JP3003442B2 - 内燃機関の消音装置 - Google Patents

内燃機関の消音装置

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JP3003442B2 JP5014214A JP1421493A JP3003442B2 JP 3003442 B2 JP3003442 B2 JP 3003442B2 JP 5014214 A JP5014214 A JP 5014214A JP 1421493 A JP1421493 A JP 1421493A JP 3003442 B2 JP3003442 B2 JP 3003442B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の消音装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気系に設けられる消音装置
は、たとえば実開平1−124314号公報に開示され
ている。従来の消音装置では、たとえば図7、図8に示
すように、消音器100内を隔壁により複数の消音空間
101、102、103、104に区切り、該消音空間
を前記隔壁を貫通するインナパイプ105、106で順
次接続し、排気ガスが排気管107から第1の消音空間
103に入り、ついでインナパイプ105を通って第2
の消音空間104に入り、これを繰り返して最後のイン
ナパイプ106を通って最後の消音空間101に入り、
最後の消音空間101から下流側の排気管108へと入
り、その間に流路断面積の拡縮があって排気騒音が消音
されるようになっている。
【0003】そして、消音器内のインナパイプ106内
に、パイプ軸芯より偏心したバタフライバルブ109を
設け、排気の動圧を利用してバタフライバルブ109を
開閉するようにしてある。アイドル時等エンジン低回転
時には動圧は小さいからバタフライバルブ109は閉じ
て消音効果を上げ(この時は排気ガスは消音空間10
3、102、101と流れる)、通常回転時およびエン
ジン高回転時にはバタフライバルブ109を開側に回転
して、エンジン背圧を小さくし、エンジン出力が向上す
るようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、動圧を利用し
てバタフライバルブ109を開閉するためには、バルブ
シャフトをバルブ軸芯から偏心させ、かつバルブ外形形
状をバルブハウジング110と干渉しないように円形状
からバルブ両側をカットしてほぼ長円形状にする必要が
ある。一方、バタフライバルブ上流側のエルボ111
(インナパイプ106の一部)は、消音器内部のインナ
パイプ106のストレート部に接続されるため、インナ
パイプ106と同様の円形断面で構成されており、その
先端にバルブ109を装えたハウジング110が溶接等
で固定される構造となっている。
【0005】したがって、円形断面のエルボ111とほ
ぼ長円形断面のバルブ109の接続部では、排気ガスの
流れにおいて、とくにバルブ両側に大きな段差112が
生じ、排気ガスの流れに剥離や淀みが生じ、バタフライ
バルブ109に排気ガス流れの動圧が十分に働かないと
いう現象が生じていた。バタフライバルブ109に動圧
が十分働かないと、とくにエンジンの最高出力回転時に
バタフライバルブ109が全開せず、排気抵抗が十分に
さがらなかったり、気流音が発生する等の問題が生じて
いた。
【0006】また、図8に示すように、従来の消音装置
では、バタフライバルブ109とバルブハウジング11
0との間に、組付時の寸法ばらつきや経時変化を考慮し
て、バルブ109の全周にわたって、クリアランスb、
c(cはbと直交方向のクリアランス)を設ける必要が
ある。クリアランスb、cは通常約0.5〜1mmであ
る。したがって、動圧を利用する場合、バルブ全閉で
も、クリアランスb、cを通過するガス漏れが発生し、
動圧による作動トルクがバタフライバルブ109に十分
に働かないという問題もあった。作動トルクが十分に働
かないと、バタフライバルブ109の開度が十分には得
られなかったり、バルブシャフトの固着の原因になった
りする。また、クリアランスb、c部の気流音増加の原
因にもなる。
【0007】本発明の目的は、上記の消音器内のインナ
パイプに設けたバタフライバルブ部位の段差に伴なう動
圧作動不全、気流音の問題を解消または軽減して、消音
効果を向上させた内燃機関の消音装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る内燃機関の消音装置は次の装置から成る。すな
わち、(1) 消音器内に配設された複数の消音空間を連通す
るインナパイプ内に、回転中心がバルブ中心より偏心さ
れたほぼ長円形状のバタフライバルブが配設されてお
り、前記インナパイプの前記バタフライバルブの上流側
直近部は、バルブハウジングのバタフライバルブ上流側
部とその上流側に接続するエルボの下流側端部から構成
されており、バルブハウジングのバタフライバルブ上流
側部の通路断面形状がバルブ形状と相似形に形成されて
おりエルボの下流側端部の通路断面形状がバルブハウジ
ングのバタフライバルブ上流側部の通路断面形状と同一
かほぼ同一の形状とされていることを特徴とする内燃機
関の消音装置。 (2) 消音器内に配設された複数の消音空間を連通す
るインナパイプ内に、回転中心がバルブ中心より偏心さ
れたバタフライバルブが配設されており、前記インナパ
イプの前記バタフライバルブの上流側直近部は、通路断
面積がバルブ面面積より小さくかつ通路断面形状がバル
ブ形状と相似形に形成されている内燃機関の消音装置。
【0009】
【作用】上記(1)の本発明の装置では、インナパイプ
のバタフライバルブの上流側直近部が、バルブハウジン
グのバタフライバルブ上流側部とその上流側に接続する
エルボの下流側端部から構成されており、バルブハウジ
ングのバタフライバルブ上流側部の通路断面形状がバル
ブ形状と相似形に形成されておりエルボの下流側端部の
通路断面形状がバルブハウジングのバタフライバルブ上
流側部の通路断面形状と同一かほぼ同一の形状とされて
いるため、従来の円形断面通路と長円形断面通路との突
き合わせ部位において生じていたような段差部が生じな
い。このため、バタフライバルブ開時に段差部で生じて
いたような流れの剥離や淀みが生じず、動圧によるバタ
フライバルブの開閉不全、排気騒音が解消または低減さ
れ、結果的に消音効果が向上する。上記(2)の本発明
の装置では、インナパイプの、バタフライバルブ上流側
直近部の通路断面が、バタフライバルブと相似形でかつ
バルブ面面積より小に形成されているため、従来の円形
断面通路と長円形断面通路との突き合わせ部位において
生じていたような段差部が生じず、かつバタフライバル
ブとバルブハウジング間のクリアランスがインナパイプ
のバタフライバルブ上流側直近部で上流側から覆われ
る。このため、バタフライバルブ開時に段差部で生じて
いたような流れの剥離や淀みが生じず、かつバルブクリ
アランスを通してのガス漏れも低減され、動圧によるバ
タフライバルブの開閉不全、排気騒音が解消または低減
され、結果的に消音効果が向上する。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。図中、図1は本発明の全ての実施例に適用さ
れ、図2〜図4は本発明の第1実施例を示し、図5およ
び図6は本発明の第2実施例を示している。
【0011】はじめに、全ての実施例に対して共通な構
成を説明する。図1において、内燃機関の排気系に設け
られた消音装置は、内部が隔壁により複数の消音空間1
1、12、13、14に区切られた消音器10と、消音
器10の隔壁を貫通して消音空間を順次接続する複数の
インナパイプ15、16および、19、20とバルブ開
時に排気ガスが流れる複数のインナパイプ15、16の
うちの一つのインナパイプ16内に設けられた、軸芯が
インナパイプのパイプ軸芯より偏心され排気ガスの流れ
の動圧で開かれるバタフライバルブ3とから成る。
【0012】内燃機関からの排気管17は消音空間13
に接続し、消音空間13はインナパイプ15により消音
空間14に連通している。消音空間14はインナパイプ
16を介して消音空間11に接続し、消音空間11は排
気管18を介して大気に連通している。消音空間13と
消音空間11との間には消音空間12が設けられてお
り、消音空間13はインナパイプ20により消音空間1
2に連通しており、消音空間12はインナパイプ19に
より消音空間11に連通している。バタフライバルブ3
が閉じたときには、排気ガスは小断面積のインナパイプ
20、19を介して消音空間13から消音空間11へと
流れる。排気ガス流路のインナパイプ15、16または
19、20と消音空間13、14または12、11によ
る流路断面積の拡縮により排気騒音が低減される。
【0013】インナパイプ16は、図1、図2、図3に
示すように、排気ガス流れ方向に上流側から順に、スト
レート部と、エルボ2と、バルブハウジング5を有して
おり、バタフライバルブ3はバルブハウジング5に設け
られている。バタフライバルブ3は、アイドル時等エン
ジン低回転時等、排気流れの動圧が小のときには閉じて
排気騒音を低減し、動圧が大のときには開いて抵抗とな
らずに出力が出せるようになっている。
【0014】より詳しくは、図3に示すように、流れの
動圧がバルブ3にかかったときにバルブ3に回転モーメ
ントが作用するように、バルブシャフト4はバタフライ
バルブ3のバルブ軸芯よりオフセット(オフセット量
a)されている。バルブ3はバルブシャフト4を介して
スプリング6により常に閉じ側に付勢されており、流れ
の動圧がバルブ3にかかったときに、スプリング6の付
勢に抗して、動圧の大きさに比例して開くようになって
いる。7はバルブ閉時の位置決めストッパである。8は
バルブアッセンブリを支持するフランジで、消音器10
のエンドプレートに溶接されて、バルブアッセンブリと
消音器10とが一体化される。
【0015】つぎに、各実施例に特有の構成について説
明する。第1実施例においては、図2〜図4に示すよう
に、バタフライバルブ3の回転中心がバルブ中心からオ
フセットしていてもバタフライバルブ3がバルブハウジ
ング5と干渉しないように、バタフライバルブ3の両側
が直線状にカットされてほぼ長円形(トラック形状)と
されている。これは、バルブを円形のままで回転中心だ
けをバルブ中心からオフセットさせると、当然、バルブ
開閉時にバルブ両側面とバルブハウジングが干渉してし
まうので、それを避けるためである。
【0016】バルブハウジング5はインナパイプ16の
一部を構成し、バルブハウジング5の通路断面形状は、
バルブハウジング5内に設けられたバタフライバルブ3
の形状と相似形とされ、ほぼ長円形とされている。すな
わち、バルブハウジング5のバルブシャフト5が挿通す
る部分5−1、5−2は断面形状が直線状にされてい
る。これは、バルブハウジングの通路が円形のままでバ
ルブがほぼ長円形の場合はバルブ両側の隙間が大きくな
って漏れが過大になるので、それを防止するためであ
る。
【0017】バルブハウジング5はエルボ2に接続され
る。エルボ2はインナパイプ16の一部を構成し、イン
ナパイプ16のストレート部とバルブハウジング5間に
配設される。エルボ2の上流側端部2−1の断面形状は
円形で、断面形状円形のインナパイプストレート部にな
めらかに接続している。また、エルボ2の下流側端部2
−2の断面形状は、図4に示すように平行直線部2−
3、2−4を有する、ほぼ長円形で、かつバルブハウジ
ング5内通路断面形状と同一かほぼ同一の形状とされて
おり、バルブハウジング5になめらかに接続している。
【0018】したがって、インナパイプ16のうち、バ
タフライバルブ3の上流側直近部(バルブハウジング5
のバタフライバルブ上流側部分およびエルボ2の下流側
端部)の通路断面形状は、バタフライバルブ3の形状と
相似形である。これによって、バタフライバルブ3の上
流側直近部に段差(図8の段差112)が生じないよう
にし、段差による流れの通路壁面からの剥離や、淀みを
生じないようにしてある。このようなエルボ2の形状
は、エルボ2を半割り構造にするとともに、半割りエル
ボを、鋼板のプレス成形で図4のようにU字状に作製
し、それを組合わせることにより、容易にかつ能率よく
製造することができる。
【0019】つぎに、第2実施例に特有の構成を図5お
よび図6を参照して説明する。第2実施例で第1実施例
の構成に準じる部分には第1実施例と同一の符号を付し
てその説明を省略し、以下に、第2実施例が第1実施例
と異なる部分についてのみ説明する。
【0020】第2実施例においては、インナパイプ16
のうち、バタフライバルブ3の上流側直近部(バルブハ
ウジング5のバルブ上流側部分5−3およびエルボ2の
下流側端部2−2)の通路断面が、バタフライバルブ3
のバルブ面面積より小とされ、通路断面が第1実施例に
比べて若干絞られている。
【0021】バタフライバルブ3とバルブハウジング5
との間には、図6に示すように、クリアランスb、c
(0.5〜1mm)が存在し、バルブ閉時にクリアラン
スb、cを通るガスの漏れが大きいと、動圧のかかりが
不全になって、バルブ開閉に不具合が生じたり、クリア
ランス部で気流音が発生するおそれがある。それを防止
するために、第2実施例では、バルブハウジング5のバ
ルブ上流部5−3がクリアランスb、cを上流側から覆
っており(覆い量d、d>b、c)、排気ガスがクリア
ランスb、cを吹き抜けにくくしてある。したがって、
第2実施例は第1実施例に比べて、バルブ上流側直近部
が半径にしてdだけ絞られており、通路断面積がバルブ
面面積より小とされている。
【0022】つぎに、作用を説明する。図1において、
気流騒音の影響の大きい機関高回転時にはバタフライバ
ルブ3が開とされ、内燃機関からの排気ガスは、主に排
気管17、消音空間13、インナパイプ15、消音空間
14、インナパイプ16、エルボ2、バタフライバルブ
3およびバルブハウジング5、消音空間11、排気管1
8を通って流れ、これによって、エンジン背圧が低下
し、出力が向上する。一方、排気こもり音の影響が大き
い機関低回転時にはバタフライバルブ3が閉じられて、
排気ガスは消音空間13、インナパイプ20、消音空間
12、インナパイプ19、消音空間11と流れインナパ
イプ19、20の小断面によって消音効果が向上され
る。上記において、流路断面積の拡縮、消音空間におけ
る音波の山と谷の打ち消し合い等により、排気騒音が低
減される。
【0023】本発明の第1、第2実施例では、バタフラ
イバルブ3は排気ガスの動圧で開かれるように回転中心
がバルブ中心よりオフセットしてあるので、バルブ3と
バルブハウジング5とがバルブ開閉時に干渉しないよう
にバタフライバルブ3およびバルブハウジング5の通路
断面はほぼ長円形状(トラック状)としてある。このた
め、バタフライバルブ3の上流側のエルボ2の下流側端
部2−2が断面円形だとエルボ2とバルブハウジング5
との接続部に段差が生じるが、本発明の第1、第2実施
例では、インナパイプ16のうちバタフライバルブ上流
側直近部の通路断面形状がバタフライバルブ3と相似形
に形成してあるので、段差は生じない。その結果、段差
があったら生じるような流れの段差部下流側壁面からの
剥離、段差部における流れの淀みが生じず、十分な動圧
がバタフライバルブ3に均一に作用し、機関高回転時に
バルブ3が全開して排気抵抗が十分さがり、エンジン出
力性能が向上し、かつ気流音も発生しない。
【0024】また、本発明の第2実施例では、インナパ
イプ16のうちバタフライバルブ上流側直近部がバルブ
面積より小さい通路断面積とされて、バタフライバルブ
3とバルブハウジング5とのクリアランスb、cが、上
流側から覆ってあるので、バルブ閉時にクリアランス
b、cを通って吹き抜ける排気ガス量が低減され、ガス
漏れによる動圧の作動トルクがバルブ3に十分に働かな
いという問題が無くなる他、クリアランスb、cの気流
音も低減される。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、インナパイプ
のバタフライバルブの上流側直近部が、バルブハウジン
グのバタフライバルブ上流側部とその上流側に接続する
エルボの下流側端部から構成されており、バルブハウジ
ングのバタフライバルブ上流側部の通路断面形状がバル
ブ形状と相似形に形成されておりエルボの下流側端部の
通路断面形状がバルブハウジングのバタフライバルブ上
流側部の通路断面形状と同一かほぼ同一の形状とされて
いるので、通路に段差部が生じにくく、バタフライバル
ブの開閉作動と消音効果を改善できる。 請求項2の発明
によれば、インナパイプのバタフライバルブ上流側直近
部は、通路断面積がバルブ面面積より小さくかつバタフ
ライバルブと相似形であるので、通路に段差部が生じ
ず、かつバルブとバルブハウジング間のクリアランスを
通るガスの吹き抜けを小にでき、バタフライバルブの開
閉作動と消音効果を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関の消音装置の全体概略構
成図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る消音装置で、図1の
円Aで囲んだ部分に対応する拡大断面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】図2の4−4線に沿う概略断面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る消音装置で、図1の
円Aで囲んだ部分に対応する拡大断面図である。
【図6】図5の6−6線に沿う断面図である。
【図7】従来の消音装置の概略構成図である。
【図8】図7の円Bで囲んだ部分の断面図である。
【符号の説明】
1 消音装置 2 エルボ 3 バタフライバルブ 4 バルブ軸 5 バルブハウジング 10 消音器 16 インナパイプ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消音器内に配設された複数の消音空間を
    連通するインナパイプ内に、回転中心がバルブ中心より
    偏心されたほぼ長円形状のバタフライバルブが配設され
    ており、前記インナパイプの前記バタフライバルブの上
    流側直近部は、バルブハウジングのバタフライバルブ上
    流側部とその上流側に接続するエルボの下流側端部から
    構成されており、バルブハウジングのバタフライバルブ
    上流側部の通路断面形状がバルブ形状と相似形に形成さ
    れておりエルボの下流側端部の通路断面形状がバルブハ
    ウジングのバタフライバルブ上流側部の通路断面形状と
    同一かほぼ同一の形状とされていることを特徴とする内
    燃機関の消音装置。
  2. 【請求項2】 消音器内に配設された複数の消音空間を
    連通するインナパイプ内に、回転中心がバルブ中心より
    偏心されたバタフライバルブが配設されており、前記イ
    ンナパイプの前記バタフライバルブの上流側直近部は、
    通路断面積がバルブ面面積より小さくかつ通路断面形状
    がバルブ形状と相似形に形成されていることを特徴とす
    る内燃機関の消音装置。
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