JP2740477B2 - 通帳プリンタのページめくり装置 - Google Patents

通帳プリンタのページめくり装置

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JP2740477B2
JP2740477B2 JP22040295A JP22040295A JP2740477B2 JP 2740477 B2 JP2740477 B2 JP 2740477B2 JP 22040295 A JP22040295 A JP 22040295A JP 22040295 A JP22040295 A JP 22040295A JP 2740477 B2 JP2740477 B2 JP 2740477B2
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和幸 小沢
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甲府日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関等で使用
される通帳プリンタにおいて、通帳の最上位の印字ペー
ジの印字が終了して次の印字ページに印字するときに用
いるページめくり装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の通帳プリンタのページめく
り装置の一例を示す正面図である。
【0003】金融機関等で使用される通帳プリンタにお
いて、通帳の最上位の印字ページの印字が終了して次の
印字ページに印字するときに用いる従来のページめくり
装置は、図6に示すように、平行に設けられて正逆両方
向に回転可能な2本の搬送ローラ20および21と、搬
送ローラ20および21のそれぞれに対向して設けられ
て通帳4を挟持するテンションローラ27および28
と、搬送ローラ20および21の間に設けられ、搬送ロ
ーラ20および21の駆動源とは別の駆動源によって回
転するめくりローラ22と、めくりローラ22に対向し
て設けられて通帳4を挟持するテンションローラ29
と、搬送される通帳4の下面を案内するガイド24と、
搬送される通帳4の上面を案内するガイド25および2
6と、めくりローラ22の上方に設けられてめくられた
印字ページの運動を規制するガイド23とを備えてい
る。
【0004】上述のように構成されたページめくり装置
は、次のように動作する。
【0005】まず通帳4は、搬送ローラ20およびテン
ションローラ27並びに搬送ローラ21およびテンショ
ンローラ28によって図の矢印J方向に搬送されてく
る。めくられるべき印字ページがめくりローラ22およ
びテンションローラ29の位置に到達すると、通帳4の
搬送は停止させられる。このとき、通帳4の綴じ部4a
は、通帳4の搬送方向に直角となっている。この状態で
めくりローラ22を矢印L方向に回転させると、通帳4
の最上位印字ページ4bのみが2枚目以下の印字ページ
から分離されて矢印L方向に持上げられる。引続いてめ
くりローラ22を同じ方向に回転させると、最上位印字
ページ4bの先端がめくりローラ22から離れ、参照符
号4cとして示すように、めくりローラ22の上になっ
てガイド23と接触する。次に、搬送ローラ20および
21を逆転させて通帳4を矢印K方向に搬送すると、め
くり上げられた最上位印字ページ4bは、反転させられ
て反対側の印字ページの上に搭載される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
通帳プリンタのページめくり装置は、最上位印字ページ
をめくり上げる方向が通帳4の綴じ部と直角であるた
め、印字ページの腰が弱く、このため、めくり損ねがあ
ったり2枚めくりを行ったりすることがあるという欠点
を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通帳プリンタの
ページめくり装置は、通帳の搬送方向に対して直角方向
に配置した正逆両方向に回転可能な2本の平行な搬送ロ
ーラと、通常状態においては前記通帳の搬送経路の外側
にありページめくり動作を行うときに前記通帳のページ
めくりを行うべき最上位の印字頁と接触しながら前記通
帳の搬送方向に対して直角方向に移動する分離ローラ
と、前記分離ローラの直線運動を駆動する直線運動駆動
機構部と、前記2本の搬送ローラのうちのページめくり
を行うべき印字頁側の搬送ローラの端部を通帳の側端面
よりも内側において支持する支持ブラケットおよびベア
リングと、前記分離ローラがページめくり動作を行う方
向に移動するときは前記分離ローラを回転させず前記分
離ローラが退避方向に移動するときは前記分離ローラを
回転させるワンウエイクラッチとを備えるものであり、
特に、先端部に分離ローラを保持するアームと、前記ア
ームの中央部および末端部にそれぞれの一端を回動自在
に結合された同じ長さの2本の平行な平行リンクと、前
記アームの末端部に結合された平行リンクに設けた第一
のプーリと、回転軸に設けた第二のプーリとタイミング
ベルトとを介して前記アームの運動を駆動するモータと
を有する直線運動駆動機構部を備えるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の一実施形態を示す斜視図、
図2〜図5は、図1の実施形態の異った動作状態を示す
斜視図である。
【0010】図1の通帳プリンタのページめくり装置
は、平行に設けられて、モータ(図示省略)よって正逆
両方向に回転駆動される2本の搬送ローラ1および2
と、搬送ローラ1および2のそれぞれに対向して設けら
れて通帳4を挟持するテンションローラ3および7(テ
ンションローラ7は図示省略)と、搬送ローラ1および
2の間に設けられ、搬送ローラ1および2の駆動源とは
別の駆動源によって回転する分離ローラ5と、分離ロー
ラ5を矢印A方向にのみ回転させるワンウエイクラッチ
6と、先端部にワンウエイクラッチ6を介して分離ロー
ラ5を保持するアーム14と、アーム14の中央部およ
び末端部にそれぞれの一端を回動自在に結合された同じ
長さの2本の平行な平行リンク15aおよび15bと、
アーム14の末端部に結合された平行リンク15bに設
けたプーリ16と、回転軸に設けたプーリ17とタイミ
ングベルト18とを介してアーム14の運動を駆動する
モータ19と、通帳4の側端面よりも内側(通帳4の
方)において搬送ローラ1の端部を支持する支持ブラケ
ット10およびベアリング11とを備えている。アーム
14および平行リンク15aおよび平行リンク15bお
よびプーリ16およびプーリ17およびタイミングベル
ト18およびモータ19は、分離ローラ移動機構部を構
成している。
【0011】次に、上述のように構成したページめくり
装置の動作について、図2〜図5を参照して説明する。
【0012】始めに、図2に示すように、搬送ローラ1
および2を矢印B方向に回転させ、通帳4を矢印C方向
に搬送し、通帳4の後端が搬送ローラ1を通過した時点
で、搬送ローラ1および2を停止させる。ことのき、分
離ローラ5は、分離ローラ移動機構部を動作させて通帳
4の側端面よりも外側の位置に退避させてある。
【0013】次に、図3に示すように、モータ19を動
作させ、プーリ16およびプーリ17およびタイミング
ベルト18を介して平行リンク15aおよび平行リンク
15bを駆動し、アーム14を矢印D方向に動作させる
ことによって分離ローラ5を通帳4の側端面よりも内側
の位置に移動させる。このとき分離ローラ5は、ワンウ
エイクラッチ6の作用によって回転を阻止されるため、
通帳4の最上位の印字頁と接触した状態で移動し、通帳
4の最上位の印字頁の隅の部分を押しながら移動して通
帳4の最上位の印字頁の端部を持上げて2枚目の印字頁
との間にページ間空間30を形成する。このとき、分離
ローラ5は、通帳4の綴じ部4aと平行に移動するた
め、通帳4の最上位の印字頁は、分離が進むに従って次
第にその腰が強くなり、確実に2枚目の印字頁との摩擦
力よりも大きくなる。従って分離し損なったり同時に2
枚を分離することはなく、確実に1枚だけ分離する。
【0014】次に、図4に示すように、搬送ローラ1お
よび2を矢印E方向に回転させ、通帳4を矢印F方向に
搬送すると同時に、モータ19を動作させてアーム14
および分離ローラ5を矢印G方向に後退させる。このと
き、搬送ローラ1の端部を支持する支持ブラケット10
およびベアリング11は、通帳4の側端面よりも内側
(通帳4の方)に配置されていてページ間空間30に対
応する位置にあるため(図3参照)、搬送ローラ1およ
び支持ブラケット10およびベアリング11は、分離さ
れた最上位の印字頁と2枚目の印字頁との間に無理なく
挿入される。なお、分離ローラ5は、矢印G方向への後
退のとき、ワンウエイクラッチ6の作用によって円滑に
回転し、分離された最上位の印字頁に対して作用を及ば
さない。
【0015】次に、図5に示すように、搬送ローラ1お
よび2を矢印E方向に引続き回転させて通帳4を矢印F
方向に搬送すると、分離された最上位の印字頁は、反転
させられて反対側の印字頁の上に載せられ、ページめく
り動作が終了する。
【0016】上述の実施形態においては、分離ローラ5
の直線運動を駆動する機構として、モータと、モータの
回転運動を直線運動に変換する平行リンク機構とを採用
しているが、ソレノイドまたはボールねじによる直線運
駆動機構を採用することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通帳プリ
ンタのページめくり装置は、通帳の搬送方向に対して直
角方向に配置した正逆両方向に回転可能な2本の平行な
搬送ローラと、通常状態においては通帳の搬送経路の外
側にあり、ページめくり動作を行うときにページめくり
を行うべき通帳の最上位の印字頁と接触しながら通帳の
搬送方向に対して直角方向に移動する分離ローラと、こ
の分離ローラの直線運動を駆動する直線運動駆動機構と
を設け、2本の搬送ローラのうちのページめくりを行う
べき印字頁側の搬送ローラのの端部を通帳の側端面より
も内側において支持し、分離ローラがページめくり動作
を行う方向に移動するときは分離ローラが回転せず、分
離ローラが退避方向に移動するときは分離ローラが回転
するようにワンウエイクラッチを作用させることによ
り、めくり損ねをしたり2枚めくりを行ったりすること
がなく、確実に1枚だけページめくりを行うことが可能
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態の第一の動作状態を示す斜視図
である。
【図3】図1の実施形態の第二の動作状態を示す斜視図
である。
【図4】図1の実施形態の第三の動作状態を示す斜視図
である。
【図5】図1の実施形態の第四の動作状態を示す斜視図
である。
【図6】従来の通帳プリンタのページめくり装置の一例
を示す正面図である。
【符号の説明】
1・2 搬送ローラ 3 テンションローラ 4 通帳 4a 綴じ部 4b 最上位印字ページ 5 分離ローラ 6 ワンウエイクラッチ 10 支持ブラケット 11 ベアリング 14 アーム 15a・15b 平行リンク 16・17 プーリ 18 タイミングベルト 19 モータ 20・21 搬送ローラ 22 めくりローラ 23〜26 ガイド 27〜29 テンションローラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通帳の搬送方向に対して直角方向に配置
    した正逆両方向に回転可能な2本の平行な搬送ローラ
    と、通常状態においては前記通帳の搬送経路の外側にあ
    りページめくり動作を行うときに前記通帳のページめく
    りを行うべき最上位の印字頁と接触しながら前記通帳の
    搬送方向に対して直角方向に移動する分離ローラと、前
    記分離ローラの直線運動を駆動する直線運動駆動機構部
    と、前記2本の搬送ローラのうちのページめくりを行う
    べき印字頁側の搬送ローラの端部を通帳の側端面よりも
    内側において支持する支持ブラケットおよびベアリング
    と、前記分離ローラがページめくり動作を行う方向に移
    動するときは前記分離ローラを回転させず前記分離ロー
    ラが退避方向に移動するときは前記分離ローラを回転さ
    せるワンウエイクラッチとを備えることを特徴とする通
    帳プリンタのページめくり装置。
  2. 【請求項2】 先端部に分離ローラを保持するアーム
    と、前記アームの中央部および末端部にそれぞれの一端
    を回動自在に結合された同じ長さの2本の平行な平行リ
    ンクと、前記アームの末端部に結合された平行リンクに
    設けた第一のプーリと、回転軸に設けた第二のプーリと
    タイミングベルトとを介して前記アームの運動を駆動す
    るモータとを有する直線運動駆動機構部を備えることを
    特徴とする請求項1記載の通帳プリンタのページめくり
    装置。
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