JP3615594B2 - 配管敷設方法及び配管構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールド工法における立坑内に敷設する管を2次履工によって被覆する配管敷設方法及び配管構造に関し、詳しくは、配管構造が沈下しても、管の連結部が剪断破壊することがないようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
都市流域の下水道に使用される管の埋設工事においては、一般に管路の予定地に埋設溝を掘削する開削工法が採用されている。開削工法においては埋設溝を掘削するに際して、予め設定した管路の予定地を挟んだ両側に一対の矢板を打ち込み、土砂が崩れないようにした状態で、矢板間の土砂を掘削して埋設溝を構築する。そして、埋設溝内に管を敷設した後、埋設溝を土砂で埋め戻し、矢板を土中から引き抜く。
【0003】
このような開削工法において使用する矢板は、強度や施工性を向上させるために、板厚が厚いものであったり、あるいは「〔」形状と「〕」形状とを直列に連続させた折版である。したがって、矢板の板厚のために、あるいは「〔」形状の凹部に土が付着しやすいために、矢板を地中から引き抜いた跡に、空間が生じてしまう。矢板は管を埋設する埋設溝よりも深く打ち込まれているため、埋設溝よりも下側の土砂がこの空間内に砂が流れ込み、管が沈下してしまうといった不具合があった。
【0004】
このような不具合に鑑み、矢板を引き抜いた跡に生じる空間内に砂が流入しないようにした管の布設工法が、特開昭56−122433号公報に開示されている。この管の布設工法は、管の両側に流動防護塀を立て、この流動防護塀の杭を深く打ち込むことを特徴とするものである。この流動防護塀によって、矢板を引き抜いた跡に生じる空間内に、土砂が流れ込むことを防止する。
【0005】
また、矢板の凹部に付着した土砂が抜き取られないようにした管の埋設施工方法が、特開昭60−175628号公報に開示されている。この管の埋設施工方法は、矢板の凹部と適合する凸部を形成した掻き落とし具を、埋設溝内の底部に設置して、埋設溝を埋め戻し、矢板を土中から引き抜くことを特徴とするものである。矢板を土中から引き抜いても、凹部に付着した土砂は、掻き落とし具によって掻き落とされるため、矢板を引き抜いた跡に、空間が生じることがなくなる。
【0006】
以上のような開削工法は管の外径よりも大きな間隔で矢板を土中に打ち込まなければならない。したがって、民家が密集して道路幅員が狭い場合など、作業面積が狭い場所においては、矢板を打ち込むことが困難である。また、地下埋設物が輻輳している場所においては、地下埋設物よりも深く、土砂を掘削することが困難である。このような開削工法を採用できないような場所においては、シールド工法が採用される。
【0007】
シールド工法はシールド機械が管路の予定地を横穴式に掘り進み、同時に掘った部分をコンクリートや鋼製のセグメントによって内側を覆ってトンネルを完成させる方法である。シールド機械は、ある程度のスペースを確保できる場所に構築した立坑から堀り進める。立坑は図5に示すように矢板1(簡単のため折版状に図示せず)によって土留めし、シールド機械(図示せず)が堀り進む面に立坑壁面2を形成する。立坑壁面2の底部からシールド機械が横穴式に掘り進み、セグメント3で覆われたトンネル4内には、管10はスペーサ5によって保持された状態で挿通される。
【0008】
トンネル4内の管10は、立坑A内に立設するマンホール20と管11によって連結する。この立坑A内の管11の外周が2次履工30によって被覆されると、配管構造が完成する。2次履工は、トンネル4内を覆ったものと同じセグメント3を360 °巻装するか、あるいは図6に示すように、矢板1との間に隙間を空けたコンクリートによって全周、被覆したものである。このようにしてマンホール20とトンネル4内の管10とを連結した管11に2次履工30を被覆して、配管構造が完成した後、立坑A内に土が埋め戻され、矢板1が土中から引き抜かれると、工事が完了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
シールド工法においても開削工法と同様、立坑Aを土砂によって埋め戻した後、矢板1を土中から引き抜く。すると、矢板1を引き抜いた跡に生じる空間内に土砂が流れ込み、管11の外周に2次履工30を被覆した配管構造が没下してしまう。
【0010】
2次履工30がセグメント3を巻装したものであると、2次履工30と管11との間に空間がある。したがって、配管構造が沈下しても、2次履工30のみ沈下し、管11は沈下しないため、特に立坑壁面2の部分でトンネル4内の管10と連結している部分に剪断力が加えられることがなく、その連結部の管11は破壊されない。しかし、セグメント3を巻装するには、トンネル4内では周囲の土砂に押し当てることによって、比較的容易に組み立てることができるが、立坑A内では保持されるものがないため、大変、面倒な作業となる。
【0011】
他方、2次履工30として施工性に優れたコンクリートを使用すると、2次履工30と管11とが一体化される。すると、矢板1を土中から引き抜いた跡に生じる空間内に砂が流れ込み、管11を2次履工30によって被覆した配管構造が沈下した際に、2次履工30とともに管11も沈下する。この管11はトンネル4内に挿通されている管10と連結されているため、その連結部において剪断力が生じ、2次履工30が破損されることがあった。
【0012】
管11の外周にコンクリート製の2次履工30を被覆した配管構造が沈下しないようにするため、開削工法において開示された特開昭56−122433号公報に開示された手段、すなわちコンクリートを被覆した管の両側に、流動防護塀を構築し、矢板1を引き抜いた跡に生じる空間内に土砂が流れ込まないようにすることも考えられる。しかし、開削工法における流動防護塀は、コンクリートによって被覆していない管の両側に構築するものであり、シールド工法のように管11の外周をコンクリートによって被覆する立坑A内では、流動防護塀を構築する余分のスペースがない。したがって、シールド工法を採用する場合の立坑に特開昭56−122433号公報に開示された手段を使用することは困難である。
【0013】
また、矢板1を引き抜いた跡に空間が生じないように、特開昭60−175628号公報に開示された手段、すなわち「〔」形状の凹部と適合する凸部を形成した掻き落とし具を使用することも考えられる。しかし、掻き落とし具は矢板1の方へ傾斜するように設置しても、完全に凹部内に付着した土を完全に掻き落とすことは不可能であった。すなわち、掻き落とし具を使用しても、矢板1を引き抜いた跡には空間が生じてしまい、配管構造は立坑A内で沈下してしまうといった不具合があった。
【0014】
そこで本発明は、管を2次履工によって被覆した配管構造が立坑内で沈下しても、管の連結部に加えられる剪断力が弱くなるようにした配管敷設方法及び配管構造を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための第1の手段は、一対の矢板同士の間を掘削して立坑を設け、該立坑内に複数の管を配置し、該管同士又は該管と立坑壁面から横穴式に掘り進んだトンネル内の埋設管とを接続し、接続後に該管の外周にエキスパンドポリスチロール又は天然ゴムシート又は合成ゴムシートのいずれかからなる緩衝材を介して2次履工を被覆し、上記接続部は2次履工内で変位を許容しつつ水密性を保持するような接続構造とされて配管構造が完成され、配管構造完成後に立坑内に土砂を埋め戻して矢板を引き抜くことを特徴とする配管敷設方法である。
【0016】
上記第1の手段によれば、配管構造が沈下しても、管の接続構造は2次履工内で変位できるため、管と2次履工内との間に介在させた緩衝材が変形して、管は2次履工内で撓んだ状態に沈下する。したがって、管の連結部を折れ曲げるような剪断力が弱められる配管敷設方法となるのである。
【0017】
上記目的を達成するための第2の手段は、地中に埋設された複数の管を2次履工によって被覆した配管構造において、管の接続構造は2次履工内で変位を許容しつつ水密性を保持し、管の底部側に円弧状の踏板を配置し、管と踏板との間に緩衝材を介在させたことを特徴とする配管構造である。
【0018】
上記第2の手段によれば、配管構造が沈下しても、管の接続構造は2次履工内で変位できるため、管は2次履工内で撓んだ状態に変位する。管の変位量は、管と踏板との間に介在させた緩衝材によって、2次履工の沈下量よりも小さくなるため、管の連結部を折り曲げるような剪断力が弱められる配管構造となるのである。
【0019】
上記目的を達成するための第3の手段は、一対の矢板同士の間を掘削して立坑を設け、該立坑内に複数の管を配置し、該管同士又は該管と立坑壁面から横穴式に掘り進んだトンネル内の埋設管とを接続し、接続後に上記それぞれの管の外周にそれぞれ2次覆工を被覆し、該2次履工同士が、複数の管の継ぎ目個所の少なくとも2次履工天部側に、天然ゴムシート又は合成ゴムシート又は塩化ビニル樹脂製止水板のいずれかからなる変位を吸収する目地を介在されて被覆され、上記接続部は2次履工内で変位を許容しつつ水密性を保持するような接続構造とされて配管構造が完成され、配管構造完成後に立坑内に土砂を埋め戻して矢板を引き抜くことを特徴とする配管敷設方法である。
【0020】
上記第3の手段によれば、配管構造が沈下しても、管の接続構造は2次履工内で変位可能で、しかも管の継ぎ目の箇所であって、少なくとも2次履工の天部側に変位を吸収する目地を介在させたことにより、管は2次履工と一体に撓むことが可能となるため、管の連結部を折り曲げるような剪断力が弱められる配管敷設方法となるのである。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施の形態を図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明に係る実施の形態1を示す地中の正面断面図である。図2は、本発明に係る実施の形態2を示す地中の正面断面図である。図3は、同じく本発明に係る実施の形態2を示す地中の側面断面図である。図4は、本発明に係る実施の形態3を示す地中の正面断面図である。なお、従来と同一部分は同一符号を付して、その説明は省略する。
【0022】
(実施の形態1)
実施の形態1は、一対の矢板(図示せず)の間を掘削して設けられた立坑A内に敷設した複数の管11と、この管11の外周を被覆するコンクリート製の2次履工30との間に緩衝材31を介在させ、管11が2次履工30内で変位することができるようにしたことを特徴とするものである。この管11は、管同士、又は立坑壁面2から横穴式に掘り込んだトンネル4内の管10と、又は立坑A内に立設したマンホール20とに連結する。管11と立坑壁面2との境界部、及び管11とマンホール20との境界部の接続構造12は、継手の内側にゴム輪をシールしたものとする。ゴム輪をシールしたものとすることにより、管11の連結部は水密性が確保されるとともに、ゴム輪の弾性によって管11が撓んで、2次履工30内で変位することができる。管11及び接続構造12の材質は、物理的特性や耐腐蝕性などが優れたFRPMとすることが望ましい。
【0023】
ただし、管11の連結部が撓むことができるようにすることにより、管11はコンクリート製であっても差し支えない。管11の連結部が撓みやすいようにするため、マンホールと立坑壁面2との間隔が3m以上の場合は、FRPM管の通常定尺が4mであるが、管11の長さは2m以下とする。また管11は2%管を標準として使用する。
【0024】
このような管11の外周を被覆する2次履工30と管11との間に介在させる緩衝材31としては、EPS(Expanded Polystyrol) 、天然ゴムシートや合成ゴムシートなどを使用する。緩衝材31を巻き付けた管11は接続構造12によって、立坑壁面2から構築されたトンネル4内に挿通されている管10と、マンホール20とに連結する。立坑壁面2とマンホール20との間隔が3m以上の場合は、複数の管11を連結するが、この連結部にも接続構造12を接続し、管11が撓むことができるようにする。このようにして立坑A内に管11を敷設した後、管11の外周をコンクリートの2次履工30によって被覆すると、配管構造が完成する。2次履工30はコンクリートの代替としてEPSを用いることもできる。
【0025】
管11の外周に2次履工30を被覆した配管構造が完成した後、立坑A内に土砂を埋め戻し、矢板1を土中から引き抜く。矢板1が引き抜かれた跡に空間が生じ、この空間内に土砂が流れ込むと、管11の外周に2次履工30を被覆した配管構造が沈下する。しかし、管11と2次履工30との間には緩衝材31が介在しており、しかも立坑A内には複数の管11が連結されて撓むことができるため、管11の天側の緩衝材31が圧縮され、管11の底側の緩衝材31が引っ張られる状態となる。したがって、管11の沈下量は2次履工30の沈下量よりも小さくなるため、管11とトンネル4内の管との連結部に加えられる剪断力が小さくなり、管11の連結部が損傷することを防止できる。
【0026】
(実施の形態2)
実施の形態2は立坑A内に敷設した管11と、この管11の外周を被覆するコンクリート製の2次履工30の底部内に、側面形状が円弧状の踏板32を配置し、さらに管11と踏板32との間に緩衝材31を介在させ、管11が2次履工30内で変位することができるようにしたことを特徴とするものである。踏板32はシールド工法によって施工されたトンネル4内を覆うセグメント3と同様、円弧状のチップを組み立てたものとすることができる。したがって、踏板32はトンネル4内のセグメント3の底部を延長させるようにする。踏板32は立坑Aの底面から保持して組み立てる。踏板32は管11の全周ではなく、底部のみ配置するため、容易に組み立てることができる。その踏板32の上面には緩衝材31を載置する。この緩衝材31は実施の形態1と同じく、EPS、天然ゴムシート、合成ゴムシートなどを用いる。管11の材質や長さは実施の形態1と同じである。
【0027】
したがって、立坑壁面2とマンホール20との間隔が3m以上の場合は、接続構造12によって複数の管11を連結する。複数の管11を連結する場合は、立坑壁面2側の管11の底部側にのみ踏板32を配置し、その踏板32と管11との間に緩衝材31を配置する。このような管11と立坑壁面2から構築したトンネル4内に挿通している管10及びマンホール20とを接続構造12によって連結した後、管11の外周をコンクリート又はEPSの2次履工30によって被覆すると配管構造が完成する。
【0028】
そして、立坑A内に土砂を埋め戻し、矢板1を引き抜いた跡に生じる空間内に土砂が流れ込むと、管11の底部側に踏板32と緩衝材31を介在させ、外周に2次履工30を被覆した配管構造が沈下する。しかし、管11は緩衝材31を介在して踏板32によって支えられているため、管11の沈下量は2次履工30の沈下量よりも小さくなる。しかも、トンネル4内の管10と連結している管11は、ゴム輪シール型の接続構造12によって撓むことができるため、管11の連結部に加えられる剪断力が弱められ、管11の連結部が損傷することを防止することができる。
【0029】
(実施の形態3)
実施の形態3は立坑A内に敷設した複数の管11の継ぎ目であって、管11の外周を被覆する少なくとも2次履工30の天部側に、変位を吸収する目地33を介在させたことを特徴とするものである。目地33の材質としては、天然ゴムシート、合成ゴムシートあるいは塩化ビニル製止水板などを使用する。管11の長さや材質及び接続構造12については、実施の形態1や実施の形態2と同じとする。
【0030】
立坑A内に敷設する複数本の管11は、立坑壁面2から構築したトンネル4内に挿通している管10及びマンホール20と連結する。そして、管11の継ぎ目であって管11の外周を被覆する少なくとも2次履工30の天部側に変位を吸収する目地33を介在するように、管11の外周を2次履工30で被覆すると配管構造が完成する。そして、立坑A内に土砂を埋め戻し、矢板1を引き抜いた跡に生じる空間内に土砂が流れ込むと、管11の外周を2次履工30で被覆した配管構造が沈下する。しかし、2次履工30は目地33の部分でズレが生じるため、複数の管11が折れ曲がった状態となる。したがって、トンネル4内に挿通している管10と連結している管11に加えられる剪断力が弱められ、管11が損傷することを防止できる。
【0031】
なお、本発明は上記3つの実施の形態に限定することなく、本発明の要旨内において設計変更することができる。例えば、管と2次履工との間に緩衝材を介在させるとともに、管の継ぎ目部の箇所の少なくとも2次履工の天部側に、変位を吸収する目地を介在させることもできる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、配管構造が沈下しても、管の連結部が撓むことができるため、管の連結部に加えられる剪断力が弱められる。したがって、管の損傷を防止することができ、この結果、修復工事などを少なくすることができる。しかも本発明は手間をかけずに施工することができるため、施工費を上昇させるといった不具合もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態1を示す地中の正面断面図である。
【図2】本発明に係る実施の形態2を示す地中の正面断面図である。
【図3】本発明に係る実施の形態2を示す地中の側面断面図である。
【図4】本発明に係る実施の形態3を示す地中の正面断面図である。
【図5】シールド工法の立坑部分の斜視図である。
【図6】従来のシールド工法の立坑部分の正面断面図である。
【符号の説明】
A 立坑
11 管
12 接続構造
30 2次履工
31 緩衝材
32 踏板
33 目地
Claims (3)
- 一対の矢板同士の間を掘削して立坑を設け、該立坑内に複数の管を配置し、該管同士又は該管と立坑壁面から横穴式に掘り進んだトンネル内の埋設管とを接続し、接続後に該管の外周にエキスパンドポリスチロール又は天然ゴムシート又は合成ゴムシートのいずれかからなる緩衝材を介して2次履工を被覆し、上記接続部は2次履工内で変位を許容しつつ水密性を保持するような接続構造とされて配管構造が完成され、配管構造完成後に立坑内に土砂を埋め戻して矢板を引き抜くことを特徴とする配管敷設方法。
- 地中に埋設された複数の管を2次履工によって被覆した配管構造において、管の接続構造は2次履工内で変位を許容しつつ水密性を保持し、管の底部側に円弧状の踏板を配置し、管と踏板との間に緩衝材を介在させたことを特徴とする配管構造。
- 一対の矢板同士の間を掘削して立坑を設け、該立坑内に複数の管を配置し、該管同士又は該管と立坑壁面から横穴式に掘り進んだトンネル内の埋設管とを接続し、接続後に上記それぞれの管の外周にそれぞれ2次覆工を被覆し、該2次履工同士が、複数の管の継ぎ目個所の少なくとも2次履工天部側に、天然ゴムシート又は合成ゴムシート又は塩化ビニル樹脂製止水板のいずれかからなる変位を吸収する目地を介在されて被覆され、上記接続部は2次履工内で変位を許容しつつ水密性を保持するような接続構造とされて配管構造が完成され、配管構造完成後に立坑内に土砂を埋め戻して矢板を引き抜くことを特徴とする配管敷設方法。
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JP18257695A JP3615594B2 (ja) | 1995-07-19 | 1995-07-19 | 配管敷設方法及び配管構造 |
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