JP2891848B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2891848B2
JP2891848B2 JP5137609A JP13760993A JP2891848B2 JP 2891848 B2 JP2891848 B2 JP 2891848B2 JP 5137609 A JP5137609 A JP 5137609A JP 13760993 A JP13760993 A JP 13760993A JP 2891848 B2 JP2891848 B2 JP 2891848B2
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康博 ▲高▼井
篤 上田
宏和 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機等の電子写真装
置における感光体表面の静電潜像を可視化するため、ト
ナーおよびキャリアから成る二成分現像剤を収納してト
ナーを上記感光体表面に供給する現像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば乾式複写機等において
は、トナーとキャリアとから成る二成分現像剤によっ
て、感光体表面に形成された静電潜像の可視化(現像)
を行う現像装置が多用されている。このような現像装置
において、トナーは現像動作によって消費されていく一
方、キャリアは消費されずに現像装置内に残る。したが
って、現像装置内でトナーと共に撹拌されるキャリアは
撹拌頻度が多くなるにつれ、表面の樹脂コート層の剥が
れや、表面へのトナーの付着といった事態が生じて劣化
し、このために、現像剤の帯電性能が徐々に低下し、複
写画質の低下を招くという問題が生じている。
【0003】そこで、例えば特公平2−21591号公
報に、現像動作によって消費されるトナーの補給とは別
に、現像装置内にキャリアも少量ずつ補給して、帯電性
能の低下を制御できるようにした現像装置が開示されて
いる。この装置では、キャリアの補給によって過剰とな
った現像槽内の現像剤は、現像槽壁面に設けられた現像
剤溢出口からオーバーフローして排出され、現像剤回収
容器に回収される。このような補給・排出が逐次繰り返
されることによって、現像槽内の劣化現像剤は、新たに
供給されるトナーおよびキャリアに置換されていき、こ
れによって、帯電性能を維持し、複写画質の低下を抑え
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の現像
装置では、現像槽内の現像剤の排出が、現像槽壁面に設
けられた現像剤溢出口からのオーバーフローによって行
われるので、現像装置の傾きによって現像剤溢出口から
の現像剤の排出量が変化する。これによって、現像槽内
の現像量が変化し、現像動作の際に適正量の現像剤を感
光体表面に供することができず、複写画質が低下すると
いう問題が生じている。
【0005】例えば、このような現像装置を備えた複写
機を移動した時、この移動によって現像装置が傾斜し、
これによって、現像剤溢出口が基準位置に対して相対的
に下方位置となる方向に傾斜した場合、現像剤溢出口か
ら多量の現像剤が排出され、現像槽内の現像剤量が適正
量に対して大幅に減少する。また、このような状態で現
像動作を行えば、感光体表面に十分に現像剤を供するこ
とができず、複写画質の低下を招いている。また、その
後、現像装置の傾斜状態が修正された場合、現像槽内の
現像剤量は直ぐには適正量に復帰しないので、暫くの
間、複写画質が低下している状態が継続される。
【0006】一方、複写機の移動によって、現像剤溢出
口が基準位置に対して相対的に上方位置となる方向に傾
斜した場合、現像槽内に現像剤が補給されても、現像剤
溢出口から現像剤が排出され難くなり、これによって、
現像槽内の現像剤量が適正量よりも多くなる。このた
め、例えば現像槽内に設けられた現像剤供給手段を駆動
する為の駆動トルクが増大し、現像装置が適切に作動し
難くなり、現像剤を感光体表面に適切に供することがで
きなくなる。これによっても、複写画質の低下を招いて
いる。
【0007】したがって、現像剤溢出口からのオーバー
フローによって現像剤を排出させる構造では、現像装置
が傾斜することによって、現像剤が適切に現像剤溢出口
から溢出されなくなり、それによって、感光体表面に適
切に現像剤を供することができなくなるので、複写画質
の低下を招くという問題が生じている。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であって、その目的は、現像装置の傾斜を検出すること
によって、使用者に現像装置の傾斜を警告し、これによ
って、現像槽内の現像剤量を常に適正量に保って現像す
ることができるとともに、複写画質の低下を防止するこ
とができるような現像装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の現像装置は、現像装置の重量を測定
する装置重量測定手段と、この測定された現像装置重量
に基づいて、現像槽内の現像剤重量を算出する現像剤重
量算出手段と、この算出された現像剤重量を記憶する現
像剤重量記憶手段と、上記現像剤重量算出手段により算
出された現像剤重量と上記現像剤重量記憶手段により直
前に記憶された現像剤重量との重量差を算出する現像剤
重量差算出手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】また、請求項2記載の現像装置は、請求項
1の現像装置において、上記現像装置が傾斜しているこ
とを警告する警告手段と、上記現像剤重量差算出手段に
より算出された現像剤の重量差が許容限度を超えたとき
に、上記警告手段が作動するように制御する制御手段と
を備えていることを特徴としている。
【0011】また、請求項3記載の現像装置は、現像剤
回収箱の重量を測定する回収箱重量測定手段と、この測
定された現像剤回収箱重量を記憶する回収箱重量記憶手
段と、上記回収箱重量測定手段によって測定された現像
剤回収箱重量と上記回収箱重量記憶手段により直前に記
憶された現像剤回収箱重量との重量差を算出する回収箱
重量差算出手段とを備えていることを特徴としている。
【0012】また、請求項4記載の現像装置は、請求項
3の現像装置において、上記現像装置が傾斜しているこ
とを警告する警告手段と、上記回収箱重量差算出手段に
より算出された現像剤回収箱の重量差が許容限度を超え
たときに、上記警告手段が作動するように制御する制御
手段とを備えていることを特徴としている。
【0013】また、請求項5記載の現像装置は、現像槽
内の現像剤の嵩高さを検出する嵩高さ検出手段と、この
検出された現像剤の嵩高さを記憶する現像剤嵩高さ記憶
手段と、上記高さ検出手段により検出された現像剤の嵩
高さと上記現像剤嵩高さ記憶手段により直前に記憶され
た現像剤の嵩高さとの高低差を算出する高低差算出手段
とを備えていることを特徴としている。
【0014】さらに、請求項6記載の現像装置は、請求
項5の現像装置において、上記現像装置が傾斜している
ことを警告する警告手段と、上記高低差算出手段により
算出された高低差が許容限度を超えたときに、上記警告
手段が作動するように制御する制御手段とを備えている
ことを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1の構成によれば、例えば予め設定した
複写枚数後に、現像槽内の現像剤重量の重量差を算出す
ることで、現像槽内の現像剤の重量変化を検出すること
ができるので、現像槽内に供給される現像剤量に対する
現像剤の溢出量の変化を検出することができる。
【0016】このことにより、例えば上記算出手段によ
って、直前の現像剤重量から今回の現像剤重量を引いた
とき、このときの重量差が負の値の場合、即ち、今回算
出した現像槽内の現像剤重量が直前に記憶した現像剤重
量よりも多い場合、現像槽内の現像剤が適正量溢出され
ていないことが分かり、これによって、現像剤溢出口が
相対的に上方位置に移動した状態、即ち現像装置が傾斜
した状態を検出することができる。また、上記の重量差
が正の値の場合、即ち、今回算出した現像槽内の現像剤
重量が直前に記憶した現像剤重量よりも少ない場合、現
像槽内の現像剤が異常量溢出されていることが分かり、
これによって、現像剤溢出口が相対的に下方位置に移動
した状態、即ち現像装置が傾斜した状態を検出すること
ができる。
【0017】また、請求項2の構成によれば、現像槽内
の現像剤の重量の重量差が許容限度を超えたときに、警
告手段によって、現像装置が傾斜していることを警告す
るようになっているので、使用者はこの警告に基づいて
現像装置の傾きを修正することができる。従って、現像
槽の現像剤溢出口が傾斜許容限度を越えて相対的に下方
位置に移動した場合に、現像剤溢出口から多量の現像剤
が排出されて現像槽内の現像剤量が大幅に減少する事態
と、現像剤溢出口が許容限度を越えて相対的に上方位置
に移動した場合に、現像槽内の現像剤量が大幅に増加す
る事態とを防止することができる。この結果、現像槽内
現像剤量の適正量に対する大幅な変化に起因する画質の
低下を防止することができる。
【0018】また、請求項3の構成によれば、現像剤回
収箱の重量差は、現像装置が水平状態であれば、ほぼ一
定の値となるので、例えば予め設定した複写枚数毎に現
像剤回収箱の重量差を算出することで、現像剤回収箱に
回収された現像剤の重量変化の異常が検出され、現像装
置が傾斜していることが分かる。
【0019】このことにより、例えば、上記の回収箱重
量差算出手段によって、直前の回収箱重量から今回の回
収箱重量を引いたとき、このときの重量差が、上記の一
定値よりも少なければ、現像槽内の現像剤が適正量溢出
されていないことが分かり、これによって、現像剤溢出
口が相対的に上方位置に移動した状態、即ち現像装置が
傾斜した状態を検出することができる。また、上記の重
量差が上記の一定値よりも多ければ、現像槽内の現像剤
が異常量溢出されていることが分かり、これによって、
現像剤溢出口が相対的に上方位置に移動した状態、即ち
現像装置が傾斜した状態を検出することができる。
【0020】また、請求項4の構成によれば、上記の回
収箱重量差が許容限度を超えたときに、警告手段によっ
て、現像装置が傾斜していることを警告するようになっ
ているので、使用者はこの警告に基づいて現像装置の傾
きを修正することができる。従って、現像槽の現像剤溢
出口が傾斜許容限度を越えて相対的に下方位置に移動し
た場合に、現像剤溢出口から多量の現像剤が排出されて
現像槽内の現像剤量が大幅に減少する事態と、現像剤溢
出口が許容限度を越えて相対的に上方位置に移動した場
合に、現像槽内の現像剤量が大幅に増加する事態とを防
止することができる。この結果、現像槽内現像剤量の適
正量に対する大幅な変化に起因する画質の低下を防止す
ることができる。
【0021】また、請求項5の構成によれば、現像槽内
の現像剤の嵩高さは、補給される現像剤の量が一定で、
現像装置が水平状態で、例えば予め撹拌手段を駆動させ
ることで現像槽内の現像剤を均一にならせば、現像剤の
嵩高さは常に一定となる。
【0022】このことにより、例えば上記の高低差算出
手段によって、直前の現像剤の嵩高さから今回の現像剤
の嵩高さを引いたとき、このときの現像槽内の現像剤の
高低差が負の値の場合、即ち、今回検出した現像槽内の
現像剤の嵩高さが直前に記憶した現像剤嵩高さよりも高
い場合、現像槽内の現像剤が適正量溢出されていないこ
とが分かり、これによって、現像剤溢出口が相対的に上
方位置に移動した状態、即ち現像装置が傾斜した状態を
検出することができる。また、上記の高低差が正の値の
場合、即ち、今回検出した現像槽内の現像剤の嵩高さが
直前に記憶した現像剤の嵩高さよりも低い場合、現像槽
内の現像剤が異常量溢出されていることが分かり、これ
によって、現像剤溢出口が相対的に下方位置に移動した
状態、即ち現像装置が傾斜した状態を検出することがで
きる。
【0023】さらに、請求項6の構成によれば、上記の
現像剤の高低差が許容限度を超えたときに、警告手段に
よって、現像装置が傾斜していることを警告するように
なっているので、使用者はこの警告に基づいて現像装置
の傾きを修正することができる。従って、現像槽の現像
剤溢出口が傾斜許容限度を越えて相対的に下方位置に移
動した場合に、現像剤溢出口から多量の現像剤が排出さ
れて現像槽内の現像剤量が大幅に減少する事態と、現像
剤溢出口が許容限度を越えて相対的に上方位置に移動し
た場合に、現像槽内の現像剤量が大幅に増加する事態と
を防止することができる。この結果、現像槽内現像剤量
の適正量に対する大幅な変化に起因する画質の低下を防
止することができる。
【0024】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図6
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0025】図2に示すように、本発明を適用して構成
された複写機には、上面部に原稿載置台1が設けられ、
この原稿載置台1の下に露光光学系2が配設されてい
る。この露光光学系2は、原稿載置台1上に載置された
原稿(図示せず)に光を照射しながら走査する光源ラン
プ3、原稿からの反射光を感光体4に導く複数の反射鏡
5…、および反射光の光路中に配されたレンズユニット
6から成っている。
【0026】感光体4の外周には、その表面を所定電位
に帯電させる帯電チャージャ7、像間イレーサ(図示せ
ず)、感光体4表面に形成された静電潜像を現像する現
像装置8、感光体4表面のトナー像を用紙に転写させる
転写チャージャ9、感光体4表面の残留トナーを回収す
るクリーニング装置10および除電装置(図示せず)等
が設けられている。また、感光体4に対する入紙側に
は、用紙を所定のタイミングで供給するタイミングロー
ラ11、搬送ローラ12、給紙カセット13および給紙
ローラ14が設けられる一方、感光体4に対する出紙側
には、用紙上に転写されたトナー像を用紙に定着させる
定着装置15が設けられている。
【0027】このうち、上記現像装置8は、図1に示す
ように、容器状の現像槽16を有しており、この現像槽
16の内部には、マグネットローラより成る現像ローラ
17と、撹拌手段としての撹拌ローラ18とが回転自在
に配設されている。また、この現像槽16内に収容され
ている現像剤はキャリアとトナーとからなり、磁性体か
らなるキャリアは、表面にトナーの粘着を抑制する樹脂
コート層を有している。このキャリアとトナーとが撹拌
ローラ18によって撹拌されると、このキャリアとトナ
ーは摩擦帯電する。この時、現像ローラ17がキャリア
を磁力によって吸着し、磁気ブラシを形成して搬送する
ことによって、クーロン力によってキャリアに付着した
トナーが感光体4に供給され、感光体4の静電潜像に吸
着されて、現像が行われる。なお、上記の磁気ブラシの
穂立ちの高さはドクタ19にて規制されるようになって
いる。
【0028】また、上記現像槽16の上壁部16aに
は、現像剤の補給用開口が形成され、この補給用開口
に、現像剤補給部としての現像剤供給ユニット20が上
方から嵌着されている。この現像剤供給ユニット20
は、内部がトナー収納室20aとキャリア現像剤収納室
20bとの二室に仕切られている。一方のトナー収納室
20aにはトナーが収納されており、他方のキャリア現
像剤収納室20bには、キャリアのみからなる現像剤、
若しくはキャリアにトナーが所定比率で混合された現像
剤(以下、キャリア現像剤と称する)が収納されてい
る。
【0029】また、各収納室20a・20bの底部に
は、トナー補給ローラ21とキャリア現像剤補給ローラ
22とがそれぞれ設けられており、トナー補給ローラ2
1が回転駆動されることによって、トナー収納室20a
内のトナーが、また、キャリア現像剤補給ローラ22が
回転駆動されることによって、キャリア現像剤収納室2
0b内のキャリア現像剤が、各ローラ21・22の駆動
時間に応じた量だけ、それぞれ流下して現像槽16内へ
と供給される。
【0030】一方、現像槽16の側壁部16bには、現
像槽内から溢出した現像剤を回収する現像剤回収手段と
しての、例えば側面に開口部が形成されている容器状の
現像剤回収箱23が当接している。そして、上記側壁部
16bには、上記現像剤回収箱23の開口部と連通す
る、現像剤溢出口24が形成され、現像槽16内から溢
出した現像剤が現像剤回収箱23に回収されるようにな
っている。尚、この現像剤回収箱23は、現像槽16に
摺接自在に、且つ、複写機のフレーム(図示せず)に着
脱自在に取り付けられている。これにより、後述の装置
重量測定板26による現像装置8の重量測定の際、現像
剤回収箱23の重量を除外して現像装置8本体のみの重
量を測定し得るものとなっている。
【0031】また、上記現像槽16の側壁部16bの下
面側には、複数のスプリング25…が、下方の、複写機
の下フレーム27側に延びるように設けられ、このスプ
リング25…の先端は、複写機の下フレーム27上に設
けられた現像装置8の重量を測定する装置重量測定手段
としての装置重量測定板26に接続され、上述のように
現像剤回収箱23を除いた現像装置8の重量を測定する
ようになっている。
【0032】上記の装置重量測定板26は、図3に示す
ように、マイクロコンピュータからなる制御装置32に
接続されている。また、この制御装置32には、測定さ
れた現像装置8の重量に基づいて、現像槽16内の現像
剤重量を算出する現像剤重量算出手段としての現像剤重
量算出部35と、この現像剤重量算出部35で算出され
た現像剤重量を記憶する現像剤重量記憶手段としての現
像剤重量記憶部38が接続されている。さらに、上記制
御装置32には、複写機の各部材の組み付け前に測定し
た現像槽16の風袋重量、現像剤供給ユニット20の風
袋重量等の諸データが記憶されたROM39が接続され
ている。
【0033】尚、上記現像剤重量算出部35では、以下
に示す演算式によって現像槽16内の現像剤重量が算出
されている。
【0034】現像装置重量−現像槽風袋重量−現像剤供
給ユニット風袋重量−トナー重量=現像槽内現像剤重量
ここで、上記トナー重量は、現像剤供給ユニット20に
残留しているトナーの重量であり、この重量は、トナー
補給ローラ21の1回転当たりのトナー補給量が常に同
量であることから、上記トナー補給ローラ21の回転数
から算出される。また、現像装置重量は、上記装置重量
測定板26によって測定された重量であり、現像槽風袋
重量および現像剤供給ユニット風袋重量は、上記ROM
39に予め記憶された重量である。
【0035】但し、上記の現像槽風袋重量および現像剤
供給ユニット風袋重量は、各複写機等の電子写真装置に
よってそれぞれ異なり、また、同一機種の装置内でも異
なるので、それぞれの装置に応じた値をROM39に記
憶している。
【0036】また、上記制御装置32には、上記現像剤
重量算出部35により算出された現像槽16内の現像剤
重量と、その直前に現像剤重量記憶部38に記憶された
現像槽16内の現像剤重量との重量差を算出する重量差
算出手段としての重量差算出部36が接続されており、
この重量差を算出することで、現像槽16内の現像剤の
重量変化を検出するようになっている。
【0037】但し、上記重量差算出部36では、直前に
記憶された現像剤の重量から今回の現像剤の重量を引く
ものとする。
【0038】尚、上記現像槽16内の現像剤重量は、水
平状態であれば、消費されたトナーおよび溢出した現像
剤に相当する量の新しいトナーおよびキャリア現像剤が
補給され、ほぼ一定の値を示すようになっている。これ
により、現像槽16内の現像剤重量の重量差から、現像
槽16から溢出する現像剤重量の変化が分かり、この重
量変化から現像装置8の傾斜状態が分かる。
【0039】即ち、例えば上記の重量差が負の値の場
合、即ち、今回算出した現像槽16内の現像剤重量が直
前に記憶した現像剤重量よりも多い場合、現像槽16内
から現像剤が適正量溢出されず、これによって、現像剤
溢出口24が相対的に上方位置に移動した状態、即ち現
像装置8が傾斜した状態を検出することができる。ま
た、上記の重量差が正の値の場合、即ち、今回算出した
現像槽16内の現像剤重量が直前に記憶した現像剤重量
よりも少ない場合、現像槽16内から現像剤が異常量溢
出され、これによって、現像剤溢出口24が相対的に上
方位置に移動した状態、即ち現像装置8が傾斜した状態
を検出することができる。
【0040】さらに、制御装置32には、上記の現像装
置8が傾斜していることを警告する警告手段としての発
光ダイオードからなる傾きアラームランプ37が接続さ
れている。この傾きアラームランプ37の駆動回路は、
図4に示すように、制御装置32から出力された信号が
インバータ40および抵抗R1 を経て傾きアラームラン
プ37に入力される。従って、制御装置32は、上記の
重量差が許容限度を超えたとき、Highレベルの信号
を出力する。一方、上記の重量差が許容限度を超えない
とき、Lowレベルの信号を出力する。これによって、
重量差が許容限度を超えたとき、上記制御装置32から
出力された上記のHighレベルの信号がインバータ4
0および抵抗R1 を経て傾きアラームランプ37に入力
され、傾きアラームランプ37が点灯状態となる。一
方、重量差が許容限度を超えないとき、上記制御装置3
2から出力された上記のLowレベルの信号がインバー
タ40および抵抗R1 を経て傾きアラームランプ37に
入力され、傾きアラームランプ37が消灯状態となる。
【0041】尚、上記の傾きアラームランプ37は、操
作パネル(図示せず)上に設けられ、使用者に対して報
知し易いものとなっている。また、この傾きアラームラ
ンプ37は、ランプの点灯のみならず警告音を発するよ
うにしても良い。
【0042】ここで、上記構成の複写機におけるコピー
動作について説明する。電源スイッチ(図示せず)がO
Nされると、まずウォーミングアップ処理が行われる。
これが完了した後に後述するコピースタートスイッチ3
1がONされると、露光光学系2の光源ランプ3によっ
て原稿載置台1上に載置された原稿が走査される。この
ときの原稿からの反射光が反射鏡5…およびレンズユニ
ット6を介して感光体4に照射され、帯電チャージャ7
にて所定電位に帯電されている感光体4の表面に静電潜
像が形成される。次いで、この静電潜像は現像装置8か
ら供給されるトナーによって現像される。この感光体4
表面のトナー像は、転写チャージャ9により給紙カセッ
ト13から供給される用紙に転写され、定着装置15に
て用紙上に熱定着される。これにより、用紙上に原稿画
像に対応したコピー画像が形成される。
【0043】このような一連の複写動作を制御するため
に、本複写機には、図3に示す制御装置32が設けられ
ており、この制御装置32に、上記コピースタートスイ
ッチ31のON操作信号が入力されるようになってい
る。さらに、制御装置32には、複写動作の累積回数を
カウントする複写カウンタ33もまた設けられており、
このカウント値(以下、コピーカウント値という)nも
上記制御装置32に入力されるようになっている。
【0044】上記のような複写動作が繰返されると、現
像装置8の現像槽16内に収納されている現像剤中のト
ナーは徐々に消費され、キャリアに対するトナーの比
率、すなわちトナー濃度が低下していく。このトナー濃
度の変化を検出するトナー濃度センサ34が現像槽16
内に配設されており、このトナー濃度センサ34に基づ
くトナー補給ローラ21の駆動制御もまた、上記制御装
置32によって行われる。すなわち、トナー濃度センサ
34での検出信号が、現像に必要な適正範囲の下限値ま
で下がったことが検知されると、トナー補給ローラ21
の駆動を開始する。これにより、トナー収納室20a内
のトナーが現像槽16内に補給され、現像槽16内のト
ナー濃度が上昇する。そして、このトナー濃度が上記の
適正範囲の上限値に達したことが検知されると、トナー
補給ローラ21の駆動を停止する。このような制御によ
って、現像槽16内のトナー濃度は、上記適正範囲内で
維持される。
【0045】上記のようにして補給されるトナーは、現
像槽16内の現像剤と撹拌され、一定の帯電量に制御さ
れて、感光体4へと供給され、現像に使用される。一
方、現像剤中のキャリアは減少することはなく、繰返し
使用されるために、現像ローラ17や撹拌ローラ18で
の撹拌、および感光体4との接触で徐々に劣化してい
く。このようにキャリアが劣化していくと、トナーに所
定の帯電量を付与し得なくなり、画質の低下を生じるこ
ととなる。そこで、現像槽16内にキャリアを新たに補
給し、現像槽16内の劣化したキャリアと置換していく
ことで、上記のような帯電性能の低下が抑えられる。こ
のために、前記のキャリア現像剤収納室20bからキャ
リア現像剤を補給し、かつ、現像槽16内の現像剤を排
出する補給・排出制御も、上記制御装置32で行うよう
になっている。以下、この補給・排出制御の制御手順に
ついて、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0046】まず、複写が実行される毎に複写カウンタ
33でのコピーカウント値nを、設定値切換カウント値
n(i) と比較する(S1)。このn(i) は、後述の補給
サイクル値YC 、補給時間tYC等の設定値を変更すべき
累積コピー回数を予め求めて設定しているもので、制御
装置32内の記憶部にn(1) ・n(2) ……の複数の値が
記憶され、パラメータiに応じてS1の処理で順次読出
される。また、上記記憶部には、各設定値切換カウント
値n(i) (i=1、2、…)に対応させて、補給サイク
ル値YC (i) 、補給時間tYC(i) がデータテーブルとし
て記憶されている。
【0047】次に、S1において、コピーカウント値n
が設定値切換カウント値n(i) に達していることが判別
されると、この時のn(i) に対応する各YC (i) 、tYC
(i)を、補給サイクル値YC 、補給時間tYCとして、そ
れまでの値に替えて新たに設定する処理が行われ(S
2)、次いで、パラメータiに1が加算される(S
3)。
【0048】上記のような設定値切換のための処理S1
〜S3を行った後、上記のコピーカウント値nを、補給
タイミング値MY と比較し(S4)、nがMY に達して
いないときにはS1に戻る処理を行う。一方、nがMY
に達しているときには、キャリア現像剤補給ローラ22
をONにする(S5)。これによって、キャリア現像剤
収納室20bから現像槽16へのキャリア現像剤の補給
が開始される。同時に、補給時間監視タイマの計時が開
始され、このタイマでの計時時間tY が、前記の補給時
間tYCに達するまでキャリア現像剤の補給が継続される
(S6)。次いで、tY がtYCに達すると、キャリア現
像剤補給ローラ22をOFFにすることによって(S
7)、キャリア現像剤の補給が停止される。そして、上
記の補給タイミング値MY に前記補給サイクル値YC
加算し(S8)、S1に戻る処理を行う。これによっ
て、補給タイミング値MY は、次に現像剤の補給を行う
べき累積コピー回数値に更新される。
【0049】このような制御が繰返されることによっ
て、コピーがYC 回行われる毎に、キャリア現像剤補給
ローラ22が時間tYCだけ駆動され、この駆動時間に応
じた量のキャリア現像剤が現像槽16へと補給される。
【0050】このようにして、キャリア現像剤が補給さ
れて現像槽16内の現像剤が増加すると、現像剤溢出口
24から現像剤が溢出し、現像剤回収箱23に回収され
る。
【0051】このようにしてキャリア現像剤の補給およ
び現像槽16内の現像剤の排出が繰返されることによ
り、現像槽16内の劣化した現像剤は、逐次新鮮な現像
剤と置換されていく。
【0052】次に、装置重量測定板26により測定され
た現像装置8の重量に基づいて、現像装置8の傾きを検
知する制御動作について、図6のフローチャートを参照
しながら以下に説明する。
【0053】まず、複写機の電源がONされたか否かが
判断される(S11)。ここで、複写機の電源がONさ
れれば、現像装置8の重量を測定する(S12)。次
に、この測定された現像装置8の重量に基づいて現像槽
16内の現像剤重量を算出する(S13)。次いで、こ
の算出された現像剤重量を現像剤重量記憶部38に記憶
する(S14)。次いで、今回算出した現像剤重量と直
前に現像剤重量記憶部38に記憶された現像剤重量との
重量差が算出される(S15)。
【0054】次に、この重量差が許容限度を超えている
か否かが判断される(S16)。ここで、許容限度を超
えていないと判断されれば、複写動作の待機状態とな
る。
【0055】一方、S16で許容限度を超えたと判断さ
れれば、傾きアラームランプ37を点灯させることによ
り(S17)、現像装置8が傾いていることを報知す
る。これによって、使用者は複写機、即ち現像装置8を
水平状態に配置し直すことができる。そして、現像装置
8の傾斜状態を修正した後、複写動作の待機状態とな
る。
【0056】上記のように、本実施例の現像装置8で
は、今回新たに算出した現像槽16内の現像剤重量と、
その直前に算出して現像剤重量記憶部38に記憶された
現像剤重量との重量差を算出することによって、この重
量差から現像槽16内の現像剤の重量変化を検出するこ
とができるので、現像槽16内の現像剤の溢出量の変化
を検出することができる。
【0057】このことにより、今回の現像槽16内の現
像剤重量が直前に記憶された現像槽16内の現像剤重量
よりも少なければ、上記重量差は負の値となり、現像槽
16内の現像剤量が適正量に満たない状態となり、現像
槽16の現像剤溢出口24が基準位置に対して相対的に
下方位置となる方向に傾斜していることが分かる。ま
た、今回の現像槽16内の現像剤重量が直前に記憶され
た現像槽16内の現像剤重量よりも多ければ、上記重量
差は正の値となり、現像槽16内の現像剤量が適正量以
上に存在している状態となり、現像槽16の現像剤溢出
口24が基準位置に対して相対的に上方位置となる方向
に傾斜していることが分かる。
【0058】これによって、現像装置8が、現像剤溢出
口24が相対的に上方位置となる方向、もしくは現像剤
溢出口24が相対的に下方位置となる方向へ傾斜したと
き、重量差が許容限度を超えていると判断され、制御装
置32により傾きアラームランプ37により現像装置8
の傾斜状態の警告を発して、使用者に報知するようにな
っている。
【0059】従って、現像装置8が、現像剤溢出口24
が相対的に下方位置となる状態に傾斜した場合に、この
状態で現像装置8が使用されることにより現像槽16内
の現像剤量が過度に減少して画質が低下する事態、およ
び現像装置8が、現像剤溢出口24が相対的に上方位置
となる状態に傾斜した場合に、この状態で現像装置8が
使用されることにより現像槽16内の現像剤量が過度に
増加して画質が低下する事態を防止し得るようになって
いる。
【0060】尚、上記の実施例においては、制御装置3
2により重量差が許容限度を超えたときに、傾きアラー
ムランプ37を点灯させて使用者に報知するようにして
いるが、これに限定されることなく、例えば、制御装置
32によって複写機を停止させるようにしてもよい。
【0061】〔実施例2〕本発明の他の実施例を、図2
および図7ないし図9に基づいて以下に説明する。尚、
説明の便宜上、前記の実施例で説明した部材と同一の機
能を有する部材には、同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0062】本実施例の現像装置48は、図2に示す複
写機に備えられている。そして、図7に示すように、こ
の現像装置48は、容器状の現像槽16を有しており、
この現像槽16の側壁部16bの現像剤溢出口24に着
脱自在に設けられた現像剤回収箱23の下方側には、複
写機の下フレーム30側に延びる方向に、複数のスプリ
ング28…が設けられている。そして、このスプリング
28…の先端は、上記複写機の下フレーム30上に取り
付けられた回収箱重量測定手段としての回収箱重量測定
板41に接続されている。また、上記現像槽16の側壁
部16bは、上記の下フレーム30に固定されるととも
に、上記現像剤回収箱23は、現像装置48に対して上
下揺動自在に保持されている。これにより、上記の回収
箱重量測定板41によって、現像装置48本体とは別に
現像剤回収箱23のみの重量を測定し得るものとなって
いる。
【0063】尚、この回収箱重量測定板41で測定され
た現像剤回収箱23の重量は、予め設定された複写枚数
毎に逐次測定され、後述の制御装置32に接続された回
収箱重量記憶手段としての回収箱重量記憶部43に記憶
される。
【0064】また、上記制御装置32は、図8に示すよ
うに、トナー濃度センサ34および複写カウンタ33か
らの入力に基づいて、トナー補給ローラ21およびキャ
リア現像剤補給ローラ22に対して前記の実施例と同様
の制御を行うものとなっている。
【0065】また、制御装置32には、上述のように現
像槽16から溢出した現像剤を回収する現像剤回収箱2
3の重量を測定する回収箱重量測定板41と、この回収
箱重量測定板41により測定された現像剤回収箱23の
重量を記憶する回収箱重量記憶部43と、測定された現
像剤回収箱23の重量と直前に記憶された現像剤回収箱
23の重量との重量差を算出する回収箱重量差算出手段
としての回収箱重量算出部42とが接続されている。即
ち、上記制御装置32により、回収箱重量測定板41に
より測定された現像剤回収箱23の重量が回収箱重量記
憶部43により記憶される一方、この回収箱重量記憶部
43に直前に記憶された現像剤回収箱23の重量との重
量差が上記回収箱重量差算出部42により算出されるよ
うに制御されている。
【0066】但し、上記回収箱重量差算出部42では、
直前に記憶された回収箱重量から今回測定された回収箱
重量を引くものとする。また、上記の現像剤回収箱23
の重量測定は、予め設定した複写枚数毎に行うようにな
っている。
【0067】このとき、現像槽16内に補給される現像
剤量に対する上記の現像剤回収箱23の重量差は、現像
装置が水平状態であれば、ほぼ一定の値となるので、現
像剤回収箱23に回収された現像剤の重量変化が逐次検
出されることによって、異常があれば、現像装置48が
傾斜していることが分かる。このことにより、例えば上
記の重量差が上記の一定値よりも少なければ、現像槽内
の現像剤が適正量溢出されていないことが分かり、これ
によって、現像剤溢出口が相対的に上方位置となる状
態、即ち現像装置48が傾斜した状態を検出することが
できる。また、上記の重量差が上記の一定値よりも多け
れば、現像槽16内の現像剤が異常量溢出されているこ
とが分かり、これによって、現像剤溢出口が相対的に下
方位置となる状態、即ち現像装置48が傾斜した状態を
検出することができる。
【0068】さらに、制御装置32には、上記の現像装
置48が傾斜していることを警告する警告手段としての
発光ダイオードからなる傾きアラームランプ37が接続
されている。この傾きアラームランプ37の駆動回路
は、図4に示すように、制御装置32から出力された信
号がインバータ40および抵抗R1 を経て傾きアラーム
ランプ37に入力されるようになっており、制御装置3
2は、上記の重量差が許容限度を超えたとき、High
レベルの信号を出力する一方、上記の重量差が許容限度
を超えないとき、Lowレベルの信号を出力するように
なっている。これによって、現像剤回収箱23の重量差
が許容限度を超えたときは、上記制御装置32から出力
された上記のHighレベルの信号がインバータ40お
よび抵抗R1 を経て傾きアラームランプ37に入力さ
れ、傾きアラームランプ37が点灯状態となる一方、重
量差が許容限度を超えないときは、上記制御装置32か
ら出力された上記のLowレベルの信号がインバータ4
0および抵抗R1 を経て傾きアラームランプ37に入力
され、傾きアラームランプ37が消灯状態となる。
【0069】尚、上記の傾きアラームランプ37は、操
作パネル(図示せず)上に設けられ、使用者に対して報
知し易いものとなっている。また、この傾きアラームラ
ンプ37は、ランプの点灯のみならず警告音を発するよ
うにしても良い。
【0070】上記の構成において、現像剤回収箱23の
重量測定による、現像装置48の傾き状態の制御につい
て、図9に示すフローチャートを参照しながら、以下に
説明する。
【0071】まず、コピーカウント値が予め設定した値
nに達したか否かが判断され(S21)、コピーカウン
ト値が設定値nに達していれば、回収箱重量測定板41
により現像剤回収箱23の重量が測定され、回収箱重量
記憶部43に記憶される(S22)。
【0072】次いで、重量差算出部42により、今回測
定された現像剤回収箱23の重量と直前に記憶された現
像剤回収箱23の重量との重量差が算出される(S2
3)。そして、重量差が許容限度を超えたか否かが判断
される(S24)。ここで、重量差が許容限度を超えて
いないと判断されれば、そのまま複写動作が実行される
(S26)。
【0073】一方、S24で重量差が許容限度を超えた
と判断されれば、傾きアラームランプが点灯され(S2
5)、使用者に現像装置48の傾斜状態を報知する。そ
して、現像装置8の傾きが使用者によって修正された
後、再び、複写動作が実行され、S21に移行する。
【0074】このような制御により、現像槽16から溢
出して現像剤回収箱23に回収された現像剤重量が、適
正量でない状態であれば、現像装置48が、現像剤溢出
口24が相対的に上方位置となる方向、もしくは現像剤
溢出口24が相対的に下方位置となる方向へ傾斜してい
ると判断され、この状態に対して傾きアラームランプ3
7により現像装置48の傾斜を使用者に報知するように
なっている。
【0075】従って、現像装置48が、現像剤溢出口2
4が相対的に下方位置となる方向に傾斜した場合に、こ
の状態で現像装置48が使用されることにより現像槽1
6内の現像剤量が過度に減少して画質が低下する事態、
および現像装置48が、現像剤溢出口24が相対的に上
方位置となる方向に傾斜した場合に、この状態で現像装
置48が使用されることにより現像槽16内の現像剤量
が過度に増加して画質が低下する事態を防止し得るよう
になっている。
【0076】尚、上記の実施例においては、現像剤回収
箱23の重量測定が、予め設定された複写枚数毎に行わ
れているが、これに限定することなく、例えば、複写機
の電源ON時からタイマにより所定時間経過毎に現像剤
回収箱23の重量を測定することも可能である。
【0077】また、本実施例では、回収箱重量差が許容
限度を越えたときに、制御装置32によって傾きアラー
ムランプ37を点灯させるようにしているが、これに限
定されることなく、例えば、制御装置32によって複写
機を停止させるようにしてもよい。
【0078】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例に
ついて、図2および図10ないし図15に基づいて説明
すれば、以下の通りである。尚、説明の便宜上、前記の
各実施例で説明した部材と同一の機能を有する部材に
は、同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0079】本実施例の現像装置58は、図2に示す複
写機に設けられており、図10および図11に示す構成
となっている。図11において、現像槽16の側壁部1
6bの撹拌手段としての撹拌スクリュー54の軸方向内
面に、所定間隔で配設された複数の光センサ55…を有
し、現像槽16内の現像剤の嵩高さを検出する現像剤の
嵩高さ検出手段としての嵩高さ検出部51が設けられて
いる。
【0080】上記の光センサ55は、図12に示すよう
に、発光部55aと受光部55bとからなる。この光セ
ンサ55の駆動回路は、図13に示すように、上記発光
部55aに、発光素子としての例えば発光ダイオード5
6が、上記受光部55bに、受光素子としての例えばフ
ォトトランジスタ57とが設けられた構造となってい
る。即ち、上記発光部55aの発光ダイオード56から
照射された光が、受光部55bのフォトトランジスタ5
7で受光され、このときの受光信号を制御装置32に出
力するようになっている。
【0081】したがって、図11に示すように、上記の
光センサ55を現像槽16の側壁の内面側の上下方向に
複数設けることで、どの位置に設けられた光センサ55
からの受光信号が制御装置32に入力されるかによっ
て、現像槽16内の現像剤の嵩高さを検出するようにな
っている。
【0082】また、上記の制御装置32は、図14に示
すように、トナー濃度センサ34および複写カウンタ3
3からの入力に基づいて、トナー補給ローラ21および
キャリア現像剤補給ローラ22に対して前記の各実施例
と同様の制御を行うものとなっている。
【0083】また、この制御装置32には、上記光セン
サ55と、現像槽16内の現像剤の嵩高さを記憶する現
像剤嵩高さ記憶手段としての現像剤嵩高さ記憶部53が
接続され、上記光センサ55による受光信号に基づいて
現像槽16内の現像剤の嵩高さが検出され、この現像剤
の嵩高さを現像剤の嵩高さ記憶部53に記憶する。さら
に、上記制御装置32には、検出された現像剤の嵩高さ
と直前に記憶された現像剤の嵩高さとの高低差を算出す
る高低差算出手段としての高低差算出部52が接続さ
れ、上記高低差が許容限度を超えたとき、傾きアラーム
ランプ37を点灯させて、使用者に対して現像装置58
の傾きを報知するようになっている。
【0084】但し、上記の高低差算出部52では、直前
に記憶された現像剤の嵩高さから今回検出した現像剤の
嵩高さを引くものとする。また、上記の現像剤の嵩高さ
は、常に、同条件で検出できるように、現像槽16内の
現像剤を撹拌スクリュー44により撹拌した後に検出す
るようになっている。
【0085】上記の現像槽16内の現像剤の嵩高さは、
補給される現像剤の量が一定で、現像装置58が水平状
態で、撹拌スクリュー44を駆動させることで現像槽1
6内の現像剤を均一にならせば、現像剤の嵩高さは常に
一定となる。このことにより、例えば現像槽16内の現
像剤の高低差が負の値の場合、即ち、今回検出した現像
槽16内の現像剤の嵩高さが直前に記憶した現像剤の嵩
高さよりも高い場合、現像槽16内の現像剤が適正量溢
出されていないことが分かり、これによって、現像剤溢
出口が相対的に上方位置となる状態、即ち現像装置58
が傾斜した状態を検出することができる。また、上記の
高低差が正の値の場合、即ち、今回検出した現像槽内の
現像剤の嵩高さが直前に記憶した現像剤の嵩高さよりも
低い場合、現像槽16内の現像剤が異常量溢出されてい
ることが分かり、これによって、現像剤溢出口が相対的
に下方位置となる状態、即ち現像装置58が傾斜した状
態を検出することができる。
【0086】上記の構成において、本実施例における現
像装置58の傾斜状態を使用者に対して報知する制御に
ついて、図15に示すフローチャートを参照しながら、
以下に説明する。
【0087】まず、複写機の電源をONする(S3
1)。このとき、現像槽16内の撹拌スクリュー44を
駆動させ現像剤を均一にならす(S32)。次いで、均
一にならされた状態の現像槽16内の現像剤の嵩高さを
検出する(S33)。この現像剤の嵩高さを現像剤の嵩
高さ記憶部53に記憶する(S34)。
【0088】次いで、コピースタートボタン31を押し
て複写動作を行う(S35)。この複写動作中に現像槽
16内の現像剤の嵩高さを逐次検出し、この現像剤の嵩
高さと上記の現像剤の嵩高さ記憶部53に記憶された現
像剤の嵩高さとの高低差を算出する(S36)。このと
き、上記の高低差が許容限度を超えたか否かが判断され
る(S37)。ここで、高低差が許容限度を超えていな
いと判断されれば、そのまま複写動作が実行され、S3
5に移行して次の複写動作の待機状態となる。
【0089】一方、S37で、高低差が許容限度を超え
たと判断されれば、傾きアラームランプ37を点灯させ
て、使用者に対して現像装置58が傾斜していることを
報知する(S38)。そして、現像装置58の傾斜状態
が、使用者によって修正された後、S31に移行する。
【0090】このような制御によれば、現像槽16内の
現像剤の嵩高さを逐次検知し、基準嵩高さに対しての現
像剤の嵩高さの高低差を算出することにより、現像装置
58の傾斜状態を検出することができる。これによっ
て、現像装置8が現像剤溢出口24が相対的に上方へ移
動する方向、もしくは現像剤溢出口24が相対的に下方
へ移動する方向へ傾斜したとき、この状態に対して傾き
アラームランプ37により警告を発するようになってい
る。
【0091】従って、現像装置58が、現像剤溢出口2
4が相対的に下方位置となる状態に傾斜した場合に、こ
の状態で現像装置58が使用されることにより現像槽1
6内の現像剤量が過度に減少して画質が低下する事態、
および現像装置58が、現像剤溢出口24が相対的に上
方位置となる状態に傾斜した場合に、この状態で現像装
置58が使用されることにより現像槽16内の現像剤量
が過度に増加して画質が低下する事態を防止し得るよう
になっている。
【0092】尚、上記の実施例においては、現像槽16
内の現像剤の嵩高さの検出が、予め設定された複写枚数
毎に行われているが、これに限定することなく、例え
ば、複写機の電源ON時からタイマにより所定時間経過
毎に現像槽16内の現像剤の嵩高さを検出することも可
能である。
【0093】また、本実施例では、現像槽16内の現像
剤の高低差が許容限度を越えたときに、制御装置32に
よって傾きアラームランプ37を点灯させるようにして
いるが、これに限定されることなく、例えば、制御装置
32によって複写機を停止させるようにしてもよい。
【0094】さらに、本実施例では、現像槽16内の現
像剤の嵩高さを検出するものとして光センサ55を用い
ているが、これに限定するものではなく、他のセンサを
用いても良い。
【0095】
【発明の効果】請求項1記載の発明の現像装置は、以上
のように、現像装置の重量を測定する装置重量測定手段
と、この測定された現像装置重量に基づいて、現像槽内
の現像剤重量を算出する現像剤重量算出手段と、この算
出された現像剤重量を記憶する現像剤重量記憶手段と、
上記現像剤重量算出手段により算出された現像剤重量と
上記現像剤重量記憶手段により直前に記憶された現像剤
重量との重量差を算出する現像剤重量差算出手段とを備
えている構成である。
【0096】それゆえ、現像装置の傾きを的確に示すこ
とで、現像装置の傾き修正を迅速に行うことができ、こ
れによって、現像剤を的確に感光体に供給することがで
き、原稿画像の画質の低下を防ぐことができるという効
果を奏する。
【0097】また、請求項2記載の発明の現像装置は、
請求項1の現像装置において、現像装置が傾斜している
ことを警告する警告手段と、上記現像剤重量差算出手段
により算出された現像剤の重量差が許容限度を超えたと
きに、上記警告手段が作動するように制御する制御手段
とを備えている構成である。
【0098】これにより、現像装置の傾斜状態を的確に
使用者に知らせることができ、これに基づいて現像剤の
傾きを修正することができるので、現像剤を的確に感光
体に供給することができ、原稿画像の画質の低下を防ぐ
ことができるという効果を奏する。
【0099】また、請求項3記載の発明の現像装置は、
現像剤回収箱の重量を測定する回収箱重量測定手段と、
この測定された現像剤回収箱重量を記憶する回収箱重量
記憶手段と、上記回収箱重量測定手段によって測定され
た現像剤回収箱重量と上記回収箱重量記憶手段により直
前に記憶された現像剤回収箱重量との重量差を算出する
回収箱重量差算出手段とを備えている構成である。
【0100】それゆえ、現像装置の傾きを的確に示すこ
とで、現像装置の傾き修正を迅速に行うことができ、こ
れによって、現像剤を的確に感光体に供給することがで
き、原稿画像の画質の低下を防ぐことができるという効
果を奏する。
【0101】また、請求項4記載の現像装置は、請求項
3の現像装置において、上記現像装置が傾斜しているこ
とを警告する警告手段と、上記回収箱重量差算出手段に
より算出された現像剤回収箱の重量差が許容限度を超え
たときに、上記警告手段が作動するように制御する制御
手段とを備えている構成である。
【0102】これにより、現像装置の傾斜状態を的確に
使用者に知らせることができ、これに基づいて現像剤の
傾きを修正することができるので、現像剤を的確に感光
体に供給することができ、原稿画像の画質の低下を防ぐ
ことができるという効果を奏する。
【0103】また、請求項5記載の現像装置は、現像槽
内の現像剤の嵩高さを検出する嵩高さ検出手段と、この
検出された現像剤の嵩高さを記憶する現像剤嵩高さ記憶
手段と、上記嵩高さ検出手段により検出された現像剤の
嵩高さと上記現像剤嵩高さ記憶手段により直前に記憶さ
れた現像剤の嵩高さとの高低差を算出する高低差算出手
段とを備えている構成である。
【0104】それゆえ、現像装置の傾きを的確に示すこ
とで、現像装置の傾き修正を迅速に行うことができ、こ
れによって、現像剤を的確に感光体に供給することがで
き、原稿画像の画質の低下を防ぐことができるという効
果を奏する。
【0105】さらに、請求項6記載の現像装置は、請求
項5の現像装置において、上記現像装置が傾斜している
ことを警告する警告手段と、上記高低差算出手段により
算出された高低差が許容限度を超えたときに、上記警告
手段が作動するように制御する制御手段とを備えている
構成である。
【0106】これにより、現像装置の傾斜状態を的確に
使用者に知らせることができ、これに基づいて現像剤の
傾きを修正することができるので、現像剤を的確に感光
体に供給することができ、原稿画像の画質の低下を防ぐ
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の現像装置を示す縦断面図で
ある。
【図2】上記現像装置が内蔵された複写機の全体構成を
示す模式図である。
【図3】上記複写機の制御ブロック図である。
【図4】図3に示した傾きアラームランプの駆動回路図
である。
【図5】上記複写機の制御装置で行われるキャリア現像
剤の補給制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】上記複写機の制御装置で行われる現像装置重量
の測定値に基づく制御を示すフローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例における現像装置を示す縦
断面図である。
【図8】上記複写機の制御ブロック図である。
【図9】上記複写機の制御装置で行われる現像剤回収箱
重量の測定値に基づく制御を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明のさらに他の実施例における現像装置
を示す縦断面図である。
【図11】上記現像装置の現像槽の横断面図である。
【図12】上記の現像槽内に設けられる光センサの斜視
図である。
【図13】上記光センサの駆動回路図である。
【図14】上記複写機の制御ブロック図である。
【図15】上記複写機の制御装置で行われる現像槽内で
検知される現像剤の嵩高さに基づく制御を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
8 現像装置 16 現像槽 20 現像剤供給ユニット(現像剤補給部) 26 装置重量測定板(装置重量測定手段) 35 現像剤重量算出部(現像剤重量算出手段) 36 現像剤重量差算出部(現像剤重量算出手段) 37 傾きアラームランプ(警告手段) 38 現像剤重量記憶部(現像剤重量記憶手段) 41 回収箱重量測定板(回収箱重量測定手段) 42 回収箱重量差算出部(回収箱重量差算出手段) 43 回収箱重量記憶部(回収箱重量記憶手段) 45 光センサ 48 現像装置 51 嵩高さ検出部(嵩高さ検出手段) 52 高低差算出部(高低差算出手段) 53 現像剤嵩高さ記憶部(現像剤嵩高さ記憶手段) 58 現像装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーおよびキャリアからなる現像剤を収
    納する現像槽に、現像剤を撹拌する撹拌手段および現像
    剤を感光体に供給する現像ローラが各々回転自在に設け
    られるとともに、キャリアを含有するキャリア現像剤を
    現像槽に上方から逐次補給する現像剤補給部が設けら
    れ、現像槽内に収納されている現像剤に接する側壁面
    に、現像剤溢出用の現像剤溢出口が形成されている現像
    装置において、 上記現像装置の重量を測定する装置重量測定手段と、 この測定された現像装置重量に基づいて、上記の現像槽
    内の現像剤重量を算出する現像剤重量算出手段と、 この算出された現像剤重量を記憶する現像剤重量記憶手
    段と、 上記重量算出手段により算出された現像剤重量と上記現
    像剤重量記憶手段により直前に記憶された現像剤重量と
    の重量差を算出する現像剤重量差算出手段とを備えてい
    ることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】上記現像装置が傾斜していることを警告す
    る警告手段と、 上記現像剤重量差算出手段により算出された現像剤の重
    量差が許容限度を超えたときに、上記警告手段が作動す
    るように制御する制御手段とを備えていることを特徴と
    する請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】トナーおよびキャリアからなる現像剤を収
    納する現像槽に、現像剤を撹拌する撹拌手段および現像
    剤を感光体に供給する現像ローラが各々回転自在に設け
    られるとともに、キャリアを含有するキャリア現像剤を
    現像槽に上方から逐次補給する現像剤補給部が設けら
    れ、現像槽内に収納されている現像剤に接する側壁面
    に、現像剤溢出用の現像剤溢出口が形成され、この現像
    剤溢出口より溢出される現像剤を回収する現像剤回収箱
    が設けられている現像装置において、 上記現像剤回収箱の重量を測定する回収箱重量測定手段
    と、 この測定された現像剤回収箱重量を記憶する回収箱重量
    記憶手段と、 上記回収箱重量測定手段によって測定された現像剤回収
    箱重量と上記回収箱重量記憶手段により直前に記憶され
    た現像剤回収箱重量との重量差を算出する回収箱重量差
    算出手段とを備えていることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】上記現像装置が傾斜していることを警告す
    る警告手段と、 上記回収箱重量差算出手段により算出された現像剤回収
    箱の重量差が許容限度を超えたときに、上記警告手段が
    作動するように制御する制御手段とを備えていることを
    特徴とする請求項3記載の現像装置。
  5. 【請求項5】トナーおよびキャリアからなる現像剤を収
    納する現像槽に、現像剤を撹拌する撹拌手段および現像
    剤を感光体に供給する現像ローラが各々回転自在に設け
    られるとともに、キャリアを含有するキャリア現像剤を
    現像槽に上方から逐次補給する現像剤補給部が設けら
    れ、現像槽内に収納されている現像剤に接する側壁面
    に、現像剤溢出用の現像剤溢出口が形成されている現像
    装置において、 上記現像槽内の現像剤の嵩高さを検出する嵩高さ検出手
    段と、 この検出された現像剤の嵩高さを記憶する現像剤嵩高さ
    記憶手段と、 上記嵩高さ検出手段により検出された現像剤の嵩高さと
    上記現像剤嵩高さ記憶手段により直前に記憶された現像
    剤の嵩高さとの高低差を算出する高低差算出手段とを備
    えていることを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】上記現像装置が傾斜していることを警告す
    る警告手段と、 上記高低差算出手段により算出された高低差が許容限度
    を超えたときに、上記警告手段が作動するように制御す
    る制御手段とを備えていることを特徴とする請求項5記
    載の現像装置。
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