JP2977143B2 - 内装材端末処理方法 - Google Patents

内装材端末処理方法

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JP2977143B2
JP2977143B2 JP5632592A JP5632592A JP2977143B2 JP 2977143 B2 JP2977143 B2 JP 2977143B2 JP 5632592 A JP5632592 A JP 5632592A JP 5632592 A JP5632592 A JP 5632592A JP 2977143 B2 JP2977143 B2 JP 2977143B2
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JP
Japan
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cushion layer
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crushed
mold
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良久 林
浩司 加納
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車のドアトリ
ム等の内装材の端末処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図4および図5に示すように自動
車のドアトリム(1) は基材(2) と該基材(2) に接着剤
(7) を介して接着されている表装材(3) とからなり、該
ドアトリム(1) の端末においては該基材(2) の縁部から
該表装材(3) を外出させ、該表装材(3) の外出部分(3A)
を図5に示すように該基材(2) の裏側へ折曲げて接着し
ている。該表装材(3) は図5に示すようにポリ塩化ビニ
ルシート、ポリアミドシート、ポリエステルシート等か
らなる表皮層(4) とポリウレタン発泡体、ポリエチレン
発泡体、ポリプロピレン発泡体等からなるクッション層
(5) とからなり、上記基材(2) の縁部からの外出部分(3
A)を該基材(2) の裏側へ折曲げ接着する場合、該外出部
分(3A)の厚みを減小させるために、従来は図6にに示す
ように該外出部分(3A)のクッション層(5) をグラインダ
ー(6) か切刃等で除去するか、あるいは図7に示すよう
に基材(2) と表装材(3) とを上型(8A)と下型(8B)とから
なる圧着型(8) によって接着剤(7) を介して接着する際
に、該上下型(8A,8B) 端末に押潰し部(8C,8D) を形成し
ておき、該下型(8B)の押潰し部(8D)はヒーターパネルと
しておき、基材(2) と表装材(3) とを圧着すると同時に
該上下型(8A,8B) の押潰し部(8C,8D) によって該表装材
(3) のクッション層(5) を加熱押圧して押潰す方法が提
供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記表装
材(3) のクッション層(5) をグラインダー(6) や切刃等
で除去する方法では非常に手間がかかり、また上記クッ
ション層(5) を上下型(8A,8B) の押潰し部(8C,8D) で押
潰す方法では、上記方法に比して手間がかからず短時間
で出来るが図7に示すように押潰されたクッション層
(5) の逃げによるふくれ(5A,5B) 等が発生し、該表装材
(3) の外出部分(3A)の基材(2) に対する密着性を阻害す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、基材(2) と表装材(3)と
からなり、該表装材(3) は表皮層(4) とクッション層
(5) とからなる内装材(1) の端末において、該表装材
(3) の基材(2) 縁部から外出した部分(3A)を上下型(18
A,18B) により押圧することによって該クッション層(5)
を押潰した上で該外出部分(3A)を該基材(2) 裏側へ折
曲げ接着する場合、該上下型(18A,18B) の型面(18E,18
F) を夫々外側方向へ傾斜させ、該下型(18B) の傾斜角
度を該上型(18A)の傾斜角度よりも大とした内装材端末
処理方法を提供するものである。
【0005】
【作用】表装材(3) を基材(2) に接着し、該基材(2) 縁
部から外出した表装材(3) の部分(3A)を上下型(18A,18
B) で押圧することによって該表装材(3) のクッション
層(5) を押潰して該外出部分(3A)の厚みを減小させた上
で、該外出部分(3A)を該基材(2) の裏側へ折曲げて接着
する。この際該表装材(3) の外出部分(3A)を押潰す上下
型(18A,18B) の押潰し部(18C,18D) の型面(18E,18F) は
夫々外側方向へ傾斜させてあるので、該外出部分(3A)の
クッション層(5) は該型面(18E,18F) に案内されて外側
へ逃げる。該下型(18B) の押潰し部(18D) の型面(18F)
の傾斜角度を該上型(18A) の押潰し部(18C) の型面(18
E) の傾斜角度よりも大してあるので、上下型(18A,18B)
の押潰し部(18C,18D) の端末に間隙が形成されるの
で、該クッション層(5) は逃げ易くなる。
【0006】
【実施例】本発明を図1〜図3に示す一実施例によって
説明すれば、図4に示すようなドアトリム(1) の製造に
おいて、所定形状に成形された基材(2) と表装材(3) と
は接着剤(7) を介して重合され、上型(18A) と下型(18
B) からなる圧着型(18)にセットされる。該上下型(18A,
18B) の端末には押潰し部(18C,18D) が形成されてお
り、該押潰し部(18C,18D) の型面(18E,18F) は外側に向
って角度θ1,θ2 だけ傾斜しており、θ1 <θ2 であ
る。また該下型(18B) の押潰し部(18D) はヒーターパネ
ルになっている。
【0007】該圧着型(18)の上下型(18A,18B) の押潰し
部(18C,18D) の端末に巾tの間隙が形成され、該表装材
(3) の外出部分(3A)のクッション層(5) は押潰し部(18
C,18D) によって押潰された時、外側へ逃げることが容
易になる。上記間隙の巾tは0.2〜2mm程度とするこ
とが望ましい。
【0008】このようにして基材(2) と表装材(3) とを
重合して上記圧着型(18)にセッし、上下型(18A,18B) に
よって該基材(2) と表装材(3) とを接着剤(7) を介して
圧着する。この際下型(18B) の押潰し部(18D) を略20
0℃に加熱しておいて基材(2) と表装材(3) との圧着と
同時に該表装材(3) の基材(2) 縁部より外出した部分(3
A)のクッション層(5) を上下型(18A,18B) の押潰し部(1
8C,18D) によって熱圧して押潰す。
【0009】上記上下型(18A,18B) の押潰し部(18C,18
D) の型面(18E,18F) は外側に向って傾斜しているの
で、図2に示すように垂直な押圧力Aが及ぼされると該
傾斜型面(18E,18F) によって外側への水平分力aが発生
する。このような水平分力aによって該クッション層
(5) は図2矢印イに示すように外側に逃げるよう案内さ
れるが、この際θ1 <θ2 となるような傾斜角度が設定
されているので、該表装材(3) の外出部分(3A)の内側に
はふくれが発生せず外側にのみふくれ(5A)が発生するか
らこの部分を切除してもよい。このようにして表装材
(3) の外出部分(3A)のクッション層(5) を押潰した上
で、該外出部分(3A)を基材(2) の裏側へ折曲げ接着す
る。
【0010】上記実施例では表装材外出部分の押潰しは
基材と表装材との圧着と同時に行なったが、基材と表装
材との圧着との前に圧着とは別に行なってもよい。
【0011】
【発明の効果】したがって本発明においては、基材から
外出した表装材部分を押潰す場合、該表装材のクッショ
ン層が確実に外側へ逃げるので、内側にふくれが発生せ
ず、円滑に該表装材の外出部分を基材裏側へ折曲げ接着
することが出来る。
【0012】
【図面の簡単な説明】
図1〜図3は本発明の一実施例に関するものである。
【図1】押潰し時の説明部分断面図
【図2】押潰し時の説明図
【図3】図4におけるA−A断面図
【図4】ドアトリム裏面からの斜視図
【図5】従来のA−A相当断面図
【図6】クッション層除去時の説明部分断面図
【図7】従来の押潰し時の説明部分断面図
【符号の説明】
1 ドアトリム 2 基材 3 表装材 4 表皮層 5 クッション層 18 圧着型 18A 上型 18B 下型 18C,18D 押潰し部 18E,18F 型面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:58 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 65/00 - 65/78 B32B 3/04 B60J 5/04 B60R 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材と表装材とからなり、該表装材は表皮
    層とクッション層とからなる内装材の端末において、該
    表装材の基材縁部から外出した部分を上下型により押圧
    することによって該クッション層を押潰した上で該外出
    部分を該基材裏側へ折曲げ接着する場合、該上下型の型
    面を夫々外側方向へ傾斜させ、該下型の傾斜角度を該上
    型の傾斜角度よりも大としたことを特徴とする内装材端
    末処理方法
JP5632592A 1992-02-05 1992-02-05 内装材端末処理方法 Expired - Lifetime JP2977143B2 (ja)

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JP2007069873A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品及びその製造方法
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