JP2986349B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2986349B2
JP2986349B2 JP6268425A JP26842594A JP2986349B2 JP 2986349 B2 JP2986349 B2 JP 2986349B2 JP 6268425 A JP6268425 A JP 6268425A JP 26842594 A JP26842594 A JP 26842594A JP 2986349 B2 JP2986349 B2 JP 2986349B2
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恵 高橋
純 村上
順一 高橋
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    • B41J23/00Power drives for actions or mechanisms
    • B41J23/02Mechanical power drives
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/02Platens
    • B41J11/14Platen-shift mechanisms; Driving gear therefor
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    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/26Registering devices

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字媒体をその印字す
べき位置が印字ヘッドに対応する所定位置まで搬送して
印字動作を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】上記プリンタにおいては、一般的に、後
述する幅寄せ、シャッター開閉、搬送補助ガイド移動、
及びプラテン昇降等の動作がなされるようになってい
る。
【0003】(1)幅寄せ 媒体の搬送方向に対する傾きを矯正するために、媒体の
側縁部を搬送方向と平行な所定の搬送基準面に寄せて衝
接させる幅寄せを行う。この幅寄せは、媒体を挟持して
搬送するローラ対を媒体から離間させるとともに、幅寄
せ部材により媒体を搬送基準面に幅寄せすることにより
行う。 (2)シャッタ開閉 媒体に口座番号や前回の印字実行等を記録するための磁
気記録面が付されている場合には、搬送ガイドに設けら
れた開口部を介して磁気ヘッドを停止されている通帳の
上記磁気記録面に接触させてR/W動作を実行するが、
媒体搬送中に通帳が上記開口部にジャムすることを防止
するため、開口部シャッターを設け、これをR/W時に
は開け、搬送時には閉めるようにしている。 (3)搬送補助ガイド移動 搬送補助ガイドをプラテン上に移動させて媒体の搬送を
円滑に行うとともに、印字動作時には、搬送補助ガイド
をプラテン上から退避させる。 (4)プラテン昇降 印字ヘッドと媒体の印字面とに最適ギャップを形成する
ため、媒体厚みに応じてプラテンを昇降させる。
【0004】従来のプリンタにおいては、上記各動作毎
に別個の駆動源、例えばソレノイド又はパルスモータ及
び伝動機構を設けていた。したがって、従来のプリンタ
は、駆動源の数だけ製造コストが高くなり、消費電力が
多くなり、また、複数の駆動源及び伝動機構を内蔵する
ので、プリンタ本体の小形化が困難であった。
【0005】したがって、このような欠点を解消するた
め、本出願人は、先に特願平5−289996号の明細
書において、単一の駆動源に特殊なカムを取り付け、そ
のカムの回転に連動してスライド運動する2つの作動板
を設けるとともに、各作動板に設けられた案内溝に挿通
された3つの揺動アームによって上述した(1)〜
(4)の各動作を行うようにしたプリンタを提案した。
図11は、このようなプリンタの要部を示す分解斜視図
である。駆動源100は、渦巻状のカム溝211aが形
成されたカム211を回動させる。スライダ212に設
けた従動ローラ215がカム溝211aに従動すること
により、スライダ212は、ガイドロッド213a,2
13bに案内されて矢印A方向にスライド運動(直動)
する。スライダ212の突出ピン212cに一端が係合
された揺動レバー217は、支点218を中心にして矢
印B方向に揺動される。揺動レバー217のローラ21
9は、作動板221の一端に設けられた長孔221bに
遊挿して連結されており、もう1つの作動板225は、
上記作動板221に所定間隔をおいて、固定支柱226
a,226bによって固定されている。両作動板22
1,225のガイド溝221a,225aには、筐体に
固定されたガイドロッド222a,222bが挿通され
ている。したがって、両作動板は、上記揺動レバー21
7の揺動によって、矢印C方向にスライド運動(直動)
される。
【0006】両作動板221,225に設けられたガイ
ド孔223,224,226には、それぞれ軸部231
a,232a,233aで回動自在に支持された揺動ア
ーム231,232,233のガイドローラ231b、
232b、233cがそれぞれ挿通されている。したが
って、各揺動アームは、作動板のスライド運動によって
各ガイド孔に従動して回動する。
【0007】各揺動アームの軸部の先(図示せず)に
は、幅寄せ部材、搬送ローラ、シャッタ及び搬送補助ガ
イドが、回動する各揺動アームに連動して動作するよう
に連結されている。
【0008】一方、回転駆動源100の回転駆動力は、
伝動ベルト601及びトルクリミッタ605を介してカ
ム604に伝達される。これにより、プラテン602
は、カム604の回転によって昇降される。上記のよう
に、提案に係るプリンタにおいては、(1)幅寄せ、
(2)シャッタ開閉、(3)搬送ガイド移動、及び
(4)プラテン昇降の動作のうち、可及的多数の動作に
1つの回転駆動源100を共用する機構を用いることに
より、コストダウン、省電力、及び小型化を実現してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
改良プリンタでは、2層構造の作動板221,225に
揺動アーム231,232,233のガイドローラ23
1b,232b,233bが挿通されているために部品
点数が多く、したがって構造も複雑であった。このた
め、部品コストの削減及びプリンタ本体の小形化が不十
分であり、また、組立作業及び保守作業に手間がかかっ
ていた。本発明は、このような事情に基づいてなされた
もので、その目的は、一層のコスト低減及び小形化を図
ることができ、かつ、組立作業及び保守作業が容易なプ
リンタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、回
転軸を所要角度正逆回転し得る回転駆動源と、回転軸に
連結され、その回転軸の回転角度に対応して複数の連動
部材を回動させる運動変換部と、連動部材の回動に応動
して、印字媒体を幅寄せする幅寄せ駆動部と、連動部材
の回動に応動して、搬送ガイドに設けられている磁気記
録用の開口部のシャッタを開閉するシャッタ駆動部と、
連動部材の回動に応動して、印字媒体を案内する搬送補
助ガイドを印字ヘッド移動用間隙に対して進退させる搬
送補助ガイド駆動部とを有し、運動変換部は、所定形状
のガイド孔が開設され、回転軸の回転角度に対応して直
線往復運動する1枚の作動板と、ガイド孔に挿通された
ガイドローラを揺動自在に支持し、かつ、ガイドローラ
の揺動に連動して回動する連動部材とを有することを特
徴としている。
【0011】
【作用】各連動部材が運動変換部の1枚の作動板に設け
られたガイド孔にならって回動することによって、幅寄
せ駆動部、シャッタ駆動部、及び搬送補助ガイド駆動部
が駆動される。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明のプリンタの一実施例における構成
を示す概略構成図であり、図2は、同実施例における要
部側面図であり、図3は、要部分解斜視図であり、図4
は、図3の部分拡大斜視図である。なお、図1〜図4に
おいて、従来例を示す図11と同一又は相当する部材に
は同一の符号を付す。
【0013】図1に示すように、本実施例のプリンタ
は、概括的には、回転駆動源100、運動変換部200
A、幅寄せ駆動部300、シャッタ駆動部400、搬送
補助ガイド駆動部500、及びプラテン移動部600を
有している。
【0014】[構成] 1)回転駆動源100 図2及び図3において、モータ101は、回転軸101
aを所要角度に正逆回転し得るものであり、図示しない
モータ制御手段によって駆動制御される。モータ101
及び上記モータ制御手段によって回転駆動源100が構
成されている。
【0015】2)運動変換部200A 図2及び図3に示すように、運動変換部200Aは、概
括的には、以下に詳述する回転揺動変換機構210、揺
動直動変換機構240、及び直動揺動変換機構250を
有している。 (2−1)回転揺動変換機構210 図2及び図3において、回転軸101aには、渦巻状で
かつ偏心したカム溝211aが形成されたカム211が
カムの回転軸211bで結合されている。上記カム溝2
11aは、カムの回転角度でほぼ720度の範囲に渡っ
て形成されている。
【0016】スライダ212には、その長手方向に延び
るガイド孔212aが開設されており、プリンタ1の本
体FLに一端が固着された2本のガイドロッド213
a,213bで上記ガイド孔212aの周縁部が案内さ
れることにより、スライダ212は、矢印A方向に往復
移動可能に支持されている。
【0017】また、スライダ212の一端部には、従動
ローラ215が上記カム溝211aに挿嵌されるように
固着されており、従動ローラ215がカム溝211aを
ならって追動するようになっている。したがって、スラ
イダ212は、カム溝211aの回転角度に応じて矢印
A方向を往復移動する。
【0018】スライダ212の中間部に形成された突片
部212bは、突出ピン212cを有し、その突出ピン
212cは、揺動レバー217の一端部に形成された切
欠溝又は長孔216に挿入されている。揺動レバー21
7の中間部は、一端がプリンタ1の本体FLに固着され
た支点218を中心にして矢印B方向に揺動自在に支持
されており、他端部には、ローラ219が設けられてい
る。
【0019】上述した、カム211、スライダ212、
突出ピン212c、ガイドロッド213a,213b、
従動ローラ215、揺動レバー217、及び支点218
によって、回転駆動源100のモータ101の回転運動
を揺動レバー217の矢印B方向の揺動運動に変換する
回転揺動変換機構210が構成されている。
【0020】(2−2)揺動直動変換機構240 図2〜図4において、作動板241には、その中心部及
び下部にそれぞれ長手方向に沿ってガイド孔241a,
241bが開設されている。ガイド孔241aには、一
端がプリンタ1の本体FLに固着された2本のガイドロ
ッド242aが、ガイド孔241bには、1本のガイド
ロッド242bがそれぞれ挿通されている。作動板24
1の一端部に開設された長孔係合孔241cには、上記
揺動レバー217のローラ219が挿入され係合されて
いる。したがって、作動板241は、揺動レバー217
の矢印B方向の揺動に伴って、ガイドロッド242a,
242bに案内されて矢印C方向を直線往復運動するよ
うになっている。
【0021】作動板241には、ガイド孔242aの上
側に一部が屈曲した形状の第1のガイド孔243と、ガ
イド孔242a及びガイド孔242bの間に一部が屈曲
した形状の第2のガイド孔244とがそれぞれ開設され
ている。
【0022】なお、PD1は、作動板241の端部24
1cを検知するように、プリンタ1の本体FLに固定さ
れた光学センサであるが、これについては後述する。
【0023】上述した作動板241、及びガイドロッド
242a,242bによって、揺動レバー217の矢印
B方向の揺動往復運動を、作動板241の矢印C方向の
直線往復運動に変換する揺動直動変換機構240が構成
されている。
【0024】(2−3)直動回動変換機構250 図2〜図4において、第1の連動部材251は、その一
端において直角に延びる軸部251aがプリンタ1の本
体FLに回動自在に支持され、第1の連動部材251の
他端には、軸部251aと反対方向に突出するガイドロ
ーラ251bを有しており、そのガイドローラ251b
が上記第1のガイド孔243に挿通されている。
【0025】したがって、作動板241の矢印C方向へ
の移動に伴って、ガイドローラ251bが第1のガイド
孔243をならって従動することにより、第1の連動部
材251は、第1のガイド孔243の形状に応じた角度
分だけ矢印D1方向に回動する。
【0026】第2の連動部材252は、互いに連繋され
たレバー253及び揺動アーム254から構成されてい
る。レバー253は、ほぼく字状を呈しており、その中
間部に突設された軸部253aがプリンタ1の本体FL
に回動自在に支持され、一端部に軸部253aと反対方
向に突出するガイドローラ253bを有し、他端部に係
合溝253cが形成されている。上記ガイドローラ25
3bは、第1のガイド孔243に挿通されている。一
方、揺動アーム254は、その一端において直角に延び
る軸部254aがプリンタ1の本体FLに回動自在に支
持され、他端には、軸部254aと反対方向に突出する
係合突起254bが上記レバー253の係合溝253c
に係合するように設けられている。
【0027】したがって、作動板241の矢印C方向へ
の移動に伴って、ガイドローラ253bが第1のガイド
孔243をならって従動することにより、レバー253
が回動し、これに連繋された揺動アーム254は、レバ
ー253とは逆方向に回動する。すなわち、第2の連動
部材252の軸部254aは、第1のガイド孔243の
形状に応じた角度分だけ矢印D2方向に回動する。
【0028】上述したように、第1の連動部材251
と、第2の連動部材252とは、それぞれ同一のガイド
孔243の形状にならって回動するが、ガイドローラ2
51b,253bの挿通されている位置が異なるため、
当然異なるタイミングで回動することはもちろんであ
る。
【0029】一方、第3の連動部材255は、その一端
において直角に延びる軸部255aがプリンタ1の本体
FLに回動自在に支持され、第3の連動部材255の他
端には、軸部255aと反対方向に突出するガイドロー
ラ255bを有しており、そのガイドローラ255bが
第2のガイド孔244に挿通されている。
【0030】したがって、作動板241の矢印C方向へ
の移動に伴って、第3の連動部材255は、ガイドロー
ラ255bが第2のガイド孔244をならって追動する
ことにより、第3の連動部材255は、第2のガイド孔
244の形状に応じた角度分だけ矢印D3方向に回動す
る。
【0031】上述したように、第1〜第3の連動部材2
51,252,255は、作動板241の矢印C方向の
直線往復運動を、矢印D1〜D3方向の各回動往復運動
に変換する直動回動変換機構250を構成している。
【0032】したがって、上述した回転揺動変換機構2
10、揺動直動変換機構240、及び直動回動変換機構
250によって、回転駆動源100の回転運動を、最終
的には、各連動部材251,252,255の回動運動
に変換する運動変換部200Aが構成されてている。す
なわち、1枚の作動板241によって揺動直動変換機構
240が構成されているため、従来に比べて、部品点数
が削減されるととともに、機構が簡素化されている。し
たがって、低コスト及び小形化を実現することができ、
かつ、組立作業及び保守作業が容易となる。
【0034】なお、前述した光学センサPD1によっ
て、作動板241の端部241dの位置を検知すること
により、作動板241の位置、すなわちそれに連動する
運動変換部200Aの全体の基準位置を検知することが
できる。したがって、例えば、上記基準位置を原点とし
て回転駆動源100の制御を行うことができる。
【0035】3)幅寄せ駆動部300 以下に説明する図5及び図8に示すように、幅寄せ駆動
部300は、概括的には、媒体を搬送基準面に移動させ
る幅寄せローラ移動機構310、及び媒体を送りローラ
に押圧して挟持する押えローラを昇降させる押えローラ
昇降機構350を有している。
【0036】(3−1)幅寄せローラ移動機構310 図5は、媒体の幅寄せ動作を行う幅寄せ駆動部300の
内、幅寄せローラ移動機構310の構成を示す平面図で
あり、図6は図5を矢視V方向から見た要部側面図であ
り、図7は、図5を矢視W方向から見た要部側面図であ
る。
【0037】図5〜図7において、駆動軸311aに固
着されて矢印R1方向に回転する送りローラ311は、
対設された押えローラ312とともに媒体Pを挟持して
搬送路Lに沿って矢印F方向へ搬送するものである。
【0038】図6、図7において、押えローラ312
は、押えローラ支持部材351により回転自在に支持さ
れるとともに、上記押えローラ支持部材351の弾性又
は図示しない付勢手段により、送りローラ311の方向
へ付勢されている。この押えローラ312の外周面は、
図6に示すように、搬送ガイドGに開設された開口部か
ら若干量突出して媒体Pに当接押圧されるようになって
いる。なお、図6、図7には、押えローラ312が突出
していない状態(降下した状態)が示されている。
【0039】また、押えローラ312の送りローラ31
1の方向への付勢は、後で詳述する図8に図示する押え
ローラ昇降機構350によって、押えローラ312を降
下させることにより、解除されるようになっている。上
記押えローラ昇降機構に350より押えローラ312の
付勢が解除されると、押えローラ312の外周面は、図
7に破線で示すように、搬送ガイドGの上面位置よりも
下方に退避した位置に移動する。したがって、媒体P
は、送りローラ311から逃げるため、送りローラ31
1がスリップして搬送力が媒体Pに加わらない状態とな
る。
【0040】図5において、313は、上面から見てほ
ぼコ字状の支持部材であり、枠部313aの両端部か
ら、直角方向に延びる腕部313b,313cを有し、
両腕部の先端において、2個の幅寄せローラ314が搬
送方向Fと平行な軸回りに回転自在に支持されている。
さらに、支持部材313は、上記幅寄せローラ314の
回転軸線と平行方向の支軸313dを支点にして回動自
在に支持されている。
【0041】また、図6に示すように、上記枠部313
aには、下方に延びる突片313eが形成されており、
その下端に開設された係合孔313fには、後述する作
動ピン315が遊挿されている。
【0042】図7に示すように、係合孔313fに係合
した作動ピン315が、実線及び二点鎖線で示された位
置に移動することにより、支持部材313は、支軸31
3dを中心にして回動して、次のような位置に移動され
る。
【0043】すなわち、作動ピン315が実線で示す上
方位置Puにあるときは、支持部材313は、実線で示
すように、幅寄せローラ314が送りローラ311に接
触する位置に移動される。このときは、幅寄せローラ3
14の頭切円錐状の外周縁部が、回転中の送りローラ3
11の頭切円錐状の外周縁部に接触することにより、幅
寄せローラ314が矢印方向に従動回転され、かつ、幅
寄せローラ314が搬送面に存在する媒体Pに当接押圧
する。また、幅寄せローラ314の外周面における媒体
Pに当接する部分は、送りローラ311の外周面におけ
る媒体Pに当接する部分よりもわずかに下方に位置す
る。このときの支持部材313の位置を伝動位置とい
う。
【0044】一方、支持部材313の係合孔313fに
係合された作動ピン315が二点鎖線で示す下方位置P
dにあるときは、支持部材313は、二点鎖線で示すよ
うに、幅寄せローラ314が送りローラ311から離間
する位置に移動される。このときは、送りローラ311
からの回動力が幅寄せローラ314に伝動されないの
で、幅寄せローラ314の従動回転が停止され、かつ、
幅寄せローラ314は、搬送面に存在する媒体Pから離
間される。このときの支持部材313の位置を非伝動位
置という。
【0045】ところで、図5に示すように、プリンタ1
の本体FLに固定された軸受部316によって回動自在
に支持される第1の連動部材251の軸部351aの他
端には、係合アーム317の一端が固着されており、そ
の他端には上記作動ピン315が固着されている。
【0046】前述したように、第1の連動部材251の
ガイドローラ251bは、作動板241の第1のガイド
孔243に挿通されている。したがって、作動板241
が矢印C1,C2方向に移動することにより、係合アー
ム317は、軸部251aを支点にして回動するため、
係合アーム317の端部に設けられた作動ピン315
は、図5の紙面に対してほぼ直角方向に上下移動する。
【0047】なお、図5の矢視V方向から見て、係合ア
ーム317が時計方向及び反時計方向に回動すると、作
動ピン315は、各方向に対応して図7の上方位置Pu
及び下方位置Pdに移動する。
【0048】上述した幅寄せローラ311、支持部材3
13、作動ピン315、係合アーム317によって、幅
寄せローラ移動機構310が構成されている。
【0049】(3−2)押えローラ昇降機構350 図8は、媒体の幅寄せ動作を行う幅寄せ駆動部の内、押
えローラ昇降機構350の構成を示す要部斜視図であっ
て、搬送ガイドGの下側を下方から見た状態を示してい
る。
【0050】押えローラ312を回動自在に支持する押
えローラ支持部材351は、適当な弾性を有する支持板
352の両端に形成されている。2枚の支持板352
は、剛性を有する連結板353の両端に固定されてい
る。連結板353の長手方向に対称的な2か所には、ガ
イド部354が設けられており、連結板353は、ガイ
ド部354を貫通する、搬送ガイドGに垂設された2本
のガイドピン355に案内されて昇降し得るようになっ
ている。なお、図8では、押えローラ支持部材351が
連結板353の上面側に支持固定されて図示されている
が、連結板353の下面側に支持固定されてもよいこと
はもちろんである。
【0051】また、丸棒で形成された昇降アーム356
の両端部は、搬送ガイドGの側縁部に形成された壁部G
1に開設された軸受孔357aと、搬送ガイドGに垂設
された軸受部357bとによって回動自在に支持されて
いる。昇降アーム356の一端は、第3の連動部材25
5の軸部255aに結合されている。昇降アーム356
のほぼコ字状に折り曲げ成形された他端356aは、上
記連結板353の中央部に形成された軸受部353aに
枢着されている。
【0052】したがって、昇降アーム356が第3の連
動部材255の矢印D3方向の回動に応じて回動される
ことにより、昇降アーム356先端に枢着された連結板
353は、2本のガイドピン355に案内されて昇降す
る。
【0053】連結板353が上昇及び下降することによ
り、押えローラ支持部材351に支持された押えローラ
312の外周面が搬送ガイドGの開口から搬送路側に出
没する。また、連結板353が上昇した場合には、搬送
路側に突出した押えローラ312の外周面と、それに対
設された送りローラ311とによって媒体Pが挟持され
るが、その際、支持板352の弾性力によって押えロー
ラ312が送りローラ311に近接する方向に付勢され
る。
【0054】上述した押えローラ支持部材351、支持
板352、連結板353、ガイドピン355、及び昇降
アーム356によって、押えローラ昇降機構350が構
成されている。
【0055】また、上述した幅寄せローラ移動機構31
0、及び押えローラ昇降機構350によって、媒体の幅
寄せ動作を行う幅寄せ駆動部300が構成されている。
【0056】4)シャッタ駆動部400及び搬送補助ガ
イド駆動部500 図9は、シャッタの開閉を行うシャッタ駆動部400、
及び搬送補助ガイドの開閉を行う搬送補助ガイド駆動部
500の機構を示す平面図であり、搬送ガイドGの上側
を上方から見た状態を示す。
【0057】401は、搬送ガイドGの上側に備えられ
ている磁気ヘッド(図示せず)を図面上左右方向に移動
させて、媒体Pの磁気記録面にR/W動作を行うために
搬送ガイドGに開設された開口部である。402は、開
口部401を搬送ガイドGの下面側において遮蔽及び開
放するシャッタである。シャッタ402は、その両側縁
部が一対のガイド部材403により矢印Y1,Y2方向
に摺動自在に支持されている。
【0058】シャッタ402は、それに突設された作動
ピン404により、シャッタレバー405の一端部に枢
着されている。シャッタレバー404の中央部は、搬送
ガイドGの下面側に突設された支軸406により回動自
在に支持されている。シャッタレバー404の他端部に
突設された作動ピン405aは、連結部材451の一端
部に設けられた長孔状の係合孔451aに係合されてい
る。したがって、シャッタ402は、シャッタレバー4
05を介して連結部材451に連結されているので、連
結部材451の矢印X1,X2方向への移動に応じて、
矢印Y1,Y2方向に移動する。すなわち、シャッタ4
02が矢印Y1方向に移動した際には、開口部401が
シャッタ402により遮蔽されて媒体Pの搬送が円滑に
案内され、シャッタ402が矢印Y2方向に移動した際
には、開口部401が開放されて磁気ヘッドによるR/
W動作が可能となる。
【0059】プラテン602の端部近傍に配設されたほ
ぼ扇状の搬送補助ガイド501は、プリンタ1の本体F
Lに突設された支軸502を中心にして矢印Z1,Z2
方向に回動自在に支持されている。搬送補助ガイド50
1は、その端部に設けられた枢着軸503によって、上
述した連結部材451に枢着されている。したがって、
搬送補助ガイド501は、連結部材451の矢印X1,
X2方向への移動に応じてそれぞれ矢印Z1,Z2方向
に回動する。すなわち、搬送補助ガイド501は、それ
がプラテン602上の印字ヘッドHDの移動用空隙から
矢印Z1方向に移動して退避した際には、プラテン60
2上を往復移動する印字ヘッドHDと干渉することがな
い。また、搬送補助ガイド501は、それが矢印Z2方
向に移動してプラテン602上に位置した際には、媒体
Pの幅方向一側部分をプラテン602上に円滑に案内す
る。なお、この際、印字ヘッドHDは、プラテン602
の長手方向のほぼ中央から搬送補助ガイド501と反対
方向に延長されたマスクMを有しており、そのマスクM
が媒体Pの他側部分をプラテン602上に案内するよう
になっている。
【0060】また、第2の連動部材252を構成する揺
動アーム254の軸部254aは、プリンタ1の本体F
Lに固定された軸受452により回動自在に支持されて
おり、軸部254aの一端には、作動ピン453が端部
に固着された係合アーム454が固定されている。作動
ピン453は、上記連結部材451に開設された係合孔
451bに係合している。一方、第2の連動部材252
を構成するレバー253の軸部253aは、プリンタ1
の本体FLに固定された軸受452Aにより回動自在に
支持されており、レバー253の端部の係合溝253c
には、揺動アーム254の係合突起254bが係合して
いる。したがって、第2の連動部材252のガイドロー
ラ253bが作動板241の移動によってガイド孔24
3内を移動すると、レバー253及び揺動アーム254
がそれぞれ回動されることにより、係合アーム454が
回動されて、上記連結部材451が矢印X1,X2方向
に移動する。
【0061】上述したシャッタ402、シャッタレバー
405、連結部材451、作動ピン453、及び係合ア
ーム454によって、シャッタ駆動部400が構成され
ている。
【0062】また、上述した搬送補助ガイド501、連
結部材451、作動ピン453、及び係合アーム454
によって搬送補助ガイド駆動部500が構成されてい
る。
【0063】5)プラテン移動部600 次に、図3を参照してプラテン移動部600の構成を説
明する。モータ101の回転軸101aには、歯車10
2が固着されており、回転軸101aの回転力が歯車1
02から伝動部材を構成する歯付ベルト601を介して
後述するプラテン移動部600に伝達されるようになっ
ている。
【0064】プラテン602は、その下方に設けられた
回転軸603の両端に固着されたプラテン昇降用のカム
604の外周面(カム面)上に載置されている。トルク
リミッタ605の出力側には、回転軸603の一端部が
連結されており、入力側には、歯付ベルト601が掛け
渡されたプーリ606が連結されている。
【0065】歯付ベルト601の伝動力は、トルクリミ
ッタ605を介してカム604に伝達されるため、上昇
したプラテン602が印字ヘッドHDのマスクに当接し
た際、プラテン602に加わる力は、トルクリミッタ6
05によって制限された所定値を超えないようになって
いる。
【0066】以上の構成によって、モータ101の回転
軸101aが回転すると、その回転力が歯車102、歯
付ベルト601、プーリ606、及びトルクリミッタ6
05を介して回転軸603に伝達されることにより、カ
ム604が回転してプラテン602を昇降させる。
【0067】このようなプラテン602の昇降動作は、
前述したように、媒体の厚みに応じてプラテン602を
移動させることにより、印字ヘッドと媒体との印字ギャ
ップを最適な値に設定するためになされる。すなわち、
このギャップ調整動作は、以下のようになされる。図3
において、媒体を印字ヘッド(いずれも図示せず)とプ
ラテン602との間に搬送し、その状態でモータ101
を所定方向に所定角度回転させると、プラテン602が
上昇されて、媒体は、プラテン602及び印字ヘッドに
挟圧されるが、その押圧力は、トルクリミッタ605の
作用により、所定値に制限される。次いで、モータ10
1を前記所定方向と逆方向に所定角度だけ回転させる
と、プラテン602が下降されることにより、媒体と印
字ヘッドとの間に最適な印字ギャップが設定される。
【0068】上述した歯付ベルト601、プラテン60
2、回転軸603、カム604、及びトルクリミッタ6
05によりプラテン移動部603が構成されている。な
お、モータ101の回転力を伝達する伝動手段として
は、本実施例の歯付ベルト601に限定されるものでは
なく、例えば、丸ベルト等でもよい。また、ベルトでな
く、歯車列等で回転力を伝達してもよい。
【0069】[動作]次に、本実施例のプリンタの動作
について、図面を参照して説明する。なお、上述した図
2〜図9の他に、本実施例のプリンタの動作を説明する
フローチャートである図10、及びプリンタの動作状態
に対応する各機構要素の設定状態を示す表1を参照す
る。
【表1】
【0070】図9において、プリンタの制御部(図示せ
ず)は、媒体Pがプリンタの挿入兼排出口(図示せず)
に挿入されたことを、挿入兼排出口近傍に配設された検
知器(図示せず)が検知したことに応動して搬送を開始
する(図10:ステップ10,11以下同様)。すなわ
ち、回転駆動源100のモータ101を所定角度回転さ
せて、作動板241を移動させると、第1の連動部材2
51、第2の連動部材252、及び第3の連動部材25
5がそれぞれ所定角度回動するため、各機構要素は、表
1の搬送Aのように設定される。
【0071】したがって、押えローラ312は、媒体P
を送りローラ311と挟持搬送する上昇位置に設定さ
れ、幅寄せローラ314は、非伝動位置に設定され、シ
ャッタ402は、閉鎖位置に設定され、搬送補助ガイド
501は、矢印Z1方向に回転して退避位置に設定さ
れ、プラテン602は、下降位置に設定される。そし
て、この状態で送りローラ311が回転することによ
り、媒体Pは、シャッタ402により遮蔽された開口部
401を通過して、所定の幅寄せ領域Zまで搬送され
る。
【0072】媒体Pが幅寄せ領域Zに搬送されたこと
が、図示しない検知器により検知されると、これに応動
して幅寄せ動作が実行される(ステップ12)。すなわ
ち、モータ101が所定角度だけ回転することにより、
各機構要素は、表1の幅寄せの欄に示すように設定され
る。押えローラ312は、下降して媒体Pから離間した
状態に設定され、幅寄せローラ314は、送りローラ3
11に当接してその回動力が伝動される伝動位置に設定
され、シャッタ402は、遮蔽状態を維持し、搬送補助
ガイド501は、退避状態が維持され、プラテン602
は、下降位置のまま維持される。
【0073】媒体Pが所定の搬送基準面Hに衝接されて
幅寄せ動作が終了すると、磁気ヘッドによる媒体Pの磁
気記録面に対するR/W動作を行えるように、媒体Pを
所定のR/W位置まで搬送する(ステップ13)。この
搬送動作の際には、モータ101が所定角度だけ回転す
ることにより、各機構要素は、表1の搬送Bの欄に示す
ように設定される。すなわち、押えローラ312は、上
昇して送りローラ311との間に媒体を挟持して搬送
し、幅寄せローラ314は、非伝動位置に退避し、シャ
ッタ402は、開口部401を開放し、搬送補助ガイド
501は、矢印Z2方向に回動してプラテン602上方
に移動して媒体Pの先端部がジャムしないように案内
し、プラテン602は、下降位置のまま維持される。
【0074】次いで、磁気ヘッドが開放状態の開口部4
01から媒体Pの磁気記録面に接触して移動することに
より、所定のR/W動作が行われる(ステップ14)。
このR/W動作の際には、各部は、表1のR/Wの欄に
示すように、搬送Bと同じ状態を維持する。
【0075】磁気ヘッドによるR/W動作が終了する
と、媒体Pは、所定の印字位置に搬送される(ステップ
15)。この搬送動作の際には、モータ101が所定角
度だけ回転することにより、各機構要素は、表1の搬送
Cの欄に示すように設定される。すなわち、シャッタ4
02が開口部401を遮蔽し、かつ、搬送補助ガイド5
01が矢印Z1方向に回動してプラテン602上から退
避した状態に設定される。
【0076】媒体Pが印字位置に搬送されると、前述し
た印字ギャップ設定動作を含む印字動作が行われる(ス
テップ16)。すなわち、モータ101を所定量回転さ
せ、歯付ベルト601、プーリ606、トルクリミッタ
605、及び回転軸603を介してカム604を回転さ
せることにより、プラテン602を上昇させて印字ヘッ
ドとプラテン602との間に媒体を挟み、挟んだときの
反力が所定の大きさになると、トルクリミッタ605の
作用により、プラテン602の上昇は停止される。その
後、モータ101を所定量だけ逆回転させてプラテン6
02を微量下降させることにより、媒体Pと印字ヘッド
との間に最適な印字ギャップを設定する。この印字ギャ
ップ設定動作の際には、各部は、上記の搬送Cと同じ状
態を維持する。
【0077】次いで、印字動作が行われる(ステップ1
7)。このとき、搬送補助ガイド501は、前述したよ
うに、プラテン602上から退避した位置にあるので、
印字ヘッドHDがプラテン602上を往復移動する際の
障害物にはならない。
【0078】印字動作の終了後、媒体Pは、挿入兼排出
口に向かって搬送されて排出され、一連の動作が終了す
る(ステップ18,19)。この搬送動作の際、各機構
要素は、表1の搬送Dの欄に示すように、プラテン60
2が下降することにより、当初の初期状態に復帰し、一
連の動作が終了する。
【0079】以上説明した各動作、すなわち、幅寄せ、
シャッタ開閉、搬送補助ガイド移動、及びプラテン昇降
のタイミングは、モータ101の回転角度、カム211
のカム溝211aの形状、第1〜第3の連動部材25
1,252,255が従動するガイド孔243,244
の形状によって決定される。
【0080】なお、本実施例のプリンタでは、単一の回
転駆動源によって、4種類の動作(幅寄せ、シャッタ開
閉、搬送補助ガイド移動、及びプラテン昇降)を行った
が、必要な動作のみを行うように構成すればよい。
【0081】以上説明したように、本実施例のプリンタ
によれば、第1〜第3の連動部材251,252,25
5が運動変換部200の1枚の作動板241に設けられ
たガイド孔243,244にならって回動することによ
って、幅寄せ駆動部300、シャッタ駆動部400、及
び搬送補助ガイド駆動部500がそれぞれ駆動される。
したがって、作動板が1枚のみで済むため、従来に比較
して、運動変換部200の部品点数を削減して構成を簡
素化できる。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のプリンタ
によれば、従来と違って、作動板を1枚で構成したの
で、従来に比較して、運動変換部の部品点数を削減して
構造を簡素化できる。したがって、部品コストを低減す
るとともに筐体を小形化でき、また、構成の簡素化によ
り調整や保守の作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの一実施例の構成を示す概略
構成図である。
【図2】同実施例の構成を示す要部側面図である。
【図3】同実施例における要部の構成を示す分解斜視図
である。
【図4】図3の一部を拡大した分解斜視図である。
【図5】同実施例における幅寄せ駆動部の構成を示す平
面図である。
【図6】図5の矢視V方向からみた側面図である。
【図7】図5の矢視W方向からみた側面図である。
【図8】同実施例における押えローラ昇降機構の構成を
示す斜視図である。
【図9】同実施例におけるシャッタ駆動部及び搬送補助
ガイド駆動部の構成を示す平面図である。
【図10】同実施例における動作を示すフローチャート
である。
【図11】従来のプリンタの構成例を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
P 媒体 H 搬送基準面 F 搬送方向 100 回転駆動源 101 モータ 200A 運動変換部 210 回転揺動変換機構 240 揺動直動変換機構 250 直動回動変換機構 251 第1の連動部材 252 第2の連動部材 255 第3の連動部材 300 幅寄せ駆動部 310 幅寄せローラ移動機構 350 押えローラ昇降機構 400 シャッタ駆動部 500 搬送補助ガイド駆動部 600 プラテン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 順一 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新 興製作所内 (72)発明者 瀬川 正幸 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新 興製作所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 23/02 B41J 11/14 B41J 13/10 B41J 13/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸を所要角度正逆回転し得る回転駆動
    源と、 前記回転軸に連結され、その回転軸の回転角度に対応し
    て複数の連動部材を回動させる運動変換部と、 前記連動部材の回動に応動して、印字媒体を幅寄せする
    幅寄せ駆動部と、 前記連動部材の回動に応動して、搬送ガイドに設けられ
    ている磁気記録用の開口部のシャッタを開閉するシャッ
    タ駆動部と、 前記連動部材の回動に応動して、前記印字媒体を案内す
    る搬送補助ガイドを印字ヘッド移動用間隙に対して進退
    させる搬送補助ガイド駆動部とを有し、 前記運動変換部は、 所定形状のガイド孔が開設され、前記回転軸の回転角度
    に対応して直線往復運動する1枚の作動板と、 前記ガイド孔に挿通されたガイドローラを揺動自在に支
    持し、かつ、前記ガイドローラの揺動に連動して回動す
    る連動部材とを有すること、 を特徴とするプリンタ。
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