JP2779717B2 - 埋設洞道内配管から外部への配管分岐施工方法 - Google Patents

埋設洞道内配管から外部への配管分岐施工方法

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JP2779717B2
JP2779717B2 JP3226557A JP22655791A JP2779717B2 JP 2779717 B2 JP2779717 B2 JP 2779717B2 JP 3226557 A JP3226557 A JP 3226557A JP 22655791 A JP22655791 A JP 22655791A JP 2779717 B2 JP2779717 B2 JP 2779717B2
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郁 上原
諭 前田
和輝 榎本
利光 阿曽
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JFE Steel Corp
Shimizu Construction Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Shimizu Construction Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋設洞道内配管から外
部への配管分岐施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、埋設してある洞道内の配管から外
部への配管を分岐させる場合には、配管を分岐させる位
置に立坑を設け、この立坑を利用して、外部用の配管と
洞道内の配管とを接続するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の如く、立坑
を設ける配管の分岐施工方法にあっては、道路を長時間
占有しなければならないこと、地盤改良等の措置をしな
ければならないこと等が必要となり、これ等は、特に都
市部での建設が多く予想される例えば地域冷暖房事業に
とっては、工費がかかり経済的に不利であり、かつ公共
に与える影響も大きい等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の問
題を解決すべく開発したものであって、その要旨とする
ところは、地上測量によって埋設洞道に対するおおよそ
の穿孔位置を予め決定した後、その穿孔位置においてア
ウターケーシングを建込みながら、洞道に当たるまでボ
ーリングを行い、前記アウターケーシングの位置を、洞
道内から放射線を用いて確認し、次いで前記アウターケ
ーシング内に、その深さの1/3 程度まで止水および固定
用の無収縮性充填材を充填した後、固化した充填材をボ
ーリングすると共に洞道を穿孔して、前記アウターケー
シング内にインナーケーシングを建込み、このインナー
ケーシングと洞道との間に止水用コーキングを施した
後、前記インナーケーシング内に外部用の配管を挿入
し、この外部用の配管と洞道内の配管とを接続した後、
洞道内への浸水防止を施した埋設洞道内配管から外部へ
の配管分岐施工方法にある。
【0005】
【作用】前記本発明方法によれば、埋設洞道とアウター
ケーシングとの間の止水および固定が確実であること、
アウターケーシングの位置の確認が容易であること、洞
道とインナーケーシングとの間の止水が確実であること
等から、立坑を設けずに洞道内の配管と外部用の配管と
の接続が容易に行えるので、従来のように長時間道路を
占有することなく、しかも従来よりも低コストにて配管
の分岐工事を行うことができ、公共に与える影響を削減
できる。
【0006】
【実施例】次に本発明方法の実施例を図1乃至図7に基
づいて説明すると、先ず地上にて測量を行い、図1に示
す如く、埋設洞道(ヒューム管)1に対するおおよその
穿孔位置を予め決定した後、この穿孔位置において洞道
1に当たるまで掘削機3によりボーリングを行い、しか
る後にアウターケーシング2を建込む。
【0007】図2に示す如く、前記ボーリングした孔の
底部、すなわち洞道1の外周上面にγ線源4を置き、洞
道1内のγ線検出器5によりアウターケーシング2の位
置を確認する。
【0008】図3に示す如く、建込んだアウターケーシ
ング2内に、その深さの1/3 程度まで止水および固定用
の無収縮性セメントミルク6を充填した後、固化した無
収縮性セメントミルク6を掘削機3によりボーリングす
ると共に洞道1を穿孔する。
【0009】図4に示す如く、アウターケーシング2内
に、クレーン7によりインナーケーシング8を建込む。
【0009】図5に示す如く、建込んだインナーケーシ
ング8の下端と洞道1との間に止水用コーキング9を施
す。
【0010】図6に示す如く、インナーケーシング8内
に外部用の配管10を挿入し、この外部用の配管10と洞道
1内の配管1aとを、洞道1内において接続し、外部用の
配管10を敷設する。
【0011】図7に示す如く、敷設した外部用の配管10
と、前記インナーケーシング8とを溶接するかコーキン
グ11を施して、洞道1内への浸水防止を図る。
【0012】
【発明の効果】以上述べた本発明方法によれば、埋設洞
道とアウターケーシングとの間の止水および固定が確実
であること、アウターケーシングの位置の確認が容易で
あること、洞道とインナーケーシングとの間の止水が確
実であること等から、立坑を設けずに洞道内配管と外部
配管との接続が容易に行えるので、従来のように長時間
道路を占有することなく、しかも従来よりも低コストに
て配管の分岐工事を行うことができ、公共に与える影響
を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の第1工程を示す説明図である。
【図2】本発明方法の第2工程を示す説明図である。
【図3】本発明方法の第3工程を示す説明図である。
【図4】本発明方法の第4工程を示す説明図である。
【図5】本発明方法の第5工程を示す説明図である。
【図6】本発明方法の第6工程を示す説明図である。
【図7】本発明方法の第7工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 埋設洞道 1a 洞道内の配管 2 アウターケーシング 3 掘削機 4 γ線源 5 γ線検出器 6 無収縮性セメントミルク 7 クレーン 8 インナーケーシング 9 止水用コーキング 10 外部用の配管 11 浸水防止用の溶接またはコーキング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 諭 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川崎製鉄株式会社 東京本社内 (72)発明者 榎本 和輝 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦 斯株式会社内 (72)発明者 阿曽 利光 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−177677(JP,A) 特開 平3−176524(JP,A) 特開 平1−275983(JP,A) 特開 平1−193494(JP,A) 特開 昭61−45039(JP,A) 実開 昭61−45686(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 1/024

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上測量によって埋設洞道に対するおお
    よその穿孔位置を予め決定した後、その穿孔位置におい
    てアウターケーシングを建込みながら、洞道に当たるま
    でボーリングを行い、前記アウターケーシングの位置
    を、洞道内から放射線を用いて確認し、次いで前記アウ
    ターケーシング内に、その深さの1/3 程度まで止水およ
    び固定用の無収縮性充填材を充填した後、固化した充填
    材をボーリングすると共に洞道を穿孔して、前記アウタ
    ーケーシング内にインナーケーシングを建込み、このイ
    ンナーケーシングと洞道との間に止水用コーキングを施
    した後、前記インナーケーシング内に外部用の配管を挿
    入し、この外部用の配管と洞道内の配管とを接続した
    後、洞道内への浸水防止を施したことを特徴とする埋設
    洞道内配管から外部への配管分岐施工方法
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