JPS5866448A - パケット交換における誤り検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パケット交換網に接続されたパケット端末の
通信制御装置に係り、特に、高信頼度のデータ交換に好
適な通信方式に関する。

従来より、パケット交換網におけるデータの誤り検出方
式は、パケット交換高量のＨＤＬＯ（ＨＩＧＨＬＢＶＦ
、Ｌ　　　ＤＡＴＡ　　　ＬＩＮＫｏＯＮＴＲ，ＯＬ）
レベルにおける、データの誤シ検出機能を用いていたの
で、データの信頼性を充分に向上できない欠点があった
。

第１図に、従来技術のパケット交換網を示す。

第１図において、パケット端末１と１１の間のデータ交
換は、パケット端末１から、加入者線５を通して、パケ
ット交換機３に送信される・この際、交換されるパケッ
ト毎に、ＨＤＬＯレベルのＦＯ８（ＦＲＡＭＥ　　０Ｈ
ＥＯＫ　　５ＥＱＵＥＮＯＥ）が付加され、パケット端
末１とパケット交換機３との間のデータの誤りの検出を
行う、データの誤シが検出された場合、パケット端末１
とパケット交換機３との間で、定められた回復手順を使
用して、正常々データの再送を行う。

同様の処理が、パケット端末１１とパケット交換機１Ｓ
の間で行なわれる。同様に、網内においても、各パケッ
ト交換機との間のデータ交換の誤り検出は、パケット単
位に付加されたＦＯ８をチェックする事により各局間毎
にデータの誤り検出を行っている拳第２図に、データパ
ケットの基本的なフォーマットを示す。第２図において
、１つのパケットは、ＤＬＯヘッダ２１、パケットヘッ
ダ２Ｓ、ユーザデータ２４及びＤＬＯ）レイシ２２の４
つのフィールドに分割されている。

ＤＬＯヘッダ２１には、フレームの開始を示す情報と、
ＤＬＯ用の制御情報が含まれている。ＤＬＯトレイラ２
２には、フレームの終了を示す情報とＦｅ２が含まれて
いる。Ｆｅ２は、パケットのデータの内、フレームの開
始及び終了を示す情報及びＦｅ２のデータを除いた残り
の情報について、特定の論理によって生成された、誤り
検出情報である。

以上の説明に示す様に、パケット交換網におけるデータ
の誤り検出は、パケット端末とパケット交換機及びパケ
ット局間相互でパケット単位に行なっている・この様な
方式は、主に回線上でのデータ伝送時の障害によるデー
タ化けの検出を狙ったものと言える。

しかし、パケット端末間でデータ伝送を行っているパケ
ット交換網においては、回線で発生するデータ化けの発
生確率より大巾に少ないとはいえ、パケット交換機自身
の内部でデータ化けも発生する。第３図に、２つのパケ
ット交換機を経由した時のデータ伝送の経路を示す・パ
ケット端末１より送信されるデータは、端末制御部５１
でオペレータ入力、あるいけ、コンビ１−夕の７０グラ
ム等によりデータが作成され、通信制御装置５２を経由
して、加入省線５を接続しているパケット交換機３に送
信される。

パケット交換機３は、通信制御部５３を経由してパケッ
トを受領十゛る。この時、通信制御装置３２でパケット
に付加したＦ　Ｃ８を通信制御部３Ｓでチェックし、チ
ェック結果を全制御部３４に連絡する・正常にパケット
を受領した場合、すなわちＦＯＳチェック結果が正しけ
れば、主制御部３４は、パケット中のパケットヘッダに
含まれる・宛先情報により、次にパケットを伝送すべき
パケット交換機を決定し、パケットを転送する。

通常パケット交換機の主制御部３４は、プログラマブル
な処理装置が採用されている。主制御部３４よシ通信制
御部３５に対し、パケット交換機１５にパケットの送信
を要求する０通信制御部３５は、パケットを通信制御部
４５に送信し、Ｆｅ２を新たに付加して送信を行う・通
常、同一のパケットでも、Ｆｅ２の値は、端末と交換局
間、交換局相互間で送信の毎に異る。

パケット交換局１３は、通信制御部４５を経由してパケ
ットを受領し、最終的にバケツ）Ｍ未１１にパケットを
伝送する。

以上の様なデータ伝送では、データの誤りチェックは、
パケット端末の通信制御装置３２．４２゜とパケット交
換機の通信制御部３’５．４”ｒ、及び、パケット交換
機の通信制＠部５５．４５．０間でのみ行なわわてお一
す、例えば、主制御部５４．４４で、プログラムのミス
によりデータを破壊した場合、あるいは、通信制御部の
ＦＯＳチェック回路の一時的なエラーにょシ、データの
誤りを見逃しだ様な場き、デ２夕の誤りがシステム全体
として、見逃がされパケット端末間で行う業務に重大な
影響を与える事となる・ 本発明の目的は、パケット交ａ網を使用したデータ、交
換において、データの誤りの検出の確率を向上させる事
にょシ、よシ高い信頼性のデータ交換を提供する事にあ
る。

一般にデータの誤りの検出は、データの最終的な使用者
間で行う事が効率的である。すなわち相互のパケット端
末にデータが渡るまでに、非常に多くのパケット交換機
、回線を経由しているためデータの誤りの発生元は、回
線のみならず、交換機本体でもあシ得るわけであり、Ｆ
ＯＳチェックによね回線上でのデータ誤り検出するだけ
では不充分である。この様な場合、交換機のデータの誤
シチェック能カを向上させる事は、もちろんであるが、
回線系のデータの誤りに比べ、確率的に大巾に少ないと
思われるパケット交換機のハードウェア、プログラムに
よるデータの誤りを検出するため、パケット交換機に過
重な対策処理を行うのは、パケット交換機の大形化、高
価化を招き、経済的に問題である拳 更に、全てのデータが高い信頼性が要求される駅ではな
い０例えば、ツヤクシミリのデータと金融オンラインシ
ステムのデータ交換を比較した場合、ファクシミリのデ
ータは、最終的に人間の目視でチェックされるが、金融
オンラインシステムのデータは、コンピュータが自動的
に処理するため、金融オンラインに対するデータの信頼
性に対する要求は、ツヤクシミリに対する要求よシも高
いと言える。すなわち、ノ（ケラト交換網を使用する使
用者の業務により、要求される信頼性の程度が異ると言
える。したがって、本発明では、信頼性の向上を、）（
ケｙ）交換網とは独立に使用者間、すなわち、ノくケラ
ト端末間で、パケット交換網とのデータ伝送手順を変え
る事なく、行えることを可能とした〇本発明の特徴とす
るところは、一つのノくケラト端末宛の一連のデータバ
ケツ）を一つの単位としてデータの誤り検出データを付
加し九ノ（ケラトを送信し、データの受領時に一連のデ
ータパケット毎に前記誤り検出データにより誤りのチェ
ックを行うところにある。

本発明における、データ誤り検出方式を第４図に示す。

＃！４図において、データを収容した一連のパケット５
０は、バケツと端末１よりパケット端末１１へ送信され
ている。一連のパケットの途中に、データ誤り検出情報
を収容した、パケット５１が挿入されている。パケット
端末１（叶、データの送信を開始すると、ある一定数の
パケット送信後あるいは、送信すべきパケットが一時的
になくなう走時、データ誤シ検出情報を収容したパケッ
ト５１を送出する。データの誤り検出情報は、パケット
通信手順上では、他のデータを収容したパケットと全く
同等とし、パケット交換網では、本パケットを、特別な
パケットとして認識する必要は表い。パケット端末１１
は、データを受信すると、あらかじめ、端末１とと９決
めた手順に従い、受信したユーザデータよシューザデー
タの誤シチェックキャラクタを作成し、データのメクシ
検出情報を収容したパケット５１を受信した時、生成済
みの誤りチェックキャラクタと突合し、誤りのチェ、り
を行う。

第５図に、本発明によるパケットフォーマットの列を示
す０本発明によるパケットフォーマットは第２図に示す
パケットフォーマットに比べ、データ種別フラッグ２５
が付加されている事が、異っている。データ種別フラッ
グ２５は、本パケットがユーザデータを収容したパケッ
トであるか、あるいは、誤り検出データを収容したパケ
ットであるかを、受信側のパケット端末に指示する情報
を収容している。データ種別フラッグ２５が付加された
分、第２図に示す従来のフォーマットに比ベユーザデー
タ部の長さが、短くなる。

すなわち、データ種別フラッグは、ｗＪ２図に示なる。

一般に、通信制御装置は、Ｈ１１Ｌ　Ｏ制御部と、パケ
ットレベルの制御部及びユーザデータの制御部に分割さ
れる。ＨＤＬＯ制御部は、ＨＤＬＯのナンバリング制御
、ＦＯ８制御、フレーム制御１応答制御を行う。パケッ
トレベル制御部は、パケットレベルのナンバリング制御
、応答制御等を行う。ユーザデータ制御部は、ユーザデ
ータを、パケットに分割して、パケット制御部に１デー
タを渡し、パケット制御部よシ受領したデータをユーザ
データに組み立てユーザに渡す、この場合、ユーザが、
端末を操作するオペレータであれば、ユーザにデータを
渡すという事は、端末のプリンタ、ディスプレイ部等に
情報を、転送する事であり、通信制御装置がコンピュー
タに接続されていれば、ユーザにデータを渡゛すという
事は、コンピュータと通信制御装置間で定められた手順
に従いデータをコンピュータに渡す事である。

本発明の実施例を第６図に示す、第６図において通信制
御装置は、コンピュータに接続されている、ＨＤＬＯ制
御部及びパケット制御部は本発明に直接関係しないので
、説明から除き、ユーザデータ制御部について示す１ 主制御部６０は、チャネルインターフェース回路６８の
指令に基き送信データバッファ６１に送信すべきデータ
を受領する。データの受領が終了するとデータを取り出
し、送信パケットバッファ６５に収容可能なデータを増
シ出し送信バケットバッファ６５に転送する。転送する
に当シあらかじめ定められた論理で、送信データよシチ
ェックデータを生成し、送信チェックバッファ６３に生
成結果を貯える。１つのパケットの生成が終了すると、
パケット制御インターフェース回路６９に、送信パケッ
トバッファ６５上のデータの受領を要求する。パケット
制御インターフェース回路６９はデータを受領した後、
主制御部６０に受領完了を報告する。主制御部６０は送
信データバッファ６１よりデータを取り出し、良に、送
信チェックバッファ６３よシチェックデータを取シ出し
、送信データとチェ、クデータを突合してチェックデー
タを作成し、再変送信バケットバッファ６５にデータを
転送する。以上の処理を繰り返す事により、送信データ
バッファ６１に貯えられたデータを順次パケットに編集
してｔパケット制御部に転送する・転送するに当９・パ
ケットのデータ種別フラッグは、通常のユーザデータで
ある事を示すフラッグをセットする。送信データバッフ
ァ６１のデータの転送が全て終了すると、送信チェック
バッファ６３に貯えられたチェックデータを取り出し、
送信バケットバッファ６５に転送する。この時、データ
種別フラッグをチェックデータである事、すなわち、デ
ータ誤りチェックデータである事を示すフラグをセット
し１該フラグの後にチェックデータをセ、トシ、パケッ
トとして送信する。

次に受信処理について説明する。

主制御部６０は、パケット割御インターフェース回路６
９０指令により受信パケットバッファ６６に収容されて
いるパケットデータを取シ出し、受信データパ、ファ６
２に転送する。転送と同時に、転送データより誤りチェ
ックキャラクタを生成し受信チェックバッファ６４に貯
える０以上の様に受信バケットバッファ６６よシ受信デ
ータバッファ６２ヘデータパケットを順次転送する。デ
ータ種別フラッグが、データ誤シチェックデータである
事を示すパケットを受領した時、主制御回路６０は、比
較回路６７に、受信パケットバッファ６６のデータと、
受信チェックバッファ６４のデータの比較を指令する。

受信チェックバッファ６４は、２つのデータを比較し、
比較結果を主制御回路６０に報告する。比較結果が正常
であれば、主制御回路６０は、チャネルインターフェー
ス回路６８にデータの受領を要求し、チャネルインター
フェース回路６８はデータを受領する。比較結果が不良
であれば、主制御回路６０は、該データを破棄する。

以上が、本発明の具体例である。

以上の例は、具体的な１例であり、本発明を実現する場
合、ハードウェアのみならず、プログラムでも可能であ
る・史に、受信データの誤りが検出された場合、データ
を破棄する事なくパケットレベルの手順を使用して、パ
ケットレベルの再送処理を行う事も可能である・すなわ
ち、１！ｕ）検出データの送信をパケットレベルのパラ
メータであるウィンドサイズより１少ないデータを送信
する毎に誤り検出データを収容したパケットを送信し、
受信側のパケット端末は、ウィンドサイズ毎に、ユーザ
データの誤りチェックを行い結果が正常であれば、パケ
ットレベルの受信完了応答を送信°する等の手順を採用
することも可能である。

更に、送信データバッファ、受信データバッファのデー
タ量が非常に大きくなる様な場色該データをディスク等
の外部配憶装置に一時的に貯える等の処理も可能である
。又、誤り検出データは％ユーザデータと同一のパケッ
トに収容しても良い。

本発明によれば、パケット網内で発生し、検出ができな
かった、あるいは、検出機構そのものの誤りにより検出
できなかったデータの誤シを、データの交換を行うパケ
ット端末間でチェ、りする事ができるので、データの信
頼性を大巾に向上する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、パケット交換網の概念図、第２図は、パケッ
トのフォーマット図、第６図は、パケット交換網の要素
の概念図、第４図は、不発明におけるパケットの伝送の
概念図、第５し１は、本発明におけるパケットのフォー
マット何回、第６図は、本発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。 ２・・・・・・パケット交換線　　ｔｌｌ・・・・・パ
ケット端末３．１３・・・パケット交換機　　５２４２
・・・通信制御装置６５・・・　送信パケットバッファ
６６・・・・・・受信パケットバッファ６７・・・　比
較回路 ６８・・・　チャネル・インターフェース回路６９・・
・　パケット制御インターフェース回路代理人弁理士　
薄　１）利　幸 才　１　図 才２肥 才３図 才＋ｆｌ！Ｊ オ６０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パケット端末に装備された通信制御装置で伝送データを
   一定の長さ以下のパケットに分割し、パケット交換網を
   介してデータ交換を行うパケット交換において、一つの
   パケット端末宛の一連のデータパケットを一つの単位と
   してデータの誤り検出データを付加したパケットを送信
   し、データの受領時に一連のデータパケット毎に前記誤
   り検出データにより誤りのチェックを行うことを特徴と
   するパケット交換−における誤り検出方式。