JP3063755B1 - 圧電トランスインバ―タ - Google Patents
圧電トランスインバ―タInfo
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Abstract
トランスを用いて負荷を安定に駆動することができ、か
つ低コスト化を図り得る圧電トランスインバータを得
る。 【解決手段】 スイッチングトランジスタ及び環流素子
を有し、入力電圧を矩形波交流電圧に変換する入力電圧
制御手段1に、誘導性素子を含み、入力電圧制御手段1
から出力される交流電圧よりも低い略一定周波数の交流
電圧を出力する圧電トランス駆動手段4が接続されてお
り、圧電トランス6に接続された放電管7を流れる負荷
電流が負荷電流検出手段8により検出され、該負荷電流
検出手段の出力に応じて負荷電流が略一定の目標電流値
となるように、入力電圧制御手段1の矩形波パルスデュ
ーティーが、デューティー比制御手段3により制御さ
れ、それによって、圧電トランスに入力される交流電圧
の平均電圧が制御される、圧電トランスインバータ。
Description
いて負荷を駆動するための圧電トランスインバータに関
し、例えば、放電管の点灯回路、特に液晶バックライト
用冷陰極管の点灯に好適に用いられる圧電トランスイン
バータに関する。
源として、小型の冷陰極管が用いられている。この冷陰
極管の駆動に際し、小型化及び低コスト化が容易である
ため、電磁型トランスに代えて圧電トランスが用いられ
ている。
トランスを用いたバックライト用冷陰極管の駆動装置が
開示されている。ここでは、直流電源と圧電トランスを
駆動するインバータとの間に、チョッパ回路が接続され
ている。また、圧電トランスに冷陰極管が接続されてお
り、冷陰極管を流れる電流が管電流検出回路により検出
されている。この管電流が一定となるように、チョッパ
回路のデューティー比を制御することにより、冷陰極管
の輝度が一定に保たれている。
は、圧電トランスの周波数−ゲイン特性を利用して管電
流を所望の値に制御する、圧電トランス駆動回路が開示
されている。ここでは、入力端と圧電トランスとの間
に、平滑整流用部品を有しない駆動電圧制御回路及び昇
圧回路が接続されており、駆動電圧制御回路により、昇
圧回路に入力される平均入力電圧が一定化されている。
また、圧電トランスには冷陰極管が接続されており、か
つ冷陰極管に流れる電流を検出し、該管電流に基づき、
圧電トランスの周波数−ゲイン特性を利用して管電流を
所望の値に制御する周波数制御回路が備えられている。
する制御方法において、駆動電圧制御回路がない場合に
は、昇圧回路に入力される入力電圧が増加すると、入力
電圧増加を相殺するように圧電トランスの駆動周波数が
圧電トランスの昇圧比の小さい高周波数側に変化する。
しかし、昇圧比の小さい周波数領域では圧電トランスの
変換効率が低下する。この先行技術では、駆動電圧制御
回路を設け昇圧回路への平均電圧を一定化することによ
り、圧電トランスの駆動周波数を効率のよい周波数に一
定化することができる。このため、広い入力電圧範囲に
対しても比較的高い効率を維持することができるとされ
ている。
8号公報に記載の先行技術では、上記チョッパ回路の出
力は直流電圧であり、該チョッパ回路はDC−DCコン
バータと考えられる。従って、チョッパ回路をDC−D
Cコンバータとするには、平滑整流用のインダクタ及び
コンデンサが必要となる。従って、部品点数が多くな
り、かつ損失が大きくなるという問題があった。
載の圧電トランス駆動回路では、平滑整流回路を必要と
しないため、平滑整流回路による損失の増大を避けるこ
とができる。
公報に記載の先行技術では、周波数制御回路により、
管電流を一定に保つための周波数制御と、昇圧回路へ
の入力電圧を一定に保つための駆動電圧制御回路による
パルス幅デューティー制御の2種類のフィードバック制
御が必要であった。従って、制御回路が複雑になり、コ
ストが増大するという問題があった。
を解消し、平滑整流用回路を必要とせず、しかも、制御
回路の簡略化を果たすことができ、圧電トランスを用い
て負荷を安定に駆動することができ、しかも低コスト化
を図り得る、圧電トランスインバータを提供することに
ある。
ば、圧電トランスを用いて負荷を駆動するための圧電ト
ランスインバータであって、スイッチングトランジスタ
及び環流素子を有し、直流入力電圧を矩形波交流電圧に
変換する入力電圧制御手段と、前記入力電圧制御手段と
圧電トランスとの間に接続されており、誘導性素子を含
み、入力電圧制御手段から出力される交流電圧よりも低
い略一定周波数の交流電圧を前記圧電トランスに出力す
る圧電トランス駆動手段と、前記入力電圧制御手段の動
作周波数を決定する第1の発振器と、前記圧電トランス
駆動手段の動作周波数を決定する第2の発振器と、入力
電極と出力電極とを有し、入力電極が前記圧電トランス
駆動手段に接続されており、出力電極が負荷に接続され
る圧電トランスと、負荷に接続されて、負荷電流を検出
する負荷電流検出手段と、前記負荷電流検出手段に接続
されており、負荷電流検出手段の出力に応じて、負荷電
流が略一定の目標電流値となるように入力電圧制御手段
の矩形波パルスデューティー比を制御するデューティー
比制御手段とを備え、前記第2の発振器の発振周波数
が、前記圧電トランスの出力が無負荷の状態の場合に、
圧電トランスの昇圧比が最大となる周波数以下であり、
かつ前記圧電トランスに負荷を接続して駆動した場合に
圧電トランスの昇圧比が最大となる周波数以上である圧
電トランスインバータが提供される。
の発振器の周波数を分周する分周回路を備え、第1の発
振器の周波数を分周した信号が第2の発振器の出力とさ
れ、それによって第1,第2の発振器が単一の発振器で
構成される。
2の発振器の発振周波数の周囲温度に対する依存性を入
力電圧制御部の必要平均出力電圧の温度依存性を抑制す
るように補償するための温度補償回路がさらに備えられ
る。上記温度補償回路は、好ましくは、サーミスタまた
は温度補償用コンデンサを備える。
加される第1の調光信号に応じて、前記目標電流値を変
化させるための目標電流値可変手段がさらに備えられ
る。好ましくは、前記第1の調光信号に応じて、第1ま
たは第2の発振器の発振周波数をフィードバック制御を
用いることなく変化させ得る発振周波数可変回路がさら
に備えられる。このとき、第1の発振器の周波数を変化
させ、その周波数を分周して用いることにより、第2の
発振器の発振周波数を可変してもよい。
駆動を間欠的にオン・オフし、オン時間比率を外部から
印加する第2の調光信号によって変化させ得る負荷駆動
時間制御手段がさらに備えられる。
は、前記負荷電流検出手段から得られる負荷電流を整流
し、該負荷電流に応じた直流電圧を出力する整流手段を
さらに備え、前記負荷がオン状態のとき、または負荷が
オン状態となるように回路が動作しているときに前記整
流手段の出力に生じる電圧と略同一の電圧が、負荷がオ
フ状態あるいは負荷がオフ状態となるように回路が動作
している期間に前記整流手段の出力端子に印加される。
制御に際しては、好ましくは、前記負荷を流れる電流及
び前記整流手段の出力電圧の値に依存せず、前記入力電
圧制御手段の矩形波パルスデューティー比が一定の値以
上とならないようにデューティー比を制御するデッドタ
イム制御手段がさらに備えられ、デッドタイム制御手段
により制約された矩形波パルスデューティー比の値が入
力電圧により変化される。
を流れる電流が目標電流値とならない場合が予め定めら
れた一定期間以上継続した場合に、回路動作を停止する
ための回路動作停止手段がさらに備えられる。
る前記異常事態発生から回路動作停止までの一定期間
が、外部に接続されている部品の定数により変化され得
るように構成される。
圧電トランスの出力電圧が所望の値を超えた場合に、前
記第2の発振器の発振周波数を、高周波数側に変化さ
せ、出力電圧の過上昇を防止するように構成されてい
る。このとき、第1の発振器の周波数を変化させ、その
周波数を分周して第2の発振器の周波数としてもよい。
あるいは、圧電トランスの出力電圧が所望の値を超えた
場合に、入力電圧制御手段から出力される矩形波パルス
デューティーを狭くして、出力電圧の過上昇を防止する
ように構成される。好ましくは、起動時に、第2の発振
器の発振周波数が、高周波数側から低周波数側に掃引し
ながら起動するように構成される。
電圧が所望の電圧よりも低い場合に、前記第2の発振器
の発振周波数が、通常の場合の発振周波数よりも低い周
波数にシフトされる。
様々な負荷を駆動するのに用いることができるが、放電
管の点灯及び調光制御に好適に用いることができ、この
ような放電管としては、特に限定されるわけではない
が、例えば、液晶バックライト用冷陰極管などを例示す
ることができる。
挙げることにより、本発明をより詳細に説明する。
ンスインバータの概略ブロック図であり、図2は、その
具体的な回路構成を示す回路図である。図1に示すよう
に、本発明に係る圧電トランスインバータでは、入力電
圧制御手段としての入力電圧制御部1に入力電圧が印加
される。入力電圧制御部1は、入力電圧を所定の周波数
で断続的にオン・オフし、入力電圧を矩形波交流電圧に
変換する。この入力電圧制御部1は、平滑整流回路を有
しない降圧チョッパ回路で構成されている。
ューティー比制御手段3を介して接続されている。第1
の発振器2は、入力電圧制御部1における上記所定の周
波数を与えるために設けられている。
ス駆動手段4が接続されている。圧電トランス駆動手段
4には、第2の発振器5が接続されており、圧電トラン
ス駆動手段4は、第2の発振器5で決定される周波数に
よりスイッチング動作を行う。すなわち、圧電トランス
駆動手段では、入力電圧制御部1から入力された矩形波
交流電圧が、第2の発振器5で得られる周波数を主成分
とする交流電圧に変換される。圧電トランス駆動手段4
は、誘導性素子、具体的にはインダクタや電磁トランス
を有する。
1の発振器2の発振周波数よりも低い周波数に設定され
ている。好ましくは、第2の発振器5の発振周波数は、
第1の発振器2の発振周波数の1/4以下の周波数に設
定される。
トランスにより構成されており、入力端に圧電トランス
駆動手段から上記交流電圧が印加され、入力された交流
電圧が昇圧され、出力端から出力される。この圧電トラ
ンス6から出力された交流電圧が、負荷としての放電管
7に印加される。
続されており、電流検出手段8は、放電管7に流れる電
流、すなわち負荷電流を検出するように構成されてい
る。電流検出手段8の出力端には、整流手段9が接続さ
れている。整流手段9は、電流検出手段8により検出さ
れた負荷電流をある時定数で整流し、該負荷電流に応じ
た直流電圧を出力する。
3が接続されている。デューティー比制御手段3では、
予め定められた負荷電流の目標電流値に対応している目
標電圧値と、整流手段9の出力電圧とを比較し、両者が
一致するように、入力電圧制御部1の矩形波パルスデュ
ーティー比を制御するように構成されている。
電圧制御部1、第1の発振器2、デューティー比制御手
段3、圧電トランス駆動手段4、第2の発振器5、電流
検出手段8及び整流手段9が、本発明における広い意味
の電圧制御手段を構成しており、該電圧制御手段によ
り、負荷を流れる電流が予め定められた目標電流値と略
一致するように、圧電トランス6に入力される交流電圧
の平均電圧が制御される。
タの動作を説明する。起動に際しては、電源から直流の
入力電圧が入力電圧制御部1に与えられ、第1の発振器
2で得られた発振周波数に基づいて入力電圧が矩形波交
流電圧に変換される。この矩形波交流電圧が圧電トラン
ス駆動手段4に与えられ、圧電トランス駆動手段4は、
第2の発振器5の発振周波数に基づいてスイッチング動
作を行い、入力された交流電圧をオン・オフする。
振器5の発振周波数よりも高いため、圧電トランス駆動
手段4内に設けられた誘導性素子により第1の発振器2
の周波数成分が除去される。そのため、圧電トランス駆
動手段4の出力電圧には、第1の発振器2の周波数成分
はほとんど出力されず、第2の発振器5の周波数成分が
主成分となる。
ス6が駆動され、圧電トランス6の出力端、すなわち出
力電極から出力される高電圧により、放電管7が点灯さ
れる。放電管7が点灯すると、放電管7に電流が流れ始
め、すなわち負荷電流が流れる。
され、該負荷電流の大きさに応じた直流電圧が整流手段
により出力される。デューティー比制御手段3では、目
標電流値に対応した一定の目標値電圧と、上記整流手段
9から出力された直流電圧とが比較され、両者が一致す
るように、入力電圧制御部1の矩形波パルスデューティ
ー比が制御される。従って、負荷電流が上述した目標電
流値に制御され、放電管7の輝度が一定に制御される。
が増加した場合を考える。負荷電流が増加すると、電流
検出手段8及び整流手段9の電圧が高くなる。その結
果、目標電圧値と、整流手段9の出力である直流電圧と
に差が生じる。デューティー比制御手段3は、この差に
応じて、矩形波パルスのデューティー比を小さくする。
このデューティー比を狭くする方法については特に限定
されないが、例えば、入力電圧制御部1のスイッチング
素子のオン時間比率を小さくし、入力電圧制御部1の平
均電圧を低めることにより行い得る。
発振器5の発振周波数で決まる略一定の周波数で動作し
ている。従って、圧電トランス駆動手段4に入力される
電圧が低くなると、圧電トランス駆動手段4の出力電圧
もそれに応じて低下する。従って、負荷電流が減少し、
最初の外乱を抑制する方向に制御される。
した場合においても、逆方向の制御が加わることにな
り、同様に負荷電流を一定とすることができる。従っ
て、図1に示した実施例の圧電トランスインバータで
は、第1の発振器2で得られた発振周波数に基づいて入
力電圧を矩形波交流電圧に変換する入力電圧制御部1を
用い、デューティー比制御手段3により、目標電流値に
応じた目標値電圧と、整流手段9から出力された直流電
圧とを比較し、両者が一致するように入力電圧制御部1
の矩形波パルスデューティー比を制御して、負荷電流が
上記目標電流値に制御されている。よって、上記入力電
圧制御部1として、整流平滑回路を有しない降圧チョッ
パ回路を用いて構成することができるので、部品点数の
低減及び損失の低減を図り得る。加えて、上記デューテ
ィー比制御手段3によるフィードバック制御が必要であ
るだけであるため、制御系の回路構成の簡略化を果たす
ことができる。
スインバータのより具体的な構成を説明する。図2に示
す回路例では、入力電圧制御部1が、スイッチング素子
としてのP型FET1aと、環流素子としてのダイオー
ド1bとを有する。すなわち、FET1aのソース電極
が入力端子INに接続されており、ドレイン電極が圧電
トランス駆動手段4に接続されている。また、FET1
aのゲート電極が、デューティー比制御手段3に接続さ
れている。他方、ダイオード1bは、FET1aのドレ
イン電極と圧電トランス駆動手段との間の接続点1cと
アース電位との間に、接続点1cに向かう方向が順方向
となるように接続されている。
状態とされたときに、圧電トランス駆動手段4のインダ
クタ電流の急変によりサージ電圧が発生しないようにす
るために設けられている。
クタ4a,4bと、2個のN型FET4c,4dとを有
する。すなわち、圧電トランス駆動手段4の入力端に対
して並列にインダクタ4a,4bが接続されている。各
インダクタ4a,4bの他端には、FET4c,4dの
各ドレイン電極がそれぞれ接続されている。FET4
c,4dのソース電極はアース電位に接続されている。
FET4c,4dのゲート電極は、第2の発振器5に接
続されている。
の電極との間の接続点4eが圧電トランス駆動手段4の
一方出力端を構成しており、インダクタ4bとFET4
dの第1の電極との間の接続点4fが第2の出力端を構
成している。すなわち、FET4c,4dはプッシュプ
ル回路を構成している。
6bと、出力電極6cとを有する。入力電極6aは、接
続点4eに接続されており、入力電極6bが接続点4f
に接続されている。従って、圧電トランス6は、圧電ト
ランス駆動手段4により出力される交流電圧により駆動
される。
極6cから出力される。出力電極6cには、放電管7の
一端が接続されている。放電管7の他端には、電流検出
手段8を構成している電流検出抵抗8aがアース電位と
の間に接続されている。
接続点8bに、整流手段9が接続されている。整流手段
9は、ダイオード9a、抵抗9b及びコンデンサ9cを
有する。ダイオード9aは、接続点8b方向が逆方向と
なるようにその一端が接続点8bに接続されている。ダ
イオード9aの他端には、アース電位との間に、抵抗9
bとコンデンサ9cが並列接続されている。
制御手段3が接続されている。デューティー比制御手段
3は、2個の比較器3a,3bを有する。比較器3aの
反転入力端に、整流手段9の出力が与えられるように、
整流手段9の出力端に比較器3aの反転入力端が抵抗3
cを介して接続されている。また、比較器3aの反転入
力端と出力端との間にコンデンサ3dが接続されてい
る。
から第1の調光信号入力端子3eを介して負荷電流目標
値に応じた第1の調光信号が入力されるように構成され
ている。第1の調光信号は、負荷電流目標値に応じた直
流電圧信号である。
負荷電流に応じた直流の出力電圧V R を、上記第1の調
光信号と比較し、電圧信号Vcを出力する。比較器3a
の出力が、比較器3bの反転入力端に接続されている。
比較器3bの正転入力端には、第1の発振器2が接続さ
れている。また、比較器3bの正転入力端には、第2の
発振器5の入力も接続されている。
あり、例えば圧電セラミックスを用いた発振子等により
構成することができる。比較器3bでは、第1の発振器
2の出力である三角波波形と、比較器1の出力波形とが
比較され、比較器3aの出力電圧Vcに応じたパルスデ
ューティー信号が出力される。このような構成は、パル
ス幅変調制御として、DC−DCコンバータのような技
術分野で広く用いられている構成である。
力が、4分周されて、第2の発振器5の出力とされてい
る。すなわち、第2の発振器5は、D−フリップフロッ
プ5a,5bを用いた分周回路により構成されている。
この第2の発振器5の出力は、2位相出力であり、デュ
ーティー比を正確に50%とすることができるので、上
述した圧電トランス駆動手段4におけるプッシュプル駆
動のドライブに好ましく用いられる。
実施例の圧電トランスインバータの動作を説明する。入
力端子INから入力電圧が入力電圧制御部1に与えられ
る。この入力電圧制御部1における動作は図1に示した
実施例の場合と同様である。すなわち、この入力電圧制
御部1により、入力電圧が矩形波交流電圧に変換され
る。入力電圧制御部1の出力電圧Viの波形を図3に示
す。
すために図示されているものであり、出力電圧Viは、
出力電圧Viの波形よりも下方に描かれているゲート電
圧Vgよりも電圧が高いことを意味するものではない。
c,4dのゲート電圧Vgがハイになると、FET4
c,4dがオン状態となり、インダクタ4a,4bに入
力電圧制御部1から与えられた電流エネルギーが蓄積さ
れる。次に、FET4c,4dがオフ状態になると、蓄
積された電流エネルギーが圧電トランス6の入力電極6
a,6bにフライバックされる。この圧電トランス駆動
手段4への出力電圧Vdの波形を、図3に示す。
圧電トランス駆動手段4の出力電圧Vdの波高値は、入
力電圧制御部1の出力電圧Viの平均すなわち平均電圧
の約3倍の電圧に昇圧される。
動作周波数は、圧電トランス駆動手段4の動作周波数の
4倍となるように設定されている。従って、圧電トラン
ス駆動手段4のインダクタ4a,4bにより、入力電圧
制御部1の出力電圧の周波数が平均化され、圧電トラン
ス駆動手段4には該周波数成分はほとんど現れない。上
記のようにして、圧電トランス6が駆動され、圧電トラ
ンス6の出力により放電管7が点灯される。
ほぼ一定に制御されることを説明する。図2の回路にお
いて、何らかの外乱により負荷電流が過大になったとす
る。負荷電流は、電流検出手段8により電流−電圧変換
され、負荷電流に応じた電圧V FBが得られる。
で整流される。この時定数については、ダイオード9
a、抵抗9b及びコンデンサ9cの値を調整することに
より調整され得る。整流手段9で整流されて、出力電圧
VR が得られる。
ら加えられる第1の調光信号よりも整流手段9の出力電
圧VR の方が大きくなる。従って、比較器3aは、整流
手段9と比較器3aの反転入力端間に接続された抵抗3
cと、比較器3aの出力−反転入力端間に接続されたコ
ンデンサ3dによって定められる時定数で、比較器3a
の出力電圧Vcを低下させる。
器3bにおいて、第1の発振器2の出力VOSC すなわち
三角波形と比較される。比較器3aの出力は、比較器3
bの反転入力端に接続されているので、比較器3aの出
力電圧が低くなる程、比較器3bの出力がハイ状態とさ
れている比率が高くなる。
型FET1aであり、そのゲート電圧がローのときにオ
ン状態とされる。従って、比較器3bの出力がハイとさ
れている比率が高くなると、FET1aがオフ状態とさ
れている比率が高くなる。
の平均電圧が低下し、圧電トランス駆動手段4及び圧電
トランス6の出力がそれぞれ低下し、負荷電流が小さく
なり、元の外乱を抑制する方向に制御される。
電圧を変化させると、負荷電流が制御されることを説明
する。図3において、時刻T=0の時点では、第1の調
光信号電圧は高く保たれている。T=T1の時点で、調
光信号電圧が低下すると、それに応じて比較器3aの出
力電圧Vc、入力電圧制御部1の出力電圧Viの平均電
圧及び圧電トランス駆動手段4の出力電圧Vdの波高値
がそれぞれ低下し、負荷電流が低下する。そして、整流
手段9の出力電圧VR の平均電圧が、第1の調光信号の
電圧と一致するまで低下すると、制御が安定する。
一定の目標電流値に制御され、かつ外部から印加する電
圧、すなわち第1の調光信号の電圧を変化させることに
より負荷電流の目標電流値を変化させることもできる。
は、デューティー比制御手段3において行われているだ
けであり、従って、制御に必要な回路構成を簡略化する
ことができる。また、入力電圧制御部1の出力が、直流
ではなく交流であるため、平滑整流部品による不要損失
を低減することができる。
3に示されているような直流電圧信号を用いた場合を示
したが、調光信号として、デジタルの多ビット信号を用
いてもよく、その場合には、デジタルデータをインバー
タ内部でD/A変換すればよい。
圧電トランス6の周波数ゲイン特性及び周波数変換効率
特性を示し、図12は負荷抵抗が100kΩから10M
Ωに変化する場合の圧電トランスの昇圧特性を説明する
ための図である。
荷としての放電管7のインピーダンスマッチングが十分
でない場合には、負荷電流が脈動したり、間欠的に放電
管7が点灯したりすることが知られている。このような
負荷電流脈動現象は、回路では制御することができな
い。従って、圧電トランス6の種類や動作条件をうまく
選択することが望ましい。
ば、放電管7を消灯した際、すなわち圧電トランス6の
負荷が開放されている場合の昇圧比最大周波数、すなわ
ち図12では57.5kHz以下で、かつ放電管7の通
常点灯時の昇圧比最大の周波数、図12では56kHz
以上の周波数を選択すれば、このような負荷電流脈動現
象を最小に抑え得ることがわかった。
波数領域では、圧電トランス6の変換効率が最も高くな
る。従って、上記周波数領域において圧電トランスを駆
動することが、圧電トランスインバータの特性を高める
上で好ましいことがわかる。
では、負荷電流を一定に制御するために駆動周波数を変
化させていたので、上記周波数領域で動作させることを
確保することができなかった。また、特開平7−220
888号公報に記載の先行技術では、圧電トランスが自
励発振しているため、負荷状態によらず、常に昇圧比最
大の周波数で駆動されているにすぎない。
効率が最大である周波数は、昇圧比最大の周波数よりも
やや高い周波数領域にあり、従って、特開平7−220
888号公報に記載の先行技術では、圧電トランス6の
効率を最大とすることができないことがわかる。
ンバータでは、圧電トランス駆動手段4の動作周波数は
略一定とされており、製造時の調整により、上記周波数
範囲、すなわち最適周波数領域で圧電トランス6を駆動
することができる。従って、安定であり、かつ高効率の
圧電トランスインバータを実現し得ることがわかる。
トランスインバータの回路構成を示す回路図である。第
2の実施例の圧電トランスインバータでは、圧電トラン
ス駆動手段14が、1個のN型FET14aと、オート
トランス14bとを有する。すなわち、圧電トランス6
を駆動する回路構成が、第1の実施例では2個のFET
を用いたプッシュプル回路で構成されていたが、本実施
例では、シングルエンド構成が採用されている。オート
トランス14bは、圧電トランス6の昇圧不足を補うた
めに設けられており、オートトランス14bにより、圧
電トランス駆動手段14に入力された交流電圧が予備昇
圧される。
線の一端が入力電圧制御部1に接続されており、該一次
巻線の他端がFET14aのドレイン電極に接続されて
いる。また、オートトランス14bの二次巻線の一端が
圧電トランス6の入力電極6aに接続されている。二次
巻線の他端は、FET14aのドレイン電極に接続され
ている。FET14aのソース電極がアース電位に接続
されており、ゲート電極が第2の発振器5に接続されて
いる。
動手段14では、オートトランス14bが用いられてお
り、オートトランス14bの寸法が大きくならざるを得
ないため、小型化及び薄型化の面では、第1の実施例に
比べて劣ることになる。しかしながら、部品点数を低減
することができるため、圧電トランスインバータのコス
トを低減することができる。
成については、第1,第2の実施例に示したものに限定
されず、適宜変形し得るものであることを指摘してお
く。また、第2の実施例では、第1の発振器12の発振
周波数の温度特性を補償するために、温度補償用コンデ
ンサ12aが設けられている。すなわち、第1の発振器
12とアース電位との間にコンデンサ12aが接続され
ている。従って、第1の発振器12の周囲温度に依存し
た発振周波数の変動を補償することができる。
実施例と同様に構成されている。すなわち、第1の発振
器12の出力信号を4分周することにより第2の発振器
の出力が得られているので、第2の発振器の発振周波数
もまた上記温度補償回路により温度補償されることにな
る。
数が若干変化したとしても、特性に影響は現れないた
め、このような回路構成を採用することにより、第1の
実施例と同様に発振器の数を低減することができる。
の電圧を低くすると、すなわち負荷電流の目標電流値が
小さくなるように設定すると、入力電圧制御部1のON
−デューティーが狭くなり、入力電圧制御部1の平均出
力電圧が小さくなるように制御される。しかしながら、
PWM制御において、ON−デューティーがあまり狭く
なるような領域では、制御系のゲインが大きくなりす
ぎ、安定性を確保することが難しくなる。従って、第1
の調光信号電圧が低くなった場合には、圧電トランス6
の昇圧ゲインが低下し、入力電圧制御部1のON−デュ
ーティーがあまり狭くなりすぎないようにすることが望
ましい。
号入力端子3eに抵抗R20の一端が接続されており、
該抵抗R20の他端が、第1の発振器12と、周波数設
定用の抵抗R21との間の接続点12bに接続されてい
る。なお、この接続点12bの電圧をVOSC とする。そ
の他の構成については、第1の実施例と同様であるた
め、同様の部分については、同一の参照番号を付するこ
とにより、その説明は省略する。
ンバータの動作を説明する。いま、第1の調光信号電圧
が低くなると、抵抗R20を介して第1の発振器12の
周波数設定抵抗接続点12bに流れ込む電流が減少す
る。他方、接続点12bにおける電圧VOSC は一定に保
たれるため、第1の発振器12から抵抗R21に流出す
る電流が増加する。
周波数設定抵抗R21が小さくなったかのように見え、
発振周波数が高められる。第1の発振器12の発振周波
数は、4分周され、第2の発振器5の出力とされる。従
って、第2の発振器5の発振周波数も高められることに
なる。
うに、周波数が高くなると、圧電トランス6の昇圧ゲイ
ンが低下するような周波数領域内の周波数を用いている
ため、第2の発振器5の発振周波数が高くなると、圧電
トランス6の昇圧ゲインが低下し、入力電圧制御部1の
ON−デューティーはあまり狭くならない。
には、負荷電流が増加し、さらに第2の発振器5の発振
周波数が低下するため、圧電トランス6の昇圧ゲインが
大きくなる。従って、やはり、入力電圧制御部1のON
−デューティーの変化幅が抑制される。
に応じて、圧電トランス6のゲインを大まかに調整して
おき、そのばらつき分のみを、入力電圧制御部1で制御
することにより、制御系の安定性を高めることができ、
ひいては信頼性を確保することができる。
は、デューティー比制御手段3のみであるため、第1の
実施例と同様に、制御系回路部分を簡略化することがで
きる。
ンスインバータを示す回路図である。本実施例の圧電ト
ランスインバータでは、圧電トランス駆動手段24が、
第1の実施例と同様に、2個のFET4c,4dを有す
るプッシュプル回路構成を有する。ただし、コイル4
a,4bに代えて、絶縁トランス24a,24bが用い
られている。すなわち、絶縁トランス24a,24bの
一次巻線の一端が、入力電圧制御部1に接続されてお
り、該一次巻線の他端が、それぞれ、FET4c,4d
のドレイン電極に接続されている。また、絶縁トランス
24aの二次巻線の一端が圧電トランス6の入力電極6
aに接続されており、他端がアース電位に接続されてい
る。また、絶縁トランス24bの二次巻線の一端は圧電
トランス6の第2の入力電極6bに接続されており、他
端がアース電位に接続されている。
bで入力電圧制御部1から与えられる入力電圧が予備昇
圧され、圧電トランス6で本昇圧される。従って、大出
力の圧電トランスインバータを構成することができる。
ては、比較器3aの正転入力端に、第1の調光信号入力
端子3eが接続されているが、該第1の調光信号電圧入
力端子3eと比較器3aの正転入力端との間に、ダイオ
ードD2及び抵抗R10が挿入されている。さらに、抵
抗R10と、正転入力端との間の接続点23aとアース
電位との間に抵抗R10′が接続されている。
順方向となるように接続されている。他方、整流手段9
は第1の実施例と同様に構成されており、ダイオード9
aを有する。本実施例では、上記ダイオードD2がデュ
ーティー比制御手段23に接続されているので、ダイオ
ード9aの順方向電圧降下の温度特性がダイオードD2
により温度補償される。
が、第1の発振器2とは別の発振器を用いて構成されて
いる。従って、第2の発振器25の発振周波数は、第1
の発振器2と独立に定められる。
の間にコンデンサ25bが接続されている。また、第2
の発振器25とアース電位との間に、抵抗25cが接続
されている。さらに、抵抗25cと第2の発振器25と
の間の接続点25dとアース電位との間に抵抗25e及
びPTCサーミスタ素子25fが接続されている。さら
に、抵抗25gが、抵抗25eとPETサーミスタ素子
25fとの間の接続点とアース電位との間に接続されて
いる。
e,25g及びサーミスタ素子25fは、第2の発振回
路25aの温度補償を行うために接続されている。この
温度補償回路については、後述の図7(d)に示す構造
と同一であるため、図7を参照して、後程詳細に説明す
る。
の発振器2とは別の第2の発振回路25aを用いて構成
されていたが、第1の実施例と同様に、第1の発振器2
の出力を分周することにより第2の発振器を構成しても
よい。
aが用いられており、第3の発振器26aが第3の比較
器26bの正転入力端に接続されている。第3の比較器
26bの反転入力端は、第2の調光信号入力端子26c
に接続されている。第3の発振器26aは、100〜1
000Hzの三角波を生成する。この三角波と、外部か
ら入力される第2の調光信号電圧とが、比較器26bで
比較され、100〜1000Hzの矩形波パルスが生成
される。
段24のFET24c,24dのゲート電極に接続され
ている。すなわち、上記矩形波パルスにより、FET2
4c,24dのゲート電極を強制的にアース電位に落と
すことにより、100〜1000Hz毎に放電管7を点
灯あるいは消灯させることが可能とされている。
ると、放電管7の点灯時間比率を変化させることができ
るため、バースト調光を実現することができる。なお、
本実施例では、第2の調光信号が直流電圧である場合を
示したが、100〜1000Hzの矩形波、すなわち比
較器26bの出力と同様の信号を、第2の調光信号とし
て外部から入力してもよい。
手段27が整流手段9に接続されている。デューティー
比保持手段27は、スイッチング素子としてのPNP形
トランジスタ27aを有する。トランジスタ27aのエ
ミッタが基準電圧に接続されており、コレクタがダイオ
ード27bの一端に接続されている。ダイオード27b
は、トランジスタ27aに向かう方向が逆方向となるよ
うに接続されている。ダイオード27bの他端は抵抗R
11に接続されている。抵抗R11は、整流手段9の出
力端に接続されている。
は、抵抗R27が接続されている。抵抗R27の他端
は、スイッチング素子としてのNPN形トランジスタ2
7cのコレクタに接続されている。トランジスタ27c
のエミッタがアース電位に接続されており、ベース電極
が抵抗27dを介して比較器26bの出力端に接続され
ている。
を、デューティー比保持手段27が設けられていない場
合に生じる問題を説明することにより明らかにする。バ
ーストオフの期間、すなわち放電管7が消灯している期
間には、負荷電流が0となるので、整流手段9の出力も
0となる。このため、バーストオフの期間中、比較器3
aの出力電圧が高くなり、入力電圧制御部1のオンデュ
ーティーが広くなる。このため、バーストオフからバー
ストオンに切り替わった際には、入力電圧制御部1の出
力電圧の平均電圧が高くなり、放電管7に過大な電流が
流れ、調光できないという問題が生じる。
段9の出力に発生している電圧と略同一の電圧が、バー
ストオフの期間にも、抵抗R11を介してデューティー
比保持手段27により整流手段の出力に注入される。従
って、比較器3aの出力電圧、ひいては入力電圧制御部
1のオンデューティーの変動を抑制することができる。
スインバータでは、第2の調光電圧信号を入力し、バー
スト調光を行うことができるので、第1の実施例に比べ
て、より広い範囲で調光することができる。また、上記
デューティー比保持手段27を備えているので、バース
トオフ期間のデューティー比の変化を抑制することがで
きる。また、上記デューティー比保持手段27は、整流
手段9の出力に適当な電圧を注入するように構成されて
いるにすぎないため、安価にバーストオフ期間のデュー
ティー比の変化を抑制することが可能とされている。
ンデンサ25bなどが接続されて第2の発振器25の温
度補償が行われていたが、この温度補償及び周波数設定
方法については、適宜変形することができる。
定方法の変形例を図7(a)〜(d)に示す。図7
(a)では、第2の発振器25に、外付けのコンデンサ
C1及び抵抗R1が接続されている。ここでは、第2の
発振器25から抵抗R1に流れ出す電流I OSC に対応し
た電流値で、コンデンサC1が充放電する。従って、そ
れによって一定の周波数が発生される。
ば、電流IOSC が大きくなり、コンデンサC1の充放電
が速くなり、発振周波数が高められる。また、コンデン
サC1の静電容量を小さくすると、同じ電流IOSC でコ
ンデンサC1が充放電したとしても、コンデンサC1の
両端の電圧が速く上昇するため、やはり発振周波数が上
昇する。
発振器内部の部品の温度特性により、電圧VOSC が変化
し、発振周波数が変化するおそれがある。この発振周波
数の変化の問題点を、図13を参照して説明する。
数変化率と周囲温度との関係を示す図であり、○は温度
補償を行っていない場合の結果を示す。周波数固定型の
発振器では、周囲温度が上昇すると発振周波数が上昇す
る特性が見られる。すなわち、周囲温度が上昇するにつ
れて、圧電トランス6の昇圧ゲインが低下することにな
る。このような発振器を第2の発振器25として用いる
と、例えば放電管7として冷陰極管を用い、LCDパネ
ルを一定の負荷電流で点灯させた場合、入力電圧制御部
1の平均出力電圧は図14に示す通りとなる。
入力電圧制御部1の出力電圧もまた、周囲温度が高くな
るにつれて大きく変化することになる。すなわち、温度
補償を行わないと、圧電トランス6の昇圧ゲイン低下を
補うために、周囲温度が高くなるにつれて、入力電圧制
御部1の平均出力が上昇することがわかる。
電圧制御部の平均出力変化率が0.8〜1.5の範囲で
変化しており、従って圧電トランスインバータの設計が
困難となることがわかる。
示すように、第2の発振器25の発振周波数温度特性を
温度補償すれば、発振周波数の温度依存性が低減され、
入力電圧制御部1の平均出力電圧の温度依存性をほぼ平
坦化し得ることがわかる。
波数が温度上昇に伴い若干上昇しているのに対し、図1
4では、温度補償が行われると、入力電圧制御部1の平
均出力が温度上昇にもかかわらずほぼ一定となる理由
は、LCDパネルの管電圧が高温で低下するため、高温
ほど昇圧ゲインが小さくてよいことによる。
器25の発振周波数が正の温度特性を示す場合には、図
7(b)に示すように、コンデンサC1 に代えて、正の
容量温度特性を有する温度補償型コンデンサC1Aを用い
ればよい。このように、正の容量温度特性を有する温度
補償型のコンデンサC1Aを用いることにより、上記のよ
うに入力電圧制御部1の平均出力電圧の温度依存性を抑
制し得ることがわかる。
電圧と、発振周波数設定抵抗R1と第2の発振器25と
の間の接続点との間に、負特性サーミスタTC及び抵抗
R2を接続し、かつ負特性サーミスタTCに並列に抵抗
R3を接続し、外部基準電圧から第2の発振器25の抵
抗接続端子に電流を流し込み、電流値が高温となるほど
小さくなるようにして温度補償を行ってもよい。
発振回路の周波数温度特性が負の温度特性である場合に
は、抵抗R1に並列に抵抗R2′及び負特性サーミスタ
素子TC′を基準電位との間に接続し、高温になるほど
第2の発振回路の抵抗接続端子から流れ出す電流を多く
すればよい。
も、抵抗R1、R2、R3及び負特性サーミスタ素子T
Cあるいは抵抗R1、抵抗R2′、抵抗R3及び負特性
サーミスタ素子TC′の各抵抗値を適宜選ぶことによ
り、常温における発振周波数は図7(a)の場合と同一
とすることができる。また、上述した図7(c)及び
(d)に示した温度補償回路では、負特性サーミスタを
用いたが、回路構成を変更し、正特性サーミスタを用い
てもよい。
特性などの様々な点を考慮し、種々の回路で温度補償を
実現することができる。また、これらの温度補償回路を
用いることにより、第2の発振器25の発振周波数の温
度特性を所望の特性とすることができ、結果として入力
電圧制御部1の平均出力電圧の温度依存性を抑制するこ
とができる。入力電圧制御部1の出力の温度依存性が大
きい場合には、常温では余裕度を見て出力電圧を低く設
計しなければならないので、圧電トランス6として、昇
圧比が過大なものを用いる必要があり、経済性が低下す
る。しかしながら、本実施例のように、上記温度補償回
路を用いれば、このような問題を解決することができ、
圧電トランスインバータのコストを低減することができ
る。
トランスインバータを説明するための回路図である。第
3の実施例の圧電トランスインバータでは、バーストオ
フを実現するために、圧電トランス駆動手段24のスイ
ッチング素子としてのFET24a,24bをオフ状態
としていたが、本実施例では、ORゲート31を用いる
ことにより、入力電圧制御部1の駆動が停止されるよう
に構成されている。
6bの出力端が、ORゲート31の一方入力端に接続さ
れている。ORゲート31の他方入力端には、第2の比
較器3bの出力端が接続されている。ORゲート31の
出力端は入力電圧制御部1のFET1aのゲート電極に
接続されている。その他の点については、第3の実施例
と同様であるため、同一部分については、同一の参照番
号を付することにより詳細な説明は省略する。
は比較器26bの出力のいずれかがハイの状態にあると
きにFET1aの駆動を停止する信号をFET1aに与
える。バーストオフの場合には、ORゲート31から出
力される停止信号により、FET1aの動作が停止され
る。このように、バーストオフを実現するための構成に
ついては、ORゲート31を用いた回路など、適宜変形
することができる。
なる瞬間に、絶縁トランス24a,24bのインダクタ
ンス分に蓄えられたエネルギーがサージ電圧となり、F
ET24c,24dのドレイン−ソース間に発生する。
従って、このようなサージ電圧に対してFET24c,
24dを保護するために、ツェナーダイオード24f,
24gを接続しなければならなかったのに対し、第4の
実施例では、上記のようなサージ電圧が発生しない。従
って、回路構成をより簡略化することができると共に、
信頼性をより一層高め得る。
トランスインバータを説明するための回路図である。本
実施例では、第2の比較器33bが、3つの入力端、す
なわち2つの反転入力端と1つの正転入力端とを有す
る。また、この2つの反転入力端のうち一方の反転入力
端にデッドタイム生成回路31が接続されている。
整流手段9に接続されているだけでなく、デッドタイム
生成回路31にも接続されている。また、デッドタイム
生成回路は、入力端子INにも接続されている。
ム機能を果たすために設けられている。ここで、デッド
タイム機能とは、管電流の値に応じた出力電圧VFBの値
に依存せずに、第2の比較器33bの出力である矩形波
パルスデューティー比が一定以上の値にならないように
制限する機能をいうものとする。
成回路31からの出力信号が第2の比較器33bに入力
され、それによって第2の比較器33bの出力パルスデ
ューティー比を制御し得るように構成されている。
は、以下のような問題が生じる。例えば、入力電圧が7
〜21Vのような仕様の圧電トランスインバータでは、
最大定格出力時に入力電圧制御部1の平均出力電圧が
6.5V程度となるように設計すると、経済的である。
この場合、負荷電流の一定制御が正常に動作している状
態、すなわちフィードバック制御時においては、入力電
圧の値によらず、入力電圧制御部1の平均出力電圧は
6.5Vに維持される。このとき、圧電トランス駆動手
段4の準E級動作の昇圧効果により、圧電トランス駆動
手段の出力電圧は6.5V×3=約20Vピークの電圧
となる。従って、圧電トランス駆動手段のFET24
c,24dとしては、耐圧が60V程度のものを用いる
ことができる。
制御が動作していない期間を考える。例えば、21Vの
電圧を入力した状態で、圧電トランスインバータを起動
した場合を考えると、起動直後には負荷電流が0である
ため、第1の実施例では、比較器3a,3bは、入力電
圧制御部1のデューティー=100%となるように制御
を行う。すると、入力電圧制御部1の平均出力電圧が2
1Vとなり、圧電トランス駆動手段4のFETには21
V×3=63Vピークの電圧が加わる。従って、耐圧が
60VのFETを用いることができないので、寸法、性
能及びコスト面で不利である、より高い耐圧のFETを
用いなければならない。
ム生成回路31に、入力電圧端子INから入力電圧が印
加され、デッドタイム生成回路31の出力電圧が入力電
圧に応じて変化するように構成されている。本実施例の
入力電圧制御部1の平均出力電圧を図15に示す。
ック制御時の入力電圧制御部1の平均出力電圧を示し、
その場合には、入力電圧の変動に関わらず、入力電圧制
御部1の平均出力電圧がほぼ一定であることがわかる。
これに対して、実線Yで示すように、フィードバック制
御が外れた場合であって、デッドタイム回路を有しない
場合には、入力電圧が高くなるにつれて、入力電圧制御
部1の平均出力電圧が高くなることがわかる。
うに、上記デッドタイム回路31が設けられているの
で、入力電圧が高くなった場合であっても、入力電圧制
御部1の平均出力電圧がほぼ一定となり、12V以下に
抑制される。従って、上記デッドタイム回路31を用い
ることにより、耐圧が60VのFETを用いて圧電トラ
ンス駆動手段を構成し得ることがわかる。
現するためにも、上記デッドタイム機能が用いられてい
る。比較器26bの出力が、デッドタイム生成回路31
に与えられる。比較器26bの出力がHとなったとき、
フィードバック電圧の値によらず、比較器33bの出力
のデューティー=0%となるように設定しておく。これ
により、入力電圧制御部1の出力が0となり、バースト
オフを実現することができる。
27aもまた同時にオン状態となるため、抵抗R10の
抵抗値を抵抗R11の抵抗値と等しくし、かつ抵抗R1
0′の抵抗値と抵抗9bの抵抗値を等しくしておくこと
により、第3,第4の実施例の場合と同様に、バースト
オフ期間に入力電圧制御部のオンデューティーが過大に
なる問題を防止することができる。すなわち、上記デッ
ドタイム制御機能を用いることにより、より簡単な回路
構成でバースト調光を実現することができる。
2が設けられている。短絡・保護回路32は、第1の比
較器3aの出力端に接続されており、フィードバック電
圧を受け得るように構成されている。
WMICのタイマーラッチ回路などにより構成すること
ができる。短絡・開放保護回路32の動作につき説明す
る。何らの理由で、整流手段9の出力電圧、すなわちフ
ィードバック電圧(VFB)がHとなる。VFBが予め定め
られた一定電圧を上回ると、短絡・保護回路32の時定
数設定端子に接続さたコンデンサC102に充電し始
め、時定数設定端子の電圧が一定電圧以上になると、圧
電トランスインバータ全体の動作が停止される。
り、GNDに短絡した場合のような異常事態において
は、負荷電流が0となり、かつ整流手段9の出力も0と
なる。従って、本機能を用いることにより、異常事態が
一定時間以上継続した場合には圧電トランスインバータ
動作を停止する、回路保護動作を実現することができ
る。
点灯(完全に真っ暗な場所では冷陰極管が点灯し難い状
態)対策として、出力開放の場合にはすぐに動作を停止
せず、点灯可能電圧以上の電圧を一定時間出力し続ける
機能が求められる。この「一定時間」は、ユーザーやセ
ットの使用状況により左右され、具体的には、1秒程度
から無限大時間まで大きく変化する。従って、この一定
時間については外部から可変し得ることが望ましい。
は、必要最低限の容量が接続されており、さらに時定数
設定端子には、外部コンデンサ接続端子が接続されてい
る。外部コンデンサ接続端子に、必要に応じてコンデン
サを接続し、該コンデンサの容量定数を変えることによ
り、上記一定時間の調整を容易に行うことができる。
明に係る圧電トランス駆動周波数を略固定したことによ
り、初めて実現し得るものであることを説明する。上述
した方法で保護動作を行うと、必然的に、圧電トランス
6の出力開放異常も短絡異常も同一の時定数で保護され
ることになる。前述したように、開放異常の場合には、
異常発生から保護動作まで1秒以上程度の遅延時間が要
求されることが多い。従って、短絡異常時にも、1秒以
上経過した後に、初めて保護動作が行われる。
は、通常よりも低い周波数に共振周波数(圧電トランス
6の入力インピーダンスが最小となる周波数)が存在
し、図4に示した周波数−ゲイン特性の圧電トランスの
場合には、54〜55kHzで入力インピーダンスが最
小となる。この周波数で圧電トランス6を駆動すると、
非常に大きなエネルギーが入力されることになり、圧電
トランス6が破断するような問題が発生する。
公報に記載の先行技術では、圧電トランス6は常に共振
周波数で駆動されるため、トランスの破断は免れ得な
い。また、特開平9−107684号公報に記載の先行
技術においても、圧電トランス6の出力が短絡される
と、負荷電流が目標値に達しないため、周波数掃引手段
が圧電トランスの駆動周波数を低下させることになる。
そのため、入力インピーダンスが最小である共振周波数
を通過し、より低い周波数に移動し、異常保護の遅延時
間が1秒以上と大きいので、やはり圧電トランス6の破
断が生じる。
インバータでは、圧電トランスの駆動周波数が固定され
ているので、短絡異常発生時に共振周波数では動作しな
い。従って、圧電トランス6への入力エネルギーが制限
されて1秒以上短絡状態が継続したとしても、圧電トラ
ンス6の破断には至らない。
る。出力開放時にも、短絡・開放保護回路32が動作す
るまでの一定期間は電圧が出力され続ける。いま、圧電
トランス6の動作周波数(第2の発振器の発振周波数)
が固定であり、かつ図12に示したように開放時のゲイ
ンの大きな領域で使用しているため、トランスの出力が
過大に大きくなり、不要な放電やトランスの破壊といっ
た問題が生じるおそれがある。
111により、圧電トランス6の出力が分圧され、その
分圧電圧でトランジスタQ101が駆動される。従っ
て、開放時の出力電圧が抑制される。
0,R111の分圧比で定められる一定電圧以上に上昇
すると、トランジスタQ101がオン状態となり、抵抗
R109の片端がアース電位に接続される。その結果、
第1の発振器2の抵抗接続端子から流出する電流が大き
くなるため、第1の発振器2の発振周波数が高くなる。
従って、高くなった発振周波数を4分周することにより
得られたトランス駆動周波数も高くなる。
すると、圧電トランスのゲインは減少し、出力電圧が低
下する。すなわち、圧電トランス出力開放異常時には、
抵抗R110,R111の分圧比で定められる一定電圧
に出力電圧が維持され、不要な放電や圧電トランスの破
断といった問題を防止することができる。
のベース電極との間には、ダイオードD3及び抵抗R1
12が直列に接続されており、かつ抵抗R112とダイ
オードD3との間の接続点とアース電位との間には、コ
ンデンサC103が接続されている。また、トランジス
タ101のコレクタ電極が、抵抗R109及びコンデン
サC101内の接続点に接続されている。抵抗R109
及びコンデンサC101は、接続点12bとアース電位
との間に接続されている。
り定められる一定電圧VOSC がコンデンサC101の両
端に印加される。しかしながら、起動前には、コンデン
サC101に印加される電圧は0である。従って、起動
時の一定期間のみ、コンデンサC101を充電する電流
が抵抗R109を流れる。よって、起動時には定常時の
周波数よりも高い周波数から低周波数側に掃引しながら
起動・点灯することになる。この機能を有するため、起
動時に負荷に大きな電流が流れるという問題を解決する
ことができる。
電トランスインバータを説明するための回路図である。
本実施例は、出力開放時の保護動作以外の点では図9と
同様であるため、出力開放保護にかかわる部分以外につ
いては説明を省略する。
クタは抵抗R113の片端に接続され、抵抗R113の
他端はトランジスタQ102のベースに接続される。ま
た、Q102のエミッタは基準電圧に接続され、コレク
タはデッドタイム生成回路31に接続される。デッドタ
イム生成回路31の入力端子は、トランジスタQ102
のコレクタ電圧がハイ、つまり基準電圧になるとデュー
ティー0%になるように設定されているものとする。
要因で開放、つまり無負荷になった場合には、図9の場
合と同様に、圧電トランスの出力電圧が上昇していく。
それに伴い、D3のアノード電圧が上昇し、D3が導通
してトランジスタQ101がオンする。するとR113
を介してトランジスタQ102がオンし、デッドタイム
生成回路にはハイ信号が入力される。これにより入力電
圧制御回路のデューティーが0%となり、圧電トランス
への入力電圧が低下するために圧電トランス出力電圧も
低下する。つまり初期の圧電トランス出力電圧の過上昇
が抑制できる。圧電トランス出力電圧が低下するとトラ
ンジスタQ102,Q102がオフするため、再び入力
電圧制御回路のデューティーは広がり始める。このよう
に入力電圧制御回路の平均出力電圧はオン/オフを繰り
返しながら、過大電圧が出力されることを防止する。
2が完全にオンし、入力電圧制御回路スイッチング素子
のデューティーが0%になる例について説明したが、必
ずしもデューティーが0%まで低下する必要はない。つ
まりトランジスタQ102,Q102ともにリニアな領
域(ハーフオンの領域)で使用して、デッドタイム生成
回路への入力電圧が0V以上、基準電圧以下の中間の電
圧になるように制御すれば、入力電圧制御回路の出力は
完全に0にはならず、略一定の電圧、つまり圧電トラン
ス出力電圧が目標開放電圧と常に一致するような電圧に
保持することもできる。いずれの場合にも、点灯可能電
圧以上の電圧を継続して出力しながら、かつ過大な電圧
が発生しないように保護動作することが可能となる。
電トランスインバータを説明するための回路図である。
本実施例では、圧電トランス駆動手段54が、2個のF
ET54a,54bを用いたハーフブリッジ構成を有す
る。すなわち、P型のFET54aのソース電極に入力
電圧制御部1の出力が与えられるように接続されてい
る。また、FET54aのドレイン電極が、FET54
bのドレイン電極と共通接続されている。FET54b
のソース電極がアース電位に接続されている。さらに、
FET54a,54bのゲート電極が共通接続されて第
2の発振器25に接続されている。
4bのドレイン電極とを接続してなる接続点54cに、
インダクタ54dの一端が接続されている。インダクタ
54dの他端は圧電トランス6の第1の入力電極6aに
接続されている。また、インダクタ54dの他端と圧電
トランス6の入力電極6aとの間の接続点54eとアー
ス電位との間にコンデンサ54fが接続されている。す
なわち、FET54a,54bを用いたハーフブリッジ
構成の駆動回路の出力に、インダクタ54dとコンデン
サ54fとからなるLCローパスフィルタが接続されて
いる。従って、上記LCローパスフィルタにより、高周
波成分が除去された出力電圧が圧電トランス6に印加さ
れる。
ス6の入力容量との合成容量と、インダクタ54dのイ
ンダクタンス値で決定されるLCフィルタの共振周波数
を、圧電トランス6の駆動周波数に略一致させると最適
な設計となる。なお、圧電トランス駆動手段の回路構成
については、特に限定されず、前述してきた各実施例の
圧電トランス駆動手段の回路構成を採用してもよく、そ
の場合においても、上記LCローパスフィルタを接続す
ることにより、圧電トランスに不要高周波成分を除去し
た電圧を圧電トランスに印加することができる。
び抵抗R202に分圧されており、抵抗R201,R2
02の間の接続点すなわち分圧点51に、ツェナーダイ
オードVzが接続されており、ツェナーダイオードVz
の他端が、トランジスタQ201のベース電極に抵抗R
52を介して接続されている。コンデンサQ201のコ
レクタ電極は抵抗R203を介して第2の発振器25の
周波数設定抵抗端子に接続されており、トランジスタQ
201のエミッタ電極がアース電位に接続されている。
02で分圧され、分圧された電圧がツェナーダイオード
Vzのツェナー電圧よりも大きい場合には、ツェナーダ
イオードVzが導通する。その結果、トランジスタQ2
01がオン状態となり、第2の発振器25の周波数が高
められる。逆に、入力電圧が低下し、トランジスタQ2
01がオフ状態となると、抵抗R203がアース電位か
ら切り離されることになる。従って、第2の発振器の発
振周波数が低下する。この機能を用いることにより、定
常使用状態では高効率の周波数領域を使用しつつ、入力
電圧が低下した特殊な状況においても点灯を維持するこ
とができる。これを、以下において説明する。
リー駆動時の入力電圧が10.8Vのノートパソコン用
の用途を例にとり説明する。図4から明らかなように、
圧電トランス6の効率が最大となる周波数は、ゲインが
最大となる周波数よりもやや高周波数側に位置してい
る。入力電圧が10.8Vのときには、例えば57.5
kHzの効率最高の周波数を用いるものとする。このと
き、圧電トランス6の昇圧ゲインは34dBであり、最
大ゲインの39dBに対し、5dBのゲインの余裕があ
る。
圧が7Vに低下した場合を考える。周波数が57.5k
Hzに固定されている場合には、圧電トランス6のゲイ
ンが固定されるため、入力電圧制御部1のオンデューテ
ィーを増加し、入力電圧制御部1の平均出力電圧をある
値に維持しなければならない。何らかのばらつきによ
り、入力電圧制御部1の必要出力電圧が8Vとすると、
矩形波パルスデューティーは100%となり、SCP機
能が動作し、インバータは停止することになる。
R203の抵抗値を適当に選択し、入力電圧<9Vでト
ランスQ201がオフ状態とされ、発振周波数が56.
5kHzに移動するように設定しておくと、入力電圧9
V以下では、圧電トランス6のゲインが38dBと大き
くなる。このため、負荷電流を維持するに必要な入力電
圧制御部1の平均電圧が低下し、入力電圧が7Vでも動
作が停止しないようにすることができる。
5kHzの場合よりも圧電トランスの効率はやや低くな
るが、入力電圧<9Vという状況は、実使用状態では、
滅多に発生しない。従って、この状態で効率がやや低い
ことは、実使用上問題とはならない。
回った場合に、第2の発振器の発振周波数を通常の周波
数よりもやや低周波数側の別の周波数に変更する回路を
追加することにより、広い入力電圧範囲で点灯を維持し
つつ、かつ最も使用頻度が高い入力電圧時には、圧電ト
ランスの効率が最高となる周波数を用いて圧電トランス
を駆動することができる。
では、圧電トランスの出力電極に負荷が接続され、負荷
を流れる電流が予め定められた目標電流値と略一致する
ように、電圧制御手段により制御されるが、該電圧制御
手段が、圧電トランスに入力される交流電圧の平均電圧
を制御するように機能するものであるため、1つのフィ
ードバック制御を用いて負荷電流を安定化でき、従って
制御系回路構成を簡略化かつ低コスト化することができ
る。また、上記電圧制御手段として、スイッチングトラ
ンジスタ及び環流素子を有する入力電圧制御手段を用
い、負荷を流れる電流が目標電流値と略一致するように
入力電圧制御手段のデューティー比が制御される場合に
は、スイッチングトランジスタ及び環流素子からなる降
圧チョッパ回路が構成されるが、降圧チョッパ回路にお
いて平滑整流用のインダクタ及びコンデンサを必要とし
ないので、部品点数を低減することができる。また、入
力電圧制御手段のデューティー比を制御するだけでよい
ため、上述したように、制御系の簡略化を図ることがで
き、回路構成の簡略化及び低コスト化を図ることができ
る。
トランジスタ及び環流素子を有し、平滑・整流手段を必
要としないので、平滑・整流手段で生じる無駄な損失を
無くすことができる。
る負荷電流が検出され、該負荷電流が略一定の目標電流
値となるように、デューティー比制御手段により入力電
圧制御手段の矩形波パルスデューティー比が制御される
ので、1つのフィードバック制御を用いるだけで、負荷
電流の安定化を図ることができる。すなわち、制御系を
簡略化することができ、安価でかつ信頼性に優れた圧電
トランスインバータを提供することができる。
動手段は、それぞれ、動作周波数を決定する第1,第2
の発振器により動作周波数が決定される。この場合、第
1の発振器の周波数を分周する分周回路がさらに備えら
れており、第1の発振器の周波数を分周した信号が第2
の発振器の出力とされている場合には、第1,第2の発
振器を単一の発振回路を用いて構成することができ、回
路構成の簡略化を図ることができる。
電トランスの出力が無負荷の状態の場合に、圧電トラン
スの昇圧比が最大となる周波数以下であり、圧電トラン
スに負荷を接続して駆動した場合に圧電トランスの昇圧
比が最大となる周波数以上であるため、高効率であり、
かつ負荷電流が脈動する不安定な動作を抑制することが
できる。
する依存性を補償するための温度補償回路が備えられて
いる場合には、温度補償により、入力電圧制御部の必要
平均出力電圧の温度依存性を抑制することができる。従
って、入力電圧制御手段の出力のばらつきが小さくな
り、不要に高い昇圧比の圧電トランスを用いる必要はな
くなり、圧電トランスインバータの低コスト化を果たす
ことができる。
または温度補償用コンデンサを用いて構成することがで
き、それによって安価に温度補償回路が構成され得る。
外部から印加される第1の調光信号に応じて、目標電流
値を変化させる場合には、外部からの第1の調光信号に
応じて負荷電流を変化させ得るので、放電管の輝度など
の負荷の動作の調整を容易に行うことができる。
発振周波数をフィードバック制御を用いることなく変化
させ得る発振周波数可変回路を備えている場合には、第
2の発振器の周波数を第1の調光信号に応じて変化させ
ることにより、設定負荷電流の変化幅に比べて入力電圧
制御手段の平均出力の変化幅を小さくすることができ
る。従って、フィードバック制御系の安定性を高めるこ
とができ、圧電トランスインバータの信頼性をより一層
高めることができる。
時間比率を外部から印加する第2の調光信号によって変
化させ得る負荷駆動時間制御手段をさらに備える場合に
は、第2の調光信号に応じて負荷を間欠的にオン・オフ
し得るので、例えば負荷として放電管を用いた場合に
は、バースト調光を実現でき、調光範囲を広げることが
できる。
電流を整流し、該負荷電流に応じた直流電圧を出力する
整流手段をさらに備え、負荷がオン状態またはオン状態
となるように回路が動作しているときに整流手段の出力
に生じる電圧と略同一の電圧を、負荷がオフ状態あるい
は負荷がオフ状態となるように回路が動作している期間
に整流手段の出力端子に印加するように構成した場合に
は、バーストオフ期間におけるデューティー比制御手段
の出力矩形波パルスのデューティー比の変動を抑制する
ことができ、調光特性をより一層良好なものとすること
ができる。
の値に依存せず、入力電圧制御手段の矩形波パルスデュ
ーティー比が一定の値以上とならないようにデューティ
ー比を制御するデッドタイム制御手段をさらに備える場
合には、デッドタイム制御手段により制約された矩形波
パルスデューティー比の値が入力電圧により変化するの
で、入力電圧が高く、かつフィードバック制御が外れた
場合にも、入力電圧制御手段の出力の過上昇を抑制する
ことができる。従って、圧電トランス駆動手段として、
低耐圧の安価なFETなどを用いることができ、バース
ト調光を安価に実現することができる。
場合が予め定められた一定期間以上継続した場合に、回
路動作を停止するための回路動作停止手段をさらに備え
る場合には、不要な放電や圧電トランスの破壊を抑制す
ることができ、圧電トランスインバータを確実に保護す
ることができる。
態発生から回路動作停止までの一定期間が、外部に接続
されている部品の定数により変化されるように構成され
ている場合には、外部に接続する部品を選択することに
より、上記一定期間を容易に調整することができる。
た場合に、第2の発振器の発振周波数を高周波数側に変
化させ、出力電圧の過上昇を防止するように構成されて
いる場合には、圧電トランスの破壊等を確実に防止する
ことができ、圧電トランスインバータを確実に保護する
ことができる。
の値を超えた場合に、入力電圧制御手段のデューティー
を制御しても同様の効果が得られる。起動時に第2の発
振器の発振周波数を高周波数側から低周波数側に掃引し
ながら起動するように構成した場合には、起動時に過大
な出力電流が流れることを防止できる。
第2の発振器の発振周波数が、通常の場合の発振周波数
よりも低い周波数にシフトされる場合には、圧電トラン
スの動作周波数が低周波数側に変化されることになり、
それによって昇圧ゲインを高めることができる。従っ
て、放電管が不点灯である可能性を低くすることがで
き、より一層確実に放電管を点灯することができる。ま
た、逆に、最も頻繁に使用される入力電圧領域では、圧
電トランスの効率が最高である周波数領域を利用できる
ため、圧電トランスインバータの効率を高めることがで
きる。
バータを説明するための概略ブロック図。
の具体的な回路構成を示す回路図。
の種々の回路部分における電圧波形を示す図。
バータの回路図。
バータの回路図。
続される温度補償回路を示す各回路図。
バータの回路図。
バータの回路図。
ンバータの回路図。
ンバータの回路図。
スの周波数−ゲイン特性を示す図。
御部出力の入力電圧依存特性を説明するための図。
Claims (16)
- 【請求項1】 圧電トランスを用いて負荷を駆動するた
めの圧電トランスインバータであって、 スイッチングトランジスタ及び環流素子を有し、直流入
力電圧を矩形波交流電圧に変換する入力電圧制御手段
と、 前記入力電圧制御手段と圧電トランスとの間に接続され
ており、誘導性素子を含み、入力電圧制御手段から出力
される交流電圧よりも低い略一定周波数の交流電圧を前
記圧電トランスに出力する圧電トランス駆動手段と、前記入力電圧制御手段の動作周波数を決定する第1の発
振器と、 前記圧電トランス駆動手段の動作周波数を決定する第2
の発振器と、 入力電極と出力電極とを有し、入力電極が前記圧電トラ
ンス駆動手段に接続されており、出力電極が負荷に接続
される圧電トランスと、 負荷に接続されて、負荷電流を検出する負荷電流検出手
段と、 前記負荷電流検出手段に接続されており、負荷電流検出
手段の出力に応じて、 負荷電流が略一定の目標電流値となるように入力電圧制
御手段の矩形波パルスデューティー比を制御するデュー
ティー比制御手段とを備え、前記第2の発振器の発振周波数が、前記圧電トランスの
出力が無負荷の状態の場合に、圧電トランスの昇圧比が
最大となる周波数以下であり、かつ前記圧電トランスに
負荷を接続して駆動した場合に圧電トランスの昇圧比が
最大となる周波数以上であることを特徴とする、 圧電ト
ランスインバータ。 - 【請求項2】 前記第2の発振器が前記第1の発振器の
周波数を分周する分周回路を備え、第1の発振器の周波
数を分周した信号が第2の発振器の出力とされており、
それによって第1,第2の発振器が単一の発振器で構成
されている、請求項1に記載の圧電トランスインバー
タ。 - 【請求項3】 第2の発振器の発振周波数の周囲温度に
対する依存性を入力電圧制御部の必要平均出力電圧の温
度依存性を抑制するように補償するための温度補償回路
をさらに備えることを特徴とする、請求項1または2の
いずれかに記載の圧電トランスインバータ。 - 【請求項4】 前記温度補償回路が、サーミスタまたは
温度補償用コンデンサを備える、請求項3に記載の圧電
トランスインバータ。 - 【請求項5】 外部から印加される第1の調光信号に応
じて、前記目標電流値を変化させることを特徴とする、
請求項1〜4のいずれかに記載の圧電トランスインバー
タ。 - 【請求項6】 前記第1の調光信号に応じて、第1また
は第2の発振器の発振周波数をフィードバック制御を用
いることなく変化させ得る発振周波数可変回路をさらに
備えることを特徴とする、請求項5に記載の圧電トラン
スインバータ。 - 【請求項7】 負荷の駆動を間欠的にオン・オフし、オ
ン時間比率を外部から印加する第2の調光信号によって
変化させ得る負荷駆動時間制御手段をさらに備えること
を特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の圧電ト
ランスインバータ。 - 【請求項8】 前記負荷電流検出手段から得られる負荷
電流を整流し、該負荷電流に応じた直流電圧を出力する
整流手段をさらに備え、 前記負荷がオン状態または負荷がオン状態となるように
回路が動作しているときに前記整流手段の出力に生じる
電圧と略同一の電圧を、負荷がオフ状態あるいは負荷が
オフ状態となるように回路が動作している期間に前記整
流手段の出力端子に印加することを特徴とする、請求項
7に記載の圧電トランスインバータ。 - 【請求項9】 前記負荷を流れる電流及び前記整流手段
の出力電圧の値に依存せず、前記入力電圧制御手段の矩
形波パルスデューティー比が一定の値以上とならないよ
うにデューティー比を制御するデッドタイム制御手段を
さらに備え、デッドタイム制御手段により制約された矩
形波パルスデューティー比の値が入力電圧により変化す
る、請求項1〜8のいずれかに記載の圧電トランスイン
バータ。 - 【請求項10】 前記負荷を流れる電流が目標電流値と
ならない場合が予め定められた一定期間以上継続した場
合に、回路動作を停止するための回路動作停止手段をさ
らに備えることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか
に記載の圧電トランスインバータ。 - 【請求項11】 前記回路動作停止手段における前記異
常事態発生から回路動作停止までの一定期間が、外部に
接続されている部品の定数により変化され得るように構
成されている、請求項10に記載の圧電トランスインバ
ータ。 - 【請求項12】 前記圧電トランスの出力電圧が所望の
値を超えた場合に、前記第2の発振器の発振周波数を、
高周波数側に変化させ、出力電圧の過上昇を防止するよ
うに構成されている、請求項1〜11のいずれかに記載
の圧電トランスインバータ。 - 【請求項13】 前記圧電トランスの出力電圧が所望の
値を超えた場合に、前記入力電圧制御手段の出力矩形波
のパルスデューティーを狭くして、出力電圧の過上昇を
防止するように構成されている、請求項1〜12のいず
れかに記載の圧電トランスインバータ。 - 【請求項14】 起動時に、前記第2の発振器の発振周
波数を、高周波数側から低周波数側に掃引しながら起動
するように構成されている、請求項1〜13のいずれか
に記載の圧電トランスインバータ。 - 【請求項15】 入力電圧が所望の電圧よりも低い場合
に、前記第2の発振器の発振周波数が、通常の場合の発
振周波数よりも低い周波数にシフトされる、請求項1〜
14のいずれかに記載の圧電トランスインバータ。 - 【請求項16】 前記負荷が、放電管である、請求項1
〜15のいずれかに記載の圧電トランスインバータ。
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