JP2996045B2 - 電子写真装置 - Google Patents
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1665—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
- G03G15/167—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer
- G03G15/1675—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat at least one of the recording member or the transfer member being rotatable during the transfer with means for controlling the bias applied in the transfer nip
-
- G—PHYSICS
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/00362—Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
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- G03G2215/00767—Detection of physical properties of sheet potential
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ等の電
子写真プリンタや電子写真複写機等の電子写真装置に係
り、特にトナー像を用紙上に転写するための転写装置に
おける最適転写制御に関する。
子写真プリンタや電子写真複写機等の電子写真装置に係
り、特にトナー像を用紙上に転写するための転写装置に
おける最適転写制御に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の電子写真装置におけるトナー像
転写装置は、トナー像担持体上のトナー像を記録媒体上
に転写する転写ために、転写電圧を印加した転写ローラ
とトナー像担持体の間に記録媒体である用紙等を通過さ
せることにより、トナー像担持体上のトナー像を用紙に
転写するものがある。
転写装置は、トナー像担持体上のトナー像を記録媒体上
に転写する転写ために、転写電圧を印加した転写ローラ
とトナー像担持体の間に記録媒体である用紙等を通過さ
せることにより、トナー像担持体上のトナー像を用紙に
転写するものがある。
【０００３】このような方式の転写装置は、環境条件の
変化に伴って記録媒体や転写ローラ等の抵抗値が変化す
ることによって転写性能が変化する問題がある。図１５
は、環境条件である湿度に関する転写特性を示す図であ
り、環境条件として常温常湿（例えば２０℃，６０％Ｒ
Ｈ）のときに最適な転写効率が得られるような転写電圧
を設定し、そのときの転写効率を１００％として、例え
ば、晴れの日と雨の日等のように低湿度と高湿度に湿度
を変えて測定したときの転写効率を示している。この特
性図をみると、転写電圧を設定したときの環境湿度から
変った湿度では転写効率が著しく低下することが分かる
（特性曲線Ｉ参照）。
変化に伴って記録媒体や転写ローラ等の抵抗値が変化す
ることによって転写性能が変化する問題がある。図１５
は、環境条件である湿度に関する転写特性を示す図であ
り、環境条件として常温常湿（例えば２０℃，６０％Ｒ
Ｈ）のときに最適な転写効率が得られるような転写電圧
を設定し、そのときの転写効率を１００％として、例え
ば、晴れの日と雨の日等のように低湿度と高湿度に湿度
を変えて測定したときの転写効率を示している。この特
性図をみると、転写電圧を設定したときの環境湿度から
変った湿度では転写効率が著しく低下することが分かる
（特性曲線Ｉ参照）。
【０００４】このようなことから、この種の転写装置
は、特開昭55−28081 号公報，特開平2−300774号公報
及び特開平4−190381号公報等に開示されたように記録
媒体の抵抗値を検出して転写ローラに与える転写電圧を
制御するようにしており、このようにすることにより転
写効率の低下を防止している（特性曲線II参照）。
は、特開昭55−28081 号公報，特開平2−300774号公報
及び特開平4−190381号公報等に開示されたように記録
媒体の抵抗値を検出して転写ローラに与える転写電圧を
制御するようにしており、このようにすることにより転
写効率の低下を防止している（特性曲線II参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
電子写真プリンタや電子写真複写機は、多種類（材質や
サイズ）の記録媒体への記録が可能なようにすることが
望まれており、従来の転写装置における制御装置はこれ
に追従することができなかった。
電子写真プリンタや電子写真複写機は、多種類（材質や
サイズ）の記録媒体への記録が可能なようにすることが
望まれており、従来の転写装置における制御装置はこれ
に追従することができなかった。
【０００６】本発明の目的は、環境条件の変化と記録媒
体の種類の変更に対して常に高い転写効率を維持できる
転写装置を備えた電子写真装置を提案することにある。
体の種類の変更に対して常に高い転写効率を維持できる
転写装置を備えた電子写真装置を提案することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、回動するトナー像担持体上にトナー像
を形成するトナー像作成手段と、前記トナー像担持体上
に形成された前記トナー像を転写する記録媒体を搬送す
る搬送手段と、該搬送手段によって搬送される前記記録
媒体に前記トナー像担持体上の前記トナー像を転写する
転写装置と、前記記録媒体上に前記トナー像を定着する
定着手段とを備え、前記転写装置は前記記録媒体の電気
特性を計測して転写電圧を制御する転写電圧制御手段を
有し、さらに、前記転写電圧制御手段は、前記記録媒体
の非印字領域が前記転写装置にかかったとき計測用転写
電圧に応じた負荷電流を計測することにより前記記録媒
体の電気特性を計測する計測手段と、前記計測された電
気特性に基づく転写電圧制御特性を前記記録媒体の材質
及びサイズに応じて変更する制御特性変更手段を備える
ように構成した。
めに、本発明は、回動するトナー像担持体上にトナー像
を形成するトナー像作成手段と、前記トナー像担持体上
に形成された前記トナー像を転写する記録媒体を搬送す
る搬送手段と、該搬送手段によって搬送される前記記録
媒体に前記トナー像担持体上の前記トナー像を転写する
転写装置と、前記記録媒体上に前記トナー像を定着する
定着手段とを備え、前記転写装置は前記記録媒体の電気
特性を計測して転写電圧を制御する転写電圧制御手段を
有し、さらに、前記転写電圧制御手段は、前記記録媒体
の非印字領域が前記転写装置にかかったとき計測用転写
電圧に応じた負荷電流を計測することにより前記記録媒
体の電気特性を計測する計測手段と、前記計測された電
気特性に基づく転写電圧制御特性を前記記録媒体の材質
及びサイズに応じて変更する制御特性変更手段を備える
ように構成した。
【０００８】
【作用】転写電圧制御手段は、計測した用紙の電気特性
に基づく転写電圧制御特性を該用紙の種類（材質及び／
またはサイズ）に応じて変更するので、ＰＰＣ用紙やＯ
ＨＰ用紙のように異なる材質の用紙の使用及び／または
用紙サイズの変更によっても該用紙に適した転写電圧を
転写ローラに印加することができ、用紙の材質やサイズ
に左右されない。しかも、記録媒体の電気特性の検出と
転写電圧制御が、位置的にも時間的にもほぼ一致するの
で、高い転写効率が維持できる。
に基づく転写電圧制御特性を該用紙の種類（材質及び／
またはサイズ）に応じて変更するので、ＰＰＣ用紙やＯ
ＨＰ用紙のように異なる材質の用紙の使用及び／または
用紙サイズの変更によっても該用紙に適した転写電圧を
転写ローラに印加することができ、用紙の材質やサイズ
に左右されない。しかも、記録媒体の電気特性の検出と
転写電圧制御が、位置的にも時間的にもほぼ一致するの
で、高い転写効率が維持できる。
【０００９】好ましくは、用紙の電気特性の計測は、Ａ
Ｃ除電器を停止した状態で転写ローラに流れる負荷電流
を検出して行うので、非常に微弱な負荷電流の検出に対
してノイズを低減することができ、検出精度を高めて信
頼性の向上を図ることができる。
Ｃ除電器を停止した状態で転写ローラに流れる負荷電流
を検出して行うので、非常に微弱な負荷電流の検出に対
してノイズを低減することができ、検出精度を高めて信
頼性の向上を図ることができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明になるカラー画像電子写真装置
であるカラーレーザプリンタの例を図面を参照して説明
する。
であるカラーレーザプリンタの例を図面を参照して説明
する。
【００１１】図１４は該カラーレーザプリンタの縦断側
面図である。感光ベルト１は案内ローラ２ａ〜２ｄの廻
りに一定の速度で回動されながら、帯電器３により一様
に帯電され、各色の画像信号に従って露光装置４から発
出されるレーザ光４ａにより露光されて各色に対応する
静電潜像が順次に形成され、４つの現像器５Ｙ，５Ｍ，
５Ｃ，５Ｋの対応する色の現像剤を使用する現像器を選
択して該静電潜像が順次に現像されて各色のトナー像が
形成される。この感光ベルト１表面上の各色のトナー像
は、該感光ベルト１の表面と接触しながら同期回転する
転写ドラム６の表面に重ねて転写され、該転写ドラム６
の表面上でカラートナー像となる。
面図である。感光ベルト１は案内ローラ２ａ〜２ｄの廻
りに一定の速度で回動されながら、帯電器３により一様
に帯電され、各色の画像信号に従って露光装置４から発
出されるレーザ光４ａにより露光されて各色に対応する
静電潜像が順次に形成され、４つの現像器５Ｙ，５Ｍ，
５Ｃ，５Ｋの対応する色の現像剤を使用する現像器を選
択して該静電潜像が順次に現像されて各色のトナー像が
形成される。この感光ベルト１表面上の各色のトナー像
は、該感光ベルト１の表面と接触しながら同期回転する
転写ドラム６の表面に重ねて転写され、該転写ドラム６
の表面上でカラートナー像となる。
【００１２】給紙カセット７に蓄積された記録媒体であ
る用紙８は、給紙ローラ９により抽出及び搬送されてレ
ジストローラ１０に送られ、整紙及び前記転写ドラム６
表面上のカラートナー像と搬送タイミングを整合制御し
た後に転写ローラ１１に向けて送り出される。
る用紙８は、給紙ローラ９により抽出及び搬送されてレ
ジストローラ１０に送られ、整紙及び前記転写ドラム６
表面上のカラートナー像と搬送タイミングを整合制御し
た後に転写ローラ１１に向けて送り出される。
【００１３】この転写ローラ１１は、転写装置の一部を
構成するもので、送り込まれた用紙８を前記転写ドラム
６に接触させながらその背面から機械的な押圧力と転写
電界を与えることにより、該転写ドラム６表面上のカラ
ートナー像を用紙８に転写する。なお、該転写ローラ１
１は、転写ドラム６の表面上に感光ベルト１上の各色の
トナー像を転写してカラートナー像を形成する過程では
作用しないように転写ローラ接離装置１２により引き上
げられ、カラートナー像が完成して用紙８に転写する過
程で作用するように転写ドラム６に向けて押し出され
る。また、転写電界を発生するために転写ローラ１１に
与える転写電圧は、入力信号のデューティー比等により
任意に連続的に出力電圧を変更できる転写用電源１３か
ら与えられる。
構成するもので、送り込まれた用紙８を前記転写ドラム
６に接触させながらその背面から機械的な押圧力と転写
電界を与えることにより、該転写ドラム６表面上のカラ
ートナー像を用紙８に転写する。なお、該転写ローラ１
１は、転写ドラム６の表面上に感光ベルト１上の各色の
トナー像を転写してカラートナー像を形成する過程では
作用しないように転写ローラ接離装置１２により引き上
げられ、カラートナー像が完成して用紙８に転写する過
程で作用するように転写ドラム６に向けて押し出され
る。また、転写電界を発生するために転写ローラ１１に
与える転写電圧は、入力信号のデューティー比等により
任意に連続的に出力電圧を変更できる転写用電源１３か
ら与えられる。
【００１４】交流電圧が与えられて交流コロナを発生す
るＡＣ除電器１４は、カラートナー像が転写された用紙
８の背面に残留する電荷を中和して除電することにより
該用紙８が転写ドラム６から剥離し易くする。転写ドラ
ム６から剥離した用紙８は定着装置１５に送られ、該定
着装置１５を通過する間にカラートナー像が該用紙８表
面上に熱定着される。カラートナー像が熱定着された用
紙８は、排紙ローラ１６を経て排紙トレー１７上に排出
される。
るＡＣ除電器１４は、カラートナー像が転写された用紙
８の背面に残留する電荷を中和して除電することにより
該用紙８が転写ドラム６から剥離し易くする。転写ドラ
ム６から剥離した用紙８は定着装置１５に送られ、該定
着装置１５を通過する間にカラートナー像が該用紙８表
面上に熱定着される。カラートナー像が熱定着された用
紙８は、排紙ローラ１６を経て排紙トレー１７上に排出
される。
【００１５】ベルトクリーナ１８は感光ベルト１の表面
に残留するトナーを清掃し、ドラムクリーナ１９は転写
ドラム６の表面に残留するトナーを清掃する。なお、ド
ラムクリーナ１９は、転写ドラム６の表面に単色のトナ
ー像を繰返し転写してカラートナー像を形成する過程で
は清掃作用が働かないように引き上げられ、完成したカ
ラートナー像を用紙８に転写した後に転写ドラム６の表
面に作用するように押圧される。
に残留するトナーを清掃し、ドラムクリーナ１９は転写
ドラム６の表面に残留するトナーを清掃する。なお、ド
ラムクリーナ１９は、転写ドラム６の表面に単色のトナ
ー像を繰返し転写してカラートナー像を形成する過程で
は清掃作用が働かないように引き上げられ、完成したカ
ラートナー像を用紙８に転写した後に転写ドラム６の表
面に作用するように押圧される。
【００１６】そして、制御装置１００は操作パネル５０
からの入力信号及び後述する情報処理装置からの入力信
号に応じて前記した各構成手段を制御する。
からの入力信号及び後述する情報処理装置からの入力信
号に応じて前記した各構成手段を制御する。
【００１７】図１は、該カラーレーザプリンタの前記制
御装置１００の詳細を示すブロック図である。該制御装
置１００は、ＣＰＵ１０１，該ＣＰＵ１０１の制御プロ
グラムを格納しているＲＯＭ１０２，ＣＰＵ１０１が該
制御プログラムを実行するのに必要なワーク用メモリと
してのＲＡＭ１０３を中心にして構成される。
御装置１００の詳細を示すブロック図である。該制御装
置１００は、ＣＰＵ１０１，該ＣＰＵ１０１の制御プロ
グラムを格納しているＲＯＭ１０２，ＣＰＵ１０１が該
制御プログラムを実行するのに必要なワーク用メモリと
してのＲＡＭ１０３を中心にして構成される。
【００１８】入出力インターフェース（Ｉ／Ｆ）１０４
は、ＣＰＵ１０１が前記操作パネル５０やワードプロセ
ッサやパーソナルコンピュータ等の情報処理装置２００
と交信するのを仲介し、該情報処理装置２００が発生す
る印字データを露光制御部１０５に伝達する。該露光制
御部１０５は、前記露光装置４を制御して前記レーザ光
４ａを発生する。
は、ＣＰＵ１０１が前記操作パネル５０やワードプロセ
ッサやパーソナルコンピュータ等の情報処理装置２００
と交信するのを仲介し、該情報処理装置２００が発生す
る印字データを露光制御部１０５に伝達する。該露光制
御部１０５は、前記露光装置４を制御して前記レーザ光
４ａを発生する。
【００１９】機構制御部１０６は電子写真工程の機構群
を制御するための制御部群であり、ＣＰＵ１０１に制御
されて、モータ駆動指示信号Ｓ１，前記転写ローラ離接
装置１２を駆動する転写ローラ離接駆動信号Ｓ２，前記
転写用電源１３の発生電圧を制御する転写電圧制御信号
Ｓ３，メディア種類信号Ｓ４，前記ＡＣ除電器１４の稼
動・停止を制御するＡＣ除電制御信号Ｓ５を出力し、用
紙８の電気特性を計測した特性検出信号Ｓ６を入力す
る。
を制御するための制御部群であり、ＣＰＵ１０１に制御
されて、モータ駆動指示信号Ｓ１，前記転写ローラ離接
装置１２を駆動する転写ローラ離接駆動信号Ｓ２，前記
転写用電源１３の発生電圧を制御する転写電圧制御信号
Ｓ３，メディア種類信号Ｓ４，前記ＡＣ除電器１４の稼
動・停止を制御するＡＣ除電制御信号Ｓ５を出力し、用
紙８の電気特性を計測した特性検出信号Ｓ６を入力す
る。
【００２０】モータ制御部１０７は、感光ベルト１，搬
送ローラ９及び定着装置１５等を駆動するモータ２０を
制御するように接続されており、前記機構制御部１０６
から与えられる前記モータ駆動指示信号Ｓ１に従って駆
動信号Ｓ７を発生し、モータ２０の回転軸に直結された
エンコーダ２１から発生する角変位量を検出するための
検出信号Ｓ８を入力する。また、該モータ制御部１０７
は、エンコーダ２１からの前記検出信号Ｓ８を感光ベル
ト１の回動角信号Ｓ９として割込み制御部108を介して
ＣＰＵ１０１に伝達する。
送ローラ９及び定着装置１５等を駆動するモータ２０を
制御するように接続されており、前記機構制御部１０６
から与えられる前記モータ駆動指示信号Ｓ１に従って駆
動信号Ｓ７を発生し、モータ２０の回転軸に直結された
エンコーダ２１から発生する角変位量を検出するための
検出信号Ｓ８を入力する。また、該モータ制御部１０７
は、エンコーダ２１からの前記検出信号Ｓ８を感光ベル
ト１の回動角信号Ｓ９として割込み制御部108を介して
ＣＰＵ１０１に伝達する。
【００２１】信号変換部１０９は、図２に示すように、
前記転写ローラ１１に流れる負荷電流を流して電圧信号
に変換する変換抵抗１０９ａと、該電圧信号の大きさを
第１の変換特性でＡ−Ｄ変換するための第１の比較基準
電圧群を発生する第１の分圧抵抗群１０９ｂと、前記電
圧信号を前記第１の比較基準電圧群と比較して第１の変
換信号Ｓ６ａを出力する第１の比較器群１０９ｃと、該
電圧信号の大きさを第２の変換特性でＡ−Ｄ変換するた
めの第２の比較基準電圧群を発生する第２の分圧抵抗群
１０９ｄと、前記電圧信号を前記第２の比較基準電圧群
と比較して第２の変換信号Ｓ６ｂを出力する第２の比較
器群１０９ｅと、前記２つの変換信号Ｓ６ａ，Ｓ６ｂを
入力し前記メディア種類信号Ｓ４に応じてその一方を選
択して特性検出信号Ｓ６として出力する選択器１０９ｆ
を備える。
前記転写ローラ１１に流れる負荷電流を流して電圧信号
に変換する変換抵抗１０９ａと、該電圧信号の大きさを
第１の変換特性でＡ−Ｄ変換するための第１の比較基準
電圧群を発生する第１の分圧抵抗群１０９ｂと、前記電
圧信号を前記第１の比較基準電圧群と比較して第１の変
換信号Ｓ６ａを出力する第１の比較器群１０９ｃと、該
電圧信号の大きさを第２の変換特性でＡ−Ｄ変換するた
めの第２の比較基準電圧群を発生する第２の分圧抵抗群
１０９ｄと、前記電圧信号を前記第２の比較基準電圧群
と比較して第２の変換信号Ｓ６ｂを出力する第２の比較
器群１０９ｅと、前記２つの変換信号Ｓ６ａ，Ｓ６ｂを
入力し前記メディア種類信号Ｓ４に応じてその一方を選
択して特性検出信号Ｓ６として出力する選択器１０９ｆ
を備える。
【００２２】前記信号変換部１０９における第１及び第
２の変換特性は、使用する用紙８の材質（ＰＰＣ用紙と
ＯＨＰ用紙）によって転写ローラ負荷電流と最適転写電
圧特性が異なるのを考慮した転写電圧制御を実現するた
めに選択的に使用される。転写ローラ１１に用紙８の電
気特性計測のための計測用転写電圧を印加したときに流
れる負荷電流と該負荷電流に対応して印加すべき最適転
写電圧は、図３に示すように、ＰＰＣ用紙（用紙Ａ）と
ＯＨＰ用紙（用紙Ｂ）で相違する。環境湿度に応じた負
荷電流検出において、ＰＰＣ用紙が使用されているとき
は第１の分圧抵抗群１０９ｂと第１の比較器群１０９ｅ
によって得た第１の変換信号を選択的に特性検出信号Ｓ
６として出力し、ＯＨＰ用紙が使用されているときは第
２の分圧抵抗群１０９ｃと第２の比較器群１０９ｆによ
って得た第２の変換信号を選択的に特性検出信号Ｓ６と
して出力する。
２の変換特性は、使用する用紙８の材質（ＰＰＣ用紙と
ＯＨＰ用紙）によって転写ローラ負荷電流と最適転写電
圧特性が異なるのを考慮した転写電圧制御を実現するた
めに選択的に使用される。転写ローラ１１に用紙８の電
気特性計測のための計測用転写電圧を印加したときに流
れる負荷電流と該負荷電流に対応して印加すべき最適転
写電圧は、図３に示すように、ＰＰＣ用紙（用紙Ａ）と
ＯＨＰ用紙（用紙Ｂ）で相違する。環境湿度に応じた負
荷電流検出において、ＰＰＣ用紙が使用されているとき
は第１の分圧抵抗群１０９ｂと第１の比較器群１０９ｅ
によって得た第１の変換信号を選択的に特性検出信号Ｓ
６として出力し、ＯＨＰ用紙が使用されているときは第
２の分圧抵抗群１０９ｃと第２の比較器群１０９ｆによ
って得た第２の変換信号を選択的に特性検出信号Ｓ６と
して出力する。
【００２３】CPU101は、前記特性検出信号Ｓ６を機構制
御部１０６を介して入力することにより用紙Ａまたは用
紙Ｂの特性に応じた最適転写電圧を求め、転写用電源１
３が該最適転写電圧を発生するような転写電圧制御信号
Ｓ３を機構制御部１０６から発生させる制御処理を行
う。なお、用紙Ａ／Ｂを区別するメディア種類情報は、
オペレータによって操作パネル５０に設定された入力情
報から得るが、給紙部に用紙種類自動検出器を設けるこ
ともできる。
御部１０６を介して入力することにより用紙Ａまたは用
紙Ｂの特性に応じた最適転写電圧を求め、転写用電源１
３が該最適転写電圧を発生するような転写電圧制御信号
Ｓ３を機構制御部１０６から発生させる制御処理を行
う。なお、用紙Ａ／Ｂを区別するメディア種類情報は、
オペレータによって操作パネル５０に設定された入力情
報から得るが、給紙部に用紙種類自動検出器を設けるこ
ともできる。
【００２４】このようなカラーレーザプリンタにおける
用紙８に対するカラートナー像転写制御について、図４
のフローチャート及び図５のタイムチャートを参照して
説明する。該転写制御は転写ドラム６の表面にカラート
ナー像が完成した後に開始される。
用紙８に対するカラートナー像転写制御について、図４
のフローチャート及び図５のタイムチャートを参照して
説明する。該転写制御は転写ドラム６の表面にカラート
ナー像が完成した後に開始される。
【００２５】転写制御が開始されると、タイミングＴ０
でモータ２０の運転を開始するために、機構制御部１０
６からモータ駆動指示信号Ｓ１を発生するモータ回転処
理４０１を行う。
でモータ２０の運転を開始するために、機構制御部１０
６からモータ駆動指示信号Ｓ１を発生するモータ回転処
理４０１を行う。
【００２６】タイミングＴ１では、給紙カセット７に蓄
積された用紙８を抽出するために給紙ローラ９を回転さ
せる給紙開始処理４０２を実行し、抽出した用紙８をレ
ジストローラ１０まで搬送する。
積された用紙８を抽出するために給紙ローラ９を回転さ
せる給紙開始処理４０２を実行し、抽出した用紙８をレ
ジストローラ１０まで搬送する。
【００２７】タイミングＴ２では、給紙終了処理４０３
で給紙を終了し、整紙及び前記転写ドラム６表面上のカ
ラートナー像と搬送タイミングを整合する送紙開始処理
404を実行し、更に、転写ローラ１１を転写ドラム６に
押接するように転写ローラ接離装置１２を動作させる転
写ローラ接離駆動信号Ｓ２を機構制御部１０６から発生
させる転写ローラ押接処理４０５を実行する。更に、操
作パネル５０に設定されている入力情報あるいは検出器
からの検出信号に基づいて使用される用紙８の種類（Ｐ
ＰＣ用紙またはＯＨＰ用紙）を判定する用紙種類判定処
理４０６を行い、機構制御部１０６からメディア種類信
号Ｓ４を発生する信号処理４０７を実行する。
で給紙を終了し、整紙及び前記転写ドラム６表面上のカ
ラートナー像と搬送タイミングを整合する送紙開始処理
404を実行し、更に、転写ローラ１１を転写ドラム６に
押接するように転写ローラ接離装置１２を動作させる転
写ローラ接離駆動信号Ｓ２を機構制御部１０６から発生
させる転写ローラ押接処理４０５を実行する。更に、操
作パネル５０に設定されている入力情報あるいは検出器
からの検出信号に基づいて使用される用紙８の種類（Ｐ
ＰＣ用紙またはＯＨＰ用紙）を判定する用紙種類判定処
理４０６を行い、機構制御部１０６からメディア種類信
号Ｓ４を発生する信号処理４０７を実行する。
【００２８】タイミングＴ３では、用紙８の電気特性を
計測するための計測用転写電圧を印加するように、機構
制御部１０６から転写電圧制御信号Ｓ３を発生する測定
用転写電圧印加処理４０８を開始する。このタイミング
は、レジストローラ１０から送り出された用紙８の先端
が転写ドラム６と転写ローラ１１の間に到達する以前の
タイミングである。該測定用転写電圧印加処理４０８で
は転写電圧を徐々に増加させる制御を行い、タイミング
Ｔ４では所定の大きさの計測用転写電圧が転写ローラ１
１に加えられるようにする。
計測するための計測用転写電圧を印加するように、機構
制御部１０６から転写電圧制御信号Ｓ３を発生する測定
用転写電圧印加処理４０８を開始する。このタイミング
は、レジストローラ１０から送り出された用紙８の先端
が転写ドラム６と転写ローラ１１の間に到達する以前の
タイミングである。該測定用転写電圧印加処理４０８で
は転写電圧を徐々に増加させる制御を行い、タイミング
Ｔ４では所定の大きさの計測用転写電圧が転写ローラ１
１に加えられるようにする。
【００２９】そしてこのタイミングＴ４で負荷電流計測
処理４０９を開始する。負荷電流計測タイミングは、給
紙開始処理４０２から固定値ｔ１遅れたタイミングで、
計測用転写電圧の安定期間ｔ２内であり、かつ、用紙８
の先端部の非印字領域ｐ１内である。計測される負荷電
流は、信号変換部１０９により用紙８の種類に応じた特
性検出信号Ｓ６に変換されて機構制御部１０６に送られ
る。処理４１０ではこの特性検出信号Ｓ６が正常か異常
かを判定し、正常ならば処理４１２へ移り、異常ならば
異常処理４１１で異常処理を行なった後に後述するモー
タ停止処理420を実行して転写制御を終了する。
処理４０９を開始する。負荷電流計測タイミングは、給
紙開始処理４０２から固定値ｔ１遅れたタイミングで、
計測用転写電圧の安定期間ｔ２内であり、かつ、用紙８
の先端部の非印字領域ｐ１内である。計測される負荷電
流は、信号変換部１０９により用紙８の種類に応じた特
性検出信号Ｓ６に変換されて機構制御部１０６に送られ
る。処理４１０ではこの特性検出信号Ｓ６が正常か異常
かを判定し、正常ならば処理４１２へ移り、異常ならば
異常処理４１１で異常処理を行なった後に後述するモー
タ停止処理420を実行して転写制御を終了する。
【００３０】特性検出信号Ｓ６が正常な場合には、タイ
ミングＴ５において最適転写電圧発生処理４１２を開始
する。該処理４１２では、特性検出信号Ｓ６に対応させ
て予めＲＯＭ１０に格納しておいたデータテーブルから
該特性検出信号Ｓ６に相当する最適転写電圧を発生させ
るデータを選択し、制御機構部１０６から発生する転写
電圧制御信号Ｓ３をこのデータに基づいて変更すること
により、転写用電源１３から転写ローラ１１に与える転
写電圧を最適値とする。
ミングＴ５において最適転写電圧発生処理４１２を開始
する。該処理４１２では、特性検出信号Ｓ６に対応させ
て予めＲＯＭ１０に格納しておいたデータテーブルから
該特性検出信号Ｓ６に相当する最適転写電圧を発生させ
るデータを選択し、制御機構部１０６から発生する転写
電圧制御信号Ｓ３をこのデータに基づいて変更すること
により、転写用電源１３から転写ローラ１１に与える転
写電圧を最適値とする。
【００３１】図６は、ＲＯＭ１０２に構成した前記デー
タテーブルである。用紙８がＰＰＣ用紙である場合に
は、メディアＡ群の電圧データを参照して転写電圧制御
信号Ｓ３を作成し、用紙８がＯＨＰ用紙である場合に
は、メディアＢ群の電圧データを参照して転写電圧制御
信号Ｓ３を作成するように利用される。
タテーブルである。用紙８がＰＰＣ用紙である場合に
は、メディアＡ群の電圧データを参照して転写電圧制御
信号Ｓ３を作成し、用紙８がＯＨＰ用紙である場合に
は、メディアＢ群の電圧データを参照して転写電圧制御
信号Ｓ３を作成するように利用される。
【００３２】タイミングＴ６はカラートナー像の転写開
始タイミングであり、ＡＣ除電器１４を稼動状態にする
ＡＣ除電制御信号Ｓ５を機構制御部１０６から発生する
処理４１３を実行すると共に転写管理処理４１４を開始
する。これにより、転写ドラム６表面上のカラートナー
像は用紙８に転写され、該カラートナー像が転写された
用紙８はＡＣ除電器１４により除電されて該転写ドラム
６から剥離されて定着装置１５に送られる。このカラー
トナー像転写開始タイミングＴ６は、給紙開始処理４０
２からの固定値ｔ３で、最適転写電圧の安定期間ｔ４内
であり、かつ、用紙８の非印字領域ｐ１と印字領域ｐ２
の境界以前である。
始タイミングであり、ＡＣ除電器１４を稼動状態にする
ＡＣ除電制御信号Ｓ５を機構制御部１０６から発生する
処理４１３を実行すると共に転写管理処理４１４を開始
する。これにより、転写ドラム６表面上のカラートナー
像は用紙８に転写され、該カラートナー像が転写された
用紙８はＡＣ除電器１４により除電されて該転写ドラム
６から剥離されて定着装置１５に送られる。このカラー
トナー像転写開始タイミングＴ６は、給紙開始処理４０
２からの固定値ｔ３で、最適転写電圧の安定期間ｔ４内
であり、かつ、用紙８の非印字領域ｐ１と印字領域ｐ２
の境界以前である。
【００３３】タイミング７では、送紙終了処理４１５を
実行する。
実行する。
【００３４】タイミング８は、転写ドラム６から用紙８
へのカラートナー像の転写が終了するタイミングであ
り、転写管理処理４１４で該タイミングを検出すると、
転写電圧の発生を止めるように転写電圧制御信号Ｓ３を
変更する処理４１６、ＡＣ除電器１４の動作を停止する
ようにＡＣ除電制御信号Ｓ５を変更する処理４１７、転
写ローラ１１を転写ドラム６から引き離すように転写ロ
ーラ接離駆動信号Ｓ２を変更する処理４１８を実行す
る。
へのカラートナー像の転写が終了するタイミングであ
り、転写管理処理４１４で該タイミングを検出すると、
転写電圧の発生を止めるように転写電圧制御信号Ｓ３を
変更する処理４１６、ＡＣ除電器１４の動作を停止する
ようにＡＣ除電制御信号Ｓ５を変更する処理４１７、転
写ローラ１１を転写ドラム６から引き離すように転写ロ
ーラ接離駆動信号Ｓ２を変更する処理４１８を実行す
る。
【００３５】タイミング９では、入出力インターフェー
ス１０４からの信号により印刷継続が印刷終了かを判定
する終了判定処理４１９を実行し、印刷継続であれば給
紙開始処理４０２に戻って次ページの転写制御処理に移
る。そして、印刷終了であれば、モータ２０を停止する
ようにモータ駆動指示信号Ｓ１を変更する処理４２０を
実行して該転写制御処理を終了する。
ス１０４からの信号により印刷継続が印刷終了かを判定
する終了判定処理４１９を実行し、印刷継続であれば給
紙開始処理４０２に戻って次ページの転写制御処理に移
る。そして、印刷終了であれば、モータ２０を停止する
ようにモータ駆動指示信号Ｓ１を変更する処理４２０を
実行して該転写制御処理を終了する。
【００３６】以上のような転写電圧制御によれば、計測
した用紙の電気特性に基づく転写電圧制御特性を該用紙
の種類に応じて変更するので、カラーレーザプリンタで
使用されるＰＰＣ用紙やＯＨＰ用紙のように材質が異な
っても該用紙の材質に適した転写電圧を転写ローラ１１
に印加することができ、用紙８の材質が異なっても高い
転写効率を維持することができる。
した用紙の電気特性に基づく転写電圧制御特性を該用紙
の種類に応じて変更するので、カラーレーザプリンタで
使用されるＰＰＣ用紙やＯＨＰ用紙のように材質が異な
っても該用紙の材質に適した転写電圧を転写ローラ１１
に印加することができ、用紙８の材質が異なっても高い
転写効率を維持することができる。
【００３７】また、用紙８の電気特性の計測は、ＡＣ除
電器１４を停止した状態で転写ローラ１１に流れる負荷
電流を検出して行うので、非常に微弱な負荷電流の検出
に対してノイズを低減することができ、検出精度を高め
て信頼性の向上を図ることができる。
電器１４を停止した状態で転写ローラ１１に流れる負荷
電流を検出して行うので、非常に微弱な負荷電流の検出
に対してノイズを低減することができ、検出精度を高め
て信頼性の向上を図ることができる。
【００３８】以上の実施例は、転写電圧の制御特性を用
紙８の材質に応じて変更するものであるが、用紙８の電
気特性の計測と該計測された電気特性に応じた転写電圧
の最適値特性は、用紙８のサイズによっても変化する。
図７は、同質の用紙８であってもそのサイズ（特に幅方
向の寸法）が変化すると負荷電流と最適転写電圧の対応
関係が変化することをＰＰＣ用紙を例にとって示してい
る。これは、図８に示すように、用紙８の電気特性計測
及び転写時に転写ドラム６と転写ローラ１１が接触して
用紙８を通過しない漏洩電流が発生しており、その量が
用紙サイズによって変化することによるものと思われ
る。
紙８の材質に応じて変更するものであるが、用紙８の電
気特性の計測と該計測された電気特性に応じた転写電圧
の最適値特性は、用紙８のサイズによっても変化する。
図７は、同質の用紙８であってもそのサイズ（特に幅方
向の寸法）が変化すると負荷電流と最適転写電圧の対応
関係が変化することをＰＰＣ用紙を例にとって示してい
る。これは、図８に示すように、用紙８の電気特性計測
及び転写時に転写ドラム６と転写ローラ１１が接触して
用紙８を通過しない漏洩電流が発生しており、その量が
用紙サイズによって変化することによるものと思われ
る。
【００３９】従って、複数サイズの用紙８を使用する電
子写真装置では、この用紙サイズを考慮した転写電圧制
御を実行することが望ましい。このような用紙サイズを
考慮した転写電圧制御は、図１を参照して説明した制御
装置１００を図９及び図１０に示すように変形して実施
することができる。
子写真装置では、この用紙サイズを考慮した転写電圧制
御を実行することが望ましい。このような用紙サイズを
考慮した転写電圧制御は、図１を参照して説明した制御
装置１００を図９及び図１０に示すように変形して実施
することができる。
【００４０】図９に示した実施例における制御装置１０
０は、ＲＯＭ１０２に格納された制御プログラム及びデ
ータテーブルと信号変換部１０９の構成が変形されてお
り、その他の構成は図１を参照して説明した制御装置と
同様である。
０は、ＲＯＭ１０２に格納された制御プログラム及びデ
ータテーブルと信号変換部１０９の構成が変形されてお
り、その他の構成は図１を参照して説明した制御装置と
同様である。
【００４１】該実施例における信号変換部１０９は、図
１０に示すように、前記転写ローラ１１に流れる負荷電
流を流して電圧信号に変換する変換抵抗１０９ａと、該
電圧信号の大きさをＡ−Ｄ変換するための比較基準電圧
群を発生する分圧抵抗群109gと、前記電圧信号を前記比
較基準電圧群と比較して比較信号１０９ｉを出力する比
較器群１０９ｈと、前記比較信号をとり込み、ｎビット
の特性検出信号Ｓ６を出力するエンコーダ１０９ｊとで
構成される。
１０に示すように、前記転写ローラ１１に流れる負荷電
流を流して電圧信号に変換する変換抵抗１０９ａと、該
電圧信号の大きさをＡ−Ｄ変換するための比較基準電圧
群を発生する分圧抵抗群109gと、前記電圧信号を前記比
較基準電圧群と比較して比較信号１０９ｉを出力する比
較器群１０９ｈと、前記比較信号をとり込み、ｎビット
の特性検出信号Ｓ６を出力するエンコーダ１０９ｊとで
構成される。
【００４２】また、ＲＯＭ１０２に格納されるデータテ
ーブルは、用紙８の各材質毎に用紙サイズと特性検出信
号に対応させて最適転写電圧を発生させるデータを設定
した構成であり、ＰＰＣ用紙（メディアＡ）とＯＨＰ用
紙（メディアＢ）の各種サイズ（Ｃ，Ｄ，Ｅ）における
特性検出信号Ｓ６（１Ｃ，２Ｃ…１Ｄ，２Ｄ，…）と最
適転写電圧データ（Ｖ１，Ｖ２…）を格納している。
ーブルは、用紙８の各材質毎に用紙サイズと特性検出信
号に対応させて最適転写電圧を発生させるデータを設定
した構成であり、ＰＰＣ用紙（メディアＡ）とＯＨＰ用
紙（メディアＢ）の各種サイズ（Ｃ，Ｄ，Ｅ）における
特性検出信号Ｓ６（１Ｃ，２Ｃ…１Ｄ，２Ｄ，…）と最
適転写電圧データ（Ｖ１，Ｖ２…）を格納している。
【００４３】そして制御プログラムは、図１２に示すよ
うに、メディア種類信号発生処理を省略して構成され
る。該実施例における用紙種類判定処理４０６は、操作
パネル５０に設定されている入力情報あるいは検出器か
らの検出信号に基づいて、使用される用紙８の種類（Ｐ
ＰＣ用紙かＯＨＰ用紙かを区別する材質とその用紙サイ
ズ）を判定する処理である。そして処理４１２では、予
めＲＯＭ１０２に格納しておいた前記データテーブルか
ら特性検出信号Ｓ６，用紙８の材質及び用紙サイズ情報
を参照してこれに相応する最適転写電圧を発生させるデ
ータを選択し、制御機構部１０６から発生する転写電圧
制御信号Ｓ３をこのデータに基づいて変更することによ
り、転写用電源１３から転写ローラ１１に与える転写電
圧を最適値とする。
うに、メディア種類信号発生処理を省略して構成され
る。該実施例における用紙種類判定処理４０６は、操作
パネル５０に設定されている入力情報あるいは検出器か
らの検出信号に基づいて、使用される用紙８の種類（Ｐ
ＰＣ用紙かＯＨＰ用紙かを区別する材質とその用紙サイ
ズ）を判定する処理である。そして処理４１２では、予
めＲＯＭ１０２に格納しておいた前記データテーブルか
ら特性検出信号Ｓ６，用紙８の材質及び用紙サイズ情報
を参照してこれに相応する最適転写電圧を発生させるデ
ータを選択し、制御機構部１０６から発生する転写電圧
制御信号Ｓ３をこのデータに基づいて変更することによ
り、転写用電源１３から転写ローラ１１に与える転写電
圧を最適値とする。
【００４４】以上のような転写電圧制御によれば、計測
した用紙の電気特性に基づく転写電圧制御特性を該用紙
の種類（材質とサイズ）に応じて変更するので、カラー
レーザプリンタで使用されるＰＰＣ用紙やＯＨＰ用紙の
ように異なる材質の用紙の使用及び用紙サイズの変更に
よっても該用紙に適した転写電圧を転写ローラ１１に印
加することができ、用紙８の材質やサイズに左右されず
に高い転写効率を維持することができる。
した用紙の電気特性に基づく転写電圧制御特性を該用紙
の種類（材質とサイズ）に応じて変更するので、カラー
レーザプリンタで使用されるＰＰＣ用紙やＯＨＰ用紙の
ように異なる材質の用紙の使用及び用紙サイズの変更に
よっても該用紙に適した転写電圧を転写ローラ１１に印
加することができ、用紙８の材質やサイズに左右されず
に高い転写効率を維持することができる。
【００４５】また、用紙８の電気特性の計測は、ＡＣ除
電器１４を停止した状態で転写ローラ１１に流れる負荷
電流を検出して行うので、非常に微弱な負荷電流の検出
に対してノイズを低減することができ、検出精度を高め
て信頼性の向上を図ることができる。
電器１４を停止した状態で転写ローラ１１に流れる負荷
電流を検出して行うので、非常に微弱な負荷電流の検出
に対してノイズを低減することができ、検出精度を高め
て信頼性の向上を図ることができる。
【００４６】なお、使用する用紙８の材質がＰＰＣ用紙
に限られる電子写真装置では、用紙８の材質を考慮の対
象から除外して実施することができる。
に限られる電子写真装置では、用紙８の材質を考慮の対
象から除外して実施することができる。
【００４７】以上、カラーレーザプリンタについて説明
したが、転写ローラ方式の転写装置を用いた電子写真装
置に広く有効である。
したが、転写ローラ方式の転写装置を用いた電子写真装
置に広く有効である。
【００４８】
【発明の効果】本発明によれば、計測した用紙の電気特
性に基づく転写電圧制御特性を該用紙の種類（材質及び
／またはサイズ）に応じて変更するので、カラーレーザ
プリンタで使用されるＰＰＣ用紙やＯＨＰ用紙のように
異なる材質の用紙の使用及び／または用紙サイズの変更
によっても該用紙に適した転写電圧を転写ローラに印加
することができ、用紙の材質やサイズに左右されずに高
い転写効率を維持することができる。
性に基づく転写電圧制御特性を該用紙の種類（材質及び
／またはサイズ）に応じて変更するので、カラーレーザ
プリンタで使用されるＰＰＣ用紙やＯＨＰ用紙のように
異なる材質の用紙の使用及び／または用紙サイズの変更
によっても該用紙に適した転写電圧を転写ローラに印加
することができ、用紙の材質やサイズに左右されずに高
い転写効率を維持することができる。
【００４９】また、用紙の電気特性の計測は、ＡＣ除電
器を停止した状態で転写ローラに流れる負荷電流を検出
して行うので、非常に微弱な負荷電流の検出に対してノ
イズを低減することができ、検出精度を高めて信頼性の
向上を図ることができる。
器を停止した状態で転写ローラに流れる負荷電流を検出
して行うので、非常に微弱な負荷電流の検出に対してノ
イズを低減することができ、検出精度を高めて信頼性の
向上を図ることができる。
【図１】本発明になるカラーレーザプリンタにおける制
御装置の詳細を示すブロック図である。
御装置の詳細を示すブロック図である。
【図２】本発明になるカラーレーザプリンタの制御装置
における信号変換部の詳細を示すブロック図である。
における信号変換部の詳細を示すブロック図である。
【図３】本発明になるカラーレーザプリンタの転写装置
における最適転写電圧特性図である。
における最適転写電圧特性図である。
【図４】本発明になるカラーレーザプリンタにおける制
御装置が実行する制御プログラムのフローチャートであ
る。
御装置が実行する制御プログラムのフローチャートであ
る。
【図５】本発明になるカラーレーザプリンタにおける制
御装置が実行する制御のタイムチャートである。
御装置が実行する制御のタイムチャートである。
【図６】本発明になるカラーレーザプリンタにおける制
御装置のＲＯＭに構成したデータテーブルである。
御装置のＲＯＭに構成したデータテーブルである。
【図７】電子写真装置の転写ローラ方式の転写装置にお
ける用紙サイズ別の最適転写電圧特性図である。
ける用紙サイズ別の最適転写電圧特性図である。
【図８】電子写真装置の転写ローラ方式の転写装置にお
ける転写ドラム及び転写ローラと用紙サイズの関係を示
す模式図である。
ける転写ドラム及び転写ローラと用紙サイズの関係を示
す模式図である。
【図９】本発明になるカラーレーザプリンタにおける制
御装置の変形例を示すブロック図である。
御装置の変形例を示すブロック図である。
【図１０】図９に示した制御装置における信号変換部の
詳細を示すブロック図である。
詳細を示すブロック図である。
【図１１】図９に示した制御装置のＲＯＭに構成したデ
ータテーブルである。
ータテーブルである。
【図１２】図９に示した制御装置が実行する制御プログ
ラムのフローチャートである。
ラムのフローチャートである。
【図１３】図９に示した制御装置が実行する制御のタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図１４】本発明になるカラーレーザプリンタの縦断側
面図である。
面図である。
【図１５】電子写真装置における転写ローラ方式の転写
装置の転写特性図である。
装置の転写特性図である。
１…感光ベルト、５Ｙ〜５Ｋ…現像器、６…転写ドラ
ム、１１…転写ローラ、１３…転写用電源、１００…制
御装置、１０１…ＣＰＵ、１０６…機構制御部、１０９
…信号変換部。
ム、１１…転写ローラ、１３…転写用電源、１００…制
御装置、１０１…ＣＰＵ、１０６…機構制御部、１０９
…信号変換部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深沢 信明 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株式会社 日立製作所 情報映像メディ ア事業部内 (72)発明者 佐々木 暁 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株式会社 日立製作所 情報映像メディ ア事業部内 (72)発明者 寺嶋 勇 茨城県日立市東多賀町一丁目１番１号 株式会社 日立製作所 情報映像メディ ア事業部内 (72)発明者 山本 雅志 茨城県日立市大みか町七丁目１番１号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 (56)参考文献 特開 平６−75483（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−161295（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−202499（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−64270（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−127077（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G03G 15/16
Claims (1)
- 【請求項１】回動するトナー像担持体上にトナー像を形
成するトナー像作成手段と、前記トナー像担持体上に形
成された前記トナー像を転写する記録媒体を搬送する搬
送手段と、該搬送手段によって搬送される前記記録媒体
に前記トナー像担持体上の前記トナー像を転写する転写
装置と、前記記録媒体上に前記トナー像を定着する定着
手段とを備え、前記転写装置は前記記録媒体の電気特性
を計測して転写電圧を制御する転写電圧制御手段を有す
る電子写真装置において、 前記転写電圧制御手段は、前記記録媒体の非印字領域が
前記転写装置にかかったときの計測用転写電圧に応じた
負荷電流を計測することにより前記記録媒体の電気特性
を計測する計測手段と、前記計測された電気特性に基づ
く転写電圧制御特性を前記記録媒体の材質及びサイズに
応じて変更する制御特性変更手段を備えたことを特徴と
する電子写真装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5053552A JP2996045B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 電子写真装置 |
| US08/773,837 US5761568A (en) | 1993-03-15 | 1996-12-27 | Electro-photographic apparatus having transfer bias control |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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