JP3030594B2 - マルチプレックスウエザーストリップの固定方法 - Google Patents

マルチプレックスウエザーストリップの固定方法

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JP3030594B2
JP3030594B2 JP5326191A JP32619193A JP3030594B2 JP 3030594 B2 JP3030594 B2 JP 3030594B2 JP 5326191 A JP5326191 A JP 5326191A JP 32619193 A JP32619193 A JP 32619193A JP 3030594 B2 JP3030594 B2 JP 3030594B2
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Japan
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multiplex
molded
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molding
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康明 重広
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードトップ車のセン
ターピラー或いはリアピラーに取付けるマルチプレック
スウエザーストリップの固定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図4を参考にして説明する。図
中に二等辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰し
た記号を使用しているが、これは塗潰し側が型成形部を
表わし、非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従
来、ハードトップ車のボディ開口縁のルーフ部10に取
付けるウエザーストリップのコーナー部等の型成形部分
と接続する直線状押出部分のインサートパネルの固定方
法として、次のものが実施されている。すなわち、40
はコーナー部等の型成形部分であって、ルーフ部10
に、ドリップモール20の基部21と共に重ね合わせ、
取付ける断面略コの字状基底部41、その基底部41に
一体に結合した中空シール部42、及び前記基底部41
の室内側の下端に内側に向かって突設したリップ43よ
りなる。なお、80は型成形部40の剛性を増大させる
ために、基底部41の下垂部分に埋設したインサートパ
ネルである。また、30は上記型成形部分40を型成形
すると同時に、各対応部分を突合せ、接続する押出部分
であって、次のように構成される。31はルーフ部10
にドリップモール20と共にネジ25で取付ける基底部
であって、図示されないが、芯金を埋設してある。32
は前記基底部31のの室内側下端に、その下端を軸に回
動可能に一体に結合した中空シール部であって、その室
外側先端を前記基底部31の室外側部分の内面に掛止し
てある。33は前記基底部31の室内側下端に室内側に
向かって突設したリップである。なお、型成形部40に
埋設したインサートパネル80の延長部分85と押出部
30とを固定するために、型成形部40を成形すると同
時に、押出部30と接続する際、基底部31の下垂部分
に重ね合わせたインサートパネル80を型成形部40側
から流したゴム35で、覆い、埋設するようにしてい
た。
【0003】しかしながら、上記従来のマルチプレック
スウエザーストリップの固定方法は、インサートパネル
80の延長部分85と押出部30との結合力が弱いた
め、ルーフ部10に対する基底部41上面のシール圧が
不足して、中空シール部32,42内、中芯抜き孔4
5、ルーフ部と基底部41の下垂部分との隙間を通っ
て、室内に潜り水が浸入することがあり、それを防止す
るため、基底部41の上面にエプトシーラー等を貼り付
ける必要があると言う問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のインサートパネルの固定方法を実施し
たマルチプレックスウエザーストリップは、中空シール
部32,42内、中芯抜き孔45、ルーフ部と基底部4
1との隙間を通って、室内に浸入する潜り水を防止する
ため、基底部41の上面にエプトシーラー等を貼り付け
る必要があることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図5乃至図7を参
考にして説明する。本発明は、ボディ開口縁のルーフ部
10に取付ける断面略コの字状基底部41に一体に中空
シール部を結合してなるマルチプレックスウエザースト
リップの型成形部40の基底部41の下垂部分に埋設し
たインサートパネル80の延長部分85を、前記型成形
部40と接続する押出部30の基底部31に固定するマ
ルチプレックスウエザーストリップの固定方法であっ
て、型成形部40を型成形すると同時に、押出部30と
接続し、前記インサートパネル80の延長部分を、押出
部30の基底部31に固定するに当たって、基底部31
の下垂部分及び上面に当接可能に断面コの字状に形成す
ると共に、ルーフ部10にドリップモール20の基部2
1及び基底部31の上面と共に、重ね合わせて、ネジ2
5で取付ける。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、10はハードト
ップ車のボディ開口縁のルーフ部、40はそのルーフ部
10に取付けるウエザーストリップの直線状押出部分3
0と接続するコーナー部等の型成形部分であって、次の
ように構成される。すなわち、41はルーフ部10に取
付ける断面略コの字状基底部、42はその基底部41に
一体に結合した中空シール部、43は前記基底部41の
室内側の下端に、室内側に向かって突設したリップ、8
0は型成形部40の剛性を増大させるために、基底部4
1の下垂部分に埋設したインサートパネルである。
【0007】また、30は上記型成形部分40を型成形
すると同時に、各対応部分を突合せ、接続する押出部分
であって、次のように構成される。31はルーフ部10
にドリップモール20と共にネジ25で取付ける基底部
であって、図示されないが、芯金を埋設してある。32
は、型成形部40同様、前記基底部31の室内側下端
に、その下端を軸に回動可能に一体に結合した中空シー
ル部であって、その室外側先端を前記基底部31の室外
側部分の内面に掛止してある。
【0008】なお、33は前記基底部31のの室内側下
端に室内側に向かって突設したリップである。
【0009】しかも、前記型成形部40を型成形すると
同時に、押出部30と接続するに当たって、前記型成形
部40の基底部41の下垂部分に埋設したインサートパ
ネル80の押出部30側に延長した延長部分85を、基
底部31の下垂部分及び上面に当接可能に、断面コの字
状に形成すると共に、ルーフ部10にドリップモール2
0の基部21及び基底部31の上面と共に、重ね合わせ
て、ネジ25で取付ける。なお、本発明は図1のY部,
Z部にも適用出来る。
【0010】作用について説明すると、本発明によるマ
ルチプレックスウエザーストリップをルーフ部10に取
付に当たって、インサートパネル80の延長部分85
を、ドリップモール20の基部21及び基底部31の上
面と共に、ルーフ部10に重ね合わせて、ネジ25で取
付けてあるため、押出部30とインサートパネル80と
が強固に固定され、ルーフ部10に対する基底部41上
面のシール圧が増大し、ルーフ部10と基底部41の下
垂部分との間が密着し、中空シール部32,42内、中
芯抜き孔45からの室内への潜り水の浸入を防止するこ
とが出来、エプトシーラーを廃止することが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
中空シール部32,42内、中芯抜き孔45から室内へ
の潜り水の浸入を完全に防止することが出来、エプトシ
ーラーを廃止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハードトップ車を示す側面図である。
【図2】従来例を示す図1のX部斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】本発明の実施例を示す図1のX部斜視図であ
る。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】図5のD−D断面図である。
【符号の説明】
10 ボディ開口縁のルーフ部 20 ドリップモール 21 基部 25 ネジ 30 押出部分 31 基底部 32 中空シール部 33 リップ 35 ゴム 40 型成形部分 41 基底部 42 中空シール部 43 リップ 45 中芯抜き孔 80 インサートメタル

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ開口縁のルーフ部(10)に取付
    ける断面略コの字状基底部(41)に一体に中空シール
    部を結合してなるマルチプレックスウエザーストリップ
    の型成形部(40)の基底部(41)の下垂部分に埋設
    したインサートパネル(80)を、前記型成形部(4
    0)と接続する押出部(30)の基底部(31)に固定
    するマルチプレックスウエザーストリップの固定方法に
    おいて、型成形部(40)を型成形すると同時に、押出
    部(30)と接続し、前記インサートパネル(80)の
    延長部分(85)を、押出部(30)の基底部(31)
    に固定するに当たって、基底部(31)の下垂部分及び
    上面に当接可能に断面コの字状に形成すると共に、ルー
    フ部(10)にドリップモール(20)の基部(21)
    及び基底部(31)の上面と共に、重ね合わせて、ネジ
    (25)で取付けることを特徴とするマルチプレックス
    ウエザーストリップの固定方法。
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JPH07149149A JPH07149149A (ja) 1995-06-13
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