JPH0731441U - ウエザーストリップの型成形部の構造 - Google Patents
ウエザーストリップの型成形部の構造Info
- Publication number
- JPH0731441U JPH0731441U JP070960U JP7096093U JPH0731441U JP H0731441 U JPH0731441 U JP H0731441U JP 070960 U JP070960 U JP 070960U JP 7096093 U JP7096093 U JP 7096093U JP H0731441 U JPH0731441 U JP H0731441U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 潜り水の少ないウエザーストリップの型成形
部の構造を提供する。 【構成】 ボディ開口縁に取付ける断面略コの字状基底
部41に一体に中空シール部42を結合すると共に、前
記基底部41の室内側の下端に、トップシーリング等の
下面を覆うよう、室内側に向かってリップ43を突設し
てなるウエザーストリップの直線状押出部分30と接続
する型成形部分40であって、基底部31の室外側部分
のうち、押出部分30と型成形部分40との接続界面6
0に接する部分を切欠き、ビスを差し込み、押出部分3
0の基底部31を取付・固定するためのスリット55を
形成してある。
部の構造を提供する。 【構成】 ボディ開口縁に取付ける断面略コの字状基底
部41に一体に中空シール部42を結合すると共に、前
記基底部41の室内側の下端に、トップシーリング等の
下面を覆うよう、室内側に向かってリップ43を突設し
てなるウエザーストリップの直線状押出部分30と接続
する型成形部分40であって、基底部31の室外側部分
のうち、押出部分30と型成形部分40との接続界面6
0に接する部分を切欠き、ビスを差し込み、押出部分3
0の基底部31を取付・固定するためのスリット55を
形成してある。
Description
【0001】
本考案は、ハードトップ車のボディパネル開口縁コーナー部に取付けるウエザ ーストリップの型成形部の構造に関するものである。
【0002】
従来、ハードトップ車のボディ開口縁のルーフ部10に取付けるウエザースト リップの直線状押出部分30と接続するコーナー部等の型成形部分40として、 図1乃至図5に示す次の構成のものが使用されている。すなわち、41は断面略 コの字状基底部であって、室内側下垂部分には芯金45を埋設している。42は その基底部41に一体に結合した、ドアガラス20と弾接させる中空シール部、 43は前記基底部41の室内側の下端に、室内側に向かって突設したリップであ り、いずれもスポンジゴムよりなる。また、30は上記型成形部分40を型成形 すると同時に、各対応部分を突合せ、接続する押出部分であって、次のように構 成される。31は基底部であって、芯金35を埋設してある。32はその基底部 31の室内側下端に、その下端を軸に回動可能に一体に結合した中空シール部で あって、その室外側先端を前記基底部31の室外側部分の内面に掛止してある。 33は前記基底部31の室内側下端に室内側に向かって突設したリップである。 なお、15は基底部31,41と重ねて、ルーフ部10に取付けるドリップモー ルである。
【0003】 しかしながら、上記従来のウエザーストリップの型成形部分40では、図2に 示すように、押出部分30の基底部31をルーフ部10に取付・固定する固定孔 36が、型成形部分40との接続界面60に近い場合、中空シール部分32,4 2の室外側下垂部分の接続界面60の両側を切欠き、スリット50を形成し、そ のスリット50があることにより、基本断面の中空部32をめくることができ、 そこからビス等を差込み、基底部31をルーフ部10に取付ける必要があり、そ のため、洗車時、図4に示すように、スリット50から水が入り、室内へ潜り水 Wを生じると言う問題点がある。
【0004】
解決しようとする問題点は、上記従来のウエザーストリップの型成形部分40 は、洗車時、スリット50から水が入り、室内へ潜り水Wを生じることである。
【0005】
本考案は、ボディ開口縁に取付ける断面略コの字状基底部41に一体に中空シ ール部42を結合すると共に、前記基底部41の室内側の下端に、トップシーリ ング等の下面を覆うよう、室内側に向かってリップ43を突設してなるウエザー ストリップの直線状押出部分30と接続する型成形部分40であって、基底部3 1の室外側部分のうち、押出部分30と型成形部分40との接続界面60に接す る部分を切欠き、ビスを差し込み、押出部分30の基底部31を取付・固定する ためのスリット55を形成してなるものである。
【0006】
実施例について図6乃至図9により説明すると、10はハードトップ車のボデ ィ開口縁のルーフ部、40はそのルーフ部10に取付けるウエザーストリップの 直線状押出部分30と接続するコーナー部等の型成形部分であって、次のように 構成される。
【0007】 41はルーフ部10に取付ける断面略コの字状基底部であって、室内側下垂部 分に芯金45を埋設してある。42はその基底部41に一体に結合した中空シー ル部、43は前記基底部41の室内側の下端に、室内側に向かって突設したリッ プであり、いずれもスポンジゴムよりなる。
【0008】 30は上記型成形部分40を型成形すると同時に、各対応部分を突合せ、接続 する押出部分であって、次のように構成される。31は基底部であって、芯金3 5を埋設してある。
【0009】 32はその基底部31の室内側下端に、その下端を軸に回動可能に一体に結合 した中空シール部であって、その室外側先端を前記基底部31の室外側部分の内 面に掛止してある。33は前記基底部31の室内側下端に室内側に向かって突設 したリップ、55は中空シール部32をめくってビスを差し込み、押出部分30 の基底部31をルーフ部10に取付・固定するためのスリットであって、基底部 31の室外側部分のうち、押出部分30と型成形部分40との接続界面60に接 する部分をクッキーカットして形成してある。
【0010】 15は基底部31,41と重ねて、ルーフ部10に取付けるドリップモール、 36は押出部分30の基底部31をルーフ部10にビス等で取付・固定する固定 孔である。
【0011】 作用について説明すると、図7に示すように、ルーフ部10に重ね合わせ、取 付けるドリップモール15と押出部分30、型成形部分40との隙間が狭くなり 、中空シール部42に直接浸入する水の量が著しく減少し、潜り水Wを著しく低 減することが出来る。
【0012】 尚、中空シール部32は、接続界面60において、接続しても良いし、接続せ ず型成形部の中空シール部42と面をあわせておくだけでも良い。
【0013】
本考案は以上のように構成されるため、ボディ開口縁に重ね合わせ、取付ける ドリップモール15と押出部分30、型成形部分40との隙間が狭くなり、中空 シール部42に直接浸入する水の量が著しく減少し、潜り水Wを著しく低減する ことが出来る。
【図1】ハードトップ車を示す側面図である。
【図2】従来例を示す図1のH部拡大図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】図2のC−C断面図である。
【図6】本考案の実施例を示す図1のH部拡大図であ
る。
る。
【図7】図6のD−D断面図である。
【図8】図6のE−E,F−F断面図である。
【図9】図6の要部斜視図である。
10 ボディ開口縁のルーフ部 15 ドリップモール 20 ドアガラス 30 押出部分 31 基底部 32 中空シール部 33 リップ 35 芯金 36 固定孔 40 型成形部分 41 基底部 42 中空シール部 43 リップ 45 芯金 50,55 スリット 60 接続界面 W 潜り水
Claims (1)
- 【請求項1】 ボディ開口縁に取付ける断面略コの字状
基底部(41)に一体に中空シール部(42)を結合す
ると共に、前記基底部(41)の室内側の下端に、トッ
プシーリング等の下面を覆うよう、室内側に向かってリ
ップ(43)を突設してなるウエザーストリップの直線
状押出部分(30)と接続する型成形部分(40)にお
いて、押出部分(30)の基底部(31)の室外側部分
のうち、押出部分(30)と型成形部分(40)との接
続界面(60)に接する部分を切欠き、ビスを差し込
み、前記押出部分(30)の基底部(31)を取付・固
定するためのスリット(55)を形成してなるウエザー
ストリップの型成形部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP070960U JPH0731441U (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | ウエザーストリップの型成形部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP070960U JPH0731441U (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | ウエザーストリップの型成形部の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731441U true JPH0731441U (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=13446598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP070960U Pending JPH0731441U (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | ウエザーストリップの型成形部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731441U (ja) |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP070960U patent/JPH0731441U/ja active Pending
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