JP3042928B2 - ガス導管用配管材 - Google Patents
ガス導管用配管材Info
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- JP3042928B2 JP3042928B2 JP4081829A JP8182992A JP3042928B2 JP 3042928 B2 JP3042928 B2 JP 3042928B2 JP 4081829 A JP4081829 A JP 4081829A JP 8182992 A JP8182992 A JP 8182992A JP 3042928 B2 JP3042928 B2 JP 3042928B2
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- Japan
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- pipe
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- piping material
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス導管用配管材に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】ガス導管を土中に配管する場合には、図
5に示すように、先ず地表から配管溝01を掘削してこ
の底にガス導管02を敷設し、管回りを山砂03で埋め
戻したのち、この上に砂利層04を撒き、次にその上に
ガス漏れが生じた場合のガスを検知するための臭気管0
5と通信ケーブル或いは光ファイバー等を挿通するため
のケーブル保護管06を複数本設置したのち、他企業工
事による損傷を防止するための防護用鉄板07を敷き、
最後にその上部を山砂等で埋め戻している。
5に示すように、先ず地表から配管溝01を掘削してこ
の底にガス導管02を敷設し、管回りを山砂03で埋め
戻したのち、この上に砂利層04を撒き、次にその上に
ガス漏れが生じた場合のガスを検知するための臭気管0
5と通信ケーブル或いは光ファイバー等を挿通するため
のケーブル保護管06を複数本設置したのち、他企業工
事による損傷を防止するための防護用鉄板07を敷き、
最後にその上部を山砂等で埋め戻している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
欠点がある。 a.埋設溝の掘削及びこの埋め戻しに多大の時間と労力
及び経費を要する。 b.道路上での工事においては交通規制及び安全対策を
行う必要がある。
欠点がある。 a.埋設溝の掘削及びこの埋め戻しに多大の時間と労力
及び経費を要する。 b.道路上での工事においては交通規制及び安全対策を
行う必要がある。
【0004】本発明の目的は、上記a、bの欠点を解消
するガス導管の配管を含む配管材を提供することであ
る。
するガス導管の配管を含む配管材を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、ガス導管用配管材において、内
管と保護管の2重管構造から成り、且つこの内管と保護
管との間に充填材層を充填し、更に前記内管はその両端
を前記保護管よりも外側に突出させると共に前記充填材
層内にケーブル保護管と共に臭気孔付の臭気管を一体に
挿入し、このケーブル保護管と臭気管の両端を前記充填
材層から露出させたことを特徴とするものである。
め、本発明においては、ガス導管用配管材において、内
管と保護管の2重管構造から成り、且つこの内管と保護
管との間に充填材層を充填し、更に前記内管はその両端
を前記保護管よりも外側に突出させると共に前記充填材
層内にケーブル保護管と共に臭気孔付の臭気管を一体に
挿入し、このケーブル保護管と臭気管の両端を前記充填
材層から露出させたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】先ず、地上から配管路線に沿って配管溝を掘削
し、この配管溝内に配管材を敷設し、各配管材の内管同
士を溶接する。なお、内管の両端はあらかじめ工場で溶
接用の開先加工が行われている。次に、ケーブル保護管
及び臭気管を露出部分において接続管により接続する。
次に配管材の接続部は、保護管が短い分間隔があいてし
まうので、この保護管の接続部分の上方に、例えば半円
形に形成した保護カバーを被せる。次に、配管溝を山砂
等により埋め戻す。
し、この配管溝内に配管材を敷設し、各配管材の内管同
士を溶接する。なお、内管の両端はあらかじめ工場で溶
接用の開先加工が行われている。次に、ケーブル保護管
及び臭気管を露出部分において接続管により接続する。
次に配管材の接続部は、保護管が短い分間隔があいてし
まうので、この保護管の接続部分の上方に、例えば半円
形に形成した保護カバーを被せる。次に、配管溝を山砂
等により埋め戻す。
【0007】
【実施例】図1、2に本発明に係るガス導管用配管材を
示す。符号の1は内管(ガス管)、2は保護管、3は内
管1と保護管2の中間に充填された充填材層にして、内
管1の両端は保護管2よりも突出し、この突出した両端
には開先1a、1bがあらかじめ加工されている。
示す。符号の1は内管(ガス管)、2は保護管、3は内
管1と保護管2の中間に充填された充填材層にして、内
管1の両端は保護管2よりも突出し、この突出した両端
には開先1a、1bがあらかじめ加工されている。
【0008】4は充填材層3内に挿入された半割り構造
の臭気管、5は充填材層3内に挿入されたケーブル保護
管であって、その両端は充填材層3から露出している。
なお、実施例の臭気管4は半割構造であるが、パイプに
多数の臭気孔を設けたものであってもよい。
の臭気管、5は充填材層3内に挿入されたケーブル保護
管であって、その両端は充填材層3から露出している。
なお、実施例の臭気管4は半割構造であるが、パイプに
多数の臭気孔を設けたものであってもよい。
【0009】図3、4に上記配管材を用いて行う配管方
法を示す。先ず、地上から配管路線に沿って配管溝を掘
削し、この中に配管材を降ろし、夫々の内管1同士を溶
接すると共に臭気管4及びケーブル保護管5の両端を夫
々接続管6で接続し、次に、保護管2同士の間の隙間を
上部から被うようにして金属製の半円形の保護カバー7
を被せ、この状態で山砂等を利用して配管溝を埋め戻
す。なお、接続管6をフレキ管とすることにより、ガス
導管が多少ローリングしていても問題はない。保護カバ
ー7は保護管2の上に載せて置くだけでもよいし、接着
剤を用いて固定したり、テープを用いて保護管2の外に
固定してもよい。
法を示す。先ず、地上から配管路線に沿って配管溝を掘
削し、この中に配管材を降ろし、夫々の内管1同士を溶
接すると共に臭気管4及びケーブル保護管5の両端を夫
々接続管6で接続し、次に、保護管2同士の間の隙間を
上部から被うようにして金属製の半円形の保護カバー7
を被せ、この状態で山砂等を利用して配管溝を埋め戻
す。なお、接続管6をフレキ管とすることにより、ガス
導管が多少ローリングしていても問題はない。保護カバ
ー7は保護管2の上に載せて置くだけでもよいし、接着
剤を用いて固定したり、テープを用いて保護管2の外に
固定してもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明の効果は次のとおりである。 a.配管材において、内管の外にあらかじめ保護管が被
せてあり、然もケーブル保護管或いはガスの臭気管が建
て込んであるので、この配管材をそのまま配管溝内に敷
設するだけでよい。したがって、従来のようにガス導管
を先ず敷設し、次に、臭気管やケーブル保護管を敷設
し、次に防護用鉄板を被せてから埋め戻す必要がないば
かりか、保護管内に臭気管が建て込んであるため、ガス
漏れがあるとこの臭気管を経由して確実に捕臭すること
ができるので、従来のように捕臭がしやすいように、埋
設時に砂利を撒く必要もない。よって、配管上の手間、
時間、経費を大巾に削減できる。 b.接続部において保護管同士の隙間を保護カバーで被
うため、この部分が他の工事等により損傷を受ける心配
がない。 c.内管は半径方向全体が保護管で保護されているた
め、他の工事で損傷を受けることは先ずない。 d.配管材が万一ローリングした場合には、フレキ管で
ケーブル保護管及び臭気管を接続することにより、ケー
ブル保護管及び臭気管がズレて接続ができなくなるとい
う心配がない。
せてあり、然もケーブル保護管或いはガスの臭気管が建
て込んであるので、この配管材をそのまま配管溝内に敷
設するだけでよい。したがって、従来のようにガス導管
を先ず敷設し、次に、臭気管やケーブル保護管を敷設
し、次に防護用鉄板を被せてから埋め戻す必要がないば
かりか、保護管内に臭気管が建て込んであるため、ガス
漏れがあるとこの臭気管を経由して確実に捕臭すること
ができるので、従来のように捕臭がしやすいように、埋
設時に砂利を撒く必要もない。よって、配管上の手間、
時間、経費を大巾に削減できる。 b.接続部において保護管同士の隙間を保護カバーで被
うため、この部分が他の工事等により損傷を受ける心配
がない。 c.内管は半径方向全体が保護管で保護されているた
め、他の工事で損傷を受けることは先ずない。 d.配管材が万一ローリングした場合には、フレキ管で
ケーブル保護管及び臭気管を接続することにより、ケー
ブル保護管及び臭気管がズレて接続ができなくなるとい
う心配がない。
【図1】本発明に係る配管材の断面図。
【図2】A−A′線断面図。
【図3】本発明に係る配管材の配管方法の説明図。
【図4】配管材の接続部分の断面図。
【図5】従来のガス導管の埋設工法の説明図。
1 内管 1a,1b 開先 2 外管 3 充填材層 4 臭気管 5 ケーブル保護管 6 接続管 7 保護カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 9/18 F16L 1/02
Claims (1)
- 【請求項1】 内管と保護管の2重管構造から成り、且
つこの内管と保護管との間に充填材層を充填し、更に前
記内管はその両端を前記保護管よりも外側に突出させる
と共に前記充填材層内にケーブル保護管と共に臭気孔付
の臭気管を一体に挿入し、このケーブル保護管と臭気管
の両端を前記充填材層から露出させた構造のガス導管用
配管材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081829A JP3042928B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ガス導管用配管材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4081829A JP3042928B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ガス導管用配管材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05280664A JPH05280664A (ja) | 1993-10-26 |
JP3042928B2 true JP3042928B2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=13757369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4081829A Expired - Fee Related JP3042928B2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | ガス導管用配管材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042928B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014200150A1 (ko) * | 2013-06-14 | 2014-12-18 | 한국에너지기술연구원 | 열에너지용 배관 및 배관 시스템 |
WO2014208805A1 (ko) * | 2013-06-25 | 2014-12-31 | 한국에너지기술연구원 | 열에너지용 배관 및 배관 시스템 |
KR101721212B1 (ko) * | 2015-01-06 | 2017-03-29 | 감재환 | 태핑 장치 및 그를 이용한 암나사 형성방법 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010261506A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Hitoshi Kijima | 埋設管遮蔽構造及び埋設管遮蔽方法 |
US11333534B2 (en) | 2018-02-19 | 2022-05-17 | Renalsense Ltd. | Sensor unit |
CN114857351A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-08-05 | 中国化学工程第十四建设有限公司 | 高温高压临氢管道安装方法 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP4081829A patent/JP3042928B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014200150A1 (ko) * | 2013-06-14 | 2014-12-18 | 한국에너지기술연구원 | 열에너지용 배관 및 배관 시스템 |
WO2014208805A1 (ko) * | 2013-06-25 | 2014-12-31 | 한국에너지기술연구원 | 열에너지용 배관 및 배관 시스템 |
KR101721212B1 (ko) * | 2015-01-06 | 2017-03-29 | 감재환 | 태핑 장치 및 그를 이용한 암나사 형성방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05280664A (ja) | 1993-10-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |