JP2981260B2 - 現像装置の現像剤補給装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

現像装置の現像剤補給装置、及び、画像形成装置

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JP2981260B2 JP2196011A JP19601190A JP2981260B2 JP 2981260 B2 JP2981260 B2 JP 2981260B2 JP 2196011 A JP2196011 A JP 2196011A JP 19601190 A JP19601190 A JP 19601190A JP 2981260 B2 JP2981260 B2 JP 2981260B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真方式や静電記録方式等の複写機、
ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置における現像
装置に採用される現像剤補給装置にに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
この種の現像装置においては、現像液を用いる湿式現
像方式のものと、粉体トナーを用いる乾式現像方式のも
のが有り、後者には、更に、キャリア粒子を用いる二成
分現像方式とこれを用いない一成分現像方式とが有る。
これらの現像装置においては、補給用の、トナー液、キ
ャリア液、粉体トナー、キャリア粒子等の現像剤を収容
する補給用容器を設け、適宜、現像装置に補給用の現像
剤を補給している。
例えば、湿式現像装置においては、像担持体に現像液
を供給する現像器と、この現像器に供給する現像液を蓄
えた現像液タンクとを有し、現像液タンクに、補給用の
トナーを収容した補給トナー容器と、補給用のキャリア
液を収容した補給キャリア容器とが取り付けられてい
る。現像液タンク内の現像液濃度を検出して、適正濃度
の下限よりも薄くなると補給トナー容器から現像液タン
ク内へトナーを補給することにより現像液濃度を一定に
保っている。そして、補給トナー容器が空になったこと
を検出した場合には、表示手段で、オペレータに知らせ
る。補給トナー容器が空になってからも画像形成動作を
続けていくと、現像液濃度が次第に薄くなって満足な画
像が得られないほどに現像液濃度が低下してしまう。そ
こで、補給トナー容器が空になり、その旨を表示してか
ら、画像が形成可能な最低の現像液濃度(以下、最低現
像可能濃度という)に低下するまでは画像形成動作を許
容し、最低現像可能濃度に達した時点で、画像形成動作
を禁止するものもある。何れにしても、第5図に示すよ
うに、補給トナー容器が空(終了)になった時点から
最低現像可能濃度に達する時点までの期間A(以下、
補給用容器が空になってから新しい補給用容器に交換し
なければ画像形成上、許容出来ないほどの支障が出てく
るまでの期間を補給用容器交換期間という)内に、補給
トナー容器を交換する必要があり、この補給用容器交換
期間は、現像液タンクの容量等の現像装置の条件や形成
する画像によって決まってくる。一方、補給キャリア容
器からも現像液タンク内の現像液面が一定の高さになる
ようにキャリア液が補給されており、補給キャリア容器
が空になってからも画像形成動作を続けていくと、現像
液タンク内の現像液が次第に減少してしまうので、補給
トナー容器と同様に、表示や画像形成動作の禁止等を行
っており、補給キャリア容器が空になってから所定の期
間内に補給キャリア容器を交換する必要が有り、この補
給用容器交換期間も、現像液タンクの容量等の現像装置
の条件等によって決まってくる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記の各補給用容器交換期間は、長くて、
数十回の画像形成ができる程度であるので、これ以上の
連続した画像形成(例えば、複写機における連続コピ
ー)を行っている間に補給用容器が空になると、連続し
た画像形成の途中で、現像液の濃度が最低現像可能濃度
よりも低下する等の不具合が発生したり、画像形成動作
が禁止されたりする。又、補給用容器交換期間が、現像
装置の小型化等により短くなってくるほど、オペレータ
は、補給用容器が空になっていないかどうか注意を払う
必要があるという問題点が有った。特に、補給用容器が
不透明で、内部の残量を目視で確認出来ない場合は、オ
ペレータが補給用容器が空になる時期を予想することも
困難であり、透明の補給用容器を用いるもの以上に注意
を払う必要が有った。
本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、補給用
容器交換期間を従来のものに比し長く出来る現像剤補給
装置及び画像形成装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、請求項1の現像装置の現
像剤補給装置は、補給用現像剤を収容し装置本体に対し
て脱着可能な複数の容器と、該容器のうち少なくとも一
つを現像剤を放出可能な状態にする手段と、放出可能な
状態になっている該容器の現像剤が無くなったことを検
出する手段と、該検出手段の検出結果に基づいて現像剤
が収容されている他の容器を放出可能な状態にすること
を特徴とするものである。
また、請求項2の現像装置の現像剤補給装置は、請求
項1記載の現像装置の現像剤補給装置において、現像装
置に取り付けられた時期が早い容器から、現像剤を放出
可能な状態にすることを特徴とするものである。
また、請求項3の画像形成装置は、現像装置に補給す
る同一種類の剤を収容し、装置本体に脱着可能な複数の
容器を有し、該複数の容器それぞれをセットする箇所そ
れぞれが、セツトされた容器からの剤を現像装置に補給
可能に構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項4の画像形成装置は、請求項3記載の画
像形成装置において、上記現像装置と上記複数の容器を
セットする箇所との間に、該容器からの剤を該現像装置
に供給するための供給路形成部材と、該複数の容器それ
ぞれからの剤を該供給路形成部材内に導く部材とを設け
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
請求項1あるいは2の現像装置の現像剤補給装置にお
いては、補給用現像剤を収容する複数の容器のうち何れ
か一つを現像剤を放出可能な状態にし、これにより、現
像装置内の現像剤の不足に応じて、その容器から現像剤
を補給する。放出可能な状態になっている該容器の現像
剤が無くなった場合には、これを検出して、現像剤が収
容されている他の容器を放出可能な状態にし、これによ
り、現像剤が無くなった容器を交換していない間も、現
像装置内の現像剤の不足に応じて、この他の容器から現
像剤を補給するようにする。
また、請求項3あるいは4の画像形成装置において
は、同一種類の剤を収容し、装置本体に脱着可能な複数
の容器を有し、該複数の容器それぞれをセットする箇所
それぞれが、セツトされた容器からの剤を現像装置に補
給可能に構成されているので、ある容器の現像剤が無く
なり、この現像剤が無くなった容器を交換していない間
も、他の容器から現像剤を補給することが可能になる。
〔実施例〕
この発明の第1実施例を第1図乃至第4図に基づいて
説明する。
第1図は、本発明を適用した複写機の湿式現像装置の
トナー補給装置の概略構成図である。
図示しない現像装置本体は、像担持体に現像液を供給
する現像器と、この現像器に供給する現像液を蓄えた現
像液タンクとから構成されており、この現像液タンク
に、トナー補給装置で補給用のトナーを補給する。補給
用のトナーは、補給用容器であるトナー缶1,2,3に収容
されている。このトナー缶は、不透明な材質から成る圧
力缶になっており、頭部に設けられたノズル4,5,6を内
部に向けて押し込むことにより、収容しているトナーを
内部圧力で吐出するものである。この内部圧力は、炭酸
ガスの圧力、圧縮空気圧、液圧等を用いることにより得
られる。この様な3本のトナー缶(第一トナー缶1、第
二トナー缶2、第三トナー缶3)が現像液タンクに接続
されている供給パイプ7に、それぞれ補給機構を介して
取付けられている。この補給機構は、トナー缶1,2,3を
脱着可能に支持するトナー缶ホルダー8,9,10と、トナー
缶がこのトナー缶ホルダにセットされているか否かを検
出するセットセンサー(例えば、トナー缶がトナー缶ホ
ルダから外れたときに、ONになるスイッチ素子など)1
1,12,13と、トナー缶1,2,3のノズル4,5,6をトナー缶の
内部に向けて押し込むノズルアクチュエータ14,15,16
と、このノズルアクチュエータを駆動するソレノイド
(第一ソレノイド17,第二ソレノイド18,第三ソレノイド
19)と、ノズル4,5,6から放出されるトナーを供給パイ
プ7に導く連結管20,21,22とを備え、ソレノイドによっ
てノズルアクチュエータを駆動してノズルをトナー缶の
内部に押し込み、ノズルからトナーを放出させ、放出さ
れたトナーを連結管で供給パイプに導いて、現像液タン
クにトナーを補給する。このソレノイド17,18,19を電子
制御回路23によって制御することにより、トナーの補給
制御を行う。
電子制御回路23は、後に詳述するように、前記セット
センサー11,12,13からの信号と、現像液タンク内の現像
液濃度センサー24からの信号とを受け、何れか一つのソ
レノイド17,18,19を吸引駆動してトナーの補給制御を行
うと共に、空になったトナー缶1,2,3を表示手段25によ
って表示する。この表示手段25は、複写機などのオペレ
ータ操作部に設けても良いし、トナー缶1,2,3の配置位
置近傍に設けても良い。尚、この電子制御回路23は、後
述するように、トナー缶1,2,3の交換動作によって発生
する電気信号を用いて、記憶部であるRAMの記憶内容の
更新等を行うものであり、このトナー缶1,2,3の交換動
作は、複写機のメインスイッチをOFFにした状態で行わ
れることもあるので、バックアップ電源を設ける等し
て、メインスイッチをOFFにした状態でも制御動作が可
能なようにすることが望ましい。
トナー補給のために、どのトナー缶1,2,3についての
ソレノイド17,18,19を駆動制御するかの選択は、空にな
っていない使用可能なトナー缶1,2,3のうち、セット時
期が早い順という選択順位に従って選択し、選択中のト
ナー缶が空になった場合は、この選択順位に従って次の
トナー缶を選択する。この選択順位は、初期設定におい
ては、第一トナー缶1、第二トナー缶2、第三トナー缶
3の順位にしておく。このような制御を行うために、RA
M(複写機の電源がOFFされても、記憶内容が失われない
ものを用いる)に各選択順位のトナー缶1,2,3の番号
(第一ソレノイド17にセットされるものを1、同様に、
第二,第三、のソレノイド18,19のものを2,3とする)及
び各ソレノイド17,18,19のトナー缶1,2,3の使用の可否
を記憶する。以下、選択順位第一位、第二位、第三位の
トナー缶の番号を記憶するRAMのメモリロケーションの
アドレスをS1、S2、S3、第一ソレノイド17、第二ソレノ
イド18、第三ソレノイド19、のトナー缶の使用の可否
(1,0)を記憶するメモリロケーションのアドレスを
T1、T2、T3とする。又、RAMには、使用可能なトナー缶
の本数も記憶し、これを記憶するRAMのメモリロケーシ
ョンのアドレスをNとする。
以下、第2図及び第3図に基づいてトナー補給制御に
ついて詳述する。
第2図はトナー補給制御のメインルーチンであり、第
3図は、トナー缶1,2,3の終了(空)を検知して、使用
するトナー缶1,2,3についてのソレノイド17,18,19を選
択・切替るサブルーチンである。
第2図において、第1ステップで使用可能なトナー缶
の本数(RAMのアドレスNに記憶)が3本より少ないか
否かによって、使用不能なトナー缶が有るか否かを判断
する。ここで、使用可能なトナー缶の本数とは、セット
状態で、且つ空でないトナー缶の本数である。使用不能
なトナー缶が有ると判断した場合は、第2ステップで、
表示手段25に使用不能なトナー缶を表示させる。次い
で、第3ステップで、後述する第3図に示すサブルーチ
ンを実行した後、第4ステップで、空でないトナー缶が
取外されたか否かを判断する。この判断には、RAMのア
ドレスT1、T2、T3の内容と、セットセンサー11,12,13の
出力とを用いる。空でないトナー缶が取外された場合に
は、第5ステップで、取り外されたトナー缶(この缶の
番号数をoldとする)のソレノイドの選択順位を記憶す
るアドレスからデータを取外し、それ以降の順位を記憶
するアドレスのデータを順次一づつ上位の順位を記憶す
るアドレスに移し変え、RAMのアドレスNに記憶されて
いる使用可能なトナー缶の本数を1減じ、そのトナー缶
の使用の可否を記憶するアドレスToldに0を記憶する。
例えば、使用可能なトナー缶の本数が3本(N=3)
で、選択順位がトナー缶の番号で1,2,3(S1=1,S2=2,S
3=3)のときに、トナー缶1が空にならないうちに取
り外されたとすると、トナー缶1の番号1が記憶されて
いるアドレスをS1、S2、S3から探すとS1が見つかり、こ
のS1から1を取り外して、S1以降の順位を記憶するS2
S3のデータ2、3を一づつ上位の順位を記憶するアドレ
スであるS1、S2に移し変える結果、S1=2,S2=3とな
り、トナー缶2、3の順で選択されることになり、アド
レスNが1減じられて2となり(N=2)、トナー缶1
の使用の可否を記憶するアドレスT1には0が記憶される
(T1=0)。尚、取外されたトナー缶が空のとき(Told
=0)には、既に、後述するトナー缶の空検知時にこの
処理と略同様の処理を行っている(第3図、ステップ1
2)ので、ここでは何ら処理を行わずに、次のステップ
6に進む。ステップ6では、新たなトナー缶が取り付け
られたか否かを判断する。この判断には、セットセンサ
ー11,12,13の出力を用いる。新たなトナー缶(この缶の
番号数をnewとする)が取り付けられた場合には、第7
ステップで、使用可能なトナー缶の本数を記憶するアド
レスNの本数に1を加え、そのトナー缶の使用の可否を
記憶するアドレスTnewに1を記憶し、各選択順位のトナ
ー缶の番号を記憶するアドレスのうち、使用可能なトナ
ー缶の中で最下位の順位のトナー缶の番号を記憶するア
ドレスSNに、そのトナー管の番号newを記憶する。例え
ば、例えば、使用可能なトナー管の本数が2本(N=
2)で、選択順位がトナー管の番号で2,3(S1=2,S2
3)のときに、トナー缶1が取付けられたとすると、ア
ドレスNに1が加えられて3となり(N=3)、アドレ
スT1には1が記憶され(T1=1)、アドレスS3に、その
トナー缶の番号1を記憶され(S3=1)、その結果、S1
=2,S2=3,S3=1となり、トナー缶2、3、1の順で選
択されることになる。このように、新たにセットされた
トナー缶の選択順位を、この新たなトナー缶のセット時
に使用可能なトナー缶の選択順位のあとにしたのは、ト
ナーの経時変化を考慮して、セットされた時期が最も古
いトナー缶から、順番に使用するためである。
次に、第3図に基づいて、トナー缶の終了(空)を検
知して、使用するトナー缶についてのソレノイドを選択
・切替るサブルーチンを説明する。
トナー缶の終了検知は、現像液タンク内の現像液濃度
センサー24の検出出力を用いて行う。先ず、現像液濃度
センサー24の検出出力の読み取りを第1ステップで行
い、その出力により、現像液濃度が予め実験で求めて設
定されている最適な画像が得られる現像液濃度の範囲の
下限(以下、濃度下限という)よりも薄いか否かを判断
する。この濃度下限よりも薄くない場合には、メインル
ーチンに戻り、薄い場合には、第3ステップに進む。第
3ステップでは、上記検出出力により、現像液濃度が画
像が形成可能な最低の濃度である最低現像可能濃度より
濃いか否かを判断する。この最低現像可能濃度よりも濃
くない場合は、第4ステップで、操作部に設けた表示手
段(図示せず)に、現像不可能である旨を表示させ、現
像装置の動作を停止させてメインルーチンに戻る。逆に
この最低現像可能濃度よりも濃い場合は、第5ステップ
に進む。第5ステップでは、RAMのアドレスS1を参照し
て、選択順位が第一位のソレノイドを吸引駆動状態にし
て、そのソレノイドにセットされているトナー缶からの
トナーの補給を開始する。次に、第6ステップで、トナ
ーの補給時間をカウントするカウンタCTをリセットし
(CT=0)、第7ステップで、再び現像液濃度センサー
24の検出出力を読み取る。第8ステップで、検出した現
像液濃度が最適な画像が得られる現像液濃度の範囲の上
限(以下、濃度上限という)よりも濃いか否かを判断
し、この濃度上限よりも濃い場合は、第9ステップで、
上記ソレノイドの吸引駆動を停止させ、トナーの補給を
停止し、メインルーチンに戻る。この濃度上限よりも濃
くない場合には、第10ステップで、上記カウンタCTを1
カウントアップした後、第11ステップで、カウンタCTの
カウント値がカウント上限値CTEndよりも小さいか否か
を判断する。このカウント上限値CTEndよりも小さい場
合は、第7ステップに戻り、以降、第8ステップで濃度
上限よりも薄くはないと判断されないかぎり、第10ステ
ップでカウンタCTをカウントアップしながら、第11ステ
ップでカウントCTがカウント上限値CTEndに成るまで、
第7,第8,第10,第11の各ステップを繰り返えして、この
間、上記ソレノイドを吸引駆動し続ける。第11ステップ
で、カウントCTがカウント上限値CTEndになった場合、
即ち、上記ソレノイドを吸引駆動してから決められた時
間が経過しても濃度上限値を越えなかった場合には、上
記ソレノイドにセットされているトナー缶が空になった
ものと判断して、第12ステップのトナー缶の切替処理に
進む。第12ステップのトナー缶の切替処理では、先ず、
アドレスS1のトナー缶の番号(この缶の番号数をS1とす
る)を参照し、そのトナー缶の使用可否を記憶するレジ
スタTs1に0を記憶し、アドレスS1からS1を取り外し
て、S1以降の順位を記憶するアドレスS2、S3のデータを
一づつ上位の順位を記憶するアドレスに移し変え、アド
レスNに記憶されている使用可能なトナー缶の本数を1
減じ、これにより、選択順位第一位のトナー缶を使用可
能な他のトナー缶に切替る。例えば、アドレスNに3,ア
ドレスS1,S2,S3に2,3,1が記憶され、選択順位の第一位
として第2ソレノイド18にセットされているトナー缶2
が空になったと判断された場合は、アドレスT2に0を記
憶し、アドレスS1から2を取り外して、S1以降の順位を
記憶するアドレスS2、S3のデータ3、1を一づつ上位の
順位を記憶するアドレスに移し変えて、S1=3、S2=1
とし、アドレスNに記憶されている使用可能なトナー缶
の本数を1減じて2本にし、これにより、選択順位第一
位のトナー缶を使用可能なトナー缶3に切替る。この切
替処理後にメインルーチンに戻る。よって、次回、この
サブルーチンに入ったときのトナー補給は、上記切替後
に選択順位第一位になったトナー缶3のソレノイドを吸
引駆動して行われる。
以上、本実施例によれば、第1トナー缶1、第2トナ
ー缶2、第3トナー缶3の順に選択して、トナー缶を使
用していった場合の第1トナー缶1の交換期間を示す第
4図のように、最初に使用を開始して最初に終了した
(空になった)第1トナー缶1の交換期間は、このトナ
ー缶1が終了した時点から他の全てのトナー缶2,3も
終了して現像液が最低現像可能濃度より薄くなる時点
までの期間Aであり、補給トナー容器を一つ用いた従来
の補給装置における補給トナー容器の交換期間(第5図
のA)に比し、格段に長くすることが出来る。又、第4
図で、次に、使用を開始する第2トナー缶2についての
交換期間は、先に、使用を終了している第1トナー缶1
を、交換期間内に交換しないとしても、第2トナー缶2
が終了した時点から第3トナー缶3が終了して現像液
が最低現像可能濃度より薄くなる時点までの期間であ
り、これも従来の交換期間に比し格段に長く、この交換
期間内に、先に終了している第1トナー缶1の交換が行
われれば、更に交換期間が延びて、第1トナー缶1の交
換期間Aと同じ長さの交換期間を得られる。第3トナー
缶3についての交換期間は、先に使用が終了している第
1トナー缶1及び第2トナー缶2の何れも交換されない
場合には、第3トナー缶3が終了した時点から現像液
が最低現像可能濃度より薄くなる時点までの期間であ
り、これは、従来の交換期間と同じであるが、この時点
までに、第1トナー缶1と第2トナー缶3の少なくと
も一方でも交換されれば、交換されたトナー缶が使用さ
れている期間だけ、第3トナー缶3の交換期間も延長さ
れる。
尚、上記実施例においては、補給用容器であるトナー
缶を3本セットできるものであるが、2本セットできる
ものでも良く、4本以上でも良い。
又、トナー缶から、連結管及び供給パイプを介して現
像液タンクにトナーを補給するので、トナー缶の配置場
所を現像液タンクから離して、画像形成装置の任意の位
置に選択することが出来るが、これに代え、現像液タン
クの上蓋に直接トナー缶をセットするようにしても良
い。
更に、上記実施例は、本発明を湿式現像装置における
トナー補給装置に適用したものであるが、同じく湿式現
像装置における液体キャリヤの補給装置にも適用するこ
とが出来、又、乾式現像装置における粉体トナーやキャ
リア粒子の補給装置にも適用することが出来る。
〔発明の効果〕
以上のように、請求項1あるいは2の現像装置の現像
剤補給装置によれば、放出可能な状態になっている該容
器の現像剤が無くなった場合には、これを検出して、現
像剤が収容されている他の容器を放出可能な状態にし、
これにより、現像剤が無くなった容器を交換していない
間も、現像装置内の現像剤の不足に応じて、この他の容
器から現像剤を補給するので、現像剤が無くなった容器
の交換期間を、この他の容器から現像剤を補給している
期間だけ延長出来るという優れた効果がある。
特に請求項2の現像装置の現像剤補給装置によれば、
画像形成装置に取り付けられた時期が早い容器から、現
像剤を放出可能な状態にするので、現像装置に取り付け
られたまま長期間使用されずに、収容されている現像剤
の劣化が進んでしまう容器の発生防止に寄与することが
出来るという優れた効果がある。
又、請求項3あるいは4の画像形成装置によれば、同
一種類の剤を収容し、装置本体に脱着可能な複数の容器
を有するので、ある容器の現像剤が無くなり、この現像
剤が無くなった容器を交換していない間も、他の容器か
ら現像剤を補給することが可能になり、現像剤が無くな
った容器の交換期間を延長出来るという効果がある。
特に、請求項4の画像形成装置によれば、上記現像装
置と上記複数の容器をセットする箇所との間に、該容器
からの剤を該現像装置に供給するための供給路形成部材
と、該複数の容器それぞれからの剤を該供給路形成部材
内に導く部材とを設けたので、上記複数の収容器のセッ
ト箇所を、現像装置から離して画像形成装置の任意の位
置に選択することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、本発明を適用した湿式現像装置の
トナー補給装置を説明するための図面であり、第1図は
その概略構成図、第2図はその補給制御のメインルーチ
ンのフローチャート、第3図は補給制御のサブルーチン
のフローチャート、第4図はそのトナー缶の交換期間を
説明するための図面である。 第5図は、従来のトナー補給装置における補給トナー容
器の交換期間を説明するための図面である。 1,2,3……トナー缶、7……供給パイプ、11,12,13……
セットセンサ、17,18,19……ソレノイド、23……電子制
御回路、24……現像液濃度センサ、25……表示手段
フロントページの続き (72)発明者 小川 和夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 池田 芳人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平2−201393(JP,A) 実開 昭60−94662(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 G03G 15/10 G03G 13/08 G03G 13/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補給用現像剤を収容し装置本体に対して脱
    着可能な複数の容器と、該容器のうち少なくとも一つを
    現像剤を放出可能な状態にする手段と、放出可能な状態
    になっている該容器の現像剤が無くなったことを検出す
    る手段と、該検出手段の検出結果に基づいて現像剤が収
    容されている他の容器を放出可能な状態にすることを特
    徴とする現像装置の現像剤補給装置。
  2. 【請求項2】現像装置に取り付けられた時期が早い容器
    から、現像剤を放出可能な状態にすることを特徴とする
    請求項1記載の現像装置の現像剤補給装置。
  3. 【請求項3】現像装置に補給する同一種類の剤を収容
    し、装置本体に脱着可能な複数の容器を有し、該複数の
    容器それぞれをセットする箇所それぞれが、セツトされ
    た容器からの剤を現像装置に補給可能に構成されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記現像装置と上記複数の容器をセットす
    る箇所との間に、該容器からの剤を該現像装置に供給す
    るための供給路形成部材と、該複数の容器それぞれから
    の剤を該供給路形成部材内に導く部材とを設けたことを
    特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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