JP2989613B2 - 文字処理装置および方法 - Google Patents

文字処理装置および方法

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JP2989613B2 JP1053613A JP5361389A JP2989613B2 JP 2989613 B2 JP2989613 B2 JP 2989613B2 JP 1053613 A JP1053613 A JP 1053613A JP 5361389 A JP5361389 A JP 5361389A JP 2989613 B2 JP2989613 B2 JP 2989613B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、文字フォントパターン記憶用の例えばキャ
ッシュメモリ等の記憶手段を具備した文字処理装置およ
び方法に関する。
[従来の技術] 従来より、ホストシステム等より受け取つた文字パタ
ーン出力命令に従い、該当する文字パターンのデザイン
情報を元にして、出力装置内で新たにビツトマツプ形式
の文字パターンを作成し、それを出力する出力装置が知
られている。このデザイン情報から新たにビツトマツプ
の文字パターンを作成する方法(例えば、アウトライン
フオント等)は、デザイン情報自体が相対的な位置情報
の形で形成されている関係により、縮尺の設定により大
きさの変更や、座標系の設定によるパターンの変形が、
1つのパターン情報から容易に行え、用意するパターン
のデータ自体も最初からビツトマツプの形で文字パター
ンを用意する方法に比べ少なくて済む、といつた長所を
持つている。便宜上、この方式を第1の従来方式と呼
ぶ。
ところがこの第1の従来方式では、出力を行う時に一
々ビツトマツプの文字パターンを新たに作成する訳であ
り、どうしてもその展開の処理は複雑となり、文字パタ
ーンの展開にかなりの時間を必要とし効率の低下を招く
といつた短所も同時に持つている。
これを解決するために最近では、一度この方式で作成
したビツトマツプ形式の文字パターンを、RAM等で構成
されている記憶領域に格納しておき、再び同一の文字パ
ターンを出力する場合には、再度文字パターンを作成す
るのではなく、この格納されていた文字パターンを用い
て出力する方法が実用化されている。このビツトマツプ
形式の文字パターンをRAM等に保持しておき再利用する
方法では、この既に出来上がつているビツトマツプ文字
パターンを出力領域に転送するだけで文字パターン出力
が実行されるため、処理が簡単で処理速度も速く行え、
スピードの点で問題の多い文字パターン作成処理を補う
ものである。便宜上、この方式を第2の従来方式と呼
ぶ。
第7図はこれらの方式によるデータ処理の流れを図示
したもので、図中141は文字パターン出力を行う度に、
必ず毎回文字パターンの作成を行う第1の従来方式のも
のであり、142は一度作成した文字パターンを格納して
おき、再利用している第2の従来方式の例である。図
中、143の部分は1回目の出力処理を表わし、1文字毎
に文字パターンの作成と格納を行つている。ところが、
144に示す様に、同一の文字パターンの2回目以降の出
力処理では、第2の従来方式では、前回格納しておいた
文字パターンを再利用出来るので、文字パターン「A」
「B」「C」の作成処理を省略する事が可能となり、処
理の効率化が図れる訳である。
しかしながら、第2の従来方式に従つて、保存メモリ
上に次々と作成された文字パターンを格納していくと、
格納しただけ未使用メモリのサイズが減少する。未使用
メモリが不足すると作成された文字パターンの格納が出
来ないばかりか、文字パターン作成処理自体やそれ以外
のあらゆる処理に障害を起こし、出力作業が実行不可能
となる場合も考えられる。
そこで、この格納しておいた文字パターンを保存メモ
リの使用状況に応じて削除し、各制御に必要なメモリを
確保する事が考えられている。つまり、未使用のメモリ
が不足したり、1つの出力が完了したら、その時点で格
納していた文字パターンを全て削除し、それ以降の文字
パターン出力では再び、新たに該当する文字パターンを
作成処理し、また再びメモリ上に格納していく等といつ
た方法である。
こうする事で保存メモリの全容量が少ない中小規模の
出力装置においても、文字パターンを作成し、メモリ上
に格納しておき、再び使用するといつた、効率の良い文
字パターン作成・発生処理が実現されている。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながらこれらの従来の方法では、まだ不充分な
点があつた。即ち、使用状況に応じて不使用パターンを
削除するという手法では、一般に使用頻度に応じて、使
用頻度の少ない文字記号パターンの削除を行なつている
が、フオントパターンの重要度は必ずしも使用頻度に応
じて決まるというような単純なものではなく、そのため
に、真に必要なものが、出力に必要なときに保存メモリ
から削除されてしまつていたということが頻繁に起こ
る。この問題点を、所謂「呼出しマーク」の付された文
字記号の場合と、「ページオーバレイ」の場合とで、更
に具体的に説明する。
「呼出しマーク」とは次のようなものである。文字パ
ターンの出力では、大きさや形の異なる色々なデザイン
の文字パターンの集合体を選択し使い分けて、使用者の
希望するデザインの文字パターン出力を行つている。と
ころが、この文字パターン群の選択を行うためには、例
えば「12ポイントの大きさ」とか「太めの文字」といつ
た、そのデザインの特徴を1つ1つ指定しなくてはなら
ず、使用者は選択したい文字パターン群の複雑な属性指
定の命令を、属性の数だけ出力装置に送る必要があり、
かなり労力を要するものである。これを解決するため
に、頻繁に使用する様な文字パターン群等に例えば、
「3番の文字パターン群」等といつた「呼び出しマー
ク」をつけて選択する方法が良く用いられる。
この「呼び出しマーク」を設定した文字パターン群の
選択を行う場合には、複雑な属性による選択は必要な
く、この「呼び出しマーク」だけを指定する事で容易に
文字パターン群の選択が行える。これにより属性を指定
した場合に比べ、簡潔な命令により効率良く選択する事
が出来る様になつている。
ところで逆に考えると、この「呼び出しマーク」が付
いている文字パターンは、使用頻度の高い文字パターン
であると考える事が可能である。ところで、このような
従来の出力装置では、保存メモリ上に格納しておいたビ
ツトマツプ文字パターンを削除する時に、この使用頻度
の高い文字パターンも一緒に削除している。削除された
文字パターンは、再び作成しなおさなくてはならず、そ
の処理にまた時間を取られることとなる。この不都合を
図示したのが第8図である。図中、151は作成した文字
パターンの格納を行わない場合(前述の第1の従来方
式)であり、152は格納を行う場合(前述の第2の従来
方式)を示している。この内、文字パターン群Xは、使
用頻度が高いので、「呼び出しマーク」が設定してある
とする。2回目以降の出力処理では、前述の様に格納さ
れてある文字パターンを用いれば良く、そのため処理は
簡略化されている(図中の154部分を参照)。
ところが、153の部分で、メモリが不足した、或は出
力の一つが完了した等の理由により、格納文字パターン
の削除が行われている。このために保持してきた文字パ
ターンは全て削除され、155に示すように、再度文字パ
ターン作成・格納処理を行わなくてはならない。この削
除自体は一般的には必要な処理であるが、使用頻度の高
い文字パターン群Xまで削除しなくとも、支障無いもの
である。しかし、この従来方式では、文字パターン群X
まで再作成を行つており、結果的にはパターンの再作成
を強いられ効率が悪い。これが、所謂「呼出しマーク」
を付された文字/記号のパターンを削除する場合の具体
的な不都合である。
次に、「ページオーバレイ」を行なうときの具体的な
問題について以下に説明する。
一つの出力処理を行うために膨大なデータを使用する
場合が少なくなく、また同一形式の出力を何度も使用す
る様な場合もよくある。例えば、集計用紙等の様に、あ
る一定の書式に従い出力のレイアウトが決定されてお
り、各出力ではその一部分のみが少しずつだけ事なつて
いる様な場合等である。集計用紙の罫線や定型的な文字
等の毎回全く同じ出力を行う部分に関しては、出力の度
に毎回出力データを送る必要な無く、最初に1回だけ送
つておきそれを記憶させ、その記憶された定型的な出力
部と毎回変化する非定型的な出力部を合成して出力する
事が可能である。これを一般的に、「ページオーバレ
イ」処理を呼ぶ。また、ページオーバレイ処理を行わな
くても、単純に出力内容を再利用するために記憶する場
合も考えられる。
これらの出力内容の記憶処理は、出力データの削減を
図り、処理速度の向上、効率的な出力を実現するための
有効な手段である。
ところでこれら記憶された出力中で用いられている文
字パターンは、使用頻度の高い文字パターンであると考
える事が可能である。ところが前述の従来の出力装置で
は、メモリ上に格納しておいたビツトマツプ文字パター
ンを削除する時に、この使用頻度の高いと考えられる文
字パターンも一緒に削除してしまつている。削除された
文字パターンは、再び作成しなおさなくてはならず、そ
の処理にまた時間を取られることとなる。
この不都合を図示したのが第9図である。図中、251
は作成した文字パターンの格納を行わない場合(前記第
1の従来方式)、252は行う場合(前記第2の従来方
式)を示し、このうち毎回の出力で繰り返し同じ出力を
行うものに関しては、「定型的処理の宣言」が設定して
あり、出力データの記憶がなされているとする。第9図
の例では、文字「A」「B」が定型処理に係る文字であ
る。
第9図に示されているように、2回目の出力処理で
は、格納されてある文字パターンを用いればよく処理は
簡略化されている(図中の254部分)。
ところが、253の部分で、メモリが不足した、或は出
力の一つが完了した等の理由により、格納文字パターン
の削除が行われている。このために保持してきた文字パ
ターンは全て削除され、その結果、定型処理に必要な文
字「A」「B」のパターンも削除されてしまつている。
そのために、255に示すように、再度、文字パターン
「A」「B」作成・格納処理を行わなくてはならなくな
つている。この削除自体は必要な処理であるが、出力デ
ータ記憶のデータ中で使用されている、使用頻度の高い
文字パターンまで削除しなくとも、支障無いものであ
る。しかしこの出力データ記憶で使用されている文字パ
ターンまで再作成を行つており、効率が悪い。これが、
「ページオーバレイ」に係る具体的な不都合である。
本発明は、フォームオーバレイに含まれる文字のフォ
ントデータなどが、単に文字毎に予め定められた使用頻
度に基づき削除されてしまうという不都合を解消するた
めに提案されたものである。
[課題を達成するための手段及び作用] 上記課題、即ち、フォームオーバレイに含まれる文字
のフォントパターンの削除の際に発生する不都合を解消
するための、本発明の文字処理装置の構成は、 非ドット形式のフォントデータからドット形式のフォ
ントデータを生成する生成手段と、 前記生成手段により生成されたドット形式のフォント
データを記憶する記憶手段と、 出力すべき文字に対応するドット形式のフォントデー
タが前記記憶手段に記憶されている場合、記憶されてい
るドット形式のフォントデータを出力用メモリに展開
し、出力すべき文字に対応するドット形式のフォントデ
ータが前記記憶手段に記憶されていない場合、前記生成
手段により非ドット形式のフォントデータから出力すべ
き文字に対応するドット形式のフォントデータを生成
し、生成されたドット形式のフォントデータを前記出力
用メモリに展開する展開手段と、 フォームオーバーレイに含まれる文字のドット形式の
フォントデータと前記フォームオーバーレイに含まれな
い文字のドット形式のフォントデータとを前記記憶手段
に識別可能に記憶させる手段と、 前記記憶手段に記憶されているドット形式のフォント
データを削除する際に、前記フォームオーバーレイに含
まれる文字のドット形式のフォントデータを削除せず、
前記フォームオーバーレイに含まれない文字のドット形
式のフォントデータを削除するように制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
また同課題を達成するための、本発明の文字処理方法
は、 また、同じく、フォントオーバレイに関する本発明の
文字処理方法は、 非ドット形式のフォントデータからドット形式のフォ
ントデータを生成する生成手段と、前記生成手段により
生成されたドット形式のフォントデータを記憶する記憶
手段と、出力すべき文字に対応するドット形式のフォン
トデータが前記記憶手段に記憶されている場合、記憶さ
れているドット形式のフォントデータを出力用メモリに
展開し、出力すべき文字に対応するドット形式のフォン
トデータが前記記憶手段に記憶されていない場合、前記
生成手段により非ドット形式のフォントデータから出力
すべき文字に対応するドット形式のフォントデータを生
成し、生成されたドット形式のフォントデータを出力用
メモリに展開する展開手段とを利用する文字処理方法に
おいて、 フォームオーバーレイに含まれる文字のドット形式の
フォントデータと前記フォームオーバーレイに含まれな
い文字のドット形式のフォントデータとを前記記憶手段
に識別可能に記憶させ、 前記記憶手段に記憶されているドット形式のフォント
データを削除する際に、前記フォームオーバーレイに含
まれる文字のドット形式のフォントデータを削除せず、
前記フォームオーバーレイに含まれない文字のドット形
式のフォントデータを削除するように制御することを特
徴とする。
[実施例] 以下添付図面を参照しつつ、本発明を適用した実施例
を2つ(第1実施例、第2実施例)挙げて説明する。こ
こで、第1実施例は、「呼び出しマーク」によりその文
字パターンの使用頻度が高いと疑似的に判断し、メモリ
上に格納していた文字パターンを削除する時に、その
「呼び出しマーク」の付いた文字パターンを削除の対象
から外すことにより、効率の良い有効な文字パターン出
力を実現するようにしたものである。また、第2実施例
は、出力内容(ページオーバレイ)の記憶処理宣言マー
クにより、その文字パターンの使用頻度が高いと疑似的
に判断し、メモリ上に格納していた文字パターンを削除
するときに、その出力内容の記憶処理宣言マークの付い
た文字パターンを削除の対象から外すようにすることに
より、効率の良い有効な文字パターン出力を実現しよう
とするものである。
〈第1実施例〉 第1図は、この第1実施例であるページプリンタ装置
の構成を示すブロツク図である。
ここで、1はホストコンピユータであり、文字、数
字、記号等のデータ(以下単に文字データと呼ぶ)及
び、各種制御命令を発生する他、文字パターン群の選択
を効率化するための「呼び出しマーク」を設定する「呼
び出しマーク」設定命令を発生し、出力装置の主要部を
なす文字発生制御部2に入力する。10はレーザビームプ
リンタ等の記録部である。
文字発生制御部2において、3は入力バツフアであ
り、ホストコンピユータ1より入力される文字データ、
各種制御データ、「呼び出しマーク」の設定命令等を一
時的に蓄える。4は例えば汎用マイクロプロセツサ等で
構成されるCPUである。このCPU4は、ROM4−1に格納さ
れた後述する処理手順(第3図)に対応したプログラム
等に従つて、入力バツフア3に蓄えられた入力データを
分析し、該当する処理を行う。また、このCPU4は、入力
データが文字データの場合には、文字コード4aを発生す
る。一方、「呼び出しマーク」設定命令が入力されたな
らば、「呼び出しマーク」設定指示4bを発生する。さら
に、例えば、1つの出力の区切の時点や、メモリが不足
した時点などに、格納ビツトマツプ文字パターン削除指
令4cを発行する。
5は文字パターン発生器であり、CPU4から受け取つた
文字コード4aに従い、該当する文字パターン5cを発生す
る。この文字パターン5cを発生するための処理は、その
時点での文字パターンの格納状態に従つて、以下の様に
実行される。
まず、文字パターン発生器5がビツトマツプ文字パタ
ーン格納器6に対して、文字コード4aに該当する文字パ
ターンが既に内部にビツトマツプ形式で格納されている
かを探すよう、文字パターン検索指令5aを送る。これを
受け取つたビツトマツプ文字パターン格納器6は、RAM
等により構成されている記憶領域に、該当する文字パタ
ーンがビツトマツプの形態で格納されていないかを検索
し、該当する文字パターンを発見したらそれをビツトマ
ツプ文字パターン6aとして文字パターン発生器5に送り
返す。
もし、文字パターン格納器6で該当する文字パターン
が発見できなかつた場合には、文字パターン発生器7に
対し、該当する文字パターンを作成するよう文字パター
ン作成指示指令6aを発行する。文字パターン発生器7で
は、この指令に従い該当する文字パターンを、文字パタ
ーンデザイン情報7−1を元に作成する。作成された文
字パターン7cは、ビツトマツプ文字パターン7bとして文
字パターン発生器5に送り返される。
さらにこの作成された文字パターンは、ビツトマツプ
文字パターン7dとしてビツトマツプ文字パターン格納器
6にも送られ、再び同一の文字パターンの出力要求がな
された時に、今度は文字パターン作成処理をせずに、こ
の格納された文字パターンで再利用出来る様に、その記
憶領域に格納される。
8は出力用ページバツフアであり、文字パターン発生
器5から受け取つた文字パターン5cを、一時的に格納す
るものである。そして格納されたドツトイメージ8aを、
プリンタインタフエース部9に送出する。
プリンタインタフエース部9は、出力用ページバツフ
ア8に格納されたドツトイメージに対応するビデオ信号
9aを、例えばレーザービームプリンタで構成される記録
部10に送出する。
11は本例に係る「呼び出しマーク」設定器であり、CP
U4より受け取つた「呼び出しマーク」設定指令4bに従
い、指令された文字パターン群に「呼び出しマーク」を
付けるために、「呼び出しマーク」設定指令11aを文字
パターン格納器等に発行する。この「呼び出しマーク」
設定指令11aにより一旦「呼び出しマーク」が付けられ
た文字パターン群は、後に、文字パターン群選択処理を
行う時に「呼び出しマーク」で簡単に選択する事が可能
となる。
12は本例に係るビツトマツプ文字パターン削除器であ
り、CPU4より受け取つた格納ビツトマツプ文字パターン
削除指令4cに従い、例えば1つの出力の区切りの時点
や、メモリが不足した時点などに、ビツトマツプ文字パ
ターン格納器6へビツトマツプ文字パターン削除指令12
aを発行する。但し、この時には削除する文字パターン
に、「呼び出しマーク」が設定されていないかどうかを
チエツクし、設定されている場合には、削除の対象から
外すような処理をする。これにより、「呼び出しマー
ク」を設定された、使用頻度の高いと考えられる文字パ
ターンは、文字パターンの削除処理でも残され、次に使
用される時に、一々、文字パターン作成処理によつて作
成され直されることなく、効率良く文字パターン出力す
る事ができる。
第2図は本例に係る文字パターン発生処理の一態様を
示す。図中、22は第2回目移行の出力処理部分の例を示
している。このうち文字パターン群Xに属する文字
「A」,「B」は、使用頻度が高いので、「呼び出しマ
ーク」が設定してあるとする。2回目以降の出力処理で
は、前述の様に格納されてある文字パターンを用いれば
良く処理は簡略化されている。尚、21の部分は、従来の
文字パターンを一回一回作成・格納する方式の処理態様
を示しており、22との比較のために掲載する。
ところが図中の23の部分で、メモリが不足した、或は
出力の一つが完了した等の理由により、格納文字パター
ンの削除が行われている。このために保持してきた文字
パターンは全て削除されてしまう。しかし、文字パター
ン群Xは「呼び出しマーク」が設定されており、使用頻
度が高いと考えられるので、削除な対象からは外され
る。これにより24で示すように、格納文字パターン削除
後も改めて文字パターンを作成・格納することなく、文
字パターンの出力が行える。
また、図中25に示すように「呼び出しマーク」が設定
されていない文字パターン群Yは、使用頻度が少ないと
解釈され、正しく削除されており、メモリ不足等から発
生する障害を回避している。
第3図は以上の実施例に係る文字パターン作成処理の
手順の一例を示す。
印刷が開始されると、まず現在格納されている文字パ
ターンを削除する必要があるかどうか判定する(S1)。
この判定は、例えばメモリの不足や出力の完了等色々な
場合が考えられる。
必要がない場合にはホストコンピユータに1によりデ
ータコードの送信が行われ、この入力データをCPU3が1
単位ずつ読み込む(S2)。そして、その入力データが文
字データかどうか判断する(S3)。文字データの場合に
は、その指定された文字パターンがビツトマツプ文字パ
ターン格納器6に格納されているかどうかを判断する
(S4)。
該当するビツトマツプ文字パターンが格納されている
ならば、その格納されているビツトマツプ文字パターン
を選択し(S5)、出力する(S7)。
該当するビツトマツプ文字パターンが格納されていな
いならば、該当する文字パターンのデザイン情報を元
に、新たにビツトマツプの文字パターンを作成する(S
6)。そして、その文字パターンは印字される(S7)。
入力されたデータが、文字データでなかつた場合に
は、そのデータが「呼び出しマーク」設定を指定する命
令であるかを判断する(S8)。そうでないならば、その
他の印字/制御処理を行う(S9)。「呼び出しマーク」
設定命令であつたならば、本例に係るところの「呼び出
しマーク」設定器11により、その「呼び出しマーク」設
定命令が対象としている文字パターン群に、その「呼び
出しマーク」を設定する(S10)。この設定された「呼
び出しマーク」が、前述の文字パターン群の効率良い選
択時に使用される。
出力処理が進み、メモリが大量に使用されたりする
と、ステツプS1で、格納されている文字パターンを削除
しなくてはならないと判定される。削除が指示されたな
らば、本例に係るビツトマツプ文字パターン削除器12
が、「呼び出しマーク」が設定されていない文字パター
ン群についてだけ、削除処理を実行する。
これにより、「呼び出しマーク」を設定された使用頻
度の高い文字パターンは、文字パターンの削除処理でも
残され、次に使用される時に一々、文字パターン作成処
理によつて作成され直される事なく、効率良く文字パタ
ーン出力することができる。
以上の処理によつて、操作者は文字パターンを発生さ
せ出力する操作を行うに際し、その出力で用いられてい
る文字パターンの使用頻度を考慮に入れて、文字パター
ン出力で用いられる最良のメモリの管理を行うことがで
きるので、それを考慮に入れないでメモリ管理していた
のでは発現することのできなかつた最適な文字パターン
作成が実現され、使用者の希望する効率の良い文字パタ
ーン出力を達成することが可能となる。
なお、上記第1実施例では、ページプリンタに対して
本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、他の方式のプリンタ、或
はCRT等の出力装置に関しても容易に適用できるのは勿
論である。
〈第2実施例〉 第4図は第2実施例の構成を示しており、図中の参照
符号で、第1図と同じものは第1実施例と同じ構成要素
であることを示している。
この第2実施例は、ページオーバレイ等のような定型
処理出力を効率化するためのものである。ページオーバ
レイは具体的には、例えば、「レターヘツド」のような
ものであり、このようなオーバレイが頻繁に使われるた
めに、オーバーレイ全体を定型出力として記憶処理して
おくのである。第2実施例では、このオーバレイ内に含
まれる文字が削除除外対象の文字となる。何故なら、こ
のような文字は1文字でも削除されても、そのオーバレ
イ自体の使用は削除された文字を作成し直さなくては使
えないからである。
このために、第4図において、ホストコンピユータ1
は、出力内容の記憶処理宣言命令を発生し、入力バツフ
ア3はこの命令を他の文字データ、各種制御データ等と
共に受けるようになつている。104bはCPU4が出力データ
記憶器101に発行する記憶処理指定指示である。
文字パターンのビツトマツプ文字パターン格納器6へ
の保存、格納器6の検索、そして検索しても目的のパタ
ーンが発見できなかつた場合の文字パターン作成・格納
処理等は第1実施例と同じである。
101は出力データ記憶器であり、2つの役目がある。
1つは、記憶処理設定指示104bに従い、送られてきたデ
ータを再利用するべく記憶しておく。2つ目は、記憶さ
れる出力データ中で使用される文字パターンに、出力内
容の記憶処理宣言マークを付けるために、記憶処理宣言
マーク設定指令101aを文字パターン格納器6に発行す
る。
102はビツトマツプ文字パターン削除器であり、第1
実施例と同じく、ホストコンピユータ1からの指示によ
り不用の文字パターンを格納器6から削除しようとす
る。この削除に際し、この文字パターンに、出力内容の
記憶処理宣言マークが設定されていた場合は、削除の対
象から外すようになつている。
第5図は、第2図と同じ主旨で掲げたもので、122の
部分が第2実施例による処理の態様を示している。121
と比較すると、122の部分では、定型オーバレイに含ま
れる文字「A」「B」は、123の時点で文字パターン削
除の対象から除外されているので、124の部分で、文字
パターンの再作成の手間から開放されている。
第6図は第2実施例に係る制御手順を示すフローチヤ
ートであり、ステツプS101、ステツプS108、ステツプS1
10を除いて、第1実施例のフローチヤート(第3図)と
同じである。即ち、ステツプS108〜ステツプS110では、
ホストコンピユータ1からの指令が、出力内容の記憶処
理設定命令であつたならば、その出力データの記憶対象
として使われている文字パターンに記憶処理宣言マーク
を設定する手順である。このマークを設定された文字パ
ターンは、ステツプS111で削除されない。
このようにして、出力内容の記憶処理宣言マークを設
定された使用頻度が高いと考えられる文字パターンは、
削除対象から外され、次に同じオーバレイを使用すると
きに、このオーバレイが高速に出力される。
本発明はその主旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能
である。例えば、上記第1,第2実施例では、ページプリ
ンタに対して本発明を適用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、他の方式
のプリンタ、或はCRT等の出力装置に関しても容易に適
用できるのは勿論である。
また、保存メモリは、上記実施例では、RAM等の半導
体記憶装置であつたが、高速であれば、他の記憶装置、
例えば、バブルメモリ、ハードデイスク等でもよい。
また、「呼出しマーク」の設定や、定型フオームの記
憶処理は、ホストコンピユータが行なうようになつてい
るが、操作者が行なつてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の文字処理装置及び方法
によれば、フォームオーバーレイに含まれる文字のフォ
ントデータについても、フォームオーバーレイに含まれ
ない文字のフォントデータと識別可能に記憶されている
ので、この前者のフォントデータは、同じように、たと
え使用頻度が低くとも削除されることはない。
フォームオーバレイ等は、本来的に、ユーザによって
設定されて使用されるものであるから、本発明によれ
ば、そのようなユーザにとって真に必要なフォントデー
タは、記憶手段から削除されることはなくなり、従っ
て、ユーザのフォントデータ使用要求に常時応えること
ができる。結果的に、従来の使用時において、高速のフ
ォントデータの呼出し行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第1実施例としてのページプリン
タ装置の構成を示すブラツク図、 第2図は同実施例により改善された文字パターン発生処
理を表わす平面図、 第3図は同実施例のプリンタ装置の動作を示すフローチ
ヤート、 第4図は第2実施例としてのページプリンタ装置の構成
を示すブロツク図、 第5図は同実施例により改善された文字パターン発生処
理を表わす平面図、 第6図は同実施例のプリンタ装置の動作を示すフローチ
ヤート、 第7図〜第9図は従来技術を説明する図である。 図中、1……ホストコンピユータ、2……文字発生制御
部、3……入力バツフア、4……CPU、5……文字パタ
ーン発生器、6……ビツトマツプ文字パターン格納器、
7……文字パターン作成器、8……出力用ページバツフ
ア、9……プリンタインタフエース部、10……記録部、
11……「呼び出しマーク」設定器、12,102……ビツトマ
ツプ文字パターン削除器、101……出力データ記憶器で
ある。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非ドット形式のフォントデータからドット
    形式のフォントデータを生成する生成手段と、 前記生成手段により生成されたドット形式のフォントデ
    ータを記憶する記憶手段と、 出力すべき文字に対応するドット形式のフォントデータ
    が前記記憶手段に記憶されている場合、記憶されている
    ドット形式のフォントデータを出力用メモリに展開し、
    出力すべき文字に対応するドット形式のフォントデータ
    が前記記憶手段に記憶されていない場合、前記生成手段
    により非ドット形式のフォントデータから出力すべき文
    字に対応するドット形式のフォントデータを生成し、生
    成されたドット形式のフォントデータを前記出力用メモ
    リに展開する展開手段と、 フォームオーバーレイに含まれる文字のドット形式のフ
    ォントデータと前記フォームオーバーレイに含まれない
    文字のドット形式のフォントデータとを前記記憶手段に
    識別可能に記憶させる手段と、 前記記憶手段に記憶されているドット形式のフォントデ
    ータを削除する際に、前記フォームオーバーレイに含ま
    れる文字のドット形式のフォントデータを削除せず、前
    記フォームオーバーレイに含まれない文字のドット形式
    のフォントデータを削除するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】前記展開手段により前記出力用メモリに展
    開されたドット形式のフォントデータに基づき印刷を行
    う印刷手段を有することを特徴とする請求項2記載の文
    字処理装置。
  3. 【請求項3】非ドット形式のフォントデータからドット
    形式のフォントデータを生成する生成手段と、前記生成
    手段により生成されたドット形式のフォントデータを記
    憶する記憶手段と、出力すべき文字に対応するドット形
    式のフォントデータが前記記憶手段に記憶されている場
    合、記憶されているドット形式のフォントデータを出力
    用メモリに展開し、出力すべき文字に対応するドット形
    式のフォントデータが前記記憶手段に記憶されていない
    場合、前記生成手段により非ドット形式のフォントデー
    タから出力すべき文字に対応するドット形式のフォント
    データを生成し、生成されたドット形式のフォントデー
    タを出力用メモリに展開する展開手段とを利用する文字
    処理方法において、 フォームオーバーレイに含まれる文字のドット形式のフ
    ォントデータと前記フォームオーバーレイに含まれない
    文字のドット形式のフォントデータとを前記記憶手段に
    識別可能に記憶させ、 前記記憶手段に記憶されているドット形式のフォントデ
    ータを削除する際に、前記フォームオーバーレイに含ま
    れる文字のドット形式のフォントデータを削除せず、前
    記フォームオーバーレイに含まれない文字のドット形式
    のフォントデータを削除するように制御することを特徴
    とする文字処理方法。
  4. 【請求項4】前記展開手段により前記出力用メモリに展
    開されたドット形式のフォントデータに基づき印刷を行
    うことを特徴とする請求項3記載の文字処理方法。
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