JP3002999B2 - 管継手類の気密漏れ検査装置 - Google Patents

管継手類の気密漏れ検査装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エルボやティ等の管継手類の肉厚を貫通
するように気密不良部があるか否かを検査する場合に用
いられる管継手類の気密漏れ検査装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、この種の検査では、検査員が管継手を専用の
保持台上に手動でセットし、上記管継手内を密封してそ
の内部に圧縮空気を送給した状態で該管継手を保持台と
共に水槽内に浸漬して、気泡が発生するか否かを目視す
ることで気密漏れを判別する方法が採られていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の検査方法では、管継手を保持具と共に水槽
内に浸漬させて検査を行なわなければならないので、浸
漬作業や引き上げ作業等の他に、検査後に水切り等をも
行なわなければならず、検査効率が非常に低いうえ、検
査員が気泡の発生を見落とすおそれがあり、小物品種の
ような1ロットでの数が比較的多い場合には、一層検査
ミスが多くなる。
一方、上記のような水槽を使用する湿式の検査方法を
採らずに、保持台にセットした管継手に空気を封入し、
一定時間後の圧力変化から気密漏れを判別する方法もあ
るが、この場合も検査済の管継手を検査員が保持台から
良品と不良品とに分けて取り出す手間を要する。
この発明は上記のような従来の欠点を解消するために
なされたもので、気密漏れの検査を正確に、かつ効率良
く行なえ、しかも検査済みの管継手の良品、不良品の撰
り分けも容易に行なうことができる管継手類の気密漏れ
検査装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この発明に係る管継手類の
気密漏れ検査装置は、分離移動可能に合体された1対の
分割体で構成されると共に、各分割体に、合体状態で定
姿勢で搬入される管継手を支持するローラがそれぞれ取
り付けられてなる保持台と、待機位置と検査位置との間
にわたり変移可能に構成され、検査位置で上記ローラ上
の管継手の両端開口を加圧側および受圧側パッキングで
それぞれ閉塞する可動検査具と、上記加圧側パッキング
の空気孔を通して上記管継手に一定圧の空気を封入する
手段と、上記管継手内の空気の一定時間後の圧力変化か
ら気密漏れの有無を判別する手段と、気密漏れの有無の
判別がなされた際に上記分割体を分離移動させて上記管
継手を上記ローラ間から良品ルートと不良品ルートのう
ちの判別結果に基づいたルートへ自重落下させる駆動制
御手段とを備えたものである。
[作用] この発明の管継手類の気密漏れ検査装置においては、
保持台上に保持された管継手を検査位置の可動検査具で
封止してから、管継手内に封入された空気圧と一定時間
後の空気圧との差により気密漏れが判別されるので、気
泡を目視する場合に比して気密洩れを見落とすおそれも
なくなるうえ、検査の作業性が改善され、さらに気密漏
れの判別後に保持台の分割体が分離移動することによ
り、人手によらずに管継手を良品および不良品それぞれ
のルートに自動的に送り出すことができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はこの発明に係る管継手類の気密漏れ検査装置
が組み込まれた管継手類の検査設備を示す概略構成図で
ある。
同図において、1は管継手外観検査済ホッパであり、
管継手として、たとえば第2図に示すエルボMが収容さ
れている。このエルボMには、ねじ切り機(図示せず)
により両側開口端部の内面に管用ねじがそれぞれ形成さ
れている。
2は上記ホッパ1内のエルボMを外部に搬出する搬出
コンベア、3は上記搬出コンベア2でホッパ1から搬出
されたエルボMを電磁吸着機4で吸着して高所のパーツ
フィーダ5へ搬送する電磁エレベータである。エルボM
は上記電磁エレベータ3でパーツフィーダ5へ搬送され
る間に、ねじ切り工程で付着した切削油の水切りが行な
われる。
6は上記パーツフィーダ5からのエルボMを順次整列
させて管用ねじNの有無を検出する不良品検出部、7は
管用ねじNが形成されていなかったり、整列していない
エルボMが不良品として回収される不良品回収ホッパで
ある。
8はねじNの有無が判別されたエルボMの気密漏れの
有無を検査する装置、9は気密漏れ検査後のエルボMの
回収用ホッパである。
つぎに、上記気密漏れ検査装置8の具体構成につい
て、第3図〜第5図にもとづく説明する。
11は前工程から搬入されたエルボMを上向きに停留さ
せる停留台で、エルボMの位置決め用の当て板12や枕部
13を有する。14は上記停留台11上のエルボMを一定の数
だけ移送する電磁ホルダであり、エルボMの両側開口端
面を吸着する1対の吸着部15,16が設けられている。
17は上記電磁ホルダ11で吸着され移送されたエルボM
を上向き姿勢のまま保持する保持台であり、この保持台
17は、互いに分離移動可能に合体された1対の分割体18
A,18Bからなり、各分割体18A,18Bには、合体状態で上記
エルボMの背面を支持するローラ19A,19Bがそれぞれ取
り付けられている。
上記保持台17の上方には、上下移動可能に構成された
シリンダ装置20で駆動される可動検査具21が配設されて
おり、この可動検査具21のへの字状下面には、下降位置
である検査位置で上記エルボMの両端開口Ma,Mbをそれ
ぞれ閉塞する加圧側および受圧側の1対のパッキング2
2,23が取り付けられており、加圧用パッキング22には、
空気孔24が形成されている。25は上記各エルボMに対応
する位置で上記可動検査具21に形成された分岐孔であ
り、上記各空気孔24に連通するようになっている。26は
可動検査具21に形成されて各分岐孔25に連通する空気流
入孔、27は空気流入孔26の入口ポートであり、コンプレ
ッサ28に接続されている。このコンプレッサ28は上記入
口ポート27、空気流入孔26および分岐孔25等と共に、各
エルボMに一定圧の空気を封入する手段29を構成してい
る。
30は気密漏れを検出する手段としての測定・判別部で
あり、エルボM内に封入された空気圧と一定時間後の空
気圧との差圧を測定し、この測定結果からエルボMの気
密漏れの有無を判別するものである。
31は上記保持台17の駆動制御回路であり、エルボMの
1ロットの検査が終る毎に上記保持台17の分割体18A,18
Bを分離させるとともに、上記気密漏れ検査結果に基づ
いて、保持台17の下方の良品シュータ32に設けられた不
良品回収側シャッタ33を開閉駆動するようになってい
る。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
前工程から送られて第3図の停留台11上に上向きに停
留されたエルボMは複数個を1ロットとして電磁ホルダ
14の吸着部15,16に吸着されて第4図の保持台17側に移
送される。この時、保持台17の分割体18A,18Bは互いに
接合して合体状態となっているので、上記各エルボMは
上向き姿勢のまま、その背面がローラ19A,19Bに支持さ
れる。この場合、停留台11側からエルボMを電磁ホルダ
14で移送するので、作業者の負担が大幅に軽減される。
上記保持台17のローラ19A,19Bはとくに必須のものでは
ないが、このローラ19A,19Bがあれば、エルボMの安定
支持が得られるうえ、後述の可動検査具21の下降位置で
のエルボMとの位置合わせが容易に行なえる。
保持台17上に複数個のエルボMが保持されると、シリ
ンダ装置20により、可動検査具21が第4図の待機位置か
ら下降駆動され、第6図の検査位置で両パッキング22,2
3を各エルボMの両側開口端面に圧接して該開口Ma,Mbを
閉塞する。
この状態でコンプレッサ28を作動して一定圧の空気を
入口ポート27、空気流入孔26、分岐孔25および加圧側パ
ッキング22の空気孔24からエルボM内に送給する。この
時の空気圧と一定時間経過後の空気圧との差が測定・判
定部30で測定され、その差圧が所定値以上であれば、気
密漏れと判定し、所定値未満の差圧であれば、気密漏れ
なしと判定する。この場合、検査員の目視による必要が
ないので、確実に気密漏れを発見でき、水切り等も不要
で検査の作業工程数が低減される。
上記1ロットのエルボMの検査が終る毎に、上記駆動
制御回路31により、上記保持台17の分割体18A,18Bを第
7図のように分離移動させるとともに、シャッタ33を開
閉制御する。すなわち、1ロットのエルボMがすべて合
格と判定されれば、上記シャッタ33を閉成状態にして、
保持台17側から落下したエルボMを良品シュート32から
第7図実線のように送り出す。1ロットのエルボMの1
つでも気密漏れがあれば、上記シャッタ33を開放させて
該エルボMを鎖線で示すように不良エルボ回収ボックス
(図示せず)へ送り込む。
この場合、上記保持台17が分離可能な分割体18A,18B
で構成してあるので、エルボMは検査終了と同期して保
持台17から良品と不良品の選別ルートへ自動的に移し変
えられることになり、作業員の移し変え作業を省くこと
ができる。
なお、上記の実施例では、保持台17に複数のエルボM
を保持させてこれらを一括して検査するもので説明した
が、エルボMを1個づつ検査するものであってもよい。
また、上記の実施例では、エルボについて説明した
が、ティー等の他の管継手であっても、同様の効果を奏
する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、保持台上にセット
された管継手内を可動検査具で加圧・保持して差圧検知
により気密漏れを判別するようにしたので、水槽内に浸
漬するものに比して、少ない作業工数で検出精度の向上
を図ることができ、とくに、上記保持台を分離可能な1
対の分割体で構成したことにより、検査済後の管継手を
良品と不良品とに仕分ける作業の自動化が容易で、この
面での省力化にも貢献できる効果を奏する。しかも、保
持台の各分割体に、合体状態で搬入される管継手を支持
するローラをそれぞれ取り付け、検査済後の管継手が分
割体の分離移動に伴い上記ローラ間を通して自重落下す
るようにしてあるので、検査済後の管継手はローラを介
して円滑に落下させることができ、特に良品の管継手の
外観にすり傷などを付ける不具合もなくスムーズに落下
排出させることができて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る管継手類の気密漏れ検査装置が
適用された管継手類の検査設備を示す概略構成図、第2
図は管継手としてのエルボを示す断面図、第3図管継手
の停留台と管継手移送用の電磁ホルダを示す正面図、第
4図は気密漏れ検査装置の要部の構成を示す断面図、第
5図は気密漏れ検査装置における可動検査具を示す一部
破断側面図、第6図は可動検査具による気密漏れ検査時
の説明図、第7図は気密漏れ検査後の保持台の分離状態
の説明図である。 17……保持台、18A,18B……分割体、21……可動検査
具、22……加圧側パッキング、23……受側パッキング、
29……空気封入手段、30……気密漏れ判別手段、31……
駆動制御手段、M……管継手、Ma,Mb……両端開口。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 3/28 G01M 13/00 B07C 5/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分離移動可能に合体された1対の分割体で
    構成されると共に、各分割体に、合体状態で定姿勢で搬
    入される管継手を支持するローラがそれぞれ取り付けら
    れてなる保持台と、待機位置と検査位置との間にわたり
    変移可能に構成され、検査位置で上記ローラ上の管継手
    の両端開口を加圧側および受圧側パッキングでそれぞれ
    閉塞する可動検査具と、上記加圧側パッキングの空気孔
    を通して上記管継手に一定圧の空気を封入する手段と、
    上記管継手内の空気の一定時間後の圧力変化から気密漏
    れの有無を判別する手段と、気密漏れの有無の判別がな
    された際に上記分割体を分離移動させて上記管継手を上
    記ローラ間から良品ルートと不良品ルートのうちの判別
    結果に基づいたルートへ自重落下させる駆動制御手段と
    を備えたことを特徴とする管継手類の気密漏れ検査装
    置。
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