JP3016468B2 - 磁電変換装置 - Google Patents
磁電変換装置Info
- Publication number
- JP3016468B2 JP3016468B2 JP7073624A JP7362495A JP3016468B2 JP 3016468 B2 JP3016468 B2 JP 3016468B2 JP 7073624 A JP7073624 A JP 7073624A JP 7362495 A JP7362495 A JP 7362495A JP 3016468 B2 JP3016468 B2 JP 3016468B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit segment
- unit
- segment
- current path
- magnetoresistive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/244—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
- G01D5/245—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains using a variable number of pulses in a train
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/142—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices
- G01D5/145—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices influenced by the relative movement between the Hall device and magnetic fields
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/487—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by rotating magnets
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Description
磁極が等間隔で繰り返された磁気信号の検出に用いる磁
電変換装置に関する。
とによって回転体の回転位置や回転速度を検出する磁電
変換装置が知られている。図6は、従来の磁電変換装置
の例を示している。図6において、給電端子Vccとア
ース端子GNDの間には4個の磁気抵抗素子R1−1、
R1−2、R2−1、R2−2が直列に接続されてい
る。4個の磁気抵抗素子R1−1、R1−2、R2−
1、R2−2の抵抗値は1:1:1:1の関係になって
いる。磁気抵抗素子R1−1、R1−2と、磁気抵抗素
子R2−1、R2−2は片ブリッジ構成となっており、
相互の接続点が出力端子Vo1となって外部に引き出さ
れている。磁気抵抗素子R1−1、R1−2と、磁気抵
抗素子R2−1、R2−2はそれぞれセグメントを構成
しており、回転体側に取り付けられた磁気記録媒体によ
って入力される磁気信号の波長をλとすると、各セグメ
ントはλ/4の間隔で平行に配置されている。
率の履歴波形に大きな歪みが生ずると、図6に示すよう
なセグメントどうしをλ/4離間したパターン配置で
は、ヒステリシス特性の影響によりλ/2の周期で信号
出力が変動してしまい、このような磁電変換装置を例え
ばモータの回転制御等に用いた場合に、ワウ・フラッタ
ー等の悪影響が生じてしまう。
生じた場合の信号出力の変動を解消するために、図7に
示すようなパターン配置が提案されている。図7では、
λ/4の間隔で配置された磁気抵抗素子R1−1、R1
−2、及び、磁気抵抗素子R2−1、R2−2からなる
2つのセグメントの外側にキャンセルパターンとして磁
気抵抗素子R1−3、R1−4と、磁気抵抗素子R2−
3、R2−4からなる2つのセグメントが配置されてい
る。1つのセグメントを構成する磁気抵抗素子R1−
3、R1−4は直列に接続されており、磁気抵抗素子R
1−1、R1−2からなるセグメントの外側にλ/2だ
け離間した位置に配置されている。また、磁気抵抗素子
R1−3が磁気抵抗素子R1−2と接続されると共に、
磁気抵抗素子R1−4は給電端子Vccと接続されてい
る。また、別のセグメントを構成する磁気抵抗素子R2
−3、R2−4は直列に接続されており、磁気抵抗素子
R2−1、R2−2からなるセグメントの外側にλ/2
だけ離間した位置に配置されている。また、磁気抵抗素
子R2−3が磁気抵抗素子R2−2と接続されると共
に、磁気抵抗素子R2−4はアース端子GNDと接続さ
れている。このように、磁気抵抗素子R1−3、R1−
4及び磁気抵抗素子R2−3、R2−4からなるキャン
セルパターンを設けることにより、磁気抵抗素子R1−
1、R1−2及び磁気抵抗素子R2−1、R2−2が受
ける磁界とは互いに逆になりヒステリシス特性の影響が
打ち消され、正確な出力信号が得られるため、磁気抵抗
変化率の履歴波形に歪みが大きい場合も、信号出力に変
動を来す事が無く、モータのワウ・フラッター等を解消
することができる。なお、このような技術は特開昭61
−126483号公報に記載されている。
は、幅寸法が(λ/2+λ/4+λ/2)程となり、図
6の幅寸法がλ/4のもに比べて、5倍の占有幅となっ
てしまう。このため、チップサイズの小さな素子への配
置は困難となってしまう。
配置が提案されている。図8、図9では、磁気抵抗素子
R1−1と磁気抵抗素子R1−2はλ/2だけ離間して
平行に配置されており、共に直列に接続されてセグメン
トが構成されている。なお、磁気抵抗素子R1−1の一
端は出力端子Vo1と、磁気抵抗素子R1−2の一端は
アース端子GNDと接続されている。一方、別のセグメ
ントを構成する磁気抵抗素子R2−1は、磁気抵抗素子
R1−1、R1−2の中間部分に配置されており、磁気
抵抗素子R1−1からの離間幅はλ/4となっている。
磁気抵抗素子R2−1から間に磁気抵抗素子R1−1介
在のもとλ/2だけ離間した位置には、磁気抵抗素子R
2−2が配設されている。磁気抵抗素子R2−1、R2
−2は共に平行で、直列に接続されることによってセグ
メントが構成されている。磁気抵抗素子R2−2の一端
は給電端子Vccと、磁気抵抗素子R2−1の一端は出
力端子Vo1と接続されている。磁気抵抗素子R1−1
の一端と磁気抵抗素子R2−1の一端が接続されること
により、磁気抵抗素子R1−1、R1−2、磁気抵抗素
子R2−1、R2−2からなる各セグメントは直列に接
続されている。
R2−1、R2−2を、上記のように配置することによ
り、最も外側に配置された磁気抵抗素子R1−2、R2
−2がキャンセルパターンの役割を果たし、磁界が逆位
相となりヒステリシス特性の影響が打ち消されるため、
正確な出力信号が得られ、磁気抵抗変化率の履歴波形に
歪みが大きい場合も、信号出力に変動を来す事が無く、
モータのワウ・フラッター等を解消することができる。
また、占有幅も図7のものにくらべて3/5程度の大き
さで済むため、チップサイズの小さな素子などにも有効
である。なお、このような技術は実開昭63−1323
12号公報に記載されている。
は、各セグメントにおいて磁気抵抗素子R1−1、R1
−2と、磁気抵抗素子R2−1、R2−2の配線部分が
互いにクロスオーバーしてしまう。お互いの配線部分が
ショートしないように配線部分をクロスオーバーさせる
のは困難を極め、製造コストの高騰を招いてしまう。
解消するためになされたもので、低コストで、しかも、
感磁部の占有幅も最小限に押さえながら、信号出力に変
動を来す事が無い磁電変換装置を提供することを目的と
する。
互いに異なる2種類の磁極が等間隔で繰り返された磁気
信号が波長λをもって記録された磁気記録媒体と、該磁
気記録媒体と対向して配置され上記磁気信号の磁界によ
り抵抗値が変化する感磁部とを備え、上記感磁部は、直
列に接続された第1の電流通路と第2の電流通路とを有
し、各電流通路の接続部分には出力端子、直列に接続さ
れた上記各電流通路の両端部には給電端子を接続した磁
電変換装置において、上記各電流通路はそれぞれ2個の
単位セグメントを有し、しかも、各単位セグメントはそ
れぞれ磁気抵抗パターンをn回(nは0以上の整数)折
り返して得られる複数の磁気抵抗素子からなり、上記第
1の電流通路は、第1の単位セグメントと第2の単位セ
グメントとを有し、各単位セグメントがλ/2の間隔で
配置され、上記第2の電流通路は、第3の単位セグメン
トと第4の単位セグメントとを有し、第3の単位セグメ
ントは、一端が電源端子に接続されると共に他端が第4
の単位セグメントに接続された磁気抵抗素子と、一端が
出力端子に接続されると共に他端が第4の単位セグメン
トに接続された磁気抵抗素子とからなり、第4の単位セ
グメントは、第3の単位セグメントからλ/2の間隔を
置いて、且つ、上記第1の単位セグメントと上記第2の
単位セグメントとの中間に配置されていることを特徴と
する。請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明にお
いて、第1の単位セグメントは、一端が第1の給電端子
に接続されると共に他端が第2の単位セグメントに接続
され、第2の単位セグメントは、一端が出力端子に接続
されると共に他端が第1の単位セグメントに接続され、
第3の単位セグメントは、一端が第2の給電端子に接続
されると共に他端が第4の単位セグメントに接続された
磁気抵抗素子と、一端が出力端子に接続されると共に他
端が第4の単位セグメントに接続された磁気抵抗素子と
からなり、第4の単位セグメントは、両端が第3の単位
セグメントに接続され、隣接する各単位セグメントの間
隔がλ/4であることを特徴とする。請求項3記載の発
明は、請求項1記載の発明において、各単位セグメント
は、それぞれ偶数本の磁気抵抗パターンを有し、このう
ち第3の単位セグメントは、 奇数本の磁気抵抗パターン
からなる2つの磁気抵抗素子からなり、一方の磁気抵抗
素子の一端が給電端子に接続されると共に他端が第4の
単位セグメントに接続され、他方の磁気抵抗素子の一端
が出力端子に接続されると共に他端が第4の単位セグメ
ントに接続されてことを特徴とする。 請求項4記載の発
明は、請求項1記載の発明において、各単位セグメント
における磁気抵抗素子の長さの合計、及び、線幅が同一
であることを特徴とする。 請求項5記載の発明は、請求
項1記載の発明において、第1の単位セグメントと第2
の単位セグメントは、第1の接続パターンを介して接続
され、第3の単位セグメントと第4の単位セグメント
は、二つの接続部を介して接続されていることを特徴と
する。
され、しかも、各単位セグメントはλ/4の間隔で配置
されると共に、信号検出用の単位セグメントとノイズキ
ャンセル用の単位セグメントはλ/2の間隔で配置され
ているため、磁界が逆相となり、ヒステリシス特性の影
響が打ち消される。
について図面を参照しながら説明する。図1ないし図3
において、磁電変換装置の感磁部の表面には薄膜によっ
てパターンが形成されている。パターンは2組の直列に
接続された電流通路1、2から構成されている。電流通
路1と電流通路2の一端は、接続部3によって互いに接
続されており、この接続部3は下方に引き出され出力端
子Vo1となっている。また、電流通路1の他端は給電
端子Vccと、電流通路2の他端はアース端子GNDと
接続されている。
よって入力される磁気信号の波長をλとすると、電流通
路1はλ/2だけ離間して配置された2個の単位セグメ
ント5、6とから構成されている。単位セグメント5は
パターンをヘアピン状に折り返すことによって得られる
磁気抵抗素子R2−3、R2−4を直列に接続し隣接位
置に平行に並べて配置することによって構成されてい
る。また、単位セグメント6もパターンをヘアピン状に
折り返すことによって得られる磁気抵抗素子R2−1、
R2−2を直列に接続し隣接位置に平行に並べて配置す
ることによって構成されている。これら、単位セグメン
ト5と単位セグメント6は、接続パターン9で直列に接
続されることにより電流通路1が構成されている。
置された2個の単位セグメント7、8とから構成されて
いる。単位セグメント7はパターンをヘアピン状に折り
返すことによって得られる磁気抵抗素子R1−3、R1
−4を隣接位置に平行に並べて配置することによって構
成されている。また、単位セグメント8もパターンをヘ
アピン状に折り返すことによって得られる磁気抵抗素子
R1−1、R1−2を直列に接続し隣接位置に平行に並
べて配置することによって構成されている。
R1−3は、隣接位置の磁気抵抗素子R1−4とは直接
接続されておらず、単位セグメント8の磁気抵抗素子R
1−2と接続部10を介して接続されている。また、磁
気抵抗素子R1−4は接続部11を介して単位セグメン
ト8の磁気抵抗素子R1−1と接続されており、このた
め、単位セグメント8の両端に単位セグメント7を構成
する磁気抵抗素子R1−3及び磁気抵抗素子R1−4が
接続されたような形態となっている。
の単位セグメント5、6の中間部、すなわち、単位セグ
メント5、6からλ/4だけ離間した位置に、単位セグ
メント8は配置されている。さらに、λ/2だけ離間し
て配置された2個の単位セグメント7、8の中間部、す
なわち、単位セグメント7、8からλ/4だけ離間した
位置に単位セグメント6は配置されており、全体の幅寸
法(単位セグメント5から単位セグメント7までの幅寸
法)は約3λ/4程度となっている。また、各単位セグ
メント5、6、7、8を構成する、各磁電変換素子R1
−1...R2−4の長さ寸法と幅寸法は一定となって
おり、この結果、各磁電変換素子R1−1...R2−
4の抵抗は一定となっている。このため、図4に示すよ
うに、各磁気抵抗素子の接続部C1...C7における
抵抗値は、電流通路1と電流通路2とでは一定で、(R
2−3)+(R2−4)+(R2−1)+(R2−2)
=(R1−3)+(R1−1)+(R1−2)+(R1
−4)となっている。ここで、単位セグメント5、6、
7、8をそれぞれこの順に第1セグメント、第2セグメ
ント、第3セグメント、第4セグメントとし、電流通路
1、2をそれぞれこの順に第1の電流通路、第2の電流
通路としたとき、上記の構成は次のように換言すること
ができる。図1、図2に示すように、感磁部は、直列に
接続された第1の電流通路1と第2の電流通路2とを有
し、各電流通路1、2の接続部分は出力端子Vo1に、
直列に接続された上記各電流通路1、2の両端部は第1
の給電端子Vccと第2の給電端子であるアース端子G
NDに接続されている。上記各電流通路1、2はそれぞ
れ2個の単位セグメント5、6および7、8を有し、し
かも、各単位セグメントはそれぞれ磁気抵抗パターンを
n回(nは0以上の整数)折り返して得られる複数の磁
気抵抗素子からなる。第1の電流通路1は、第1の単位
セグメント5と第2の単位セグメント6とを有し、各単
位セグメントがλ/2の間隔で配置されている。第2の
電流通路2は、第3の単位セグメント7と第4の単位セ
グメント8とを有し、第3の単位セグメント7は、一端
が第2の給電端子であるアース端子GNDに接続される
と共に他端が第4の単位セグメント8に接続された磁気
抵抗素子R1−4と、一端が出力端子Vo1に接続され
ると共に他端が第4の単位セグメント8に接続された磁
気抵抗素子R1−3と からなり、第4の単位セグメント
8は、第3の単位セグメント7からλ/2の間隔を置い
て、且つ、上記第1の単位セグメント5と上記第2の単
位セグメント6との中間に配置されている。
−1...R2−4のパターンの折り返し本数は、R1
−1=2、R1−2=2、R1−3=3、R1−4=
1、R2−1=2、R2−2=2、R2−3=2、R2
−4=2で、合計16で偶数の折り返し本数となってい
る。ほとんどの磁電変換素子の折り返し本数は2で偶数
となっているが、磁電変換素子R1−3、R1−4は、
単位セグメント7を構成するのに直接接続されず間に単
位セグメント8を介して接続されるため、折り返す数は
他と異なり、磁電変換素子R1−3が3、磁電変換素子
R1−4が1で奇数となっている。また、単位セグメン
ト5の折り返し本数は4、単位セグメント6の折り返し
本数は4、磁電変換素子R1−3、R1−4からなる単
位セグメント7の折り返し本数は4、単位セグメント5
の折り返し本数は4で、各単位セグメントごとの折り返
し本数は一定で偶数となっている。
単位セグメント5、6を、電流通路2は単位セグメント
7、8を有し、しかも、単位セグメント5は磁気抵抗素
子R2−3、R2−4を、単位セグメント6は磁気抵抗
素子R2−1、R2−2を、単位セグメント7は磁気抵
抗素子R1−3、R1−4を、単位セグメント8は磁気
抵抗素子R1−1、R1−2を有している。電流通路1
は、単位セグメント5、6が互いにλ/2の間隔で配置
され、しかも、単位セグメント5、6を構成する磁気抵
抗素子R2−1、R2−2、R2−3、R2−4は互い
に隣接位置に平行に配置されている。さらに、電流通路
2は、磁気抵抗素子R1−1、R1−2を接続してなる
一方の単位セグメント8と、単位セグメント8の両端に
接続された磁気抵抗素子R1−3、R1−4からなる単
位セグメント7とを有している。単位セグメント7と単
位セグメント8はλ/2の間隔で配置されるとともに、
単位セグメント7と単位セグメント8との中間位置には
電流通路1の単位セグメント6がλ/4の間隔で配置さ
れている。このため、パターンどうしがクロスオーバー
することなく、通常の薄膜プロセスで製造することがで
き製造コストを向上させる事ができる。
のものの3/5程度に押さえることができるため、チッ
プサイズの比較的小さな素子に対しても形成することが
できる。また、単位セグメント6に対してλ/2離間し
て配設した単位セグメント5、及び、単位セグメント8
に対してλ/2離間して配設した単位セグメント7が、
それぞれキャンセルパターンの役割を果たし、単位セグ
メント6、8が受ける磁界に対して単位セグメント5、
7が受ける磁界が互いに逆位相となり、ヒステリシス特
性の影響が打ち消されるため、正確な出力信号が得ら
れ、磁気抵抗変化率の履歴波形が大きく歪んでいても、
信号出力に変動を来す事が無く、モータのワウ・フラッ
ター等を解消することができる。
上記実施例のままで、電流通路1と電流通路2とで接続
を入れ換えるようにしてもよい。すなわち、電流通路1
側では、単位セグメント6を構成するとともに直列に接
続された磁気抵抗素子R2−1、R2−2の両端に、磁
気抵抗素子R2−3、R2−4を接続する。また、電流
通路2側では、磁気抵抗素子R1−1、R1−2を直列
に接続して単位セグメント8を、磁気抵抗素子R1−
3、R1−4を直列に接続して単位セグメント7を得
て、これら単位セグメント7、8を直列に接続するよう
にする。このようにして各磁気抵抗素子を接続しても、
前述したようにパターンがどうしがクロスオーバーする
ことなく、通常の薄膜プロセスで製造することができる
ため、製造コストを低く押さえることができる。また、
パターンの占有幅も、前述した実施例と同様に、図7の
ものに比べて3/5程度に押さえることができるため、
チップサイズの比較的小さな素子に対しても形成するこ
とができる。さらに、単位セグメント6に対してλ/2
離間して配設した単位セグメント5、及び、単位セグメ
ント8に対してλ/2離間して配設した単位セグメント
7が、キャンセルパターンの役割を果たし、磁界が逆位
相となりヒステリシス特性の影響が打ち消されるため、
正確な出力信号が得られ、磁気抵抗変化率の履歴波形に
歪みが大きい場合も、信号出力に変動を来す事が無く、
モータのワウ・フラッター等を解消することができる。
された第1の電流通路と第2の電流通路とを有し、各電
流通路の接続部分には出力端子、直列に接続された上記
各電流通路の両端部には給電端子を接続した磁電変換装
置において、上記各電流通路はそれぞれ2個の単位セグ
メントを有し、しかも、各単位セグメントはそれぞれ磁
気抵抗パターンをn回(nは0以上の整数)折り返して
得られる複数の磁気抵抗素子からなり、上記第1の電流
通路は、第1の単位セグメントと第2の単位セグメント
とを有し、各単位セグメントがλ/2の間隔で配置さ
れ、上記第2の電流通路は、第3の単位セグメントと第
4の単位セグメントとを有し、第3の単位セグメント
は、一端が電源端子に接続されると共に他端が第4の単
位セグメントに接続された磁気抵抗素子と、一端が出力
端子に接続されると共に他端が第4の単位セグメントに
接続された磁気抵抗素子とからなり、第4の単位セグメ
ントは、第3の単位セグメントからλ/2の間隔を置い
て、且つ、上記第1の単位セグメントと上記第2の単位
セグメントとの中間に配置されているいるため、配線部
分が互いにクロスオーバーする箇所が無く、製造コスト
を低く押さえることが可能となる。また、感磁部の占有
幅も小さく押さえることができるため、サイズの小さな
素子などにも適用することが可能となる。さらに、第
1、第2の電流通路において、2つの単位セグメントは
λ/2離間して配置されるため、一方の単位セグメント
がキャンセルパターンの役割を果たし、磁界が逆位相と
なりヒステリシス特性の影響が打ち消されるため、正確
な出力信号が得られ、磁気抵抗変化率の履歴波形に歪み
が大きい場合も、信号出力に変動を解消することが可能
となる。
部拡大平面図。
位置関係を示す略図。
すパターン図。
素子の配置関係で示すパターン図。
ン配置の例を示す略図。
図。
Claims (5)
- 【請求項1】 互いに異なる2種類の磁極が等間隔で繰
り返された磁気信号が波長λをもって記録された磁気記
録媒体と、 該磁気記録媒体と対向して配置され上記磁気信号の磁界
により抵抗値が変化する感磁部とを備え、 上記感磁部は、直列に接続された第1の電流通路(1)
と第2の電流通路(2)とを有し、各電流通路の接続部
分には出力端子(Vo1)、直列に接続された上記各電
流通路の両端部には給電端子を接続した磁電変換装置に
おいて、 上記各電流通路はそれぞれ2個の単位セグメントを有
し、しかも、各単位セグメントはそれぞれ磁気抵抗パタ
ーンをn回(nは0以上の整数)折り返して得られる複
数の磁気抵抗素子からなり、 上記第1の電流通路(1)は、第1の単位セグメント
(5)と第2の単位セグメント(6)とを有し、各単位
セグメントがλ/2の間隔で配置され、 上記第2の電流通路(2)は、第3の単位セグメント
(7)と第4の単位セグメント(8)とを有し、第3の
単位セグメントは、一端が給電端子に接続されると共に
他端が第4の単位セグメントに接続された磁気抵抗素子
(R1−4)と、一端が出力端子(Vo1)に接続され
ると共に他端が第4の単位セグメントに接続された磁気
抵抗素子(R1−3)とからなり、第4の単位セグメン
トは、第3の単位セグメントからλ/2の間隔を置い
て、且つ、上記第1の単位セグメント(5)と上記第2
の単位セグメント(6)との中間に配置されていること
を特徴とする磁電変換装置。 - 【請求項2】 第1の単位セグメント(5)は、一端が
第1の給電端子(Vcc)に接続されると共に他端が第
2の単位セグメント(6)に接続され、 第2の単位セグメント(6)は、一端が出力端子(Vo
1)に接続されると共に他端が第1の単位セグメント
(5)に接続され、 第3の単位セグメント(7)は、一端が第2の給電端子
(GND)に接続されると共に他端が第4の単位セグメ
ント(8)に接続された磁気抵抗素子(R1−4)と、
一端が出力端子に接続されると共に他端が第4の単位セ
グメント(8)に接続された磁気抵抗素子(R1−3)
とからなり、 第4の単位セグメント(8)は、両端が第3の単位セグ
メントに接続され、 隣接する各単位セグメントの間隔がλ/4であることを
特徴とする 請求項1記載の磁電変換装置。 - 【請求項3】 各単位セグメントは、それぞれ偶数本の
磁気抵抗パターンを有し、このうち第3の単位セグメン
ト(7)は、奇数本の磁気抵抗パターンからなる2つの
磁気抵抗素子(R1−3,R1−4)からなり、一方の
磁気抵抗素子(R1−4)の一端が給電端子に接続され
ると共に他端が第4の単位セグメント(8)に接続さ
れ、他方の磁気抵抗素子の一端が出力端子に接続される
と共に他端が第4の単位セグメントに接続されてなる請
求項1記載の磁電変換装置。 - 【請求項4】 各単位セグメントにおける磁気抵抗素子
の長さの合計、及び、線幅が同一であることを特徴とす
る請求項1記載の磁電変換装置。 - 【請求項5】 第1の単位セグメント(5)と第2の単
位セグメント(6)は、第1の接続パターン(1)を介
して接続され、第3の単位セグメント(7)と第4の単
位セグメント(8)は、二つの接続部(10,11)を
介して接続されていることを特徴とする請求項1記載の
磁電変換装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7073624A JP3016468B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 磁電変換装置 |
KR1019960007585A KR100226372B1 (ko) | 1995-03-30 | 1996-03-20 | 자전변환장치 |
US08/621,229 US5729132A (en) | 1995-03-30 | 1996-03-25 | Magnetoelectric conversion device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7073624A JP3016468B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 磁電変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08271282A JPH08271282A (ja) | 1996-10-18 |
JP3016468B2 true JP3016468B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=13523665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7073624A Expired - Fee Related JP3016468B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 磁電変換装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5729132A (ja) |
JP (1) | JP3016468B2 (ja) |
KR (1) | KR100226372B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3404249B2 (ja) * | 1997-03-26 | 2003-05-06 | 三菱電機株式会社 | 磁気センサ |
JP6396677B2 (ja) * | 2014-05-14 | 2018-09-26 | 日本電産サンキョー株式会社 | 手動パルス発生装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6321060A (ja) * | 1986-07-15 | 1988-01-28 | 松下電工株式会社 | 消臭剤の製法 |
JPS6363912A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-22 | Shigeki Yamazaki | 全方位傾斜角計 |
JPH0731545B2 (ja) * | 1986-11-21 | 1995-04-10 | 動力炉・核燃料開発事業団 | プラントの異常診断方法 |
US5047716A (en) * | 1988-02-19 | 1991-09-10 | K.K. Sankyo Seiki Seisakusho | Movement detector employing constant current drive |
JP2924236B2 (ja) * | 1991-03-20 | 1999-07-26 | ソニー・プレシジョン・テクノロジー株式会社 | 磁気センサおよび位置検出装置 |
JP3271162B2 (ja) * | 1992-05-29 | 2002-04-02 | ソニー株式会社 | 回転検出装置 |
JP3173531B2 (ja) * | 1992-09-18 | 2001-06-04 | ソニー株式会社 | 位置検出方法 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP7073624A patent/JP3016468B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-03-20 KR KR1019960007585A patent/KR100226372B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-03-25 US US08/621,229 patent/US5729132A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970066605A (ko) | 1997-10-13 |
US5729132A (en) | 1998-03-17 |
KR100226372B1 (ko) | 1999-10-15 |
JPH08271282A (ja) | 1996-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6300758B1 (en) | Magnetoresistive sensor with reduced output signal jitter | |
JP3506078B2 (ja) | 回転検出装置 | |
JP3028377B2 (ja) | 磁気抵抗近接センサ | |
US5982171A (en) | Sensing device for detecting the angular displacement and relative position of a member of magnetic material | |
JP2581421Y2 (ja) | 磁気センサ | |
JPH0140931B2 (ja) | ||
JP3619156B2 (ja) | 磁気検出装置 | |
US5789919A (en) | Magnetoresistance sensing device with increased magnetic field detection efficiency | |
JP3448209B2 (ja) | 磁気検出装置 | |
JP3016468B2 (ja) | 磁電変換装置 | |
JPS59147213A (ja) | 磁気回転センサ | |
JP3029783B2 (ja) | 磁気検出装置 | |
JP3308123B2 (ja) | 磁気抵抗効果センサ | |
JPH0448175B2 (ja) | ||
JPH09219547A (ja) | 磁気抵抗素子 | |
JPH0330089B2 (ja) | ||
JPS6184504A (ja) | 位置検出装置の磁気センサ | |
JP3555412B2 (ja) | 磁気抵抗センサ | |
JP2792523B2 (ja) | 磁気センサ | |
JP3033111B2 (ja) | 磁気センサ | |
JPH086260Y2 (ja) | 磁気抵抗効果素子回路 | |
JPS6382319A (ja) | 磁気目盛検出素子 | |
JP2000105134A (ja) | 磁気式エンコーダ | |
JP2862466B2 (ja) | 磁気抵抗素子 | |
JP2707850B2 (ja) | 磁気抵抗素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071224 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |