっている。これによ
り、現像槽16上部に配設された現像剤供給ユニット
(現像剤補給部)25から供給された現像剤は、第1搬
送スクリュー20aおよび第2搬送スクリュー20bに
よって矢印C方向に搬送され、アジテータ19および攪
拌スクリュー18によって搬送された現像剤と共に撹拌
されるようになっている。したがって、アジテータ19
および攪拌スクリュー18は、現像槽16内の現像剤を
撹拌すると共に、搬送する手段となっている。
【0019】この現像槽16内に収容されている現像剤
はキャリアとトナーとからなり、磁性体からなるキャリ
アは、表面にトナーの粘着を抑制する樹脂コート層を有
している。このキャリアとトナーとが攪拌スクリュー1
8によって攪拌されると、トナーは摩擦帯電する。現像
ローラ17は、キャリアを磁力によって吸着し、磁気ブ
ラシを形成させて搬送することにより、キャリアにクー
ロン力によって付着したトナーが感光体4に供給され、
感光体4の静電潜像に吸着されて、現像が行われる。
【0020】現像槽16の上壁部には、図1に示すよう
に、現像剤の補給用開口16aが形成され、この補給用
開口16aに、上記現像剤供給ユニット25が上方から
嵌着されている。この現像剤供給ユニット25は、内部
がトナー収納室とキャリア現像剤収納室との二室に仕切
られている。一方のトナー収納室にはトナーが収納され
ており、他方のキャリア現像剤収納室には、キャリアの
みからなる現像剤、若しくはキャリアにトナーが所定比
率で混合された現像剤(以下、キャリア現像剤という)
が収納されている。
【0021】一方、現像槽16の側壁部には、現像剤溢
出口23aが形成された現像剤排出部23が設けられて
いる。この現像剤排出部23は、上記現像剤溢出口23
aからオーバーフローした現像剤を図示しない現像剤回
収容器に排出するようになっている。
【0022】上記の各収納室の底部には、図5に示す制
御装置32により駆動制御されるトナー補給ローラ21
とキャリア現像剤補給ローラ22とがそれぞれ設けられ
ており、トナー補給ローラ21が回転駆動されることに
よって、トナー収納室内のトナーが、また、キャリア現
像剤補給ローラ22が回転駆動されることによって、キ
ャリア現像剤収納室内のキャリア現像剤が、各ローラ2
1・22の駆動時間に応じた量だけ、それぞれ流下して
補給用開口16aから現像槽16内へと供給され、第1
搬送スクリュー20aおよび第2搬送スクリュー20b
によりアジテータ19および撹拌スクリュー18側に搬
送される。
【0023】また、現像槽16内部には、現像槽16内
のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段としてのト
ナー濃度センサ34が設けられている。このトナー濃度
センサ34は、透磁率センサとして、例えば日立金属株
式会社製の磁気ブリッジ方式トナーセンサが使用されて
いる。この磁気ブリッジ方式トナーセンサは、本説明
おいて使用されている磁性体(キャリア)と非磁性体
(トナー)との混合剤である2成分系現像剤に対して、
磁性キャリアと非磁性トナーとの混合比率による見掛け
透磁率の変化を検知し、電気信号に変換するものであ
る。
【0024】つまり、上記の現像剤の見掛け透磁率は、
一定体積中に占めるキャリアの量により決定されるもの
であり、通常の使用条件では、一定体積中のキャリアの
量はトナーとキャリアの混合比率によって決定される。
例えば、トナー濃度センサ34に接触するキャリア量が
少ないと、見掛けの透磁率が小さくなり、トナー比率が
高いと検出され、トナー濃度センサ34に接触するキャ
リア量が多いと、見掛けの透磁率が大きくなり、トナー
比率が低いと検出される。
【0025】このトナー濃度センサ34の検出信号は、
図5に示す制御装置32に出力され、この検出信号に基
づいて現像剤供給ユニット25のトナー補給ローラ21
とキャリア現像剤補給ローラ22とが駆動され、現像槽
16内にトナーあるいはキャリア現像剤を補給するよう
になっている。
【0026】また、上記トナー濃度センサ34は、図3
に示すように、現像槽16内の、アジテータ19の下方
に配設されている。これにより、現像槽16内の現像剤
量の増減に関わらず、常に、均一に撹拌された現像剤が
トナー濃度センサ34に接触するようになっている。
【0027】さらに、上記アジテータ19は、図3に示
す矢印方向に回転した場合に、図1に示すように、トナ
ー濃度センサ34を中心にして、現像剤を矢印B方向に
搬送するように形成されたスクリューを有する第1撹拌
部19aと、現像剤を矢印A方向に搬送するように形成
されたスクリューを有する第2撹拌部19bとで構成さ
れている。これにより、アジテータ19で撹拌された現
像剤は、第1撹拌部19aによって矢印B方向に搬送さ
れる一方、第2撹拌部19bによって矢印A方向に搬送
される。したがって、アジテータ19が回転して現像剤
を撹拌することにより、現像剤がトナー濃度センサ34
の配設位置に集中して搬送される。このため、トナー濃
度センサ34は、現像槽16内の現像剤の増減の影響を
受けずに、常に一定量の現像剤と接触することができ
る。
【0028】ここで、現像槽16内における現像剤の搬
送について、図1および図3を参照しながら説明する。
【0029】まず、トナー濃度センサ34の検出信号に
基づいて、現像剤供給ユニット25のトナー補給ローラ
21あるいはキャリア現像剤補給ローラ22が回転し
て、トナーあるいはキャリア現像剤が現像槽16の補給
用開口16aから供給される。
【0030】次に、現像槽16の補給用開口16aから
供給された現像剤は、第1搬送スクリュー20aによっ
て矢印A方向に搬送されると共に、第2搬送スクリュー
20bによって矢印B方向に搬送される。さらに、現像
剤は、これら第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送
スクリュー20bによって矢印C方向に搬送され、アジ
テータ19の配設位置まで搬送される。
【0031】次いで、アジテータ19の配設位置まで搬
送された現像剤は、アジテータ19の回転によってトナ
ーとキャリアとが均一に混合されるように撹拌される。
このとき、攪拌スクリュー18側で撹拌された現像剤と
第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送スクリュー2
0bによって搬送された新現像剤とが混合されるように
なっている。また、アジテータ19によって混合された
現像剤は、アジテータ19の第1撹拌部19aおよび第
2撹拌部19bによって、トナー濃度センサ34の配設
位置まで搬送される。
【0032】その後、アジテータ19から矢印C方向に
溢れた現像剤は、攪拌スクリュー18によって十分に撹
拌され、トナーを摩擦帯電させる。この後、現像ローラ
17は、キャリアを磁力によって吸着し、磁気ブラシを
形成させて搬送することにより、キャリアにクーロン力
によって付着したトナーが感光体4に供給され、感光体
4の静電潜像に吸着されて、現像が行われる。
【0033】一方、現像槽16内で過剰となった現像剤
は、アジテータ19によって現像剤排出部23まで搬送
され、現像剤排出部23の現像剤溢出口23aから外部
に排出される。
【0034】尚、上記の現像ローラ17、攪拌スクリュ
ー18、アジテータ19、第1搬送スクリュー20aお
よび第2搬送スクリュー20bの駆動制御は、制御装置
32によって行われる。
【0035】また、上記制御装置32には、図示しない
傾きセンサにより傾斜許容限度を超えた現像装置8の傾
き状態が検知されたとき、その傾き状態を報知する警告
手段としての発光ダイオードからなるアラームランプ3
5が接続されている。
【0036】次に、上記構成の複写機におけるコピー動
作について説明する。
【0037】電源スイッチ(図示せず)がONされる
と、まずウォーミングアップ処理が行われる。これが完
了した後に後述するコピースタートスイッチ31がON
されると、露光光学系2の光源ランプ3によって原稿載
置台1上に載置された原稿が走査される。このときの原
稿からの反射光が反射鏡5…およびレンズユニット6を
介して感光体4に照射され、帯電チャージャ7にて所定
電位に帯電されている感光体4の表面に静電潜像が形成
される。次いで、この静電潜像は現像装置8から供給さ
れるトナーによって現像される。感光体4表面のトナー
像は、転写チャージャ9により給紙カセット13から供
給される用紙に転写され、定着装置15にて用紙上に熱
定着される。これにより、用紙上に原稿画像に対応した
コピー画像が形成される。
【0038】このような一連の複写動作を制御するため
に、上記したマイクロコンピュータから成る制御装置3
2が本複写機に設けられており、この制御装置32に、
上記コピースタートスイッチ31のON操作信号が入力
されるようになっている。また、複写動作の累積回数を
カウントする複写カウンタ33がさらに設けられ、この
カウント値(以下、コピーカウント値という)nも上記
制御装置32に入力されるようになっている。
【0039】上記のような複写動作が繰返されると、現
像装置8の現像槽16内に収納されている現像剤中のト
ナーは徐々に消費され、キャリアに対するトナーの比
率、すなわちトナー濃度が低下していく。このトナー濃
度センサ34の出力に基づくトナー補給ローラ21の駆
動制御が、上記制御装置32によってさらに行われる。
すなわち、トナー濃度センサ34での検出信号が、現像
に必要な適正範囲の下限値まで下がったことが検知され
ると、トナー補給ローラ21の駆動を開始する。これに
より、現像剤補給ユニット25のトナー収納室内のトナ
ーが現像槽16内に補給され、現像槽16内のトナー濃
度が上昇する。そして、このトナー濃度が上記の適正範
囲の上限値に達したことが検知されると、トナー補給ロ
ーラ21の駆動を停止する。このような制御によって、
現像槽16内のトナー濃度は、上記適正範囲内で維持さ
れる。
【0040】上記のように補給されるトナーは、現像槽
16内の現像剤と攪拌され、一定の帯電量に制御され
て、感光体4へと供給され、現像に使用される。一方、
現像剤中のキャリアは減少することはなく、繰返し使用
されるために、現像ローラ17や攪拌スクリュー18で
の攪拌、および感光体4との接触で徐々に劣化してい
く。このようにキャリアが劣化していくと、トナーに所
定の帯電量を付与し得なくなり、画質の低下を生じるこ
ととなる。そこで、現像槽16内にキャリアをも新たに
補給し、現像槽16内の劣化したキャリアと置換してい
くことで、上記のような帯電性能の低下が抑えられる。
このために、前記のキャリア現像剤収納室からキャリア
現像剤を補給し、かつ、現像槽16内の現像剤を排出す
る補給・排出制御も、上記制御装置32で行うようにな
っている。
【0041】ところで、トナー濃度センサ34として使
用している磁気ブリッジ方式トナーセンサは、トナーと
キャリアの混合比率が一定であっても、現像剤そのもの
の密度が変われば一定体積中のキャリア量が変化し、こ
れによって、現像剤の見掛けの透磁率が変わる。この場
合、磁気ブリッジ方式トナーセンサでは、現像剤の密度
が変化したのかトナーとキャリアの混合比率が変化した
のか区別をすることができず、現像槽16内のトナー濃
度を誤検出してしまう虞がある。このため、トナー濃度
センサ34近傍の現像剤の密度を常に一定に保つ必要が
ある。
【0042】また、一般に、現像槽に形成された現像剤
溢出口からオーバーフローして現像剤を排出する現像剤
逐次交換方式の現像装置では、現像装置の傾きにより、
現像剤溢出口が基準位置よりも低くなった場合に、現像
剤溢出口からの現像剤の排出量が増加し、現像槽内の現
像剤量が減少し、また、現像剤溢出口が基準位置よりも
高くなった場合には、現像剤溢出口からの現像剤の排出
量が減少し、現像槽内の現像剤量が増加する。この結
果、トナー濃度センサ近傍の現像剤量が変化し、現像剤
の密度も変化する。
【0043】つまり、現像槽内の現像剤量が減少した場
合には、トナー濃度センサ近傍の現像剤の密度が小さく
なり、透磁率も小さくなるので、トナー濃度センサのセ
ンサ出力値も小さくなり、正常なトナー濃度であっても
オーバートナーと検出する。そして、トナー濃度センサ
のセンサ出力値により、現像槽内のトナー濃度が正常で
あると判断されるまで、現像剤を補給しないようになっ
ている。このため、現像槽内のトナー濃度が正常である
と判断されたときには、実際のトナー濃度が小さくなっ
ており、現像槽内はアンダートナー状態となっている。
【0044】また、現像槽内の現像剤量が増加した場合
には、トナー濃度センサ近傍の現像剤の密度が大きくな
り、透磁率も大きくなるので、トナー濃度センサのセン
サ出力値も大きくなり、正常なトナー濃度であってもア
ンダートナーと検出する。そして、トナー濃度センサの
センサ出力値により、現像槽内のトナー濃度が正常であ
ると判断されるまで、現像剤を補給するようになってい
る。このため、現像槽内のトナー濃度が正常であると判
断されたときには、実際のトナー濃度が大きくなってお
り、現像槽内はオーバートナー状態となっている。
【0045】また、本説明において、現像装置8は、現
像槽16内での初期の現像剤量を480gとすれば、複
写機が1°傾けば、現像剤量が減少したときには400
gとなり、現像剤量が増加したときには560gとな
る。このように、複写機が1°傾くだけで、初期の現像
剤量が約17%変化し、この結果、トナー濃度センサに
対する影響、即ち現像剤密度の変化が大きくなり、現像
槽16内のトナー濃度に大きく影響を与えることにな
る。
【0046】ところが、上記の構成の現像装置では、現
像槽16内の現像剤をアジテータ19によってトナー濃
度センサ34の配設位置近傍に集約搬送するようになっ
ているので、トナー濃度センサ34近傍の現像剤量を他
の現像槽16内よりも多くすることができる。これによ
って、現像装置8が傾斜して現像槽16内の現像剤量が
変化しても、トナー濃度センサ34近傍の現像剤量の変
化量は小さくなるので、現像槽16内における現像剤量
が変化してもトナー濃度センサ34近傍での現像剤の密
度変化は小さく抑えられる。このため、トナー濃度セン
サ34によって常に、より正確な現像槽16内のトナー
濃度を検出することができる。
【0047】したがって、トナー濃度センサ34近傍の
現像剤の密度を常に一定に保つことができるので、トナ
ー濃度センサ34の出力値によるトナー濃度制御を正確
に行うことができる。
【0048】ここで、上記構成現像装置8において、
現像槽16内の現像剤重量変化値(g)とトナー濃度セ
ンサ34によるトナー濃度センサ出力値(V)との関係
を図6に示す。
【0049】但し、上記の現像装置8では、現像ローラ
17の回転数を292rpm、攪拌スクリュー18の回
転数を120.9rpm、アジテータ19の回転数を1
67.9rpm、第1搬送スクリュー20aおよび第2
搬送スクリュー20bの回転数を167.9rpmと
し、それぞれの部材の回転方向は、図3に示す矢印方向
とする。また、攪拌スクリュー18の撹拌板のピッチは
23.5mm、アジテータ19のスクリューのピッチは
18mm、第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送ス
クリュー20bのスクリューのピッチは16mmとす
る。さらに、現像槽16に収納された初期の現像剤量を
480gとする。尚、現像剤の搬送速度が早い程(極端
に早い場合には、現像剤の分布が不均一となり不適)、
現像剤量が多い程、現像装置が大きい程、現像剤量の変
化に対する影響が少なくなる。
【0050】また、図6に対する比較例として、図7に
示す現像装置8’を使用した場合の現像槽16内の現像
剤重量変化値(g)とトナー濃度センサ34によるトナ
ー濃度センサ出力値(V)との関係を図8に示す。
【0051】図7に示す現像装置8’は、上記構成の現
像装置8に備えられたアジテータ19に換えてアジテー
タ19’を使用している。このアジテータ19’は、長
手方向に延設されたフィンが複数枚設けられた構成をし
ており、回転数はアジテータ19と同じである。また、
現像装置8’のその他の部材は、現像装置8と同様とす
る。
【0052】以上のことから、現像槽16に収納された
現像剤が初期状態にあるときから、複写機が約3°傾け
ば、現像槽16内の現像剤量が±60g変化した場合の
トナー濃度センサ出力値は、比較例の現像装置8’で
は、図8に示すように、±0.2V〜0.25V変化す
る。この変化値は、トナー濃度に換算すると約1%の変
化となる。これは、現像剤中のトナー濃度は4%〜6%
であることから、トナー濃度が1%変化すれば、トナー
濃度の増加によるトナーかぶり、トナー飛散、キャリア
上がり等の不具合が生じる一方、トナー濃度の減少によ
る画像のかすれ等の不具合が生じる。
【0053】一般に、現像剤中のトナー濃度が変化した
場合に、最も影響が現れるのは、黒ベタ画像の場合であ
り、トナー濃度が薄くなりすぎると、黒ベタが薄くな
る。このため、必要とされる画像濃度を得るためには、
複写画像全体が黒っぽくなる。このような、画像の黒ベ
タ濃度を測定するものとして、例えばマクベス濃度計が
あり、通常の画像を得るだけの黒ベタ濃度は、マクベス
濃度計による濃度値が1.3以上必要である。このとき
の濃度値1.3は0.5%のトナー濃度の変化値に相当
する。
【0054】現像剤の使用初期段階では、現像剤中のト
ナー濃度の変化が1%程度あっても複写画像に対する影
響は少ないが、現像剤の使用に伴い、現像剤中のキャリ
アおよびトナーが劣化すると、トナー濃度変化が1%程
度では複写画像に対する影響が多くなる。このため、現
像剤のライフを考慮して、複写画像を良好に維持するに
は、現像剤中のトナー濃度変化を0.5%程度に抑える
ことが望ましい。
【0055】したがって、上記のようなトナー濃度の変
化による不具合を生じさせないためには、トナー濃度の
変化は0.5%以下にする必要がある。
【0056】一方、現像槽16に収納された現像剤が初
期状態にあるときから、複写機が約3°傾けば、現像槽
16内の現像剤量が±60g変化した場合のトナー濃度
センサ出力値は、上記構成の現像装置8では、図6に示
すように、±0.08V〜0.12V変化する。この変
化値は、上記の比較例の現像装置8’でのトナー濃度セ
ンサ出力値の半分であり、トナー濃度に換算すれば、約
0.5%となる。
【0057】したがって、上記構成の現像装置8では、
現像槽16内の現像剤中のトナー濃度の変化を小さくす
ることができるので、トナー濃度の増減によるトナーか
ぶりやトナー飛散等の不具合を無くすことができ、この
結果、複写画像を良好に維持することができる。
【0058】以上のことから、上記の構成の現像装置8
では、現像槽16内の現像剤をアジテータ19によって
トナー濃度センサ34の配設位置近傍に集約搬送するよ
うになっているので、現像装置8が傾斜して現像槽16
内の現像剤量が変化しても、トナー濃度センサ34近傍
の現像剤量の変化量は小さくなる。
【0059】これにより、トナー濃度センサ34近傍の
現像剤の密度を常に一定に保つことができるので、トナ
ー濃度センサ34の出力値によるトナー濃度制御を正確
に行うことができ、この結果、複写画像を良好に維持す
ることができる。
【0060】また、本発明の前提となる構成の他の現像
装置28について図9ないし図11に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。尚、上記現像装置8と同一の機
能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明は
省略する。
【0061】図9に示すように、現像装置28は、図1
に示す現像装置8のアジテータ19に換えて、アジテー
タ29を使用している。上記のアジテータ29は、軸に
対して直交、且つ長手方向に延設された複数のフィン2
9a…によって構成された撹拌手段である。
【0062】このアジテータ29の下方側の現像槽16
の底面には、図10に示すように凹部30が形成されて
いる。この凹部30は、図11(a)に示すように、矢
印A・B方向に100mm、図11(b)に示すよう
に、矢印C・D方向に20mm、深さ3mmの略直方体
形状となっている。そして、この凹部30のほぼ中央に
は、トナー濃度センサ34が配設されている。このトナ
ー濃度センサ34は、上部の現像剤との接触面、即ち検
知面が凹部30の底面とほぼ同一面となるようになって
いる。このときの現像剤レベルは、現像槽16の凹部3
0以外の底面からの高さを12mmとする。
【0063】上記構成の現像装置28の現像剤の搬送に
ついて、図9および図10を参照しながら説明する。
尚、現像ローラ17、攪拌スクリュー18、アジテータ
29、第1搬送スクリュー20a、第2搬送スクリュー
20bは、図10に示すように、各矢印方向に回転する
ものとする。
【0064】まず、トナー濃度センサ34の検出信号に
基づいて、現像剤供給ユニット25のトナー補給ローラ
21あるいはキャリア現像剤補給ローラ22が回転し
て、トナーあるいはキャリア現像剤が現像槽16の補給
用開口16aから供給される。
【0065】次に、現像槽16の補給用開口16aから
供給された現像剤は、第1搬送スクリュー20aによっ
て矢印A方向に搬送されると共に、第2搬送スクリュー
20bによって矢印B方向に搬送される。さらに、現像
剤は、これら第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送
スクリュー20bによって矢印C方向に搬送され、アジ
テータ29の配設位置まで搬送される。
【0066】次いで、アジテータ29の配設位置まで搬
送された現像剤は、アジテータ29の回転によってトナ
ーとキャリアとが均一に混合されるように撹拌される。
このとき、攪拌スクリュー18側で撹拌された現像剤と
第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送スクリュー2
0bによって搬送された新現像剤とが混合されるように
なっている。また、アジテータ29によって混合された
現像剤は、アジテータ29の下方の現像槽16底面に形
成された凹部30に集まり、トナー濃度センサ34の配
設位置まで搬送される。
【0067】その後、アジテータ29から矢印C方向に
溢れた現像剤は、攪拌スクリュー18によって十分に撹
拌され、トナーを摩擦帯電させる。この後、現像ローラ
17は、キャリアを磁力によって吸着し、磁気ブラシを
形成させて搬送することにより、キャリアにクーロン力
によって付着したトナーが感光体4に供給され、感光体
4の静電潜像に吸着されて、現像が行われる。
【0068】一方、現像槽16内で過剰となった現像剤
は、アジテータ29によって現像剤排出部23まで搬送
され、現像剤排出部23の現像剤溢出口23aから外部
に排出される。
【0069】このように、現像槽16の凹部30のほぼ
中央にトナー濃度センサ34を設けることで、トナー濃
度センサ34の配設位置近傍が現像槽16の他の底面よ
り窪んだ形状となり、現像剤が集中して搬送されるよう
になる。これによって、現像槽16内の現像剤量が変化
しても、トナー濃度センサ34近傍の現像剤密度の変化
を小さくすることができる。したがって、トナー濃度セ
ンサ34の出力値をより正確な値とすることができるの
で、現像槽16内のトナー濃度を一定に保つことがで
き、複写画像を良好に維持することができる。
【0070】尚、上記の現像装置28において、本願発
明者が実験を行ったところ、凹部30の深さが2mmよ
りも小さければ、凹部30に現像剤が集まり難くなり、
現像槽16内の現像剤量の変化によってトナー濃度セン
サ34近傍の現像剤密度も変化する。このため、適切な
トナー濃度センサ出力値を得ることができず、複写画像
を良好に維持することができない。また、凹部30の深
さが3mmよりも大きければ、凹部30上の現像剤の流
れが悪くなり、凹部30に現像剤が滞留している状態と
なる。このような場合、トナー濃度センサ34に接触す
る現像剤は、常に同じ現像剤となるので、トナー濃度変
化を的確に検出することができず、複写画像を良好に維
持することができない。
【0071】また、凹部30の深さを2mm以上3mm
以下の範囲に設定することで、凹部30は、現像槽16
の他の部分よりも約25%深くなり、現像剤が滞留しな
い程度に現像剤を集まり易くしている。これによって、
現像槽16内の現像剤量変化に影響されることなく、常
に一定の密度の現像剤をトナー濃度センサ34に接触さ
せることができるので、トナー濃度センサ34のトナー
濃度センサ出力値を常に適切な値にすることができる。
【0072】以上のことから、複写画像を良好に維持す
るためには、トナー濃度センサ34に接触する現像剤量
を変化させることなく、常に適切なトナー濃度センサ出
力値を得ることが必要となる。よって、凹部30の深さ
を2mm以上3mm以下の範囲とすることが望ましいこ
とが分かる。
【0073】また、現像槽16に設けられた凹部30に
よって、現像槽16のトナー濃度センサ34の配設位置
近傍が、現像槽16の他の底面よりも低く形成されてい
ることで、現像槽16内の現像剤が自然にトナー濃度セ
ンサ34近傍に搬送される。
【0074】これにより、アジテータ29を、現像剤が
トナー濃度センサ34の配設位置近傍に搬送されるよう
に形成しなくても良く、既存のアジテータ29をそのま
ま使用することができる。したがって、現像装置8の製
造を簡素なものとすることができ、製造に係る費用を低
減させることができる。
【0075】ここで、本発明の実施例について図12な
いし図15に基づいて説明すれば、以下の通りである。
尚、上記の現像装置8および28の部材と同一の機能を
有する部材には、同一の符号を付記し、その説明は省略
する。
【0076】図12に示すように、本実施例の現像装置
38は、前記現像装置28のアジテータ29に換えてア
ジテータ39を使用している。上記のアジテータ39
は、長手方向に延設された複数のフィン39a…によっ
て構成された撹拌手段である。
【0077】このアジテータ39の下方側の現像槽16
の底面には、ほぼ中央にトナー濃度センサ34が配設さ
れており、図13に示すように、このトナー濃度センサ
34近傍にアジテータ39の軸と直交する溢出手段とし
てのリブ40…(図中網掛けで示す)が設けられてい
る。
【0078】上記のリブ40は、図14に示すように、
アジテータ39の下方の現像槽16の矢印A・B方向
に、トナー濃度センサ34を介して100mmの間隔で
設けられている。このときのリブ40の高さは、現像槽
16の底面から9mmであり、現像剤レベルは、現像槽
16の底面から12mmである。
【0079】また、リブ40は、図15に示すように、
アジテータ39の軸と接触しないように、即ちアジテー
タ39の回転を阻止しないように、切り欠いた状態に形
成されている。また、アジテータ39のフィン39a…
は、上記のリブ40の配設位置において、切り欠いた状
態となっており、これによっても、アジテータ39の回
転を阻止しないようになっている。
【0080】したがって、上記のようにトナー濃度セン
サ34の配設位置近傍にリブ40…を設けることによっ
て、搬送された現像剤をトナー濃度センサ34の配設位
置近傍のリブ40・40間に、リブ40によってせき止
めて溢れ出させることができる。これによって、トナー
濃度センサ34近傍に集められた現像剤をリブ40によ
ってせき止めることができるので、現像装置38が傾斜
してもトナー濃度センサ34近傍の現像剤量の変化を抑
えることができる。
【0081】ここで、現像装置38による現像剤の搬送
について、図12および図13を参照しながら説明す
る。尚、現像ローラ17、攪拌スクリュー18、アジテ
ータ39、第1搬送スクリュー20a、第2搬送スクリ
ュー20bは、図13に示すように、各矢印方向に回転
するものとする。
【0082】まず、トナー濃度センサ34の検出信号に
基づいて、現像剤供給ユニット25のトナー補給ローラ
21あるいはキャリア現像剤補給ローラ22が回転し
て、トナーあるいはキャリア現像剤が現像槽16の補給
用開口16aから供給される。
【0083】次に、現像槽16の補給用開口16aから
供給された現像剤は、第1搬送スクリュー20aによっ
て矢印A方向に搬送されると共に、第2搬送スクリュー
20bによって矢印B方向に搬送される。さらに、現像
剤は、これら第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送
スクリュー20bによって矢印C方向に搬送され、アジ
テータ39の配設位置まで搬送される。
【0084】次いで、アジテータ39の配設位置まで搬
送された現像剤は、アジテータ39の回転によってトナ
ーとキャリアとが均一に混合されるように撹拌される。
このとき、攪拌スクリュー18側で撹拌された現像剤と
第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送スクリュー2
0bによって搬送された新現像剤とが混合されるように
なっている。また、アジテータ39によって混合された
現像剤は、アジテータ39の下方の現像槽16底面に設
けられたリブ40…間に集まり、トナー濃度センサ34
の配設位置まで搬送される。
【0085】その後、アジテータ39から矢印C方向に
溢れた現像剤は、攪拌スクリュー18によって十分に撹
拌され、トナーを摩擦帯電させる。この後、現像ローラ
17は、キャリアを磁力によって吸着し、磁気ブラシを
形成させて搬送することにより、キャリアにクーロン力
によって付着したトナーが感光体4に供給され、感光体
4の静電潜像に吸着されて、現像が行われる。
【0086】一方、現像槽16内で過剰となった現像剤
は、アジテータ39によって現像剤排出部23まで搬送
され、現像剤排出部23の現像剤溢出口23aから外部
に排出される。
【0087】このように、現像槽16の底面に形成され
たリブ40…間のほぼ中央にトナー濃度センサ34を設
けることで、トナー濃度センサ34の配設位置近傍の現
像剤量を現像槽16の他の部分よりも増加させることが
できる。これによって、現像槽16内の現像剤量が変化
しても、トナー濃度センサ34近傍の現像剤密度の変化
を小さくすることができる。したがって、トナー濃度セ
ンサ34の出力値をより正確な値とすることができるの
で、現像槽16内のトナー濃度を一定に保つことがで
き、複写画像を良好に維持することができる。
【0088】〔実施例〕 本発明の他の実施例について図16ないし図18に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。尚、前記の実施例
の部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を
付記し、その説明は省略する。
【0089】図16に示すように、本実施例に係る現像
装置48は、撹拌手段として前記実施例の図9に示す
アジテータ29を使用している。現像装置48に備えら
れている第2搬送スクリュー20bには、トナー濃度セ
ンサ34に対向するスクリュー部分にリブ50(図中網
掛けで示す)が設けられている。リブ50は、図17お
よび図18に示すように、第2搬送スクリュー20bの
長手方向、且つ第2搬送スクリュー20bの軸と直交す
る方向に向かって形成されている。
【0090】したがって、上記第2搬送スクリュー20
bは、図18に示す矢印方向に回転することによって、
図16に示すように、第1搬送スクリュー20aにより
搬送された現像剤を矢印B方向に搬送すると共に、リブ
50によりトナー濃度センサ34側に搬送するようにな
っている。
【0091】また、第1搬送スクリュー20aには、第
2搬送スクリュー20bのリブ50の配設位置から手前
側にスクリューのない領域Eが形成されている。これに
より、第1搬送スクリュー20aによって搬送される現
像剤は、領域Eにて滞留し、この領域Eから溢れ出した
現像剤が再び第1搬送スクリュー20aによって矢印A
方向に搬送されると共に、第2搬送スクリュー20bの
リブ50配設位置から矢印B方向側に搬送される。
【0092】したがって、第1搬送スクリュー20aか
ら搬送された現像剤が、リブ50によって第2搬送スク
リュー20bのリブ50配設位置から矢印C方向、即ち
トナー濃度センサ34配設側に搬送されるとき、第2搬
送スクリュー20bのリブ50配設位置から矢印B方向
へ搬送されないという不具合が解消される。
【0093】ここで、現像装置48による現像剤の搬送
について、図16および図17を参照しながら説明す
る。尚、現像ローラ17、攪拌スクリュー18、アジテ
ータ29、第1搬送スクリュー20a、第2搬送スクリ
ュー20bは、図17に示すように、各矢印方向に回転
するものとする。
【0094】まず、トナー濃度センサ34の検出信号に
基づいて、現像剤供給ユニット25のトナー補給ローラ
21あるいはキャリア現像剤補給ローラ22が回転し
て、トナーあるいはキャリア現像剤が現像槽16の補給
用開口16aから供給される。
【0095】次に、現像槽16の補給用開口16aから
供給された現像剤は、第1搬送スクリュー20aによっ
て矢印A方向に搬送されると共に、第2搬送スクリュー
20bによって矢印B方向に搬送される。さらに、現像
剤は、これら第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送
スクリュー20bによって矢印C方向に搬送され、アジ
テータ29の配設位置まで搬送される。
【0096】このとき、補給用開口16aから補給され
た現像剤は、第1搬送スクリュー20aによって矢印A
方向に搬送され、領域Eにて滞留し、この領域Eから第
1搬送スクリュー20aの矢印A方向側に溢れ出すと共
に、第2搬送スクリュー20bのリブ50配設位置から
矢印B方向側に溢れ出す。これによって、現像剤は、第
1搬送スクリュー20aによって再び矢印A方向に搬送
されると共に、第2搬送スクリュー20bによって矢印
B方向に搬送される。
【0097】そして、第1搬送スクリュー20aによっ
て搬送された現像剤は、第2搬送スクリュー20bによ
ってリブ50側に搬送され、このリブ50によってトナ
ー濃度センサ34側に搬送される。
【0098】次いで、現像剤は、アジテータ29の回転
によってトナーとキャリアとが均一に混合されるように
撹拌される。このとき、攪拌スクリュー18側で撹拌さ
れた現像剤と第1搬送スクリュー20aおよび第2搬送
スクリュー20bによって搬送された新現像剤とが混合
されるようになっている。
【0099】その後、アジテータ29から矢印C方向に
溢れた現像剤は、攪拌スクリュー18によって十分に撹
拌され、トナーを摩擦帯電させる。この後、現像ローラ
17は、キャリアを磁力によって吸着し、磁気ブラシを
形成させて搬送することにより、キャリアにクーロン力
によって付着したトナーが感光体4に供給され、感光体
4の静電潜像に吸着されて、現像が行われる。
【0100】一方、現像槽16内で過剰となった現像剤
は、アジテータ29によって現像剤排出部23まで搬送
され、現像剤排出部23の現像剤溢出口23aから外部
に排出される。
【0101】このように、第2搬送スクリュー20bに
よって搬送される現像剤が、第2搬送スクリュー20b
に形成されたリブ50によって、強制的にトナー濃度セ
ンサ34側に搬送されるので、トナー濃度センサ34近
傍の現像剤量を、現像槽16の他の部分よりも常に多く
することができる。これによって、現像槽16内の現像
剤量が変化しても、トナー濃度センサ34近傍での現像
剤量変化を小さくすることができる。
【0102】したがって、トナー濃度センサ34の出力
値をより正確な値とすることができるので、現像槽16
内のトナー濃度を一定に保つことができ、複写画像を良
好に維持することができる。
【0103】〔実施例〕 本発明のさらに他の実施例について図19ないし図21
に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、前記の
各実施例の部材と同一の機能を有する部材には、同一の
符号を付記し、その説明は省略する。
【0104】図19に示すように、本実施例に係る現像
装置58は、前記実施例の図9に示す現像装置28に
備えられた攪拌スクリュー18に換えて、攪拌スクリュ
ー59を備えている。
【0105】攪拌スクリュー59には、攪拌スクリュー
59の軸59a上のトナー濃度センサ34に対向する位
置にリブ60が形成されている。このリブ60は、図2
0および図21に示すように、攪拌スクリュー59の軸
59a上の長手方向、且つ攪拌スクリュー59の軸59
aと直交する方向に向かって形成されている。
【0106】したがって、上記攪拌スクリュー59は、
図21に示す矢印方向に回転することによって、図19
に示すように、現像槽16内で撹拌された現像剤を現像
ローラ17側に搬送すると共に、リブ60によってトナ
ー濃度センサ34側に搬送するようになっている。
【0107】このように、攪拌スクリュー59にリブ6
0を設けることによって、攪拌スクリュー59を回転さ
せることで、現像剤を強制的にトナー濃度センサ34近
傍に搬送することができる。これによって、トナー濃度
センサ34近傍の現像剤量を、現像槽16内の他の部分
よりも多くすることができるので、トナー濃度センサ3
4の出力を安定させることができる。
【0108】しかも、トナー濃度センサ34によって検
出される現像剤は、現像ローラ17によって現像された
後の現像剤、即ちアンダートナー状態の現像剤となって
いるので、より正確な現像剤中のトナー濃度を検出する
ことができる。この結果、現像剤濃度を常に安定させる
ことができるので、複写画像を良好に維持することがで
きる。
【0109】
【発明の効果】発明の現像装置は、以上のように、ト
ナーおよびキャリアから成る現像剤を収納する現像槽
に、現像槽内の現像剤を回転して攪拌すると共に搬送し
てなる攪拌手段および現像剤を感光体に供給する現像ロ
ーラが各々回転自在に設けられ、上記現像槽内に設けら
れたトナー濃度検出手段の検出出力に応じて、現像剤が
現像剤補給部から現像槽に逐次補給される一方、現像槽
内の現像剤が現像槽内に形成された現像剤排出開口部か
ら排出される現像装置において、上記トナー濃度検出手
、現像槽の底面に設けられると共に上記撹拌手段
が、現像剤を上記トナー濃度検出手段の配設位置近傍に
集約搬送するように形成され、上記現像槽の底面には、
上記撹拌手段の回転軸方向に現像剤をせき止めて溢れ出
させる溢出部材が、上記トナー濃度検出手段を挟むよう
に設けられている構成である。
【0110】したがって、トナー濃度検出手段近傍の現
像剤量を他の現像槽内の現像剤量よりも多くすることが
できると共に、現像装置の傾きによる現像剤量の変動を
小さくすることができるので、常に、安定したトナー濃
度検出手段による検出信号を得ることができる。この結
、現像槽内の現像剤量の変化に影響されずに、より正
確なトナー濃度を検出することができ、複写画像を良好
に維持することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる現像装置の概略平面図であ
る。
【図2】図1に示す現像装置の側面図である。
【図3】図1に示す現像装置のX−X線矢視断面図であ
る。
【図4】図1に示す現像装置を備えている複写機の概略
構成図である。
【図5】図4に示す複写機の制御ブロック図である。
【図6】図1に示す現像装置における現像剤重量変化値
とトナー濃度センサ出力値との関係を示すグラフであ
る。
【図7】図1に示す現像装置の現像剤重量変化値とトナ
ー濃度センサ出力値との関係に対する比較例の現像装置
の概略平面図である。
【図8】図7に示す現像装置における現像剤重量変化値
とトナー濃度センサ出力値との関係を示すグラフであ
る。
【図9】本発明の前提となる他の現像装置の概略平面図
である。
【図10】図9に示す現像装置のY−Y線矢視断面図で
ある。
【図11】図9に示す現像装置に備えられている現像槽
の底面に設けられたトナー濃度センサ近傍の構造を示す
概略断面図であって、(a)は矢印A・B方向の断面図
であり、(b)は(a)のZ−Z線矢視断面図である。
【図12】本発明の実施例の現像装置の概略平面図であ
る。
【図13】図12に示す現像装置のW−W線矢視断面図
である。
【図14】図12に示す現像装置に備えられている現像
槽の底面に設けられたトナー濃度センサ近傍の構造を示
す概略断面図である。
【図15】図12に示す現像装置の現像槽底面に形成さ
れたリブ近傍の斜視図である。
【図16】本発明の他の実施例の現像装置の概略平面図
である。
【図17】図16に示す現像装置のV−V線矢視断面図
である。
【図18】図16に示す現像装置のR−R線矢視断面図
である。
【図19】本発明のさらに他の実施例の現像装置の概略
平面図である。
【図20】図19に示す現像装置のU−U線矢視断面図
である。
【図21】図19に示す現像装置のS−S線矢視断面図
である。
【符号の説明】
4 感光体 8 現像装置 16 現像槽 17 現像ローラ 18 攪拌スクリュー(第2の撹拌手段) 19 アジテータ(第1の撹拌手段) 20a 第1搬送スクリュー(搬送手段) 20b 第2搬送スクリュー(搬送手段) 23 現像剤排出部(現像剤排出開口部) 28 現像装置 29 アジテータ(第1の撹拌手段) 30 凹部 34 トナー濃度センサ(トナー濃度検出手段) 38 現像装置 39 アジテータ(第1の撹拌手段) 40 リブ(溢出部材) 48 現像装置 49 アジテータ(第1の撹拌手段) 50 リブ(搬送部材) 58 現像装置 59 攪拌スクリュー(第1の撹拌手段) 60 リブ(搬送部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼重 正利 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 宮路 孝 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−13249(JP,A) 特開 平5−341649(JP,A) 特開 平3−231272(JP,A) 特開 昭60−238877(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーおよびキャリアから成る現像剤を収
    納する現像槽に、現像槽内の現像剤を回転して攪拌する
    と共に搬送してなる攪拌手段および現像剤を感光体に供
    給する現像ローラが各々回転自在に設けられ、上記現像
    槽内に設けられたトナー濃度検出手段の検出出力に応じ
    て、現像剤が現像剤補給部から現像槽に逐次補給される
    一方、現像槽内の現像剤が現像槽内に形成された現像剤
    排出開口部から排出される現像装置において、 上記トナー濃度検出手段、現像槽の底面に設けられ
    と共に上記撹拌 手段が、現像剤を上記トナー濃度検出手段の配
    設位置近傍に集約搬送するように形成され 上記現像槽の底面には、上記撹拌手段の回転軸方向に現
    像剤をせき止めて溢れ出させる溢出部材が、上記トナー
    濃度検出手段を挟むように設けられ ていることを特徴と
    する現像装置。
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