JP3065344B2 - 内燃機関のための燃料噴射ポンプ - Google Patents
内燃機関のための燃料噴射ポンプInfo
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- JP3065344B2 JP3065344B2 JP2511706A JP51170690A JP3065344B2 JP 3065344 B2 JP3065344 B2 JP 3065344B2 JP 2511706 A JP2511706 A JP 2511706A JP 51170690 A JP51170690 A JP 51170690A JP 3065344 B2 JP3065344 B2 JP 3065344B2
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- lever
- fuel injection
- control
- stopper
- injection pump
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/44—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/44—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
- F02M59/447—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston means specially adapted to limit fuel delivery or to supply excess of fuel temporarily, e.g. for starting of the engine
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［背景技術］ 本発明は、請求の範囲第１項の上位概念に記載された
内燃機関のための燃料噴射ポンプから出発する。
内燃機関のための燃料噴射ポンプから出発する。
ディーゼル機関においては、高温時始動における多量
の濃煙の発生を排除するために、燃料噴射ポンプによっ
て調量される低温時始動のための燃料量を減少する必要
がある。
の濃煙の発生を排除するために、燃料噴射ポンプによっ
て調量される低温時始動のための燃料量を減少する必要
がある。
前述の形式の公知の燃料噴射ポンプにおいては（ドイ
ツ連邦共和国特許公報第2844910号明細書）、この理由
により、スタートレバーの始動位置を決定するストッパ
レバーが内燃機関の温度に依存して調整され、従ってス
トッパレバーはスタートレバーを、温度が増大するにつ
れて少ない燃料噴射量を調整する方向に移動する。スタ
ートレバーの位置に相応して、燃料噴射ポンプのポンプ
ピストンに沿って移動するコントロールスリーブが移動
され、このコントロールスリーブは、ポンプピストン行
程の長さひいては調量される燃料噴射量を規定する。ス
トッパレバーの調整は、内燃機関の冷却水によって貫流
される室内に突入していてかつボーデンワイヤを介して
ストッパレバーに係合する熱膨張型調整機によって行わ
れる。高温の内燃機関においては、ストッパレバーは前
記の熱膨張型調整機によって、全負荷位置に相応する位
置に調整される。このことは、高温時始動が、必ずしも
多量の濃煙の発生なしには行われないことを意味する。
さらにこのような調整装置は、技術的に比較的手間がか
かり、かつ製造時に少なくない付加コストを必要とす
る。
ツ連邦共和国特許公報第2844910号明細書）、この理由
により、スタートレバーの始動位置を決定するストッパ
レバーが内燃機関の温度に依存して調整され、従ってス
トッパレバーはスタートレバーを、温度が増大するにつ
れて少ない燃料噴射量を調整する方向に移動する。スタ
ートレバーの位置に相応して、燃料噴射ポンプのポンプ
ピストンに沿って移動するコントロールスリーブが移動
され、このコントロールスリーブは、ポンプピストン行
程の長さひいては調量される燃料噴射量を規定する。ス
トッパレバーの調整は、内燃機関の冷却水によって貫流
される室内に突入していてかつボーデンワイヤを介して
ストッパレバーに係合する熱膨張型調整機によって行わ
れる。高温の内燃機関においては、ストッパレバーは前
記の熱膨張型調整機によって、全負荷位置に相応する位
置に調整される。このことは、高温時始動が、必ずしも
多量の濃煙の発生なしには行われないことを意味する。
さらにこのような調整装置は、技術的に比較的手間がか
かり、かつ製造時に少なくない付加コストを必要とす
る。
［発明の効果］ これに対して、請求の範囲第１項の特徴を有する本発
明による燃料噴射ポンプは、極めてわずかな費用で高温
時始動及び低温時始動に際してそれぞれ必要な種々の燃
料量が調整されるという利点を有している。このため
に、コントロールレバーとストッパレバーとが、アクセ
ルペダルによって操作されるコントロールレバーの旋回
時にストッパレバーが一方の終端位置から他方の終端位
置に移されるように、伝動結合されるだけでよい。始動
条件（低温時始動又は高温時始動）に応じて、ドライバ
ーはアクセルペダルを操作する必要があるか、あるいは
操作する必要はなく、従ってスタートレバーはその都度
正しい終端位置を占める。
明による燃料噴射ポンプは、極めてわずかな費用で高温
時始動及び低温時始動に際してそれぞれ必要な種々の燃
料量が調整されるという利点を有している。このため
に、コントロールレバーとストッパレバーとが、アクセ
ルペダルによって操作されるコントロールレバーの旋回
時にストッパレバーが一方の終端位置から他方の終端位
置に移されるように、伝動結合されるだけでよい。始動
条件（低温時始動又は高温時始動）に応じて、ドライバ
ーはアクセルペダルを操作する必要があるか、あるいは
操作する必要はなく、従ってスタートレバーはその都度
正しい終端位置を占める。
別の請求の範囲に記載された構成によって、請求の範
囲第１項に記載の燃料噴射ポンプの有利な実施態様及び
改良が可能である。本発明の有利な構成により、ストッ
パレバーがコントロールレバーと、該コントロールレバ
ーが操作されない際にストッパレバーが第１の終端位置
を占めるように連結されると、内燃機関の始動時にドラ
イバーのための論理的な操作が得られる。内燃機関が低
温であると、ドライバーはアクセルペダルを操作する必
要があり、内燃機関が高温であると、ドライバーはアク
セルペダルをアイドリング位置にとどめておくことがで
きる。
囲第１項に記載の燃料噴射ポンプの有利な実施態様及び
改良が可能である。本発明の有利な構成により、ストッ
パレバーがコントロールレバーと、該コントロールレバ
ーが操作されない際にストッパレバーが第１の終端位置
を占めるように連結されると、内燃機関の始動時にドラ
イバーのための論理的な操作が得られる。内燃機関が低
温であると、ドライバーはアクセルペダルを操作する必
要があり、内燃機関が高温であると、ドライバーはアク
セルペダルをアイドリング位置にとどめておくことがで
きる。
ストッパレバーとコントロールレバーとの間の連結
は、本発明の実施例においては、ストッパレバーの旋回
軸に回転不能に取り付けられかつコントロールレバーに
よって駆動される調整レバーによって生ぜしめられる。
ストッパレバーの両終端位置は、調整レバーの旋回路内
の定置のストッパによって規定される。このことは、ポ
ンプケーシングの外側に位置するコントロールレバー
が、ポンプケーシングと係合することなしに、ポンプケ
ーシング内に配置されたストッパレバーと簡単な形式で
連結されることができるという利点を有している。この
場合、調整レバーは同様にポンプケーシングの外側に位
置している。
は、本発明の実施例においては、ストッパレバーの旋回
軸に回転不能に取り付けられかつコントロールレバーに
よって駆動される調整レバーによって生ぜしめられる。
ストッパレバーの両終端位置は、調整レバーの旋回路内
の定置のストッパによって規定される。このことは、ポ
ンプケーシングの外側に位置するコントロールレバー
が、ポンプケーシングと係合することなしに、ポンプケ
ーシング内に配置されたストッパレバーと簡単な形式で
連結されることができるという利点を有している。この
場合、調整レバーは同様にポンプケーシングの外側に位
置している。
本発明の実施例においては、調整レバーはばね付加さ
れたロッドを介してコントロールレバーに連結されてい
る。このことは、調整レバーもしくはストッパレバーの
終端位置、ひいてはスタートレバーの始動位置がコント
ロールレバーの調整距離とは無関係に調整されるという
利点を有する。どれくらいのペダル距離であるかという
ことには無頓着に、アクセルペダルを操作すると、調整
レバーが、コントロールレバーが最小旋回距離を進んだ
後に第２の終端位置を規定するストッパに当接し、かつ
コントロールレバーがそれ以上旋回する間もこの位置を
維持する。
れたロッドを介してコントロールレバーに連結されてい
る。このことは、調整レバーもしくはストッパレバーの
終端位置、ひいてはスタートレバーの始動位置がコント
ロールレバーの調整距離とは無関係に調整されるという
利点を有する。どれくらいのペダル距離であるかという
ことには無頓着に、アクセルペダルを操作すると、調整
レバーが、コントロールレバーが最小旋回距離を進んだ
後に第２の終端位置を規定するストッパに当接し、かつ
コントロールレバーがそれ以上旋回する間もこの位置を
維持する。
所望の燃料始動量を調整するために、本発明の実施例
においては、調整レバーの両ストッパが調整ねじに形成
されており、従って終端位置を極めて正確に調整するこ
とができる。
においては、調整レバーの両ストッパが調整ねじに形成
されており、従って終端位置を極めて正確に調整するこ
とができる。
［図面］ 本発明を図示の実施例を用いて以下に詳しく説明す
る。但し： 図１は燃料噴射ポンプの部分的側面図、 図２は図１の燃料噴射ポンプの平面図である。
る。但し： 図１は燃料噴射ポンプの部分的側面図、 図２は図１の燃料噴射ポンプの平面図である。
［実施例の説明］ 図面において側面図及平面図で部分的に示された燃料
噴射ポンプにおいて、ポンプケーシングは一点鎖線で示
されていてかつ符号10が付けられている。燃料噴射ポン
プの内側の構造は周知であり、例えばドイツ連邦共和国
特許公報第2844910号明細書に記載されている。それ故
に、ポンプケーシング10の内部に配置された構成部材の
うち、本発明を理解するのに必要な構成部材のみ、つま
りポンプピストン12に軸方向に摺動可能に取り付けられ
ていてかつポンプピストン12における制御孔を閉鎖する
コントロールスリーブ11、ポンプピストン12に沿ってコ
ントロールスリーブ11を移動するためにこのコントロー
ルスリーブ11に係合していて定置の旋回軸14を中心にし
て旋回可能な二腕状のスタートレバー13、スタートスプ
リング16を介してスタートレバー13を支持していて旋回
軸14を中心にして旋回可能な一腕状のテンションレバー
15、ポンプケーシング10に軸受けされた軸18に回転不能
に取付けられたストッパレバー17を破線で示している。
内燃機関の停止状態では、テンションレバー15は、締付
けばね35を介してそれとなくしか見えないガバナシャフ
ト36のばね受け19に、かつスタートレバー13は、スター
トスプリング16の作用を受けてストッパレバー17に当接
されている。詳しくは示さないように、テンションレバ
ー15はアイドリング−及びガバナスプリング及びガバナ
シャフト36を介してコントロールレバー20と結合されて
おり、該コントロールレバーはポンプケーシング10の外
側で点21に回転可能に支承されていて、かつアクセルペ
ダルを介して任意に矢印22（図２）の方向で旋回せしめ
られる。アクセルペダルを操作しない場合には、コント
ロールレバー20は図１及び図２に示される所定の位置を
占める。同様に、スタートレバー13に当接しかつこのス
タートレバー及びテンションレバー15を介して内燃機関
の運転条件に相応するコントロールスリーブ11の移動を
生ぜしめる遠心式調速機は示されていない。コントロー
ルスリーブ11は、周知の形式で、燃料噴射ポンプによっ
て内燃機関のシリンダ内に噴射される燃料量を、コント
ロールスリーブの位置に依存したポンプピストン行程距
離により制御孔がコントロールスリーブによって開放さ
れ、このことによってポンプ作業室内になお存在する燃
料のための戻し路が解放されることによって規定する。
噴射ポンプにおいて、ポンプケーシングは一点鎖線で示
されていてかつ符号10が付けられている。燃料噴射ポン
プの内側の構造は周知であり、例えばドイツ連邦共和国
特許公報第2844910号明細書に記載されている。それ故
に、ポンプケーシング10の内部に配置された構成部材の
うち、本発明を理解するのに必要な構成部材のみ、つま
りポンプピストン12に軸方向に摺動可能に取り付けられ
ていてかつポンプピストン12における制御孔を閉鎖する
コントロールスリーブ11、ポンプピストン12に沿ってコ
ントロールスリーブ11を移動するためにこのコントロー
ルスリーブ11に係合していて定置の旋回軸14を中心にし
て旋回可能な二腕状のスタートレバー13、スタートスプ
リング16を介してスタートレバー13を支持していて旋回
軸14を中心にして旋回可能な一腕状のテンションレバー
15、ポンプケーシング10に軸受けされた軸18に回転不能
に取付けられたストッパレバー17を破線で示している。
内燃機関の停止状態では、テンションレバー15は、締付
けばね35を介してそれとなくしか見えないガバナシャフ
ト36のばね受け19に、かつスタートレバー13は、スター
トスプリング16の作用を受けてストッパレバー17に当接
されている。詳しくは示さないように、テンションレバ
ー15はアイドリング−及びガバナスプリング及びガバナ
シャフト36を介してコントロールレバー20と結合されて
おり、該コントロールレバーはポンプケーシング10の外
側で点21に回転可能に支承されていて、かつアクセルペ
ダルを介して任意に矢印22（図２）の方向で旋回せしめ
られる。アクセルペダルを操作しない場合には、コント
ロールレバー20は図１及び図２に示される所定の位置を
占める。同様に、スタートレバー13に当接しかつこのス
タートレバー及びテンションレバー15を介して内燃機関
の運転条件に相応するコントロールスリーブ11の移動を
生ぜしめる遠心式調速機は示されていない。コントロー
ルスリーブ11は、周知の形式で、燃料噴射ポンプによっ
て内燃機関のシリンダ内に噴射される燃料量を、コント
ロールスリーブの位置に依存したポンプピストン行程距
離により制御孔がコントロールスリーブによって開放さ
れ、このことによってポンプ作業室内になお存在する燃
料のための戻し路が解放されることによって規定する。
ポンプケーシング10の外側で、ポンプケーシング10か
ら外方へ突出する軸18と調整レバー23とが不動に結合し
ており、この調整レバーはばね負荷されたロッド24を介
してコントロールレバー20と連結されている。前記ロッ
ドはコントロールレバー20に偏心的に連結された棒25
と、該棒25を同心的に取り囲むコイル圧縮ばね26とから
成っている。棒25は、調整レバー23と剛性的に結合され
たブラケット28における孔27を通って突出している。棒
25における環状ショルダ29に支持されたコイル圧縮ばね
26は、ブラケット28に係合して、かつこれを、棒25に固
定されている継手状の支持リング30に圧着する。調整レ
バー23の旋回距離は、それぞれ調整ねじ33,34に取り付
けられかつ要するに燃料噴射ポンプの最終組立て後に極
めて正確に位置決めされることのできる２つのストッパ
31,32によって制限されている。
ら外方へ突出する軸18と調整レバー23とが不動に結合し
ており、この調整レバーはばね負荷されたロッド24を介
してコントロールレバー20と連結されている。前記ロッ
ドはコントロールレバー20に偏心的に連結された棒25
と、該棒25を同心的に取り囲むコイル圧縮ばね26とから
成っている。棒25は、調整レバー23と剛性的に結合され
たブラケット28における孔27を通って突出している。棒
25における環状ショルダ29に支持されたコイル圧縮ばね
26は、ブラケット28に係合して、かつこれを、棒25に固
定されている継手状の支持リング30に圧着する。調整レ
バー23の旋回距離は、それぞれ調整ねじ33,34に取り付
けられかつ要するに燃料噴射ポンプの最終組立て後に極
めて正確に位置決めされることのできる２つのストッパ
31,32によって制限されている。
処で、調整レバー23のコントロールレバー20への連結
は、コントロールレバー20が操作されない場合には調整
レバー23が第１のストッパ31に当接し、かつコントロー
ルレバー20が旋回する場合には、コントロールレバー20
がわずかな距離を旋回した後に調整レバー23が第２のス
トッパ32に当接することになるように行われている。コ
ントロールレバー20をさらに旋回する場合には、第２の
ストッパ32に調整レバー23が固定された際に、棒25はコ
イル圧縮ばね26を圧縮しつつ調整レバー23のブラケット
28を通って移動することができ、従って第２のストッパ
32によってコントロールレバー20の旋回運動は邪魔され
ない。調整レバー23が第１のストッパ31に当接すると、
調整レバー23と不動に結合されたストッパレバー17は図
１に示された第１の終端位置を占める。調整レバー23が
第２のストッパ32に当接すると、ストッパレバー17は時
計回りで（図１）旋回することによって第２の終端位置
に移される。この場合、スタートレバー13は、スタート
スプリング16によってストッパレバー17に圧着されたま
まであり、このことによりストッパレバー17の旋回運動
に追随する。スタートレバー13の旋回運動は、さらにコ
ントロールスリーブ11の図１における右側への移動を生
ぜしめ、この結果、ポンプピストン12は圧縮行程時に、
制御孔がコントロールスリーブ11によって開放されるま
で大きな行程距離を動かなければならないことにある。
この場合、ポンプピストンによって噴射される燃料量
は、コントロールスリーブ11の図１に示された位置にお
けるより著しく多い。ストッパ31,32は調整ねじ33,34に
よって、今や、ストッパレバー17がスタートレバー調整
装置の両終端位置に強制されるように調整され、前記ス
タートレバー調整装置は、第１の終端位置では（図１に
示す）高温時始動に必要な燃料量を、かつ第２の終端位
置では低温時始動に必要な燃料量をコントロールスリー
ブ11において調整する。
は、コントロールレバー20が操作されない場合には調整
レバー23が第１のストッパ31に当接し、かつコントロー
ルレバー20が旋回する場合には、コントロールレバー20
がわずかな距離を旋回した後に調整レバー23が第２のス
トッパ32に当接することになるように行われている。コ
ントロールレバー20をさらに旋回する場合には、第２の
ストッパ32に調整レバー23が固定された際に、棒25はコ
イル圧縮ばね26を圧縮しつつ調整レバー23のブラケット
28を通って移動することができ、従って第２のストッパ
32によってコントロールレバー20の旋回運動は邪魔され
ない。調整レバー23が第１のストッパ31に当接すると、
調整レバー23と不動に結合されたストッパレバー17は図
１に示された第１の終端位置を占める。調整レバー23が
第２のストッパ32に当接すると、ストッパレバー17は時
計回りで（図１）旋回することによって第２の終端位置
に移される。この場合、スタートレバー13は、スタート
スプリング16によってストッパレバー17に圧着されたま
まであり、このことによりストッパレバー17の旋回運動
に追随する。スタートレバー13の旋回運動は、さらにコ
ントロールスリーブ11の図１における右側への移動を生
ぜしめ、この結果、ポンプピストン12は圧縮行程時に、
制御孔がコントロールスリーブ11によって開放されるま
で大きな行程距離を動かなければならないことにある。
この場合、ポンプピストンによって噴射される燃料量
は、コントロールスリーブ11の図１に示された位置にお
けるより著しく多い。ストッパ31,32は調整ねじ33,34に
よって、今や、ストッパレバー17がスタートレバー調整
装置の両終端位置に強制されるように調整され、前記ス
タートレバー調整装置は、第１の終端位置では（図１に
示す）高温時始動に必要な燃料量を、かつ第２の終端位
置では低温時始動に必要な燃料量をコントロールスリー
ブ11において調整する。
このため、低温の内燃機関を始動させる際には、ドラ
イバーがアクセルペダルを操作し、このことによってコ
ントロールレバー20が旋回され、このコントロールレバ
ーが調整レバー23を第２のストッパ32に当接する。スタ
ートレバー13を介してコントロールスリーブ11が移動さ
れて、内燃機関の低温時始動のために必要な燃料量が調
整される。高温の内燃機関を始動させる際には、ドライ
バーはアクセルペダルを操作しない。このため、コント
ロールレバー20は図１及び図２に示された所定の基本位
置を占め、かつ調整レバー23が第１のストッパ31に位置
する。第１の終端位置にあるストッパレバー17が、スタ
ートレバー13を介してポンプピストンに沿ったコントロ
ールスリーブ11の相応する移動位置を生ぜしめる。高温
時始動に必要な減少された燃料量は、今やコントロール
スリーブ11の位置によって与えられる。なお、前記の図
示されていない遠心式調速機は、始動後の定常運転時に
スタートレバー13に係合する。そしてスタートレバー13
を調節して、燃料の始動時増量をなくしてから、テンシ
ョンレバー15に当てつけられたスタートレバー13を介し
て、コントロールレバー20の運動に相応して、負荷に関
連した量の燃料が噴射されるようにコントロールスリー
ブ11の位置を調節する。
イバーがアクセルペダルを操作し、このことによってコ
ントロールレバー20が旋回され、このコントロールレバ
ーが調整レバー23を第２のストッパ32に当接する。スタ
ートレバー13を介してコントロールスリーブ11が移動さ
れて、内燃機関の低温時始動のために必要な燃料量が調
整される。高温の内燃機関を始動させる際には、ドライ
バーはアクセルペダルを操作しない。このため、コント
ロールレバー20は図１及び図２に示された所定の基本位
置を占め、かつ調整レバー23が第１のストッパ31に位置
する。第１の終端位置にあるストッパレバー17が、スタ
ートレバー13を介してポンプピストンに沿ったコントロ
ールスリーブ11の相応する移動位置を生ぜしめる。高温
時始動に必要な減少された燃料量は、今やコントロール
スリーブ11の位置によって与えられる。なお、前記の図
示されていない遠心式調速機は、始動後の定常運転時に
スタートレバー13に係合する。そしてスタートレバー13
を調節して、燃料の始動時増量をなくしてから、テンシ
ョンレバー15に当てつけられたスタートレバー13を介し
て、コントロールレバー20の運動に相応して、負荷に関
連した量の燃料が噴射されるようにコントロールスリー
ブ11の位置を調節する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリーガー，クラウス ドイツ連邦共和国 Ｄ―7151 アッファ ルターバッハ ツェントラルプラッツ ４ (72)発明者 コンラート，カール ドイツ連邦共和国 Ｄ―7149 フライベ ルク／ネッカー フォーゲル ザングシ ュトラーセ45 (72)発明者 シュヴァルツ，マンフレート ドイツ連邦共和国 Ｄ―7016 ゲルリン ゲン ホーフヴィーゼンシュトラーセ ４ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F02D 1/04 F02D 1/02
Claims (6)
- 【請求項１】内燃機関のための燃料噴射ポンプであっ
て、燃料噴射量を規定するコントロールスリーブと、該
コントロールスリーブを調整するためにこのコントロー
ルスリーブに係合する、スタートスプリングを介してテ
ンションレバーに支持されたスタートレバーと、前記テ
ンションレバーと連結され任意に操作されるコントロー
ルレバーと、前記スタートレバーが内燃機関停止時にス
タートスプリングの作用下で当接する調節可能なストッ
パレバーとを有している形式のものにおいて、前記スト
ッパレバー（17）がコントロールレバー（20）と、この
ストッパレバーがその旋回運動によって第１の終端位置
から第２の終端位置に移されるように、強制連結されて
おり、さらにストッパレバー（17）が、第１の終端位置
では内燃機関の高温時始動に必要な燃料量を、かつ第２
の終端位置では内燃機関の低温時始動に必要な燃料量を
コントロールスリーブ（11）において調整するように、
スタートレバー位置を規定していることを特徴とする内
燃機関のための燃料噴射ポンプ。 - 【請求項２】ストッパレバー（17）が、コントロールレ
バー（20）を操作しない際に所定の第１の終端位置を占
めるようになっている請求項１記載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項３】ストッパレバー（17）とコントロールレバ
ー（20）との連結のために、ストッパレバー（17）がコ
ントロールレバー（20）によって駆動される調整レバー
（23）と回転不能に結合されており、該調整レバーの旋
回運動が、ストッパレバー（17）の終端位置を規定する
２つのストッパ（31,32）によって制限されている請求
項１又は２記載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項４】調整レバー（23）が、ばね負荷されたロッ
ド（24）を介してコントロールレバー（20）に連結され
ている請求項３記載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項５】ストッパ（31,32）が調整ねじ（33,34）に
配置されている請求項２または４記載の燃料噴射ポン
プ。 - 【請求項６】調整レバー（23）がポンプケーシング（1
0）の外側でストッパレバー（17）の旋回軸（18）に回
転不能に取り付けられている請求項３から５までのいず
れか１項記載の燃料噴射ポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3931603A DE3931603A1 (de) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen |
| DE3931603.3 | 1989-09-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05502078A JPH05502078A (ja) | 1993-04-15 |
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