JPH1120340A - ページ捲り装置 - Google Patents

ページ捲り装置

Info

Publication number
JPH1120340A
JPH1120340A JP9177227A JP17722797A JPH1120340A JP H1120340 A JPH1120340 A JP H1120340A JP 9177227 A JP9177227 A JP 9177227A JP 17722797 A JP17722797 A JP 17722797A JP H1120340 A JPH1120340 A JP H1120340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driving
roller
page turning
page
turning device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9177227A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3763641B2 (ja
Inventor
Hirokatsu Nakamura
弘勝 中村
Susumu Orihara
進 折原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP17722797A priority Critical patent/JP3763641B2/ja
Priority to EP98300321A priority patent/EP0889451B1/en
Priority to ES98300321T priority patent/ES2175608T3/es
Priority to US09/013,256 priority patent/US6103963A/en
Priority to CN98106067A priority patent/CN1077851C/zh
Publication of JPH1120340A publication Critical patent/JPH1120340A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3763641B2 publication Critical patent/JP3763641B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/201Accessories of ATMs
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F19/00Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
    • G07F19/20Automatic teller machines [ATMs]
    • G07F19/205Housing aspects of ATMs

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体のページ捲りを行うページ捲り装置に関
し、簡易な構成により、ページを捲る。 【解決手段】 搬送路上で媒体のページ捲りと前記媒体
の搬送とを行う駆動ローラと、押さえローラと、駆動ロ
ーラを駆動するための搬送モータと、媒体を湾曲するた
めの可動パネルと、媒体をクランプするためのクランプ
手段と、押さえローラと可動ガイドとクランプ手段とを
駆動する駆動手段と、駆動手段と搬送モータを制御する
制御手段とを有する。制御手段は、押さえローラを退避
し、可動パネルを突き出し、クランプ手段を突き出し、
駆動ローラを駆動するページ捲りモードと、押さえロー
ラを駆動ローラに押圧し、可動パネルを退避し、クラン
プ手段を退避し、且つ駆動ローラによる媒体の搬送を行
う搬送モードとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通帳等の媒体のペ
ージを捲るページ捲り装置に関し、特に、小型なページ
捲り装置に関する。
【0002】金融機関等において、ATM(自動預金支
払機)や窓口機が、利用されている。このような装置に
おいては、取引結果を通帳に印字する通帳プリンタが設
けられている。この通帳プリンタには、通帳のページ
が、印字により満了した時に、次のページを自動的に捲
るページ捲り機構が設けられている。
【0003】これにより、印字満了時に、ページを捲る
動作を自動的に処理できる。このため、処理時間を短縮
できる。このような、ページ捲り装置では、簡易な構成
でページ捲りできることが望まれている。
【0004】
【従来の技術】図10は、従来技術の説明図である。
【0005】図10に示すように、通帳PBは、第1の
送りローラ90と、ピンチローラ91との間に挟まれ、
図の矢印A方向に搬送される。ページ捲り機構では、略
通帳PBの一方のページの長さの間隔に、捲りローラ9
4と送りローラ92が設けられている。捲りローラ94
には、ピンチローラ95が対向して設けられ、送りロー
ラ92には、ピンチローラ93が対向して設けられてい
る。
【0006】ピンチローラ95、93の間には、プレッ
シャ102と、プレッシャ102を上下動するマグネッ
ト101が設けられている。ピンチローラ95、93
は、上下動機構99、100により、上下動する。可動
ガイド板98は、送りローラ92の軸に回転自在に取り
付けられている。マグネット101は、通帳PBを押し
上げ、湾曲させる。これに追従して、可動ガイド板98
が、回転する。
【0007】第1のセンサ103は、可動ガイド板98
の遮蔽板98aにより遮蔽され、通帳の捲るページが膨
らんだ最高位置を検出する。第2のセンサ104は、可
動ガイド板98の遮蔽板98aに遮蔽され、通帳のペー
ジをはね上げたことを検出する。捲りローラ94は、第
1のモータ96により駆動される。送りローラ92は、
第2のモータ97により駆動される。
【0008】この構成の動作を説明する。通帳PBは、
ページ捲りのため、矢印A方向に送られる。通帳PB
は、捲りローラ94とピンチローラ95及び送りローラ
92とピンチローラ93とに保持された位置で、停止す
る。
【0009】次に、上下動機構99、100により、ピ
ンチローラ95、93を、ローラ94、92から退避す
る。これにより、通帳の保持を解除する。この状態で、
プレッシャ102を上昇する。これにより、通帳PBを
湾曲させる。
【0010】上下動機構99、100によりピンチロー
ラ95、93を押し上げ、通帳PBを保持する。そし
て、第1のモータ96を駆動して、捲りモータ94を回
転する。送りローラ92は、回転しないので、捲りロー
ラ94と通帳のページ面との摩擦により、捲りページが
膨らむ。ページの膨らみこのページの膨らみにつれて、
可動ガイド板98が押し上げられる。
【0011】ページが膨らみ、可動ガイド板98が、第
1のセンサ103を遮蔽すると、ページの膨らみが最高
位置に達したと判定する。第1のセンサ103が、可動
ガイド板98を検出すると、プレッシャ102を下降す
る。そして、上下動機構99により、ピンチローラ95
を退避する。これにより、捲るページだけが、膨らみ状
態を維持し、他のページは、平らになる。
【0012】捲りローラ94を捲り方向に回転する。こ
れにより、膨らんだページが撥ね上げられる。可動ガイ
ド板98が、第2のセンサ104を遮蔽すると、ページ
のはね上げを検出する。これにより、捲りローラ94の
回転を停止する。
【0013】次に、送りローラ92を回転させ、通帳P
Bを図の右方向に回転する。これにより、撥ね上げられ
たページが捲られる。そして、図の右方向に位置する印
字機構に搬送される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、捲り
動作のために、捲りローラ94と送りローラ92の両方
の共同動作により行うため、捲りローラ用のモータと、
送りローラ用のモータを必要としていた。又、捲り機構
に、送りローラを必要とするために、送りモータや、ピ
ンチローラ、その駆動機構等の多数の部材を必要として
いた。
【0015】このため、部品点数が多くなり、コストが
高くなるという問題があった。又、部品点数が多いため
に、機構部のスペースが大きくなり、装置全体が大型に
なるという問題もあった。
【0016】本発明の目的は、捲り動作のための部品点
数を減少することができるページ捲り装置を提供するこ
とにある。
【0017】本発明の他の目的は、部品点数を減少し
て、コストを安価にするためのページ捲り装置を提供す
ることにある。
【0018】本発明の更に他の目的は、部品点数を減少
して、装置を小型にするためのページ捲り装置を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この目的の達成のため、
本発明は、搬送路上で前記媒体のページ捲りと前記媒体
の搬送とを行う駆動ローラと、駆動ローラから退避する
位置と、駆動ローラに押圧する位置とに可動可能な押さ
えローラと、駆動ローラを駆動するための搬送モータ
と、搬送路から退避する位置と、媒体を湾曲するため、
搬送路上に突き出す位置とに可動可能な可動パネルと、
搬送路から退避する位置と、媒体をクランプするため、
搬送路に突き出す位置とに可動可能なクランプ手段と、
押さえローラと可動ガイドとクランプ手段とを駆動する
駆動手段と、駆動手段と搬送モータを制御する制御手段
とを有する。
【0020】そして、制御手段は、押さえローラを退避
し、可動パネルを突き出し、クランプ手段を突き出すよ
うに、駆動手段を制御し、且つ駆動ローラを駆動するよ
うに搬送モータを制御するページ捲りモードと、押さえ
ローラを駆動ローラに押圧し、可動パネルを退避し、ク
ランプ手段を退避するように、駆動手段を制御し、且つ
駆動ローラによる媒体の搬送動作を行うため、搬送モー
タを制御する搬送モードとを有する。
【0021】本発明は、捲り装置の送りローラ機構が、
通帳を保持する動作と、通帳を送る動作を行うものであ
るから、これを簡易な機構で構成するようにした。この
ため、本発明は、送りローラの代わりに、クランプ機構
を設けた。そして、捲りモータに搬送ローラの動作を行
わせるようにした。送りローラ機構の代わりに、簡易な
構造のクランプ機構を設けたため、部品点数を大幅に減
少できる。又、捲りローラに送り動作を行わせるため、
送り用のモータを削除でき、部品点数を大幅に減少でき
る。これにより、コストを安価にでき、且つ装置を小型
にできる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態の通
帳プリンタの構成図、図2は通帳プリンタの斜視図、図
3は図1の連動機構の分解図である。
【0023】図1に示すように、印字ヘッド1は、プラ
テン2との間で、図の矢印方向から挿入された通帳PB
に印字を行う。送りローラ3とピンチローラ4は、挿入
された通帳PBを搬送する。
【0024】プーリー6は、捲りローラ7の回転軸に設
けられている。捲りモータ5は、ベルトを介してプーリ
ー6を駆動する。従って、捲りローラ7は、捲りモータ
5により、回転される。ピンチローラ8は、捲りローラ
7に対向して設けられている。ホルダー9は、ピンチロ
ーラ8を回転可能に保持する。
【0025】ホルダー9は、駆動軸12に回転可能に支
持されている。押圧ブロック10は、ホルダー9を図の
上方向に押圧する。板バネ11は、押圧ブロック10
に、図の上方向の付勢力を与えるものである。第1のレ
バー13は、駆動軸12に固定されている。第1のレバ
ー13は、押圧ブロック10のガイド10aに係合し
て、押圧ブロック10を押し下げる。
【0026】駆動軸12には、駆動レバー26が設けら
れている。駆動レバー26の先端には、ガイド用突起1
4が設けられている。板カム28は、ガイド用突起14
が挿入されるガイド穴28ー1と、駆動穴28ー2とが
設けられている。駆動穴28ー2には、ギアが設けられ
ている。このギアには、カム駆動モータ24のギア27
が噛み合っている。カム駆動モータ24の回転により、
板カム28が図の左右方向に移動する。板カム28の移
動により、ガイド用突起14が、ガイド穴28−1に沿
って移動する。このため、駆動レバー26が、回転し、
駆動軸12を回転する。
【0027】可動パネル17は、軸31(図3参照)を
中心に回転可能である。第2のレバー15は、駆動軸1
2に固定されている。第2のレバー15は、可動ガイド
17を回転する。これにより、可動パネル17は、通帳
PBを湾曲させる。
【0028】第3のレバー16は、駆動軸12に固定さ
れている。第3のレバー16の先端は、第4のレバー1
8にリンクしている。第4のレバー18は、回転軸25
に固定されている。回転軸25には、クランプ部材20
が設けられている。スプリング19は、クランプ部材2
0を、回転軸25を中心に、反時計方向に回転する。
【0029】プリンタフレーム21は、搬送ガイドを形
成する。クランプ部材20は、プリンタフレーム21と
の間に、通帳PBを挟み、クランプする。センサーレバ
ー22は、回転軸22aを中心に回転する。光センサー
23は、センサーレバー22の端部を検出して、センサ
ーレバー22の位置を検出する。
【0030】図2及び図3に示すように、回転軸25の
先端には、第4のレバー18が設けられている。回転軸
25には、クランプ部材20が設けられている。クラン
プ部材22は、スプリング19により反時計方向に付勢
されている。スプリング19の端部は、固定ブロック3
2に固定されている。
【0031】駆動軸12の先端には、駆動レバー26が
設けられている。駆動レバー26の先端には、ガイド部
材14が設けられている。ガイド部材14は、板カム2
8のガイド穴28ー1に、係合している。駆動軸12に
は、第3のレバー16が設けられている。
【0032】又、駆動軸12には、第1のレバー13が
設けられている。ホルダー9は、駆動軸12に回転可能
に支持される。ホルダー9には、ピンチローラ8が設け
られている。押圧ブロック10は、ガイド10aが設け
られている。第1のレバー13は、押圧ブロック10の
ガイド10aに沿って移動する。押圧ブロック10は、
板バネ11により上方向に付勢されている。板バネ10
の端部は、固定ブロック30に固定されている。
【0033】駆動軸12には、第2のレバー15が固定
されている。第2のレバー15は、可動ガイド17を反
時計方向に回転させる。可動パネル17は、回転軸31
を中心に回転可能である。
【0034】図4は、本発明の一実施の態様のブロック
図である。
【0035】制御部40は、マイクロプロセッサで構成
されている。制御部40は、光センサ23の出力を受
け、搬送モータ5及びカムモータ24を制御する。
【0036】図5は、本発明の一実施の形態の動作フロ
ー図、図6は、本発明の一実施の形態の動作説明図(そ
の1)、図7は、本発明の一実施の形態の動作説明図
(その2)、図8は、本発明の一実施の形態の動作説明
図(その3)、図9は、本発明の一実施の形態の動作説
明図(その4)である。
【0037】(S1)制御部(以下、プロセッサとい
う)40は、捲り指令を受けると、図1に示すように、
搬送モータ5を時計方向に回転する。この搬送モータ5
の回転により、捲りローラ7は、時計方向に回転する。
この時、図1に示すように、駆動軸12に設けられた駆
動レバー26のガイド部材14は、板カム28のガイド
穴28ー2により、下部に位置する。従って、第1のレ
バー13は、押圧ブロック10に係合しない位置にあ
る。このため、押圧ブロック10は、ホルダー9を上方
向に押す。従って、ピンチローラ(テンションローラ)
8は、捲りローラ7に押しつけられる。
【0038】同様に、第2のレバー16は、図1に示す
位置に位置するため、可動パネル17は、自重により、
搬送路から下降している。又、第3のレバー16は、図
1に示す位置に位置しているため、第4のレバー18を
下方に押さえている。このため、クランプ部材20は、
搬送路から下降している。
【0039】従って、搬送路は開放されており、ピンチ
ローラ8が捲りローラ7に押しつけられているため、通
帳PBは、捲りローラ7により、図1の左方向に搬送さ
れる。
【0040】次に、プロセッサ40は、通帳PBが捲り
位置に到達すると、搬送モータ5を停止する。図1は、
通帳PBが捲り位置で停止している状態を示す。この状
態では、捲りローラ7は、通帳PBのページの端部に位
置する。
【0041】(S2)プロセッサ40は、カムモータ2
4を時計方向に駆動する。これにより、図6に示すよう
に、板カム28が矢印方向に移動する。板カム28の移
動に応じて、ガイド部材14は、ガイド穴28ー1にガ
イドされ、上方向に移動する。このため、駆動軸12
は、時計方向に回転する。
【0042】この駆動軸12の回転により、第1のレバ
ー13が時計方向に回転する。このため、第1のレバー
13の先端は、押圧ブロック10に係合し、押圧ブロッ
ク10を下に下げる。これにより、ホルダー9に対する
上方向の押圧力が解除され、ホルダー9は、自重によ
り、下方向に下がる。このため、ピンチローラ8は、退
避する。
【0043】又、この駆動軸12の回転により、第2の
レバー15が時計方向に回転する。第2のレバー15
は、可動パネル17を反時計方向に回転する。このた
め、可動パネル17は、通帳PBのページの中間位置を
押し上げる。これにより、通帳PBは、湾曲する。
【0044】更に、この駆動軸12の回転により、第3
のレバー16が、時計方向に回転する。第3のレバー1
6の回転により、第4のレバー18の規制が解除され
る。このため、クランプ部材20は、スプリング19に
より、反時計方向に回転する。クランプ部材20は、搬
送路に突き出され、通帳のページの端部をプリンタフレ
ーム21との間で、挟む。これにより、通帳PBのペー
ジの他端をクランプする。
【0045】(S3)次に、図7に示すように、プロセ
ッサ40は、搬送モータ5を、時計方向に回転する。こ
れにより、捲りローラ7は、時計方向に回転する。この
時、ピンチローラ8は、退避しており、且つ通帳の他端
がクランプされているので、捲りローラ7と、通帳PB
のページとの摩擦力により、捲られるページが、膨ら
む。
【0046】センサーレバー22は、通帳PBのページ
により、回転する。そして、センサーレバー22が、セ
ンサ23を遮ると(センサがオンになると)、膨らんだ
ページが、膨らみの最高位置に到達したと判断する。プ
ロセッサ40は、センサ23がオンになると、ページの
膨らみが最高位置に到達したと判断し、搬送モータ5を
停止する。
【0047】(S4)次に、プロセッサ40は、図7に
示すように、カムモータ24を反時計方向に所定量回転
する。これにより、板カム28は図7の左方向に移動す
る。この移動により、ガイド部材14は、ガイド穴28
ー1にガイドされ、下方向に移動する。このため、駆動
軸12は、反時計方向に所定量回転する。
【0048】この駆動軸12の回転により、第1のレバ
ー13が反時計方向に回転する。しかし、第1のレバー
13の先端は、押圧ブロック10に係合しているため、
押圧ブロック10を下に下げている。このため、ピンチ
ローラ8は、退避状態を維持する。
【0049】又、この駆動軸12の回転により、第2の
レバー15が反時計方向に回転する。これにより、可動
パネル17は、自重により、時計方向に回転する。この
ため、可動パネル17は、下降する。これにより、通帳
の湾曲を解除する。このため、捲りローラ7に接触して
いるページ以外のページが、平らになる。このため、ダ
ブルフィードを防止できる。
【0050】更に、この駆動軸12の回転により、第3
のレバー16が、反時計方向に回転する。この状態で
も、第3のレバー16は、第4のレバー18の回転規制
を解除している。このため、クランプ部材20は、スプ
リング19により、搬送路に突き出され、通帳のページ
の端部をプリンタフレーム21との間で、挟む。これに
より、通帳PBのページの他端をクランプする。
【0051】(S5)プロセッサ40は、搬送モータ5
を、所定ステップ時計方向に回転する。これにより、捲
りローラ7は、所定量時計方向に回転する。図8に示す
ように、この時、ピンチローラ8は、退避しており、且
つ通帳の他端がクランプされているので、捲りローラ7
と、通帳PBのページとの摩擦力により、捲られるペー
ジが、撥ね上げられる。
【0052】センサーレバー22は、通帳PBのページ
により、回転する。そして、センサーレバー22が、セ
ンサ23を遮ると(センサがオンになると)、ぺージが
撥ね上げられたと判断する。プロセッサ40は、センサ
23がオンになると、ページが撥ね上げられた状態に到
達したと判断する。
【0053】このように、センサーレバー22により、
通帳のページ捲り状態を直接検出しているので、1つの
センサにより、ページの膨らみと、ページの撥ね上げを
検出することができる。
【0054】(S6)次に、プロセッサ40は、図9に
示すように、カムモータ24を反時計方向に所定量回転
する。これにより、板カム28は図9の左方向に移動す
る。この移動により、ガイド部材14は、ガイド穴28
ー1にガイドされ、更に下方向に移動する。このため、
駆動軸12は、反時計方向に所定量回転する。
【0055】この駆動軸12の回転により、第1のレバ
ー13が反時計方向に回転する。第1のレバー13の先
端は、押圧ブロック10の係合を解除するため、押圧ブ
ロック10は、ホルダー9を上に押す。このため、ピン
チローラ8は、捲りローラ7に押圧される。
【0056】又、この駆動軸12の回転により、第2の
レバー15が更に反時計方向に回転する。これにより、
可動パネル17は、下降位置を維持する。
【0057】更に、この駆動軸12の回転により、第3
のレバー16が、反時計方向に回転する。第3のレバー
16は、第4のレバー18を押し下げる。このため、ク
ランプ部材20は、時計方向に回転し、搬送路から退避
する。これにより、通帳PBのページの他端のクランプ
を解除する。
【0058】次に、プロセッサ40は、搬送モータ5を
反時計方向に回転する。この搬送モータ5の回転によ
り、捲りローラ7は、反時計方向に回転する。この時、
図9に示すように、ピンチローラ(テンションローラ)
8は、捲りローラ7に押しつけられる。
【0059】同様に、可動パネル17は、自重により、
搬送路から下降している。又、第3のレバー16は、図
9に示す位置に位置しているため、第4のレバー18を
下方に押さえている。このため、クランプ部材20は、
搬送路から下降している。
【0060】従って、搬送路は開放されており、ピンチ
ローラ8が捲りローラ7に押しつけられているため、通
帳PBは、捲りローラ7により、図9の右方向に搬送さ
れる。このため、撥ね上げられたページが、捲られる。
又、これに伴い、通帳が挿入口に排出される。
【0061】このようにして、通帳の端部をクランプ機
構でクランプするため、捲りローラにより、捲りと搬送
が可能となる。このため、1つの搬送モータにより、捲
りと搬送が可能となる。通帳の端部は、搬送路に突き出
すクランプ機構でクランプするため、簡易な構成で、ク
ランプが可能となる。
【0062】従って、部品点数を減少することができ、
コストを安価にできる。又、部品点数を減少できるた
め、装置を小型にできる。
【0063】又、クランプ機構と、湾曲機構(可動パネ
ル機構)と、ピンチローラの退避/押しつけ機構を、リ
ンク機構により動作させるため、1つのモータで駆動が
可能である。このため、更に、部品点数を減少すること
ができる。リンク機構に、駆動軸とレバーを利用してい
るため、装置を小型にできる。このリンク機構に、カム
を用いたので、リンク機構を安価に構成することができ
る。
【0064】更に、通帳のページに直接接触するため、
1つのセンサにより、ページの膨らみと撥ね上げを検出
することができる。このため、更に、部品点数を減少で
きる。
【0065】上述の実施の態様の他に、本発明は、次の
ような変形が可能である。
【0066】(1) 前述の実施の態様では、綴られた複数
枚のページを有する媒体として、通帳を例に説明した
が、他の媒体にも利用することができる。
【0067】(2) 駆動機構を連動機構で説明したが、連
動しない独立の機構を用いても良い。
【0068】(3) 連動機構を、板カムで説明したが、他
のリンク機構を使用することができる。
【0069】(4) 印字装置を、金融機関用のプリンタ装
置で説明したが、他の用途のプリンタ装置に適用でき
る。
【0070】以上、本発明の実施の形態により説明した
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0072】(1) 媒体の端部を保持する機構として、ク
ランプ機構を用いたので、捲りローラにより、捲りと搬
送が可能となる。このため、1つの搬送モータにより、
捲りと搬送が可能となる。
【0073】(2) 通帳の端部は、搬送路に突き出すクラ
ンプ機構でクランプするため、簡易な構成で、クランプ
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の通帳プリンタの構成図
である。
【図2】図2の構成の通帳プリンタの斜視図である。
【図3】図1の構成の連動機構の分解図である。
【図4】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図5】本発明の一実施の形態の動作フロー図である。
【図6】本発明の一実施の形態の動作説明図(その1)
である。
【図7】本発明の一実施の形態の動作説明図(その2)
である。
【図8】本発明の一実施の形態の動作説明図(その3)
である。
【図9】本発明の一実施の形態の動作説明図(その4)
である。
【図10】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 5 搬送モータ 7 捲りローラ 8 ピンチローラ 17 可動パネル 20 クランプ部材 21 プリンタフレーム 22 センサーレバー 23 センサ 24 カムモータ 28 板カム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体のページを捲るページ捲り装置にお
    いて、 搬送路上で前記媒体のページ捲りと前記媒体の搬送とを
    行う駆動ローラと、 前記駆動ローラから退避する位置と、前記駆動ローラに
    押圧する位置とに可動可能な押さえローラと、 前記駆動ローラを駆動するための搬送モータと、 前記搬送路から退避する位置と、前記媒体を湾曲するた
    め、前記搬送路上に突き出す位置とに可動可能な可動パ
    ネルと、 前記搬送路から退避する位置と、前記媒体をクランプす
    るため、前記搬送路に突き出す位置とに可動可能なクラ
    ンプ手段と、 前記押さえローラと前記可動パネルと前記クランプ手段
    とを駆動する駆動手段と、 前記駆動手段と前記搬送モータを制御する制御手段とを
    有し、 前記制御手段は、 前記押さえローラを退避し、前記可動パネルを突き出
    し、前記クランプ手段を突き出すように、前記駆動手段
    を制御し、且つ前記駆動ローラを駆動するように前記搬
    送モータを制御するページ捲りモードと、 前記押さえローラを前記駆動ローラに押圧し、前記可動
    パネルを退避し、前記クランプ手段を退避するように、
    前記駆動手段を制御し、且つ前記駆動ローラによる前記
    媒体の搬送動作を行うため、前記搬送モータを制御する
    搬送モードとを有することを特徴とするページ捲り装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1のページ捲り装置において、 前記駆動手段は、 前記押さえローラと、前記可動パネルと、前記クランプ
    手段とを連動動作するための連動部材と、 前記連動部材を駆動する単一の駆動源とを有することを
    特徴とするページ捲り装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のページ捲り装置において、 前記連動部材は、 前記駆動源により回転駆動される共通の回転軸と、 前記回転軸に設けられ、前記押さえローラを駆動する部
    材と、 前記回転軸に設けられ、前記可動パネルを駆動する部材
    と、 前記回転軸の回転に応じて、前記クランプ手段を駆動す
    る部材とを有することを特徴とするページ捲り装置。
  4. 【請求項4】 請求項3のページ捲り装置において、 前記駆動源は、 前記回転軸を駆動するカムと、 前記カムを駆動するモータとを有することを特徴とする
    ページ捲り装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のページ捲り装置において、 前記クランプ手段との間で、前記媒体をクランプするた
    めのフレームを更に有することを特徴とするページ捲り
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1のページ捲り装置において、 前記駆動ローラにより、湾曲されたページを検出する検
    出手段を更に設け、 前記制御手段は、前記検出手段の出力に応じて、前記駆
    動モータを制御することを特徴とするページ捲り装置。
  7. 【請求項7】 請求項6のページ捲り装置において、 前記制御手段は、前記検出手段の出力に応じて、前記駆
    動モータを停止し、且つ前記可動ガイドを退避した後、
    前記検出手段の出力に応じて、前記駆動モータを駆動す
    ることを特徴とするページ捲り装置。
JP17722797A 1997-02-07 1997-07-02 ページ捲り装置 Expired - Fee Related JP3763641B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17722797A JP3763641B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 ページ捲り装置
EP98300321A EP0889451B1 (en) 1997-07-02 1998-01-16 Page turning apparatus
ES98300321T ES2175608T3 (es) 1997-07-02 1998-01-16 Dispositivo pasador de paginas.
US09/013,256 US6103963A (en) 1997-02-07 1998-01-26 Page turning apparatus
CN98106067A CN1077851C (zh) 1997-07-02 1998-03-02 页面翻转设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17722797A JP3763641B2 (ja) 1997-07-02 1997-07-02 ページ捲り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1120340A true JPH1120340A (ja) 1999-01-26
JP3763641B2 JP3763641B2 (ja) 2006-04-05

Family

ID=16027383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17722797A Expired - Fee Related JP3763641B2 (ja) 1997-02-07 1997-07-02 ページ捲り装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6103963A (ja)
EP (1) EP0889451B1 (ja)
JP (1) JP3763641B2 (ja)
CN (1) CN1077851C (ja)
ES (1) ES2175608T3 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212407A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Fujitsu Ltd ページ捲り装置
CN104943439A (zh) * 2015-06-16 2015-09-30 哈尔滨工业大学 图书自动翻页装置及基于该装置的图书杀菌机

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6783067B2 (en) 2000-01-28 2004-08-31 Datacard Corporation Passport production system and method
US6762356B2 (en) 2002-07-26 2004-07-13 Pitney Bowes Inc. System for turning pages of a material
US7440148B2 (en) * 2002-07-26 2008-10-21 Pitney Bowes Inc. System for manipulating pages of a material
JP4394923B2 (ja) 2003-10-29 2010-01-06 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ
US8573405B2 (en) * 2009-08-31 2013-11-05 Ncr Corporation Media depository

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6079998A (ja) * 1983-09-30 1985-05-07 エヌ・シー・アール・インターナショナル・インコーポレイテッド 冊子類の頁めくり装置
JPS61239997A (ja) * 1985-04-18 1986-10-25 工業技術院長 自動改ペ−ジ装置
FR2590580B1 (fr) * 1985-11-28 1988-05-13 Rhone Poulenc Spec Chim Procede de traitement catalytique d'un polysilazane comportant en moyenne au moins deux groupes hydrocarbone a insaturation aliphatique par molecule
JPS62148297A (ja) * 1985-12-20 1987-07-02 エヌ・シー・アール・インターナショナル・インコーポレイテッド 冊子類の頁めくり装置
JPH02301489A (ja) * 1989-04-28 1990-12-13 Ncr Corp 冊子類の頁捲装置
JP3293939B2 (ja) * 1993-04-05 2002-06-17 株式会社リコー 本原稿の頁めくり装置
JPH09142059A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Kofu Nippon Denki Kk 通帳頁めくり機構制御シーケンス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005212407A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Fujitsu Ltd ページ捲り装置
CN104943439A (zh) * 2015-06-16 2015-09-30 哈尔滨工业大学 图书自动翻页装置及基于该装置的图书杀菌机

Also Published As

Publication number Publication date
ES2175608T3 (es) 2002-11-16
JP3763641B2 (ja) 2006-04-05
US6103963A (en) 2000-08-15
EP0889451A1 (en) 1999-01-07
CN1204586A (zh) 1999-01-13
CN1077851C (zh) 2002-01-16
EP0889451B1 (en) 2002-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1228088A (en) Automatic document page turning apparatus
JP3763641B2 (ja) ページ捲り装置
EP0432926B1 (en) Apparatus for printing data in a book, a notebook, or the like
JPH08216561A (ja) 自動改頁機構
JP3028522B2 (ja) 冊子状媒体の自動改頁方法
JP3127102B2 (ja) 媒体幅寄せ装置
JP3809098B2 (ja) 頁めくり装置
JPH0796690A (ja) 媒体処理装置
JP2898187B2 (ja) プリンタ
JP3512483B2 (ja) 改ページ方法および改ページ装置
JP2740477B2 (ja) 通帳プリンタのページめくり装置
JP3233170B2 (ja) 自動改頁機構
JP2969790B2 (ja) ページ捲り機構
JP2820341B2 (ja) 通帳の改頁機構
JP2774818B2 (ja) オートロード機構
JP4108221B2 (ja) 印字装置
JP3278888B2 (ja) ページ捲り装置
JPS6254679B2 (ja)
JPH0585000A (ja) 印字媒体給送装置
JP3351689B2 (ja) 記録媒体整位装置
JPH07329450A (ja) 自動改頁機構
JPH01247333A (ja) 給紙装置
JPH1111047A (ja) 頁めくり機構の制御方法
JPH0377798B2 (ja)
JP2002234638A (ja) 媒体搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060117

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100127

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110127

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110127

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120127

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees